JP2019070562A - 電気的接続装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ハウジング部の上面にある付勢部品の飛びを防止でき、構成部材の装着や取り外しを簡単に行うことができ、構成部品の交換を容易にする。【解決手段】本発明に係る電気的接続装置は、基板配線と電気的に接触する複数の接触子を収容するハウジング部と、ハウジング部の上方に設けられて、ハウジング部の複数の接触子の配置領域に開口部を有するフレーム部と、フレーム部の開口部を設けられて、装着した被検査体の電極部を複数の接触子の先端と電気的に接触させるフローティングガイド部とを有し、ハウジング部が、位置決めピンと、フローティングガイド部を付勢する付勢部とを一体的に形成した複数の位置決め付勢部を有し、フローティングガイド部が、各位置決め付勢部を支持する複数の位置決め支持部を有する。【選択図】 図7
Description
本発明は、電気的接続装置に関し、例えば、集積回路のような平板状の被検査体の通電試験に用いる電気的接続装置に適用し得るものである。
従来、集積回路の製造過程では、パッケージされた集積回路についての電気的特性の検査(例えばパッケージテストやファイナルテスト)が行われる。そのような検査においては、被検査体である集積回路を着脱可能に保持した状態で、その保持された集積回路の電極端子に接触子を電気的に接触させる電気的接続装置(いわゆるテストソケットやソケットボード)が用いられる。電気的接続装置に装着された集積回路は、この電気的接続装置を介して検査装置(テスタ)に電気的に接続され、電気的特性の検査が行われる。
特許文献1には、カバー部材(フレーム部材)としてのソケット台座枠が、ハウジング部材としてのソケット台座と、フローティングガイド部材としてのフローティング台座とを囲むように設けられている電気的接続装置が開示されている。つまり、基板上にソケット台座が配置され、更にそのソケット台座上にフローティング台座が配置され、このような位置関係にあるソケット台座及びフローティング台座を保持するようにソケット台座枠が設けられている。
フローティング台座は平面視が略長方形をしており、ソケット台座枠の中央には、フローティング台座の平面視外形状よりわずかに大きい筒状の貫通穴が形成されている。この貫通穴の上側の開口は絞られているため、フローティング台座の上方への移動は制限され、ソケット台座枠とソケット台座とによって形成された空間内に上下動自在に保持されている。
ソケット台座の中央部には、プローブピン(以下では、単にプローブとも呼ぶ。)を装着するための複数の穴が設けられている。また、フローティング台座の中央部には、ソケット台座の中央部と対応する位置に、集積回路を装着するための上側が開放した開口部が設けられており、当該開口部の底部には、ソケット台座の各穴に装着されたプローブの先端が収まるように複数の貫通穴が設けられている。ソケット台座の各穴に装着された各プローブの先端が、フローティング台座の開口部の各貫通穴に挿入されている状態で、フローティング台座が垂直方向に上下動できるようにするために、位置決め部材が設けられている。また、ソケット台座と、その上に配置されるフローティング台座との間には、弾性部材としてのフローティング用バネが設けられている。これによりフローティング台座は上方に付勢されている。
このように構成されることにより、フローティング台座の開口部に集積回路が装着され下方に押し込まれると、開口部の底部にある各貫通穴に収納されている各プローブの先端が、装着された集積回路の下面に設けられた各端子に接触し電気的に接続できるようになっている。
上記のように、ソケット台座枠、ソケット台座、及びフローティング台座を備えた電気的接続装置においては、その固定方法として、ソケット台座とソケット台座枠をネジ等により固定した後、ソケット台座枠を基板に固定するという方法が従来から行われている。このとき、ソケット台座枠とソケット台座の固定はソケット台座の下面側(基板が配置される方の側)からネジで固定し、基板へのソケット台座枠の固定は上面側からネジで固定することが行われている。
したがって、ソケット台座に装着されているプローブの交換等のメンテナンスを行うときには、ソケット台座枠を基板に固定しているネジを外した上で、ソケット台座をソケット台座枠に固定しているネジを外し、更にソケット台座の上に配置されているフローティング台座を取り外して、ソケット台座の各穴に装着されている各プローブを取り外し可能な状態にする必要がある。
さらに、ソケット台座からフローティング台座を取り外すと、ソケット台座にあるフローティング用バネ(弾性部材)がむき出し状態になるため、フローティング用バネがソケット台座から外れて飛び出してしまう場合があるため、フローティング台座の取り外しの際には注意が必要だった。
そのため、上記課題に鑑み、電気接続装置の構成部材の装着や取り外しを簡単に行うことができ、フローティングガイド部を上方に付勢させるバネの飛び等を防止することができ、構成部品の交換を容易にすることができる電気的接続装置が求められている。
かかる課題を解決するために、本発明に係る電気的接続装置は、配線が形成された基板上に設けられたソケット部を備え、ソケット部に装着された被検査体の電極部を、基板に形成された配線に電気的に接続させる電気的接続装置において、ソケット部が、(1)基板に形成された配線と電気的に接触する複数の接触子を収容するハウジング部と、(2)ハウジング部の上方に着脱可能に取り付けられて、ハウジング部の複数の接触子の配置領域に開口部を有するフレーム部と、(3)被検査体が装着される開口部を有し、その開口部の底部にハウジング部に収容された複数の接触子の先端部が挿通される複数の貫通穴を有し、フレーム部の開口部内に上下動可能に保持されるフローティングガイド部とを有し、ハウジング部が、その上面に立設されたガイドピンの軸部の周りに設けられた弾性部材によって上方に付勢されつつ、そのガイドピンの軸部に沿って上下動可能に支持される嵌合部材を備える複数のガイド付勢部を有し、上記フローティングガイド部が、上記各ガイド付勢部の嵌合部材と嵌合する複数の嵌合部を有することを特徴とする。
本発明によれば、電気接続装置の構成部材の装着や取り外しを上側から簡単に行うことができ、フローティングガイド部を上方に付勢させるバネが露出して外れてしまうのを防止することができ、構成部品の交換やメンテナンスを容易にすることができる。
(A)主たる実施形態
以下では、本発明に係る電気的接続装置の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
以下では、本発明に係る電気的接続装置の実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
(A−1)実施形態の構成及び動作
はじめに実施形態に係る電気的接続装置の構成を説明する。
はじめに実施形態に係る電気的接続装置の構成を説明する。
図1は電気的接続装置1の平面図であり、図2は図1に示した電気的接続装置1のA−A線矢視方向断面図であり、図3は図1に示したB−B線矢視方向断面図である。
図に示すように、実施形態に係る電気的接続装置1は、基板10と、基板10上に設けられたソケット部20とを有する。なお、図1では、同一基板10上に、1個のソケット部20が配置されている場合を示しているが、同一基板10上に、複数個のソケット部20が配置されるようにしてもよい。
ソケット部20は、被検査体51の端子(電極部)511と電気的に接触する複数の接触子12を収容するハウジング部21、被検査体51を装着するフローティングガイド部23、中央の開口部にフローティングガイドを収容するフレーム部22とを有して構成される。
電気的接続装置1は、試験に必要な電気信号を送受信する検査装置(「テスタ」とも呼ぶ。)と接続し、収容した被検査体51の電気的特性を検査する。例えば、被検査体51としての集積回路の製造工程で、組立完了した集積回路の電気的試験(例えば、パッケージテストやファイナルテスト等)に用いる試験用ICソケットとして、電気的接続装置1を用いることができる。
電気的接続装置1は、フローティングガイド部23の中央部にある開口部14に被検査体51を収容する(図2参照)。例えば、図示しない手段により、所定の押し込み荷重により、被検査体51を下方向、すなわち開口部14の上方から基板10側に押し付け、電気的接続装置1に被検査体51を装着する。ここで、被検査体51としては、パッケージの底面に端子電極部511がマトリックス状に多数配置されている場合(例えば、LGAタイプ)を例示して説明する。
基板10は、例えば電気絶縁部材で形成された配線基板である。基板10の表面上には、例えば印刷配線技術により導電性を有する金属材料からなる配線パターン11が形成されている。配線パターン11が形成された基板10の表面上に、例えばネジや位置決めピン等の図示しない固定部材によりソケット部20のハウジング部21が固定される。
基板10上の配線パターン11は、図2および図3に示すように、ハウジング部21に収容されている各接触子12の下部と接触して電気的に接続するように形成されている。配線パターン11の形状は特に限定されないが、図示しない検査装置側の配線に接続されている。
ハウジング部21に収容される接触子12としては、従来からある接触子を利用でき、棒状をして長手方向に弾力性を有して伸縮可能な物が好ましく、例えばポゴピンや、国際公開WO2011/036935に記載の接触子のように複数の板状のプランジャをスライド可能に重ね、その周囲をコイルスプリングで支持した接触子などを利用することができる。
フレーム部22は、例えばアルミニウム等の金属製の部材で形成されており、ハウジング部21の上面に着脱可能に固定されている。フレーム部22は、平面視外形状が略長方形(なお、略長方形には略正方形を含む。以下同じ。)をしており、フレーム部22の中央部には、図2及び図3に示すように、フローティングガイド部23を収容して、その上下動をガイドするための上下に貫通した穴である開口部24が設けられている。
フレーム部22の中央部にある開口部24は、平面視略長方形で略角柱上の貫通穴であり、フローティングガイド部23を上下動可能に装着できるようにするため、フローティングガイド部23の外周形状よりもわずかに大きい内周形状に形成されている。また、開口部24に装着されたフローティングガイド部23の抜き出しを容易にするために、フレーム部22の開口部24の周囲には、1又は複数の凹部241が設けられている。この実施形態では、凹部241が開口部24の4辺にそれぞれ設けられている場合を例示している。
開口部24には、図2及び図3に示すように、フローティングガイド部23の下方への移動を制限すると共に、被検査体51の試験中に安定的に確実に支持するために、開口部24の上側に下側より広がって段状になっている端部支持部242が設けられている。フローティングガイド部23の上端には、外側に突出した被支持部231がある。したがって、フレーム部22の開口部24の端部支持部242は、フローティングガイド部23が下方に押し込まれて、被支持部231の下面と接触した状態では、そのフローティングガイド部23の被支持部231を支持できると共に、フローティングガイド部23のそれ以上の下方への移動を制限できるようになっている。なお、端部支持部242は開口部24の内周を一周するように連続して設けると、より確実に支持及び移動制限できるので好ましいが、部分的に設けてもよく、例えば開口部24の4つの内壁面の少なくとも対向する2つの面に設けてもよい。また、フローティングガイド部23の被支持部231も外周を一周するように連続して設けるとより確実に支持及び移動制限されるので好ましいが、部分的に設けてもよく、例えば外周の4つの側面の少なくとも対向する2つの面に設けてもよい。フローティングガイド部23の上方への移動の制限は、後述する上下動ガイド機構による行われる。上下動ガイド機構の詳細については後述する。
フレーム部22の上部には、フローティングガイド部23がフレーム部22から外れてしまうのを防止するためのロック機構が設けられている。このロック機構は、開口部24上側で内側に突出してフローティングガイド部23の上方への移動を妨げる状態と、開口部24内に突出せずにフローティングガイド部23の上方への移動を妨げない状態とを切り替えることができるようになっている。ロック機構の詳細については後述する。
フローティングガイド部23は、例えば合成樹脂等からなる電気絶縁部材で形成されており、被検査体51を収容するものである。また、フローティングガイド部23は、その上下動による高さ位置の変化に関わらず接触子12の上側を位置決めして保持する働きもする。フローティングガイド部23は、フレーム部22の開口部24に収容され、フレーム部22に対して着脱可能に支持される。
フローティングガイド部23は、被検査体51を収容するために、平面視略長方形で上側に開放し底に底部14dを有する略角柱状の穴からなる開口部14が設けられている。被検査体51を収容する開口部14の形状は、被検査体51の外周形状と同程度か、わずかに大きく形成された平面視略長方形の内周形状をしている。
開口部14の底部14dは、上面及び下面が水平な面からなっており、複数の接触子12の上端側を挿通可能に支持するための上下に貫通した複数の貫通穴141が設けられている。
フローティングガイド部23の開口部14の内壁面下側は、被検査体51を脱着可能に装着すると共に被検査体51の位置決めを確実にするため、底部14dに対して垂直な収容壁面14bが設けられている。また、フローティングガイド部23の開口部14の内壁面上側は、被検査体51の装着を容易にするため、フレーム部26の上方に向けて、開口が広がるように傾斜する傾斜面14aを有する。すなわち、開口部14の4つの内壁面の上側が、それぞれ傾斜面14aとなっている。また、フローティングガイド部23の開口部14の内壁面には、各面に外側に窪んだ凹部14cが設けられており、被検査体51の取り出しを容易にしている。
ハウジング部21は、例えば樹脂等からなる電気絶縁部材で形成されており、複数の接触子12を収容する部材である。ハウジング部21における複数の接触子12の配置領域は、この実施形態では平面視中央部分に位置し、矩形領域内にマトリックス的に配置されている。この接触子12の配置領域には、複数の接触子12を収容するための、垂直方向に貫通する複数の貫通穴211が設けられており、各貫通穴211に接触子12が挿入されている。また、各貫通穴211の高さ方向の長さは、接触子12の長さよりも小さくなっており、各貫通穴211に接触子12が挿入された状態では、各接触子12の先端部(すなわち上端部)が各貫通穴211から突出している。ハウジング部21は、基板10上にネジや圧入ピン等の固定部材により固定されている。固定部材は基板10への固定やその解除が上側からできるようになっていると好ましい。
また、ハウジング部21の中央部分の上には、フローティングガイド部23がその下面をハウジング部21の上面と平行を保ちながらの上方向及び下方向への動作(上下動)を可能に保持されている。フローティングガイド部23が最も下方に押し下げられている状態、すなわちで、フレーム部22の開口部24の端部支持部242の上面と、フローティングガイド部23の被支持部231の下面とが接触した状態では、ハウジング部21の上面とフローティングガイド部23の下面とが丁度接している状態か隙間が生じている状態になるように設定されている。このとき、ハウジング部21の各貫通穴211と、フローティングガイド部23の開口部14にある各貫通穴141との位置関係が対応するように位置決めされて、フローティングガイド部23が設けられる。
したがって、ハウジング部21の上にフローティングガイド部23が位置している状態では、ハウジング部21の各貫通穴211から突出している接触子12の先端部が、フローティングガイド部23の各貫通穴141に挿通されている。各接触子12の長さ(縮んでいない状態の長さ)は、ハウジング部21の各貫通穴211及びフローティングガイド部23の各貫通穴141の高さ方向の長さの合計よりも大きい。そして、フローティングガイド部23が後述する上下動ガイド機構により上方に付勢されて最も高い位置にあるときは、接触子12の先端部が、フローティングガイド部23の各貫通穴141の上側から突出せずに各貫通穴141内に位置し、フローティングガイド部23が下方に押し下げられて最も低い位置に到るまでに、すなわちフレーム部22の開口部24の端部支持部242の上面と、フローティングガイド部23の被支持部231の下面とが接触する前に、接触子12の先端部がフローティングガイド部23の各貫通穴141の上側から突出するように設定されている。従って、被検査体51がフローティングガイド部23の開口部14に収容されて、下方に押し下げられた状態では、フローティングガイド部23の各貫通穴141上方から突出している各接触子12の先端部が、開口部14に装着されている被検査体51下面の端子511と電気的に接触可能になっている。
[フレーム部22の位置決め保持機構]
次に、ハウジング部21とフレーム部22との位置決め保持機構について、図面を参照しながら説明する。
次に、ハウジング部21とフレーム部22との位置決め保持機構について、図面を参照しながら説明する。
図2に示すように、フレーム部22のハウジング部21に対する位置決めを正確にしてハウジング部21上に脱着可能に固定するため、フレーム部22には複数の位置決め凸部221が設けられており、ハウジング部21には各位置決め凸部221に対応する位置に複数の位置決め凹部212が設けられている。
フレーム部22の各位置決め凸部221は、ハウジング部21の位置決め凹部212に圧入してフレーム部22をハウジング部21に固定するものであると共に、フレーム部22のハウジング部21に対する位置を正確に決定するものである。位置決め凸部221は上方に引っ張って位置決め凹部212から抜き取ることができるようになっているので、フレーム部22はハウジング部21に対して上方から脱着可能になっている。
各位置決め凸部221は、フレーム部22の底部から突出した部材であり、例えば円柱形状である。各位置決め凸部221の数は、特に限定されるものではないが、例えば2個又は4個としてもよい。この実施形態では、位置決め凸部221が4箇所である場合を例示し、4個の位置決め凸部221のそれぞれが、平面視略長方形のフレーム部22の開口部24の4辺のそれぞれと、平面視略長方形のフレーム部22の外周の4辺のそれぞれとの間に設けられている。
ハウジング部21の各位置決め凹部212は、フレーム部22の各位置決め凸部221を嵌合してフレーム部22を固定するものである。位置決め凹部212は位置決め凸部221が圧入される穴である締め代穴212bを備えた締め代部材212aと、この締め代部材212aを保持するためにハウジング部21に設けられた締め代部材収容部212cとを有する。
締め代部材212aは、弾性を有する合成樹脂(エラストマーを含む)で構成されており、位置決め凸部221が圧入される円柱状の貫通穴である締め代穴212bを中央に有している。この締め代穴212bの内径は、位置決め凸部221を固定するための締め代を有するように位置決め凸部221の外径より小さく設定されている。なお、この締め代穴212bの内径は、位置決め凸部221を安定的に確実に保持でき、かつ、フレーム部22に上方に引っ張ることにより引き抜けるように設定されている。締め代部材212aは円筒状をしており、上側の外径が下側の外径より小さく設定されているので、外径が変わる部分の外周に段差面が形成されている。
締め代部材収容部212cは、締め代部材212aを収容するためにハウジング部21に設けられた穴である。ハウジング部21は、図2に示すように、大別して、基板10側に設けられた下部部材21aと、フレーム部22側に設けられた上部部材21bとを有し、下部部材21aの上に上部部材21bが重ね合わされて構成されている。締め代部材収容部212cは、ハウジング部21の上部部材21bに形成された貫通穴の下側開口をハウジング部21の下部部材21aの上面により塞ぐことにより形成される凹部からなる。締め代部材収容部212cは、締め代部材212aが嵌る形状となるように、上側の内径が下側の内径より小さく設定されており、内径が変わる部分の外周に段差面が形成されている。
締め代部材212aの締め代部材収容部212cへの取り付けは、締め代部材収容部212cを構成する上部部材21bに設けられた貫通穴の下側開口から締め代部材212aを嵌入し、下部部材21aを上部部材21bの下面に重ね合わせることにより行うことができる。このとき、締め代部材212aは、その前記段差面が、締め代部材収容部212cの前記段差面と当接しているので、締め代部材収容部212cの上方開口から抜け出ないようになっている。各位置決め凹部212は、フレーム部22の各位置決め凸部221に対応する位置に設けられており、各位置決め凹部212の数も、各位置決め凸部221と同数だけ設けられている。
なお、この実施形態では、フレーム部22に位置決め凸部221を設け、ハウジング部21に位置決め凹部212を設けた場合を示したが、一方に凸部を設け、他方に凹部が設けられていればよく、例えばフレーム部22に位置決め凹部を設け、ハウジング部21に位置決め凸部を設けてもよい。この場合は、フレーム部22に締め代部材収容部を設け、そこに締め代穴を備えた締め代部材を取り付けると良い。
[上下動ガイド機構]
次に、フローティングガイド部23の上下動をガイドする機構について、図3〜図6を参照しながら説明する。
次に、フローティングガイド部23の上下動をガイドする機構について、図3〜図6を参照しながら説明する。
上下動ガイド機構は、ハウジング部21の中央部上方で、フレーム部22の中央の開口部24に配置されるフローティングガイド部23を、上方向に付勢しつつ上方向及び下方向への移動をガイドすると共に、上側から容易に脱着可能に保持するために設けられている。上下動ガイド機構は、ハウジング部21に設けられているガイド付勢部215と、フローティングガイド部23に設けられている嵌合部232とを有している。
フローティングガイド部23は、ハウジング部21の上面にフレーム部22が取り付けられている状態で、ハウジング部21上面に立設されフレーム部22の開口部24内に位置しているガイド付勢部215の先端部分に取り付けられることにより、フレーム部22の中央の開口部24に上下動自在に保持される。
図3に示すように、上下動ガイド機構として、ハウジング部21には複数のガイド付勢部215が設けられ、フローティングガイド部23にはハウジング部21の各ガイド付勢部215と対応する位置に複数の嵌合部232が設けられている。
上下動ガイド機構は、図1に示すように、略長方形のフローティングガイド部23の四隅のそれぞれに設けられている。すなわち、この実施形態では、4個の上下動ガイド機構がある場合を例示するが、上下動ガイド機構の数は特に限定されない。
図4、図5及び図6は、ハウジング部21のガイド付勢部215と、フローティングガイド部23の嵌合部232との関係を示す拡大構成図であり、図4はガイド付勢部215の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合される前の状態を示す図、図5はガイド付勢部215の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合された後の状態を示す図、図6は図5の状態からフローティングガイド部23が下方に押し下げられたときの状態を示す図である。
図3〜図5に示すように、ハウジング部21のガイド付勢部215は、ガイドピン217と、ガイドピン217の軸周りに軸方向に摺動可能に設けられた嵌合部材218と、嵌合部材218を上方に付勢するために嵌合部材218の下方でガイドピン217の周りに配置された弾性部材219と、嵌合部材218の上方向への移動を制限するためにガイドピン217上端に設けられた移動規制部材220と、ガイドピン217及び弾性部材219の下端側を支持するガイド支持部216とを有する。そして、そしてガイド支持部216は、ガイドピン217をハウジング部21の上面側に垂直に支持するためのピン支持部216dと、弾性部材219の下端部を受けるための下端受け部216aを有する。また、嵌合部材218は弾性部材219の上端部を受けるための上端受け部218aを有する。
ガイドピン217は、ハウジング部21の上面に垂直に立設され、嵌合部材218の上下動をガイドするピンであり、下端側にピン支持部216dと接続してハウジング部21に固定するためのピン固定部217aを有し、上端側に嵌合部材218の上方への移動を制限する移動規制部材220を取り付けるための規制部材取付部217bを有する。また、ピン固定部217aより上側は、嵌合部材218に設けられた貫通穴である挿通穴218bが通されると共に弾性部材219が周りに配置される円柱状の軸部217cとなっている。
ピン固定部217aのピン支持部216dへの固定はメンテナンスを容易にするため着脱可能であることが好ましく、例えばねじ込み、嵌入、圧入などで行うことができる。この実施形態では、ピン固定部217aには外ネジが切られ、貫通穴からなるピン支持部216dには内ネジが切られており、ピン固定部217aをピン支持部216dに上方からねじ込んで固定している。また、軸部217cはピン固定部217aより外径が大きくなっており、軸部217cとピン固定部217aとの間には軸方向に垂直な面である段差面を有している。これにより、この段差面が、ピン支持部216dの上側開口の周囲の面に当接するまでガイドピン217をねじ込むことにより、ハウジング部21の上面に対してガイドピン217の上端の高さを一定かつ垂直に固定することができる。
軸部217cの上側には、移動規制部材220を上端に取り付けるための規制部材取付部217bを有している。この実施形態では、規制部材取付部217bは、軸部217cの上端から軸方向にそってあけられて内ネジが切られた止まり穴で構成されている。
移動規制部材220は、軸部217cの上端に取り付けて軸部217cに沿って上下動する嵌合部材218の上方への移動を制限する部材であり、規制部材取付部217bに嵌め込まれ固定される部分と、軸部217c上端に取り付けられた状態で軸部217cの外周面より周囲に張り出す部分(以下、単に張り出し部分ともいう)とを有している。この実施の形態では、移動規制部材220は、規制部材取付部217bの内ネジに嵌る外ネジが切られた部分と、嵌合部材218の挿通穴218bの内径より大きい外径の頭部220aとを有する雄ねじで構成している。これにより、弾性部材219により上方に付勢された嵌合部材218は、挿通穴218bの上側開口周りが移動規制部材220の頭部220aの張り出し部分に当たり、それ以上の上方への移動が制限されるため、嵌合部材218の上限の高さ位置を所定の位置に揃えることがき、また嵌合部材218の上方への脱落を防止できる。
嵌合部材218は、弾性を有する合成樹脂(エラストマーを含む。)等からなり、円柱形状の軸上に貫通穴が形成された形状をしている。前記貫通穴の上側はガイドピン217の軸部217cに通される穴である挿通穴218bであり、その内径は、嵌合部材218が軸部217cに沿って上下動できるように、軸部217cの外径より僅かに大きく形成されている。また、前記貫通穴の下側はガイドピン217の軸部217cの周りに配置されている弾性部材219の上端に当接させる上端受け部218aであり、その内径は、弾性部材219の外径より大きく形成されている。これにより、挿通穴218bとつながる部分には段差面が形成され、その段差面に弾性部材219の上端が当接し、弾性部材219の復元力により嵌合部材218が上方に付勢される。
また、嵌合部材218の外周面は、フローティングガイド部23の嵌合部232の内側面に接触してフローティングガイド部23を保持する働きをする部分であり、その外径を嵌合部232の内径より大きくして締め代を持たせている。嵌合部材218の外径は、嵌合部材218をフローティングガイド部23の嵌合部232に嵌入することによりフローティングガイド部23をしっかり保持できると共に、フローティングガイド部23を上方に引っ張ることにより嵌合部材218から取り外せるように設定される。なお、嵌合部材218の上端外周には、フローティングガイド部23の嵌合部232への嵌入が容易になるように面取りされた面取り部218cを有している。
また、嵌合部材218の上端面は挿通穴218bの軸に対して垂直になっているので、嵌合部材218の上端面が嵌合部232の上面と接触するように、嵌合部材218をフローティングガイド部23の嵌合部232に嵌入することにより、フローティングガイド部23はガイド付勢部215によって水平に保持される。
弾性部材219は、ガイドピン217の軸部217cの周囲に巻回されるように設けられ、その復元力により嵌合部材218を上方に押圧する部材であり、この実施形態ではコイルばねからなっている。弾性部材219の内径はガイドピン217の軸部217cの外径よりも大きく設定されており、外径は嵌合部材218の上端受け部218aの内径及びガイド支持部216の下端受け部216aの内径よりも小さく設定されている。弾性部材219は嵌合部材218の上端受け部218aとガイド支持部216の下端受け部216aとに挟持されている。
ガイド支持部216は、ガイドピン217の下端部分と弾性部材219の下端部を支持するためにハウジング部21に設けられている。ガイド支持部216はハウジング部21を貫通する穴からなり、その穴の下側がガイドピン217のピン固定部217aを固定するピン支持部216dとなっており、上側が弾性部材219の下端を支持する下端受け部216aとなっている。下端受け部216aの内径はピン支持部216dの内径より大きくなっているので、下端受け部216aの底には段差面216bが形成されている。
ピン支持部216dは、ガイドピン217のピン固定部217aの外ネジと螺合できるように内面に内ネジが切られている。ガイドピン217の軸部217cの下端がピン支持部216dの上側開口の周囲(下端受け部216aの段差面)と接触するまでガイドピン217を捩じ込むことにより、ガイドピン217はハウジング部21の上面に対して垂直に立設される。
下端受け部216aは、段差面216bと、その周囲を取り囲む内壁面216cとを有し、内壁面216cの内径は、弾性部材219の外径よりも大きく形成されているので、弾性部材219の下部は、その下端が段差面216bに当接した状態で内壁面216cに周り囲まれて保持される。
このように、弾性部材219は、ピン支持部216dに固定されて立設されたガイドピン217の軸部217cの周りに配置されると共に、嵌合部材218の上端受け部218aとガイド支持部216の下端受け部216aとの間に収縮された状態で挟持されているため、その復元力により嵌合部材218は上方に押圧されている。
上記した構成の上下動ガイド機構の組み立て方としては、例えば、ガイドピン217の上端に移動規制部材220を取り付けた状態で、ガイドピン217に嵌合部材218と弾性部材219を通し、その状態でガイドピン217をガイド支持部216に取り付けて行うことができる。また、ガイドピン217をガイド支持部216に取り付けた後、ガイドピン217に弾性部材219と嵌合部材218を通し、移動規制部材220をガイドピン217の上端に取り付けて行うこともできる。
このようにハウジング部21に組み付けられたガイド付勢部215へのフローティングガイド部23の取り付けは、ハウジング部21にフレーム部22が取り付けられた状態で、フローティングガイド部23の嵌合部232の位置をガイド付勢部215の嵌合部材218の位置に合わせて、フレーム部22の開口部24の上方からフローティングガイド部23を下方に押し込む(図4参照)。これによりフローティングガイド部23の嵌合部232にガイド付勢部215の嵌合部材218が嵌入され、フローティングガイド部23はガイド付勢部215に取り付けられる(図6参照)。その後、フローティングガイド部23の下方への押し込みを解除すると、ガイド付勢部215の嵌合部材218は弾性部材219により上方に押し上げられ、嵌合部材218の上端が移動規制部材220の張り出し部に当接した状態で止まる。これにより、フローティングガイド部23は上方に付勢されつつ、所定の高さに浮いた状態で保持される(図5参照)。
このようにフローティングガイド部23がガイド付勢部215に取り付けられた状態(図5に示した状態)でフローティングガイド部23を下方に押し下げると、ガイド付勢部215の嵌合部材218は弾性部材219を収縮させながらガイドピン217の軸部217cに沿って下方に移動する(図6参照)。
上記のように、実施形態に係る上下動ガイド機構は、フローティングガイド部23の上方向及び下方向の動作をガイドする機能と、フローティングガイド部23を上方向へ付勢する機能と、上方から脱着可能に保持する機能とを一つの機構に持たせることができるので、電気的接続装置1の省スペース化を図ることができる。また、フローティングガイド部23が取り外された状態でも、従来のようにコイルバネ等の弾性部材219が露出せず、ガイド付勢部215内に保持されたままなので、弾性部材219が外れてしまうことを防止でき、メンテナンスが容易になる。また、嵌合部材218の上限の高さ位置は移動規制部材220により制限されているため、従来のようにフレーム部22にフローティングガイド部23の上方への移動制限の機構を設ける必要がなく、フローティングガイド部23の脱着が容易になる。また、フローティングガイド部23の脱着及びフレーム部22の脱着は上方からの押圧及び引き抜きの動作だけで行うことができるため、メンテナンスが容易になる。
[脱落防止機構]
次に、ガイド付勢部215によってフレーム部22の開口部24に取り付けられているフローティングガイド部23の脱落防止機構について図1、図3、及び図7を参照しながら説明する。
次に、ガイド付勢部215によってフレーム部22の開口部24に取り付けられているフローティングガイド部23の脱落防止機構について図1、図3、及び図7を参照しながら説明する。
上記した通り、フローティングガイド部23はガイド付勢部215により保持されているが、更に確実に保持するために、フローティングガイド部23の脱落を防止する脱落防止機構が有効に機能する。ガイド付勢部215の嵌合部材218のように合成樹脂等で形成された部分は、金属製の部分に比べると劣化などが生じやすいので、例えば、嵌合部材218が劣化や摩耗などによって保持力の低下した場合でも、脱落防止機構を設けることにより確実にフローティングガイド部23を保持することができる。
図に示すように、フローティングガイド部23の脱落を防止する脱落防止機構は、フレーム部22に設けられた複数の偏心回動部材31により構成されている。図1では、フローティングガイド部23を確実にフレーム部22の開口部24内に保持するために、2つの偏心回動部材31が、平面視略長方形のフレーム部22の開口部24の対角付近に配置されている場合を示している。なお、偏心回動部材31の位置は、図1に例示する位置に限定されるものではなく、開口部24の対辺に設けられるようにしてもよいし、偏心回動部材31の数も2個に限定されるものではない。
偏心シャフトや偏心ボルトに代表される偏心回動部材31は、回転軸となる軸部312と、軸部312の上端に設けられた頭部311とを有している。軸部312は、フレーム部22に回転可能でかつ上方に容易に抜け落ちない様に固定されている。軸部312の軸心Pは頭部311において偏心した位置にあり、頭部311の回動により、頭部311の一部がフレーム部22の開口部24内に突出するようになっている。これにより、頭部311を回動してフレーム部22の開口部24内に突出させることにより、フローティングガイド部23の上面と接触してフローティングガイド部23の上方への移動を制限できるようになっている。
頭部311の上面には、頭部311の回動を容易に行うことができるように、上方に突出した摘み部313が設けられている。なお、摘み部313は、頭部311の上面上方に突出させる代わりに頭部311の上面に溝を形成して回動しやすいようにしてもよい。
フレーム部22の偏心回動部材31が取り付けられている部分は、頭部311の回動を遮らないように窪んだ凹部243となっている。また、フローティングガイド部23の頭部311に当接する部分は、頭部311と係合するように窪んだ係合凹部235が設けられている。
図7は、実施形態に係る脱落防止機構を説明する拡大斜視図である。図7(A)は、偏心回動部材31の非ロック状態(頭部311が開口部24内に突出していない状態)を示しており、図7(B)は、偏心回動部材31のロック状態(頭部311が開口部24内に突出している状態)を示している。
図7(A)に示すように、フローティングガイド部23の係合凹部235は、回動させた偏心回動部材31の頭部311に当接してフローティングガイド部23の脱落を防止する部分であり、略扇形状の窪みとなってフローティングガイド部23の他の部分の高さより低くなっている。
頭部311の下面の高さ位置は、この実施形態ではフローティングガイド部23が下方に力を加えられない状態でガイド付勢部215に保持されているときの係合凹部235の底面の高さ位置とほぼ同じ位置に設定しているが、それより少し高い位置に設定してもよいし、それより少し低い位置に設定してもよい。少し高い位置に設定している場合は、頭部311と係合凹部235との間に隙間が生じ、少し低い位置に設定している場合は、フローティングガイド部23が少し下方に押し下げられた上方に付勢された状態で、頭部311に係合凹部235が当接する。
図7(B)に示すように、偏心回動部材31を回動させてロック状態とすることで、頭部311が開口部側に突出するので、フローティングガイド部23がガイド付勢部215により設定されている上限の高さ位置より上方に移動しようとしても、頭部311がフローティングガイド部23を係合凹部235に当接して遮ることで、フローティングガイド部23の上方への移動を制限することができる。
このようにすることにより、ガイド付勢部215よるフローティングガイド部23の保持力が弱まり、仮にフローティングガイド部23が脱落しそうになったとしても、フローティングガイド部23を保持することができる。
一方、偏心回動部材31をロック状態から非ロック状態とすることにより、フレーム部22からフローティングガイド部23を取り外すことができる。
また、このロック状態、非ロック状態の切り替えは、上側から行うことができるので、容易に行うことができる。
(A−2)実施形態の構成部材の組み付け、取り外し方法
[構成部材の組み付け方法]
上記した実施形態の電気的接続装置1の各構成部品の組み付け方法を以下に説明する。
[構成部材の組み付け方法]
上記した実施形態の電気的接続装置1の各構成部品の組み付け方法を以下に説明する。
まず、基板10上に、ハウジング部21を、基板10上側からネジ等の固定部材により固定する。なお、ハウジング部21の固定は、ハウジング部21の下面に突出させたピンを設けて、基板側に設けた穴に圧入することにより行ってもよい。また、ハウジング部21には接触子12が収容されているが、その収容方法としては、ハウジング部21を構成する下部部材21aと上部部材21bのどちらか一方における貫通穴211を構成する穴に、接触子12の対応する一方の端部側を挿入した後、接触子12の他方の端部側を下部部材21aと上部部材21bの他方における貫通穴211を構成する穴に挿入するように、下部部材21aと上部部材21bを重ね合わせることにより行うことができる。また、ハウジング部21には、前記方法によりガイド付勢部215が取り付けられているが、ハウジング部21を基板10へ取り付ける前に取り付けてもよいし、基板10へ取り付けた後に取り付けても良い。
次に、基板10上に設けられたハウジング部21の上面に、フレーム部22を上から押し込み装着する。このとき、フレーム部22の底部に設けられている各位置決め凸部221を、ハウジング部21の各位置決め凹部212に嵌め込み、ハウジング部21に対してフレーム部22を固定する。このとき、フレーム部22の開口部24内には、ハウジング部21に設けられた各ガイド付勢部215が位置している。
次に、ハウジング部21に固定されたフレーム部22の開口部24に、フローティングガイド部23を挿入し、前記した方法によりガイド付勢部215の各嵌合部材218にフローティングガイド部23の各嵌合部232を嵌め込んで、フローティングガイド部23をガイド付勢部215に取り付け、フレーム部22の開口部24内に保持する。
次に、フレーム部22の開口部24内にフローティングガイド部23が保持されている状態で、フレーム部22の各偏心回動部材31を前記したように回動してロックした状態にして脱落防止機能を働かせる。
上記のように組み付けられた電気的接続装置1のフローティングガイド部23の開口部14に、検査対象である被検査体51を装着し、下方(基板10側)に押し込んで、被検査体51の端子511を接触子12に接触させて被検査体51の検査を行う。
[構成部材の取り外し方法]
次に、実施形態の電気的接続装置1の各構成部材の取り外し方法を説明する。なお、構成部材の取り外し方には、以下のような方法がある。
次に、実施形態の電気的接続装置1の各構成部材の取り外し方法を説明する。なお、構成部材の取り外し方には、以下のような方法がある。
第1方法は、フローティングガイド部23をフレーム部22から取り外し、その後フレーム部22をハウジング部21から取り外す方法である。この場合、初めにフレーム部22の各偏心回動部材31を回動させて非ロック状態にする。その後に、フローティングガイド部23を上方に引っ張って引き抜く。これによりガイド付勢部215からフローティングガイド部23が外される。その後、フレーム部22を上方に引っ張るように力を加えて引き抜く。これによりハウジング部21が全面露出した状態になる。なお、ハウジング部21を基板10から取り外すには、ねじ止めの場合は上方からネジを緩めて取り外し、圧入の場合は上方に引き抜いて取り外す。また、ハウジング部21に収容されている接触子12を外すには、重ね合わされたハウジング部21の下部部材21aと上部部材21bを分離することにより行うことができる。また、ガイド付勢部215を取り外すには、ガイドピン217の上端に固定されている移動規制部材220を取り外し、ガイドピン217に挿通されている弾性部材219と嵌合部材218を抜き出し、ガイド支持部216に固定されているガイドピン217を取り外すことにより行うことができる。この第1方法では、全て上側からの操作で各構成部品を簡単に取り外すことが可能となる。
第2方法は、フレーム部22ごとフローティングガイド部23を取り外す方法である。この場合、まずフレーム部22を上方に引っ張って引き抜く。これにより、フレーム部22の位置決め凸部221はハウジング部21の位置決め凹部212から外れると共に、フローティングガイド部23は、フレーム部22の端部支持部242により一緒に上方に引き上げられて、フローティングガイド部23の嵌合部232がガイド付勢部215の嵌合部材218から外れる。このとき、各偏心回動部材31はロック状態のままでもよいし、非ロック状態にしてもよいが、偏心回動部材31をロック状態のまま引き抜くと、引き抜く際にフローティングガイド部23がフレーム部22から外れなくて済むため好ましい。その後、フレーム部22からフローティングガイド部23を引き抜く。このとき、偏心回動部材31がロック状態にあるときは非ロック状態にしてから引き抜く。これ以降の手順は上記第1方法と同じなので説明を省略する。この第2方法の場合も全て上側からの操作で取り外しができ、しかもフレーム部22とフローティングガイド部23を一緒に取り除くことができるので更に各構成部品の取り外しが簡単になる。
(A−3)実施形態の効果
上述したように、従来の電気的接続装置では、フローティングガイド部を取り外すことに手間がかかっていたが、この実施形態によれば、全て上側からの押圧や引き抜き操作により、簡単にフローティングガイド部やフレーム部を着脱することができる。これにより、接触子、その他構成部品の交換やメンテナンスが容易になる。
上述したように、従来の電気的接続装置では、フローティングガイド部を取り外すことに手間がかかっていたが、この実施形態によれば、全て上側からの押圧や引き抜き操作により、簡単にフローティングガイド部やフレーム部を着脱することができる。これにより、接触子、その他構成部品の交換やメンテナンスが容易になる。
また、この実施形態によれば、フローティングガイド部を取り外しても、フローティングガイド部を上下動させるバネ等の弾性部材が露出しないので、バネ飛び等、弾性部材の不意な取り外れを防止することができる。
また、この実施形態によれば、フローティングガイド部を上下動させる機構は、フローティングガイド部の位置決め、保持、上下動のガイド、上方への付勢、及び、上方への移動制限を一つの機構に一体化できる。これにより、それぞれの機能を別々な構成にする場合に比べ、構造を簡易にすることができ、必要なスペースも減らすことができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても本発明の種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用することができる。
上述した実施形態においても本発明の種々の変形実施形態を言及したが、本発明は、以下の変形実施形態にも適用することができる。
(B−1)フローティングガイド部の上下動ガイド機構
図8及び図9は、変形実施形態に係るフローティングガイド部の上下動ガイド機構を示す拡大図であり、図8はガイド付勢部615の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合される前の状態を示す図、図9はガイド付勢部615の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合された状態でフローティングガイド部23が下方に押し下げられた時の状態を示す図である。
図8及び図9は、変形実施形態に係るフローティングガイド部の上下動ガイド機構を示す拡大図であり、図8はガイド付勢部615の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合される前の状態を示す図、図9はガイド付勢部615の上端部にフローティングガイド部23の嵌合部232が嵌合された状態でフローティングガイド部23が下方に押し下げられた時の状態を示す図である。
図3〜図6に示したように、上述した実施形態では、嵌合部材218の上方への移動を制限する移動規制部材220をガイドピン217とは別体で構成している場合を例示した。これに対して、この変形実施形態では、図8及び図9に例示するように、ガイド付勢部615の嵌合部材218がガイドピン617に沿って上方へ移動するのを制限して、ガイドピン617から抜け出るのを防止するための張り出し部617dを、ガイドピン617の上端に一体的に設けた鍔付きピンで構成している。なお、この図8及び図9において、上述した実施形態と同様の部分については、同じ附番を付し説明を省略する。
このように、ガイドピン617の上端に張り出し部617dが形成されることにより、ガイド付勢部615の嵌合部材218は弾性部材219により上方に押し上げられ、嵌合部材218の上端が張り出し部617dに当接した状態で止まる。これにより、嵌合部材218に取り付けられているフローティングガイド部23は上方に付勢されつつ、所定の高さに浮いた状態で保持される(図8参照)。
また、このようにフローティングガイド部23がガイド付勢部615に取り付けられた状態(図8に示した状態)で、フローティングガイド部23を下方に押し下げると、ガイド付勢部615の嵌合部材218は弾性部材219を収縮させながらガイドピン617の軸部617cに沿って下方に移動する(図8参照)。
また、ガイドピン617のピン固定部617aと、ガイド支持部216のピン支持部216dとの固定は、上述実施形態同様、ねじ止めや圧入により行うことができる。
この変形実施形態においても、嵌合部材218の上限の高さ位置を設定し、抜け落ちを防止できるので、このガイド付勢部615を用いた電気的接続装置も、上述した実施形態の電気的接続装置1と同様の作用、効果を有する。
1…電気的接続装置、10…基板、11…配線パターン、12…接触子、20…ソケット部、51…被検査体、
21…ハウジング部、21a…下部部材、21b…上部部材、211…貫通穴、212…位置決め凹部、212a…締め代部材、212b…締め代穴、215及び515…ガイド付勢部、217及び517…ガイドピン、218…嵌合部材、219…弾性部材、216…ガイド支持部、216a…下端受け部、216d…ピン支持部、220…移動規制部材、517d…張り出し部
22…フレーム部、221…位置決め凸部、
23…フローティングガイド部、231…被支持部、232…嵌合部、
31…偏心固定部材、311…頭部、312…軸部。
21…ハウジング部、21a…下部部材、21b…上部部材、211…貫通穴、212…位置決め凹部、212a…締め代部材、212b…締め代穴、215及び515…ガイド付勢部、217及び517…ガイドピン、218…嵌合部材、219…弾性部材、216…ガイド支持部、216a…下端受け部、216d…ピン支持部、220…移動規制部材、517d…張り出し部
22…フレーム部、221…位置決め凸部、
23…フローティングガイド部、231…被支持部、232…嵌合部、
31…偏心固定部材、311…頭部、312…軸部。
Claims (5)
- 配線が形成された基板上に設けられたソケット部を備え、上記ソケット部に装着された被検査体の電極部を、基板に形成された配線に電気的に接続させる電気的接続装置において、
上記ソケット部が、
上記基板に形成された配線と電気的に接触する複数の接触子を収容するハウジング部と、
上記ハウジング部の上方に着脱可能に取り付けられて、上記ハウジング部の上記複数の接触子の配置領域に開口部を有するフレーム部と、
上記被検査体が装着される開口部を有し、その開口部の底部に上記ハウジング部に収容された複数の接触子の上端部が挿通される複数の貫通穴を有し、上記フレーム部の開口部内に上下動可能に保持されるフローティングガイド部と
を有し、
上記ハウジング部が、その上面に立設されたガイドピンの軸部の周りに設けられた弾性部材によって上方に付勢されつつ、そのガイドピンの軸部に沿って上下動可能に支持される嵌合部材を備える複数のガイド付勢部を有し、
上記フローティングガイド部が、上記各ガイド付勢部の嵌合部材と着脱可能に嵌合する複数の嵌合部を有する
ことを特徴とする電気的接続装置。 - 上記ガイド付勢部のガイドピンが、その上端部に上記嵌合部材の上方への移動を制限するための軸部より張り出した部分を有していることを特徴とする請求項1に記載の電気的接続装置。
- 上記ハウジング部へのフレーム部の取り付けは、一方に設けられた複数の凸部と他方に設けられた複数の凹部との圧入により行われることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の電気的接続装置。
- 上記フレーム部の開口部の周囲に設けられ、その開口部内に突出してフローティング部の上方への移動を制限する状態と、その開口部内に突出しないでフローティングガイド部の上方への移動を可能にする状態とを切り替えることができる機構を有することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電気的接続装置。
- 上記機構が、偏心した回転軸により回動する部材を用いることを特徴とする請求項4に記載の電気的接続装置。
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