JP2018132723A - 画像形成システム、画像形成方法、及び画像形成プログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成方法、及び画像形成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】検体以外の要因による画像的特徴の変化を排除することにより、検体の正否判定の精度を向上させる。
【解決手段】発光補正値記憶部102は発光部101の特性に対応する発光補正値105を記憶する。制御部161は発光補正値105に基づいて光量を補正する。作像部111は発光補正値105に基づいて光量が補正された光を利用して第1のテスト画像を形成する。濃度情報取得部121は第1のテスト画像の濃度の特徴を示す第1の濃度情報を取得する。補正値演算部141は第1の濃度情報に基づいて作像補正値145を演算し、発光補正値105及び作像補正値145に基づいて総合補正値146を演算する。制御部161は総合補正値146に基づいて光量を補正する。作像部111は総合補正値146に基づいて光量が補正された光を利用して目的画像を形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成システム、画像形成方法、及び画像形成プログラムに関する。
光を利用して媒体上に画像を形成する画像形成システムがある。例えば、発光素子から出力される光を担持体(感光体等)に照射することにより担持体に潜像を形成し、潜像に塗料(トナー等)を付着させ、付着した塗料を媒体に転写及び定着させるシステムがある。このような光を利用して画像を形成するシステムにおいては、光を出力する発光部の特性、例えば複数の発光素子間の発光能力のばらつき、発光素子の配列のばらつき、発光素子に供給される駆動電流の変動等に起因して、形成される画像に濃度のばらつき等の不具合が発生する可能性がある。
上記のような発光部の特性に起因する不具合を抑制することを目的として、テスト用の画像形成装置によって形成された画像パターンを読取装置によって読み取ったときの濃度に基づいて算出された補正値を予め記憶装置に記憶しておき、記憶装置から読み出した補正値に基づいて駆動変量を調整して各発光素子を駆動することを特徴とする装置が開示されている(特許文献1)。
しかしながら、光を利用して画像を形成するシステムにおける濃度のばらつきは発光部の特性だけでなく、例えば発光部から出力された光を利用して媒体に画像を形成する作像部の特性にも起因して生じ得る。すなわち、濃度のばらつきは発光部を構成する要素(例えば発光素子等)の特性だけでなく、作像部を構成する要素(例えば感光体、帯電器、現像器、転写器、クリーナ、定着器、搬送機構等)の特性にも起因して生じ得る。このような問題は従来技術によっては解決することができない。
本発明は上記に鑑みてなされたものであって、システムを構成する要素の特性に対応して濃度のばらつきを抑制し、画像品質を向上させることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様である画像形成システムは、光を出力する発光部と、前記光の光量を制御する制御部と、前記光を利用して媒体に画像を形成する作像部と、前記画像の濃度の特徴を示す濃度情報を取得する取得部と、前記濃度のばらつきを抑制するように前記光量を制御するための補正値を演算する演算部と、前記発光部の特性に対応する第1の補正値を記憶する記憶部と、を備え、前記制御部は、前記第1の補正値に基づいて前記光量を補正し、前記作像部は、前記第1の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1のテスト画像を形成し、前記取得部は、前記第1のテスト画像の濃度の特徴を示す第1の濃度情報を取得し、前記演算部は、前記第1の濃度情報に基づいて第2の補正値を演算し、前記第1の補正値及び前記第2の補正値に基づいて第3の補正値を演算し、前記制御部は、前記第3の補正値に基づいて前記光量を補正し、前記作像部は、前記第3の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1の目的画像を形成することを特徴とする。
本発明によれば、システムを構成する要素の特性に対応して濃度のばらつきを抑制し、画像品質を向上させることが可能となる。
図1は第1の実施の形態に係る画像形成システムのハードウェア構成を例示する模式図である。 図2は第1の実施の形態に係る画像形成システムのハードウェア構成を例示するブロック図である。 図3は第1の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成の例示するブロック図である。 図4は第1の実施の形態に係るテストパターンを例示する図である。 図5は第1の実施の形態に係る発光補正値を例示するグラフである。 図6は第1の実施の形態に係る発光補正値により補正された光の光量分布を例示するグラフである。 図7は第1の実施の形態に係る発光補正値により補正された光を利用して形成されたテストパターンの濃度情報を例示するグラフである。 図8は第1の実施の形態に係る画像形成システムにおけるテスト処理の流れを例示するフローチャートである。 図9は第1の実施の形態に係る濃度情報と作像補正値との関係を例示するグラフである。 図10は第1の実施の形態に係る発光補正値と作像補正値と総合補正値との関係を例示するグラフである。 図11は第1の実施の形態に係る画像形成システムにおける印刷処理の流れを例示するフローチャートである。 図12は第2の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成を例示するブロック図である。 図13は第2の実施の形態に係る画像形成システムにおけるテスト処理の流れを例示するフローチャートである。 図14は第2の実施の形態に係る画像形成システムにおける印刷処理の流れを例示するフローチャートである。 図15は第3の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成を例示するブロック図である。 図16は第4の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成を例示するブロック図である。 図17は第5の実施の形態に係る画像形成システムの機能的構成を例示するブロック図である。
以下に、図面を参照しながら本発明に係る画像形成システム、画像形成方法、及び画像形成プログラムの実施の形態を詳細に説明する。以下の実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施の形態における構成要素には当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、及びいわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下の実施の形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更、及び組み合わせを行うことができる。
(第1の実施の形態)
<ハードウェア構成>
図1は第1の実施の形態に係る画像形成システム1のハードウェア構成を例示する模式図である。図2は第1の実施の形態に係る画像形成システム1のハードウェア構成を例示するブロック図である。
画像形成システム1はLEDヘッド11、作像エンジン21、搬送ユニット31、センサユニット41、電子制御ユニット51、及びネットワーク61を含む。画像形成システム1はLEDヘッド11から出力される光20を利用して媒体10に所望の画像を形成するシステムであり、いわゆるプリンタ、コピー機、ファクシミリ、複合機等であり得る。
LEDヘッド11は光20を出力するユニットであり、LEDアレイ12、IC(Integrated Circuit)ドライバ13、ROM(Read Only Memory)14、及びI/F(Interface)15を含む。
LEDアレイ12は複数のLEDがアレイ状に配列されて構成されるデバイスである。ICドライバ13はLEDアレイ12の光量を制御する半導体デバイスである。ICドライバ13は複数のLEDの発光量を個別に変化させるように制御するものであってもよい。ICドライバ13は電子制御ユニット51からの制御信号に応じて駆動し、例えば制御信号に応じてLEDアレイ12に供給される駆動電流を変化させる構成等を含んで構成され得る。ROM14は光20の出力に関する各種データを記憶する不揮発性メモリである。I/F15はネットワーク61を介して他のユニット(電子制御ユニット51等)との間で信号の送受を可能にするデバイスである。
本実施の形態に係るROM14には、LEDヘッド11の特性に対応した補正値を示すデータが記憶される。当該補正値については後に詳述する。
作像エンジン21は感光体ドラム22、帯電器23、現像器24、ドラムクリーナ25、転写器26、及び定着器27を含む。搬送ユニット31は駆動ローラ32、従動ローラ33、転写ベルト34、及び給紙トレイ35を含む。
感光体ドラム22は潜像及びトナー像を担持する筒状の部材である。感光体ドラム22の表面は帯電器23により一様に帯電される。帯電された感光体ドラム22の表面にLEDヘッド11から出力された光20が所定の画像データに基づいて所定の軌跡を描くように照射されることにより、感光体ドラム22の表面に所定の形状の静電潜像が形成される。現像器24が静電潜像にトナーを付着させることにより、感光体ドラム22の表面にトナー像が形成される。感光体ドラム22、帯電器23、及び現像器24の動作は電子制御ユニット51からの制御信号により制御される。
転写器26は感光体ドラム22の表面に形成されたトナー像を媒体10に転写させる。給紙トレイ35は内部に媒体10を収納し、媒体10を転写ベルト34上に送出する機構を含む。転写ベルト34は駆動ローラ32及び従動ローラ33に巻回されており、駆動ローラ32の駆動に合わせて回動し、媒体10を搬送する。転写器26、駆動ローラ32、及び給紙トレイ35の動作は電子制御ユニット51からの制御信号により制御され、感光体ドラム22の表面のトナー像を媒体10に転写するタイミングに合わせて制御される。
ドラムクリーナ25はトナー像の転写が完了した感光体ドラム22の表面に残留したトナーを除去する。トナー像が転写された媒体10は定着器27に搬送される。定着器27は加熱、加圧等の作用により媒体10上にトナー像を定着させる。ドラムクリーナ25及び定着器27の動作は電子制御ユニット51からの制御信号により制御される。
センサユニット41は媒体10に形成された画像(定着後のトナー像)の濃度に関する濃度情報を生成するためのデータを取得するユニットであり、光学系42、撮像素子43、バッファ44、ISP(Image Signal Processor)45、及びI/F46を含む。
レンズ等の光学系42を介して取得された、媒体10上の画像の光信号は、C−MOS、CCD等の撮像素子43により光電変換される。ISP45は撮像素子43により取得された電気信号に対してノイズ除去等の所定の画像処理を行うデバイスである。ISP45はノイズ除去等の比較的単純な処理を行うロジック回路であってもよいし、所定のプログラムに従って演算処理を行うプロセッサを利用して比較的高度な情報処理(例えば画像の濃度の演算等)を行う回路であってもよい。ISP45による処理後のデータはI/F46及びネットワーク61を介して電子制御ユニット51に送信される。バッファ44は撮像素子43により取得された電気信号、ISP45による処理後のデータ等を一時的に記憶する半導体メモリ等である。
電子制御ユニット51は画像形成システム1全体の制御を司るユニットであり、CPU(Central Processing Unit)52、RAM(Random Access Memory)53、ROM54、NVM(Non-volatile Memory)55、及びI/F56を含む。
ROM54には画像形成システム1を制御するためのプログラムが記憶されている。CPU52はROM54に記憶されたプログラムに従って、画像形成システム1を制御するための各種演算処理を行う。RAM53は主にCPU52の作業領域として機能するメモリである。NVM55は画像形成システム1を制御するための各種データを記憶する不揮発性メモリである。I/F56はネットワーク61を介して他のユニット(LEDヘッド11、作像エンジン21、搬送ユニット31、及びセンサユニット41)との間で信号の送受を可能にするデバイスである。
本実施の形態に係るNVM55には、画像形成システム1を構成する要素の特性に対応した補正値を示すデータが記憶される。当該補正値については後に詳述する。
<機能的構成>
図3は第1の実施の形態に係る画像形成システム1の機能的構成の例示するブロック図である。画像形成システム1は発光部101、作像部111、濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、総合補正値記憶部151(第2の記憶部)、及び制御部161を含む。
発光部101は光20を出力する機能部である。発光部101はLEDヘッド11等により構成される。発光部101は制御部161からの制御信号に基づいて出力する光の光量を変化させる。
発光部101は発光補正値記憶部102(第1の記憶部)を含む。発光補正値記憶部102は発光補正値105(第1の補正値)を示すデータを記憶する機能部である。発光補正値記憶部102はLEDヘッド11のROM14等により構成される。発光補正値102とは、発光部101の特性に対応する補正値であり、発光部101の特性に起因する濃度のばらつきを抑制するように設定された補正値である。濃度のばらつきの要因となる発光部101の特性としては、例えばLEDアレイ12を構成する各LEDの発光能力のばらつき、LEDの配列のばらつき、LEDアレイ12に供給される駆動電流の変動等が考えられる。発光補正値105は通常、発光部101を構成する要素(ハードウェア等)に固有の値であるため、使用するハードウェアが異なれば発光補正値105も異なる。そのため、発光補正値105は発光部101を構成するハードウェア(LEDヘッド11等)毎に所定の装置を用いて予め演算され、それぞれの発光補正値記憶部102(ROM14等)に記憶されてもよい。
作像部111は発光部101が出力する光を利用して媒体10に画像を形成する機能部である。作像部111は作像エンジン21、搬送ユニット31等により構成される。作像部111は制御部161からの制御信号に基づいて制御される。
濃度情報取得部121は媒体10に形成された画像の濃度に関する濃度情報を取得する機能部である。濃度情報取得部121はセンサユニット41、電子制御ユニット51等により構成される。
濃度情報記憶部131は濃度情報取得部121により取得された濃度情報を示すデータを記憶する機能部である。濃度情報記憶部131はセンサユニット41のバッファ44、電子制御ユニット51のRAM53、NVM55等により構成される。
補正値演算部141は画像形成システム1を構成する要素の特性に対応した補正値を演算する機能部である。補正値演算部141は電子制御ユニット51等により構成される。補正値演算部141は作像補正値145(第2の補正値)及び総合補正値146(第3の補正値)を演算する。作像補正値145とは、作像部111の特性に対応した補正値であり、作像部111の特性に起因して発生する濃度のばらつきを抑制するように設定された補正値である。総合補正値146とは、発光部101の特性及び作像部111の特性の両方に対応した補正値であり、発光部101の特性及び作像部111の特性の両方に起因する濃度のばらつきを抑制するように設定された補正値である。作像補正値145及び総合補正値146の演算方法については後述する。
総合補正値記憶部151は補正値演算部141により演算された総合補正値146を記憶する機能部である。総合補正値記憶部151は電子制御ユニット51のNVM55等により構成され得る。
制御部161は画像形成システム1を制御するための各種処理を行う機能部である。制御部161は電子制御ユニット51等により構成される。制御部161は発光部101を制御する制御信号及び作像部111を制御する制御信号を生成する。
制御部161はテスト処理部162及び目的画像形成処理部163を含む。テスト処理部162は媒体10に形成された画像の濃度情報を取得するためのテスト処理を行う機能部である。目的画像形成処理部163はテスト処理の結果に基づいて補正値を演算し、補正値に基づいて目的とする画像(目的画像)を媒体10に形成するための印刷処理を行う機能部である。
<テスト処理>
以下に、テスト処理時における機能部の動作を説明する。テスト処理部162は媒体10にテストパターン(テスト画像)を形成するための処理を行う。テストパターンは画像形成システム1を構成する要素の特性に起因する濃度のばらつきの特徴を示す濃度情報を取得するために利用される画像である。
図4は第1の実施の形態に係るテストパターン171を例示する図である。本例のテストパターン171は媒体10の搬送方向(副走査方向)及び搬送方向に直交する方向(主走査方向)の全てに均一なハーフトーンの画像である。このようなテストパターン171を媒体10上に形成する際に、発光部101や作像部111を構成する要素の特性に特定のばらつきがあると、テストパターン171に濃度のばらつきが発生する。濃度情報はこのような濃度のばらつきの特徴を示すものであり、例えばテストパターン171内の位置と濃度との関係を示す情報等であり得る。テストパターン171の濃度情報の取得方法は特に限定されるべきものではないが、例えばテストパターン171を所定の面積(Xdot×Ydot)を有する複数のエリアA1〜Anに分割し、エリアA1〜An毎に平均濃度を取得する方法等であり得る。
例えば、Xdot=1dotとし、A4サイズの媒体10の縦方向の濃度データを600dpiの解像度で取得する場合、210mm×(600dpi/25.4mm)≒4960個分のエリアA1〜Anの濃度データが得られる。濃度データが8bit(0−255)で表現される場合、4960×8bit=4.96kByteの記憶容量が必要となる。Xdot=2dot又は4dotとすれば、必要な記憶容量は1/2又は1/4となり、濃度情報記憶部131を安価に構成することができる。しかし、Xdotを大きくし過ぎると、広い面積の濃度が平均化されるため、濃度情報の精度が低下する。Xdotの値は対象となる画像形成システム1において高周期の濃度ムラが支配的なのか、低周期の濃度ムラが支配的なのかを把握した上で決定されるべきである。濃度データを異なる解像度(例えば1200dpi、400dpi等)で取得する場合も上記と同様の考え方が適用され得る。
なお、Ydotの値は記憶容量に影響しないため、Ydotの値は対象となる画像形成システム1において搬送方向(副走査方向)の濃度ムラ(感光体ドラム22の周期、転写ベルト34の周期、現像器24の周期等に起因する周期的な濃度ムラ、又は非周期の濃度ムラ)を加味し、濃度の検出結果に大きな差が生じないように設定されればよい。しかしながら、Ydotの値が大き過ぎると濃度データの取得に時間がかかるため、Ydotの値は要求される精度とデータの取得時間(処理能力)とのバランスを考慮して決定されるべきである。
テスト処理部162はテストパターン171を形成する際に、発光補正値記憶部102に記憶されている発光補正値105に基づいて発光部101を制御する。発光部101はテストパターンを形成する際に、発光補正値105により補正された光量、すなわち発光部101を構成する要素(LEDヘッド11等)の特性に起因する濃度のばらつきを抑制するように調整された光量の光を出力する。作像部111は発光補正値105により補正された光を利用してテストパターン171を形成する。これにより、テストパターン171は発光部101の特性による悪影響が抑制された状態で形成される。
図5は第1の実施の形態に係る発光補正値105を例示するグラフである。図5に示すグラフは媒体10の主走査方向(搬送方向に直交する方向)のドット位置と、発光部101から出力される光の光量の補正量との関係を示している。
図6は第1の実施の形態に係る発光補正値105により補正された光の光量分布を例示するグラフである。図6に示すグラフは媒体10の主走査方向のトッド位置と発光部101から出力される光の光量との関係を示している。図6において理想の光量分布(破線)と実際の光量分布(実線)とが示されている。実際の光量分布は図5に示す発光補正値105により補正された光の光量の分布を示している。図6において実際の光量分布は理想の光量分布と略一致していることが示されている。すなわち、発光補正値105に基づいて光量を制御することにより、発光部101から出力される光の光量は発光部101の特性(発光部101を構成する要素(LEDヘッド11等)の特性)に起因する不具合を打ち消すように調整されることが示されている。なお、図6に示すグラフの縦軸の値は光量であるが、これに限られるものではなく、例えば光のビーム径等の、光量に対応する値であってもよい。
作像部111は上記のように発光補正値105により補正された光を利用してテストパターン171を形成する。濃度情報取得部121はこのように形成されたテストパターン171の濃度情報を取得する。濃度情報記憶部131は取得された濃度情報を記憶する。
図7は第1の実施の形態に係る発光補正値105により補正された光を利用して形成されたテストパターン171の濃度情報155を例示するグラフである。図7に示すグラフは媒体10の主走査方向のドット位置とテストパターン171の濃度との関係を示している。図7において、ドット位置に応じて濃度が変動している状態が示されている。このような濃度のばらつきは主に作像部111の特性(作像部111を構成する要素(作像エンジン21、搬送ユニット31等)の特性)に起因するものであると推定される。なぜなら、図7に示すグラフに対応するテストパターン171は、上述したように発光部101の特性に起因する不具合を打ち消すように制御された光を利用して形成された画像だからである。
図8は第1の実施の形態に係る画像形成システム1におけるテスト処理の流れを例示するフローチャートである。先ず、テスト処理部162は発光補正値記憶部102から発光補正値105を読み出す(S101)。その後、制御部161(テスト処理部162)は発光補正値105に基づいてテストパターン171を形成するための制御信号を生成する(S102)。当該制御信号には発光補正値105に対応する光量の光が出力されるように発光部101を制御するための信号、発光補正値105により補正された光を利用して媒体10にテストパターン171を形成するように作像部111を制御するための信号等が含まれる。その後、作像部111は発光補正値105により補正された光を利用して媒体10にテストパターン171を形成する(S103)。その後、濃度情報取得部121はテストパターン171の濃度情報(第1の濃度情報)155を検出し(S104)、第1の濃度情報155は濃度情報記憶部131に記憶される(S105)。
<印刷処理及び補正値演算>
以下に、印刷処理における機能部の動作を説明する。印刷処理には、補正値を演算する処理、補正値を利用して目的画像を形成する処理等が含まれる。
補正値演算部141は濃度情報記憶部131に記憶された第1の濃度情報155(発光補正値105により補正された光を利用して形成されたテストパターン171の濃度情報)に基づいて作像補正値145を演算する。作像補正値145は作像部111の特性(作像部111を構成する要素(作像エンジン21、搬送ユニット31等)の特性)に対応した補正値であり、作像部111の特性に起因して発生する濃度のばらつきを抑制するための補正値である。第1の濃度情報155は発光補正値105により補正された光を利用して形成されたテストパターン171の濃度のばらつきを示す情報であるため、第1の濃度情報155が示す濃度のばらつきは作像部111の特性に起因するものであると推定される。従って、第1の濃度情報155に基づいて、作像部111の特性に起因する濃度のばらつきを抑制するように設定された作像補正値145を演算することができる。
図9は第1の実施の形態に係る濃度情報(第1の濃度情報)155と作像補正値145との関係を例示するグラフである。図9において、第1の濃度情報155(実線)と濃度平均値(破線)と作像補正値145(一点鎖線)との関係が示されている。濃度平均値は第1の濃度情報155が示す濃度の平均値を示している。作像補正値145は濃度平均値と第1の濃度情報155が示す濃度とに基づいて演算される。本例の作像補正値145は第1の濃度情報155が示す濃度が平均値より高い位置では光量を大きくし、第1の濃度情報155が示す濃度が平均値より低い位置では光量を小さくするように設定されている。
補正値演算部141は発光補正値記憶部102に記憶された発光補正値105と上記のように演算された作像補正値145とに基づいて総合補正値146を演算する。総合補正値146は発光部101の特性及び作像部111の特性の両方に対応した補正値であり、発光部101の特性及び作像部111の特性の両方に起因する濃度のばらつきを抑制するための補正値である。
図10は第1の実施の形態に係る発光補正値105(破線)と作像補正値145(一点鎖線)と総合補正値146(実線)との関係を例示するグラフである。総合補正値146の演算方法は特に限定されるべきものではないが、本例の総合補正値146は発光補正値105と作像補正値145とを単純加算することにより演算されたものである。総合補正値146の演算方法はこれに限られるものではなく、発光補正値105及び作像補正値145の演算方法により変化し得るものである。
総合補正値記憶部151は上記のように演算された総合補正値146を記憶する。目的画像形成処理部163は目的画像を形成する際に、総合補正値記憶部151に記憶された総合補正値146に基づいて発光部101を制御する。発光部101は目的画像を形成する際に、総合補正値146により補正された光、すなわち発光部101の特性及び作像部111の特性に起因する濃度のばらつきを抑制するように光量が調整された光を出力する。作像部111は総合補正値146により補正された光を利用して目的画像を形成する。これにより、目的画像は発光部101の特性及び作像部111の特性による悪影響が抑制された状態で形成される。
図11は第1の実施の形態に係る画像形成システム1における印刷処理の流れを例示するフローチャートである。先ず、補正値演算部141は濃度情報記憶部131に記憶された第1の濃度情報155を読み出す(S151)。その後、補正値演算部141は第1の濃度情報155に基づいて作像補正値145を演算する(S152)。その後、補正値演算部141は発光補正値記憶部102に記憶された発光補正値105と演算された作像補正値145とに基づいて総合補正値146を演算する(S153)。その後、総合補正値146は総合補正値記憶部151に記憶される(S154)。その後、制御部161(目的画像形成処理部163)は総合補正値146に基づいて目的画像を形成するための制御信号を生成する(S155)。その後、作像部111は総合補正値146により補正された光を利用して媒体10に目的画像を形成する(S156)。
上記第1の実施の形態によれば、画像形成システム1を構成する要素の特性に起因する濃度のばらつきを抑制し、画像品質を向上させることが可能となる。
以下に他の実施の形態について図面を参照して説明するが、第1の実施の形態と同一又は同様の作用効果を奏する箇所については同一の符号を付してその説明を省略する場合がある。
(第2の実施の形態)
図12は第2の実施の形態に係る画像形成システム2の機能的構成を例示するブロック図である。
<テストパターンの形成>
第2の実施の形態に係るテスト処理部162は総合補正値記憶部151に記憶されている第1の総合補正値146に基づいてテスト処理を実行するための処理を行う。第1の総合補正値146は、図3に示す第1の実施の形態に係る総合補正値記憶部151に記憶された総合補正値146と同一のデータである。第1の実施の形態においては、総合補正値(第1の総合補正値)146は目的画像形成処理部163により目的画像を形成するために利用されたが、第2の実施の形態においては、第1の総合補正値146はテストパターン171を形成するために利用される。
テスト処理部162はテストパターン171を形成する際に、第1の総合補正値146基づいて発光部101を制御する。発光部101はテストパターン171を形成する際に、第1の総合補正値146により補正された光量の光を出力する。作像部111は第1の総合補正値146により補正された光を利用してテストパターン171を形成する。
<第2の濃度情報の取得>
第2の実施の形態に係る濃度情報取得部121は上記のように第1の総合補正値146により補正された光を利用して形成されたテストパターン171の濃度の特徴を示す第2の濃度情報を取得する。第2の濃度情報は濃度情報記憶部131に記憶される。
<第2の作像補正値の演算>
第2の実施の形態に係る補正値演算部141は濃度情報記憶部131に記憶された第2の濃度情報(第1の総合補正値146により補正された光を利用して形成されたテストパターン171の濃度情報)に基づいて第2の作像補正値185(第4の補正値)を演算する。第2の作像補正値185は第2の濃度情報に対応するテストパターン171の濃度のばらつきが更に縮小するように演算される。
<第2の総合補正値の演算>
第2の実施の形態に係る補正値演算部141は発光補正値記憶部102に記憶された発光補正値105と上記のように演算された第2の作像補正値185とに基づいて第2の総合補正値186(第5の補正値)を演算する。第2の総合補正値186の演算方法は特に限定されるべきものではないが、例えば発光補正値105と第2の作像補正値185とを単純加算すること等により演算され得る。第2の総合補正値186は第1の総合補正値146より更に濃度のばらつきを縮小させることができる値となる。第2の総合補正値186は総合補正値記憶部151に記憶される。
<目的画像の形成>
第2の実施の形態に係る目的画像形成処理部163は目的画像を形成する際に、総合補正値記憶部151に記憶された第2の総合補正値186に基づいて発光部101を制御する。発光部101は目的画像を形成する際に、第2の総合補正値186により補正された光を出力する。作像部111は第2の総合補正値186により補正された光を利用して目的画像を形成する。これにより、目的画像は第1の総合補正値186により補正された光を利用して形成された場合よりも更に濃度のばらつきが抑制された状態で形成される。
<テスト処理の流れ>
図13は第2の実施の形態に係る画像形成システム2におけるテスト処理の流れを例示するフローチャートである。先ず、テスト処理部162は総合補正値記憶部151から第1の総合補正値146を読み出す(S201)。その後、制御部161(テスト処理部162)は第1の総合補正値146に基づいてテストパターン171を形成するための制御信号を生成する(S202)。当該制御信号には第1の総合補正値146に対応する光量の光が出力されるように発光部101を制御するための信号、第1の総合補正値146により補正された光を利用して媒体10にテストパターン171を形成するように作像部111を制御するための信号等が含まれる。その後、作像部111は第1の総合補正値146により補正された光を利用して媒体10にテストパターン171を形成する(S203)。その後、濃度情報取得部121はテストパターン171の濃度情報(第2の濃度情報)を検出し(S204)、第2の濃度情報は濃度情報記憶部131に記憶される(S205)。
<印刷処理及び補正値演算の流れ>
図14は第2の実施の形態に係る画像形成システム2における印刷処理の流れを例示するフローチャートである。先ず、補正値演算部141は濃度情報記憶部131に記憶された第2の濃度情報を読み出す(S251)。その後、補正値演算部141は第2の濃度情報に基づいて第2の作像補正値185を演算する(S252)。その後、補正値演算部141は発光補正値記憶部102に記憶された発光補正値105と演算された第2の作像補正値185とに基づいて第2の総合補正値186を演算する(S253)。その後、第2の総合補正値186は総合補正値記憶部151に記憶される(S254)。その後、制御部161(目的画像形成処理部163)は第2の総合補正値186に基づいて目的画像を形成するための制御信号を生成する(S255)。その後、作像部111は第2の総合補正値186により補正された光を利用して媒体10に目的画像を形成する(S256)。
上記第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態に比べ、更に濃度のばらつきを抑制し、画像品質を向上させることが可能となる。
(第3の実施の形態)
図15は第3の実施の形態に係る画像形成システム3の機能的構成を例示するブロック図である。第3の実施の形態に係る画像形成システム3は図3に示す第1の実施の形態に係る画像形成システム1と同様に、発光部101、作像部111、濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、総合補正値記憶部151、及び制御部161を含む。これらの機能部101,111,121,131,141,151,161の各機能は第1の実施の形態と同様である。
第3の実施の形態に係る画像形成システム3は更に画像形成装置201(第1のユニット)及び外部装置202(第2のユニット)を含む。画像形成装置201及び外部装置202はそれぞれ独立したハードウェア構成を有する。画像形成装置201は発光部101、作像部111、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、総合補正値記憶部151、及び制御部161を含む。外部装置202は濃度情報取得部121を含む。画像形成装置201は例えばプリンタ、コピー機、ファクシミリ、複合機等の独立した装置である。外部装置202は濃度情報を取得する処理を実行する際に利用される独立した装置である。外部装置202は濃度情報取得部121を構成するセンサユニット41等を備えている。
このように、濃度情報取得部121の機能、すなわち補正値を演算するために用いられる濃度情報を取得する機能は画像形成装置201から独立した外部装置202に備えられていてもよい。これにより、濃度情報取得部121を構成する要素を備えていない複数の画像形成装置201間で外部装置202を共用することが可能となる。
(第4の実施の形態)
図16は第4の実施の形態に係る画像形成システム4の機能的構成を例示するブロック図である。第4の実施の形態に係る画像形成システム4は図3に示す第1の実施の形態に係る画像形成システム1と同様に、発光部101、作像部111、濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、総合補正値記憶部151、及び制御部161を含む。これらの機能部101,111,121,131,141,151,161の各機能は第1の実施の形態と同様である。
第4の実施の形態に係る画像形成システム4は更に画像形成装置211(第1のユニット)及び外部装置212(第2のユニット)を含む。画像形成装置211及び外部装置212はそれぞれ独立したハードウェア構成を有する。画像形成装置211は発光部101、作像部111、及び制御部161を含む。外部装置212は濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、及び総合補正値記憶部151を含む。画像形成装置211は例えばプリンタ、コピー機、ファクシミリ、複合機等の独立した装置である。外部装置212は濃度情報を取得する処理、補正値を演算する処理等を実行する際に利用される独立した装置である。外部装置212は濃度情報取得部121を構成するセンサユニット41、濃度情報記憶部131を構成するメモリ、補正値演算部141を構成するMPU(Micro Processing Unit)、総合補正値記憶部151を構成するメモリ等を備えている。
このように、濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、及び総合補正値記憶部151の機能、すなわち濃度情報を所得し、濃度情報に基づいて補正値を演算する機能は画像形成装置211の外部に備えられていてもよい。これにより、濃度情報取得部121、濃度情報記憶部131、補正値演算部141、及び総合補正値記憶部151を備えていない複数の画像形成装置211間で外部装置212を共用することが可能となる。
(第5の実施の形態)
図17は第5の実施の形態に係る画像形成システム5の機能的構成を例示するブロック図である。第5の実施の形態に係る画像形成システム5は制御部161が書換処理部231(書換部)を含む点で第1の実施の形態に係る画像形成システム1と相違する。
書換処理部231は発光補正値記憶部102に記憶されている発光補正値105を、補正値演算部141で演算された補正値に書き換えるための処理を行う。本例に係る書換処理部231は総合補正値記憶部151から総合補正値146を読み出し、発光補正値記憶部102に記憶されている発光補正値105を総合補正値146に書き換える。
これにより、書換後の発光補正値105により補正された光を利用して形成されるテストパターン171の濃度のばらつきは、書換前の発光補正値105により補正された光を利用して形成されるテストパターン171の濃度のばらつきより小さくなる。そのため、書換後に演算される作像補正値145及び総合補正値146は書換前に演算される作像補正値145及び総合補正値146より濃度のばらつきを抑制する効果が高いものとなる。これにより、画像品質をより向上させることが可能となる。
上記第1〜第5の実施の形態に係る画像形成システム1〜5の各機能の少なくとも一部がプログラムの実行によって実現される場合、プログラムは画像形成システムに含まれる適宜な記憶装置(例えばROM54等)に予め組み込まれて提供される。また、プログラムはインストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供されてもよい。また、プログラムはインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納され、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供され得るように構成されてもよい。また、プログラムはインターネット等のネットワーク経由で提供又は配布され得るように構成されてもよい。また、プログラムは上述した各機能の少なくとも一部を含むモジュール構成となっていてもよい。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上記実施の形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図するものではない。この新規な実施の形態はその他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施の形態及びその変形は発明の範囲及び要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1〜5 画像形成システム
10 媒体
11 LEDヘッド
12 LEDアレイ
13 ICドライバ
14 ROM
15 I/F
20 光
21 作像エンジン
22 感光体ドラム
23 帯電器
24 現像器
25 ドラムクリーナ
26 転写器
27 定着器
31 搬送ユニット
32 駆動ローラ
33 従動ローラ
34 転写ベルト
35 給紙トレイ
41 センサユニット
42 光学系
43 撮像素子
44 バッファ
45 ISP
46 I/F
51 電子制御ユニット
52 CPU
53 RAM
54 ROM
55 NVM
56 I/F
61 ネットワーク
101 発光部
102 発光補正値記憶部
105 発光補正値
111 作像部
121 濃度情報取得部
131 濃度情報記憶部
141 補正値演算部
145 作像補正値(第1の作像補正値)
146 総合補正値(第1の総合補正値)
151 総合補正値記憶部
161 制御部
162 テスト処理部
163 目的画像形成処理部
171 テストパターン
185 第2の作像補正値
186 第2の総合補正値
201,211 画像形成装置
202,212 外部装置
231 書換処理部
特開2015−085525号公報

Claims (9)

  1. 光を出力する発光部と、
    前記光の光量を制御する制御部と、
    前記光を利用して媒体に画像を形成する作像部と、
    前記画像の濃度の特徴を示す濃度情報を取得する取得部と、
    前記濃度のばらつきを抑制するように前記光量を制御するための補正値を演算する演算部と、
    前記発光部の特性に対応する第1の補正値を記憶する第1の記憶部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1の補正値に基づいて前記光量を補正し、
    前記作像部は、前記第1の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1のテスト画像を形成し、
    前記取得部は、前記第1のテスト画像の濃度の特徴を示す第1の濃度情報を取得し、
    前記演算部は、前記第1の濃度情報に基づいて第2の補正値を演算し、前記第1の補正値及び前記第2の補正値に基づいて第3の補正値を演算し、
    前記制御部は、前記第3の補正値に基づいて前記光量を補正し、
    前記作像部は、前記第3の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1の目的画像を形成する、
    画像形成システム。
  2. 前記第3の補正値を記憶する第2の記憶部を更に備え、
    前記作像部は、前記第3の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第2のテスト画像を形成し、
    前記取得部は、前記第2のテスト画像の濃度の特徴を示す第2の濃度情報を取得し、
    前記演算部は、前記第2の濃度情報に基づいて第4の補正値を演算し、前記第1の補正値及び前記第4の補正値に基づいて第5の補正値を演算し、
    前記制御部は、前記第5の補正値に基づいて前記光量を制御し、
    前記作像部は、前記第5の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第2の目的画像を形成する、
    請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記第1の記憶部に記憶された前記第1の補正値を前記演算部により演算された前記補正値に書き換える書換部と、
    を更に備える請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 前記発光部と、前記制御部と、前記作像部と、前記第1の記憶部と、前記第2の記憶部と、前記演算部とを含む第1のユニットと、
    前記取得部を含む第2のユニットと、
    を含む、
    請求項2に記載の画像形成システム。
  5. 前記発光部と、前記第1の記憶部と、前記制御部と、前記作像部とを含む第1のユニットと、
    前記取得部と、前記第2の記憶部と、前記演算部とを含む第2のユニットと、
    を含む、
    請求項2に記載の画像形成システム。
  6. 前記第2の補正値は、前記作像部の特性に起因する前記濃度のばらつきを抑制するように設定された値であり、
    前記第3の補正値は、前記発光部の特性及び前記作像部の特性に起因する前記濃度のばらつきを抑制するように設定された値である、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記作像部は、前記発光部から出力された前記光により感光体に潜像を形成し、前記潜像にトナーを付着させ、前記トナーを前記媒体に転写する機構を含む、
    請求項6に記載の画像形成システム。
  8. 光を出力する発光部の特性に対応する第1の補正値に基づいて前記光の光量を補正する工程と、
    前記第1の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して媒体に第1のテスト画像を形成する工程と、
    前記第1のテスト画像の濃度の特徴を示す第1の濃度情報を取得する工程と、
    前記第1の濃度情報に基づいて第2の補正値を演算する工程と、
    前記第1の補正値及び前記第2の補正値に基づいて第3の補正値を演算する工程と、
    前記第3の補正値に基づいて前記光量を補正する工程と、
    前記第3の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1の目的画像を形成する工程と、
    を含む画像形成方法。
  9. コンピュータに、
    光を出力する発光部の特性に対応する第1の補正値に基づいて前記光の光量を補正するための処理と、
    前記第1の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して媒体に第1のテスト画像を形成するための処理と、
    前記第1のテスト画像の濃度の特徴を示す第1の濃度情報を取得するための処理と、
    前記第1の濃度情報に基づいて第2の補正値を演算するための処理と、
    前記第1の補正値及び前記第2の補正値に基づいて第3の補正値を演算するための処理と、
    前記第3の補正値に基づいて前記光量を補正するための処理と、
    前記第3の補正値に基づいて前記光量が補正された前記光を利用して第1の目的画像を形成するための処理と、
    を実行させる画像形成プログラム。
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