JP4953588B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置、或はこれらの少なくとも二つ以上の機能を備えたMFP(Multi-Function Product)等の画像形成装置に関するものである。
従来、電子写真方式の画像形成装置は、帯電装置により均一に帯電された感光体ドラムの表面を露光装置により露光して静電潜像を形成し、現像装置により静電潜像を現像して感光体ドラムにトナー像を形成した後、トナー像を用紙に転写して定着する方式である。
このような画像形成装置においては、用紙に転写されたトナーの量により画像濃度が決定するが、使用環境の変化や使用頻度など様々な要因により画像濃度が変動する場合がある。この画像濃度の変動を抑え、目標とする濃度に調整する方法は多く提案されている。
例えば、感光体ドラムを所定の帯電電圧に帯電させ、所定の露光エネルギーで露光を行い静電潜像を形成し、所定の現像バイアス電圧でトナーを感光体ドラム上の静電潜像に現像させた後、感光体ドラムや転写ベルト上にテストパターンを形成し、そのテストパターンの濃度をトナー濃度検出手段により検出し、その検出値を基準値と比較して、画像形成の条件、例えば露光装置の光量、現像バイアス電圧、トナー供給バイアス電圧などの制御を行って最終的に用紙上に形成される画像濃度が目標濃度となるようにしてきた。
特開平11−184190
しかしながら、上記のような画像形成装置においては、従来、濃度を補正するときに、カブリ(非画像部分が汚れてしまうこと)が悪化することがあるという問題があった。よって、本発明の課題は、カブリの発生を防止することができ、より安定した画像濃度を得ることができる画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、像担持体と、帯電電圧が供給され、前記像担持体の表面を帯電する帯電部と、前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光部と、現像電圧が供給され、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を付着して可視像を形成する現像部と、前記可視像を転写部材に転写する転写部と、前記転写部材上の可視像の濃度を検出する濃度検出手段と、前記濃度検出手段により検出された濃度に応じて前記現像部に供給する現像電圧を補正する現像電圧補正手段と、温度と湿度で設定された環境レベルに応じた帯電環境テーブル電圧を格納する帯電環境テーブルと、温度と湿度で設定された環境レベル毎に、帯電バイアス電圧と像担持体帯電電位との差分を示す露光量調整基準テーブル電圧を格納する露光量調整用テーブルとを備え、バイアス制御において、現在の環境レベルに応じて前記帯電環境テーブルから読み出した帯電環境テーブル電圧と現在設定されている現像電圧を用いて帯電バイアス電圧を算出し、現在の環境レベルに応じて前記露光量調整用テーブルから読み出した露光量調整基準テーブル電圧と該算出した帯電バイアス電圧との差分を前記像担持体の帯電電圧として算出し、前記算出した帯電バイアス電圧で前記像担持体を帯電し、前記像担持体の帯電電圧に対応する露光量で前記像担持体を露光し、現在設定されている現像電圧で現像して可視像を形成し、前記形成した可視像の濃度を前記濃度検出手段により検出し、検出した濃度に応じて前記現像電圧補正手段により前記現像電圧を補正し、補正後の現像電圧と前記帯電環境テーブル電圧を用いて補正後帯電バイアス電圧を算出し、算出した補正後帯電バイアス電圧を設定することにより、現像電圧の補正前における現像剤層電位と前記現像電圧との和と前記像担持体の帯電電圧との差と前記現像電圧の補正後における現像剤層電位と前記補正後現像電圧の和と前記補正後帯電電圧との差とを一定としたことを特徴とする画像形成装置を提供する。
本発明によれば、温度と湿度で設定された環境レベル毎に、帯電バイアス電圧と像担持体帯電電位との差分を示す露光量調整基準テーブル電圧を格納する露光量調整用テーブルとを備え、バイアス制御において、現在の環境レベルに応じて前記帯電環境テーブルから読み出した帯電環境テーブル電圧と現在設定されている現像電圧を用いて帯電バイアス電圧を算出し、現在の環境レベルに応じて前記露光量調整用テーブルから読み出した露光量調整基準テーブル電圧と該算出した帯電バイアス電圧との差分を前記像担持体の帯電電圧として算出し、前記算出した帯電バイアス電圧で前記像担持体を帯電し、前記像担持体の帯電電圧に対応する露光量で前記像担持体を露光し、現在設定されている現像電圧で現像して可視像を形成し、前記形成した可視像の濃度を前記濃度検出手段により検出し、検出した濃度に応じて前記現像電圧補正手段により前記現像電圧を補正し、補正後の現像電圧と前記帯電環境テーブル電圧を用いて補正後帯電バイアス電圧を算出し、算出した補正後帯電バイアス電圧を設定することにより、現像電圧の補正前における現像剤層電位と前記現像電圧との和と前記像担持体の帯電電圧との差と前記現像電圧の補正後における現像剤層電位と前記補正後現像電圧の和と前記補正後帯電電圧との差とを一定としたので、全環境レベルにおいて、カブリのない、且つ濃度が安定した、良好な品質の出力画像を得ることができる。
本発明の趣旨を説明するために、以下好適な実施形態を二例、添付図面に基づいて示すが、言うまでもなく本発明の範囲はこれらの様態に限られるものではない。本発明の趣旨に基づいて種々な実施形態で実施することも可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
ここでは、非画像部コントラスト電圧が変化すると、カブリも変動する傾向にあることを説明する。非画像部コントラスト電圧とは、現像バイアス電圧とトナー層電位との和に対する感光体帯電電位との差分の絶対値であり、現像コントラスト電圧とは、現像バイアス電圧とトナー層電位との和に対する露光部の潜像電位との差分の絶対値である。まず環境レベル値、帯電環境テーブル電圧、帯電経時テーブル電圧などについて説明する。環境レベル値とは、温度および湿度に対する画像形成特性の変動を段階的に示すレベルであり、環境センサにより測定した温度と湿度の関係から、演算部で演算して求めた値である。図4は、本発明における温度および湿度による画像形成特性を段階的に示す環境レベル図である。例えば、温度30oCかつ湿度80%の高温高湿環境はレベル1となり、温度25oCかつ湿度45%の室温環境はレベル3となり、温度10oCかつ湿度10%の低温低湿環境はレベル6となる。帯電環境テーブル電圧は、帯電環境テーブルに設定してあり、各動作環境での補正電圧であり、図5に示してある。後述するが、この帯電環境電圧は実施例1のなかで、画像形成装置の各動作環境で非画像部コントラスト電圧がほぼ一定となるように設定しておく。帯電経時テーブル電圧は、帯電経時テーブルに設定してあり、図12に示した印刷カウントに対するトナー層電位変動の特性を基に、初期からのトナー層電位変化量を設定するものであり、図6に示してある。例えば、環境レベル値がレベル3で、印刷カウントが2000枚の場合、帯電環境テーブル電圧値は−700Vであり(図5)、帯電経時テーブル電圧値は+10Vである(図6)。
(1) 非画像部コントラスト電圧の増加によりカブリが悪化する傾向にある点について説明する。
ここでは画像形成装置が同じ動作環境レベルで非画像部コントラスト電圧の増加によりカブリが悪化する傾向にあることを説明する。
図8においては、環境レベル3、印刷初期における現像バイアス電圧Vdbが−200Vのときと−300Vのときの帯電バイアス電圧とカブリの関係を示している。縦軸のカブリの数値は、カブリの濃度を示す指標である色差で表しており、値が大きいほどカブリが悪いことを示す。本画像形成装置において目標とする値は、印刷媒体上の非画像部の色汚れが目視では認識できないレベルである0.5以下である。図10は、帯電ローラに供給する帯電バイアス電圧に対する感光体表面の帯電電位の関係を、環境レベル別に示す図である。環境レベルが異なる場合でも、帯電バイアス電圧に対する感光体帯電電位の増加の傾きは同一であるが、環境レベル値が小さいほど感光体の帯電電位(絶対値)が高くなることを示している(感光体帯電電位を−500Vとする場合、供給する帯電バイアス電圧は環境レベル1では−900V、環境レベル3では−1000V、環境レベル6では−1150Vとなる)。図11は、トナー層電位と環境レベルの関係を示す図である。環境レベルが1から6へ変化するに従い、トナー層電位が−40Vから−90Vへ増加することを示している。図12は、印刷カウントに対するトナー層電位の変動関係を環境レベル別に示す図である。例えば、環境レベル3の場合、初期ではトナー層電位は−60Vであるが、印刷カウントが10000枚までは、カウント数に従い、低下し、10000枚以降は−40Vでほぼ一定となることを示している。
まず、帯電バイアス電圧の設定を−1000Vと、環境レベル3とした場合、現像バイアス電圧Vdb=−300VとVdb=−200V のときの非画像部コントラスト電圧の変動傾向をみる。ここで、帯電バイアス電圧は−1000Vであるので、図10から感光体帯電電位は−500Vとなる。また、図11、と図12(印刷初期状態、つまり、印刷枚数が0枚のとき)より、トナー層電位は−60Vである。これらより、現像バイアス電圧とトナー層電位との和に対する感光体帯電電位との差分の絶対値(非画像コントラスト電圧)は、Vdb=−200Vのときは、|−200+(−60)−(−500)|=240V、Vdb=−300Vのときは、|−300+(−60)−(−500)|=140Vとなる。しかし、図8から帯電バイアス電圧の設定を−1000Vとした場合、Vdb=−300Vではカブリは0.5以下なので良好であるが、Vdb=−200Vの場合、カブリは0.8となり不良である。言い換えれば、非画像部コントラスト電圧が140Vから240Vへと増加すると、カブリが0.5以下で良好から、0.8で不良へと悪化する。すなわち、これは非画像部コントラスト電圧の増加によりカブリが悪化する傾向にあることを示唆している。実際に図8でVdb=−300Vの曲線に着目すると、カブリが良好となる範囲は、帯電バイアス電圧−950Vから−1060Vまでの範囲であり、このとき非画像コントラスト電圧の範囲を次のように算出してみる。図10から帯電バイアス電圧は−950Vと−1060Vのとき、対応した感光体帯電電位は、−450Vと−560Vである。よって、非画像部コントラスト電圧は、|−300+(−60)−(−450)|=90Vから、|−300+(−60)−(−560)|=200Vへと増加することがわかる。
(2) 非画像部コントラスト電圧の低下によりカブリが悪化する傾向にある点について説明する。
ここでは画像形成装置が異なる動作環境レベルで非画像部コントラスト電圧の低下によりカブリが悪化する傾向にあることを説明する。
図9においては、現像バイアス電圧Vdbが−300V一定であり、印刷初期において、環境レベル1と環境レベル3のときのカブリを示している。まず、帯電バイアス電圧の設定を−900Vとした場合、環境レベル1と環境レベル3のときの非画像部コントラスト電圧の変動傾向をみる。ここで、図10から感光体帯電電位は環境レベル1では−500V、環境レベル3では−400Vである。また、図11と図12(印刷初期状態、つまり、印刷枚数が0枚のとき)より、トナー層電位は環境レベル1で−40V、環境レベル3で−60Vとなる。これらより、非画像部コントラスト電圧は、環境レベル1のときは、|−300+(−40)−(−500)|=160V、環境レベル3のときは、|−300+(−60)−(−400)|=40Vとなる。しかし、図9から、帯電バイアス電圧の設定を−900Vとした場合、環境レベル1ではカブリ0.5以下なので良好であるが、環境レベル3の場合、カブリが2.0となり、不良である。言い換えれば、非画像部コントラスト電圧が160Vから40Vへと減少すると、カブリが0.5以下で良好から、2.0で不良へと悪化する。すなわち、これは非画像部コントラスト電圧の低下によりカブリが悪化する傾向にあることを示唆している。実際に図9で環境レベル1の曲線に着目すると、カブリが良好となる範囲は、帯電バイアス電圧が−840Vから−920Vの範囲であり、このときの非画像コントラスト電圧の範囲を算出してみる。帯電バイアス電圧は−840Vと−920Vのとき、図10より、対応した感光体帯電電位は、−460Vと−540Vである。よって、非画像部コントラスト電圧は、|−300+(−60)−(−460)|=100Vから、|−300+(−60)−(−540)|=180Vへと増加することがわかる。
以上のように、良好な非画像部コントラスト電圧の範囲は環境によりわずかに変化するが、非画像部コントラスト電圧が180V程度以上になると、トナーの帯電分布のなかで逆方向電位に帯電したトナーが感光体ドラムへ付着し、カブリ0.5以上の不良となる。逆に非画像部コントラスト電圧が100V程度以下になると、トナーの帯電分布のなかで帯電量の高いトナーが非画像へも現像されやすくなり、カブリ0.5以上の不良となる。図15は、非画像部コントラスト電圧に対するカブリの変化関係を、環境レベル別に示す図である。
よって、上述(1)および(2)より、非画像部コントラスト電圧が変化すると、カブリも変動する傾向にあることがわかる。従来、濃度を補正するために、現像コントラスト電圧を調整すると、非画像部コントラスト電圧も変動してしまうため、カブリが悪化することが生じたわけである。したがって、本発明の特徴は非画像部コントラスト電圧を画像形成装置の各動作環境でほぼ一定となるようにバイアス条件制御を行い、且つ帯電バイアス電圧の変動に従い、露光量を調整するようにすることにより、カブリの発生を防止することができ、より安定した画像濃度を得ることができることである。以下実施形態を二例用いて示す。
本実施例は画像形成装置の各動作環境で非画像部コントラスト電圧がほぼ一定となるように環境電圧テーブルを設定して、そして実際に動作環境や、印刷枚数、使用頻度、印刷画像の面積率、あるいは画像形成プロセス材料の特性変化など様々な要因により画像濃度に変化が生じるとき、画像濃度の補正をする例である。この非画像部コントラスト電圧は、各動作環境でのカブリが本実施例では0.5以下とする電圧値である。本実施例には二つの大きな構成(1)と(2)がある。即ち、(1)まず非画像部コントラスト電圧が各環境でほぼ一定となるような電圧値を帯電環境テーブルに設定して、そして得られたバイアス条件で画像形成装置を作動させる。非画像部コントラスト電圧が各環境でほぼ一定となるように電圧値を帯電環境テーブルに設定して、バイアス制御を行い、且つ帯電バイアス電圧の変動に従い、露光量を調整することにより、目標画像濃度が得られるのは望ましいが、実際に上述した様々な要因により、同一のバイアス条件では画像濃度に変化が生じる場合がある。(2)そこで、画像濃度を検出して、濃度が変動した場合、バイアス条件を制御して目標濃度が得られるように補正する。
図1は本実施例の画像形成装置の構成の概略を示す図であり、ここでの画像形成装置を電子写真方式プリンタとする。アルミなどドラム形状の導体の表面に光導体層を形成し回転駆動される像担持体としての感光体ドラム1の周囲に、帯電ローラ2、露光ヘッド3、現像器4、転写ベルト9、感光体クリーニングブレード10が配置され、さらに定着器11、濃度センサ13から構成される。帯電ローラ2は、例えばステンレスなどの導体を軸としてエピクロルヒドリンなどの導電性の弾性体が被覆されており、感光体ドラム1に接触するように配置されている。露光ヘッド3は、例えばLED素子とレンズアレイからなり、LED素子からの照射光が感光体ドラム1表面に結像する位置に配置されている。現像器4は、例えばステンレスなどの導体を軸としてウレタンなどの導電性の弾性体を被覆した現像ローラ5と、例えばステンレスなどの導体を軸としてシリコンなどの発砲性の弾性体を被覆した供給ローラ6と、例えばステンレス鋼の板状部材である規制ブレード7からなり、内部には図示していないトナーカートリッジからトナーが供給される構成であり、現像ローラ5が感光体ドラム1に接触するように配置されている。転写ベルト9は、例えばポリアミドなどからなる半導電性のベルト状部材であり感光体ドラム1に接触するように配置されている。感光体ドラム1との接触部には感光体とドラム1に対向する位置に例えば発砲性弾性体からなる転写ローラ8が配置されている。濃度センサ13は、例えば発光ダイオードと受光ダイオードからなるフォトセンサであり、転写ベルト9の、感光体ドラム1との接触位置の下流に配置されている。濃度センサ13の下流には、転写クリーニングブレード14が転写ベルトに接触配置されている。12は転写ベルト9上を搬送される印刷媒体を示している。また、本画像形成装置は装置内の温度および湿度を検出する環境センサ20を備えている。
このようなプリンタの印刷工程においては、まず帯電ローラ2に帯電バイアス電圧を供給して感光体ドラム1の表面を一様に帯電させる。次に、露光ヘッド3に駆動電流を供給して、帯電された感光体ドラム1の表面を露光して所望の静電潜像パターンを形成する。そして、表面にトナー薄層が形成されている現像ローラ5に現像バイアス電圧を供給して、感光体ドラム1上のトナー像を印刷媒体12上へ転写させた後、印刷媒体12上のトナー像は定着器11により印刷媒体12に定着され印刷動作が完了する。
図2は、本実施例の画像形成装置の制御ブロック図を示したものである。帯電ローラ2には帯電バイアス電圧制御部21が接続されており、演算部24で設定された帯電バイアス電圧が供給される。現像ローラ5には現像バイアス電圧制御22が接続されており、演算部24で設定値された現像バイアス電圧が供給される。露光ヘッド3には露光量制御部23が接続されており、演算部24で設定された駆動電流値が供給される。濃度センサ13は転写ベルト9上のトナー像を読み取り、出力値は演算部24により演算され濃度が検出される。
環境センサ20は装置内の温度および湿度を測定し、出力値は演算部24により演算され、環境レベル値が検出される。演算部24は内部に印刷カウンタ25を備え、感光体ドラム1の回転数を計測して印刷枚数に相当するカウント数を演算により求めている。また、演算部24には記憶部26が接続されている。記憶部26の内部には、環境レベル値に対応した電圧値が格納されている帯電環境テーブル27、印刷カウント値に対応した電圧値が格納されている帯電経時テーブル28、そして環境レベル値に対応した電圧値が格納されている露光量調整基準テーブル29を備えている。
図3は本実施例のフローを示すものである。まず、記憶部26内に記憶されている帯電テーブル27から環境レベル値に対応した帯電環境テーブル電圧値を、同じく記憶部26内に記憶されている帯電経時テーブル値28から印刷カウント値に対応した帯電経時テーブル電圧値を読込む。そして、読込んだ帯電環境テーブル電圧値と帯電経時テーブル値とを加算して、帯電基準電圧を算出する。ここでの帯電環境テーブル電圧値は、各動作環境レベルで非画像部コントラスト電圧がほぼ一定となるように設定される(Step S31)。次に算出された帯電基準電圧と現像バイアス電圧を加算して帯電バイアス電圧を算出する(Step S32)。続いて、記憶部26内に記憶されている露光量調整用環境テーブル29から環境レベル値に対応した露光量調整環境テーブル電圧値を読込み、前記にて算出された帯電バイアス電圧との差分を算出して、この差分に対して調整係数を乗算して露光量調整値を算出する(Step S33)。以上により、決定した帯電バイアス電圧、現像バイアス電圧、露光量により感光体上にトナー像を作成する。トナー像は、濃度センサ13の位置に対応した位置に、例えば、画像面積率が100%、70%、30%のパッチパターンとすればよい(Step S34)。感光体ドラム1上に形成されたトナー像は、転写ベルト上へ直接転写させる。そして転写ベルト9の回転により、濃度センサ13の直下にパッチパターンが移動するタイミングでパッチパターンの反射率を読み取り、演算部24において演算処理が施され、画像濃度が検出される(Step S35)。画像濃度算出後、演算部24において検出した濃度値と目標値との差分を算出する。現像バイアス値と濃度は線形の関係を持ち、あらかじめ記憶部26に記憶されている補正係数に従い、差分に応じて濃度を補正する現像バイアス電圧の補正電圧値が算出される(Step S36)。上記により算出された濃度に対しての現像バイアス電圧補正値と、現像バイアス電圧値とを加算して補正後現像バイアス電圧を算出する(Step S37)。補正後現像バイアス電圧算出後、帯電基準電圧と補正後現像バイアス電圧を加算して、補正後帯電バイアス電圧を算出する(Step S38)。補正後帯電電圧算出の後、露光量調整基準テーブル値と補正後帯電バイアス電圧との差分に調整係数を乗算して露光量調整値を算出する(Step S39)。露光量を調整した上で本フローが完了する。
次に、この実施例のフローに従い、具体的な数字の例で本実施形態を説明する。
ここでは画像形成装置の環境レベル値をレベル3、印刷カウントを2000枚の場合とする。図5は、環境レベルに対する帯電環境テーブル電圧を示す図である。図6は、印刷カウントに対する帯電経時テーブル電圧を示す図である。図5および図6より、印刷カウントが2000枚の場合、帯電環境テーブル電圧値は−700Vであるが、帯電経時テーブル電圧値は+10Vが読込まれ、したがって帯電基準電圧は、(−700+10)=−690Vとなる(Step S31)。現像バイアス電圧はここで−310Vとする。したがって、帯電バイアス電圧は、(−690)+(−310)=−1000Vとなる(Step S32)。露光量調整に関して、図13を用いて説明する。図13は感光体帯電電位に対する露光量の設定値を示したものである。感光体帯電電位が−500Vのときの露光量を露光基準値として、感光体帯電電位の増減に比例して露光量を調整する。露光基準値では駆動電流は3mAとすると、例えば、感光体帯電電位が−400Vの場合、図13より、露光量は0.7(相対値)に調整される。これに伴い、駆動電流は、3mA×0.7=2.1mAとすれば良い。ここで、環境レベル3の露光量調整基準テーブル電圧は図7より−500Vであり、前記の通り帯電バイアス電圧は−1000Vであるので、差分は−500Vとなり、図13より露光量は1.0と算出される(Step S33)。以上により、決定した帯電バイアス電圧(−1000V)、現像バイアス電圧(−310V)、露光量(P=1.0)により感光体上にトナー像を作成する(Step S34)。ここでの、感光体上の潜像電位を図14(a)を用いて説明する。感光体帯電電位は−500Vであり露光量P=1で露光するとき、露光部の静電潜像は−100Vとする。現像バイアス電圧は上記より−310Vであり、トナー層電位Vt1は図12(印刷状態が2000枚)より−50Vである。これより、現像コントラスト電圧Vdc1は、|−310+(−50)−100|=260Vである。非画像部コントラスト電圧Vbc1は、|−310+(−50)−(−500)|=140Vとなり、図15よりカブリが0.5以下の良好範囲である。
そして濃度を検出する。ここで、検出濃度がOD値で1.29、目標濃度がOD値で1.5とする。(Step S35)。本実施例の現像ローラの材料やトナーの帯電特性では補正係数が現像バイアス電圧変化量100Vに対してOD変化量を0.3であるので、現像バイアス電圧を、((1.29−1.5)*100)/0.3=−70V増加させれば良い。したがって、このとき濃度に対しての現像バイアス電圧補正値は−70Vである(Step S36)。現像バイアス電圧値は−310Vであるので、補正後現像バイアス電圧は、(−70)+(−310)=−380Vとなる(Step S37)。参考のため、ここでのバイアス条件における感光体上の潜像電位を図14(b)に示す。現像バイアス電圧が−380Vに変化することにより、現像コントラスト電圧Vdc2は、|−380+(−50)−100|=330Vとなり、補正前と比較して潜像電位が、|Vdc2−Vdc1|=70V分増加する。一方、非画像部コントラスト電圧Vbc2は、|−380+(−50)−(−500)|=70Vとなり、この場合、図15よりカブリが0.5以上の不良となる。帯電基準電圧は−690Vであり、補正後現像バイアス電圧は−380Vであるため、補正後帯電バイアス電圧は、(−690)+(−380)=−1070Vとなる(Step S38)。感光体上の潜像電位は、図14(c)に示すように、感光体帯電電位の増加により、潜像電位全体が−70V増加する。したがって、非画像部コントラスト電圧Vbc3は、|−380+(−50)−(−570)|=140Vとなり、図15よりカブリが0.5以下の良好範囲となる。一方、現像コントラスト電圧Vdc3は、|−380+(−50)−(−170)|=260Vに低下するため、補正後濃度が得られない。補正後濃度が得られるために、露光量を調整しなければならない。
上記より、露光量調整基準テーブル値は−500V、補正後帯電バイアス電圧は−1070Vより、差分は−570Vとなる。図13より感光体帯電電位が−570Vのとき露光量調整値は1.21である(Step S39)。これより潜像電位深さは70V増加する。したがって、感光体上の潜像電位は、図14(d)に示すように、潜像電位深さが70V増加する。したがって、非画像部コントラスト電圧Vbc4は140Vを維持し、且つ現像コントラスト電圧Vdc4は330Vとなり、露光部の潜像電位は−100Vとなるため、目標とする濃度1.5が得られる。
以上の処理により、本実施例の濃度補正によるバイアス制御が完了する。本実施例の濃度補正によれば、現像バイアス電圧が変化した場合はもちろん、使用環境が変化した場合においても、非画像部コントラスト電圧は常に一定になる。例えば、印刷初期状態のとき、非画像部コントラスト電圧は140Vとなる。したがって、図15に示すように全環境レベルにおいて、カブリ0.5以下の良好な印刷品質を得ることができる。非画像部コントラスト電圧の設定値は、カブリ0.5以下を目標とする場合は100Vから180V程度の範囲であれば良い。また、非画像部コントラスト電圧を一定にするために、帯電バイアス電圧を変化させた場合、その変化量に応じて露光量を調整するため、現像コントラスト電圧は濃度補正による補正後の値を維持するため、一定濃度を得ることができる。
本実施例では、露光量調整に関して駆動電流を調整する方法について説明しているが、露光量は駆動電流に応じた発光量と発光時間の積に比例するので、駆動電流を一定にして発光時間を調整しても良い。
上記濃度補正は、例えば装置の電源をオンにするタイミングや、印刷カウントが一定の枚数を経過するタイミングや、環境レベルが変動するタイミングで行う。
もちろん本実施例で示した値は一例に過ぎず、使用するプロセス材料の特性やプロセス速度などの条件に合わせて、テーブル電圧値などは適宜最適値を設定すれば良い。
本実施例は、感光体帯電電位とトナー層電位を直接検知して、非画像部コントラスト電圧の調整を行うことにより、画像形成装置の各動作環境で非画像部コントラスト電圧がほぼ一定となるようにして濃度を補正する例である。
本実施例には、二つの大きな構成(1)と(2)がある。即ち、(1)まず既に動作している画像装置の画像濃度を検出して目標濃度値との差分を算出して、この濃度の差分に従って、バイアス電圧条件を補正する。(2)そして補正されたバイアス電圧条件で非画像部コントラスト電圧値が目標非画像部コントラスト電圧値となるように、基準帯電バイアス電圧を算出し、そして露光量を調整することにより目標濃度が得られる。
この目標非画像部コントラスト電圧を、各動作環境でのカブリが本実施例では0.5以下とする電圧値である。
図16に本発明の第2実施例の画像形成装置の構成概略を示す。本実施例の画像形成装置を電子写真方式プリンタとし、第1の実施例と同一の構成については同じ番号を付与し、その対応した説明は省略する。第2実施例においては、電位センサ51が感光体ドラム1に対向して、現像ローラ5との接触位置と転写ベルト9との接触位置の間に設置されている。電位センサ51は非接触方式の表面電位センサである。なお、本実施例の画像形成装置の印刷過程は第1実施例の画像形成装置の印刷過程とほぼ同じである。
図17は、本実施例の画像形成装置の制御ブロック図を示したものである。帯電ローラ2には帯電バイアス電圧制御部21が接続されており、演算部52で設定された帯電バイアス電圧が供給される。現像ローラ5には現像バイアス電圧制御部22が接続されており、演算部52で設定された現像バイアス電圧が供給される。露光ヘッド3には露光量制御部23が接続されており、演算部52で設定された駆動電流値が供給される。濃度センサ13は転写ベルト9上のトナー像を読み取り、出力値は演算部52により演算され濃度が検出される。電位センサ51は感光体帯電電位および感光体上に形成されたトナー像のトナー層電位を読み取り、出力値は演算部52により演算された電圧値が検出される。演算部52には記憶部53が接続されている。
図18は本実施例の濃度補正のフローを示すものである。濃度補正においては、まず、あらかじめ記憶部53に格納されている基準帯電バイアス電圧値を読み込み、帯電ローラに電圧を供給し感光体表面を帯電させ、このときの感光体帯電電位を電位センサ51により検出する(Step S61)。基準帯電バイアス電圧は、例えば−1000Vとし、検出した感光体帯電電位は−520Vとする。検出された感光体帯電電位は記憶部53に格納される。
次に、記憶部53に格納されている基準露光量を読み込み、露光ヘッド3に基準露光量に応じた駆動電流を供給して、静電潜像パターンを形成する。さらに記憶部53に格納されている基準現像バイアス電圧値を読み込み、現像ローラ5に基準現像バイアス電圧を供給して静電潜像パターンを現像とトナー像を作成する(Step S62)。基準露光量の駆動電流は、例えば3mA、基準現像バイアス電圧は、例えば−300Vとする。静電潜像パターンは、トナー層電位検出用と濃度検出用に供用することが望ましく、電位センサ51および濃度センサ13の位置に対応した位置に、例えば、画像面積率が100%、70%、30%のパッチパターンが形成される。
そして、感光体ドラム1上に形成されたトナー像の画像面積率100%パッチパターンの表面電圧を、電位センサ51により測定し、演算部52において演算処理が施され、トナー層電位を検出する(Step S63)。検出されたトナー層電位は記憶部53に格納される。ここでは、検出されたトナー層電位は−80Vとする。
続いて、感光体ドラム1上に形成されているトナー像を、転写ベルト上へ直接転写させる。そして転写ベルト9の回転により、濃度センサ13の直下にパッチパターンが移動するタイミングでパッチパターンの反射率を読み取り、演算部52において演算処理が施される(Step S64)。濃度センサ13を通過した転写ベルト9上のトナーは、クリーニングブレード14により掻き落とされ、図示しない廃トナーボックスに回収される。
画像濃度算出後、演算部52において検出した濃度値と目標値との差分を算出する。現像バイアス値と濃度は線形の関係を持ち、あらかじめ記憶部53に記憶されている補正係数に従い、差分に応じた現像バイアス電圧の補正電圧値が算出される(Step S65)。本実施例の現像ローラの材料やトナーの帯電特性では補正係数が現像バイアス電圧変化量100Vに対してOD変化量を0.3であるので、例えば、検出濃度がOD値で1.8、目標濃度がOD値で1.5の場合、現像バイアス電圧を100V減少させれば良い。このとき、濃度に対しての現像バイアス補正電圧値は+100Vである。
上記により算出された濃度に対しての現像バイアス補正電圧値と基準現像バイアス電圧値を加算して補正後現像バイアス電圧を算出する(Step S66)。濃度に対しての現像バイアス濃度補正電圧値は+100V、基準現像バイアス電圧値は−300Vであるので、補正後現像バイアス電圧は、+100+(−300)=−200Vとなる。
補正後現像バイアス電圧算出後、記憶部53に格納されている感光体帯電電位検出値から、同じく記憶部53に格納されているトナー層電位検出値と補正後現像バイアス電圧を減算して、非画像部コントラスト電圧を算出する(Step S67)。上記より、感光体帯電電位検出値は−520V、トナー層電位検出値は−80V,補正後現像バイアス電圧値は−200Vであるので、非画像部コントラスト電圧は、|−200+(−80)−(−520)|=240Vである。非画像部コントラスト電圧は180V以上であるので、図15よりカブリは0.5以上の不良領域と判定される。
非画像部コントラスト電圧算出後、あらかじめ記憶部53に格納されている目標非画像部コントラスト電圧値から算出された非画像部コントラスト電圧値を減算し、その差分を基準帯電バイアス電圧に加算する(Step S68)。目標コントラスト電圧は、カブリ0.5以下が得られる値に設定される。例えば、目標非画像部コントラスト電圧を130Vとすると、非画像部コントラスト電圧240Vとの差分は、非画像部コントラスト電圧から目標非画像部コントラスト電圧を減算して、即ち、240−130=110Vであるので、基準帯電バイアス電圧−1000Vに加算して補正後帯電バイアス電圧は、−1000+110=−890Vとなる。
この後、補正後帯電バイアス電圧を帯電ローラ2に供給し、感光体ドラム1を帯電させる。そしてこのときの帯電電圧を電位センサ51により検出する(Step S69)。ここでは、検出された感光体帯電電位は−410Vとする。前述の通り、補正後現像バイアス電圧は−200V、トナー層電位検出値は−80Vであるので、非画像部コントラスト電圧は、|−200+(−80)−(−410)|=130Vとなり、図15よりカブリ0.5以下を達成することができる。
補正後の感光体帯電電位検出後、検出帯電電圧値から露光量調整値を算出する(Step S70)。露光量調整係数はあらかじめ記憶部53に格納されており、本例では図13に示すように感光体帯電電位−500Vを基準として帯電電圧変化量1Vあたり0.003である。感光体帯電電位検出値は−410Vであるので、露光量は、1−(−410−(−500))*0.003=0.73となり、潜像電位深さが調整され、濃度補正による所望の画像濃度を得ることができる。
以上の処理により、本実施例の濃度補正によるバイアス制御が完了し、以降このバイアス条件で印刷動作を行う。本実施例の濃度補正によれば、感光体帯電電位とトナー層電位を直接検知して、非画像部コントラスト電圧の調整を行うので、現像バイアス電圧が変化した場合はもちろん、トナー層電位、使用環境が変化した場合においても、非画像部コントラスト電圧を目標値に設定することができる。したがって、全環境レベルにおいて、カブリ0.5以下の良好な印刷品質を得ることができる。非画像部コントラスト電圧の設定値は、カブリ0.5以下を目標とする場合は100Vから180V程度の範囲であれば良い(図15より)。また、非画像部コントラスト電圧を調整するために、帯電バイアス電圧を変化させた場合、その変化量に応じて露光量を調整するため、現像コントラスト電圧は濃度補正による補正後の値を維持するため、一定濃度を得ることができる。
上記濃度補正は、例えば装置の電源をオンにするタイミングや、印刷カウントが一定の枚数を経過するタイミングや、環境レベルが変動するタイミングで行う。
もちろん本実施例で示した値は一例に過ぎず、使用するプロセス材料の特性やプロセス速度などの条件に合わせて、目標値などは適宜最適値を設定すれば良い。非画像部コントラスト電圧の良品判定範囲は、要求される品質レベルに応じて決定すれば良い。
上記の実施例1と実施例2では、プリンタに利用する例について説明したが、ファクシミリや、複写機等の画像形成装置、またはこれらの少なくとも二つ以上の機能を備えたMFP(Multi-Function Product)等の画像形成装置にも利用できる。
また、現像装置1台を用いるモノクロプリンタのみならず、現像装置を4台使用して1サイクルで転写を行うタンデム型カラープリンタにも利用できる。中間転写ベルトを用いて転写を順次4回繰り返してカラー画像を形成する、4サイクルカラープリンタにも利用できる。
また、1成分接触現像方式のプリンタに利用する例について説明したが、1成分非接触現像方式、2成分現像方式にも利用できる。
実施例2では、感光体上のトナー層電位を検出する例について説明したが、電位センサを転写ベルトに対向する位置に設置し、転写後のトナー層電位を検出して制御することも可能である。また、現像ローラの表面に対向する位置に設置して、現像ローラ上のトナー層電位を検出して制御することも可能である。
さらに、電位センサの代用として、現像ローラに流れる電流を検出する電流検出回路を用いて、電流値からトナー層電位および感光体帯電電位を算出して、制御に使用することも可能である。
本発明の第1実施例の画像形成装置の概略図である。 本発明の第1実施例の画像形成装置の制御ブロック図である。 本発明の第1実施例の濃度補正のフローを示す図である。 本発明における温度および湿度による画像形成特性を段階的に示す環境レベル図である。 本発明の第1実施例における環境レベルに対応する帯電環境テーブル電圧を示す図である。 本発明における印刷カウントに対する帯電経時テーブル電圧を示す図である。 本発明における環境レベルに対する露光量調整基準テーブル電圧を示す図である。 環境レベル3、印刷初期における現像バイアス電圧Vdbが−200Vのときと−300Vのときの帯電バイアス電圧とカブリの関係を示す図である。 現像バイアス電圧Vdbが−300V一定、印刷初期において、環境レベル1と環境レベル3のときのカブリを示す図である。 帯電ローラに供給する帯電バイアス電圧に対する感光体表面の帯電電位の関係を、環境レベル別に示す図である。 トナー層電位と環境レベルの関係を示す図である。 印刷カウントに対するトナー層電位の変動関係を環境レベル別に示す図である。 感光体帯電電位に対する露光量の設定値を示す図である。 本発明の第1実施例を潜像電位の変化を通じて説明する図である。 非画像部コントラスト電圧に対するカブリの変化関係を、環境レベル別に示す図である。 本発明の第2実施例の画像形成装置の概略図である。 本発明の第2実施例の画像形成装置の制御ブロック図である。 本発明の第2実施例の濃度補正のフローを示す図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 帯電ローラ
3 露光ヘッド
4 現像器
5 現像ローラ
6 供給ローラ
7 規制ブレード
8 転写ローラ
9 転写ベルト
10 感光体クリーニングブレード
11 定着器
12 印刷媒体
13 濃度センサ
14 転写クリーニングブレード
20 環境センサ
21 帯電バイアス電圧制御部
22 現像バイアス電圧制御部
23 露光量制御部
24 演算部
25 印刷カウンタ
26 記憶部
27 帯電環境テーブル
28 帯電経時テーブル
29 露光量調整基準テーブル
51 電位センサ
52 演算部
53 記憶部

Claims (1)

  1. 像担持体と、
    帯電電圧が供給され、前記像担持体の表面を帯電する帯電部と、
    前記像担持体の表面に静電潜像を形成する露光部と、
    現像電圧が供給され、前記像担持体に形成された静電潜像に現像剤を付着して可視像を形成する現像部と、
    前記可視像を転写部材に転写する転写部と、
    前記転写部材上の可視像の濃度を検出する濃度検出手段と、
    前記濃度検出手段により検出された濃度に応じて前記現像部に供給する現像電圧を補正する現像電圧補正手段と、
    温度と湿度で設定された環境レベルに応じた帯電環境テーブル電圧を格納する帯電環境テーブルと、
    温度と湿度で設定された環境レベル毎に、帯電バイアス電圧と像担持体帯電電位との差分を示す露光量調整基準テーブル電圧を格納する露光量調整用テーブルとを備え、
    バイアス制御において、現在の環境レベルに応じて前記帯電環境テーブルから読み出した帯電環境テーブル電圧と現在設定されている現像電圧を用いて帯電バイアス電圧を算出し、現在の環境レベルに応じて前記露光量調整用テーブルから読み出した露光量調整基準テーブル電圧と該算出した帯電バイアス電圧との差分を前記像担持体の帯電電圧として算出し、前記算出した帯電バイアス電圧で前記像担持体を帯電し、前記像担持体の帯電電圧に対応する露光量で前記像担持体を露光し、現在設定されている現像電圧で現像して可視像を形成し、前記形成した可視像の濃度を前記濃度検出手段により検出し、検出した濃度に応じて前記現像電圧補正手段により前記現像電圧を補正し、補正後の現像電圧と前記帯電環境テーブル電圧を用いて補正後帯電バイアス電圧を算出し、算出した補正後帯電バイアス電圧を設定することにより、現像電圧の補正前における現像剤層電位と前記現像電圧との和と前記像担持体の帯電電圧との差と前記現像電圧の補正後における現像剤層電位と前記補正後現像電圧の和と前記補正後帯電電圧との差とを一定としたことを特徴とする画像形成装置。
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