JP2014128909A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、環境変化や経時変化等で電子写真プロセスが変動しても、筋ムラのない良好な画像を得ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】主走査方向に複数の発光素子及び発光素子を集光する複数のレンズを有し、帯電された像担持体に光を照射して静電潜像を形成する露光装置と、静電潜像に供給するトナー量が一定になるよう現像特性に応じて現像バイアスが印加される現像装置を備え、帯電装置に印加される帯電バイアスは現像バイアスの変動に連動して制御され、帯電バイアスにより帯電した像担持体の表面電位に基づいて露光装置の光量を、予め設定された光量を前記像担持体の基準となる表面電位における半減露光量のE0倍、変動した現像バイアスおよび表面電位に連動して変動する光量を変動後の表面電位における半減露光量のE1倍としたときに、下記式を満たす範囲で制御する。1≦E0≦3.0、E0×0.8≦E1≦E0×1.2。
【選択図】図6

Description

本実施形態は、電子写真法による画像形成装置、特に複数の発光素子が主走査方向に配列された走査ヘッドによって像担持体への潜像形成を行う画像形成装置に関する。
近年、電子写真法による画像形成装置では、画像情報を感光体へ露光する装置としてLEDやOLEDに代表される小型の露光デバイスが注目されている。LEDを用いた露光装置としては、例えば画像の1ドットに対応した微小なLEDを感光体の軸方向(主走査方向)に複数個直線状に配列したLEDアレイと、LEDからの光を感光体上にビームとして収束し結像させる複数のレンズからなるセルフォックレンズアレイを備えた露光装置がある。
このような露光装置では、レーザー光学系等に比べ発光点がケタ違いに多い上にレンズの数も多い。このため、各発光点の特性やセルフォックレンズの特性のばらつきによってそれぞれのビームプロファイル(光強度分布)が異なり、主走査方向に光学特性のばらつきが発生する。このような光学特性のばらつきにより、ハーフトーン画像を印字した場合に副走査方向に沿った縦筋上の濃度ムラとなる。
これに対し、LED等を備えた露光装置側にビーム径補正と呼ばれる補正処理が一般的に行われるが、ビーム径補正による補正処理は条件が変わると逆効果になる場合があるため、例えば、各発光点のビーム径を一定にするための補正のデータと、各発光点の光量を一定にする派生データを露光ヘッドごとに2種類格納しておき、使用環境等の変化に応じてそれらを演算して各発光点の光強度を制御することで、安定したドット径補正をかける等の方法がなされている。
特許第4360002号明細書
しかしながら、上記した方法では2種類の補正データを露光ヘッド内に格納しなければならずメモリ量が多くなるうえ、露光ヘッドの調整工程にも時間がかかる。また、制御自体も複雑になるという欠点があるうえ、正確に強度を合せるのは難しい。
本発明は、上記問題に鑑みなされたものであり、その目的は、簡単な構成で、環境変化や経時変化等で電子写真プロセスが変動しても、筋ムラのない良好な画像を維持することが可能な画像形成装置を提供することにある。
本実施形態の画像形成装置は、主走査方向に複数の発光素子及びこれら発光素子を集光する複数のレンズを有し、帯電装置により帯電された像担持体に光を照射することにより静電潜像を形成する露光装置と、トナーを有する現像剤を収容し、上記静電潜像に供給するトナー量が一定になるよう現像特性に応じて現像バイアスが印加される現像装置を備え、上記帯電装置に印加される帯電バイアスは上記現像バイアスの変動に連動して制御され、上記帯電バイアスにより帯電した上記像担持体の表面電位に基づいて上記露光装置の光量を、予め設定された上記光量を上記像担持体の基準となる表面電位における半減露光量のE0倍、変動した上記現像バイアスおよび上記表面電位に連動して変動する上記光量を変動後の表面電位における半減露光量のE1倍としたときに、下記式を満たす範囲で制御することを特徴とする。
1≦E0≦3.0
E0×0.8≦E1≦E0×1.2
本実施形態の画像形成装置の一例を示す概略構成図。 露光ヘッドと感光体の関係を示す概略断面図。 ドット径補正の概念図。 光量設定と感光体の特性、現像特性、及び現像されるドットの関係を模式図。 感光体表面電位と光量との関係を示す図。 半減露光量を基準光量とした場合の筋ムラの評価結果を示す図。 半減露光量の3倍を基準光量とした場合の筋ムラの評価結果を示す図。 感光体表面電位と基準光量との関係を示す図。
以下、本実施形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の説明において同一の符号が使われている場合、その同一の符号は、同様の構成・機能を有していることを意味する。
(画像形成装置)
図1は、本実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。
画像形成装置1は、イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像を形成する4組の画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kを有し、画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kの順に中間転写ベルト9に沿って上流から下流に並列に配置される。なお、これら画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kは同じ構成である。
画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kは、それぞれ感光層に有機光半導体(optical photo-conductor)を用いた感光体ドラム(像担持体)3Y,3M,3C及び3Kを有する。感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kの周囲に、その矢印s方向の回転方向に沿って帯電装置4Y,4M,4C及び4K、現像装置5Y,5M,5C及び5K、及び感光体ドラムクリーナー6Y,6M,6C及び6K等を備える。これら画像形成部の下方には、画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kに対応する露光ヘッド7Y,7M,7C及び7Kを有する露光装置8を備える。露光装置8は、露光ヘッド7Y,7M,7C及び7Kから感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kの外周面にそれぞれレーザーを照射して静電潜像を形成する。静電潜像は、感光体ドラム3Y,3M,3C及び3K上の帯電装置4Y,4M,4C及び4Kから現像装置5Y,5M,5C及び5Kに至る間に形成される。
帯電装置4Y,4M,4C及び4Kは、例えば帯電電極としてのタングステンワイヤーと、グリットを有するストロコロン方式の帯電装置等であり、露光装置8による露光操作が行われる前に予め感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kの外周面を一様に帯電する。
現像装置5Y、5M、5C及び5Kは、それぞれ現像ローラを有する現像容器を備え、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のトナーを有する現像剤を収容している。各トナーは、キャリアと共に現像容器内を攪拌搬送されることで帯電する。各トナーは、現像ローラに現像バイアスが印加されることで感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kの外周面に形成された静電潜像に供給され、イエロートナー像、マゼンダトナー像、シアントナー像、及びブラックトナー像をそれぞれ顕像化させる。なお、現像バイアスは、感光体ドラム上の静電潜像が帯電したトナーを引きつける際の閾値(現像閾値)として作用している。
中間転写ベルト9は、バックアップローラ10、従動ローラ11及びテンションローラ12,13により張架され、矢印r方向に循環的に走行する。中間転写ベルト9は、感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kに接触する。中間転写ベルト9に対して感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kの対向する位置に1次転写ローラ14Y,14M,14C及び14Kを備える。中間転写ベルト9、1次転写ローラ14Y,14M,14C及び14K、および感光体3Y,3M,3C及び3Kから形成される各画像形成部2Y,2M,2Cおよび2Kの1次転写領域において、先ず、感光体ドラム3Yの外周面に形成されたイエロートナー像が、1次転写ローラ14Yから印加されるバイアスの作用により中間転写ベルト9上に1次転写される。イエロートナー像が転写された中間転写ベルト9は、その後、順次各色の画像形成部の1次転写領域に搬送され、マゼンタトナー像、シアントナー像、黒トナー像が中間転写ベルト9上に転写される。これら転写されたトナー像に対し、例えば光センサー等によってそれらのトナー濃度を検出し、この検出結果に基づいて現像バイアスを制御して感光体3Y,3M,3C及び3Kに現像されるトナー量が一定になるようにしている。
中間転写ベルト9への転写後、感光体ドラムクリーナー6Y,6M,6C及び6Kが、中間転写ベルト9へ転写されずに感光体ドラム3Y,3M,3C及び3K上に残存した転写残りトナーを除去する。その後、感光体ドラム3Y,3M,3C及び3Kは、再度帯電装置4Y,4M,4C及び4Kにより帯電されて前述の動作を繰り返す。
中間転写ベルト9に対してバックアップローラ10の対向する位置に2次転写ローラ15を備える。2次転写ローラ15から画像形成部10へ至る間に、中間転写ベルトクリーナー16を備える。露光装置8の下方には記録紙Pを供給する給紙装置17を備える。記録紙Pの搬送路には給紙装置17から2次転写ローラ15に到る間にピックアップローラ18、搬送ローラ19及びレジストローラ20を備える。
レジストローラ20は、トナー像と同期して中間転写ベルト9、2次転写ローラ15,バックアップローラ10から形成される2次転写領域に給紙装置17から給紙された記録紙Pを搬送する。2次転写領域では、2次転写ローラ15から印加されるバイアスの作用により中間転写ベルト9上に形成された、イエロー、マゼンダ、シアンおよびブラックの各トナー像を記録紙Pに転写する。記録紙Pへの転写後、中間転写ベルトクリーナー16が記録紙P上に転写されずに中間転写ベルト9上に残留したトナーを除去する。
2次転写ローラ15の下流には定着装置21を備える。定着装置21は、例えば一対の加熱ローラ等の加熱部材を備え、搬送られてくる記録紙Pに対し、熱及び圧力を与えながら転写されたトナーを溶融させ、記録紙P上に定着させる。
次に、本実施形態の画像形成について説明する。
図2は、露光ヘッド7Yと感光体ドラム3Yの関係を示す断面概略図である。
図2に示すように、露光ヘッド7Yは、感光体ドラム3Yの主走査方向に沿って、複数のLED(発光素子)71Yを有する発光基板72Yと、複数のレンズを有するセルフォックレンズアレイ73Yを備える。各LED71Yから射出される光は、対応するセルフォックレンズアレイ73Yに入射する。セルフォックレンズアレイ73Yは、複数の光を集光したビームを感光体ドラム3Yの露光位置に到達させる。なお、発光素子は、有機EL素子を用いてもよいし、セルフォックレンズアレイは、例えばマイクロレンズアレイ等、アレイ状のレンズであれば、特に限定はされない。
従来、このような構成の露光ヘッドでは各ビームのガウシアン状の光強度分布(ビームプロファイル)74Yは均一とならず、各ビーム径にばらつきが発生する。ビーム径は、印字の際のドット径に略対応するものであり、ビーム径のばらつきが画像濃度のムラの原因となる。これに対し、以下に説明するドット径補正を行うことによって各ビーム径を補正していた。
図3は、ドット径補正の概念図である。A,Bは、2種類のビームプロファイルを、Tは現像閾値を示しており、Tよりも上側で現像されることを示している。また、図3の右側には現像閾値TにおけるA,Bのビーム径を示している。図3(a)では、ビームプロファイルAはビームプロファイルBに比べより絞れているため、現像閾値Tにおけるビーム径は、ビームプロファイルB(直径65μm)より小さい。ドット径補正は、図3(b)に示すように、より絞れているビームプロファイルAの光量を大きくし(矢印Q)、現像閾値TにおいてビームプロファイルBのビーム径(65μm)と同じになるよう補正する。
また、通常、LEDには個別に、各発光点に対しビームプロファイルに応じた電流値等による補正処理を行うのが一般的である。この補正処理が最適に維持できていればハーフトーン画像でも筋ムラが発生しない。しかしながら、露光ヘッド(レンズ)と感光体との焦点深度は、±15μm程度であり、焦点深度が変動するとビームプロファイルも変動する。感光体と露光ヘッドとの位置調整は、装置のコストや耐久性を考慮すると、上記した範囲内で使いこなすことは難しい。
ところで、現像閾値がビームプロファイルの裾野付近にある場合、ビームプロファイルが変動したときには現像閾値Tにおけるドット径の変動は大きくなる。一方、ビームプロファイルの中央部ではドット径の変動は小さいため、現像閾値Tをビームプロファイルの中央部に設定できれば、ビームプロファイルが変動してもドット径への影響は少ない。
図4は、光量設定と感光体の特性、現像特性、及び現像されるドットの関係を模式図にて表したものである。図4(a)に示すように、感光体特性として、感光体表面電位は露光エネルギーが強くなるに従って減衰してき所定の露光エネルギー以上では減衰しない。また、現像特性として、現像閾値Tにおける露光エネルギー近傍から現像閾値Tでは徐々に現像されていき、現像閾値T以降は、ベタ画像となる。
図4(a)では、現像閾値Tは、ビームプロファイルの裾野付近にあり、ビームプロファイルの露光エネルギーの17%の位置となっている。これに対して、光量設定を低くした場合、図4(b)に示すように、露光エネルギーが小さくなることで、ビームプロファイル上に示した現像閾値Tは、ビームプロファイルの露光エネルギーの30%の位置となり、図4(a)の裾野付近から中央部分に移動していることが分かる。
一方で、現像特性や感光体の帯電電位(表面電位)によっても、現像閾値は変動する。特に感光体の帯電電位が大幅に変動した場合、この変動に伴って光量(露光エネルギー)を変化させると、現像閾値が大きくずれてしまう。
図5に、異なる感光体表面電位と光量の関係図を示す。横軸が光量、縦軸が感光体表面電位を示す。感光体の帯電電位が高いときの現像閾値に必要な光量をα2とした場合において、感光体の帯電電位を下げた場合には、感光体に対して帯電電位が高いときと同じ影響を与える光量α1に下げる必要があり、帯電電位が高いときと同じ光量α2のままでは、みかけ上の光量が強くなりすぎることが分かる。
電子写真装置では、トナーが静電気で帯電することもあり、トナーの置かれている環境や経時によるトナーの劣化等の変化により、トナーの帯電量が大きく変動する。そのため、現像電界を調節して、トナーの現像量を常に一定にする制御が一般的である。このとき、感光体の帯電電位も合せて変化させることが多く、それによって感光体の表面電位が大きく変化してしまう。このときに光量も連動して変化させる必要がある。
これらを踏まえ、2成分現像方式で直流バイアスによりトナーを以下のようにして感光体上に現像後、用紙への転写を行い、得られた画像の筋ムラを評価した。なお、露光ヘッドには沖デジタルイメージング社製の600dpiヘッドを用いた。
温度20℃、湿度50%の環境での現像バイアス(−400v)に対して、白地電位を加えた感光体の帯電電位(−500v)に対する半減露光量(帯電電位を半分に減衰するために必要となる露光量)を求めた。露光ヘッドのLEDの光量を上記半減露光量に合わせ、これを基準とし、そのときに光量(発光時間)を変えて筋ムラの状況を調べた。また、環境(温湿度)を変えたり、現像剤を別のものに交換したりすることによってトナーの帯電量を変えて、この帯電量の変化に伴い一定量のトナーを現像するために現像バイアスを変更し、それに白地電位を加えた感光体の帯電電位の半減露光量で画像印字すると共に、光量をかえて画像の筋を確認した。筋ムラレベルが良いものを○、NGレベルを×とした。結果を図6に示す。なお、図中の横軸は半減露光量(E0)、縦軸は光量(E1)(nJ/mm2)を示す。
図6に示すように、帯電電位が変更されて半減露光量(E0)が変動しても、半減露光量(E0)の0.8倍から1.2倍までの間に光量(E1)を設定できていれば、筋ムラはNGにならないことがわかる。
また、基準光量を半減露光量(E0)の3倍にまで設定し、そのときの光量(E1)でドット径補正を最適化したときの、同様な実験結果を図7に示す。図6に示した半減露光量での結果と傾向は同じであり、画像形成時の光量(E1)が、基準光量である「半減露光量の3倍」(E0)の0.8倍から1.2倍の範囲であれば、筋ムラはNGレベルにならないことがわかる。
このように、基準光量を基準の表面電位に対して半減露光量のE0倍、且つ現像バイアスおよび表面電位の変動に連動して、光量を画像形成時(変化後)の表面電位における半減露光量のE1倍とした場合に、下記式の範囲で制御することにより、筋ムラのない良好な画像を得ることができる。
1≦E0≦3.0
E0×0.8≦E1≦E0×1.2
図8に、3つの異なる感光体表面電位と半減露光量との関係を示す。横軸が光量、縦軸が感光体表面電位を示す。
図8に示すように、半減露光量未満の光量領域では、帯電バイアスV0が変動して帯電電位が変化しても光量変動に対する感光体表面電位の変化の割合が大きくは変わらない(傾きが大きく変わらない)。また、半減露光量の3倍を超える領域でも、帯電バイアスV0が変動して帯電電位が変化しても光量変動に対する感光体表面電位の変化の割合は大きく変わらない(電位が落ち切っている状態で傾きの変化が少ない。)。一方、半減露光量の2倍程度の領域では、帯電バイアスV0が変動して帯電電位が変化すると、感光体電位の変化の割合は大きい(傾きの変化が大きい)。
このように、基準光量が半減露光量の1倍未満であると、ドット径補正よりも光量を均一に合わせたほうがよく、さらには微小点再現が悪化してしまう。一方、基準光量を半減露光量の3倍を超えて設定すると、現像閾値がビームプロファイルの裾野領域になっていくため、もともとの安定性が悪化し、デフォーカスの影響を受け安くなる。また、本実施形態では、トナーとキャリアからなる2成分現像で、現像バイアスに直流バイアスのみを印加すると孤立点再現が安定し、光量がある程度弱くても安定した微小点再現が可能となるため、これを組み合わせることで大きな効果が得られるが、光量が半減露光量(E0)の3倍を超えると、微小点が大きくなりすぎる。
以上、本実施形態によれば、感光体の帯電電位に連動して露光装置の光量(発光時間)を制御することで、簡単な構成で、環境変化や経時変化等で電子写真プロセスが変動しても、筋ムラを悪化させないようにすることができる。また、2成分現像で、現像装置と像担持体との間に直流電界を形成させて現像する方式を併用することで微小点再現性に優れるため、大きな効果を得ることができ、筋ムラのない良好な画像を維持することができる。
1…画像形成装置
2…画像形成部
3…感光体ドラム(像担持体)
4…帯電装置
5…現像装置
6…クリーナー
7…露光ヘッド
8…露光装置
71…LED(発光素子)
72…発光基板
73…セルフォックレンズアレイ
74…ビームプロファイル

Claims (5)

  1. 主走査方向に複数の発光素子及びこれら発光素子を集光する複数のレンズを有し、帯電装置により帯電された像担持体に光を照射することにより静電潜像を形成する露光装置と、
    トナーを有する現像剤を収容し、前記静電潜像に供給するトナー量が一定になるよう現像特性に応じて現像バイアスが印加される現像装置を備え、
    前記帯電装置に印加される帯電バイアスは前記現像バイアスの変動に連動して制御され、前記帯電バイアスにより帯電した前記像担持体の表面電位に基づいて前記露光装置の光量を、
    予め設定された前記光量を前記像担持体の基準となる表面電位における半減露光量のE0倍、変動した前記現像バイアスおよび前記表面電位に連動して変動する前記光量を変動後の表面電位における半減露光量のE1倍としたときに、下記式を満たす範囲で制御する画像形成装置。
    1≦E0≦3.0
    E0×0.8≦E1≦E0×1.2
  2. 前記現像剤はトナーおよびキャリア粒子を有し、前記現像装置と前記像担持体との間に直流電界を形成させて前記静電潜像に前記トナーを供給する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体は複数設けられ、それぞれの像担持体に色の異なるトナー像を形成する請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記像担持体は、有機光半導体を用いる請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記発光素子は、発光ダイオードである請求項1から請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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