JP6307961B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、LEDプリントヘッドを備える電子写真方式の画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)においては、画像データに基づくレーザー光が、一様に帯電した感光体(例えば感光ドラム)に対して照射(露光)されることにより、感光体表面に静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体にトナーが供給されることにより、静電潜像が可視化されてトナー像が形成される。このトナー像が、直接又は中間転写体を介して間接的に用紙に転写された後、定着装置で加熱、加圧されることにより、用紙に画像が形成される。
上述した画像形成装置の露光装置は、例えば複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドで構成される。LEDプリントヘッドは、LEDアレイを構成する個々のLEDを発光させて感光体を露光するが、各LEDの発光特性は必ずしも同じではない。すなわち、全てのLEDに同じ駆動電流を流しても、素子間で光量がばらつくため、副走査方向に画像すじや画像むら等が発生する。
そこで、LEDプリントヘッドは、各LEDの光量を一定とするための光量補正データを有しており、画像形成時には、この光量補正データを参照して各LEDの駆動電流が制御される。通常、光量補正データは、画像形成装置に実装される前に、LEDプリントヘッドにおいて、一定の駆動電流を流してLEDを1つずつ発光させたときの発光特性(光量変動成分、LED間の光量のばらつき)を測定することにより生成される。
また、LEDプリントヘッドに搭載されるLEDアレイの配置位置のばらつきを考慮して駆動電流を制御することによりLEDの光量を補正する技術や、LEDプリントヘッドの露光位置ずれ(ピントずれ)を調整する技術も提案されている(例えば特許文献1、2)。
特開2005−212105号公報 特開2004−148748号公報
上述したように、光量補正データは、LEDの発光特性が変化しないことを前提として、LEDプリントヘッドを画像形成装置に実装する前に生成されるが、このときのLEDプリントヘッドの状態は、画像形成装置に実装された状態と必ずしも等価ではない。例えば、LEDの発光特性は、LEDプリントヘッドに生じる振動等によって、画像形成装置に実装した後も経時的に変化する。そのため、LEDプリントヘッドが有する初期の光量補正データを参照して各LEDの駆動電流を制御しても、LED間で光量がばらつき、画像すじや画像むらが生じることがある。
また、LEDプリントヘッドを画像形成装置に実装した後に、純粋な光量変動成分を取得する技術は確立されていない。
本発明の目的は、画像形成装置に実装した後のLEDプリントヘッドの光量変動成分を適切に補正でき、さらなる高画質化、高安定化(長期にわたって画質が変わらないこと)を図ることのできる画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、
帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
前記第1のパターン画像は、前記複数の発光ダイオードのうち有効画像領域外の2つの発光ダイオードを露光させることにより得られるマーカー部を有し、
前記制御部は、前記2つの発光ダイオード間の距離と、前記2つのマーカー部間の距離を比較して、主走査方向の画素位置と当該画素を形成するのに使用された発光ダイオードとを対応付けることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、
帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を異なる用紙に形成する第1のモードと、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を同じ用紙に形成する第2のモードと、を有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、
帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
前記第1のパターン画像は、前記複数の発光ダイオードのうち有効画像領域外の2つの発光ダイオードを露光させることにより得られるマーカー部を有し、
前記制御部は、前記2つの発光ダイオード間の距離と、前記2つのマーカー部間の距離を比較して、主走査方向の画素位置と当該画素を形成するのに使用された発光ダイオードとを対応付け、
前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を異なる用紙に形成する第1のモードと、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を同じ用紙に形成する第2のモードと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置に実装した後のLEDプリントヘッドの純粋な光量変動成分を把握することができるので、適切な光量補正データを生成することができる。したがって、画像形成装置のさらなる高画質化、高安定化を図ることができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。 実施の形態に係る画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 パターン画像の一例を示す図である。 主走査方向の画素位置と対応するLEDの関係を示す図である。 パターン画像の他の一例を示す図である。 光量補正データ更新処理の一例を示すフローチャートである。 パターン画像の検出結果の一例を示す図である。 露光装置の光量変動成分の一例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。図2は、実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す図である。
図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置1には、CMYKの4色に対応する感光ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向(鉛直方向)に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー像を順次転写させる縦型タンデム方式が採用されている。
すなわち、画像形成装置1は、感光ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルト421に一次転写し、中間転写ベルト421上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に二次転写することにより、画像を形成する。
図1、2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、及び制御部100を備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102又は記憶部72から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。
記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。記憶部72には、例えば各ブロックの動作を制御する際に参照されるルックアップテーブル等が格納される。
また、制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピュータ)との間で各種データの送受信を行う。制御部100は、例えば、外部の装置から送信されたページ記述言語(PDL:Page Description Language)による画像データ(入力画像データ)を受信し、これに基づいて用紙に画像を形成させる。通信部71は、例えばNIC(Network Interface Card)、MODEM(MOdulator-DEModulator)、USB(Universal Serial Bus)等の各種インターフェースを有する。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備える。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿を搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11により、原稿トレイに載置された多数枚の原稿の画像(両面を含む)を連続して読み取ることが可能となる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を制御部100に出力する。
ユーザーは、操作表示部20を操作して、原稿設定、画質設定、倍率設定、応用設定、出力設定、片面/両面設定、及び用紙設定などの画像形成に関する設定を行うことができる。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う(画像濃度制御)。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41及び中間転写ユニット42等を備える。
画像形成ユニット41は、Y成分用、M成分用、C成分用、K成分用の4つの画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kで構成される。画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有するので、図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素についての符号は省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光ドラム413は、例えばアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。
電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光を受けて一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネート樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
帯電装置414は、例えばスコロトロン帯電装置やコロトロン帯電装置等のコロナ放電発生器で構成される。帯電装置414は、コロナ放電によって感光ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。
露光装置411は、いわゆるLEDプリントヘッドで構成される。露光装置411は、複数のLEDが直線状に配列されたLEDアレイ81、個々のLEDを駆動するためのLPH駆動部(ドライバーIC)82、及びLEDアレイ81からの放射光を感光ドラム413上に結像させるレンズアレイ83等を有する。LEDアレイ81の1つのLEDが、画像の1画素に対応する。
制御部100がLPH駆動部82を制御することにより、LEDアレイ81に所定の駆動電流が流され、特定のLEDが発光する。LPH駆動部82は、光量補正テーブルLCT(光量補正データ)を参照して、各LEDの駆動電流を制御する。本実施の形態では、この光量補正テーブルLCTが、画像形成装置1への露光装置411の実装直後等の所定のタイミングで更新される。
露光装置411は、感光ドラム413に対して各色成分の画像に対応する光を照射する。感光ドラム413の電荷発生層で発生した正電荷が電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。これにより、感光ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成される。
現像装置412は、各色成分の現像剤(例えばトナーと磁性キャリアーとからなる二成分現像剤)を収容しており、感光ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー像を形成する。具体的には、現像剤担持体(現像ローラー)に現像バイアス電圧が印加され、感光ドラム413の表面と現像剤担持体との電位差によって現像剤担持体上の帯電トナーが感光ドラム413の表面の露光された部分に移動し、付着する。
ドラムクリーニング装置415は、感光ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置される支持ローラー423が駆動ローラーであることが好ましい。駆動ローラーが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光ドラム413に圧接されることにより、感光ドラム413から中間転写ベルト421へトナー像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、複数の支持ローラー423のうちの一つに対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421に対向して配置される支持ローラー423はバックアップローラーと呼ばれる。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラーに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙へトナー像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光ドラム413上のトナー像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙が二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙に二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙の裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー像は用紙に静電的に転写される。トナー像が転写された用紙は定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング装置426は、中間転写ベルト421の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有し、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。
なお、中間転写ユニット42において、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用してもよい。
定着部60は、用紙の定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部61、用紙の裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部62、及び定着面側部材を加熱する加熱源63等を備える。
上側定着部61がベルト加熱方式である場合(図1参照)は定着ベルトが定着面側部材となり、ローラー加熱方式である場合は定着ローラーが定着面側部材となる。また、下側定着部62がローラー加圧方式である場合(図1参照)は加圧ローラーが裏面側支持部材となり、ベルト加圧方式である場合は加圧ベルトが裏面側支持部材となる。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙を狭持して搬送する定着ニップが形成される。トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙は、定着ニップを通過する際に加熱、加圧される。これにより、用紙にトナー像が定着する。また、定着部60は、定着面側部材又は裏面側支持部材に対して送風を行い、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙を分離する分離エアー送風部を備えていてもよい。
定着部60の用紙搬送方向下流側には、定着後のパターン画像を検出するパターン画像検出部85が配置される(いわゆるインラインセンサー)。画像検出部85は、露光装置411の光量補正データを生成する際に使用される。画像検出部85としては、例えば書込み解像度以上の分解能を有するラインセンサーが好適である。
画像検出部85で検出されるパターン画像は、露光装置411の純粋な光量変動成分(LED間の光量のばらつき)を把握するための画像であり、異なる2種類のパターン画像で構成される。パターン画像の一例を図3に示す。
図3Aに示すパターン画像P1は、有効画像領域におけるすべてのLEDに所定の駆動電流を流して露光させることにより得られる第1のパターン画像(露光画像)である。第1のパターン画像P1には、露光装置411の光量変動成分と、画像形成ユニット41に含まれる露光装置411以外のプロセスユニット(例えば現像装置412)に起因するプロセス変動成分が反映される。LED間の光量がばらついている場合、図3Aに示すように第1のパターン画像P1には画像すじや画像むらが発生する。
また、第1のパターン画像P1の有効画像領域外(ここでは主走査方向両側)には、基準LED811、812に対応する画素位置特定用のマーカー部M1、M2が形成されるのが好ましい(図4参照)。基準LED811、812間の距離a(不変)と、2つのマーカー部M1、M2間の距離b1(用紙の伸縮によって可変)を比較することで、有効画像領域の主走査方向における画素位置と個々のLEDを精度良く対応付けることができる。
図3Bに示すパターン画像P2は、すべてのLEDを露光させずに、現像バイアス電圧を調整することによりトナーを強制的に感光体に付着させて得られる第2のパターン画像である。第2のパターン画像P2の平均濃度が、第1のパターン画像P1の平均濃度と同等となるように、第2のパターン画像P2を形成するときの現像バイアス電圧が調整される。第2のパターン画像P2には、プロセス変動成分のみが反映され、露光装置411の光量変動成分は含まれない。
第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2を画像検出部85によって検出し、差分を算出することにより、露光装置411の純粋な光量変動成分を取得することができる。
なお、図3に示すように、第1のパターン画像P1と第2のパターン画像P2を異なる用紙に形成してもよいし、図5に示すように、第1のパターン画像P1と第2のパターン画像P2を同じ用紙に形成するようにしてもよい。第1のパターン画像P1と第2のパターン画像P2を異なる用紙に形成するモードを「通常モード」と称し、第1のパターン画像P1と第2のパターン画像P2を同じ用紙に形成するモードを「用紙削減モード」と称する。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、第1の搬送部53〜第4の搬送部56、及び搬送経路切替部57等を備える。
給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット511〜513には、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された紙種ごとに収容される。
第1の搬送部53は、中間搬送ローラー部、ループローラー部、及びレジストローラー部を含む複数の搬送ローラー部を備え、給紙部51又は外部給紙装置(図示略)から給紙された用紙を画像形成部40(二次転写部)に搬送する。
第2の搬送部54は、画像形成部40において第1面(表面)に画像が形成された用紙を第3の搬送部55に搬送する。また、第2の搬送部54は、第3の搬送部55でスイッチバックされて送出されてきた用紙を排紙部52に搬送する。
第3の搬送部55は、第2の搬送部54から送出された用紙を一旦停止させ、搬送方向を逆転させる(スイッチバック)。第3の搬送部55は、スイッチバックさせた用紙を第2の搬送部54又は第4の搬送部56に搬送する。
第4の搬送部56は、第3の搬送部55でスイッチバックされて送出された用紙を第1の搬送部53(ループローラー部の上流)に搬送する循環経路である。第1の搬送部53には、第2面(裏面)が上面となった用紙が通紙されることになる。
搬送経路切替部57は、定着部60から送出された用紙をそのままの状態で排紙するか、反転させて排紙するかによって搬送経路を切り替える。具体的には、制御部100が、画像形成処理の処理内容(片面/両面印刷、フェイスアップ排紙、フェイスダウン排紙等)に基づいて、搬送経路切替部57の動作を制御する。
給紙部51又は外部給紙装置(図示略)から給紙された用紙は、第1の搬送部53によって画像形成部40に搬送される。そして、用紙が二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー像が用紙の第1面(定着面)に一括して二次転写され、定着部60において定着処理が施される。画像が形成された用紙は、排紙ローラー等を備えた排紙部52により機外に排紙される。用紙の両面に画像を形成する場合、第1面に画像が形成された用紙は第2の搬送部54に送出され、第3の搬送部55及び第4の搬送部56で反転された後に第2面に画像が形成される。
このように、画像形成装置1は、複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイ(81)を光源として有するLEDプリントヘッド(露光装置411)と、像担持体上に形成されたパターン画像(用紙上に形成された定着後のパターン画像)を検出する画像検出部(85)と、光量補正データ(光量補正テーブルLCT)を参照して、LEDアレイを構成する個々の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部(制御部100及びLPH駆動部82)と、を備える。
図6は、露光装置411の光量補正テーブルを更新するための光量補正テーブル更新処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば画像形成装置1において所定の更新タイミングに到達することに伴い(例えば1000枚の画像形成ごと)、CPU101がROM102に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。なお、光量補正テーブル更新処理における利用モード(通常モード又は用紙削減モード)は、予め設定されているものとする。例えば、操作表示部20の操作によって、利用者は所望の利用モードを選択して設定することができる。
図6のステップS101において、制御部100は、特定の更新タイミングであるか否かを判定する。「特定の更新タイミング」には、例えば露光装置411を画像形成装置1に実装した直後の他、露光装置411以外のプロセスユニットの交換時、一定枚数(例えば1000枚)の画像形成ごと等、プロセス変動成分の変化が見込まれる場合が含まれる。特定の更新タイミングである場合(ステップS101で“YES”)、処理はステップS102に移行し、特定の更新タイミング出ない場合(ステップS101で“NO”)、処理はステップS105に移行する。
ステップS102において、制御部100は、設定されている利用モードが用紙削減モードであるか否かを判定する。利用モードが用紙削減モードである場合(ステップS102で“YES”)、処理はステップS103に移行し、利用モードが用紙削減モードでない場合(ステップS102で“NO”)、すなわち通常モードの場合、処理はステップS104に移行する。
ステップS103において、制御部100は、第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2を同じ用紙に形成させる(図4参照)。用紙削減モードでは、光量補正データを生成するのに消費される用紙枚数を低減できるとともに、現像剤の消費量を低減することができる。
ステップS104において、制御部100は、第1のパターン画像P1と第2のパターン画像P2を異なる用紙に形成させる(図3参照)。通常モードでは、用紙削減モードに比較して副走査方向における画素数、すなわち主走査方向における画素位置の平均濃度を算出する際のデータ数が多くなるので、光量補正データの精度が向上する。
ステップS105において、制御部100は、第1のパターン画像P1のみを用紙に形成させる。特定の更新タイミングでない場合、すなわちプロセス変動成分の変化が見込まれない場合には、第2のパターン画像P2の検出結果は前回の光量補正テーブル更新処理のときに得られるものと同様になると考えられるので、第1のパターン画像P1の検出結果だけが新たに取得され、第2のパターン画像P2については前回の検出結果が使用される。これにより、光量補正データを生成する際の現像剤の消費量を低減することができる。
ステップS106において、制御部100は、画像検出部85による検出結果、すなわち第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2(ステップS105の後に実行されるステップS106では第1のパターン画像P1のみ)における画素ごとの濃度を取得する。
ステップS107において、制御部100は、画像検出部85による検出結果に基づいて、第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2(ステップS105の後に実行されるステップS107では第1のパターン画像P1のみ)における有効画像領域の平均濃度を算出する。
ステップS108において、制御部100は、ステップS107で算出された平均濃度に基づいて、パターン画像が適正であるか否かを判定する。例えば、第1のパターン画像P1の平均濃度と第2のパターン画像P2の平均濃度が同程度である場合に、パターン画像は適正ということになる。パターン画像が適正である場合(ステップS108で“YES”)、処理はステップS109に移行し、パターン画像が適正でない場合(ステップS108で“NO”)、処理はステップS101に移行する。
つまり、画像形成装置1の電源投入直後など、プロセスユニットの動作が安定していないときは、パターン画像P1、P2に光量変動成分やプロセス変動成分が正確に反映されないため、光量補正データを生成するためのパターン画像として適切ではない。そこで、改めてパターン画像を形成し、適正なパターン画像に基づいて光量補正データが生成されるようにしている。
ステップS109において、制御部100は、第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2(ステップS105の後に実行されるステップS109では第1のパターン画像P1のみ)における副走査方向の濃度を平均化して、主走査方向における画素位置に対する濃度を算出する。
第1のパターン画像P1についての主走査方向における画素位置と平均濃度の関係を図7Aに示し、第2のパターン画像P2についての主走査方向における画素位置と平均濃度の関係を図7Bに示す。図7A、図7Bでは、平均濃度を正規化して示している。
図7Aに示す第1のパターン画像P1の検出結果には、露光装置411の光量変動成分と、露光装置411以外のプロセスユニットに起因するプロセス変動成分が反映される。一方、図7Bに示す第2のパターン画像P2の検出結果には、プロセス変動成分のみが反映され、露光装置411の光量変動成分は含まれない。
ステップS110において、制御部100は、第1のパターン画像P1の検出結果(図7A参照)と第2のパターン画像P2の検出結果(図7B参照)の差分を算出し、主走査方向における画素位置ごとの光量変動成分を抽出する。ステップS105の後に実行されるステップS110では、第2のパターン画像P2の検出結果として、前回の光量補正テーブル更新処理で得られた検出結果が使用される。主走査方向における画素位置と光量変動成分の関係を図8に示す。
ステップS111において、制御部100は、主走査方向における画素位置と、当該画素を形成するのに使用されたLEDの位置を対応付ける。
例えば、図4Aに示すように、用紙の伸縮がない場合、基準LED811、812間の距離aと、2つのマーカー部M1、M2間の距離b1は同じになるため、主走査方向の画素位置と、その画素を形成するのに使用されたLEDの位置が一致するので、そのまま対応付けることができる。
一方、図4Bに示すように、用紙が縮小することにより、基準LED811、812間の距離aよりも、2つのマーカー部M1、M2間の距離b2の方が短くなっている場合、主走査方向の画素位置と、その画素を形成するのに使用されたLEDの位置は一致しない。この場合、主走査方向の画素位置を適宜変倍して、主走査方向の画素位置と、その画素を形成するのに使用されたLEDの位置を一致させることにより、主走査方向における画素位置と個々のLEDを正確に対応付けることができる。
ステップS112において、制御部100は、光量補正テーブルLCTを更新する。具体的には、図8において、それぞれの画素位置に対応する濃度と理想濃度との差分に基づいて、対応するLEDの光量補正データが設定される。それぞれのLEDには、新たに設定された光量補正データによって補正された駆動電流が流れることとなる。
このように、画像形成装置1において、制御部100は、画像検出部85によって検出された2種類のパターン画像の検出結果に基づいて、LEDごとに光量変動成分を抽出し、光量補正テーブル(光量補正データ)を生成する。
具体的には、複数のLEDのうち有効画像領域に対応するすべてのLEDに所定の駆動電流を流して露光させることにより得られる第1のパターン画像P1と、複数のLEDを発光させずに得られる第2のパターン画像P2を用いて、第1のパターン画像P1の検出結果と第2のパターン画像P2の検出結果の差分を算出することにより、光量変動成分を抽出する。
これにより、画像形成装置1に実装した後の露光装置411の純粋な光量変動成分を把握することができるので、適切な光量補正データを生成することができる。露光装置411の光量変動成分が経時的に変化する場合にも対応できる。したがって、露光装置411におけるLED間の光量のばらつきに起因する画像すじや画像むらが発生するのを防止でき、画像形成装置1のさらなる高画質化、高安定化を図ることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、実施の形態では、プロセス変動成分の変化が見込まれない場合には第1のパターン画像P1の検出結果のみを新たに取得するが(図6のステップS101→S105)、この場合にも第1のパターン画像P1及び第2のパターン画像P2の検出結果の両方を新たに取得するようにしてもよい。
また例えば、実施の形態では、用紙に形成された定着後のパターン画像の検出結果に基づいて光量補正データを生成するが、用紙に形成された未定着のパターン画像を画像検出部によって読み取り、この検出結果に基づいて光量補正データを生成するようにしてもよい。さらには、中間転写ベルト421に形成されたパターン画像を画像検出部によって読み取り、この検出結果に基づいて光量補正データを生成することも考えられる。すなわち、画像検出部は、用紙や中間転写ベルトを含む像担持体上に形成されたパターン画像を検出する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
30 画像処理部
40 画像形成部
41 画像形成ユニット(プロセスユニット)
42 中間転写ユニット(プロセスユニット)
50 用紙搬送部
60 定着部
71 記憶部
72 通信部
81 LEDアレイ
82 LPH駆動部
83 レンズアレイ
85 画像検出部
100 制御部
411 露光装置(LEDプリントヘッド)
811、812 基準LED
813 有効画像領域におけるLED

Claims (5)

  1. 帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
    複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
    像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
    光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
    前記第1のパターン画像は、前記複数の発光ダイオードのうち有効画像領域外の2つの発光ダイオードを露光させることにより得られるマーカー部を有し、
    前記制御部は、前記2つの発光ダイオード間の距離と、前記2つのマーカー部間の距離を比較して、主走査方向の画素位置と当該画素を形成するのに使用された発光ダイオードとを対応付けることを特徴とする画像形成装置。
  2. 帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
    複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
    像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
    光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
    前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を異なる用紙に形成する第1のモードと、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を同じ用紙に形成する第2のモードと、を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 帯電している感光体に光を照射して静電潜像を形成し、現像剤を供給して前記静電潜像を顕像化し、顕像化されたトナー像を用紙に転写し、定着する電子写真方式の画像形成装置であって、
    複数の発光ダイオードが直線状に配列されたLEDアレイを光源として有するLEDプリントヘッドと、
    像担持体上に形成されたパターン画像を検出する画像検出部と、
    光量補正データを参照して、前記複数の発光ダイオードの駆動電流を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記画像検出部によって検出された異なる第1のパターン画像及び第2のパターン画像の検出結果に基づいて、前記発光ダイオードごとに光量変動成分を抽出し、前記光量補正データを生成し、
    前記第1のパターン画像は、前記複数の発光ダイオードのうち有効画像領域外の2つの発光ダイオードを露光させることにより得られるマーカー部を有し、
    前記制御部は、前記2つの発光ダイオード間の距離と、前記2つのマーカー部間の距離を比較して、主走査方向の画素位置と当該画素を形成するのに使用された発光ダイオードとを対応付け、
    前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を異なる用紙に形成する第1のモードと、前記第1のパターン画像と前記第2のパターン画像を同じ用紙に形成する第2のモードと、を有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記第1の画像パターンは、前記複数の発光ダイオードのうち有効画像領域におけるすべての発光ダイオードに所定の駆動電流を流して露光させることにより得られる画像であり、
    前記第2の画像パターンは、前記複数の発光ダイオードを露光させずに得られる画像であり、
    前記制御部は、前記第1のパターン画像の検出結果と前記第2のパターン画像の検出結果の差分を算出することにより、前記光量変動成分を抽出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記LEDプリントヘッド以外のプロセスユニットに起因するプロセス変動成分の変化が見込まれるか否かを判定し、前記プロセス変動成分の変化が見込まれる場合には前記第2のパターン画像の検出結果を新たに取得し、前記プロセス変動成分の変化が見込まれない場合には前記第2のパターン画像の既に取得されている検出結果を使用することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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