JP2015184422A - 後処理装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送中に用紙が斜行した場合でも、用紙上に転写されたトナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことが可能な後処理装置および画像形成装置を提供する。
【解決手段】後処理装置80は、用紙S上に定着されたトナー画像を加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する光沢度調整部82と、用紙搬送方向における光沢度調整部82の上流側に設けられ、用紙Sの通過を検知する用紙通過検知部84と、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて、用紙搬送方向と当該用紙搬送方向に直交する用紙幅方向とに広がる2次元平面内における用紙Sの斜行角度を算出する斜行角度算出部(後処理制御部86)と、斜行角度に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正する後処理制御部86とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、後処理装置および画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置(プリンター、複写機、ファクシミリ等)は、帯電した感光体に対して、画像データに基づくレーザー光を照射(露光)することにより静電潜像を形成する。そして、静電潜像が形成された感光体(像担持体)へ現像装置よりトナーを供給することにより静電潜像を可視化してトナー画像を形成する。さらに、このトナー画像を直接又は間接的に用紙に転写させた後、加熱、加圧して定着させることにより用紙に画像を形成する。
近年、画像形成装置においては、より高画質な画像出力を求められるようになってきている。画質の評価尺度の1つとして、印刷画像の光沢度が挙げられる。例えば、写真画像の場合には光沢画像であることが求められるが、文字画像等の場合には文字が読み易い等の理由から非光沢画像であることが求められる。
特許文献1には、定着装置により定着されたトナー画像を担持する用紙(記録材)に微細加工を施す(具体的には光ビームを照射する)ことにより、トナー画像の表面に凹凸を形成して画像の光沢度を調整する光沢度調整装置が提案されている。特許文献1に記載の技術では、高い光沢度が望まれる写真画像領域に対しては光沢度調整処理を行わないか、又は弱い光沢度調整処理を行う一方、低い光沢度が望まれる文字画像領域に対しては、強い光沢度調整処理を行う。
特開2009−58730号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、トナー画像を転写された用紙を搬送するための搬送ローラーの形状や用紙と搬送ローラーとのすべり等に起因して、当該用紙が光沢度調整装置の位置まで搬送される間に斜行してしまう場合があった。この場合、用紙上に転写されたトナー画像と光沢度調整装置との間に当該用紙の斜行(スキュー)による位置ずれが発生し、当該トナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことができないという問題があった。
本発明は、搬送中に用紙が斜行した場合でも、用紙上に転写されたトナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことが可能な後処理装置および画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る後処理装置は、
用紙上に定着されたトナー画像を加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する光沢度調整部と、
用紙搬送方向における前記光沢度調整部の上流側に設けられ、前記用紙の通過を検知する用紙通過検知部と、
前記用紙通過検知部の検知結果に基づいて、前記用紙搬送方向と当該用紙搬送方向に直交する用紙幅方向とに広がる2次元平面内における前記用紙の斜行角度を算出する斜行角度算出部と、
前記斜行角度に基づいて前記光沢度調整部による光沢度の調整位置を補正する後処理制御部と、
を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、上記後処理装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、用紙通過検知部の検知結果に基づいて用紙の斜行角度が算出され、その斜行角度に基づいて光沢度調整部による光沢度の調整位置が補正されるため、搬送中に用紙が斜行した場合でも、用紙上に転写されたトナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことができる。
本実施の形態における画像形成装置の全体構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における画像形成装置の制御系の主要部を示す図である。 本実施の形態における後処理装置の構成を概略的に示す図である。 用紙に形成されるトナー画像の階調レベルと光沢度との関係(階調−光沢度特性)を表すグラフである。 本実施の形態における用紙通過検知部の構成を概略的に示す図である。 本実施の形態における補正画像を示す図である。 本実施の形態における後処理装置の動作例を示すフローチャートである。
以下、本実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
[画像形成装置1の構成]
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を概略的に示す図である。図2は、本実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の主要部を示す。図1、2に示す画像形成装置1は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。すなわち、画像形成装置1は、感光体ドラム413上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー画像を中間転写ベルト421に転写(一次転写)し、中間転写ベルト421上で4色のトナー画像を重ね合わせた後、用紙Sに転写(二次転写)することにより、画像を形成する。例えば、写真画像を形成する場合には光沢画像であることが求められるため、表面の平滑性が高い用紙S(例えば、コート紙)が使用される。また、文字画像を形成する場合には文字が読み易い等の理由から非光沢画像であることが求められるため、表面の平滑性が低い用紙S(例えば、マット紙)が使用される。
また、画像形成装置1には、YMCKの4色に対応する感光体ドラム413を中間転写ベルト421の走行方向に直列配置し、中間転写ベルト421に一回の手順で各色トナー画像を順次転写させるタンデム方式が採用されている。
図2に示すように、画像形成装置1は、画像読取部10、操作表示部20、画像処理部30、画像形成部40、用紙搬送部50、定着部60、後処理装置80および画像形成制御部100を備える。
画像形成制御部100は、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を備える。CPU101は、ROM102から処理内容に応じたプログラムを読み出してRAM103に展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置1の各ブロックの動作を集中制御する。このとき、画像形成記憶部72に格納されている各種データが参照される。画像形成記憶部72は、例えば不揮発性の半導体メモリ(いわゆるフラッシュメモリ)やハードディスクドライブで構成される。
画像形成制御部100は、通信部71を介して、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)等の通信ネットワークに接続された外部の装置(例えばパーソナルコンピューター)との間で各種データの送受信を行う。画像形成制御部100は、例えば、外部の装置から送信された画像データを受信し、この画像データ(入力画像データ)に基づいて用紙Sに画像を形成させる。通信部71は、例えばLANカード等の通信制御カードで構成される。
画像読取部10は、ADF(Auto Document Feeder)と称される自動原稿給紙装置11及び原稿画像走査装置12(スキャナー)等を備えて構成される。
自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された原稿Dを搬送機構により搬送して原稿画像走査装置12へ送り出す。自動原稿給紙装置11は、原稿トレイに載置された多数枚の原稿Dの画像(両面を含む)を連続して一挙に読み取ることができる。
原稿画像走査装置12は、自動原稿給紙装置11からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿を光学的に走査し、原稿からの反射光をCCD(Charge Coupled Device)センサー12aの受光面上に結像させ、原稿画像を読み取る。画像読取部10は、原稿画像走査装置12による読取結果に基づいて入力画像データを生成する。この入力画像データには、画像処理部30において所定の画像処理が施される。
操作表示部20は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部21及び操作部22として機能する。表示部21は、画像形成制御部100から入力される表示制御信号に従って、各種操作画面、画像の状態表示、各機能の動作状況等の表示を行う。操作部22は、テンキー、スタートキー等の各種操作キーを備え、ユーザーによる各種入力操作を受け付けて、操作信号を画像形成制御部100に出力する。
画像処理部30は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じたデジタル画像処理を行う回路等を備える。例えば、画像処理部30は、画像形成制御部100の制御下で、階調補正データ(階調補正テーブル)に基づいて階調補正を行う。また、画像処理部30は、入力画像データに対して、階調補正の他、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等を施す。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部40が制御される。
画像形成部40は、入力画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成するための画像形成ユニット41Y、41M、41C、41K、中間転写ユニット42等を備える。
Y成分、M成分、C成分、K成分用の画像形成ユニット41Y、41M、41C、41Kは、同様の構成を有する。図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にY、M、C、又はKを添えて示すこととする。図1では、Y成分用の画像形成ユニット41Yの構成要素についてのみ符号が付され、その他の画像形成ユニット41M、41C、41Kの構成要素については符号が省略されている。
画像形成ユニット41は、露光装置411、現像装置412、感光体ドラム413、帯電装置414、及びドラムクリーニング装置415等を備える。
感光体ドラム413は、例えばドラム径が80[mm]のアルミニウム製の導電性円筒体(アルミ素管)の周面に、アンダーコート層(UCL:Under Coat Layer)、電荷発生層(CGL:Charge Generation Layer)、電荷輸送層(CTL:Charge Transport Layer)を順次積層した負帯電型の有機感光体(OPC:Organic Photo-conductor)である。電荷発生層は、電荷発生材料(例えばフタロシアニン顔料)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト)に分散させた有機半導体からなり、露光装置411による露光により一対の正電荷と負電荷を発生する。電荷輸送層は、正孔輸送性材料(電子供与性含窒素化合物)を樹脂バインダー(例えばポリカーボネイト樹脂)に分散させたものからなり、電荷発生層で発生した正電荷を電荷輸送層の表面まで輸送する。
画像形成制御部100が感光体ドラム413を回転させる駆動モーター(図示略)に供給される駆動電流を制御することにより、感光体ドラム413は一定の周速度で回転する。
帯電装置414は、光導電性を有する感光体ドラム413の表面を一様に負極性に帯電させる。露光装置411は、例えば半導体レーザーで構成され、感光体ドラム413に対して各色成分の画像に対応するレーザー光を照射する。感光体ドラム413の電荷発生層で正電荷が発生し、電荷輸送層の表面まで輸送されることにより、感光体ドラム413の表面電荷(負電荷)が中和される。感光体ドラム413の表面には、周囲との電位差により各色成分の静電潜像が形成されることとなる。
現像装置412は、例えば二成分現像方式の現像装置であり、感光体ドラム413の表面に各色成分のトナーを付着させることにより静電潜像を可視化してトナー画像を形成する。
ドラムクリーニング装置415は、感光体ドラム413の表面に摺接されるドラムクリーニングブレード等を有し、一次転写後に感光体ドラム413の表面に残存する転写残トナーを除去する。
中間転写ユニット42は、中間転写ベルト421、一次転写ローラー422、複数の支持ローラー423、二次転写ローラー424、及びベルトクリーニング装置426等を備える。
中間転写ベルト421は無端状ベルトで構成され、複数の支持ローラー423にループ状に張架される。複数の支持ローラー423のうちの少なくとも一つは駆動ローラーで構成され、その他は従動ローラーで構成される。例えば、K成分用の一次転写ローラー422よりもベルト走行方向下流側に配置されるローラー423Aが駆動ローラーであることが好ましい。これにより、一次転写部におけるベルトの走行速度を一定に保持しやすくなる。駆動ローラー423Aが回転することにより、中間転写ベルト421は矢印A方向に一定速度で走行する。
一次転写ローラー422は、各色成分の感光体ドラム413に対向して、中間転写ベルト421の内周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、一次転写ローラー422が感光体ドラム413に圧接されることにより、感光体ドラム413から中間転写ベルト421へトナー画像を転写するための一次転写ニップが形成される。
二次転写ローラー424は、駆動ローラー423Aのベルト走行方向下流側に配置されるローラー423B(以下「バックアップローラー423B」と称する)に対向して、中間転写ベルト421の外周面側に配置される。中間転写ベルト421を挟んで、二次転写ローラー424がバックアップローラー423Bに圧接されることにより、中間転写ベルト421から用紙Sへトナー画像を転写するための二次転写ニップが形成される。
一次転写ニップを中間転写ベルト421が通過する際、感光体ドラム413上のトナー画像が中間転写ベルト421に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー422に一次転写バイアスを印加し、中間転写ベルト421の裏面側(一次転写ローラー422と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー画像は中間転写ベルト421に静電的に転写される。
その後、用紙Sが二次転写ニップを通過する際、中間転写ベルト421上のトナー画像が用紙Sに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー424に二次転写バイアスを印加し、用紙Sの裏面側(二次転写ローラー424と当接する側)にトナーと逆極性の電荷を付与することにより、トナー画像は用紙Sに静電的に転写される。トナー画像が転写された用紙Sは定着部60に向けて搬送される。
ベルトクリーニング部426は、中間転写ベルト421の表面に摺接するベルトクリーニングブレード等を有し、二次転写後に中間転写ベルト421の表面に残留する転写残トナーを除去する。なお、二次転写ローラー424に代えて、二次転写ローラーを含む複数の支持ローラーに、二次転写ベルトがループ状に張架された構成(いわゆるベルト式の二次転写ユニット)を採用しても良い。
定着部60は、用紙Sの定着面(トナー画像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部60A、用紙Sの裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部60B、及び加熱源60C等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙Sを狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部60は、トナー画像が二次転写され、搬送されてきた用紙Sを定着ニップ部で加熱、加圧することにより、用紙Sにトナー画像を定着させる。定着部60は、定着器F内にユニットとして配置される。また、定着器Fには、エアを吹き付けることにより、定着面側部材又は裏面側支持部材から用紙Sを分離させるエア分離ユニットが配置されていても良い。
用紙搬送部50は、給紙部51、排紙部52、及び搬送経路部53等を備える。給紙部51を構成する3つの給紙トレイユニット51a〜51cには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙S(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類毎に収容される。搬送経路部53は、レジストローラー対53a等の複数の搬送ローラー対を有する。
給紙トレイユニット51a〜51cに収容されている用紙Sは、最上部から一枚ずつ送出され、搬送経路部53により画像形成部40に搬送される。このとき、レジストローラー対53aが配設されたレジストローラー部により、給紙された用紙Sの傾きが補正されるとともに搬送タイミングが調整される。そして、画像形成部40において、中間転写ベルト421のトナー画像が用紙Sの一方の面に一括して二次転写され、定着部60において定着工程が施される。定着工程が施された用紙Sは、用紙S上に定着されたトナー画像の光沢度が後処理装置80において調整された後、排紙ローラー52aを備えた排紙部52により機外に排紙される。
[後処理装置80の構成]
次に、図2,3を参照し、後処理装置80の構成について説明する。後処理装置80は、光沢度調整部82、用紙通過検知部84、後処理制御部86、搬送部88および後処理記憶部90を有する。なお、後処理制御部86は、本発明の「斜行角度算出部」としても機能する。
後処理制御部86は、後処理装置80を統合的に制御する機能を担っている。後処理制御部86としては、画像形成制御部100と同様に、例えばCPU、ROM、RAM、I/Oインターフェースを主体に構成されたマイクロコンピューターを用いることができる。後処理制御部86は、ROMに格納された制御プログラムに従い、各種の演算を行い、この演算結果に基づいて後処理装置80の動作状態を制御する。すなわち、後処理制御部86は、後処理装置80の各部を制御することにより、定着部60により用紙S上に定着されたトナー画像の光沢度を調整する処理(後処理)を行う。
また、後処理制御部86は、画像形成制御部100との間で互いに通信可能に構成されている。これにより、後処理制御部86は、画像が形成される用紙Sに関する情報を取得することができる。後処理記憶部90は、光沢度の調整処理を実行する際の各種情報を記憶する。
光沢度の調整処理は、用紙Sに形成されるトナー画像の階調レベルの変化に応じて当該トナー画像の光沢度が変化し、その結果として当該トナー画像の光沢度が不均一となり光沢ムラが発生するという問題に対処するために行われる。これは、電子写真方式の画像形成装置1においては、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー画像の階調表現は面積階調(スクリーン、網点)によって表現されており、ミクロ的にはトナー画像表面に凹凸があり、階調レベルの変化によりトナー画像表面の凹凸状態が変化するためである。
図4Aは、用紙Sに形成されるトナー画像の階調レベル[%]と光沢度(60°)との対応関係(階調−光沢度特性)を表すグラフを示す。図4Aに示す例では、階調−光沢度特性は、用紙Sの種類(マット紙、コート紙)毎に異なっている。後処理記憶部90には、用紙Sの種類(マット紙、コート紙)毎に、階調−光沢度特性を近似式またはテーブル値で表す特性情報が記憶されている。
光沢度調整部82は、用紙搬送路92上の位置Cにおいて、用紙S(点線で示す)上に定着されたトナー画像に対してレーザー光を照射し加熱することによって当該トナー画像の光沢度が均一となるように調整する。本実施の形態では、光沢度調整部82は、用紙搬送方向(図3中の矢印方向、以下同じ)に直交する用紙幅方向において当該用紙Sにおける最大画像形成幅(印字幅)より広い範囲で、トナー画像の光沢度を調整することが可能に構成されている。光沢度調整部82により照射されたレーザー光は、トナー画像により吸収され、トナーを加熱し軟化させ、トナー画像の表面を変形させる。すなわち、レーザー光により照射されたトナー画像は、軟化して表面に凹凸が形成される結果、トナー画像の鏡面性が低下して光沢度が低下する。光沢度の低下量は、レーザー光の照射エネルギー(照射強度)[W/mm]を変えることにより調整することができる。光沢度調整部82は、トナー画像に対してレーザー光を照射する際、後処理記憶部90に記憶されている特性情報を参照し、当該トナー画像の光沢度が均一となるように、トナー画像の階調レベルに応じてレーザー光の照射エネルギー(光沢度の低下量)を変える。図4Bは、用紙Sに形成されるトナー画像の階調レベルと照射エネルギーとの対応関係を表すグラフを示す。なお、トナー画像の階調レベルと照射エネルギーとの対応関係を近似式またはテーブル値で表す第2特性情報を後処理記憶部90に記憶しておいても良い。この場合、光沢度調整部82は、後処理記憶部90に記憶されている第2特性情報を参照し、当該トナー画像の光沢度が均一となるように、トナー画像の階調レベルに応じてレーザー光の照射エネルギーを変える。
以上のように、光沢度の調整処理を行うことにより、トナー画像の各画素のトナー画像高さは均一となり、トナー画像の表面は均一となる。その結果、用紙Sに形成されるトナー画像の階調レベルに拠らず光沢ムラのない良好な出力画像を得ることができる。
なお、光沢度を調整するためのレーザー光を発生する光源としては例えば、トナーが吸収性を持つ波長範囲にある波長の光を発生するYAGレーザー(Yttrium、Aluminum、Garnetレーザー、発光波長:1.064[μm])やCOレーザー(発光波長:10.6[μm])等のレーザー発振装置を用いることができる。照射エネルギーを変える方法としては例えば、光源を駆動する電圧を調整してレーザー光の発光強度を調整する方法、または、光源を駆動するパルスのパルス幅を調整してレーザー光の照射時間(発光時間)を調整する方法等がある。
搬送部88は、用紙搬送路92上に設けられ、用紙Sを狭持して搬送する3つの搬送ローラー対88a,88b,88cを有する。搬送ローラー対88aは、用紙Sの搬送方向において用紙通過検知部84の上流側に設けられている。搬送ローラー対88bは、用紙Sの搬送方向における用紙通過検知部84と光沢度調整部82との間に設けられている。搬送ローラー対88cは、用紙Sの搬送方向において光沢度調整部82の下流側に設けられている。用紙Sの搬送方向において搬送ローラー対88aと搬送ローラー対88bとの間の距離d1、および、搬送ローラー対88bと搬送ローラー対88cとの間の距離d2は何れも、画像形成装置1に通紙可能な用紙Sの用紙搬送方向における最小紙長よりも短い。このように、3つの搬送ローラー対88a,88b,88cをそれぞれ配設することにより、光沢度調整部82と用紙通過検知部84との間において、搬送中の用紙Sが斜行することを防止することができる。
ところで、トナー画像を転写された用紙Sが、光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行してしまう場合があった。この場合、用紙S上に転写されたトナー画像と光沢度調整部82との間に当該用紙Sの斜行(スキュー)による位置ずれが発生し、当該トナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことができないという問題があった。
上記問題に対して、本実施の形態では、後処理制御部86は、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて、用紙搬送方向と用紙幅方向とに広がる2次元平面内における用紙Sの斜行角度を算出する。そして、後処理制御部86は、算出した斜行角度に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正するように光沢度調整部82を制御する。以下、斜行角度の算出処理、および、光沢度の調整位置の補正処理について具体的に説明する。
用紙通過検知部84(インラインセンサー)は、用紙搬送方向における光沢度調整部82の上流側に設けられ、用紙搬送路92上の位置Bにおける用紙幅方向の複数(本実施の形態では、2つ)の位置で、用紙Sの特定部位(本実施の形態では、先端位置)の通過を検知する。
用紙通過検知部84は、用紙Sに向けて光を照射する照射部と、照射部から照射され用紙Sで反射された光を受光する受光部(CCDセンサー)とを有する複数の用紙検知ユニットを備える。CCDセンサーは、用紙Sで反射された光を受光するとともに、光の強度に基づいて用紙Sを検知するように構成されている。複数の用紙検知ユニットは、用紙搬送路92上の位置Bにおいて、用紙幅方向に沿って用紙Sの最大画像形成幅より広い範囲に配列されている。すなわち、用紙通過検知部84は、用紙幅方向において用紙Sの最大画像形成幅より広い範囲で、当該用紙Sの特定部位の通過を検知することが可能に構成されている。各CCDセンサーは、用紙Sの特定部位を検知した場合、その検知結果(CCDセンサーを一意に特定するCCD番号、検知時間)を後処理制御部86に出力する。
図5Aは、トナー画像を転写された用紙Sが、光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行してしまい、その斜行状態を維持したまま用紙搬送路92上の位置Bを通過する様子を示している。図5Aに示すように、用紙搬送方向と用紙幅方向とに広がる2次元平面内において当該用紙幅方向に対する用紙Sの斜行角度はθ[度]である。この場合、用紙幅方向に沿って配列された複数の用紙検知ユニットの各々が有するCCDセンサーA〜Aeのうち真ん中付近に位置するCCDセンサーAsは、位置Bを通過する用紙Sの先端位置を最初に検知する。また、位置Bを通過する用紙Sの先端位置を2番目に検知するCCDセンサーとして予め設定されたCCDセンサーAeは、位置Bを通過する用紙Sの先端位置を検知する。そして、図5Bに示すように、CCDセンサーAs,Aeは、用紙Sの先端位置の検知結果としてCCD番号および検知時間(つまり、位置Bの通過時間)を後処理制御部86に出力する。なお、図5Aに示す例では、CCDセンサーAsが、位置Bを通過する用紙Sの先端位置を最初に検知しているが、用紙Sの斜行角度に応じて用紙Sの先端位置を最初に検知するCCDセンサーは変化する。
例えば、用紙通過検知部84の分解能が600[dpi]、用紙Sの搬送速度が400[mm/s]である場合、用紙Sの斜行角度を算出する方法について説明する。ここで、CCDセンサーAsは、用紙Sの先端位置の検知結果としてCCD番号(800)および検知時間(α[s])を後処理制御部86に出力したものとする。また、CCDセンサーAeは、用紙Sの先端位置の検知結果としてCCD番号(4000)および検知時間(α+0.006[s])を後処理制御部86に出力したものとする。この場合は、用紙幅方向におけるCCDセンサーAsとCCDセンサーAeとの間の距離[mm]は、1インチ=25.4[mm]であることを考慮して、以下の式(1)により導かれる。
(|800−4000|)×25.4[mm]÷600[dpi]=135[mm]・・・(1)
また、CCDセンサーAsが用紙Sの先端位置の通過を検知してからCCDセンサーAeが用紙Sの先端位置の通過を検知するまでの間における用紙Sの搬送距離は、以下の式(2)により導かれる。
((α+0.006)[s]−α[s])×400[mm/s]=2.4[mm]・・・(2)
式(1),(2)の演算結果から、用紙Sの斜行角度(θ)は以下の式(3)により導かれる。
θ=tan−1(2.4÷135)≒1.02[度]・・・(3)
次に、後処理制御部86は、図6に示すように、算出した斜行角度に基づいて用紙S上に定着されたトナー画像の入力画像110を用紙Sの先端位置A(用紙搬送路92上の位置Bを最初に通過した位置)を起点として回転することにより、回転された後の入力画像110を表す補正画像120を生成する。
用紙幅方向に平行な方向をX軸、用紙搬送方向に平行な方向をY軸とした場合、回転前における用紙Sの頂点A,B,C,Dの座標(X,Y)はそれぞれ(Xi0,Yj0),(Xi1,Yj1),(Xi2,Yj2),(Xi3,Yj3)である。Xi0とXi3、Xi1とXi2は、それぞれ同一のX座標である。Yj0とYj1、Yj2とYj3は、それぞれ同一のY座標である。また、回転後における用紙Sの頂点A’,B’,C’,D’の座標(X,Y)はそれぞれ(Xi0,Yj0),(Xi1’,Yj1’),(Xi2’,Yj2’),(Xi3’,Yj3’)である。
また、入力画像110における各位置の座標(x,y)と、補正画像120における各位置の座標(x’,y’)との間には、以下の式(4),(5)の関係が存在する。
x’=x・cosθ−y・sinθ・・・(4)
y’=x・sinθ+y・cosθ・・・(5)
後処理制御部86は、生成した補正画像120に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正する。本実施の形態では、後処理制御部86は、図6に示すように補正画像120の頂点A’,B’,C’,D’を含む長方形状の領域130(頂点E,F,G,H)を設定する。そして、後処理制御部86は、領域130のうち補正画像120が存在しない領域(図6中斜線部)の各位置においてレーザー光の照射を行わない(すなわち光沢度を調整しない)ように光沢度調整部82を制御する。その一方、後処理制御部86は、領域130のうち補正画像120が存在する各位置において、当該各位置に対応する入力画像110の各位置の調整量(光沢度の低下量)に応じたレーザー光の照射を行う(すなわち光沢度を調整する)ように光沢度調整部82を制御する。
次に、図7のフローチャートを参照し、本実施の形態における後処理装置80の動作について説明する。なお、図7に示す処理は、例えば印刷ジョブに対応する画像形成処理を実行するタイミングで実行される。
まず、後処理制御部86は、用紙通過検知部84(CCDセンサー)から用紙Sの先端位置の検知結果を取得する(ステップS100)。次に、後処理制御部86は、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて、用紙搬送方向と用紙幅方向とに広がる2次元平面内において当該用紙幅方向に対する用紙Sの斜行角度を算出する(ステップS120)。
次に、後処理制御部86は、算出した斜行角度が0[度]より大きいか否かについて判定する(ステップS140)。この判定の結果、斜行角度が0[度]である場合、すなわち、トナー画像を転写された用紙Sが光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行していない場合(ステップS140、NO)、後処理装置80は図7における処理を終了する。この場合、後処理制御部86は通常通り、用紙搬送路92上の位置Cにおいて、用紙S上に定着されたトナー画像に対してレーザー光を照射し加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する。
一方、斜行角度が0[度]より大きい場合、すなわちトナー画像を転写された用紙Sが光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行している場合(ステップS140、YES)、後処理制御部86は、算出した斜行角度に基づいてトナー画像の入力画像110を回転することにより、回転された後の入力画像110を表す補正画像120を生成する(ステップS160、図6を参照)。最後に、後処理制御部86は、生成した補正画像120に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正する(ステップS180)。ステップS180の処理が完了することによって、後処理装置80は図7における処理を終了する。
以上詳しく説明したように、本実施の形態では、後処理装置80は、用紙S上に定着されたトナー画像を加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する光沢度調整部82と、用紙搬送方向における光沢度調整部82の上流側に設けられ、用紙Sの通過を検知する用紙通過検知部84と、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて、用紙搬送方向と当該用紙搬送方向に直交する用紙幅方向とに広がる2次元平面内における用紙Sの斜行角度を算出する斜行角度算出部(後処理制御部86)と、斜行角度に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正する後処理制御部86とを備える。
このように構成した本実施の形態によれば、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて用紙Sの斜行角度が算出され、その斜行角度に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置が補正されるため、搬送中に用紙Sが斜行した場合でも、用紙S上に転写されたトナー画像に対して光沢度の調整処理を正確に行うことができる。
また、本実施の形態では、用紙通過検知部84は、用紙幅方向において用紙Sにおける最大画像形成幅より広い範囲で、当該用紙Sの先端位置の通過を検知することが可能に構成されている。この構成により、トナー画像を転写された用紙Sが、光沢度調整部82の位置まで搬送される間に大きく斜行している場合でも、用紙搬送路92上の位置Bを最初(および2番目)に通過する用紙Sの先端位置を漏れなく検知して用紙Sの斜行角度を算出することができる。
また、本実施の形態では、光沢度調整部82は、用紙幅方向において用紙Sにおける最大画像形成幅より広い範囲で、トナー画像の光沢度を調整することが可能に構成されている。この構成により、トナー画像を転写された用紙Sが、光沢度調整部82の位置まで搬送される間に大きく斜行していることにより用紙幅方向における補正画像120の幅が広くなる場合でも、用紙搬送路92上の位置Cにおいて用紙S上に定着されたトナー画像の光沢度を漏れなく調整することができる。
また、上記実施の形態では、光沢度調整部82は、用紙S上に定着されたトナー画像に対してレーザー光を照射して加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する例について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、光沢度調整部82として、用紙幅方向に配列された複数の発熱体を有し、用紙S上に定着されたトナー画像を加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整するサーマルヘッドを採用することができる。
また、上記実施の形態では、用紙通過検知部84が、用紙搬送路92上の位置Bにおける用紙幅方向の2つの位置で、用紙Sの先端位置の通過を検知する例について説明したが、用紙Sの後端位置の通過を検知しても良い。この場合でも、後処理制御部86は、用紙Sの先端位置の通過を検知したときと同様に、用紙通過検知部84の検知結果に基づいて用紙Sの斜行角度を算出することができる。
また、上記実施の形態では、トナー画像を転写された用紙Sが、光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行してしまう場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、用紙Sが光沢度調整部82の位置まで搬送される間に斜行し、かつ、用紙幅方向に位置ずれを起こしてしまう場合にも本発明を適用することができる。この場合、用紙通過検知部84は、用紙搬送路92上の位置Bにおける用紙幅方向の2つの位置で、用紙Sの先端位置の通過を検知する。後処理制御部86は、用紙通過検知部84の検知結果を用いて、公知の算出方法によって用紙Sの斜行角度、および、用紙幅方向における用紙Sの位置ずれ量を算出する。そして、後処理制御部86は、その算出結果に基づいて光沢度調整部82による光沢度の調整位置を補正する。
また、上記実施の形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
10 画像読取部
20 操作表示部
21 表示部
22 操作部
30 画像処理部
40 画像形成部
50 用紙搬送部
60 定着部
71 通信部
72 画像形成記憶部
80 後処理装置
82 光沢度調整部
84 用紙通過検知部
86 後処理制御部
88 搬送部
90 後処理記憶部
100 画像形成制御部
101 CPU
102 ROM
103 RAM

Claims (8)

  1. 用紙上に定着されたトナー画像を加熱することによって当該トナー画像の光沢度を調整する光沢度調整部と、
    用紙搬送方向における前記光沢度調整部の上流側に設けられ、前記用紙の通過を検知する用紙通過検知部と、
    前記用紙通過検知部の検知結果に基づいて、前記用紙搬送方向と当該用紙搬送方向に直交する用紙幅方向とに広がる2次元平面内における前記用紙の斜行角度を算出する斜行角度算出部と、
    前記斜行角度に基づいて前記光沢度調整部による光沢度の調整位置を補正する後処理制御部と、
    を備えることを特徴とする後処理装置。
  2. 前記用紙通過検知部は、前記用紙幅方向において前記用紙における最大画像形成幅より広い範囲で、当該用紙の通過を検知することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載の後処理装置。
  3. 前記光沢度調整部は、前記用紙幅方向において前記用紙における最大画像形成幅より広い範囲で、前記トナー画像の光沢度を調整することが可能に構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の後処理装置。
  4. 前記後処理制御部は、前記斜行角度に基づいて前記トナー画像の入力画像を回転することにより、回転された後の入力画像を表す補正画像を生成し、当該補正画像に基づいて前記調整位置を補正することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の後処理装置。
  5. 前記後処理制御部は、トナー画像の階調レベルと当該トナー画像の光沢度との対応関係に基づいて、前記調整位置における光沢度の調整量を決定することを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の後処理装置。
  6. 前記対応関係は、前記用紙の種類毎に設定されていることを特徴とする請求項5に記載の後処理装置。
  7. 前記光沢度調整部は、前記トナー画像に対してレーザー光を照射することによって当該トナー画像を加熱することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の後処理装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の後処理装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2020034630A (ja) * 2018-08-28 2020-03-05 コニカミノルタ株式会社 画像形成方法及び印刷画像
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