JP2016167007A - 画像形成装置および画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置および画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】像担持体上のトナー付着量を精度よく算出する。【解決手段】像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出し、該算出結果に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置において、光を照射する光源と、および可視光域の異なる複数の波長域に対して感度を有し、光源から照射されて像担持体から反射した反射光を検知する画像素子と、を有するセンサ部と、センサ部で検知される複数の波長のうち1または2以上の波長の反射光に基づいて、像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出する付着量算出部73と、センサ部で検知される像担持体の色情報に基づいて、付着量算出部73がトナー付着量の算出に用いる波長を決定する波長決定部72と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する。
複写機、ファクシミリ、プリンタ、またはそれらの複合機等の画像形成装置として、電子写真方式を利用した画像形成装置が種々考案されており公知技術となっている。その画像形成プロセスは、感光ドラムの表面に静電潜像を形成し、感光ドラム上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化し、現像された画像を中間転写ベルトなどの転写装置により記録媒体(用紙、転写紙、記録紙、シート、記録材ともいう)に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって転写紙上のトナー画像を定着する過程により成立している。
このような画像形成装置において、像担持体としての中間転写ベルト上に画像濃度を調整するためのテストパターンを形成し、そのトナー量を検知することで画像形成条件を制御することが知られている。この際のトナー量検知には、一般に反射型の光センサが用いられる。
このような画像形成装置のうち、特に、プロダクションプリンティング分野で使用される高速機ではページ内の画像濃度の安定化のため、主走査方向の画像濃度を検知できるラインセンサ(濃度センサ)を設け、紙上の画像濃度を検知している。
このラインセンサとしては、例えば、スキャナの読み取り部などで使用されているCIS(Contact Image Sensor、密着型イメージセンサ)が用いられる。CISは、白色光源とCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)などのイメージセンサで構成されており、R(Red),G(Green),B(Blue)の3色に対する反射率を出力として得ることができる。このCISを中間転写ベルト上に設け、RGBの出力を元に中間転写ベルト上のトナー付着量(以下、単に付着量ともいう)を算出する方法が知られている。
特許文献1には、中間転写ベルト上のトナー付着量を、濃度センサを用いて読み取る画像形成装置であって、濃度センサのガラス表面(透明部材)に付着するトナーによる迷光の影響を少なくするために、透明部材に付着するトナーによる迷光の影響が小さい波長域の光を用いて、黒色の画像を読み取る画像形成装置が開示されている。
濃度センサは、一般に光源とセンサの配置が拡散反射であるため、黒い中間転写ベルト上の黒トナーを検知する場合には、反射率の差が小さくなり感度が小さく、付着量検知精度が悪くなってしまう。これに対し、付着量検知精度を高めるために、光源の光量をカラートナー検知時に比べて増加させたり、RGBすべての出力を合計したりして検知することが知られている。
付着量検知精度を高めるためにはトナーと中間転写ベルトとの反射率の差が大きい波長の光を用いてトナー付着量を検知することが重要となる。
しかしながら、中間転写ベルトの色は、ロットによるばらつき(初期のばらつきという)があり、個体差があるため、トナーとの反射率の差が大きい波長もベルトごとに異なっている。そのため、読み取りの波長を一律に決定してしまうと最適な波長で読み取りができずトナー付着量の検知精度が悪くなってしまうことがあった。
また、経時で中間転写ベルトにトナーフィルミングが発生し、中間転写ベルトの色が変化すると、使用開始当初と同じ波長の光ではトナーとの反射率の差が小さくなりトナー付着量を正確に算出できなくなってしまう。例えば、図9は、中間転写ベルト上の黒トナー付着量とRGB出力との関係を示すグラフであるが、図9(A)に示すように、使用開始当初の中間転写ベルトでは黒トナー付着量[mg/cm]が増加するとR出力が増加するが、マゼンタトナーが中間転写ベルトにフィルミングすると、中間転写ベルトの地肌部分のR出力が増加し、黒トナー付着量の増加に対して、R出力が減少してしまう。このように、フィルミングが発生する色によっては、トナー付着量に対するR出力の増減が逆転する現象が生じ、R出力に対して使用開始当初と同じ算出方式で付着量を算出すると、不具合を生じることがわかる。
特許文献1に記載の技術では、迷光の影響を少なくできる波長域の光を選択しているが、波長の選択の仕方に検討の余地が残されているとともに、中間転写ベルトの色が経時変化した場合には、トナー付着量を正確に算出できなくなるおそれがある。
そこで本発明は、像担持体上のトナー付着量を精度よく算出することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出し、該算出結果に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置において、光を照射する光源と、および可視光域の異なる複数の波長域に対して感度を有し、前記光源から照射されて前記像担持体から反射した反射光を検知する画像素子と、を有するセンサ部と、前記センサ部で検知される複数の波長のうち1または2以上の波長の反射光に基づいて、前記像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出する付着量算出部と、前記センサ部で検知される前記像担持体の色情報に基づいて、前記付着量算出部がトナー付着量の算出に用いる波長を決定する波長決定部と、を備えるものである。
本発明によれば、像担持体上のトナー付着量を精度よく算出することができる。
本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す概略構成図である。 画像形成装置が備える濃度センサの概略構成図である。 画像形成装置の制御部の機能ブロック図である。 付着量算出処理の一例を示すフローチャートである。 波長決定処理の一例を示すフローチャートである。 中間転写ベルト上の黒トナー付着量とRGB出力との関係を示すグラフである。 付着量算出処理の他の例を示すフローチャートである。 トナーフィルミング有りの場合の波長決定処理の一例を示すフローチャートである。 マゼンタトナーフィルミング有りの場合の中間転写ベルト上の黒トナー付着量とRGB出力との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る構成を図1から図9に示す実施の形態に基づいて詳細に説明する。
[第1の実施形態]
本実施形態に係る画像形成装置は、像担持体(中間転写ベルト51)上に形成されたトナー像(調整パターンT)のトナー付着量を算出し、該算出結果に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置(画像形成装置1)において、光を照射する光源(光源100)と、および可視光域の異なる複数の波長域に対して感度を有し、光源から照射されて像担持体から反射した反射光を検知する画像素子(画像素子102)と、を有するセンサ部(濃度センサ40)と、センサ部で検知される複数の波長のうち1または2以上の波長の反射光に基づいて、像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出する付着量算出部(付着量算出部73)と、センサ部で検知される像担持体の色情報に基づいて、付着量算出部がトナー付着量の算出に用いる波長を決定する波長決定部(波長決定部72)と、を備えるものである。なお、括弧内は実施形態での符号、適用例を示す。
(画像形成装置)
図1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態を示す画像形成装置1の概略構成図である。画像形成装置1は、濃度センサ40、制御部41、画像処理部42、画像形成部43などを備えている。
制御部41は、例えば、CPU(Central Processing Unit)とメモリを有し、画像形成部43の制御を行う。具体的には、制御部41は、制御パラメータに従って画像形成部43に画像を形成させる。この制御パラメータは、画像形成部43が画像を形成するときに従う条件として用いられる。画像処理部42は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)とメモリとを有し、PC(パーソナルコンピュータ)などのクライアント装置又はスキャナ装置から入力された画像データに各種の画像処理を施す。
画像形成部43は、感光体7(7a,7b,7c,7d)、帯電装置8(8a,8b,8c,8d)、現像装置10(10a,10b,10c,10d)、クリーニング装置12(12a,12b,12c,12d)、露光装置13、中間転写ベルト51、二次転写ベルト61、定着装置18などを備えている。
感光体7a,7b,7c,7dには互いに異なる色のトナー像がそれぞれ形成される。具体的には、これらの感光体7a,7b,7c,7d上に、ブラック(黒、Bk)トナー像、マゼンタ(M)トナー像、シアン(C)トナー像及びイエロー(Y)トナー像がそれぞれ形成される。なお、本実施形態における各感光体7a,7b,7c,7dはドラム状に形成されているが、複数のローラに巻き掛けられて回転駆動される無端ベルト状の感光体を用いることもできる。
4つの感光体7a,7b,7c,7dに対向して、像担持体である中間転写体として、無端ベルト状部材の中間転写ベルト51が配置されている。各感光体7a,7b,7c,7dの外周面は、それぞれ中間転写ベルト51の外周面に当接している。本実施形態の中間転写ベルト51は、テンションローラ52、駆動ローラ53、斥力ローラ54、入口ローラ55等の支持ローラ(支持回転体)に巻き掛けられ、張架されている。これらの支持ローラのうちの1つである駆動ローラ53は、駆動源によって回転駆動し、この駆動ローラ53の回転駆動により中間転写ベルト51が図中矢印Aの向きに走行する。
中間転写ベルト51は、多層構造のものでも単層構造のものでもよい。多層構造のベルトで構成する場合、例えば、伸びの少ないフッ素樹脂やPVDF(ポリフッ化ビニリデン)シート、ポリイミド系樹脂でベース層を形成し、ベルト外周面をフッ素系樹脂等の平滑性のよいコート層で構成するものが好ましい。一方、単層構造のベルトで構成する場合には、PVDF、PC(ポリカーボネート)、ポリイミド等の材質を用いるものがよい。
各感光体7a,7b,7c,7d上に各色トナー像を形成する構成及び動作、並びに、各色トナー像を中間転写ベルト51上に一次転写する構成及び動作は、ほぼ同様であり、形成される各色トナー像の色が異なるだけである。よって、以下、ブラック用感光体7aにブラックトナー像を形成し、そのトナー像を中間転写ベルト51上に一次転写する構成及び動作について説明し、他の色については説明を省略する。
ブラック用感光体7aは、図1中反時計回り方向に回転駆動する。感光体7aの外周面には、除電装置からの光が照射されることで、感光体7aの表面電位が初期化される。初期化された感光体外周面は、帯電装置8aによって所定の極性(本実施形態ではマイナス極性)に一様に帯電される。このようにして帯電された感光体外周面は、露光装置13から出射される光変調されたレーザビームLが照射され、これにより感光体7aの外周面上に静電潜像が形成される。
本実施形態においては、レーザビームLを出射する露光装置13がレーザ書き込み装置で構成されているが、例えば、LEDアレイと結像手段を有する露光装置13を用いることもできる。感光体7aに形成された静電潜像は、現像装置10aと対向する現像領域を通過する際に、ブラックトナー像として可視像化される。
中間転写ベルト51の内周面側には、感光体7aと対向する位置に一次転写ローラ11aが配置されている。この一次転写ローラ11aが中間転写ベルト51の内周面に当接することで、感光体7aと中間転写ベルト51との間に適正な一次転写ニップが確保されている。一次転写ローラ11aには、感光体7a上に形成されたトナー像のトナー帯電極性と逆極性(本実施形態ではプラス極性)の一次転写電圧が印加される。これにより、感光体7aと中間転写ベルト51との間に一次転写電界が形成され、感光体7a上のトナー像が、その感光体7aと同期して回転駆動される中間転写ベルト51上に静電的に一次転写される。トナー像を中間転写ベルト51に一次転写した後の感光体7aの外周面に付着する転写残トナーは、クリーニング装置12aによって除去され、感光体7aの外周面が清掃される。
4色のトナー像をすべて使うフルカラーモードにおいては、他の色の感光体7b,7c,7dについても、同様に、マゼンタトナー像、シアントナー像及びイエロートナー像がそれぞれ形成される。そして、これらの各色トナー像は、中間転写ベルト51上に一次転写されているブラックトナー像に重ね合わさるようにして、順次一次転写される。
一方、ブラック単色モードにおいては、接離機構により、一次転写ローラ11b,11c,11dを感光体7b,7c,7dから離間させることで、マゼンタ、シアン、イエロー用の感光体7b,7c,7dを中間転写ベルト51から離間させる。そして、ブラック感光体7aのみが中間転写ベルト51に当接した状態で、ブラックトナー像のみが中間転写ベルト51に一次転写される。
また、画像形成装置1の本体内の下部には、給紙装置14が配置されている。給紙装置14は、給紙ローラ15の回転によって、記録材としての転写紙Pを図中矢印Bの方向へ送り出す。送り出された転写紙Pは、レジストローラ対16により、所定のタイミングで斥力ローラ54に巻き掛けられた中間転写ベルト51の部分と、これに対向配置された二次転写ベルト61の部分とが当接している二次転写ニップへと給送される。このとき、斥力ローラ54には転写電圧出力手段としての二次転写電圧電源により所定の二次転写電圧が印加され、これによって中間転写ベルト51上のトナー像が転写紙Pに二次転写される。
二次転写ベルト61は、二次転写ローラ62と分離ローラ63とに張架されている。いずれか一方のローラ(支持回転体)が駆動ローラとなって回転駆動することで、二次転写ベルト61は、図中矢印Cに示す向きに走行する。トナー像が二次転写された転写紙Pは、二次転写ベルト61の外周面に静電的に吸着した状態で、二次転写ベルト61の走行に伴って搬送される。そして、転写紙Pは、分離ローラ63に巻き付いた二次転写ベルト61の部分の曲率によって二次転写ベルト61の外周面から分離し、二次転写ベルト61の転写紙搬送方向下流側に配置されている搬送ベルト17によって更に転写紙搬送方向下流側へ搬送される。そして、転写紙Pが定着装置18を通る際に、転写紙P上のトナー像が熱と圧力の作用により転写紙Pに定着される。定着装置18を通過した転写紙Pは、排紙部に設けられた排紙ローラ対19を通って機外に排出される。
(濃度センサ)
図2は、画像形成装置1が備える濃度センサ40の概略構成図である。濃度センサ40は、中間転写ベルト51上に形成された調整用のトナー像である調整パターンTを光学的に読み取る。本実施形態では、濃度センサ40はラインセンサであって、濃度センサ40の読み取り幅は、中間転写ベルト51上のベルト幅方向(図中矢印Aで示す中間転写ベルト51の走行方向と垂直な方向(主走査方向))における画像形成領域よりも長いため、中間転写ベルト51上の全域にわたりトナー像Tのトナー付着量を検出することが可能である。
濃度センサ40は、中間転写ベルト51の走行方向(図中の矢印A)の最下流に配置された一次転写ローラである一次転写ローラ11aよりも中間転写ベルト51の走行方向(図中の矢印A)の下流側に配置される。また、濃度センサ40は、二次転写ローラ62よりも中間転写ベルト51の走行方向(図中の矢印A)の上流側に配置されている。
図2に示すように、濃度センサ40は、内部に光源100とレンズアレイ101と画像素子102とを有している。
光源100としては、発光素子が導光体の端部に設けられたものやLEDアレイなどが使用可能であって、光源100は白色の光を照射する。また、レンズアレイ101としては、セルフォック(登録商標)レンズが用いられる。
画像素子102としては、CMOSセンサやCCDセンサなどを用いることができる。画像素子102は、複数の画像素子が一列に並べて配置されたており、レンズアレイ101により結像された光を受光し、受光した光に応じた信号を出力する。画像素子102はRed,Green,Blueのフィルターが表面に設けられ、反射光をR,G,Bに分けて受光する。
また、濃度センサ40と中間転写ベルト51の間には移動可能な校正板(図示せず)が設けられている。校正板としては、例えば、ルミラーE20(東レ株式会社製)を用いることができる。中間転写ベルト51、または中間転写ベルト51上のトナー付着量からの出力を読み取る前にシェーディング補正を行うのに使用される。
なお、本実施形態では、光源100が白色光を照射し、RGBそれぞれの光に感度がある画像素子102を用いる場合について説明するが、色を検知できる方式であればこれに限定されるものではない。例えば、光源100をR,G,Bの順に切り替え点灯させるようにしたり、RGBの3光源を用いて画像素子102として全波長領域に感度があるセンサを用いたりしても良い。
(制御部)
図3は、画像形成装置1の制御部41の機能ブロック図である。制御部41は、中間転写ベルト51上に形成する調整パターンTを作成する位置を決めるパターン作成部71と、パターン作成部71で作成される調整パターンTをどの波長を用いてトナー付着量を算出するかを決定する波長決定部72と、波長決定部72が決定した波長の出力に基づいてトナー付着量を算出する付着量算出部73と、を備えている。
このパターン作成部71、波長決定部72、付着量算出部73の各部は、制御部41のCPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、制御部41は、後述する付着量算出テーブルや各種のパラメータ等を記憶するメモリである記憶部74を備えている。
(付着量算出処理)
画像形成装置1は、画像濃度を安定化させるため、所定のタイミングで濃度調整処理を実行する。ここでいう所定のタイミングとは、例えば、プリンタの電源ON時、画像形成開始時、連続画像形成中の紙間、画像形成終了時などである。
画像形成装置1が実行する濃度調整処理では、パターン作成部71が中間転写ベルト51における各色の調整パターンTの作成位置を決定し、画像形成部43が当該位置に調整パターンTを作成する。次いで、濃度センサ40は、作成した調整パターンTを濃度センサ40で読み取って、付着量算出部73は各色の調整パターンTのトナー付着量を算出する(付着量算出処理という)。この時、波長決定部72は、付着量算出部73がどの波長を用いてトナー付着量を算出するかを決定する。
そして、画像形成装置1は、付着量算出処理で算出された各色のトナー付着量に基づいて、画像形成条件を制御する。なお、付着量算出処理の後、算出したトナー付着量に基づいた画像形成の制御パラメータへのフィードバック制御については、公知または新規の方法によればよく、特に限られるものではない。
以下に、本実施形態に係る画像形成装置1が実行する付着量算出処理について説明する。付着量算出処理では、例えば、Cトナー付着量は濃度センサ40のB出力、Mトナー付着量は濃度センサ40のR出力、Yトナー付着量は濃度センサ40のR+G出力を用いて付着量を算出する。
一方、黒トナー付着量は常に同じ出力を用いるのではなく、中間転写ベルト51の色情報に基づいて、算出に使用する出力を決定する。
この黒トナーの付着量算出処理について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4は、濃度センサ40を用いて中間転写ベルト51上の黒トナー付着量を算出する処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、濃度センサ40によってトナー付着量を読み取る前に、校正板を読み取り、シェーディング補正を行う(S101)。校正板を用いたシェーディング補正は公知の手法によればよく、特に限られるものではない。
次いで、中間転写ベルト51のトナー像の形成されていない部分(中間転写ベルト地肌部という)を読み取り、中間転写ベルト51の色情報を取得する(S102)。
次いで、取得した色情報に基づいて、ΔR,ΔG,ΔBを算出して(S103)、トナー付着量算出に使用する波長(付着量算出波長ともいう)を決定する(S104)。S103およびS104の詳細は、図5を参照して後述する。
次いで、中間転写ベルト51上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(Bk)の各色の調整パターンTを作成し(S105)、これを濃度センサ40によって読み取る(S106)。
濃度センサ40による調整パターンTの読み取り後、S105で決定したR,G,Bの内で黒トナー付着量算出に使用すると決定した出力を用いて、黒トナー付着量を算出する(S107)。
黒トナー付着量の算出(S107)に際しては、RGBのいずれが選択されてもよいように、予めRGB信号のそれぞれについて付着量と出力の関係を示すテーブル(付着量算出テーブル)を作成し、記憶部74に記憶しておく。
なお、図4に示す付着量算出処理において、調整パターンTの作成(S105)および読み取り(S106)は、中間転写ベルト地肌部の読み取り(S102)の後であれば、波長決定(S104)の前に行っても良い。また、校正板の読み取り(S101)は、付着量算出(S107)の前であれば、調整パターンTの読み取り(S106)の後でも良い。
C,M,Yトナーの付着量算出処理は、上述した出力を用いて付着量を算出される。そして、画像形成装置1は、付着量算出処理で算出された各色のトナー付着量に基づいて、画像形成条件を制御する。
(波長決定処理)
次に、中間転写ベルト地肌部を読み取り、取得した中間転写ベルト51の色情報から、黒トナー付着量算出に使用する波長、またはその組み合わせを選択、決定する処理(S103およびS104、波長決定処理という)の詳細を図5のフローチャートを参照して説明する。図5は、波長決定処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、ΔR,ΔG,ΔBを算出する(S201(図4のS103))。この処理では、中間転写ベルト地肌部を読み取って取得したR,G,Bのそれぞれの出力を、中間転写ベルト51の色情報VR,VG,VBとする。そして、取得した中間転写ベルト51の色情報(VR,VG,VB)を、予め記憶部74に保存した黒トナーの色情報(VR’,VG’,VB’)と比較する。R,G,Bのそれぞれについて、中間転写ベルト51の色情報と黒トナーの色情報の出力差ΔR=VR−VR’、ΔG=VG−VG’、ΔB=VB−VB’を算出する。
そして、S202〜S208において、ΔR,ΔG,ΔBの正負を判定する。その結果、ΔR,ΔG,ΔBのいずれかが正であり、中間転写ベルト51の反射率が黒トナーの反射率より全体的に低い場合は、ΔR,ΔG,ΔBの内、正の信号のみを用いて付着量を算出する(S209〜S215)。すなわち、トナー付着量の増加に伴い、出力が増加する波長のみを使用して付着量算出を行うものである。
一方、ΔR,ΔG,ΔBのすべてが負の場合は、黒トナー付着量が増加するにつれて出力が下がるため、異常と判断し異常処理を実行する(S216)。
例えば、図6に示すように、中間転写ベルト51の色情報(R,G,B)=(12,17,30)であって、黒トナーの色情報が(17,21,17)である場合は、ΔR>0,ΔG>0,ΔB<0となる。したがって、図5に示すように、RとGの信号を足し合わせて付着量を算出する(S210)。このとき、中間転写ベルト51の色情報と黒トナーの色情報の出力差はR単独では5、G単独では4と小さいが、R+Gの出力を使用することで中間転写ベルト51の色情報と黒トナーの色情報の出力差が9と大きくなり、付着量算出の精度が向上する。一方、Bの出力は付着量の増加に伴い減少するため、R+G+Bの出力を用いると、出力差は−4となり、R+Gより出力差が小さくなってしまう。
以上説明したように、黒トナーの色情報は、中間転写ベルト51の色情報との出力差が小さいため、中間転写ベルト51に対してトナーの反射率が高い波長のみを用いて付着量を算出することで、出力差を確保することができ、精度よく黒トナー付着量を算出することが可能となる。
また、詳細な説明は省略するが、ΔR,ΔG,ΔBの正負を判定し、ΔR+ΔG+ΔB<0であり、中間転写ベルト51の反射率が黒トナーの反射率より全体的に高い場合は、ΔR,ΔG,ΔBの内、負の信号のみを用いて付着量を算出することで同様の効果を得ることができる。
[第2の実施形態]
以下、本発明に係る画像形成装置の他の実施形態について説明する。なお、上記実施形態と同様の点についての説明は適宜省略する。
(付着量算出処理)
画像形成装置1では、画像形成を繰り返すと、経時で中間転写ベルト51にトナーフィルミングが発生し、中間転写ベルト51の色が変化してしまい。使用開始当初(新品)と同じ波長の光ではトナー付着量を正確に算出できなくなってしまう。
本実施形態では、経時で中間転写ベルト51にトナーフィルミングが発生した場合の黒トナー付着量算出処理について、図7に示すフローチャートを参照して説明する。図7は、濃度センサ40を用いて中間転写ベルト51上の黒トナー付着量を算出する処理の他の例を示すフローチャートである。
前提として、中間転写ベルト51が使用開始時の状態において、中間転写ベルト地肌部の出力を読み取り、予め中間転写ベルト51の使用開始時の色情報(V0R,V0G,V0B)を記憶部74に記録しておく。
そして、濃度調整処理を行うタイミングでは、先ず、濃度センサ40によって校正板を読み取り、シェーディング補正を行う(S301)。次いで、中間転写ベルト地肌部を読み取り、中間転写ベルト51の現在の色情報(VR,VG,VB)を取得する(S302)。
次に、取得した現在の色情報(VR,VG,VB)と、使用開始時の色情報(V0R,V0G,V0B)と、が同じか否かを判断することで、中間転写ベルト51のトナーフィルミングの有無を判断する(S303)。なお、S303の判断は、所定の閾値(マージン)を設けて略同等かどうかを判断してもよい。
現在の色情報が使用開始時の色情報と同じであったとき(S303:Yes)は、トナーフィルミング無しと判断し、第1の実施形態で説明した波長決定処理(図5のS201〜S215)により黒トナー付着量の算出のための波長を決定する(S304)。
一方、現在の色情報が使用開始時の色情報と異なるとき(S303:No)は、トナーフィルミング有りと判断し、図8に示す波長決定処理により黒トナー付着量の算出のための波長を決定する(S305)。
次いで、中間転写ベルト51上に、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、黒(Bk)の各色の調整パターンTを作成し(S306)、これを濃度センサ40によって読み取る(S307)。
濃度センサ40による調整パターンTの読み取り後、R,G,Bの内で黒トナー付着量算出に使用すると決定した出力を用いて、黒トナー付着量を算出する(S308)。
(波長決定処理)
次に、トナーフィルミング有りの場合の黒トナー付着量算出に使用する波長の組み合わせを決定する波長決定処理(S305)の詳細を図8のフローチャートを参照して説明する。図8は、トナーフィルミングを考慮した波長決定処理の一例を示すフローチャートである。
先ず、中間転写ベルト51の現在の色情報(VR,VG,VB)の使用開始時の色情報(V0R,V0G,V0B)に対する差分に基づいて(S401〜S407)、トナーフィルミングの発生の有無および発生しているトナーを判断する(S408〜S414)、その結果、RGBのどの出力を用いて黒インクの付着量を算出するかを決定する(S416〜S421)。
例えば、現在の色情報を読み取った結果、使用開始時に対してRの出力のみが増加していると判断された場合は(S405:No)、マゼンタトナーがトナーフィルミングしていると判断することができる(S413)。
これに対し、トナーフィルミングしているマゼンタトナーの反射率が低いGの波長を用いて黒トナー付着量を算出する。図9に示すように、Greenの出力はマゼンタトナーフィルミング時も変化しないため、トナーフィルミングの影響を受けずに黒トナー付着量を算出することができる。このようにトナーフィルミングの影響を受けない波長を用いて付着量を算出することで、トナー付着量を正しく検知することができる。
一方、現在の色情報を読み取った結果、使用開始時に対してR,G,Bのすべての信号が増加している場合は(S404:Yes)、CMYの3色のトナーがフィルミングしており(S408)、中間転写ベルト51の表面状態が良好ではない。そのため、この場合には特殊処理(S415)を実行する。
特殊処理(S415)としては、例えば、トナーフィルミングの発生箇所に調整パターンTを作成しない処理が考えられる。トナーフィルミングが発生していないベルト面のほうがトナーとの出力の差が大きいため、トナーフィルミングしている場所を避けて調整パターンTを作成することで、精度よくトナー付着量を算出することができる。
トナーフィルミングの発生箇所を避けて調整パターンTを作成する処理としては、例えば、調整パターンTを作成する前に、中間転写ベルト地肌部の出力をベルト1周分測定し、中間転写ベルト地肌部1周分の色情報を取得するようにする。
そして、その結果から所定数以上の色(例えば、CMYの3色)でトナーフィルミングが発生している場所を避けて調整パターンTを作成するようにすることで、使用開始時に近いベルト表面に調整パターンTを作成することができる。よって、精度良くトナー付着量を検知することができる。
また、特殊処理(S415)としては、例えば、トナーフィルミングの発生箇所は付着量算出に用いない処理が考えられる。例えば、所定数以上の色(例えば、CMYの3色)がトナーフィルミングしている場所では、中間転写ベルト51と黒トナーとの色差が小さくなり付着量検知精度が悪化するため、その場所を除いてトナー付着量を算出することで、正確な黒トナー付着量を検知することができる。
この処理について説明する。トナーがフィルミングしている場合であっても、カラートナーの算出には影響が少ない。そのため、調整パターンTを作成する前に、中間転写ベルト地肌部の出力をベルト1周測定し、中間転写ベルト地肌部1周分の色情報を取得し、CMYの3色がトナーフィルミングしている場所を特定する。
そして、調整パターンTを作成し、黒トナー付着量算出時のみ3色がトナーフィルミングしている場所を避けて付着量を算出するようにする。一方、カラートナーは3色フィルミングしていても十分な感度が得られるため、フィルミング位置を考慮せずに全域で付着量を算出するようにする。3色がトナーフィルミングしている場所は黒トナー付着量を算出に使用しないことで、トナーフィルミングの影響を受けずに精度良く黒トナー付着量を算出できる。
以上説明した画像形成装置によれば、像担持体のトナー付着量を精度よく算出することができる。
すなわち、像担持体としての中間転写ベルト51上に形成されたトナー像の付着量を算出する際に、中間転写ベルト51の色情報に基づいて、トナー付着量を算出するのに使用する波長を決定するものである。そして、その検知結果を画像形成の制御パラメータにフィードバックすることで、画像濃度を一定に維持することが可能となる。
また、トナー付着量を読み取るセンサと同じセンサにて中間転写ベルト51の色を読み取るようにしているため、色情報の読み取りのために新たにセンサを設ける必要がなく、コストアップを抑制することができる。
また、中間転写ベルト51とトナーとの反射率の差が大きい波長を用いてトナー付着量を算出するようにすることで、トナー付着量を精度良く検知することができる。
また、経時で中間転写ベルト51にトナーフィルミングが発生した場合においても、それを考慮して付着量算出波長を選択することで、初期だけでなく経時のトナー付着量を精度よく検出することができる。このとき、調整動作実行時(経時変化後)の中間転写ベルト51の色情報を使用開始時の中間転写ベルト51の色情報と比較することで、中間転写ベルト51の表面にどの色のトナーがフィルミングしているか判断することができ、これに基づいて、付着量算出波長を選択することで、精度よく経時のトナー付着量を精度よく算出することができる。
また、黒トナー付着量の算出において上記手法を適用することで、黒トナーは中間転写ベルト51と色が近く付着量に対する感度が小さいが、読み取り波長を適切に選択することができ、精度良くトナー付着量を算出することができる。なお、上記手法の適用は必ずしも黒トナーに限定されるものではない。
また、上記実施形態では、像担持体として中間転写ベルト51を用いる場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、他の像担持体に適用することができる。他の像担持体としては、例えば、ベルト形状以外の中間転写部材や感光体、二次転写部材(ベルトやローラ)上のトナーを読み取る場合にも適用することができる。
また、上記実施形態では、濃度センサ40がラインセンサである例について説明した。これにより、主走査全域における中間転写ベルト51の色情報に基づいて、最適な波長、場所を選んで調整パターンTを作成、読み取りを行うことで、トナー付着量を精度良く算出できる。濃度センサ40はラインセンサに限られるものではなく、アクチュエータにより、濃度センサ40を中間転写ベルト51上の主走査方向に移動させることで主走査方向全域の中間転写ベルトの色情報を取得する構成としてもよい。
尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の例ではあるがこれに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
1 画像形成装置
7a,7b,7c,7d 感光体
8a,8b,8c,8d 帯電装置
10a,10b,10c,10d 現像装置
11a,11b,11c,11d 一次転写ローラ
12a,12b,12c,12d クリーニング装置
13 露光装置
14 給紙装置
15 給紙ローラ
16 レジストローラ対
17 搬送ベルト
18 定着装置
19 排紙ローラ対
40 濃度センサ
41 制御部
42 画像処理部
43 画像形成部
51 中間転写ベルト
52 テンションローラ
53 駆動ローラ
54 斥力ローラ
55 入口ローラ
61 二次転写ベルト
62 二次転写ローラ
63 分離ローラ
71 パターン作成部
72 波長決定部
73 付着量算出部
74 記憶部
100 光源
101 レンズアレイ
102 画像素子
L レーザビーム
P 転写紙
T 調整パターン
特開2014−21248号公報

Claims (10)

  1. 像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出し、該算出結果に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置において、
    光を照射する光源と、および可視光域の異なる複数の波長域に対して感度を有し、前記光源から照射されて前記像担持体から反射した反射光を検知する画像素子と、を有するセンサ部と、
    前記センサ部で検知される複数の波長のうち1または2以上の波長の反射光に基づいて、前記像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出する付着量算出部と、
    前記センサ部で検知される前記像担持体の色情報に基づいて、前記付着量算出部がトナー付着量の算出に用いる波長を決定する波長決定部と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記波長決定部にて算出に用いる波長が決定され、前記付着量算出部にて算出される前記トナー付着量は、前記像担持体上に形成された黒トナー像の黒トナー付着量であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体の色情報は、前記像担持体において前記トナー像が形成されない地肌部を、前記センサ部が検知することで取得されることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記波長決定部は、前記像担持体の色情報と、予め決められたトナーの色情報と、を比較して、その差分が最大になる波長を選択することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記像担持体の色情報は、前記像担持体上のトナーフィルミング情報を含むことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記トナーフィルミング情報は、
    前記センサ部で検知される前記像担持体の色情報と、前記像担持体の使用開始時において前記センサ部で検知した前記像担持体の色情報と、に基づいて取得されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記波長決定部は、前記付着量算出部がトナー付着量の算出に用いる波長として、トナーフィルミングが発生しているトナーに対する反射率が低くなる波長を選択することを特徴とする請求項5または6に記載の画像形成装置。
  8. 前記トナーフィルミング情報に基づいて、トナーフィルミングの非発生箇所に前記トナー像を形成するパターン作成部を備えることを特徴とする請求項5から7までのいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記付着量算出部は、トナーフィルミングが所定数以上のトナーで発生している場合、当該箇所では、トナー付着量を算出しないことを特徴とする請求項5から7までのいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出し、該算出結果に基づいて画像形成条件を制御する画像形成装置の制御方法において、
    前記画像形成装置は、光を照射する光源と、および可視光域の異なる複数の波長域に対して感度を有し、前記光源から照射されて前記像担持体から反射した反射光を検知する画像素子と、を有するセンサ部を備え、
    前記センサ部で検知される複数の波長のうち1または2以上の波長の反射光に基づいて、前記像担持体上に形成されたトナー像のトナー付着量を算出する付着量算出処理と、
    前記センサ部で検知される前記像担持体の色情報に基づいて、前記付着量算出処理においてトナー付着量の算出に用いる波長を決定する波長決定処理と、
    を行うようにしたことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
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