JPH09179382A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH09179382A
JPH09179382A JP33498995A JP33498995A JPH09179382A JP H09179382 A JPH09179382 A JP H09179382A JP 33498995 A JP33498995 A JP 33498995A JP 33498995 A JP33498995 A JP 33498995A JP H09179382 A JPH09179382 A JP H09179382A
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image carrier
charging
image
unit
potential
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JP33498995A
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Inventor
Hikari Takahashi
光 高橋
Tatsuya Kitajima
達也 北島
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】帯電器の大型化を必要とすることなく、長期間
に亙って良好な画像を形成可能な画像形成装置を提供す
ることにある。 【解決手段】感光体ドラム12の周囲には、感光体ドラ
ムを帯電する帯電チャージャ11、除電ランプ18、感
光体ドラムの温度を検出するサーミスタ66が設けられ
ている。CPU62は、サーミスタによって検出された
感光体ドラムの温度に応じて高圧トランス60により供
給される帯電チャージャのグリッド電圧を変更し、感光
体ドラムの表面電位を所定の値に維持する。グリッド電
圧の変更によって制御しきれない範囲で、感光体ドラム
の温度が上昇し帯電能が低下した場合、CPU62は除
電ランプの光量を低下させることにより、感光体ドラム
の表面電位を所定の値に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ等の、電子写真方式により画像を形成する画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像形成装置として、電子写真方式の複
写機、プリンタ等が広く知られている。電子写真方式の
複写機等においては、帯電器によって所定の表面電位に
帯電された感光体ドラムの表面を露光することにより静
電潜像を形成した後、この静電潜像を現像剤としてのト
ナーにより現像して感光体ドラム表面上にトナー像を形
成し、更に、形成されたトナー像を転写用紙に転写する
ことによって画像を得ている。
【0003】この種の複写機等において、近年、感光体
ドラムの長寿命化が進んでいる。感光体ドラムの長寿命
化を図るためには、帯電流入電流あるいは帯電グリッド
電圧の制御が必要となる。
【0004】すなわち、感光体ドラムとして、例えば、
OPCドラムを用いた場合、感光体ドラムの使用時間が
経過するに従って感光層が薄くなり、表面電位が低下す
る傾向にある。その結果、形成される画像の濃度が低下
するという問題が生じる。
【0005】このため、長期間に亙って良好な画像を得
るためには、使用時間が経過した場合でも感光体ドラム
の表面電位を一定に保つ必要がある。そこで、従来で
は、感光体ドラムの使用時間の経過に伴って帯電器の帯
電グリッド電圧を増大させ、感光体ドラムの表面電位を
一定に保つ制御が行なわれている。
【0006】一方、感光体ドラムは、その温度特性に応
じて、帯電能が大きく変化する場合があり、連続使用に
より感光体ドラムの温度が上昇した場合や環境温度が変
化した場合に適切な表面電位が得られないという問題が
生じる。
【0007】そこで、一般に、感光体ドラムの温度をサ
ーミスタ等の温度センサによって検出し、検出された温
度に応じて帯電器の帯電グリッド電圧を変化させ、常に
良好な画像が得られるような制御を行なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように感光体ドラムの使用時間あるいは温度特性等によ
って帯電器のグリッド電圧を制御する場合、容量の大き
な帯電器を使用し帯電グリッド電圧の調整幅を大きくと
っておく必要がある。従って、帯電器を通常の場合より
も大型化する必要があり、その結果、複写機全体の大型
化および製造コストの増加を招く。
【0009】この発明は上記の従来の問題点を考慮して
なされたもので、その目的は、帯電器の大型化を必要と
することなく、長期間に亙って良好な画像を形成可能な
画像形成装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係るこの発明の画像形成装置は、像担持
体と、所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供
給手段を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、
上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
手段と、上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手
段と、上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電圧供
給手段の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電
能が所定の範囲を越えて変動した場合に上記副帯電手段
の出力を変更し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に
維持する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0011】請求項2に係るこの発明の画像形成装置
は、像担持体と、所定の最大出力の範囲内で電圧を供給
する電圧供給手段を有し、上記像担持体を帯電する主帯
電手段と、上記帯電された像担持体に現像剤像を形成す
る画像形成手段と、上記像担持体の帯電電位を変更可能
な副帯電手段と、上記像担持体の帯電電位を検出する検
出手段と、上記検出手段により検出された上記像担持体
の帯電電位に応じて上記電源供給手段の出力を変更する
とともに、上記検出された上記像担持体の帯電電位が所
定の範囲を越えて変動した場合に上記副帯電手段の出力
を変更し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に維持す
る制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0012】上記構成の画像形成装置によれば、制御手
段は、上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記主帯電
手段の電源供給手段の出力を変更し、像担持体の帯電電
位を所定の値に維持する。また、制御手段は、上記像担
持体の帯電能が所定の範囲を越えて変動した場合、つま
り、上記電源供給手段の最大出力によって制御可能な範
囲を越えて像担持体の帯電能が変動した場合、副帯電手
段の出力を変更することにより、上記電源供給手段によ
る制御を補足して像担持体の帯電電位を所定の値に維持
する。
【0013】また、請求項3に係るこの発明の画像形成
装置は、温度に応じて帯電能が変動する像担持体と、上
記像担持体の温度を検出する温度検出手段と、を備え、
制御手段は、上記温度検出手段により検出された上記像
担持体の温度に応じて主帯電手段の電源供給手段の出力
を変更し、像担持体の帯電電位を所定の値に維持する。
また、制御手段は、上記像担持体の温度が所定の範囲を
越えて変動した場合、つまり、上記電源供給手段の最大
出力によって制御可能な範囲を越えて像担持体の温度が
変動した場合、副帯電手段の出力を変更することによ
り、上記電源供給手段による制御を補足して像担持体の
帯電電位を所定の値に維持する。
【0014】請求項4に係るこの発明の画像形成装置
は、使用時間に応じて帯電能が変動する像担持体と、上
記像担持体の使用時間を検出する検出手段と、を備え、
制御手段は、上記検出手段により検出された上記像担持
体の使用時間に応じて主帯電手段の電源供給手段の出力
を変更し、像担持体の帯電電位を所定の値に維持する。
また、制御手段は、上記像担持体の使用時間が所定の範
囲を越えた場合、つまり、上記電源供給手段の最大出力
によって制御可能な範囲を越えて像担持体の使用時間が
経過した場合、副帯電手段の出力を変更することによ
り、上記電源供給手段による制御を補足して像担持体の
帯電電位を所定の値に維持する。
【0015】請求項5に係るこの発明の画像形成装置
は、像担持体と、所定の最大出力の範囲内で電圧を供給
する電圧供給手段を有し、上記像担持体を帯電する帯電
手段と、上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する
画像形成手段と、上記像担持体の除電する除電ランプ
と、上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電源供給
手段の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能
が所定の範囲を越えて変動した場合に上記除電ランプの
光量を変更し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に維
持する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
【0016】上記構成の画像形成装置によれば、上記像
担持体の帯電能が所定の範囲を越えて変動した場合、つ
まり、上記電源供給手段の最大出力によって制御可能な
範囲を越えて像担持体の帯電能が変動した場合、上記制
御手段は、除電ランプの光量を変更することにより、上
記電源供給手段による制御を補足して像担持体の帯電電
位を所定の値に維持する。
【0017】請求項6に係るこの発明の画像形成装置
は、像担持体と、所定の最大出力の範囲内で電圧を供給
する電圧供給手段を有し、上記像担持体を帯電する帯電
手段と、上記帯電された像担持体に静電潜像を形成する
潜像形成手段と、現像バイアスを印加する印加手段を有
し、上記静電潜像に現像剤を供給して現像剤像を形成す
る現像手段と、上記像担持体の帯電能の変動に応じて上
記電源供給手段の出力を変更するとともに、上記像担持
体の帯電能が所定の範囲を越えて変動した場合に上記印
加手段による現像バイアスを変更し、上記現像手段にお
けるコントラスト電位を所定の値に維持する制御手段
と、を備えたことを特徴としている。
【0018】上記構成の画像形成装置によれば、制御手
段は、上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記主帯電
手段の電源供給手段の出力を変更することにより、像担
持体の帯電電位を所定の値に維持し、現像手段における
コントラスト電位を一定の値に維持する。また、制御手
段は、上記像担持体の帯電能が所定の範囲を越えて変動
した場合、つまり、上記電源供給手段の最大出力によっ
て制御可能な範囲を越えて像担持体の帯電能が変動した
場合、上記印加手段による現像バイアスを変更すること
により、上記電源供給手段による制御を補足して、上記
現像手段におけるコントラスト電位を所定の値に維持す
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら、この
発明を電子写真式の複写機に適用した実施例について詳
細に説明する。まず、複写機の全体の構成について概略
的に説明すると、図1に示すように、複写機は筐体10
を備え、この筐体内のほぼ中央部に、像担持体としての
有機系感光体ドラム(以下OPC感光体ドラムと称す
る)12が回転自在に設けられている。感光体ドラム1
2の周囲には、帯電手段および主帯電手段として機能す
る帯電チャージャ11、現像手段として機能する現像器
13、転写チャージャ14、剥離チャージャ15、剥離
爪16、清掃装置17、および副帯電手段として機能す
る除電ランプ18が順に配置され、画像形成部20を構
成している。
【0020】筐体10の上面部には透明ガラスからなる
原稿載置台32、および原稿載置台上に原稿Dを自動的
に給紙する自動原稿送り装置(以下ADFと称する)8
0が設けられている。
【0021】ADF80は、原稿載置台32を開閉する
原稿押えを兼ねて構成され、原稿Dが載置される原稿ト
レイ82と、原稿載置台のほぼ全面と対向して設けられ
原稿を搬送する搬送ベルト85と、を備えている。そし
て、原稿トレイ82に載置された原稿は、搬送路84を
介して原稿載置台32上に導かれ、搬送ベルト85によ
り所定の位置に搬送および位置決めされる。そして、後
述するスキャナにより読み取られた原稿は、搬送ベルト
85により搬送路86を通してADF80上面の原稿排
紙部88に排出される。
【0022】筐体10内において原稿載置台32の下方
には、原稿載置台32上に載置された原稿Dの画像を読
み取るスキャナ22が配設されている。このスキャナ2
2は、リフレクタ23によって背部が囲繞された露光ラ
ンプ24と、露光ランプと共に第1のキャリッジ33に
載置された第1の反射ミラー25と、を備えている。ま
た、スキャナ22は、第2のキャリッジ34に載置され
て一体的に移動可能な第2および第3の反射ミラー2
6、27と、レンズ28と、固定の第4、第5及び第6
の反射ミラー29、30、31と、を有している。
【0023】第1および第2のキャリッジ33、34
は、原稿載置台32に沿って所定の速度で移動され、露
光ランプ24からの照射光により原稿Dを走査する。そ
して、原稿Dからの反射光は、第1ないし第6の反射ミ
ラーおよびレンズ28により感光体ドラム12に導かれ
感光体ドラム表面を露光する。
【0024】それにより、後述するように帯電チャージ
ャ11によって一様に帯電された感光体ドラム12の表
面に、原稿の画像に対応した静電潜像が形成される。形
成された静電潜像は、現像器13により現像剤としての
トナーを用いて現像され、トナー像を形成する。
【0025】第3の反射ミラー27とレンズ28との間
には、露光光量を測定する自動露光センサ21が設けら
れている。詳細には、自動露光センサ21は、レンズ2
8が配置される面と同一の面内、つまり、第3の反射ミ
ラー27から第4の反射ミラー29へ伝搬する光が通過
する領域であって、第4の反射ミラー29へ向かう光を
遮ることのない位置に設けられている。
【0026】そして、第3のミラー27で反射した光の
一部は自動露光センサ21に入射し、自動露光センサ2
1は、画像濃度に応じた出力電圧を後述するCPU92
に原稿濃度信号として出力する。
【0027】筐体10の側面下部には、転写材としての
用紙Pをそれぞれ多数枚収容した第1および第2の給紙
カセット35、36が脱着自在に装着されている。ま
た、筐体10内には、第1および第2の給紙カセット3
5、36から取り出された用紙Pを、感光体ドラム12
と転写チャージャ14との間に位置した転写部を通して
搬送する搬送路38が形成され、搬送路の終端には定着
装置40が設けられている。定着装置40に対向した筐
体10の側壁には排出口42が形成され、この排出口に
は排紙トレイ43が装着されている。
【0028】第1および第2の給紙カセット35、36
の近傍には、それぞれ給紙カセットから用紙Pを取り出
すピックアップローラ44が設けられているとともに、
搬送路38において感光体ドラム12の上流側には用紙
Pを整位するレジストローラ46が設けられている。ま
た、レジストローラ46の近傍には、用紙Pの到着を検
出するセンサ48が設けられている。
【0029】ピックアップローラ44により第1あるい
は第2の給紙カセット35、36から1枚づつ取り出さ
れた用紙Pは、レジストローラ46により整位された
後、転写部に送られる。そして、転写部において、感光
体ドラム12上のトナー像が、転写チャージャ14によ
り用紙P上に転写される。
【0030】トナー像の転写された用紙Pは、剥離チャ
ージャ15からのACコロナ放電および剥離爪16によ
り感光体ドラム12から剥離され、搬送路38を構成す
る搬送ベルト50を介して定着装置40に搬送される。
そして、定着装置40によってトナー像が溶融定着され
た用紙Pは、排紙ローラ51により排紙トレイ43上に
排出される。
【0031】また、搬送路38の下方には、定着装置4
0を通過した用紙Pを反転した後に再びレジストローラ
40を介して転写部へ導く自動両面装置51が設けられ
ている。自動両面装置51は、搬送路38から分岐し用
紙Pを反転させるための反転路52と、反転された用紙
Pを一時的に集積する一時集積部53と、一時集積部か
らレジストローラ46まで用紙Pを搬送する再搬送路5
4と、を備えている。
【0032】定着装置40と排紙ローラ51との間に
は、用紙Pを反転路52へ導く振り分けゲート55が設
けられ、反転路52および再搬送路54内には複数の送
りローラ56が配設されている。また、一時集積部53
内には、集積された用紙Pを1枚づつ取出して再搬送路
54へ送るピックアップローラ57が設けられている。
【0033】両面コピーを行なう場合、定着装置40を
通過した用紙Pは、振り分けゲート55により反転路5
2に導かれ、反転された後に一時集積部53へ集積され
る。集積された用紙Pは、ピックアップローラ57によ
って一時集積部53から取り出された後、再搬送路54
を通してレジストローラ46へ送られ、ここで整理され
た後、再び転写部において用紙Pの裏面にトナー像が転
写される。その後、用紙Pは、搬送路38、定着装置4
0および排紙ローラ51を介して排紙トレイ43に排紙
される。
【0034】次に、感光体ドラム12および画像形成部
20の構成について詳細に説明する。図2に示すよう
に、感光体ドラム12の表面を所定の電位に一様に帯電
させる帯電チャージャ11はコロナワイヤ11aおよび
グリッド11bを有し、コロナワイヤには電圧を印加し
てコロナ放電を発生させる図示しない電源が接続されて
いる。また、グリッド11bには、グリッド電圧を印加
する電源供給手段として機能する高圧トランス60が接
続されている。これらの電源および高圧トランス60
は、制御手段としてのCPU62に接続されている。
【0035】そして、高圧トランス60は、CPU62
の制御の下、所定の範囲、例えば、最大出力−850V
の範囲内でグリッド電圧を変更可能となっている。な
お、図示しない電源もCPU62の制御の下、所定の範
囲内でコロナワイヤ11aへの印加電圧を変更可能とな
っている。
【0036】感光体ドラム12の回転方向に関して、帯
電チャージャ11の下流側には、スキャナ22から反射
光によって露光される感光体ドラム12表面の露光位置
12aが位置し、この露光位置において、感光体ドラム
表面に静電潜像が形成される。帯電チャージャ11およ
びスキャナ22は、この発明における潜像形成手段を構
成している。
【0037】露光位置12aと帯電チャージャ11と間
には、部分消去用のLED65が配設されている。ま
た、現像器13は、感光体ドラム12表面上の静電潜像
にトナー粒子を供給して現像する現像ローラ13aを有
し、この現像ローラには、CPU62の制御の下、印加
手段としての高圧トランス76によって現像バイアスが
印加される。
【0038】現像器13とLED65と間には、感光体
ドラム12表面の温度を検出する温度検出手段として機
能するサーミスタ66が設けられ、このサーミスタ66
のアクチュエータ66aは感光体ドラムの端部において
ドラム表面に接触している。そして、サーミスタ66は
検出信号をCPU62に出力する。
【0039】感光体ドラム12に形成されたトナー像を
用紙Pに転写させる転写チャージャ14と、用紙Pを感
光体ドラムから分離させるための剥離チャージャ15と
は、感光体ドラム12の回転方向Aに関して現像器13
の下流側に設けられている。そして、転写チャージャ1
4および剥離チャージャ15は一体に形成されていると
ともに、それぞれ高圧トランス68、70を介してCP
U62に接続されている。
【0040】剥離チャージャ15の下流側に位置した剥
離爪16は、ソレノイド71により駆動され、このソレ
ノイドはドライバ72を介してCPU62に接続されて
いる。なお、帯電チャージャ11、現像器13等は、こ
の発明における画像形成手段としても機能する。
【0041】剥離爪16の下流側にはクリーニングブレ
ード78を有するクリーニング装置17が設けられ、こ
のクリーニングブレード78は、感光体ドラム12の表
面に接触して設けられ、転写されずにドラム表面に残留
したトナーをドラム表面から掻き落とす。
【0042】剥離爪16とクリーニング装置17との間
には、感光体ドラム12の表面電位を検出する表面電位
センサ77が設けられ、この表面電位センサ77は、そ
の検出信号をCPU62に出力する。
【0043】また、クリーニング装置17と帯電チャー
ジャ11との間には除電ランプ18が配設されている。
除電ランプ18は光源ドライバ94を介してCPU62
に接続され、CPUの制御の下、光源ドライバ94への
印加電圧を変更することにより、除電ランプ18の光量
を変更可能となっている。
【0044】なお、CPU62には、後述する感光体ド
ラムの表面電位、温度、使用時間等に関する種々のデー
タを格納したメモリ93、および感光体ドラム12の使
用時間として累積コピー枚数をカウントする電子カンタ
96が接続されている。
【0045】上記のように構成された複写機において、
感光体ドラム12の帯電能は、その使用時間の経過およ
び感光体ドラムの温度変化に伴って変動する。そのた
め、本実施の形態に係る複写機においては、感光体ドラ
ム12の使用時間の経過および温度変化に応じて帯電チ
ャージャ11のグリッド電圧を変化させるとともに必要
に応じて除電ランプ18の光量を変更して、感光体ドラ
ム12の表面電位を常に一定の値に保持するように制御
している。
【0046】本発明者等は、このような制御を実施する
に当り、感光体ドラムの使用時間および温度と感光体ド
ラムの帯電能との関係について種々の検討を行なった。
図3は、帯電チャージャ11のグリッド電圧を一定とし
た場合において、感光体ドラム12の使用時間に応じた
感光体ドラムの表面電位の変化を調べた結果を示したも
ので、感光体ドラムの使用時間として複写機の累積コピ
ー枚数を用いている。
【0047】本検討においては、複写機として東芝製の
レオドライ4550を、現像剤としはD−4550を、
トナーとしはT−4550をそれぞれ使用するととも
に、常温常湿環境において、原稿濃度6%のチャートを
用い、A4横の転写用紙を連続通紙して行なった。
【0048】また、グリッド電圧は、感光体ドラム12
の初期の表面電位が−700Vとなるように設定し、コ
ピー枚数50K枚毎に感光体ドラムの表面電位を測定し
た。その結果、図3に示すように、感光体ドラムの表面
電位は、150K枚コピーした後、−650Vにとな
り、初期の−700Vから50V低下していることが分
かる。
【0049】図4は、感光体ドラム12の使用時間の経
過に応じて帯電チャージャ11のグリッド電圧を上昇さ
せ、感光体ドラムの表面電位を所定の値、つまり、−7
00Vに維持するように制御した例を示している。感光
体ドラム12の使用初期において−700Vの表面電位
を得るために必要なグリッド電圧は−800Vであり、
図3に示したように、150K枚コピーを行なう間に感
光体ドラム12の表面電位が50V低下することから、
コピー枚数の増加に伴ってグリッド電圧を上昇させ、1
50K枚コピーを行なった時点でグリッド電圧を−85
0Vまで上昇させることにより、感光体ドラム12の表
面電位を所定の値−700Vに維持することができる。
【0050】なお、感光体ドラム12の使用時間に基づ
くグリッド電圧の制御は、電子カウンタ96によってコ
ピー枚数をカウントし、そのカウント枚数に応じてグリ
ッド電圧を増加させる方法、あるいは、感光体ドラムの
走行距離を検知し、その走行距離に応じてグリッド電圧
を増加させる方法をとることができる。
【0051】一方、図5は、帯電チャージャ11のグリ
ッド電圧を一定とした場合において、感光体ドラム12
の温度による感光体ドラムの表面電位の変化を調べた結
果を示している。その結果、感光体ドラム12の温度が
30℃の時に−700Vであった表面電位は、感光体ド
ラムの温度が10℃に低下した時点で−750Vに上昇
し、逆に、感光体ドラムの温度が50℃に上昇した時点
で−650Vになり、50V低下していることが分か
る。
【0052】図6は、感光体ドラム12の温度に応じて
帯電チャージャ11のグリッド電圧を変化させ、感光体
ドラムの表面電位を所定の値、つまり、−700Vに維
持するように制御した例を示している。感光体ドラム1
2の温度が30℃の場合において−700Vの表面電位
を得るために必要なグリッド電圧は−800Vであり、
図5に示したように、感光体ドラム温度が10℃の場合
は感光体ドラム12の表面電位が50V増加することか
ら、グリッド電圧を50V低下させて−750Vとし、
感光体ドラム温度が50℃の場合は感光体ドラム12の
表面電位が50V低下することから、グリッド電圧を5
0V増加させて−850Vとすることにより、感光体ド
ラム12の表面電位を所定の値−700Vに維持するこ
とができる。
【0053】なお、感光体ドラム12の温度に基づくグ
リッド電圧の制御は、サーミスタ66によって感光体ド
ラム12の非画像形成部の温度を検出し、その検出結果
に応じてグリッド電圧を変化させる方法をとることがで
きる。
【0054】前述したように、帯電チャージャ11に電
圧を印加する高圧トランス60として最大出力が−85
0Vの高圧トランスを使用した場合、温度に応じた帯電
能が図5に示すような範囲で変動する感光体ドラム12
についてはグリッド電圧を制御することにより感光体ド
ラムの表面電位を一定に維持することが可能であるが、
例えば、図7に示すように帯電能が温度に応じてより広
い範囲で変動する感光体ドラムの場合、表面電位を一定
に維持する制御はできない。
【0055】すなわち、帯電能の変動が大きい感光体ド
ラムの表面電位を制御する場合、図8に示すように、感
光体ドラムの温度が40℃以上に上昇しても、高圧トラ
ンス60の出力を−850V以上に上げることができな
い。そのため、図9に示すように、感光体ドラム12の
温度が40℃以下の範囲では表面電位を一定の−700
Vに維持することができるが、温度が40℃を越える
と、表面電位は徐々に低下してしまう。
【0056】そこで、本実施の形態によれば、感光体ド
ラム12の帯電能が、高圧トランス60の最大出力で制
御できる範囲を越えて変動した場合、他の帯電手段とし
ての除電ランプ18の光量を変化させることにより、制
御不足分を補い、感光体ドラムの表面電位を所定の値に
維持するようにしている。
【0057】すなわち、除電ランプ18から感光体ドラ
ム12表面に照射される除電光の光量を変化させること
により感光体ドラムの表面電位が変動することを利用し
て、感光体ドラムの帯電能を制御している。図10は、
除電ランプ18の光量に対応する除電ランプへの印加電
圧と、感光体ドラム12の表面電位との関係を示したも
ので、この図から、除電ランプ18への印加電圧を2V
下げると、感光体ドラムの表面電位が25V上昇するこ
とが分かる。
【0058】一方、除電ランプ18の光量を低減させる
と、感光体ドラム表面に画像メモリが発生する虞があ
る。そのため、本発明者等は、図11に示すように、除
電ランプ18への印加電圧と、画像メモリのレベルとの
関係を考察したところ、印加電圧が14V以上であれば
画像メモリの問題が発生せず、印加電圧を14V以上の
範囲内で変化させることにより感光体ドラム12の表面
電位の制御に利用できることが分かった。
【0059】従って、本実施の形態に係る複写機によれ
ば、感光体ドラムの温度に適した帯電チャージャ11の
グリッド電圧値および除電ランプ18の印加電圧値を予
めメモリ93に格納しておき、CPU62は、図12に
示すように、40℃以下の温度範囲において、サーミス
タ66により検出された感光体ドラムの温度に応じて帯
電チャージャ11のグリッド電圧を高圧トランス60に
よって変更し、感光体ドラム12の表面電位を−700
Vの一定値に制御するとともに、感光体ドラム温度が4
0℃以上に上昇した場合には、光源ドライバ94によっ
て除電ランプ18への印加電圧を制御することにより、
感光体ドラムの表面電位を常に一定の値に維持してい
る。
【0060】また、感光体ドラム12の使用時間に応じ
て、つまり、電子カンタ96によって検出されたコピー
枚数に応じて感光体ドラムの表面電位の変動を制御する
場合においても、高圧トランス60の最大出力−850
では補正しきれない範囲で感光体ドラムの表面電位が変
動する場合には、上記と同様に、除電ランプ18への印
加電圧を制御して高圧トランスによる制御不足を補い、
感光体ドラムの表面電位を一定に維持することができ
る。
【0061】なお、感光体ドラム12の温度に基づく制
御と、使用時間に基づく制御とを併せて行なうことも可
能である。また、帯電チャージャ11のグリッド電圧を
一定に保持し、除電ランプ18への印加電圧のみを変更
して、感光体ドラム12の帯電能の一定に維持するよう
に制御してもよい。更に、感光体ドラムの温度あるいは
使用時間に限らず、表面電位センサ98によって直接感
光体ドラム12の表面電位を検出し、この検出された表
面電位に応じて高圧トランス60、除電ランプ18を制
御するようにしてもよい。
【0062】以上のように構成された本実施の形態に係
る複写機によれば、温度、使用時間等に応じて感光体ド
ラム12の帯電能が変動した場合において、帯電チャー
ジャの高圧トランスの出力不足が生じた場合でも、除電
ランプの光量を変化させることによってこの出力不足を
補うことができ、感光体ドラムの表面電位を常に所定の
値に制御し、長期に亙って良好な画像を得ることができ
る。
【0063】また、帯電チャージャの高圧トランスを大
型化する必要がなく、複写機全体の大型化および製造コ
ストの増加を防止できるとともに、既存の除電ランプを
用いて帯電能の制御を補足することができるため、新た
な構成部品を設ける必要がなく、この点においても製造
コストの増加を防止することができる。
【0064】上記実施の形態においては、帯電チャージ
ャのグリッド電圧による制御の不足分を除電ランプの光
量を変更することによって補う構成としたが、これに代
わって、現像器13の現像ローラ13aに印加する現像
バイアスを変更することによって制御不足分を補うよう
にすることもできる。
【0065】図13に示すように、複写機の通常の作動
状態において、感光体ドラム12の表面電位は−700
V、現像バイアスは−200V、コントラスト電位は5
00Vに設定されている。そして、グリッド電圧の変更
によっては制御しきれない範囲で感光体ドラム12の表
面電位が変動した場合には、図14に示すように、感光
体ドラムの表面電位が−650Vに低下し、コントラス
ト電位も450Vと小さくなる。その結果、現像された
トナー像の画像濃度が低下するという問題が生じる。
【0066】そこで、図15に示すように、グリッド電
圧の変更によっては制御しきれない範囲で感光体ドラム
12の表面電位が変動した場合には、CPU62の制御
の下、高圧トランス76の出力を変更して現像バイアス
を低減することにより、コントラスト電位を所定の値に
維持することができる。
【0067】従って、このような実施の形態において
も、感光体ドラムの帯電能の変更に拘らず良好な画像を
長期に亙って良好に維持することができる。また、帯電
チャージャの高圧トランスを大型化する必要がなく、複
写機全体の大型化および製造コストの増加を防止できる
とともに、既存の現像器を用いて帯電能の制御を補足す
ることができるため、新たな構成部品を設ける必要がな
く、この点においても製造コストの増加を防止すること
ができる。
【0068】なお、この発明は上述した実施の形態に限
定されることなく、この発明の範囲内で種々変形可能で
ある。例えば、上記実施の形態においては、帯電チャー
ジャを主帯電手段、除電ランプを副帯電手段として用い
る構成としたが、帯電チャージャのコロナワイヤを主帯
電手段として用い、このコロナワイヤへの印加電圧を調
整して感光体ドラムの表面電位を制御するとともに、帯
電チャージャのグリッドを副帯電手段として用い、コロ
ナワイヤからの放電では感光体ドラムの表面電位を制御
しきれない場合に、グリッド電圧を変更して一定の表面
電位を得るようにしてもよい。
【0069】また、この発明はアナログ式の複写機に限
らず、デジタル複写機、レーザプリンタ等の他の画像形
成装置に適用してもよい。また、感光体ドラムは、上述
したOPCドラムに限らず、無機系の感光体ドラムを用
いた場合にも同様の作用効果を得ることができる。
【0070】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれ
ば、帯電器によっては制御しきれない範囲における像担
持体の帯電能の変動を、画像形成装置の他の構成部材の
出力を調整して補足するこにより、帯電器の大型化をす
ることなく、長期間に亙って良好な画像を形成可能な画
像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態に係る複写機全体を示す
断面図。
【図2】上記複写機の画像形成部および駆動制御系を概
略的に示す図。
【図3】上記複写機におけるコピー枚数に応じた感光体
ドラムの表面電位の変動を示すグラフ。
【図4】上記複写機におけるコピー枚数に応じたグリッ
ド電圧の制御を示すグラフ。
【図5】上記複写機における感光体ドラムの温度に応じ
た感光体ドラムの表面電位の変動を示すグラフ。
【図6】上記複写機における感光体ドラムの温度に応じ
たグリッド電圧の制御を示すグラフ。
【図7】上記複写機におけて、異なる感光体ドラムを使
用した場合における、感光体ドラムの温度に応じた感光
体ドラムの表面電位の変動を示すグラフ。
【図8】上記複写機において、感光体ドラムの温度に応
じたグリッド電圧にみによる制御を示すグラフ。
【図9】図8に示すグリッド電圧の制御のみによる場合
における、感光体ドラム温度に対する感光体ドラムの表
面電位の変動を示すグラフ。
【図10】除電ランプへの印加電圧と感光体ドラムの表
面電位の変動との関係を示すグラフ。
【図11】除電ランプの印加電圧と画像メモリとの関係
を示すグラフ。
【図12】グリッド電圧制御および印加電圧制御を組み
合わせた場合における、感光体ドラム温度と表面電位と
の関係を示すグラフ。
【図13】現像器における通常の現像バイアスおよびコ
ントラスト電位を示すグラフ。
【図14】グリット電圧制御では不十分な場合におけ
る、上記現像器の現像バイアスおよびコントラスト電位
を示すグラフ。
【図15】現像バイアスを制御した場合における、現像
器の現像バイアスおよびコントラスト電位を示すグラ
フ。
【符号の説明】
12…感光体ドラム 11…帯電チャージャ 13…現像器 13a…現像ローラ 18…除電ランプ 20…画像形成部 22…スキャナ 60…高圧トランス 62…CPU 66…サーミスタ 76…高圧トランス 77…表面電位センサ 94…光源ドライバ 96…電子カウンタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電圧供給手段
    の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能が所
    定の範囲を越えて変動した場合に上記副帯電手段の出力
    を変更し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に維持す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記像担持体の帯電電位を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された上記像担持体の帯電電位
    に応じて上記電源供給手段の出力を変更するとともに、
    上記検出された上記像担持体の帯電電位が所定の範囲を
    越えて変動した場合に上記副帯電手段の出力を変更し、
    上記像担持体の帯電電位を所定の値に維持する制御手段
    と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】温度に応じて帯電能が変動する像担持体
    と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記像担持体の温度を検出する温度検出手段と、 上記温度検出手段により検出された上記像担持体の温度
    に応じて上記電源供給手段の出力を変更するとともに、
    上記検出された上記像担持体の温度が所定の範囲を越え
    た場合に上記副帯電手段の出力を変更し、上記像担持体
    の帯電電位を所定の値に維持する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】使用時間に応じて帯電能が変動する像担持
    体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記像担持体の使用時間を検出する検出手段と、 上記検出手段により検出された上記像担持体の使用時間
    に応じて上記電源供給手段の出力を変更するとともに、
    上記検出された上記像担持体の使用時間が所定の範囲を
    越えた場合に上記副帯電手段の出力を変更し、上記像担
    持体の帯電電位を所定の値に維持する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の除電する除電ランプと、 上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電源供給手段
    の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能が所
    定の範囲を越えて変動した場合に上記除電ランプの光量
    を変更し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に維持す
    る制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する帯電手段と、 上記帯電された像担持体に静電潜像を形成する潜像形成
    手段と、 現像バイアスを印加する印加手段を有し、上記静電潜像
    に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、 上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電源供給手段
    の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能が所
    定の範囲を越えて変動した場合に上記印加手段による現
    像バイアスを変更し、上記現像手段におけるコントラス
    ト電位を所定の値に維持する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記帯電された像担持体に現像剤像を形成する画像形成
    手段と、 上記像担持体の除電する除電ランプと、 上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電源供給手段
    の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能が所
    定の範囲を越えて変動した場合に上記副帯電手段の出力
    および上記除電ランプの光量の少なくとも一方を変更
    し、上記像担持体の帯電電位を所定の値に維持する制御
    手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】像担持体と、 所定の最大出力の範囲内で電圧を供給する電圧供給手段
    を有し、上記像担持体を帯電する主帯電手段と、 上記像担持体の帯電電位を変更可能な副帯電手段と、 上記帯電された像担持体に静電潜像を形成する潜像形成
    手段と、 現像バイアスを印加する印加手段を有し、上記静電潜像
    に現像剤を供給して現像剤像を形成する現像手段と、 上記像担持体の帯電能の変動に応じて上記電源供給手段
    の出力を変更するとともに、上記像担持体の帯電能が所
    定の範囲を越えて変動した場合に上記副帯電手段の出力
    および上記印加手段による現像バイアスの少なくとも一
    方を変更し、上記現像手段におけるコントラスト電位を
    所定の値に維持する制御手段と、 を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330188A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Oki Data Corp 画像形成装置
JP2017227821A (ja) * 2016-06-24 2017-12-28 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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