JP6314561B2 - 画像書込装置及び画像形成装置と画像書込方法 - Google Patents

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Description

この発明は、副走査方向へ所定速度で移動する感光体の像担持面を、主走査方向に複数の発光素子が配列された露光ヘッドによって、主走査方向に沿って繰り返し露光して画像を書き込む画像書込装置、及びその画像書込装置を備えた画像形成装置、並びに画像書込方法に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、デジタル複合機等には電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置には、感光体の像担持面を露光することによって画像を書き込んで静電潜像を形成する画像書込装置を備えている。
そして、その画像書込装置によって感光体の像担持面に形成された静電潜像を、トナー等の現像剤によって現像してトナー画像を形成し、それを用紙等の記録媒体に転写した後、定着させて出力する。
このような画像形成装置に備える画像書込装置として、従来はレーザ書き込み方式(ラスタ光学系方式)のものが主流であったが、近年上記のような露光ヘッドによる固定書き込み方式の画像書込装置が増加してきている。その露光ヘッドとしては、一般に主走査方向に複数の発光素子であるLED(発光ダイオード)素子が解像度に応じた密度で配列されたLEDアレイが使用されている。
そのLEDアレイを用いた画像書込装置は、LEDアレイの各LED素子の発光によって、感光体の帯電された像担持面を露光し、静電潜像を形成して画像を書き込む。そのため、LEDアレイ駆動部が、書き込むべき画像データに基づいてLEDアレイの各LED素子の点灯/消灯を制御する。その画像データは、主走査ライン毎にラインメモリに格納され、解像度に対応するライン周期でLEDアレイ駆動部へ転送される。
このような画像書込装置及びそれを備えた画像形成装置において、感光体を含む像担持体の像担持面が副走査方向へ移動する速度が変動すると、副走査方向の画像ムラ(濃淡のムラ)や画像ズレが発生する。ここで、感光体を含む像担持体とは、感光体ドラムや感光体ベルトである感光体、及びその感光体の像担持面に書き込まれた画像が直接又は間接的に転写されて副走査方向へ移動する像担持面を有する部材である。
このような像担持体における像担持面の副走査方向への移動速度の変動による画像ムラや画像ズレを補正する方法が既に知られている。例えば、特許文献1には、エンコーダを用いて像担持体である感光体ドラムの回転速度の変動を検出し、その検出結果に基づいてライン同期信号(水平同期信号)HSYNCの生成タイミングを調整して、副走査方向の画像ムラや画像ズレを補正する技術が開示されている。
しかしながら、このような従来のLEDアレイ(露光ヘッド)を用いた画像書込みにおける画像ズレ補正技術では、副走査方向の画像ムラや画像ズレを補正することはできるが、高精度な副走査レジスト補正を同時に行うことができないという問題があった。副走査レジスト補正とは、副走査方向の画像書込み開始位置のズレを補正することである。
この発明は上記の問題を解決するためになされたものであり、像担持体における像担持面の副走査方向への移動速度の変動による画像ムラ及び画像ズレの補正と、1ライン周期以下の高精度な副走査レジスト補正とを同時に実現することを目的とする。
この発明による画像書込装置は、副走査方向へ所定速度で移動する感光体の像担持面を、その像担持面に沿った面内で上記副走査方向に直交する主走査方向に複数の発光素子が配列された露光ヘッドによって、画像形成期間に主走査方向に沿って繰り返し露光して画像を書き込む露光手段を備えた画像書込装置であって、上記の目的を達成するため、次の各手段を設けたことを特徴とする。
すなわち、上記感光体を含む像担持体の像担持面が上記副走査方向へ移動する速度の変動を検出する速度変動検出手段と、上記副走査方向の書込解像度に対応した周期より短い一定周期の第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、上記画像形成期間を規定する画像形成期間信号を上記第1の信号に同期して生成する画像形成期間信号生成手段と、
上記書込解像度に対応した周期を基準とし、上記速度変動検出手段によって検出される速度の変動の影響を補正するように調整した周期の第2の信号を生成し、上記画像形成期間信号生成手段によって上記画像形成期間信号が生成された時に、上記画像形成期間の最初の上記第2の信号を上記第1の信号に同期させて生成する第2の信号生成手段と、上記画像形成期間中、上記第2の信号に同期して上記露光手段による露光タイミングを規定するライン同期信号を生成し、上記露光手段へ送出するライン同期信号生成手段とを設け
上記画像形成期間信号生成手段は、コントローラ部から通知される上記画像形成期間信号の生成タイミングの情報に基づいて、上記画像形成期間になる直前に上記画像形成期間が近いことを知らせる予告信号を上記第2の信号生成手段へ送出し、該第2の信号生成手段は、上記予告信号を受け取ると、その直後の上記第1の信号に、上記画像形成期間の最初の上記第2の信号を同期させて生成する。
この発明による画像書込装置及び画像書込方法によれば、像担持体における像担持面の副走査方向への移動速度の変動による画像ムラ及び画像ズレの補正と、1ライン周期以下の高精度な副走査レジスト補正とを両立させることができる。
この発明による画像書込装置の一実施形態の要部の構成を示すブロック図である。 図1に示した画像書込装置による画像書込方法で使用する各信号の関係を示すタイミングチャートである。 この発明による画像形成装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図である。 その画像形成装置のエンジン部における作像ユニット付近の構成を示す概略図である。 同じくそのエンジン部における速度変動検出手段の一例と図1に示した画像書込装置の各部との関連構成を示す概略図である。 画像形成装置のエンジン部がカラー画像形成用の場合の作像ユニット付近の構成を示す概略図である。 同じくその各色用の感光体ドラムと露光手段のみを示す斜視図である。
以下、この発明を実施するための形態を図面に基づいて具体的に説明する。
〔画像書込装置と画像書込方法〕
まず、この発明による画像書込装置の一実施形態について、図1及び図2によって説明する。図1はこの発明による画像書込装置の一実施形態の要部の構成を示すブロック図であり、図2はその画像書込装置による画像書込方法で使用する各信号の関係を示すタイミングチャートである。
図1に示す画像書込装置は、像担持面である外周面が副走査方向へ所定速度(目標速度)で移動するように回転する感光体による像担持体である感光体ドラム10と、その感光体ドラム10の像担持面を露光して画像を書き込む露光手段11とを備えている。
その露光手段11は、感光体ドラム10の像担持面に沿った面内で上記副走査方向に直交する主走査方向(感光体ドラム10の軸線方向)に複数の発光素子が配列された露光ヘッドであるLEDアレイ13とそれを駆動するLEDアレイ駆動部12からなる。
そして、画像形成期間に、LEDアレイ駆動部12がイメージコントロール回路20からの画像データに応じて、LEDアレイ13の各LED素子を点滅駆動し、感光体ドラム10の像担持面を上記主走査方向に沿って繰り返し露光して画像を書き込む。
LEDアレイ13は、その長手方向に沿って、光源となる発光素子として、多数のLED(発光ダイオード)素子が主走査方向の書込解像度に応じた密度でアレイ状に配列されている。
この画像書込装置はさらに、イメージコントロール回路20及び速度変動検出手段30も備えている。
なお、コントローラ部40は画像形成装置全体を制御する制御部であるが、外部から印刷データを受信して、1ページごとのビットマップによる画像データに展開し、それを1ライン分ずつイメージコントロール回路20へ送出する画像処理機能も有している。
イメージコントロール回路20は、コントローラ部40の画像処理部から送られて来る画像データを受け取って、最終的にLEDアレイ13で発光する形式に加工し、露光手段11のLEDアレイ駆動部12へ送る回路である。その画像データと共に、その他の信号として画素クロック及びストローブ信号等もLEDアレイ駆動部12へ送る。さらに、露光手段11によるライン周期ごとの露光タイミングを規定するライン同期信号HSYNCもLEDアレイ駆動部12へ送る。
イメージコントロール回路20は、画像データを画素クロックに同期して1ライン分ずつLEDアレイ駆動部12へ転送する。
LEDアレイ駆動部12は、1ライン分の画像データを受け取ると、後述するライン同期信号HSYNCによってその画像データを一時ラッチする。次のライン同期信号HSYNCに同期したストローブ信号で、LEDアレイ13の各LED素子を1ライン分の画像データに応じて発光させる。このLEDアレイ13の各LED素子の発光は、次ラインの画像データを受け取りながら、前ライン分について一括して行う。
LEDアレイ駆動部12は、LEDアレイ13に一体的に設けることができるが、説明の便宜上分けて示している。
この実施形態のイメージコントロール回路20には、この発明に係わる第1の信号生成手段、第2の信号生成手段、ライン同期信号生成手段、及び画像形成期間信号生成手段に相当する各回路を設けている。すなわち、vlclr生成回路21、lclr生成回路22、HSYNC生成回路23、及びmfgate生成回路24がそれらの各手段であり、図1においては対応する上記各手段名を括弧内に記している。
このイメージコントロール回路20は、コントローラ部40と同様に、CPUとROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータを有している。そのマイクロコンピュータによるソフトウエア処理と、ハードウエアとの組み合わせによって、上記各手段の機能がなされる。
vlclr生成回路21は第1の信号生成手段であり、副走査方向の書込解像度に対応した周期より短い一定周期の第1の信号vlclrを生成する回路である。この第1の信号vlclrは、画像形成開始タイミングを高精度で制御するための信号である。
mfgate生成回路24は画像形成期間信号生成手段であり、画像形成期間を規定する画像形成期間信号mfgateを第1の信号vlclrに同期して生成(アサート)する回路である。
lclr生成回路22は第2の信号生成手段であり、副走査方向の書込解像度に対応した周期を基準とし、速度変動検出手段30によって検出される速度変動の影響を補正するように調整した周期の第2の信号lclrを生成する。そして、mfgate生成回路24によって画像形成期間信号mfgateが生成(アサート)された時に、画像形成期間の最初の第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させて生成する。この第2の信号lclrが発光周期ラインクリア信号である。
主走査方向と副走査方向の書込解像度は一般に同じである。しかし、主走査方向と副走査方向の書込解像度が異なる場合もある。
HSYNC生成回路23はライン同期信号生成手段であり、画像形成期間信号mfgateが生成されている画像形成期間中、第2の信号lclrに同期して、露光手段11による露光タイミングを規定するライン同期信号HSYNCを生成して露光手段11へ送出する。
この実施形態では、mfgate生成回路24が画像形成期間信号mfgateを生成(アサート)した時に、lclr生成回路22が、画像形成期間の最初の第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させて生成できるようにするため、次のようにしている。
mfgate生成回路24が、コントローラ部40から画像形成期間信号mfgateの生成タイミングを通知されると、画像形成期間になる直前に画像形成期間が近いことを知らせる予告信号mfgate_preをlclr生成回路22へ送出する。
lclr生成回路22は、その予告信号mfgate_preを受け取ると、その直後の第1の信号vlclrに、画像形成期間の最初に生成する第2の信号lclrを同期させる。
コントローラ部40からmfgate生成回路24へ送る画像形成期間信号mfgateの生成タイミングの通知は、予告信号mfgate_pre自体でもよいし、何ライン後であるかを示すライン数などの数値であってもよい。あるいは、予告信号のアサートから何個目の第1の信号vlclrのような情報でもよい。何らかの形で、mfgate生成回路24へ画像形成期間信号mfgateの生成タイミングを通知できればよい。
mfgate生成回路24は、コントローラ部40から予告信号mfgate_preを受け取った場合は、それをそのままlclr生成回路22へ渡す。その他の情報で通知を受け取った場合は、それに基づいて予告信号mfgate_preを生成してlclr生成回路22へ渡すが、受け取った情報をそのまま予告信号mfgate_preとしてlclr生成回路22へ渡すようにしてもよい。その場合は、lclr生成回路22がその受け取った情報から、画像形成期間信号mfgateの生成タイミングを判断する。
速度変動検出手段30は、感光体ドラム10を含む像担持体の像担持面が副走査方向へ移動する速度の変動を検出する手段である。
その像担持体とは、感光体(感光体ドラム又は感光体ベルト)及びその像担持面に書き込まれた画像が転写されて副走査方向へ移動する像担持面を有する部材である。その部材には、画像を最終的に出力する転写紙などの記録媒体、あるいはカラー画像形成装置における中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中間転写体などが含まれる。
そして、速度変動検出手段30は、それらの像担持体の回転軸、その像担持体を駆動するモータ、あるいはそのモータの駆動力を像担持体へ伝達する機構を構成する部材のいずれかの回転速度の変動を検出する。それによって、像担持面の副走査方向への移動速度の変動を検出することができる。その具体例は後述するが、例えば、エンコーダとエンコーダ検出回路などによって、回転速度の変動を検出することができる。
この速度変動検出手段30によって検出した速度変動の情報を、lclr生成回路22に通知することによって、lclr生成回路22が、像担持面が副走査方向へ移動する速度の変動の影響を補正するように生成する第2の信号lclrの周期を調整する。それによって、上記移動速度の変動による画像ムラ及び画像ズレの発生を抑制することができる。
次に、図2に示すタイミングチャートによって、上述した画像書込装置のイメージコントロール回路20の各回路の動作、及びこの実施形態による画像書込方法について説明する。
図2に示す第1の信号vlclrは、副走査方向の書込解像度に対応した周期より短い一定周期のパルス信号であり、画像形成期間信号mfgateのアサートの基準となる。そのため、その周期が短い(周波数が高い)ほど、画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングの分解能が上がり、高精度に画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングを制御できることになる。
画像形成期間信号mfgateは画像形成期間を規定する信号であり、画像形成期間の開始時に第1の信号vlclrに同期してアサートする(“1”になる)。
第2の信号lclrは、画像形成期間信号mfgateのアサート中に使用される発光周期ラインクリア信号であり、副走査方向の書込解像度に対応した周期を基準周期とするパルス信号である。しかし、速度変動検出手段30によって検出される像担持面の副走査方向への移動速度の変動に応じてその周期が微調整される。それは、像担持面の副走査方向への移動速度の周期変動による画像ムラ(濃淡ムラ)及び画像ズレを補正するためである。
そのため、第2の信号lclrの周期は変動し、通常は第1の信号vlclrと同期していない。
しかし、画像形成期間信号mfgateが生成(アサート)された時には、画像形成期間の最初に生成する第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させる。図2において、点線で示すのは、予定されていた第2の信号lclrの生成タイミングである。しかし、画像形成期間信号mfgateのアサート時に第1の信号vlclrに同期して第2の信号lclrを出力したため、その生成タイミングが早まった時間だけ、その後の第2の信号lclrも全て実線で示すように生成タイミングが早まることになる。
ライン同期信号HSYNCは、画像形成期間信号mfgateが生成されている画像形成期間中、第2の信号lclrに同期して生成されるパルス信号であり、露光手段11による露光タイミングを規定する。
第1の信号vlclrを第2の信号lclrと同じ副走査方向の書込解像度に対応した周期に合わせると、書込解像度単位の副走査レジスト補正しかできない。
書込解像度を高解像度化すればよいという考え方もあるが、それには内部処理の高速化のために画素周波数を速くするなど、高スペックが必要なためコスト高になる。また、画像データの転送等を高速で行うことになるので、電磁波ノイズ(EMI)による周囲へ影響が大きくなるなどのリスクも考えられる。
そこで、上述の通り、画像形成期間中は狙いの副走査方向の書込解像度を満たせる周期の第2の信号lclrを発光周期ラインクリア信号に使用し、副走査レジスト補正には、その第2の信号lclrに無関係な第1の信号vlclrを使用する。
そして、第1の信号vlclrの周期を、第2の信号lclrの周期より短くすることによって、1ライン周期より細かい高精度な副走査レジスト補正を可能にしている。この例では、第1の信号vlclrの周期を、第2の信号lclrの周期の1/3程度にしている。
第1の信号vlclrと第2の信号lclrは非同期で動作している。そのため、画像形成期間信号mfgateを第1の信号vlclrに同期させてアサートさせると、その後に第2の信号lclrが生成されるタイミングが毎回異なってしまう。それによって、毎ページ最初の1ライン目の露光タイミングが変わり、第1の信号vlclrで副走査レジストを調整したにも関わらず、画像ズレが生じてしまう恐れがある。
そこで、画像形成期間信号mfgateをアサートするタイミングで、第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させる。そのため、画像形成期間信号mfgateがアサートする前の第2の信号lclrと、アサートタイミングでの第2の信号lclrとは周期が乱れる。しかし、画像形成期間信号mfgateのアサート前は、画像形成をしていないため問題とならない。
画像形成期間信号mfgateをアサートするタイミングで、第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させて、画像形成開始に合わせた後は、第2の信号lclrは再び副走査方向の所定の書込解像度に対応する周期で生成されるようになる。
図2に示す例では、画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングで第2の信号lclrを第1の信号vlclrに同期させるために、画像形成期間が近いことを知らせる予告信号mfgate_preを用いている。
この予告信号mfgate_preは、画像形成期間信号mfgateのアサートよりも前にアサートし、その直後の第1の信号vlclrで画像形成期間信号mfgateがアサートすることを通知する信号である。
ここでは、画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングの第1の信号vlclrと、その直前の第1の信号vlclrとの間で、予告信号mfgate_preがアサートする例を示している。
画像形成期間信号mfgateのネゲート期間は、第1の信号vlclrと第2の信号lclrは非同期で動作している。しかし、予告信号mfgate_preがアサート中の第1の信号vlclrに第2の信号lclrを合わせ込むことにより、画像形成期間信号mfgateのアサートと、第1の信号vlclrと第2の信号lclrの発生とが揃うことになる。
予告信号mfgate_preは、画像形成期間信号mfgateがアサートしたこと、あるいは第1の信号vlclr又は第2の信号lclrが生成されたことを、mfgate生成回路24が認識するとネゲートされる。
上記では、予告信号mfgate_preのアサート直後の第1の信号vlclrで、画像形成期間信号mfgateがアサートする例を説明した。しかし、予告信号mfgate_preの生成タイミングと、その後の画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングとの関係は、これに限るものではない。画像形成期間信号mfgateがアサートすることをlclr生成回路22に事前に通知して、画像形成期間信号mfgateのアサートタイミングで、第1の信号vlclrと第2の信号lclrの位相を揃えることができれば、その手段は問わない。
図1に示したコントローラ部40は、例えば感光体ドラム10の像担持面に形成されるトナー画像の転写位置へ記録媒体である転写紙を送出する位置決めローラ対の始動タイミングから、画像形成の開始タイミングを算出することができる。あるいは、副走査方向へ搬送される転写紙の先端を転写位置より所定距離だけ手前の位置で検知した信号を入力して、その検知タイミングからも画像形成の開始タイミングを算出することができる。これらの算出方法は従来と同様であるから、説明を省略する。
図1に示した感光体ドラム10、露光手段11、及びイメージコントロール回路20内の各回路を複数組設け、図2に示した各信号を複数組(4色であれば4組)使用すれば、カラー画像形成装置における各色毎の副走査レジスト調整を高精度に行うことができる。それによって、各色間の副走査レジストも高精度に補正可能となる。
〔画像形成装置〕
次にこの発明による画像形成装置の実施形態について説明する。
図3は、この発明による画像形成装置の一実施形態の全体構成を示すブロック図であり、図4は、その画像形成装置100のエンジン部50における作像ユニット付近の構成を示す概略図である。
図3に示す画像形成装置100は、コントローラ部40と、エンジン部50及び操作パネル60を備えている。
コントローラ部40は図1にも示した全体制御部であり、CPU41、ROM42、RAM43、ホストI/F44、HDD45、パネルI/F46、およびエンジンI/F47を有する。これらは、システムバス48によって相互にデータ、アドレス、および制御信号をやり取り可能に接続され、マイクロコンピュータを構成している。
ここで、「I/F」は「インタフェース」、「HDD」は「ハードディスクドライブ」のそれぞれ一般的な略称である。
CPU41は、RAM43をワークエリアとしてROM42又はHDD45に記憶されたプログラムを選択的に実行することにより、画像形成装置100の全体を統括的に制御する中央処理装置である。
ROM42は、CPU41が実行する各プログラムとその実行に必要な固定データ等を予め記憶した読み出し専用のメモリである。
RAM43は、CPU41がプログラムを実行する際のワークエリアとして使用されるとともに、一時的なデータを記憶する読み書き可能なメモリである。
ホストI/F44は、ネットワークを介してホスト装置200と通信するためのインタフェースであり、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置であるホスト装置200から送信される印刷データを受信する。
HDD45は、ハードディスクにCPU41が実行する各プログラムやその実行に必要な固定データ、各種設定値などを変更設定可能に記憶する不揮発性の大容量記憶装置である。受信した印刷データをこのHDD45に一時的に記憶させることもできる。
なお、このHDD45の代わりに、あるいはHDD45に加えて、不揮発性RAM等の不揮発性メモリを設けてもよい。
パネルI/F46は、操作パネル60との間で信号やデータを授受するためのインタフェースである。操作パネル60は、画像形成装置100の筐体の前面又は上面などに設けられ、ユーザに操作されるキー群と液晶表示器等の表示部を備えている。
エンジンI/F47は、実際に画像形成を行う画像形成機構部とその駆動回路等からなるエンジン部(プリンタエンジンとも称される)50との間で、信号やデータを授受するためのインタフェースである。
そのエンジン部50に、図1によって前述した感光体ドラム10、露光手段11、イメージコントロール回路20、及び速度変動検出手段30等が設けられている。
コントローラ部40は、ホスト装置200から受信した印刷データを、RAM43等のメモリに1ページごとのビットマップによる画像データに展開し、それを1ライン分ずつエンジン部50のイメージコントロール回路20へ送出する画像処理機能も有している。
コントローラ部40はまた、前述した画像形成期間信号mfgate生成タイミングを、エンジン部50のイメージコントロール回路20へ通知するための処理も行う。
そのエンジン部50における作像ユニット付近の構成例を図4によって説明する。
このエンジン部50は、この実施形態では電子写真方式の画像形成により記録媒体である転写紙2上へ単色画像を形成する作像ユニット1を設けた画像形成部である。
作像ユニット1は、感光体ドラム10と、その感光体ドラム10の周囲に配置された帯電器14、LEDアレイ13、現像器15、感光体クリーナ16、及び転写搬送ベルト9を備えている。LEDアレイ13はLEDアレイ駆動部12と共に図1における露光手段11も構成している。
感光体ドラム10の外周面である像担持面と、転写搬送ベルト9とが接する位置が転写位置である。その転写位置に対して、矢示Dで示す転写紙搬送方向(副走査方向)における所定距離だけ上流位置に、位置決めローラ対(レジストローラ対ともいう)8が設けられている。
この位置決めローラ対8は、図示していない給紙部から搬送されて来る転写紙2の先端を挟持して一旦停止する。その後、LEDアレイ13による画像書込み開始とのタイミングを調整して、感光体ドラム10上のトナー画像の先端と転写紙の画像転写領域の先端とを転写位置で一致させるタイミングで、位置決めローラ対8を再起動して、その転写紙2を矢示D方向へ搬送する。
作像ユニット1の感光体ドラム10は矢示A方向に所定の速度で回転され、所要のタイミングで帯電器14によって感光面である像担持面が一様に帯電される。そして、LEDアレイ13の各LED素子の発光によって、感光体ドラム10の軸線方向(図4では紙面に垂直な方向)である主走査方向に沿って繰り返し露光される。それによって、感光体ドラム10の像担持面に静電潜像が形成される。この場合、感光体ドラム10の回転によって像担持面が移動する方向が副走査方向である。
その静電潜像が、現像器15の位置で現像剤であるトナーによって現像され、感光体ドラム10の像担持面にトナー画像が形成される。単色画像の場合、一般に黒色のトナーが使用される。
このトナー画像が、感光体ドラム10と転写搬送ベルト9上の転写紙2とが接する転写位置で、転写紙2の像担持面に直接転写され、転写紙2上にトナー画像が形成される。
転写が終った感光体ドラム10の表面に残った不要なトナーは感光体クリーナ16によってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
作像ユニット1を通過してトナー画像が転写された転写紙2は、転写搬送ベルト9によって矢示D′方向へ搬送されて定着器7へ送り込まれる。転写紙2がその定着器7を通過する間に、熱と圧力によってトナー画像が定着されて、矢示E方向へ排紙される。
図5は、このエンジン部50における速度変動検出手段の一例と図1に示した画像書込装置の各部との関連構成を示す概略図である。
この実施形態における速度変動検出手段30は、図5に示すように、感光体ドラム10の回転軸10aの延長部10bに、スリット円板31の中心を固着し、そのスリット円板31の一部を挟むように検知部32を配置して、ロータリエンコーダを構成している。
このロータリエンコーダと、その検知部32を動作させて出力パルス信号を検出するエンコーダ検出回路33とによって、速度変動検出手段30を構成している。
スリット円板31には円周方向に沿って等角度間隔で多数のスリットが形成されている。検知部32には、LED等の発光素子とフォトトランジスタ等の受光素子とが対向して配置されている。そして、スリット円板31の回転速度によって、検知部32の受光素子の出力パルス信号の周期が変化する。そのため、検知部32からの出力パルス信号をエンコーダ検出回路33で検出して、その周期を目標回転速度の場合の周期と比較することによって、感光体ドラム10の回転速度変動、すなわちその像担持面の副走査方向への移動速度変動を検出できる。その検出信号をイメージコントロール回路20へ送る。
感光体ドラム10の回転軸10aにはタイミングプーリ18が固着されており、図示していないモータの駆動軸に固着されたタイミングプーリとの間にタイミングべルト19が掛け渡されている。そして、そのモータの回転駆動力によって、感光体ドラム10が矢示A方向に回転される。そこで、そのモータの駆動軸(回転軸)、あるいはその駆動力を伝達する機構を構成する部材のいずれかの回転速度を同様にして検出しても、像担持面の副走査方向への移動速度変動を検出することができる。
感光体ドラム10の外周面である像担持面の主走査方向(感光体ドラム10の軸線方向)に沿って、その画像形成領域の全幅に亘ってLEDアレイ13が配置されている。
LEDアレイ駆動部12、イメージコントロール回路20及びコントローラ部40は、図1等に示したものと同じである。
〔カラー画像形成装置のエンジン部〕
この発明はカラー画像形成装置にも適用できる。その一実施例を図6及び図7によって説明する。図6は画像形成装置のエンジン部がカラー画像形成用の場合の作像ユニット付近の構成を示す概略図であり、図7は、その各色用の感光体ドラムと露光手段のみを示す斜視図である。ただし、図7では露光手段を破線で示している。
このカラー画像形成装置のコントローラ部の構成は、図3に示した画像形成装置100のコントローラ部40の構成と同様である。ただし、ホスト装置200からカラー印刷データを受信した場合には、1ページ分のビットマップによる画像データを各色版ごとにメモリに展開し、その各色版ごとの画像データをエンジン部へ転送する。
図6に示すエンジン部50′は、フルカラー画像を形成可能なタンデム型直接転写方式の画像形成部である。
このエンジン部50′は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色の画像を形成する4個の作像ユニット1Y,1M,1C,1Kを有する。その作像ユニット1Y,1M,1C,1Kは、記録媒体である転写紙2を搬送する転写搬送ベルト3の移動方向(矢示D方向)に沿って、所定の間隔で配置されている。
転写搬送ベルト3は、図示を省略した駆動モータによって矢示B方向に回転駆動される駆動ローラ4と、間隔を置いて平行に配置された従動ローラ5とによって、ほぼ水平に張り渡され、矢示D方向に周回移動(回動)する。
その転写搬送ベルト3の下部には、転写紙2が収納された給紙トレイ6を備えている。
この給紙トレイ6に収納された転写紙2のうち最上位にある転写紙2が、画像形成時に転写搬送ベルト3に向けて矢示C方向に給紙され、静電吸着によって転写搬送ベルト3上に吸着されて矢示D方向へ移動され、作像ユニット1Yの転写位置へ搬送される。
作像ユニット1Y,1M,1C,1Kは、それぞれ感光体ドラム10と、その感光体ドラム10の周囲に配置された帯電器14、現像器15、感光体クリーナ16、及び転写器17を備えている。
図6及び図7においては、各色の作像ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける感光体ドラム10、帯電器14、現像器15、感光体クリーナ16、及び転写器17を区別するために、各符号にそれぞれY,M,C,Kを付加している。しかし、その機能は同じであるから、この説明ではそれを付加せずにまとめて説明する。
図4に示した作像ユニット1と同様に、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける感光体ドラム10の周囲の帯電器14と現像器15の間には、LEDアレイ13が図7に示すように配置されている。しかし、図6では、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける各LEDアレイ13は、便宜上露光手段11に含まれるので、その各LED素子の光軸のみを破線矢印で示している。露光手段11は各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kに対して1個のユニットで示しているが、各色ごとに、LEDアレイ13及びLEDアレイ駆動部12を設けている。したがって、それらを個別のユニットにしてもよい。
各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体ドラム10は、それぞれ矢示A方向に所定速度で回転され、それぞれ指示されたタイミングで帯電器14によって表面が一様に帯電される。そして、露光手段11の各LEDアレイ13のLED素子によって、破線矢印で示すように照射される各色の画像に対応した光によって露光走査される。それによって、各感光体ドラム10の像担持面に静電潜像が形成される。
その静電潜像が、現像器15でそれぞれ各色のトナーによって現像され、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Kの感光体ドラム10の像担持面に各色のトナー画像が形成される。
この各色のトナー画像が、各感光体ドラム10と転写搬送ベルト3上の転写紙2とが接する各転写位置で、転写器17によって転写紙2に順次重ねて直接転写され、それによって、転写紙2の像担持面にフルカラー画像が形成される。
転写が終った各感光体ドラム10の表面に残った不要なトナーは、感光体クリーナ16によってクリーニングされ、次の画像形成に備える。
作像ユニット1Kを通過してフルカラー画像が形成された転写紙2は、転写搬送ベルト3から剥離されて定着器7へ搬送され、そこでフルカラーのトナー画像が定着された後、矢示E方向へ排紙される。
このカラー画像形成装置のエンジン部50′には、図1に示したイメージコントロール回路20内の各回路を4組設け、図2に示した第1の信号vlclr、第2の信号lclr、及び画像形成期間信号mfgateを4組使用する。そして、各色ごとに第1の信号vlclrに同期した画像形成開始時点から、第2の信号lclrに同期してライン同期信号HSYNCを生成する。その各ライン同期信号HSYNCを、各色用のLEDアレイ駆動部12へ送出して、各色用の作像ユニット1Y,1M,1C,1Kにおける画像形成開始タイミング及び各LEDアレイ13によるラインごとの画像書込みタイミングを制御する。それによって、各色毎の副走査レジスト調整を高精度に行うことができ、各色間の副走査レジストも高精度に補正可能である。
このエンジン部50′はタンデム型直接転写方式の画像形成部であるため、各色用の作像ユニット1Y,1M,1C,1Kの転写位置へ転写紙2を順次搬送する転写搬送ベルト3を有している。その転写紙2も像担持面を有する像担持体であり、その転写紙2を静電吸着して所定の目標速度で副走査方向である矢示D方向へ搬送する転写搬送ベルト3の移動速度の変動を検出しても、像担持面の副走査方向への移動速度の変動を検出することができる。
その場合、図6における駆動ローラ4又は従動ローラ5の回転軸、あるいは駆動ローラ4を回転させる駆動モータ又はその駆動力を駆動ローラ4へ伝達する機構を構成する部材のいずれかの回転速度の変動を検出すればよい。
また、この発明は、タンデム型あるいはレボルビング型の間接転写方式の画像形成部を有するカラー画像形成装置にも適用できる。その場合は、中間転写ベルト又は中間転写ドラムによる中間転写体を備え、その中間転写体の像担持面に、各作像ユニットで作成された各色のトナー画像を順次重ねて一次転写してフルカラーのトナー画像を作成する。それを転写紙に一括して二次転写する。すなわち、各作像ユニットで作成された各色のトナー画像を、記録媒体である転写紙に間接的に重ね合わせて転写する。
この場合は、中間転写ベルト又は中間転写ドラムによる中間転写体の像担持面が所定の目標速度で副走査方向へ移動するので、その移動速度の変動を検出しても、像担持面の副走査方向への移動速度の変動を検出することができる。そのため、中間転写体又はそれを回転させるためのモータ、あるいはそのモータの駆動力を中間転写体へ伝達する機構を構成する部材のいずれかの回転速度の変動を検出すればよい。
カラー画像を形成する色数は4色に限るものではなく、2色又は3色、あるいは5色以上であってもよい。
以上、この発明の実施形態について説明してきたが、その実施形態の各部の具体的な構成や処理の内容等は、そこに記載したものに限るものではない。
例えば、感光体はドラム状に限らず、ベルト状の感光体でもよい。露光ヘッドに配列される発光素子はLED素子に限らず、例えば有機EL素子などでもよい。
また、この発明による画像書込装置及び画像書込方法を適用する画像形成装置は、プリンタに限らず、印刷装置、複写装置、ファクシミリ装置、それらの複数の機能を備えた複合機などでもよい。
なお、前述した各実施形態の構成及び機能等は、適宜追加、変更、一部の省略等を行うことができ、また、相互に矛盾しない限り任意に組み合わせて実施可能であることは勿論である。
1,1Y,1M,1C,1K:作像ユニット 2:転写紙(記録媒体)
3:転写搬送ベルト 4:駆動ローラ 5:従動ローラ 6:給紙トレイ
7:定着器 8:位置決めローラ対 9:転写搬送ベルト
10,10Y,10M,10C,10K:感光体ドラム(感光体、像担持体)
11:露光手段 12:LEDアレイ駆動部 13:LEDアレイ(露光ヘッド)
14,14Y,14M,14C,14K:帯電器
15,15Y,15M,15C,15K:現像器
16,16Y,16M,16C,16K:感光体クリーナ
17,17Y,17M,17C,17K:転写器
20:イメージコントロール回路 21:vlclr生成回路(第1の信号生成手段)
22:lclr生成回路(第2の信号生成手段)
23:HSYNC生成回路(ライン同期信号生成手段)
24:mfgate生成回路(画像形成期間信号生成手段)
30:速度変動検出手段 40:コントローラ部
50:エンジン部(単色画像形成用) 50′:エンジン部(カラー画像形成用)
60:操作パネル 100:画像形成装置 200:ホスト装置(情報処理装置)
特開平7−225544号公報

Claims (8)

  1. 副走査方向へ所定速度で移動する感光体の像担持面を、該像担持面に沿った面内で前記副走査方向に直交する主走査方向に複数の発光素子が配列された露光ヘッドによって、画像形成期間に前記主走査方向に沿って繰り返し露光して画像を書き込む露光手段を備えた画像書込装置であって、
    前記感光体を含む像担持体の像担持面が前記副走査方向へ移動する速度の変動を検出する速度変動検出手段と、
    前記副走査方向の書込解像度に対応した周期より短い一定周期の第1の信号を生成する第1の信号生成手段と、
    前記画像形成期間を規定する画像形成期間信号を前記第1の信号に同期して生成する画像形成期間信号生成手段と、
    前記書込解像度に対応した周期を基準とし、前記速度変動検出手段によって検出される速度の変動の影響を補正するように調整した周期の第2の信号を生成し、前記画像形成期間信号生成手段によって前記画像形成期間信号が生成された時に、前記画像形成期間の最初の前記第2の信号を前記第1の信号に同期させて生成する第2の信号生成手段と、
    前記画像形成期間中、前記第2の信号に同期して前記露光手段による露光タイミングを規定するライン同期信号を生成し、前記露光手段へ送出するライン同期信号生成手段と、
    を設け、
    前記画像形成期間信号生成手段は、コントローラ部から通知される前記画像形成期間信号の生成タイミングの情報に基づいて、前記画像形成期間になる直前に前記画像形成期間が近いことを知らせる予告信号を前記第2の信号生成手段へ送出し、
    該第2の信号生成手段は、前記予告信号を受け取ると、その直後の前記第1の信号に、前記画像形成期間の最初の前記第2の信号を同期させて生成する
    ことを特徴とする画像書込装置。
  2. 前記露光ヘッドが、前記主走査方向に複数のLED素子が主走査方向の書込解像度に応じた密度で配列されたLEDアレイである請求項1に記載の画像書込装置。
  3. 前記像担持体は、前記感光体及びその前記像担持面に書き込まれた画像が転写されて前記副走査方向へ移動する像担持面を有する部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像書込装置。
  4. 前記速度変動検出手段は、前記像担持体の回転軸、該像担持体を駆動するモータ、あるいは該モータの駆動力を前記像担持体へ伝達する機構を構成する部材のいずれかの回転速度の変動を検出することによって、前記像担持面の前記副走査方向への移動速度の変動を検出することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の画像書込装置。
  5. 前記感光体、前記露光手段、前記速度変動検出手段、前記第1の信号生成手段、前記画像形成期間信号生成手段、前記第2の信号生成手段、及び前記ライン同期信号生成手段をそれぞれ複数ずつ有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の画像書込装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の画像書込装置と、該画像書込装置の前記感光体の像担持面に書き込まれた画像を現像して記録媒体に転写する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項5に記載の画像書込装置と、該画像書込装置の複数の前記露光手段によって複数の前記感光体の像担持面にそれぞれ書き込まれた各画像を異なる色に現像して、記録媒体に直接又は間接的に重ね合わせて転写する手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 副走査方向へ所定速度で移動する感光体の像担持面を、該像担持面に沿った面内で前記副走査方向に直交する主走査方向に多数の発光素子が配列された露光ヘッドによって、画像形成期間に前記主走査方向に沿って繰り返し露光して画像を書き込む画像書込方法であって、
    前記感光体を含む像担持体の像担持面が前記副走査方向へ移動する速度の変動を検出すると共に、
    前記副走査方向の書込解像度に対応した周期より短い一定周期の第1の信号を生成し、
    前記画像形成期間を規定する画像形成期間信号を前記第1の信号に同期して生成し、
    コントローラ部から通知される前記画像形成期間信号の生成タイミングの情報に基づいて、前記画像形成期間になる直前に前記画像形成期間が近いことを知らせる予告信号を生成し、
    前記書込解像度に対応した周期を基準とし、検出される前記速度の変動の影響を補正するように調整した周期の第2の信号を生成し、前記画像形成期間信号が生成された時に、前記画像形成期間の最初の前記第2の信号を前記第1の信号に同期させて生成し、
    前記予告信号が生成されると、その直後の前記第1の信号に、前記画像形成期間の最初の前記第2の信号を同期させて生成し、
    前記画像形成期間中、前記第2の信号に同期して、前記露光ヘッドによる露光タイミングを規定するライン同期信号を生成することを特徴とする画像書込方法。
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