(発明の開示)
本発明者らは、単独または組み合わせのいずれかで免疫化のために有用である種々のS.aureusポリペプチドを同定した。これらのポリペプチドは、S.aureus糖またはその他のS.aureusポリペプチドと組み合わせてよい。抗原は、S.aureusワクチンにおいて有用であるが、複数の病原体に対する免疫化のためのワクチンにおける成分としても用い得る。
本発明者らは、以下の36ポリペプチド:clfA、clfB、coA、eap、ebhA、ebpS、efb、emp、esaC、esxA、esxB、FnBA、FnBB、Hla、hlgB、hlgC、isdA、isdB、isdC、isdG、isdH、isdI、lukD、lukE、lukF、lukS、nuc、sasA、sasB、sasC、sasD、sasF、sdrC、sdrD、spa、およびsdrE2を同定した。この1セットの抗原は、本明細書において、「第1抗原群」という。よって、本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、(1)clfA抗原;(2)clfB抗原;(3)coA抗原;(4)eap抗原;(5)ebhA抗原;(6)ebpS抗原;(7)efb抗原;(8)emp抗原;(9)esaC抗原;(10)esxA抗原;(11)esxB抗原;(12)FnBA抗原;(13)FnBB抗原;(14)Hla抗原;(15)hlgB抗原;(16)hlgC抗原;(17)isdA抗原;(18)isdB抗原;(19)isdC抗原;(20)isdG抗原;(21)isdH抗原;(22)isdI抗原;(23)lukD抗原;(24)lukE抗原;(25)lukF抗原;(26)lukS抗原;(27)nuc抗原;(28)sasA抗原;(29)sasB抗原;(30)sasC抗原;(31)sasD抗原;(32)sasF抗原;(33)sdrC抗原;(34)sdrD抗原;(35)spa抗原;(36)sdrE2抗原からなる群より選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物を提供する。
第1抗原群のうち、抗原は、好ましくは、36ポリペプチドのうちの16のサブセット、すなわちclfA、clfB、emp、esaC、esxA、esxB、hla、isdA、isdB、isdC、sasD、sasF、sdrC、sdrD、spaおよびsdrE2から選択される。よって、本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、これらの16の抗原からなる群より選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物を提供する。
本発明者らは、以下の128ポリペプチド:
も同定した。この1セットの抗原は、本明細書において、「第2抗原群」という。よって、本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、(1)sta001抗原;(2)sta002抗原;(3)sta003抗原;(4)sta004抗原;(5)sta005抗原;(6)sta006抗原;(7)sta007抗原;(8)sta008抗原;(9)sta009抗原;(10)sta010抗原;(11)sta011抗原;(12)sta012抗原;(13)sta013抗原;(14)sta014抗原;(15)sta015抗原;(16)sta016抗原;(17)sta017抗原;(18)sta018抗原;(19)sta019抗原;(20)sta020抗原;(21)sta021抗原;(22)sta022抗原;(23)sta023抗原;(24)sta024抗原;(25)sta025抗原;(26)sta026抗原;(27)sta027抗原;(28)sta028抗原;(29)sta029抗原;(30)sta030抗原;(31)sta031抗原;(32)sta032抗原;(33)sta033抗原;(34)sta034抗原;(35)sta035抗原;(36)sta036抗原;(37)sta037抗原;(38)sta038抗原;(39)sta039抗原;(40)sta040抗原;(41)sta041抗原;(42)sta042抗原;(43)sta043抗原;(44)sta044抗原;(45)sta045抗原;(46)sta046抗原;(47)sta047抗原;(48)sta048抗原;(49)sta049抗原;(50)sta050抗原;(51)sta051抗原;(52)sta052抗原;(53)sta053抗原;(54)sta054抗原;(55)sta055抗原;(56)sta056抗原;(57)sta057抗原;(58)sta058抗原;(59)sta059抗原;(60)sta060抗原;(61)sta061抗原;(62)sta062抗原;(63)sta063抗原;(64)sta064抗原;(65)sta065抗原;(66)sta066抗原;(67)sta067抗原;(68)sta068抗原;(69)sta069抗原;(70)sta070抗原;(71)sta071抗原;(72)sta072抗原;(73)sta073抗原;(74)sta074抗原;(75)sta075抗原;(76)sta076抗原;(77)sta077抗原;(78)sta078抗原;(79)sta079抗原;(80)sta080抗原;(81)sta081抗原;(82)sta082抗原;(83)sta083抗原;(84)sta084抗原;(85)sta085抗原;(86)sta086抗原;(87)sta087抗原;(88)sta088抗原;(89)sta089抗原;(90)sta090抗原;(91)sta091抗原;(92)sta092抗原;(93)sta093抗原;(94)sta094抗原;(95)sta095抗原;(96)sta096抗原;(97)sta097抗原;(98)sta098抗原;(99)sta099抗原;(100)sta100抗原;(101)sta101抗原;(102)sta102抗原;(103)sta103抗原;(104)sta104抗原;(105)sta105抗原;(106)sta106抗原;(107)sta107抗原;(108)sta108抗原;(109)sta109抗原;(110)sta110抗原;(111)sta111抗原;(112)sta112抗原;(113)sta113抗原;(114)sta114抗原;(115)sta115抗原;(116)sta116抗原;(117)sta117抗原;(118)sta118抗原;(119)sta119抗原;(120)sta120抗原;(121)NW_6抗原;(122)NW_9抗原;(123)NW_10抗原;(124)NW_7抗原;(125)NW_8抗原;(126)NW_2抗原;(127)NW_1抗原;および(128)NW_5抗原からなる群より選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物を提供する。
128抗原の第2抗原群のうち、113抗原の好ましいサブセットは、このリストから(81)および(107)〜(120)が取り除かれたものである。
第2抗原群のうち、128ポリペプチドのうちの27のサブセットは、本明細書において、「第3抗原群」といい、すなわち
である。本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、第3抗原群から選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物を提供する。
第2抗原群中にあるが第3抗原群中にない101抗原は、本明細書において、「第4抗原群」という。101抗原の第4抗原群のうち、86抗原の好ましいサブセットは、上記のリストから(81)および(107)〜(120)が取り除かれたものである。よって、第2抗原群は、第3抗原群と第4抗原群との組み合わせからなる。
第2抗原群のうち、128ポリペプチドのうちの8のサブセットは、本明細書において、「第5抗原群」といい、すなわちsta004、sta006、sta007、sta011、sta028、sta060、sta098およびsta112である。本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、第5抗原群から選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物を提供する。
第1抗原群の36抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が630存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記630の対の1つである組成物を提供する。
第2抗原群の128抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が8128存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記8128の対の1つである組成物を提供する。
第2抗原群の好ましい113抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が6328存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記6328の対の1つである組成物を提供する。
第3抗原群の好ましい27抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が351存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記351の対の1つである組成物を提供する。
第4抗原群の101抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が5050存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記5050の対の1つである組成物を提供する。
第4抗原群の好ましい86抗原のうち、異なる抗原の可能性のある対が3655存在する。このような対は全て本明細書に開示され、本発明の一部である。よって、本発明は、抗原の対を含む免疫原性組成物であって、前記対が、前記3655の対の1つである組成物を提供する。
ある実施形態において、組成物は、第1抗原群から選択される少なくとも1の抗原(すなわち1、2、3、4、5、6以上)と、第2抗原群から選択される少なくとも1の抗原(すなわち1、2、3、4、5、6以上)とを含む。第1抗原群からの抗原は、16抗原の好ましいサブセットから選択してよく、第2抗原群からの抗原は、第3抗原群または第5抗原群から選択してよい。
本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、(1)clfA抗原;(2)clfB抗原;(3)sdrE2抗原;(4)sdrC抗原;(5)SasF抗原;(6)emp抗原;(7)sdrD抗原;(8)spa抗原;(9)esaC抗原;(10)esxA抗原;(11)esxB抗原;(12)sta006抗原;(13)isdC抗原;(14)hla抗原;(15)sta011抗原;(16)isdA抗原;(17)isdB抗原;(18)sasF抗原からなる群より選択される2以上(すなわち2、3、4、5、6以上)の抗原を含む組成物も提供する。18抗原のこの群は、本明細書において、時折、「第6抗原群」という。
本発明は、抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、前記組み合わせが、(1)esxA抗原、(2)esxB抗原、(3)sta006抗原、(4)hla抗原および/または(5)sta011抗原からなる群より選択される2以上(すなわち2、3、4または5)の抗原を含む組成物も提供する。組成物は、アジュバント、例えば水酸化アルミニウムアジュバントも含んでよい。
本発明の有利な組み合わせは、2以上の抗原が相乗的に作用するものである。よって、それらの組み合わせ投与により達成されるS.aureus疾患に対する防御は、それらの個別の防御効力の単なる相加により予測されるものを超える。
問題の具体的な組み合わせは、それらに限定されないが、以下のものを含む。
(1)sdrD抗原、sdrE2抗原およびisdC抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(2)sasD抗原、clfB抗原およびsdrC抗原を含む免疫原性組成物。
(3)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原およびclfA抗原を含む免疫原性組成物。
(4)sdrD抗原、sdrE2抗原、isdC抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(5)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原およびsta006抗原を含む免疫原性組成物。
(6)sdrD抗原、sdrE2抗原、isdC抗原およびhla抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(7)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原およびesxA抗原を含む免疫原性組成物。
(8)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原およびhla抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(9)sdrD抗原、sdrE2抗原、isdC抗原およびesxA抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(10)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばEsxABハイブリッドとして組み合わせてよい。
(11)esxA抗原、esxB抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(12)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原およびspa抗原を含む免疫原性組成物。
(13)esxA抗原、esxB抗原、isdA抗原、sta006抗原、sta011抗原およびspa抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばEsxABハイブリッドとして組み合わせてよい。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。spa抗原は、IgG Fcとの結合が破壊または減少するように変異したSpa(D)ドメインのような全長spa抗原の断片であってよい。
(14)esxA抗原、esxB抗原、Hla抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばEsxABハイブリッドとして組み合わせてよい。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(15)sdrD抗原、sdrE2抗原、isdC抗原およびsdrE2抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(16)esxA抗原、esxB抗原およびhla抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(17)hla抗原、isdA抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(18)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原およびisdA抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。
(19)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原およびhla抗原を含む免疫原性組成物。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(20)Hla抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(21)esxA抗原およびesxB抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。(22)esxA抗原、esxB抗原およびsta006抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(23)spa抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。spa抗原は、IgG Fcとの結合が破壊または減少するように変異したSpa(D)ドメインのような全長spa抗原の断片であってよい。
(24)esxA抗原、esxB抗原、isdA抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばEsxABハイブリッドとして組み合わせてよい。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。
(25)sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。
(26)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原、isdA抗原およびclfB抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。clfB抗原は、全長clfB抗原の断片、例えば配列番号163であってよい。
(27)sta006抗原、sta011抗原およびsta019抗原を含む免疫原性組成物。
(28)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原、hla抗原およびclfB抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。clfB抗原は、全長clfB抗原の断片、例えば配列番号163であってよい。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(29)sta006抗原、sta011抗原、sta019抗原およびhla抗原を含む免疫原性組成物。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。
(30)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原、sta011抗原およびclfB抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。clfB抗原は、全長clfB抗原の断片、例えば配列番号163であってよい。
(31)spa抗原、esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。spa抗原は、IgG Fcとの結合が破壊または減少するように変異したSpa(D)ドメインのような全長spa抗原の断片であってよい。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばEsxABハイブリッドとして組み合わせてよい。
(32)sdrD抗原、sdrE2抗原、isdC抗原およびesxB抗原を含む免疫原性組成物。sdrDおよびsdrE2抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばsdrD抗原の下流のsdrE2抗原を有するSdrDEハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(33)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原、sta011抗原およびsta019抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(34)esxA抗原、esxB抗原、sta006抗原、isdA抗原およびsdrD抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。sdrD抗原は、全長sdrD抗原の断片、例えば配列番号156であってよい。
(35)esxA抗原、esxB抗原およびisdA抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。isdA抗原は、全長isdA抗原の断片、例えば配列番号157であってよい。
(36)sasD抗原、clfB抗原、sdrC抗原、esxA抗原およびesxB抗原を含む免疫原性組成物。esxAおよびesxB抗原は、以下に論じるようにハイブリッドポリペプチド、例えばesxA抗原の下流のesxB抗原を有するEsxABハイブリッドとして有用に組み合わせることができる。
(37)Hla抗原、spa抗原、sta006抗原およびsta011抗原を含む免疫原性組成物。Hla抗原は、例えばH35L変異を含む解毒化変異体であってよい。spa抗原は、IgG Fcとの結合が破壊または減少するように変異したSpa(D)ドメインのような全長spa抗原の断片であってよい。
いくつかの実施形態において、これらの37組成物のいずれも、追加のブドウ球菌抗原を含んでよく、これらのさらなる抗原は、ポリペプチドおよび/または糖であり得る。例えば、これらは、通常、例えば血清型5および/または血清型8株に対する1または複数のS.aureus莢膜糖結合体(複数可)も含むことができる。このような結合体の一方または両方を含むことは、組み合わせ(8)、(10)、(20)、(23)、(25)、(31)および(37)について特に有用である。
その他の実施形態において、これらの37組成物は、追加のブドウ球菌ポリペプチド抗原を含まない。その他の実施形態において、これらの37組成物は、追加のブドウ球菌抗原を含まない。その他の実施形態において、これらの37組成物は、追加の抗原を含まない。
本発明は、(a)配列番号151と80%以上の同一性(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/または(b)配列番号151のアミノ酸1〜97からの少なくとも「n」連続アミノ酸と、配列番号151のアミノ酸104〜207からの少なくとも「n」連続アミノ酸との断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含むポリペプチドも提供する。本発明は、(a)配列番号152と80%以上の同一性(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/または(b)配列番号152のアミノ酸1〜104からの少なくとも「n」連続アミノ酸と、配列番号152のアミノ酸111〜207からの少なくとも「n」連続アミノ酸との断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含むポリペプチドも提供する。これらのポリペプチドは、配列番号10を含む野生型ブドウ球菌タンパク質と、配列番号11を含む野生型ブドウ球菌タンパク質とをともに認識する抗体(例えばヒトに投与した場合に)を惹起できる。よって、免疫応答は、抗原esxAおよびesxBをともに認識する。(b)の好ましい断片は、配列番号10からのエピトープと、配列番号11からのエピトープとを提供する。本発明は、このようなタンパク質と水酸化アルミニウムアジュバントのようなアジュバントとの組み合わせを含む免疫原性組成物も提供する。
本発明は、(a)配列番号241と80%以上の同一性(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/または(b)配列番号241のアミノ酸1〜96からの少なくとも「n」連続アミノ酸の断片と、配列番号241のアミノ酸103〜205からの少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)とをともに含む、アミノ酸配列を含むポリペプチドも提供する。これらのポリペプチド(例えば配列番号250)は、配列番号10を含む野生型ブドウ球菌タンパク質と、配列番号11を含む野生型ブドウ球菌タンパク質とをともに認識する抗体(例えばヒトに投与した場合に)を惹起できる。よって、免疫応答は、抗原esxAおよびesxBをともに認識する。(b)の好ましい断片は、配列番号10からのエピトープと、配列番号11からのエピトープとを提供する。本発明は、このようなタンパク質と水酸化アルミニウムアジュバントのようなアジュバントとの組み合わせを含む免疫原性組成物も提供する。
本発明は、ブドウ球菌溶血素配列を含むポリペプチドであって、前記配列が、配列番号217と少なくとも90%の同一性を有する配列を含まないが、ブドウ球菌を死滅させることができる抗体を惹起できるポリペプチドも提供する。ポリペプチドは、配列番号218と80%以上の同一性(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有する第1配列と、配列番号219と80%以上の同一性(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有する第2配列とを有してよく、ここで、第1および第2配列は、直接接合されるか、または40未満のアミノ酸(例えば≦35アミノ酸、≦30アミノ酸、≦25アミノ酸、≦20アミノ酸、≦15アミノ酸、≦10アミノ酸、≦5アミノ酸)を有する介在アミノ酸配列により接合される。配列番号189および216は、第1および第2配列が、テトラペプチドPSGS配列(配列番号225)により接合されたこのようなポリペプチドの例である。
本発明は、Sta011抗原とCa++イオンとを含む免疫原性組成物も提供する。抗原とCa++イオンは錯体を形成してよく、例えば抗原中の原子がCa++イオンに配位してよい。免疫原性組成物は、アジュバントも含んでよい。
本発明は、Sta011抗原のオリゴマーと、このようなオリゴマーを含む免疫原性組成物も提供する。オリゴマーは、ダイマー、トリマー、テトラマー、ペンタマー、ヘキサマー、ヘプタマー、オクタマーまたはより長いものであり得る。オリゴマーはCa++イオンを含んでよく、Sta011オリゴマーを含む組成物は、5〜500mMのCa++イオンを含んでよい。
(さらなるポリペプチド抗原)
本発明の種々の抗原群からの抗原に加えて、免疫原性組成物は、以下のS.aureus抗原(またはその免疫原性断片(複数可)を含む抗原)の1または複数を含んで、組成物により惹起される免疫応答のS.aureusに対する効力を増進し得る[例えば参考文献3〜10を参照されたい]:
・AhpC
・AhpF
・自己溶解素アミダーゼ
・自己溶解素グルコサミニダーゼ
・コラーゲン結合タンパク質CAN
・EbhB
・GehDリパーゼ
・ヘパリン結合タンパク質HBP(17kDa)
・ラミニン受容体
・MAP
・MntC(SitCとしても公知)
・MRPII
・Npアーゼ
・ORF0594
・ORF0657n
・ORF0826
・PBP4
・RAP(RNA III活性化タンパク質)
・Sai−1
・SasK
・SBI
・SdrG
・SdrH
・SSP−1
・SSP−2
・ビトロネクチン結合タンパク質
(糖との組み合わせ)
本発明の抗原群で同定される個別の抗原は、結合体化糖抗原と組み合わせて用いてよい。よって、本発明は、
(1)第1、第2、第3または第4抗原群(上記で定義されるとおり)から選択される1または複数の抗原と、
(2)S.aureus菌体外多糖(exopolysaccharide)とキャリアタンパク質との1または複数の結合体と
の組み合わせを含む免疫原性組成物を提供する。
この組み合わせの成分(2)で用いられる結合体は、糖部分とキャリア部分とを含む。糖部分は、ポリ−N−アセチルグルコサミン(PNAG)であるS.aureusの菌体外多糖からである。糖は、細菌からの菌体外多糖の精製中に生じるサイズを有する多糖であっても、またはこれは、このような多糖の断片化により達成されるオリゴ糖であってよく、例えば、サイズは、400kDaを超えるものから75と400kDaとの間、または10と75kDaとの間、または30までの反復単位で変動できる。糖部分は、種々の程度のN−アセチル化を有することができ、参考文献11に記載されるように、PNAGは、40%未満がN−アセチル化されてよい(例えば35、30、20、15、10または5%未満がN−アセチル化されている;脱アセチル化PNAGは、dPNAGとしても公知である)。PNAGの脱アセチル化エピトープは、オプソニン死滅を媒介できる抗体を惹起できる。PNAGは、O−スクシニル化されてもまたはされなくてもよく、例えばこれは、25、20、15、10、5、2、1または0.1%未満より少ない残基がO−スクシニル化されてよい。
本発明は、
(1)第1、第2、第3または第4抗原群から選択される1または複数の抗原と、
(2)S.aureus莢膜糖とキャリアタンパク質との1または複数の結合体と
の組み合わせを含む免疫原性組成物も提供する。
この組み合わせの成分(2)で用いられる結合体は、糖部分とキャリア部分とを含む。糖部分は、S.aureusの莢膜糖からである。糖は、細菌からの莢膜多糖の精製中に生じるサイズを有する多糖であっても、またはこれは、このような多糖の断片化により達成されるオリゴ糖であってもよい。莢膜糖は、5型および/もしくは8型S.aureus株ならびに/または336型S.aureus株のようなS.aureusの任意の適切な株(または同様もしくは同一の糖を有する任意の細菌)から得てよい。感染性S.aureusのほとんどの株は、5型または8型莢膜糖のいずれかを含有する。これらはともに、それらの反復単位中にFucNAcpと、連結のためのスルフヒドリル基を導入するために用いることができるManNAcAとを有する。5型糖の反復単位は、→4)−β−D−ManNAcA−(1→4)−α−L−FucNAc(3OAc)−(1→3)−β−D−FucNAc−(1→であり、8型糖の反復単位は、→3)−β−D−ManNAcA(4OAc)−(1→3)−α−L−FucNAc(1→3)−α−D−FucNAc(1→である。336型糖は、O−アセチル化を有さないβ−連結ヘキソサミンであり[12、13]、336株(ATCC55804)に対して生成された抗体と交差反応性である。5型および8型糖の組み合わせが典型的であり、336型糖は、この対に加えてよい[14]。
本発明は、
(1)第1、第2、第3または第4抗原群から選択される1または複数の抗原と、
(2)S.aureus菌体外多糖とキャリアタンパク質との1または複数の結合体と、(3)S.aureus莢膜糖とキャリアタンパク質との1または複数の結合体と
の組み合わせを含む免疫原性組成物も提供する。
これらの結合体におけるキャリア部分は、通常タンパク質であるが、通常、(1)の抗原のものでない。典型的なキャリアタンパク質は、ジフテリアもしくは破傷風毒素、またはそのトキソイドもしくは変異体もしくは断片のような細菌毒素である。CRM197ジフテリア毒素変異体[15]が有用である。その他の適切なキャリアタンパク質は、N.meningitidis外膜タンパク質複合体[16]、合成ペプチド[17、18]、熱ショックタンパク質[19、20]、百日咳タンパク質[21、22]、サイトカイン[23]、リンホカイン[23]、ホルモン[23]、成長因子[23]、種々の病原体由来抗原からの複数のヒトCD4+T細胞エピトープを含む人工タンパク質[24]、例えば、N19[25]、H.influenzaeからのタンパク質D[26〜28]、ニューモリシン[29]またはその非毒性誘導体[30]、肺炎球菌表面タンパク質PspA[31]、鉄取り込みタンパク質[32]、C.difficileからの毒素AまたはB[33]、組換えP.aeruginosaエキソタンパク質A(rEPA)[34]などを含む。いくつかの実施形態において、キャリアタンパク質は、第1、第2、第3または第4抗原群から選択される抗原のようなS.aureusタンパク質である。
組成物が1より多い結合体を含む場合、それぞれの結合体は、同じキャリアタンパク質または異なるキャリアタンパク質を用いてよい。
結合体は、過剰のキャリア(w/w)または過剰の糖(w/w)を有してよい。いくつかの実施形態において、結合体は、それぞれを実質的に等しい重量で含んでよい。
キャリア分子は、キャリアに、直接またはリンカーを介して共有的に結合体化してよい。タンパク質への直接の連結は、例えば参考文献35および36に記載されるように、例えば糖とキャリアとの間の還元的アミノ化により達成してよい。糖は、まず、例えば酸化により活性化する必要があることがある。リンカー基を介する連結は、任意の公知の手順、例えば参考文献37および38に記載される手順を用いて作製してよい。好ましい型の連結は、遊離の−NH2基(例えばアミノ化によりグルカンに導入される)とアジピン酸とのカップリングと(例えばジイミド活性化を用いて)、次いで得られた糖−アジピン酸中間体へのタンパク質のカップリングにより形成し得る[39、40]、アジピン酸リンカーである。別の好ましい型の連結は、糖CDIの遊離のヒドロキシル基の反応[41、42]と、その後のタンパク質との反応によりカルバメート連結を形成することにより形成され得るカルボニルリンカーである。その他のリンカーは、β−プロピオンアミド[43]、ニトロフェニル−エチルアミン[44]、ハロアシルハロゲン化物[45]、グリコシドの連結[46]、6−アミノカプロン酸[47]、ADH[48]、C4〜C12部分[49]などを含む。カルボジイミド縮合も用いることができる[50]。
PNAG結合体は、種々の様式、例えばa)マレイミド基を含むリンカーを付加してPNAGを活性化することにより活性化PNAGを形成するステップと、b)スルフヒドリル基を含むリンカーを付加してキャリアタンパク質を活性化することにより活性化キャリアタンパク質を形成するステップと、c)活性化PNAGと活性化キャリアタンパク質とを反応させて、PNAG−キャリアタンパク質結合体を形成するステップとを含むプロセス、またはa)スルフヒドリル基を含むリンカーを付加してPNAGを活性化することにより活性化PNAGを形成するステップと、b)マレイミド基を含むリンカーを付加してキャリアタンパク質を活性化することにより活性化キャリアタンパク質を形成するステップと、c)活性化PNAGと活性化キャリアタンパク質とを反応させて、PNAG−キャリアタンパク質結合体を形成するステップとを含むプロセス、またはa)スルフヒドリル基を含むリンカーを付加してPNAGを活性化することにより活性化PNAGを形成するステップと、b)スルフヒドリル基を含むリンカーを付加してキャリアタンパク質を活性化することにより活性化キャリアタンパク質を形成するステップと、c)活性化PNAGと活性化キャリアタンパク質とを反応させて、PNAG−キャリアタンパク質結合体を形成するステップとを含むプロセスにより調製し得る。
本発明の抗原群において同定される個別の抗原は、菌体外多糖のためのキャリアタンパク質として用いて、共有結合の結合体を形成し得る。よって、本発明は、(1)第1、第2、第3および第4抗原群から選択される抗原と、(2)S.aureus菌体外多糖との結合体を含む免疫原性組成物を提供する。本発明は、(1)第1、第2、第3および第4抗原群から選択される抗原と、(2)S.aureus莢膜糖との結合体を含む免疫原性組成物も提供する。このような結合体のさらなる特徴は、上に記載している。これらの結合体は、本明細書に開示される任意の抗原と組み合わせてよい。
(非ブドウ球菌抗原との組み合わせ)
本発明の抗原群において同定される個別の抗原は、非ブドウ球菌抗原、特に院内感染と関連する細菌からの抗原との組み合わせで用いてよい。よって、本発明は、
(1)第1、第2、第3および第4抗原群(上記で定義されるとおり)から選択される1または複数の抗原と、
(2)Clostridium difficile、Pseudomonas aeruginosa、Candida albicansおよび腸外病原性Escherichia coliからなる群より選択される1または複数の抗原と
の組み合わせを含む免疫原性組成物を提供する。
本発明のブドウ球菌抗原との組み合わせで用いるためのさらに適する抗原は、参考文献51の第33〜46頁に列挙されている。
(第1抗原群)
(clfA)
「clfA」抗原は、「クランピング因子A」としてアノテートされている。NCTC8325株において、clfAはSAOUHSC_00812であり、配列番号1のアミノ酸配列(GI:88194572)を有する。Newman株において、これはnwmn_0756(GI:151220968)である。
有用なclfA抗原は、配列番号1を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号1と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号1の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのclfAタンパク質は、配列番号1の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号1からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号1のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号1の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号1の最後の368のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号1の最初の39のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
配列番号224は、配列番号1の有用な断片である(「ClfA40−559」)。この断片は、配列番号1のC末端付近の長い反復領域が取り除かれている。
(clfB)
「clfB」抗原は、「クランピング因子B」としてアノテートされている。NCTC8325株において、clfBはSAOUHSC_02963であり、配列番号2のアミノ酸配列(GI:88196585)を有する。Newman株において、これはnwmn_2529(GI:151222741)である。
有用なclfB抗原は、配列番号2を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号2と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号2の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのclfBタンパク質は、配列番号2の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号2からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号2のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号2の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号2の最後の40のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号2の最初の44のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。ClfBは、天然では長いタンパク質であるので、断片の使用は、例えば精製、取り扱い、融合、発現などの助けになる。
配列番号163は、配列番号2の有用な断片である(「ClfB45−552」)。この断片は、ClfBの最も露出されるドメインを含み、工業的規模でより容易に用いられる。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。ClfBの3−ドメインモデルに基づくその他の有用な断片は、ClfB45−360(CLfB−N12としても公知である;配列番号196)、ClfB212−542(CLfB−N23としても公知である;配列番号197)およびClfB360−542(CLfB−N3としても公知である;配列番号198)を含む。
(coA)
「coA」抗原は、「コアグラーゼCoa」としてアノテートされている。NCTC8325株において、coAはSAOUHSC_00192であり、配列番号3のアミノ酸配列(GI:88194002)を有する。Newman株において、これはnwmn_0166(GI:151220378)である。
有用なcoA抗原は、配列番号3を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号3と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号3の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのcoAタンパク質は、配列番号3の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号3からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号3のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号3の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号3の最初の14のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(eap)
「eap」抗原は、「MHCクラスII類似体タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、eapはSAOUHSC_02161であり、配列番号4のアミノ酸配列(GI:88195840)を有する。Newman株において、これはnwmn_1872(GI:151222084)である。
有用なeap抗原は、配列番号4を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号4と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号4の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのeapタンパク質は、配列番号4の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号4からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号4のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号4の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号4の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(ebhA)
「ebhA」抗原は、「EbhA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、ebhAはSAOUHSC_01447であり、配列番号5のアミノ酸配列(GI:88195168)を有する。
有用なebhA抗原は、配列番号5を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号5と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号5の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのebhAタンパク質は、配列番号5の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号5からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号5のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号5の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号5の最初の39のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(ebpS)
「ebpS」抗原は、「エラスチン結合タンパク質EbpS」としてアノテートされている。NCTC8325株において、ebpSはSAOUHSC_01501であり、配列番号6のアミノ酸配列(GI:88195217)を有する。Newman株において、これはnwmn_1389(GI:151221601)である。
有用なebpS抗原は、配列番号6を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号6と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号6の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのebpSタンパク質は、配列番号6の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号6からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号6のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号6の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
配列番号165は、配列番号6の有用な断片である(「EbpS1−198」)。この断片は、EbpSの最も露出されるドメインを含み、工業的規模でより容易に用いられる。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。
(efb)
「efb」抗原は、「フィブリノゲン結合タンパク質切断型」としてアノテートされている。NCTC8325株において、efbはSAOUHSC_01114であり、配列番号7のアミノ酸配列(GI:88194860)を有する。Newman株において、これはnwmn_1069(GI:151221281)である。
有用なefb抗原は、配列番号7を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号7と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号7の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのefbタンパク質は、配列番号7の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号7からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号7のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号7の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号7の最初の14のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(emp)
「emp」抗原は、「細胞外マトリックスおよびプラズマ結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、empはSAOUHSC_00816であり、配列番号8のアミノ酸配列(GI:88194575)を有する。Newman株において、これはnwmn_0758(GI:151220970)である。
有用なemp抗原は、配列番号8を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号8と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号8の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのempタンパク質は、配列番号8の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号8からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号8のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号8の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号8の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
配列番号190、191、192および193は、配列番号8の有用な断片である(それぞれ「Emp35−340」、「Emp27−334」、「Emp35−334」および「Emp27−147」)。
(esaC)
「esaC」抗原は、「esaC」としてアノテートされている。NCTC8325株において、esaCはSAOUHSC_00264であり、配列番号9のアミノ酸配列(GI:88194069)を有する。
有用なesaC抗原は、配列番号9を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号9と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号9の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのesaCタンパク質は、配列番号9の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号9からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号9のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号9の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(esxA)
「esxA」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、esxAはSAOUHSC_00257であり、配列番号10のアミノ酸配列(GI:88194063)を有する。
有用なesxA抗原は、配列番号10を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号10と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号10の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのesxAタンパク質は、配列番号10の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号10からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号10のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号10の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(esxB)
「esxB」抗原は、「esxB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、esxBはSAOUHSC_00265であり、配列番号11のアミノ酸配列(GI:88194070)を有する。
有用なesxB抗原は、配列番号11を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号11と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号11の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのesxBタンパク質は、配列番号11の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号11からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号11のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号11の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(FnBA)
「FnBA」抗原は、「フィブロネクチン結合タンパク質A前駆体FnBPA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、FnBAはSAOUHSC_02803であり、配列番号12のアミノ酸配列(GI:88196438)を有する。Newman株において、これはnwmn_2399(GI:151222611)である。プロテオミクス分析により、このタンパク質は分泌されるかまたは表面に露出されることが明らかになっている。
有用なFnBA抗原は、配列番号12を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号12と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号12の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのFnBAタンパク質は、配列番号12の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号12からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号12のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号12の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号12の最後の37のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。FnBAは、天然では長いタンパク質であるので、断片の使用は、例えば精製、取り扱い、融合、発現などの助けになる。
配列番号166(「FnBA1−511」)および167(「FnBA512−953」)は、配列番号12の有用な断片である。これらの断片は、工業的規模でより容易に用いられる。
(FnBB)
「FnBB」抗原は、「フィブロネクチン結合タンパク質B FnBPB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、FnBBはSAOUHSC_02802であり、配列番号13のアミノ酸配列(GI:88196437)を有する。Newman株において、これはnwmn_2397(GI:151222609)である。
有用なFnBB抗原は、配列番号13を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号13と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号13の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのFnBBタンパク質は、配列番号13の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号13からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号13のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号13の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号13の最後の37のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(Hla)
「Hla」抗原は、「アルファ毒素」または単に「溶血素」としても公知の「アルファ溶血素前駆体」である。NCTC8325株において、HlaはSAOUHSC_01121であり、配列番号14のアミノ酸配列(GI:88194865)を有する。Newman株において、これはnwmn_1073(GI:151221285)である。Hlaは、S.aureusのほとんどの株により生成される重要な病毒性決定基であり、孔形成および溶血活性を有する。抗Hla抗体は、動物モデルにおける毒素の有害な影響を中和でき、Hlaは、肺炎に対する防御のために特に有用である。
有用なHla抗原は、配列番号14を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号14と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号14の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのHlaタンパク質は、配列番号14の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号14からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号14のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号14の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号14の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる(例えば配列番号231が得られる)。C末端での切断を用いて、例えば50アミノ酸だけ(配列番号14の残基27〜76)を残すこともできる[52]。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
Hlaの毒性は、本発明の組成物において、化学的不活性化(例えばホルムアルデヒド、グルタルアルデヒドまたはその他の架橋剤を用いて)により回避できる。しかし、代わりに、その免疫原性を保持しながら毒性活性が除去されたHlaの変異体の形態を用いることが好ましい。このような解毒化変異体は、当該技術分野において既に公知である。ある有用なHla抗原は、配列番号14の残基61(これは、成熟抗原の残基35である(すなわち、最初の26のN末端アミノ酸を取り除いた後=配列番号231の残基35))にて変異を有する。よって、残基61はヒスチジンではない場合があり、代わりに例えばIle、Valまたは好ましくはLeuであり得る。この位置でのHis−Arg変異を用いることもできる。例えば、配列番号150は、成熟変異体Hla−H35L配列(すなわち、H35L変異を有する配列番号231)であり、有用なHla抗原は、配列番号150を含む。その他の有用な変異は、長いループを短い配列で置き換えて、例えば配列番号14の残基136〜174での39マーを、配列番号189(H35L変異も含む)および配列番号216(H35L変異を含まない)でのようにPSGS(配列番号225)のようなテトラマーに置き換える。別の有用な変異は、残基Y101を、例えばロイシンで置き換える(配列番号242)。別の有用な変異は、残基D152を、例えばロイシンで置き換える(配列番号243)。別の有用な変異体は、残基H35およびY101を、例えばロイシンで置き換える(配列番号244)。別の有用な変異体は、残基H35およびD152を、例えばロイシンで置き換える(配列番号245)。
さらに有用なHla抗原は、参考文献53および54に開示されている。
配列番号160、161および194は、配列番号14の3つの有用な断片である(それぞれ「Hla27−76」、「Hla27−89」および「Hla27−79」)。配列番号158、159および195は、配列番号150からの対応する断片である。
ある有用なHla配列は配列番号232であり、これは、実施例において用いた。これは、N末端Metと、次いで発現ベクターからのAla−Serジペプチドと、次いで配列番号150(NCTC8325株から)とを有する。これは、配列番号233によりコードされる。
(hlgB)
「hlgB」抗原は、「ロイコシジンfサブユニット前駆体HlgB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、hlgBはSAOUHSC_02710であり、配列番号15のアミノ酸配列(GI:88196350)を有する。
有用なhlgB抗原は、配列番号15を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号15と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号15の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのhlgBタンパク質は、配列番号15の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号15からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号15のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号15の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号15の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(hlgC)
「hlgC」抗原は、「ロイコシジンsサブユニット前駆体HlgC」としてアノテートされている。NCTC8325株において、hlgCはSAOUHSC_02709であり、配列番号16のアミノ酸配列(GI:88196349)を有する。
有用なhlgC抗原は、配列番号16を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号16と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号16の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのhlgCタンパク質は、配列番号16の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号16からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号16のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号16の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号16の最初の29のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(isdA)
「isdA」抗原は、「IsdAタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdAはSAOUHSC_01081であり、配列番号17のアミノ酸配列(GI:88194829)を有する。Newman株において、これはnwmn_1041(GI:151221253)である。
有用なisdA抗原は、配列番号17を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号17と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号17の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdAタンパク質は、配列番号17の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号17からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号17のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号17の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号17の最後の38のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号17の最初の46のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号17のC末端の38マーを除く切断(LPKTGモチーフで開始する)も有用である。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
配列番号157は、配列番号17の有用な断片であり(配列番号17のアミノ酸40〜184;「IsdA40−184」)、これは、天然タンパク質のヘム結合部位を含み、抗原の最も露出されるドメインを含む。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。その他の有用な断片は、参考文献55および56に開示されている。
IsdAは、水酸化アルミニウムアジュバントに良好に吸着しないので、組成物に存在するIsdAは、吸着されないか、または代替アジュバント、例えばリン酸アルミニウムに吸着されてよい。
抗IsdA抗体は、S.aureus膿瘍形成および致死的チャレンジに対してマウスを防御する[57]。
(isdB)
「isdB」抗原は、「神経フィラメントタンパク質isdB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdBはSAOUHSC_01079であり、配列番号18のアミノ酸配列(GI:88194828)を有する。IsdBは、それ自体でワクチン抗原として用いることが提案されているが[2]、これは、肺炎を予防しないことがある。
有用なisdB抗原は、配列番号18を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号18と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号18の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdBタンパク質は、配列番号18の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号18からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号18のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号18の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号18の最後の36のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号18の最初の40のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。IsdBの有用な断片は、参考文献56および58に開示され、例えば配列番号18の37の内部アミノ酸を欠失している。
抗IsdB抗体は、S.aureus膿瘍形成および致死的チャレンジに対してマウスを防御する[57]。
いくつかの実施形態において、本発明の組成物は、isdB抗原を含まない。
(isdC)
「isdC」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdCはSAOUHSC_01082であり、配列番号19のアミノ酸配列(GI:88194830)を有する。
有用なisdC抗原は、配列番号19を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号19と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号19の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdCタンパク質は、配列番号19の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号19からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号19のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号19の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号19の最後の39のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号19の最初の28のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。IsdBの有用な断片は、参考文献56に開示されている。
参考文献59は、IsdBおよびIsdHの両方からのエピトープを有用に含む抗原を開示する。
(isdG)
「isdG」抗原は、「ヘム分解性モノオキシゲナーゼIsdG」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdGはSAOUHSC_01089であり、配列番号20のアミノ酸配列(GI:88194836)を有する。
有用なisdG抗原は、配列番号20を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号20と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号20の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdGタンパク質は、配列番号20の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号20からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号20のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号20の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(isdH)
「isdH」抗原は、「isdH」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdHはSAOUHSC_01843であり、配列番号21のアミノ酸配列(GI:88195542)を有する。Newman株において、これはnwmn_1624(GI:151221836)である。これは、HarAとしても公知である。
有用なisdH抗原は、配列番号21を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号21と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号21の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdHタンパク質は、配列番号21の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号21からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号21のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号21の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号21の最後の35のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号21の最初の40のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
参考文献59は、IsdBおよびIsdHの両方からのエピトープを有用に含む抗原を開示する。
(isdI)
「isdI」抗原は、「ヘム分解性モノオキシゲナーゼIsdI」としてアノテートされている。NCTC8325株において、isdIはSAOUHSC_00130であり、配列番号22のアミノ酸配列(GI:88193943)を有する。
有用なisdI抗原は、配列番号22を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号22と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号22の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのisdIタンパク質は、配列番号22の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号22からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号22のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号22の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(lukD)
「lukD」抗原は、「ロイコトキシンLukD」としてアノテートされている。NCTC8325株において、lukDはSAOUHSC_01954であり、配列番号23のアミノ酸配列(GI:88195647)を有する。Newman株において、これはnwmn_1718(GI:151221930)である。
有用なlukD抗原は、配列番号23を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号23と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号23の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのlukDタンパク質は、配列番号23の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号23からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号23のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号23の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号23の最後の43のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号23の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(lukE)
「lukE」抗原は、「ロイコトキシンLukE」としてアノテートされている。NCTC8325株において、lukEはSAOUHSC_01955であり、配列番号24のアミノ酸配列(GI:88195648)を有する。
有用なlukE抗原は、配列番号24を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号24と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号24の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのlukEタンパク質は、配列番号24の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号24からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号24のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号24の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(lukF)
「lukF」抗原は、「ロイコシジン/溶血素毒素ファミリーLukF」としてアノテートされている。NCTC8325株において、lukFはSAOUHSC_02241であり、配列番号25のアミノ酸配列(GI:88195914)を有する。
有用なlukF抗原は、配列番号25を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号25と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号25の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのlukFタンパク質は、配列番号25の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号25からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号25のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号25の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(lukS)
「lukS」抗原は、「推定ロイコシジンSサブユニットLukS」としてアノテートされている。NCTC8325株において、lukSはSAOUHSC_02243であり、配列番号26のアミノ酸配列(GI:88195915)を有する。Newman株において、これはnwmn_1928(GI:151222140)である。
有用なlukS抗原は、配列番号26を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号26と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号26の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのlukSタンパク質は、配列番号26の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号26からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号26のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号26の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号26の最初の22のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(nuc)
「nuc」抗原は、「サーモヌクレアーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、nucはSAOUHSC_01316であり、配列番号27のアミノ酸配列(GI:88195046)を有する。
有用なnuc抗原は、配列番号27を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号27と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号27の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのnucタンパク質は、配列番号27の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号27からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号27のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号27の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号27の最後の39のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号27の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sasA)
「sasA」抗原は、「SasA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sasAはSAOUHSC_02990であり、配列番号28のアミノ酸配列(GI:88196609)を有する。
有用なsasA抗原は、配列番号28を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号28と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号28の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsasAタンパク質は、配列番号28の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号28からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号28のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号28の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号28の最後の43のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号28の最初の90のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sasB)
「sasB」抗原は、「fmtBタンパク質;SasB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sasBはSAOUHSC_02404であり、配列番号29のアミノ酸配列(GI:88196065)を有する。
有用なsasB抗原は、配列番号29を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号29と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号29の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsasBタンパク質は、配列番号29の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号29からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号29のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号29の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号29の最後の39のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号29の最初の38のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sasC)
「sasC」抗原は、「Mrpタンパク質;SasC」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sasCはSAOUHSC_01873であり、配列番号30のアミノ酸配列(GI:88195570)を有する。
有用なsasC抗原は、配列番号30を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号30と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号30の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsasCタンパク質は、配列番号30の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号30からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号30のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号30の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号30の最後の36のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号30の最初の37のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sasD)
「sasD」抗原は、「SasDタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sasDはSAOUHSC_00094であり、配列番号31のアミノ酸配列(GI:88193909)を有する。
有用なsasD抗原は、配列番号31を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号31と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号31の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsasDタンパク質は、配列番号31の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号31からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号31のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号31の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号31の最初の28のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sasF)
「sasF」抗原は、「sasFタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sasFはSAOUHSC_02982であり、配列番号32のアミノ酸配列(GI:88196601)を有する。
有用なsasF抗原は、配列番号32を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号32と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号32の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsasFタンパク質は、配列番号32の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号32からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号32のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号32の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号32の最後の39のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号32の最初の37のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sdrC)
「sdrC」抗原は、「sdrCタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sdrCはSAOUHSC_00544であり、配列番号33のアミノ酸配列(GI:88194324)を有する。
有用なsdrC抗原は、配列番号33を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号33と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号33の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsdrCタンパク質は、配列番号33の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号33からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号33のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号33の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号33の最後の38のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号33の最初の50のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。SdrCは、天然では長いタンパク質であるので、断片の使用は、例えば精製、取り扱い、融合、発現などの助けになる。
配列番号164は、配列番号33の有用な断片である(「SdrC1−518」)。この断片は、SdrCの最も露出されるドメインを含み、工業的規模でより容易に用いられる。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。
(sdrD)
「sdrD」抗原は、「sdrDタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sdrDはSAOUHSC_00545であり、配列番号34のアミノ酸配列(GI:88194325)を有する。
有用なsdrD抗原は、配列番号34を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号34と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号34の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsdrDタンパク質は、配列番号34の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号34からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号34のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号34の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号34の最後の38のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号34の最初の52のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。SdrDは、天然では長いタンパク質であるので、断片の使用は、例えば精製、取り扱い、融合、発現などに非常に助けになる。
配列番号156は、配列番号34の有用な断片である(「SdrD53−592」)。この断片は、SdrDの最も露出されるドメインを含み、工業的規模でより容易に用いられる。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。同じC末端残基を有する別の有用な断片は、SdrD394−592(SdrD−N3としても公知である;配列番号199)である。別の有用な断片は、本明細書において「SdrDCnaB」という配列番号236(配列番号34のアミノ酸593〜1123)である。
(sdrE2)
「sdrE2」抗原は、「Ser−Aspリッチフィブリノゲン/骨シアロタンパク質結合タンパク質SdrE」としてアノテートされている。Newman株において、sdrE2はNWMN_0525であり、配列番号35のアミノ酸配列(GI:151220737)を有する。
有用なsdrE2抗原は、配列番号35を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号35と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号35の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsdrE2タンパク質は、配列番号35の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号35からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号35のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号35の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号35の最後の38のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号35の最初の52のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。SdrE2は、天然では長いタンパク質であるので、断片の使用は、例えば精製、取り扱い、融合、発現などに非常に助けになる。
配列番号155は、配列番号35の有用な断片である(「SdrE53−632」)。この断片は、SdrE2の最も露出されるドメインを含み、工業的規模でより容易に用いられる。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。
(spa)
「spa」抗原は、「タンパク質A」または「SpA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、spaはSAOUHSC_00069であり、配列番号36のアミノ酸配列(GI:88193885)を有する。Newman株において、これはnwmn_0055(GI:151220267)である。全てのS.aureus株は、詳細に特徴決定された病毒性因子(その細胞壁に繋留された表面タンパク質生成物はE、D、A、BおよびCと呼ばれる5つの高度に相同性の免疫グロブリン結合ドメインを有する)であるspaについての構造遺伝子を発現する[60]。これらのドメインは、アミノ酸レベルで約80%の同一性を示し、56〜61残基の長さであり、タンデムリピートとして組織化されている[61]。SpAは、N末端シグナルペプチドとC末端ソーティングシグナルとを有する前駆体タンパク質として合成される[62、63]。細胞壁に繋留されたspaは、ブドウ球菌表面上で非常に豊富に提示される[64、65]。その免疫グロブリン結合ドメインのそれぞれは、3つのヘリックスの束に組み立てられる逆平行α−ヘリックスで構成され、免疫グロブリンG(IgG)のFcドメイン[66、67]、IgMのVH3重鎖(Fab)(すなわちB細胞受容体)[68]、そのA1ドメインでのフォン・ビルブラント因子[69]および/または気道上皮の表面上に提示されるTNF−α受容体I(TNFRI)[70]と結合できる。
有用なspa抗原は、配列番号36を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号36と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号36の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのspaタンパク質は、配列番号36の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号36からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号36のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号36の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号36の最後の35のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号36の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。参考文献71は、個別のIgG結合ドメインが、単独または組み合わせて有用な免疫原である可能性があることを示唆している。
配列番号162は、配列番号36の有用な断片である(「Spa37−325」)。この断片は、5つのSpA Ig結合ドメイン全て(これらは、N末端からC末端にE、D、A、B、Cの順序で天然では配置されている)を含有し、SpAの最も露出されるドメインを含む。これは、ヒトタンパク質との抗原の類似性も低減する。その他の有用な断片は、spaがB細胞スーパー抗原として機能する場合に生じる可能性がある過剰なB細胞増殖(expansion)と、その後のアポトーシスを防ぐために、天然のA、B、C、Dおよび/またはEドメインの1、2、3または4つを取り除いてよい。参考文献71に報告されるように、その他の有用な断片は、天然のA、B、C、Dおよび/またはEドメインの1、2、3または4つだけを含んでよく、例えばSpA(A)ドメインだけであってB〜Eを含まないか、またはSpA(D)ドメインだけであってA、B、CもしくはEを含まないなどである。よって、本発明で有用なspa抗原は、1、2、3、4または5のIgG結合ドメインを含み得るが、理想的には4以下を有する。
抗原が、1つだけの型のspaドメイン(例えばSpa(A)またはSpA(D)ドメインだけ)を含む場合、これは、このドメインの1より多いコピー、例えば単一ポリペプチド鎖中に複数のSpA(D)ドメインを含んでよい。
抗原内の個別のドメインは、配列番号36に対して1、2、3、4、5、6、7、8、9、10以上のアミノ酸にて変異され得る(例えば、ドメインDの残基3および/または24、ドメインAの残基46および/または53での変異を開示する参考文献71を参照されたい)。このような変異体は、配列番号36を認識する抗体を惹起する抗原の能力を除去しないものであるべきだが、IgGおよび/またはその他のヒトタンパク質(例えばヒト血液タンパク質)との抗原の結合を除去し得る。
ある態様において、spa抗原は、(a)IgG Fcとの結合を破壊するかもしくは減少させる、SpAドメインA、B、C、Dおよび/またはEのIgG Fc結合サブドメインにおける1または複数のアミノ酸置換と、(b)VH3との結合を破壊するかもしくは減少させる、SpAドメインA、B、C、Dおよび/またはEのVH3結合サブドメインにおける1または複数のアミノ酸置換とでの置換を含む。ある実施形態において、改変体SpAは、少なくともまたは多くて1、2、3、4、5、6、7、8、9、10以上の改変体SpAドメインDペプチドを含む。
(第2抗原群)
(sta001)
「sta001」抗原は、「5’−ヌクレオチダーゼファミリータンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta001はSAOUHSC_00025であり、配列番号37のアミノ酸配列(GI:88193846)を有する。Newman株において、これはnwmn_0022(GI:151220234)である。これは、AdsAおよびSasHおよびSA0024とも呼ばれている。
有用なsta001抗原は、配列番号37を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号37と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号37の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta001タンパク質は、配列番号37の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号37からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号37のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号37の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号37の最後の34のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号37の最初の38のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta002)
「sta002」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta002はSAOUHSC_00356であり、配列番号38のアミノ酸配列(GI:88194155)を有する。Newman株において、これはnwmn_0364(GI:151220576)である。
有用なsta002抗原は、配列番号38を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号38と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号38の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta002タンパク質は、配列番号38の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号38からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号38のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号38の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号38の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
配列番号153(「sta00219−187」)および154(「sta00219−124」)は、ヒトタンパク質との抗原の類似性を低減する配列番号38の2つの有用な断片である。
(sta003)
「sta003」抗原は、「表面タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta003はSAOUHSC_00400であり、配列番号39のアミノ酸配列(GI:88194195)を有する。Newman株において、これはnwmn_0401(GI:151220613)である。
有用なsta003抗原は、配列番号39を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号39と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号39の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta003タンパク質は、配列番号39の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号39からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号39のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号39の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号39の最初の32のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta004)
「sta004」抗原は、「シデロホア結合タンパク質FatB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta004はSAOUHSC_00749であり、配列番号40のアミノ酸配列(GI:88194514)を有する。Newman株において、これはnwmn_0705(GI:151220917)である。
有用なsta004抗原は、配列番号40を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号40と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号40の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta004タンパク質は、配列番号40の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号40からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号40のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号40の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号40の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta005)
「sta005」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta005はSAOUHSC_01127であり、配列番号41のアミノ酸配列(GI:88194870)を有する。Newman株において、これはnwmn_1077(GI:151221289)である。
有用なsta005抗原は、配列番号41を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号41と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号41の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta005タンパク質は、配列番号41の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号41からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号41のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号41の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号41の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta006)
「sta006」抗原は、「フェリクローム結合タンパク質」としてアノテートされ、文献中で「FhuD2」とも呼ばれている[72]。NCTC8325株において、sta006はSAOUHSC_02554であり、配列番号42のアミノ酸配列(GI:88196199)を有する。Newman株において、これはnwmn_2185(GI:151222397)である。
有用なsta006抗原は、配列番号42を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号42と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号42の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta006タンパク質は、配列番号42の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号42からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号42のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号42の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号42の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる(配列番号246が得られる)。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。sta006の変異体の形態は、参考文献73に報告されている。sta006抗原は、例えばアシル化N末端システインを用いて脂質付加されてよい。ある有用なsta006配列は、配列番号248であり、これは、N末端にMet−Ala−Ser−配列を有する。
(sta007)
「sta007」抗原は、「分泌型抗原前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta007はSAOUHSC_02571であり、配列番号43のアミノ酸配列(GI:88196215)を有する。Newman株において、これはnwmn_2199(GI:151222411)である。プロテオミクス分析により、このタンパク質は分泌されるかまたは表面に露出されることが明らかになっている。
有用なsta007抗原は、配列番号43を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号43と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号43の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta007タンパク質は、配列番号43の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号43からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号43のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号43の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号43の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta008)
「sta008」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta008はSAOUHSC_02650であり、配列番号44のアミノ酸配列(GI:88196290)を有する。Newman株において、これはnwmn_2270(GI:151222482)である。
有用なsta008抗原は、配列番号44を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号44と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号44の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta008タンパク質は、配列番号44の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号44からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号44のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号44の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号44の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta009)
「sta009」抗原は、「免疫グロブリンG結合タンパク質Sbi」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta009はSAOUHSC_02706であり、配列番号45のアミノ酸配列(GI:88196346)を有する。Newman株において、これはnwmn_2317(GI:151222529)である。
有用なsta009抗原は、配列番号45を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号45と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号45の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta009タンパク質は、配列番号45の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号45からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号45のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号45の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号45の最初の29のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta010)
「sta010」抗原は、「免疫優性抗原A」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta010はSAOUHSC_02887であり、配列番号46のアミノ酸配列(GI:88196515)を有する。Newman株において、これはnwmn_2469(GI:151222681)である。プロテオミクス分析により、このタンパク質は分泌されるかまたは表面に露出されることが明らかになっている。
有用なsta010抗原は、配列番号46を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号46と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号46の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta010タンパク質は、配列番号46の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号46からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号46のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号46の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号46の最初の29のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta011)
「sta011」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta011はSAOUHSC_00052であり、配列番号47のアミノ酸配列(GI:88193872)を有する。
有用なsta011抗原は、配列番号47を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号47と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号47の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta011タンパク質は、配列番号47の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号47からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号47のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号47の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号47の最初の23のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる(配列番号247が得られる)。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。sta011抗原は、例えばアシル化N末端システインを用いて脂質付加されてよい。ある有用なsta011配列は、配列番号249であり、これはN末端メチオニンを有する。
sta011抗原としてまたはそれを調製するために用い得る配列番号47の改変体の形態は、それらに限定されないが、種々のIle/Val/Leu置換を有する配列番号213、214および215を含む。
Sta011は、モノマーまたはオリゴマーとして存在でき、Ca++イオンがオリゴマー形成のために好都合である。本発明は、Sta011のモノマーおよび/またはオリゴマーを用いることができる。
(sta012)
「sta012」抗原は、「リーダーを有するタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta012はSAOUHSC_00106であり、配列番号48のアミノ酸配列(GI:88193919)を有する。
有用なsta012抗原は、配列番号48を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号48と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号48の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta012タンパク質は、配列番号48の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号48からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号48のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号48の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号48の最初の21のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta013)
「sta013」抗原は、「ポリガンマグルタミン酸莢膜生合成タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta013はSAOUHSC_00107であり、配列番号49のアミノ酸配列(GI:88193920)を有する。
有用なsta013抗原は、配列番号49を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号49と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号49の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta013タンパク質は、配列番号49の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号49からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号49のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号49の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta014)
「sta014」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta014はSAOUHSC_00137であり、配列番号50のアミノ酸配列(GI:88193950)を有する。
有用なsta014抗原は、配列番号50を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号50と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号50の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta014タンパク質は、配列番号50の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号50からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号50のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号50の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号50の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta015)
「sta015」抗原は、「細胞外溶質結合タンパク質;RGD含有リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta015はSAOUHSC_00170であり、配列番号51のアミノ酸配列(GI:88193980)を有する。
有用なsta015抗原は、配列番号51を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号51と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号51の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta015タンパク質は、配列番号51の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号51からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号51のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号51の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号51の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta016)
「sta016」抗原は、「ガンマ−グルタミルトランスペプチダーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta016はSAOUHSC_00171であり、配列番号52のアミノ酸配列(GI:88193981)を有する。
有用なsta016抗原は、配列番号52を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号52と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号52の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta016タンパク質は、配列番号52の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号52からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号52のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号52の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta017)
「sta017」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta017はSAOUHSC_00186であり、配列番号53のアミノ酸配列(GI:88193996)を有する。
有用なsta017抗原は、配列番号53を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号53と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号53の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta017タンパク質は、配列番号53の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号53からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号53のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号53の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号53の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta018)
「sta018」抗原は、「細胞外溶質結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta018はSAOUHSC_00201であり、配列番号54のアミノ酸配列(GI:88194011)を有する。
有用なsta018抗原は、配列番号54を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号54と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号54の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta018タンパク質は、配列番号54の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号54からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号54のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号54の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta019)
「sta019」抗原は、「ペプチドグリカンヒドロラーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta019はSAOUHSC_00248であり、配列番号55のアミノ酸配列(GI:88194055)を有する。Newman株において、これはnwmn_0210(GI:151220422)である。
有用なsta019抗原は、配列番号55を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号55と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号55の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta019タンパク質は、配列番号55の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号55からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号55のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号55の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号55の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。有用な断片は、配列番号228および229である。
Sta019は、水酸化アルミニウムアジュバントに良好に吸着しないので、組成物に存在するSta019は、吸着されないか、または代替アジュバント、例えばリン酸アルミニウムに吸着されてよい。
(sta020)
「sta020」抗原は、「輸出タンパク質(exported protein)」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta020はSAOUHSC_00253であり、配列番号56のアミノ酸配列(GI:88194059)を有する。
有用なsta020抗原は、配列番号56を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号56と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号56の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta020タンパク質は、配列番号56の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号56からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号56のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号56の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号56の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta021)
「sta021」抗原は、「分泌型抗原SsaA様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta021はSAOUHSC_00256であり、配列番号57のアミノ酸配列(GI:88194062)を有する。
有用なsta021抗原は、配列番号57を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号57と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号57の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta021タンパク質は、配列番号57の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号57からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号57のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号57の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号57の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta022)
「sta022」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta022はSAOUHSC_00279であり、配列番号58のアミノ酸配列(GI:88194083)を有する。
有用なsta022抗原は、配列番号58を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号58と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号58の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta022タンパク質は、配列番号58の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号58からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号58のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号58の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号58の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta023)
「sta023」抗原は、「5’−ヌクレオチダーゼ;リポタンパク質e(P4)ファミリー」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta023はSAOUHSC_00284であり、配列番号59のアミノ酸配列(GI:88194087)を有する。
有用なsta023抗原は、配列番号59を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号59と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号59の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta023タンパク質は、配列番号59の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号59からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号59のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号59の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号59の最初の31のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta024)
「sta024」抗原は、「リパーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta024はSAOUHSC_00300であり、配列番号60のアミノ酸配列(GI:88194101)を有する。
有用なsta024抗原は、配列番号60を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号60と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号60の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta024タンパク質は、配列番号60の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号60からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号60のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号60の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号60の最初の37のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta025)
「sta025」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta025はSAOUHSC_00362であり、配列番号61のアミノ酸配列(GI:88194160)を有する。
有用なsta025抗原は、配列番号61を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号61と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号61の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta025タンパク質は、配列番号61の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号61からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号61のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号61の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号61の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta026)
「sta026」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta026はSAOUHSC_00404であり、配列番号62のアミノ酸配列(GI:88194198)を有する。
有用なsta026抗原は、配列番号62を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号62と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号62の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta026タンパク質は、配列番号62の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号62からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号62のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号62の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号62の最初の22のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta027)
「sta027」抗原は、「推定リパーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta027はSAOUHSC_00661であり、配列番号63のアミノ酸配列(GI:88194426)を有する。
有用なsta027抗原は、配列番号63を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号63と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号63の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta027タンパク質は、配列番号63の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号63からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号63のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号63の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号63の最初の23のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta028)
「sta028」抗原は、「分泌型抗原SsaA様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta028はSAOUHSC_00671であり、配列番号64のアミノ酸配列(GI:88194436)を有する。Newman株において、これはnwmn_0634(GI:151220846)である。
有用なsta028抗原は、配列番号64を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号64と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号64の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta028タンパク質は、配列番号64の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号64からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号64のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号64の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号64の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta029)
「sta029」抗原は、「フェリクローム結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta029はSAOUHSC_00754であり、配列番号65のアミノ酸配列(GI:88194518)を有する。
有用なsta029抗原は、配列番号65を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号65と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号65の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta029タンパク質は、配列番号65の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号65からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号65のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号65の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号65の最後の25のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号65の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta030)
「sta030」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta030はSAOUHSC_00808であり、配列番号66のアミノ酸配列(GI:88194568)を有する。
有用なsta030抗原は、配列番号66を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号66と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号66の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta030タンパク質は、配列番号66の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号66からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号66のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号66の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号66の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta031)
「sta031」抗原は、「5’−ヌクレオチダーゼファミリータンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta031はSAOUHSC_00860であり、配列番号67のアミノ酸配列(GI:88194617)を有する。
有用なsta031抗原は、配列番号67を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号67と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号67の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta031タンパク質は、配列番号67の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号67からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号67のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号67の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta032)
「sta032」抗原は、「セリンプロテアーゼHtrA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta032はSAOUHSC_00958であり、配列番号68のアミノ酸配列(GI:88194715)を有する。
有用なsta032抗原は、配列番号68を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号68と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号68の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta032タンパク質は、配列番号68の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号68からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号68のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号68の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta033)
「sta033」抗原は、「システインプロテアーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta033はSAOUHSC_00987であり、配列番号69のアミノ酸配列(GI:88194744)を有する。
有用なsta033抗原は、配列番号69を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号69と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号69の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta033タンパク質は、配列番号69の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号69からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号69のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号69の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号69の最初の29のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta034)
「sta034」抗原は、「グルタミルエンドペプチダーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta034はSAOUHSC_00988であり、配列番号70のアミノ酸配列(GI:88194745)を有する。
有用なsta034抗原は、配列番号70を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号70と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号70の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta034タンパク質は、配列番号70の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号70からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号70のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号70の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号70の最初の29のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta035)
「sta035」抗原は、「fmtタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta035はSAOUHSC_00998であり、配列番号71のアミノ酸配列(GI:88194754)を有する。
有用なsta035抗原は、配列番号71を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号71と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号71の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta035タンパク質は、配列番号71の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号71からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号71のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号71の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号71の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta036)
「sta036」抗原は、「リーダーを有する鉄調節タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta036はSAOUHSC_01084であり、配列番号72のアミノ酸配列(GI:88194831)を有する。
有用なsta036抗原は、配列番号72を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号72と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号72の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta036タンパク質は、配列番号72の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号72からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号72のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号72の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号72の最後の27のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号72の最初の32のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta037)
「sta037」抗原は、「鉄ABCトランスポーター;鉄結合タンパク質IsdE」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta037はSAOUHSC_01085であり、配列番号73のアミノ酸配列(GI:88194832)を有する。
有用なsta037抗原は、配列番号73を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号73と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号73の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta037タンパク質は、配列番号73の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号73からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号73のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号73の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号73の最初の9のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta038)
「sta038」抗原は、「NPQTN特異的ソルターゼB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta038はSAOUHSC_01088であり、配列番号74のアミノ酸配列(GI:88194835)を有する。
有用なsta038抗原は、配列番号74を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号74と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号74の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta038タンパク質は、配列番号74の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号74からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号74のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号74の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号74の最初の21のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta039)
「sta039」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta039はSAOUHSC_01124であり、配列番号75のアミノ酸配列(GI:88194868)を有する。
有用なsta039抗原は、配列番号75を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号75と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号75の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta039タンパク質は、配列番号75の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号75からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号75のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号75の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号75の最初の22のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta040)
「sta040」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta040はSAOUHSC_01125であり、配列番号76のアミノ酸配列(GI:88194869)を有する。Newman株において、これはnwmn_1076(GI:151221288)である。
有用なsta040抗原は、配列番号76を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号76と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号76の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta040タンパク質は、配列番号76の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号76からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号76のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号76の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号76の最初の21のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta041)
「sta041」抗原は、「フィブロネクチン結合タンパク質A−関連」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta041はSAOUHSC_01175であり、配列番号77のアミノ酸配列(GI:88194914)を有する。
有用なsta041抗原は、配列番号77を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号77と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号77の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta041タンパク質は、配列番号77の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号77からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号77のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号77の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta042)
「sta042」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta042はSAOUHSC_01180であり、配列番号78のアミノ酸配列(GI:88194919)を有する。
有用なsta042抗原は、配列番号78を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号78と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号78の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta042タンパク質は、配列番号78の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号78からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号78のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号78の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号78の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta043)
「sta043」抗原は、「細胞壁ヒドロラーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta043はSAOUHSC_01219であり、配列番号79のアミノ酸配列(GI:88194955)を有する。
有用なsta043抗原は、配列番号79を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号79と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号79の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta043タンパク質は、配列番号79の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号79からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号79のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号79の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号79の最初の38のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta044)
「sta044」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta044はSAOUHSC_01508であり、配列番号80のアミノ酸配列(GI:88195223)を有する。
有用なsta044抗原は、配列番号80を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号80と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号80の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta044タンパク質は、配列番号80の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号80からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号80のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号80の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号80の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta045)
「sta045」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta045はSAOUHSC_01627であり、配列番号81のアミノ酸配列(GI:88195337)を有する。
有用なsta045抗原は、配列番号81を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号81と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号81の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta045タンパク質は、配列番号81の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号81からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号81のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号81の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号81の最初の16のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta046)
「sta046」抗原は、「エクスカリバータンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta046はSAOUHSC_01918であり、配列番号82のアミノ酸配列(GI:88195613)を有する。
有用なsta046抗原は、配列番号82を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号82と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号82の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta046タンパク質は、配列番号82の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号82からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号82のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号82の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号82の最初の53のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta047)
「sta047」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta047はSAOUHSC_01920であり、配列番号83のアミノ酸配列(GI:88195615)を有する。
有用なsta047抗原は、配列番号83を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号83と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号83の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta047タンパク質は、配列番号83の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号83からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号83のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号83の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号83の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta048)
「sta048」抗原は、「細胞内セリンプロテアーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta048はSAOUHSC_01949であり、配列番号84のアミノ酸配列(GI:88195642)を有する。
有用なsta048抗原は、配列番号84を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号84と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号84の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta048タンパク質は、配列番号84の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号84からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号84のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号84の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号84の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta049)
「sta049」抗原は、「タンパク質輸送タンパク質PrsA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta049はSAOUHSC_01972であり、配列番号85のアミノ酸配列(GI:88195663)を有する。Newman株において、これはnwmn_1733(GI:151221945)である。
有用なsta049抗原は、配列番号85を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号85と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号85の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta049タンパク質は、配列番号85の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号85からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号85のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号85の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号85の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta050)
「sta050」抗原は、「スタホパインチオールプロテイナーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta050はSAOUHSC_02127であり、配列番号86のアミノ酸配列(GI:88195808)を有する。
有用なsta050抗原は、配列番号86を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号86と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号86の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta050タンパク質は、配列番号86の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号86からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号86のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号86の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号86の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta051)
「sta051」抗原は、「リーダーを有するタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta051はSAOUHSC_02147であり、配列番号87のアミノ酸配列(GI:88195827)を有する。
有用なsta051抗原は、配列番号87を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号87と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号87の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta051タンパク質は、配列番号87の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号87からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号87のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号87の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号87の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta052)
「sta052」抗原は、「ヒドロキサム酸第二鉄受容体1」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta052はSAOUHSC_02246であり、配列番号88のアミノ酸配列(GI:88195918)を有する。
有用なsta052抗原は、配列番号88を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号88と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号88の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta052タンパク質は、配列番号88の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号88からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号88のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号88の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号88の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta053)
「sta053」抗原は、「srdHファミリータンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta053はSAOUHSC_02257であり、配列番号89のアミノ酸配列(GI:88195928)を有する。
有用なsta053抗原は、配列番号89を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号89と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号89の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta053タンパク質は、配列番号89の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号89からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号89のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号89の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号89の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta054)
「sta054」抗原は、「推定トランスグリコシラーゼisaA前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta054はSAOUHSC_02333であり、配列番号90のアミノ酸配列(GI:88195999)を有する。
有用なsta054抗原は、配列番号90を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号90と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号90の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta054タンパク質は、配列番号90の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号90からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号90のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号90の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号90の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta055)
「sta055」抗原は、「表面ヒドロラーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta055はSAOUHSC_02448であり、配列番号91のアミノ酸配列(GI:88196100)を有する。
有用なsta055抗原は、配列番号91を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号91と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号91の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta055タンパク質は、配列番号91の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号91からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号91のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号91の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号91の最初の31のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta056)
「sta056」抗原は、「ヒアルロン酸リアーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta056はSAOUHSC_02463であり、配列番号92のアミノ酸配列(GI:88196115)を有する。
有用なsta056抗原は、配列番号92を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号92と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号92の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta056タンパク質は、配列番号92の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号92からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号92のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号92の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号92の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta057)
「sta057」抗原は、「分泌型抗原前駆体SsaA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta057はSAOUHSC_02576であり、配列番号93のアミノ酸配列(GI:88196220)を有する。Newman株において、これはnwmn_2203(GI:151222415)である。
有用なsta057抗原は、配列番号93を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号93と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号93の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta057タンパク質は、配列番号93の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号93からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号93のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号93の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号93の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta058)
「sta058」抗原は、「Zn結合リポタンパク質adcA様」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta058はSAOUHSC_02690であり、配列番号94のアミノ酸配列(GI:88196330)を有する。
有用なsta058抗原は、配列番号94を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号94と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号94の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta058タンパク質は、配列番号94の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号94からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号94のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号94の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号94の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta059)
「sta059」抗原は、「ガンマ溶血素h−ガンマ−iiサブユニット」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta059はSAOUHSC_02708であり、配列番号95のアミノ酸配列(GI:88196348)を有する。
有用なsta059抗原は、配列番号95を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号95と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号95の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta059タンパク質は、配列番号95の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号95からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号95のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号95の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号95の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta060)
「sta060」抗原は、「ペプチドABCトランスポーター;ペプチド結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta060はSAOUHSC_02767であり、配列番号96のアミノ酸配列(GI:88196403)を有する。
有用なsta060抗原は、配列番号96を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号96と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号96の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta060タンパク質は、配列番号96の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号96からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号96のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号96の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号96の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta061)
「sta061」抗原は、「リーダーを有するタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta061はSAOUHSC_02783であり、配列番号97のアミノ酸配列(GI:88196419)を有する。
有用なsta061抗原は、配列番号97を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号97と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号97の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta061タンパク質は、配列番号97の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号97からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号97のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号97の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号97の最初の21のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta062)
「sta062」抗原は、「リーダーを有するタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta062はSAOUHSC_02788であり、配列番号98のアミノ酸配列(GI:88196424)を有する。
有用なsta062抗原は、配列番号98を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号98と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号98の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta062タンパク質は、配列番号98の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号98からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号98のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号98の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号98の最初の22のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta063)
「sta063」抗原は、「アウレオリシン(aureolysin)」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta063はSAOUHSC_02971であり、配列番号99のアミノ酸配列(GI:88196592)を有する。
有用なsta063抗原は、配列番号99を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号99と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号99の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta063タンパク質は、配列番号99の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号99からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号99のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号99の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号99の最初の16のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta064)
「sta064」抗原は、「リパーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta064はSAOUHSC_03006であり、配列番号100のアミノ酸配列(GI:88196625)を有する。Newman株において、これはnwmn_2569(GI:151222781)である。
有用なsta064抗原は、配列番号100を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号100と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号100の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta064タンパク質は、配列番号100の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号100からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号100のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号100の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号100の最初の34のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta065)
「sta065」抗原は、「1−ホスファチジルイノシトールホスホジエステラーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta065はSAOUHSC_00051であり、配列番号101のアミノ酸配列(GI:88193871)を有する。
有用なsta065抗原は、配列番号101を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号101と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号101の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta065タンパク質は、配列番号101の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号101からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号101のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号101の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号101の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta066)
「sta066」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta066はSAOUHSC_00172であり、配列番号102のアミノ酸配列(GI:88193982)を有する。
有用なsta066抗原は、配列番号102を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号102と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号102の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta066タンパク質は、配列番号102の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号102からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号102のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号102の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号102の最初の21のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta067)
「sta067」抗原は、「細菌細胞外溶質結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta067はSAOUHSC_00176であり、配列番号103のアミノ酸配列(GI:88193986)を有する。
有用なsta067抗原は、配列番号103を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号103と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号103の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta067タンパク質は、配列番号103の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号103からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号103のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号103の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号103の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta068)
「sta068」抗原は、「鉄パーミアーゼFTR1」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta068はSAOUHSC_00327であり、配列番号104のアミノ酸配列(GI:88194127)を有する。
有用なsta068抗原は、配列番号104を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号104と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号104の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta068タンパク質は、配列番号104の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号104からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号104のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号104の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号104の最後の20のC末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。配列番号104の最初の14のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta069)
「sta069」抗原は、「自己溶解素前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta069はSAOUHSC_00427であり、配列番号105のアミノ酸配列(GI:88194219)を有する。
有用なsta069抗原は、配列番号105を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号105と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号105の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta069タンパク質は、配列番号105の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号105からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号105のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号105の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号105の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta070)
「sta070」抗原は、「免疫原性分泌型前駆体様タンパク質(切断型)」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta070はSAOUHSC_00773であり、配列番号106のアミノ酸配列(GI:88194535)を有する。
有用なsta070抗原は、配列番号106を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号106と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号106の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta070タンパク質は、配列番号106の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号106からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号106のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号106の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号106の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta071)
「sta071」抗原は、「溶血素」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta071はSAOUHSC_00854であり、配列番号107のアミノ酸配列(GI:88194612)を有する。
有用なsta071抗原は、配列番号107を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号107と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号107の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta071タンパク質は、配列番号107の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号107からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号107のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号107の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号107の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta072)
「sta072」抗原は、「膜外タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta072はSAOUHSC_00872であり、配列番号108のアミノ酸配列(GI:88194629)を有する。
有用なsta072抗原は、配列番号108を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号108と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号108の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta072タンパク質は、配列番号108の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号108からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号108のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号108の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号108の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta073)
「sta073」抗原は、「二機能性自己溶解素前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta073はSAOUHSC_00994であり、配列番号109のアミノ酸配列(GI:88194750)を有する。Newman株において、これはnwmn_0922(GI:151221134)である。プロテオミクス分析により、このタンパク質は分泌されるかまたは表面に露出されることが明らかになっている。
有用なsta073抗原は、配列番号109を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号109と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号109の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta073タンパク質は、配列番号109の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号109からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号109のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号109の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号109の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
Sta073抗原は、Sta112と組み合わせて、組成物に有用に含めることができる[74]。
Sta073は、水酸化アルミニウムアジュバントに良好に吸着しないので、組成物に存在するSta073は、吸着されないか、または代替アジュバント、例えばリン酸アルミニウムに吸着されてよい。
(sta074)
「sta074」抗原は、「メチシリン耐性に必須の因子」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta074はSAOUHSC_01220であり、配列番号110のアミノ酸配列(GI:88194956)を有する。
有用なsta074抗原は、配列番号110を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号110と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号110の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta074タンパク質は、配列番号110の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号110からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号110のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号110の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta075)
「sta075」抗原は、「インスリジン;ペプチダーゼファミリーM16」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta075はSAOUHSC_01256であり、配列番号111のアミノ酸配列(GI:88194989)を有する。
有用なsta075抗原は、配列番号111を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号111と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号111の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta075タンパク質は、配列番号111の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号111からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号111のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号111の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta076)
「sta076」抗原は、「ヒドロラーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta076はSAOUHSC_01263であり、配列番号112のアミノ酸配列(GI:88194996)を有する。
有用なsta076抗原は、配列番号112を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号112と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号112の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta076タンパク質は、配列番号112の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号112からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号112のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号112の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号112の最初の24のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta077)
「sta077」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta077はSAOUHSC_01317であり、配列番号113のアミノ酸配列(GI:88195047)を有する。プロテオミクス分析により、このタンパク質は分泌されるかまたは表面に露出されることが明らかになっている。
有用なsta077抗原は、配列番号113を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号113と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号113の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta077タンパク質は、配列番号113の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号113からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号113のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号113の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号113の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta078)
「sta078」抗原は、「FtsK/SpoIIIEファミリータンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta078はSAOUHSC_01857であり、配列番号114のアミノ酸配列(GI:88195555)を有する。
有用なsta078抗原は、配列番号114を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号114と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号114の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta078タンパク質は、配列番号114の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号114からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号114のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号114の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta079)
「sta079」抗原は、「セリンプロテアーゼSplF」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta079はSAOUHSC_01935であり、配列番号115のアミノ酸配列(GI:88195630)を有する。
有用なsta079抗原は、配列番号115を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号115と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号115の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta079タンパク質は、配列番号115の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号115からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号115のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号115の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号115の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta080)
「sta080」抗原は、「セリンプロテアーゼSplE」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta080はSAOUHSC_01936であり、配列番号116のアミノ酸配列(GI:88195631)を有する。
有用なsta080抗原は、配列番号116を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号116と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号116の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta080タンパク質は、配列番号116の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号116からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号116のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号116の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号116の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta081)
「sta081」抗原は、「セリンプロテアーゼSplD(EC:3.4.21.19)」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta081はSAOUHSC_01938であり、配列番号170のアミノ酸配列(GI:88195633)を有する。
有用なsta081抗原は、配列番号170を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号170と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号170の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta081タンパク質は、配列番号170の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号170からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号170のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号170の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号170の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta082)
「sta082」抗原は、「セリンプロテアーゼSplC」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta082はSAOUHSC_01939であり、配列番号117のアミノ酸配列(GI:88195634)を有する。
有用なsta082抗原は、配列番号117を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号117と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号117の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta082タンパク質は、配列番号117の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号117からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号117のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号117の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号117の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta083)
「sta083」抗原は、「セリンプロテアーゼSplB」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta083はSAOUHSC_01941であり、配列番号118のアミノ酸配列(GI:88195635)を有する。
有用なsta083抗原は、配列番号118を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号118と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号118の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta083タンパク質は、配列番号118の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号118からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号118のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号118の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号118の最初の36のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta084)
「sta084」抗原は、「セリンプロテアーゼSplA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta084はSAOUHSC_01942であり、配列番号119のアミノ酸配列(GI:88195636)を有する。
有用なsta084抗原は、配列番号119を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号119と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号119の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta084タンパク質は、配列番号119の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号119からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号119のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号119の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号119の最初の35のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta085)
「sta085」抗原は、「スタフィロキナーゼ前駆体」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta085はSAOUHSC_02171であり、配列番号120のアミノ酸配列(GI:88195848)を有する。
有用なsta085抗原は、配列番号120を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号120と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号120の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta085タンパク質は、配列番号120の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号120からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号120のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号120の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号120の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta086)
「sta086」抗原は、「OxaA様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta086はSAOUHSC_02327であり、配列番号121のアミノ酸配列(GI:88195993)を有する。
有用なsta086抗原は、配列番号121を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号121と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号121の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta086タンパク質は、配列番号121の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号121からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号121のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号121の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号121の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta087)
「sta087」抗原は、「テイコプラニン耐性タンパク質TcaA」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta087はSAOUHSC_02635であり、配列番号122のアミノ酸配列(GI:88196276)を有する。
有用なsta087抗原は、配列番号122を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号122と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号122の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta087タンパク質は、配列番号122の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号122からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号122のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号122の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta088)
「sta088」抗原は、「エステラーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta088はSAOUHSC_02844であり、配列番号123のアミノ酸配列(GI:88196477)を有する。
有用なsta088抗原は、配列番号123を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号123と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号123の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta088タンパク質は、配列番号123の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号123からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号123のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号123の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号123の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta089)
「sta089」抗原は、「LysMドメインタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta089はSAOUHSC_02855であり、配列番号124のアミノ酸配列(GI:88196486)を有する。
有用なsta089抗原は、配列番号124を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号124と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号124の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta089タンパク質は、配列番号124の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号124からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号124のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号124の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号124の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta090)
「sta090」抗原は、「LysMドメインタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta090はSAOUHSC_02883であり、配列番号125のアミノ酸配列(GI:88196512)を有する。
有用なsta090抗原は、配列番号125を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号125と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号125の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta090タンパク質は、配列番号125の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号125からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号125のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号125の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号125の最初の26のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta091)
「sta091」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta091はSAOUHSC_00685であり、配列番号126のアミノ酸配列(GI:88194450)を有する。
有用なsta091抗原は、配列番号126を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号126と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号126の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta091タンパク質は、配列番号126の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号126からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号126のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号126の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号126の最初の15のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta092)
「sta092」抗原は、「M23/M37ペプチダーゼドメインタンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta092はSAOUHSC_00174であり、配列番号127のアミノ酸配列(GI:88193984)を有する。
有用なsta092抗原は、配列番号127を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号127と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号127の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta092タンパク質は、配列番号127の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号127からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号127のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号127の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号127の最初の25のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta093)
「sta093」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta093はSAOUHSC_01854であり、配列番号128のアミノ酸配列(GI:88195552)を有する。
有用なsta093抗原は、配列番号128を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号128と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号128の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta093タンパク質は、配列番号128の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号128からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号128のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号128の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta094)
「sta094」抗原は、「タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta094はSAOUHSC_01512であり、配列番号129のアミノ酸配列(GI:88195226)を有する。
有用なsta094抗原は、配列番号129を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号129と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号129の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta094タンパク質は、配列番号129の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号129からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号129のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号129の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号129の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta095)
「sta095」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta095はSAOUHSC_00383であり、配列番号130のアミノ酸配列(GI:88194180)を有する。Newman株において、これはnwmn_0388(GI:151220600)である。
有用なsta095抗原は、配列番号130を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号130と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号130の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta095タンパク質は、配列番号130の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号130からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号130のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号130の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号130の最初の32のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta096)
「sta096」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta096はSAOUHSC_00384であり、配列番号131のアミノ酸配列(GI:88194181)を有する。
有用なsta096抗原は、配列番号131を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号131と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号131の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta096タンパク質は、配列番号131の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号131からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号131のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号131の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号131の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta097)
「sta097」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta097はSAOUHSC_00386であり、配列番号132のアミノ酸配列(GI:88194182)を有する。
有用なsta097抗原は、配列番号132を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号132と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号132の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta097タンパク質は、配列番号132の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号132からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号132のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号132の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号132の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta098)
「sta098」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta098はSAOUHSC_00389であり、配列番号133のアミノ酸配列(GI:88194184)を有する。Newman株において、これはnwmn_0391(GI:151220603)である。
有用なsta098抗原は、配列番号133を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号133と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号133の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta098タンパク質は、配列番号133の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号133からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号133のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号133の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号133の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta099)
「sta099」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質5」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta099はSAOUHSC_00390であり、配列番号134のアミノ酸配列(GI:88194185)を有する。
有用なsta099抗原は、配列番号134を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号134と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号134の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta099タンパク質は、配列番号134の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号134からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号134のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号134の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号134の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta100)
「sta100」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta100はSAOUHSC_00391であり、配列番号135のアミノ酸配列(GI:88194186)を有する。
有用なsta100抗原は、配列番号135を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号135と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号135の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta100タンパク質は、配列番号135の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号135からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号135のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号135の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号135の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta101)
「sta101」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質7」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta101はSAOUHSC_00392であり、配列番号136のアミノ酸配列(GI:88194187)を有する。Newman株において、これはnwmn_0394(GI:151220606)である。
有用なsta101抗原は、配列番号136を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号136と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号136の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta101タンパク質は、配列番号136の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号136からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号136のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号136の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号136の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta102)
「sta102」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta102はSAOUHSC_00393であり、配列番号137のアミノ酸配列(GI:88194188)を有する。
有用なsta102抗原は、配列番号137を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号137と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号137の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta102タンパク質は、配列番号137の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号137からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号137のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号137の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号137の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta103)
「sta103」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta103はSAOUHSC_00394であり、配列番号138のアミノ酸配列(GI:88194189)を有する。
有用なsta103抗原は、配列番号138を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号138と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号138の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta103タンパク質は、配列番号138の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号138からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号138のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号138の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号138の最初の23のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta104)
「sta104」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta104はSAOUHSC_00395であり、配列番号139のアミノ酸配列(GI:88194190)を有する。
有用なsta104抗原は、配列番号139を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号139と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号139の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta104タンパク質は、配列番号139の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号139からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号139のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号139の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta105)
「sta105」抗原は、「スーパー抗原様タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta105はSAOUHSC_00399であり、配列番号140のアミノ酸配列(GI:88194194)を有する。Newman株において、これはnwmn_0400(GI:151220612)である。
有用なsta105抗原は、配列番号140を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号140と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号140の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta105タンパク質は、配列番号140の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号140からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号140のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号140の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号140の最初の30のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta106)
「sta106」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta106はSAOUHSC_01115であり、配列番号141のアミノ酸配列(GI:88194861)を有する。
有用なsta106抗原は、配列番号141を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号141と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号141の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta106タンパク質は、配列番号141の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号141からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号141のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号141の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号141の最初の16のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta107)
「sta107」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta107はSAOUHSC_00354であり、配列番号177のアミノ酸配列(GI:88194153)を有する。
有用なsta107抗原は、配列番号177を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号177と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号177の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta107タンパク質は、配列番号177の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号177からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号177のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号177の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号177の最初の35のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta108)
「sta108」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta108はSAOUHSC_00717であり、配列番号178のアミノ酸配列(GI:88194482)を有する。
有用なsta108抗原は、配列番号178を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号178と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号178の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta108タンパク質は、配列番号178の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号178からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号178のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号178の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号178の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta109)
「sta109」抗原は、「N−アセチルムラモイル−L−アラニンアミダーゼ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta109はSAOUHSC_02979であり、配列番号179のアミノ酸配列(GI:88196599)を有する。
有用なsta109抗原は、配列番号179を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号179と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号179の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta109タンパク質は、配列番号179の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号179からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号179のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号179の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号179の最初の27のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta110)
「sta110」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta110はSAOUHSC_01039であり、配列番号180のアミノ酸配列(GI:88194791)を有する。
有用なsta110抗原は、配列番号180を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号180と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号180の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta110タンパク質は、配列番号180の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号180からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号180のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号180の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号180の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta111)
「sta111」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta111はSAOUHSC_01005であり、配列番号181のアミノ酸配列(GI:88194760)を有する。
有用なsta111抗原は、配列番号181を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号181と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号181の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta111タンパク質は、配列番号181の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号181からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号181のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号181の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号181の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta112)
「sta112」抗原は、推定「ABCトランスポーター、基質結合タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta112はSAOUHSC_00634であり、配列番号182のアミノ酸配列(GI:88194402)を有する。
有用なsta112抗原は、配列番号182を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号182と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号182の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta112タンパク質は、配列番号182の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号182からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号182のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号182の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号182の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
Sta112抗原は、Sta073と組み合わせて、組成物に有用に含めることができる[74]。
(sta113)
「sta113」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta113はSAOUHSC_00728であり、配列番号183のアミノ酸配列(GI:88194493)を有する。
有用なsta113抗原は、配列番号183を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号183と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号183の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta113タンパク質は、配列番号183の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号183からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号183のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号183の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号183の最初の173のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta114)
「sta114」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta114はSAOUHSC_00810であり、配列番号184のアミノ酸配列(GI:88194570)を有する。
有用なsta114抗原は、配列番号184を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号184と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号184の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta114タンパク質は、配列番号184の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号184からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号184のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号184の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta115)
「sta115」抗原は、「仮想タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta115はSAOUHSC_00817であり、配列番号185のアミノ酸配列(GI:88194576)を有する。
有用なsta115抗原は、配列番号185を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号185と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号185の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta115タンパク質は、配列番号185の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号185からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号185のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号185の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号185の最初の18のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta116)
「sta116」抗原は、「ホルミルペプチド受容体様1阻害タンパク質」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta116はSAOUHSC_01112であり、配列番号186のアミノ酸配列(GI:88194858)を有する。
有用なsta116抗原は、配列番号186を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号186と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号186の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta116タンパク質は、配列番号186の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号186からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号186のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号186の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号186の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta117)
「sta117」抗原は、「切断型ベータ溶血素」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta117はSAOUHSC_02240であり、配列番号187のアミノ酸配列(GI:88195913)を有する。
有用なsta117抗原は、配列番号187を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号187と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号187の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta117タンパク質は、配列番号187の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号187からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号187のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号187の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta118)
「sta118」抗原は、「細胞分裂タンパク質FtsZ」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta118はSAOUHSC_01150であり、配列番号188のアミノ酸配列(GI:88194892)を有する。
有用なsta118抗原は、配列番号188を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号188と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号188の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta118タンパク質は、配列番号188の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号188からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号188のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号188の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta119)
「sta119」抗原は、「チオレドキシン」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta119はSAOUHSC_01100であり、配列番号200のアミノ酸配列(GI:88194846)を有する。
有用なsta119抗原は、配列番号200を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号200と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号200の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta119タンパク質は、配列番号200の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号200からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号200のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号200の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(sta120)
「sta120」抗原は、「アルキルヒドロペルオキシド還元酵素サブユニットC」としてアノテートされている。NCTC8325株において、sta120はSAOUHSC_00365であり、配列番号201のアミノ酸配列(GI:88194163)を有する。
有用なsta120抗原は、配列番号201を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号201と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号201の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのsta120タンパク質は、配列番号201の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号201からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号201のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号201の少なくとも1つのエピトープを保持している。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_6)
「NW_6」抗原は、「分泌フォン・ビルブラント因子結合タンパク質前駆体」としてアノテートされている。Newman株において、NW_6はNWMN_0757であり、配列番号142のアミノ酸配列(GI:151220969)を有する。
有用なNW_6抗原は、配列番号142を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号142と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号142の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_6タンパク質は、配列番号142の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号142からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号142のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号142の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号142の最初の13のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_9)
「NW_9」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。Newman株において、NW_9はNWMN_0958であり、配列番号143のアミノ酸配列(GI:151221170)を有する。
有用なNW_9抗原は、配列番号143を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号143と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号143の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_9タンパク質は、配列番号143の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号143からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号143のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号143の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号143の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_10)
「NW_10」抗原は、「フィブリノゲン結合関連タンパク質」としてアノテートされている。Newman株において、NW_10はNWMN_1066であり、配列番号144のアミノ酸配列(GI:151221278)を有する。
有用なNW_10抗原は、配列番号144を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号144と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号144の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_10タンパク質は、配列番号144の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号144からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号144のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号144の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号144の最初の20のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_7)
「NW_7」抗原は、「ブドウ球菌補体インヒビターSCIN」としてアノテートされている。Newman株において、NW_7はNWMN_1876であり、配列番号145のアミノ酸配列(GI:151222088)を有する。
有用なNW_7抗原は、配列番号145を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号145と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号145の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_7タンパク質は、配列番号145の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号145からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号145のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号145の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号145の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_8)
「NW_8」抗原は、「走化性阻害タンパク質CHIPS」としてアノテートされている。Newman株において、NW_8はNWMN_1877であり、配列番号146のアミノ酸配列(GI:151222089)を有する。
有用なNW_8抗原は、配列番号146を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号146と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号146の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_8タンパク質は、配列番号146の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号146からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号146のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号146の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号146の最初の19のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_2)
「NW_2」抗原は、「エンテロトキシンA型前駆体」としてアノテートされている。Newman株において、NW_2はNWMN_1883であり、配列番号147のアミノ酸配列(GI:151222095)を有する。
有用なNW_2抗原は、配列番号147を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号147と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号147の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_2タンパク質は、配列番号147の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号147からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号147のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号147の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号147の最初の16のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_1)
「NW_1」抗原は、「リポタンパク質」としてアノテートされている。Newman株において、NW_1はNWMN_1924であり、配列番号148のアミノ酸配列(GI:151222136)を有する。
有用なNW_1抗原は、配列番号148を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号148と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号148の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_1タンパク質は、配列番号148の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号148からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号148のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号148の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号148の最初の17のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(NW_5)
「NW_5」抗原は、「細胞壁表面アンカーファミリータンパク質」としてアノテートされている。Newman株において、NW_5はNWMN_2392であり、配列番号149のアミノ酸配列(GI:151222604)を有する。
有用なNW_5抗原は、配列番号149を認識する抗体を(例えばヒトに投与した場合に)惹起でき、かつ/または(a)配列番号149と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号149の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含み得る。これらのNW_5タンパク質は、配列番号149の改変体を含む。(b)の好ましい断片は、配列番号149からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号149のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号149の少なくとも1つのエピトープを保持している。配列番号149の最初の52のN末端アミノ酸は、有用に取り除くことができる。その他の断片は、1または複数のタンパク質ドメインが取り除かれている。
(ハイブリッドポリペプチド)
本発明で用いられる抗原は、個別のポリペプチドとして組成物に存在してよい。1より多い抗原を用いる場合、しかし、これらは、分離したポリペプチドである必要はない。代わりに、少なくとも2(例えば2、3、4、5以上)の抗原は、単一ポリペプチド鎖として発現され得る(「ハイブリッド」ポリペプチド)。ハイブリッドポリペプチドは、2つの主な利点を提供する。第1に、それ自体では不安定または発現が乏しいことがあるポリペプチドが、この問題を克服する適切なハイブリッドパートナーを付加することにより援助され得る。第2に、商業的な製造は、ともに抗原的に有用な2つのポリペプチドを生成するために1回の発現および精製だけを用いることを必要とするように単純化される。
ハイブリッドポリペプチドは、第1抗原群からの2以上のポリペプチド配列を含んでよい。ハイブリッドポリペプチドは、第1抗原群からの1または複数のポリペプチド配列と、第2抗原群からの1または複数のポリペプチド配列とを含んでよい。さらに、ハイブリッドポリペプチドは、上に列挙した抗原のそれぞれからの2以上のポリペプチド配列、または配列が株間で部分的に変動している場合は同じ抗原の2以上の改変体を含んでよい。
2、3、4、5、6、7、8、9または10の抗原からのアミノ酸配列からなるハイブリッドが有用である。特に、2または3の抗原のような2、3、4または5の抗原からのアミノ酸配列からなるハイブリッドが好ましい。
異なるハイブリッドポリペプチドを、単一処方物中で一緒に混合してよい。ハイブリッドは、第1、第2または第3抗原群から選択される非ハイブリッド抗原と組み合わせてよい。このような組み合わせのうち、抗原は、1より多いハイブリッドポリペプチド中におよび/または非ハイブリッドポリペプチドとして存在してよい。しかし、抗原が、ハイブリッドまたは非ハイブリッドのいずれかとして存在し、これらの両方として存在するのではないことが好ましい。
ハイブリッドポリペプチドは、上記のような結合体または非S.aureus抗原と組み合わせることもできる。
ハイブリッドポリペプチドは、式NH2−A−{−X−L−}n−B−COOH(式中、Xは、上で論じたように、S.aureus抗原のアミノ酸配列であり、Lは、任意選択のリンカーアミノ酸配列であり、Aは、任意選択のN末端アミノ酸配列であり、Bは、任意選択のC末端アミノ酸配列であり、nは、2以上の整数である(例えば2、3、4、5、6など))で表すことができる。通常、nは、2または3である。
−X−部分が、その野生型形においてリーダーペプチド配列を有する場合、これは、ハイブリッドタンパク質に含めても、またはハイブリッドタンパク質から省いてよい。いくつかの実施形態において、リーダーペプチドは、ハイブリッドタンパク質のN末端にある−X−部分のもの以外は削除され、すなわち、X1のリーダーペプチドが保持されるが、X2・・・Xnのリーダーペプチドは省かれる。このことは、全てのリーダーペプチドを削除し、X1のリーダーペプチドを−A−部分として用いることと等しい。
{−X−L−}の各nの場合について、リンカーアミノ酸配列−L−は、存在しても、または存在しなくてもよい。例えば、n=2である場合、ハイブリッドは、NH2−X1−L1−X2−L2−COOH、NH2−X1−X2−COOH、NH2−X1−L1−X2−COOH、NH2−X1−X2−L2−COOHなどであってよい。リンカーアミノ酸配列(複数可)−L−は、典型的には短い(例えば20以下のアミノ酸、すなわち20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1)。例としては、クローニングを容易にする短いペプチド配列、ポリグリシンリンカー(すなわちGlyn(n=2、3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多い)を含む)およびヒスチジンタグ(すなわちHisn(n=3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多い))が含まれる。その他の適切なリンカーアミノ酸配列は、当業者に明らかである。有用なリンカーは、GSGGGG(配列番号171)またはGSGSGGGG(配列番号172)であり、Gly−SerジペプチドがBamHI制限部位(または、配列番号230のテトラペプチドを形成するための2つのBamHI制限部位)から形成されるので、クローニングおよび操作の助けとなり、(Gly)4テトラペプチド(配列番号227)が、典型的なポリグリシンリンカーである。特に最後のLnとして用いるためのその他の適切なリンカーは、ASGGGS(例えば配列番号174によりコードされる配列番号173)またはLeu−Gluジペプチドである。
−A−は、任意選択のN末端アミノ酸配列である。これは、典型的には短い(例えば40以下のアミノ酸、すなわち40、39、38、37、36、35、34、33、32、31、30、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1)。例としては、タンパク質輸送を駆動するリーダー配列、またはクローニングもしくは精製を容易にする短いペプチド配列(例えばヒスチジンタグ、すなわちHisn(n=3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多い))が含まれる。その他の適切なN末端アミノ酸配列は、当業者に明らかである。X1がそれ自体のN末端メチオニンを欠失している場合、−A−は、N末端メチオニン、例えばMet−Ala−Ser、または単一Met残基を提供するオリゴペプチド(例えば、1、2、3、4、5、6、7または8アミノ酸を有する)であることが好ましい。
−B−は、任意選択のC末端アミノ酸配列である。これは、典型的には短い(例えば40以下のアミノ酸、すなわち39、38、37、36、35、34、33、32、31、30、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15、14、13、12、11、10、9、8、7、6、5、4、3、2、1)。例としては、タンパク質輸送を駆動する配列、クローニングもしくは精製を容易にする短いペプチド配列(例えばヒスチジンタグ、すなわちHisn(n=3、4、5、6、7、8、9、10またはそれより多い)を含む、例えば配列番号226)、またはタンパク質安定性を増進する配列が含まれる。その他の適切なC末端アミノ酸配列は、当業者に明らかである。
本発明のあるハイブリッドポリペプチドは、EsxA抗原およびEsxB抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号151(「EsxAB」;配列番号169によりコードされる)および152(「EsxBA」)は、このようなハイブリッドの例であり、これらはともにヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を有する。別の「EsxAB」ハイブリッドは、配列番号241を含み、これは、N末端メチオニンと共に提供され得る(例えば配列番号250)。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、SdrD抗原およびSdrE抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号168(「SdrED」)は、ヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を有するこのようなハイブリッドの例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、ClfB抗原およびSdrD抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号202(「ClfB−SdrD」)は、ヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を有するこのようなハイブリッドの例である。配列番号203(「SdrD−ClfB」)は、ヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を有するこのようなハイブリッドの別の例である。配列番号211(「ClfB−N3−sdrD−N3」)は、ClfBのN3断片およびSdrDのN3断片がヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)により接合されているこのようなハイブリッドの別の例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、IsdA抗原およびEsxA抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号204(「IsdA−EsxA」)は、ヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を有するこのようなハイブリッドの例である。配列番号209(「isdA40−184−esxA」)は、IsdA40−184がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxAに接合されているこのようなハイブリッドの別の例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、IsdA抗原およびsta006抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号221(「isdA40−184−sta006」)は、IsdA40−184がヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を介してSta006に接合されているこのようなハイブリッドの例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、Hla抗原およびsta006抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号222(「HlaH35L−sta006」)は、HlaのH35L変異体がヘキサペプチドリンカーASGGGS(配列番号173)を介してSta006に接合されているこのようなハイブリッドの例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、Hla抗原およびEmp抗原をともに含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号205(「HlaH35L−Emp」)は、H35L変異体HlaがリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEmpに接合されているこのようなハイブリッドの例である。配列番号206(「Hla27−76−Emp」)は、Hla断片がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEmpに接合されているこのようなハイブリッドの別の例である。配列番号207は、配列番号206のH35L変異体である。配列番号208(「HlaPSGS−Emp」)は、Hla変異体がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEmpに接合されているこのようなハイブリッドの別の例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、IsdA抗原とEsxA抗原とEsxB抗原を含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号210(「isdA40−184−esxAB」)は、IsdA40−184がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxABに接合されているこのような3重ハイブリッドの例である。EsxABは、既に同じリンカーを含むので、配列番号210は、2つのこれらのリンカーを含む。配列番号212(「IsdA−esxAB」)は、IsdAがリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxABに接合されているこのような3重ハイブリッドの別の例である。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、Hla抗原とEsxA抗原とEsxB抗原を含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号220(「HlaH35L−esxAB」)は、HlaのH35L変異体がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxABに接合されているこのような3重ハイブリッドの例である。EsxABは、既に同じリンカーを含むので、配列番号220は、2つのこれらのリンカーを含む。Hla抗原とEsxA抗原とEsxB抗原を含むハイブリッドポリペプチドの別の例は、HlaのH35L変異体がリンカーAPTARG(配列番号239)を介してEsxAに接合されて、そのN末端が置き換えられ、次いで、リンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxBに接合されて、そのN末端が置き換えられている配列番号237(実施例で用いる「HlaH35L−esxAB」)である。このハイブリッドは、配列番号240のような適切なN末端配列と共に提供されることができる。
本発明の別のハイブリッドポリペプチドは、sta006抗原とEsxA抗原とEsxB抗原を含んでよい。これらは、N末端からC末端に向かっていずれの順序でもよい。配列番号223(「sta006−esxAB」)は、sta006がリンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxABに接合されているこのような3重ハイブリッドの例である。EsxABは、既に同じリンカーを含むので、配列番号223は、2つのこれらのリンカーを含む。sta006抗原とEsxA抗原とEsxB抗原を含むハイブリッドポリペプチドの別の例は、sta006がリンカーAPTARG(配列番号239)を介してEsxAに接合されて、そのN末端が置き換えられ、次いで、リンカーASGGGS(配列番号173)を介してEsxBに接合されて、そのN末端が置き換えられている配列番号238(実施例で用いる「sta006−esxAB」)である。このハイブリッドは、配列番号240のような適切なN末端配列と共に提供されることができる。
有用には、これらのハイブリッドポリペプチドは、ハイブリッド中にある野生型ブドウ球菌タンパク質(例えば配列表に示すような)のそれぞれを認識する、例えば、野生型EsxAと野生型EsxBをともに認識するか、または野生型SdrDと野生型SdrEをともに認識するか、または野生型SdrDと野生型ClfBをともに認識するか、または野生型IsdAと野生型EsxAをともに認識するか、または野生型IsdAと野生型sta006をともに認識するか、または野生型Hlaと野生型sta006をともに認識するか、または野生型Hlaと野生型Empをともに認識するか、または野生型IsdAと野生型EsxAと野生型EsxBを認識するか、または野生型Hlaと野生型EsxAと野生型EsxBを認識するか、または野生型sta006と野生型EsxAと野生型EsxBを認識する抗体(例えばヒトに投与した場合に)を惹起できる。
(本発明で用いるポリペプチド)
本発明で用いるポリペプチドは、種々の形態をとることができる(例えば天然、融合、グリコシル化、非グリコシル化、脂質付加、非脂質付加、リン酸化、非リン酸化、ミリストイル化、非ミリストイル化、モノマー、マルチマー、粒子状、変性など)。
本発明で用いるポリペプチドは、種々の手段で調製できる(例えば組換え発現、細胞培養物からの精製、化学合成など)。組換え発現されたタンパク質が、特にハイブリッドポリペプチドについて好ましい。
本発明で用いるポリペプチドは、精製または実質的に精製された形態、すなわちその他のポリペプチドを実質的に含まない(例えば天然に存在するポリペプチドを含まない)形態、特にその他のブドウ球菌ポリペプチドまたは宿主細胞ポリペプチドを実質的に含まない形態で提供されることが好ましく、一般的に、少なくとも約50%純粋(重量)、通常少なくとも約90%純粋であり、すなわち組成物の約50%未満、より好ましくは約10%未満(例えば5%)が、その他の発現されたポリペプチドで構成される。よって、組成物中の抗原は、分子が発現される生体全体から分離される。
本発明で用いるポリペプチドは、好ましくは、ブドウ球菌ポリペプチドである。
「ポリペプチド」との用語は、任意の長さのアミノ酸ポリマーのことをいう。ポリマーは、直鎖状または分岐状であってよく、これは、改変アミノ酸を含んでよく、これは、非アミノ酸により中断されてよい。この用語は、天然で改変されたか、または介在、例えば、ジスルフィド結合形成、グリコシル化、脂質付加、アセチル化、リン酸化または標識成分との結合体化のような任意のその他の操作もしくは改変により改変されたアミノ酸ポリマーも包含する。例えば、アミノ酸の1または複数の類似体(例えば非天然アミノ酸などを含む)および当該技術分野において公知のその他の改変を含有するポリペプチドも含まれる。ポリペプチドは、単一鎖または会合した鎖として生じることができる。
本発明は、配列−P−Q−または−Q−P−(ここで、−P−は、上記で規定されるアミノ酸配列であり、−Q−は、上記で規定される配列でない)を含むポリペプチドを提供し、すなわち本発明は、融合タンパク質を提供する。−P−のN末端コドンがATGではなく、このコドンがポリペプチドのN末端に存在しない場合、これは、Metとしてではなくそのコドンについての標準的なアミノ酸として翻訳される。このコドンがポリペプチドのN末端にある場合、しかし、これはMetとして翻訳される。−Q−部分の例は、それらに限定されないが、ヒスチジンタグ(すなわちHisn(ここで、n=3、4、5、6、7、8、9、10以上))、マルトース結合タンパク質、またはグルタチオン−S−トランスフェラーゼ(GST)を含む。
本発明は、本発明の核酸で形質転換された宿主細胞を、ポリペプチド発現を誘導する条件下で培養するステップを含む、本発明のポリペプチドを生成するプロセスも提供する。
本発明のポリペプチドの発現はStaphylococcusにおいて生じ得るが、本発明は、発現のための異種宿主を通常用いる(組換え発現)。異種宿主は、原核生物(例えば細菌)または真核生物であり得る。これは、E.coliであってよいが、その他の適切な宿主は、Bacillus subtilis、Vibrio cholerae、Salmonella typhi、Salmonella typhimurium、Neisseria lactamica、Neisseria cinerea、Mycobacteria(例えばM.tuberculosis)、酵母などを含む。本発明のポリペプチドをコードする野生型S.aureus遺伝子と比較して、コドンを変更して、コードされたアミノ酸に影響することなくこのような宿主における発現効率を最適化することが役に立つ。
本発明は、ポリペプチドの少なくとも一部分を化学的手段により合成するステップを含む、本発明のポリペプチドを生成するプロセスを提供する。
(核酸)
本発明は、本発明のポリペプチドおよびハイブリッドポリペプチドをコードする核酸も提供する。本発明は、本発明の1または複数のポリペプチドまたはハイブリッドポリペプチドをコードするヌクレオチド配列を含む核酸も提供する。
本発明は、このようなヌクレオチド配列と配列同一性を有するヌクレオチド配列を含む核酸も提供する。配列間の同一性は、好ましくは、上記のようなSmith−Waterman相同性検索アルゴリズムにより決定される。このような核酸は、同じアミノ酸をコードするように代替コドンを用いるものを含む。
本発明は、これらの核酸とハイブリダイズできる核酸も提供する。ハイブリダイゼーション反応は、異なる「ストリンジェンシー」の条件下で行うことができる。ハイブリダイゼーション反応のストリンジェンシーを増加させる条件は、当該技術分野において広く公知であり、発表されている(例えば参考文献276の第7.52頁)。適当な条件の例は(ストリンジェンシーを増加させる順に)、25℃、37℃、50℃、55℃および68℃のインキュベーション温度;10×SSC、6×SSC、1×SSC、0.1×SSCの緩衝液濃度(ここで、SSCは0.15M NaClおよび15mMクエン酸緩衝液である)およびその他の緩衝液系を用いるそれらの等価物;0%、25%、50%および75%のホルムアミド濃度;5分〜24時間のインキュベーション時間;1、2回以上の洗浄ステップ;1、2または15分の洗浄インキュベーション時間;ならびに6×SSC、1×SSC、0.1×SSCまたは脱イオン水の洗浄溶液を含む。ハイブリダイゼーション法およびそれらの最適化は、当該技術分野において周知である(例えば参考文献75、76、276、278などを参照されたい)。
いくつかの実施形態において、本発明の核酸は、低ストリンジェンシー条件下で標的とハイブリダイズする。その他の実施形態において、これは、中程度のストリンジェンシー条件下でハイブリダイズする。好ましい実施形態において、これは、高ストリンジェンシー条件下でハイブリダイズする。低ストリンジェンシーハイブリダイゼーション条件の例示的なセットは、50℃および10×SSCである。中程度のストリンジェンシーハイブリダイゼーション条件の例示的なセットは、55℃および1×SSCである。高ストリンジェンシーハイブリダイゼーション条件の例示的なセットは、68℃および0.1×SSCである。
本発明は、これらの配列に相補的な配列を含む核酸を含む(例えばアンチセンスもしくはプローブのため、またはプライマーとして用いるため)。
本発明の核酸は、ハイブリダイゼーション反応(例えばノザンもしくはサザンブロット、または核酸マイクロアレイもしくは「遺伝子チップ」において)および増幅反応(例えばPCR、SDA、SSSR、LCR、TMA、NASBAなど)およびその他の核酸技術において用いることができる。
本発明による核酸は、種々の形態をとることができる(例えば1本鎖、2本鎖、ベクター、プライマー、プローブ、標識されたなど)。本発明の核酸は、環状または分岐状であってよいが、一般的に直鎖状である。そうでないと明記しない限り、またはそうでないことが要求されない限り、核酸を利用する本発明の任意の実施形態は、2本鎖の形態と、2本鎖の形態を構成する2つの相補的1本鎖の形態のそれぞれとの両方を利用し得る。プライマーおよびプローブは、アンチセンス核酸と同様に、一般的に1本鎖である。
本発明の核酸は、精製または実質的に精製された形態、すなわちその他の核酸を実質的に含まない形態(例えば天然に存在する核酸を含まない)、特にその他のブドウ球菌の核酸または宿主細胞の核酸を実質的に含まない形態で提供されることが好ましく、一般的に、少なくとも約50%純粋(重量)、通常少なくとも約90%純粋である。本発明の核酸は、好ましくは、ブドウ球菌の核酸である。
本発明の核酸は、例えば全体的もしくは部分的化学合成(例えばDNAのホスホラミダイト合成)によって、ヌクレアーゼ(例えば制限酵素)を用いてより長い核酸を消化することによって、ゲノムもしくはcDNAライブラリーからのより短い核酸もしくはヌクレオチドを(例えばリガーゼまたはポリメラーゼを用いて)接合することによって、などの多くの方法により調製し得る。
本発明の核酸は、固体支持体(例えばビーズ、プレート、フィルタ、フィルム、スライド、マイクロアレイ支持体、樹脂など)に付着してよい。本発明の核酸は、例えば放射活性もしくは蛍光標識またはビオチン標識で標識されてよい。このことは、検出法において核酸を用いる場合、例えば核酸がプライマーであるかまたはプローブとしてである場合は特に有用である。
「核酸」との用語は、一般的に、デオキシリボヌクレオチド、リボヌクレオチドおよび/またはそれらの類似体を含む任意の長さのヌクレオチドのポリマーの形態の意味を含む。これは、DNA、RNA、DNA/RNAハイブリッドを含む。これは、改変骨格(例えばペプチド核酸(PNA)またはホスホロチオエート)または改変塩基を含有するもののようなDNAまたはRNA類似体も含む。よって、本発明は、mRNA、tRNA、rRNA、リボザイム、DNA、cDNA、組換え核酸、分岐核酸、プラスミド、ベクター、プローブ、プライマーなどを含む。本発明の核酸がRNAの形態をとる場合、これは、5’キャップを有しても有さなくてもよい。
本発明の核酸は、ベクターの一部分、すなわち1または複数の型の細胞の形質導入/トランスフェクションのために設計された核酸構築物の一部分であってよい。ベクターは、例えば挿入ヌクレオチドの単離、増幅(propagation)および複製のために設計された「クローニングベクター」、宿主細胞中のヌクレオチド配列の発現のために設計された「発現ベクター」、組換えウイルスもしくはウイルス様粒子の生成をもたらすために設計された「ウイルスベクター」または1より多い型のベクターの属性を含む「シャトルベクター」であり得る。好ましいベクターは、プラスミドである。「宿主細胞」は、外来核酸を受容できるかまたは受容した個別の細胞または細胞培養物を含む。宿主細胞は、単一宿主細胞の子孫を含み、子孫は、天然の、偶然のまたは故意の変異および/または変更のために元の親の細胞と完全に同一(形態的にまたは全体のDNA相補体において)である必要はない。宿主細胞は、本発明の核酸にインビボもしくはインビトロにてトランスフェクトまたは感染した細胞を含む。
核酸がDNAである場合、RNA配列中の「U」がDNAにおいて「T」に置き換わることが認識される。同様に、核酸がRNAである場合、DNA配列中の「T」は、RNAにおいて「U」に置き換わることが認識されている。
核酸に関連して用いる場合の「相補体」または「相補」との用語は、ワトソン−クリック塩基対形成のことをいう。つまり、Cの相補体はGであり、Gの相補体はCであり、Aの相補体はT(またはU)であり、T(またはU)の相補体はAである。I(プリンイノシン)のような塩基を用いて、例えばピリミジン(CまたはT)を相補することも可能である。
本発明の核酸は、例えば、ポリペプチドを生成するため;生体試料中の核酸の検出のためのハイブリダイゼーションプローブとして;核酸のさらなるコピーを作製するため;リボザイムもしくはアンチセンスオリゴヌクレオチドを作製するため;1本鎖DNAプライマーもしくはプローブとして;または3重鎖形成オリゴヌクレオチドとして用いることができる。
本発明は、核酸が、部分的または全体的に化学的手段を用いて合成される、本発明の核酸を生成するプロセスを提供する。
本発明は、本発明のヌクレオチド配列を含むベクター(例えばクローニングまたは発現ベクター)およびこのようなベクターで形質転換された宿主細胞を提供する。
本発明による核酸増幅は、定量的および/またはリアルタイムであってよい。
本発明のあるいくつかの実施形態について、核酸は、好ましくは、少なくとも7ヌクレオチドの長さである(例えば8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、45、50、55、60、65、70、75、80、90、100、110、120、130、140、150、160、170、180、190、200、225、250、275、300ヌクレオチド以上)。
本発明のあるいくつかの実施形態について、核酸は、好ましくは、多くて500ヌクレオチドの長さである(例えば450、400、350、300、250、200、150、140、130、120、110、100、90、80、75、70、65、60、55、50、45、40、39、38、37、36、35、34、33、32、31、30、29、28、27、26、25、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15ヌクレオチド以下)。
本発明のプライマーおよびプローブ、ならびにハイブリダイゼーションのために用いられるその他の核酸は、好ましくは、10〜30ヌクレオチドの長さである(例えば10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29または30ヌクレオチド)。
(株および改変体)
抗原は、既存の命名法(例えば「ClfA」)、「sta」番号または「NW_」番号を参照することにより上記のように規定される。本明細書中の表1は、これらの3つの命名/番号付けシステムを、既存のSAOUHSC番号付けおよび/またはNWMN番号付けと関連させる。SAOUHSC番号付けは、S.aureus NCTC8325株(Oklahoma University Health Sciences Centerにより配列決定され、GenBankにおいてCP000253.1;GI:87201381として開示されている)のゲノムを参照し、個別のSAOUHSC番号は、ゲノム配列の「特徴」セクションにおける「遺伝子座_タグ」エントリーとして与えられる。同様に、NWMN番号付けは、GenBankにおいてAP009351.1(GI:150373012)として開示されているS.aureus Newman株(1952年にヒト感染から単離され、堅調な病毒性表現型を有する)のゲノムを参照し、個別のNWMN番号は、ゲノム配列の「特徴」セクションにおける「遺伝子座_タグ」エントリーとして与えられる。それぞれの抗原についての機能的アノテーションも、データベースにある。
表1は、本発明のそれぞれの抗原についてのGI番号も含む。つまり、これらの抗原のいずれかについての例示的なアミノ酸およびヌクレオチド配列は、NCTC8325および/またはNewman株からの公共の配列データベースにおいて容易に見出すことができるが、本発明は、NCTC8325およびNewman株からの配列に限定されない。S.aureusのいくつかのその他の株のゲノム配列が入手可能であり、これらは、MRSA株であるN315およびMu50[77]、MW2、N315、COL、MRSA252、MSSA476、RF122、USA300(非常に病毒性が高い)、JH1およびJH9のものを含む。標準的な検索およびアラインメント技術を用いて、これらの(またはその他の)さらなるゲノム配列のいずれかにおいて、NewmanまたはNCTC8325株からの任意の具体的な配列の相同体を同定できる。さらに、NewmanおよびNCTC8325株からの入手可能な配列を用いて、その他の株からの相同配列の増幅のためのプライマーを設計できる。よって、本発明は、これらの2つの株に限定されず、むしろ、S.aureusのその他の株からのこのような改変体および相同体、ならびに非天然改変体を包含する。一般的に、具体的な配列番号の適切な改変体は、その対立遺伝子改変体、その多形、その相同体、そのオルソログ、そのパラログ、その変異体などを含む。
よって、例えば、本発明で用いるポリペプチドは、本明細書中の配列番号と比較して、保存置換(すなわちあるアミノ酸の、関連する側鎖を有する別のアミノ酸での置換)のような1または複数の(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9など)アミノ酸置換を含んでよい。遺伝子によりコードされるアミノ酸は、一般的に4つのファミリーに分けられる:(1)酸性、すなわちアスパラギン酸、グルタミン酸;(2)塩基性、すなわちリジン、アルギニン、ヒスチジン;(3)非極性、すなわちアラニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、プロリン、フェニルアラニン、メチオニン、トリプトファン;および(4)非荷電極性、すなわちグリシン、アスパラギン、グルタミン、システイン、セリン、スレオニン、チロシン。フェニルアラニン、トリプトファンおよびチロシンは、時折、一緒に芳香族アミノ酸として分類される。一般的に、これらのファミリー内での単一アミノ酸の置換は、生物活性に対して大きな影響を有さない。ポリペプチドは、配列番号の配列に対して1または複数(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9など)の単一アミノ酸欠失も含んでよい。ポリペプチドはまた、配列番号の配列に対して1または複数(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9など)の挿入(例えば1、2、3、4または5アミノ酸のそれぞれ)を含んでもよい。
同様に、本発明で用いるポリペプチドは、
配列表に開示されている配列と同一である(すなわち100%同一);
配列表に開示されている配列と配列同一性を有する(例えば80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上);
(a)または(b)の配列と比較して、離れた位置にあり得るかまたは連続的であり得る1、2、3、4、5、6、7、8、9または10(またはそれより多く)の単一アミノ酸変化(欠失、挿入、置換)を有する;および
ペアワイズアラインメントアルゴリズムを用いて配列表からの具体的な配列とアラインメントさせた場合に、N末端からC末端までのxアミノ酸のそれぞれの移動ウィンドウ(pアミノ酸まで伸長するアラインメントについて、p>xの場合、p−x+1のこのようなウィンドウが存在するように)が、少なくともx・yの同一のアラインメントされたアミノ酸(ここで、xは、20、25、30、35、40、45、50、60、70、80、90、100、150、200から選択され;yは、0.50、0.60、0.70、0.75、0.80、0.85、0.90、0.91、0.92、0.93、0.94、0.95、0.96、0.97、0.98、0.99から選択され;x・yが整数でない場合、最も近い整数まで端数を切り上げる)を有するアミノ酸配列を含み得る。好ましいペアワイズアラインメントアルゴリズムは、デフォルトパラメータ(例えばEBLOSUM62スコアリングマトリックスを用いてギャップオープニングペナルティ=10.0およびギャップ伸長ペナルティ=0.5)を用いるNeedleman−Wunschグローバルアラインメントアルゴリズム[78]である。このアルゴリズムは、EMBOSSパッケージのneedleツールに簡便に実装されている[79]。
ハイブリッドポリペプチドを用いる場合、ハイブリッド中の個別の抗原(すなわち個別の−X−部分)は、1または複数の株からであってよい。n=2である場合、例えば、X2は、X1と同じ株または異なる株からであってよい。n=3である場合、株は、(i)X1=X2=X3、(ii)X1=X2≠X3、(iii)X1≠X2=X3、(iv)X1≠X2≠X3または(v)X1=X3≠X2などであり得る。
群(c)のうち、欠失または置換は、N末端および/またはC末端にあっても、または2つの末端の間にあってよい。よって、切断は、欠失の例である。切断は、N末端および/またはC末端での40(またはそれより多く)アミノ酸までの欠失を含み得る。N末端切断は、リーダーペプチドを除去して、例えば異種宿主における組換え発現を促進できる。C末端切断は、アンカー配列を除去して、例えば異種宿主における組換え発現を促進できる。
一般的に、抗原が、配列表からの完全S.aureus配列と同一でない配列を含む場合(例えば抗原が、完全S.aureus配列に対して<100%の配列同一性を有する配列の一覧(sequence listing)を含むか、またはその断片を含む場合)、それぞれの個別の場合において、抗原が、それぞれの完全S.aureus配列を認識する抗体を惹起できることが好ましい。
(変異体細菌)
本発明は、本発明の種々の抗原群からの抗原の1または複数がノックアウトされているS.aureus細菌も提供する。ノックアウト細菌を生成する技術は周知であり、ノックアウトS.aureus株は、報告されている。ノックアウト変異は、遺伝子のコード領域に位置しても、またはその転写制御領域(例えばそのプロモーター内)にあってもよい。ノックアウト変異は、抗原をコードするmRNAのレベルを、野生型細菌により生成されるものの<1%、好ましくは<0.5%、より好ましくは<0.1%および最も好ましくは0%まで低減させる。
本発明は、本発明の種々の抗原群からの抗原の1または複数が、その活性を阻害する変異を有するS.aureusも提供する。抗原をコードする遺伝子は、コードされたアミノ酸配列を変更する変異を有する。変異は、欠失、置換および/または挿入を含んでよく、これらのいずれも、1または複数のアミノ酸に関与し得る。
本発明は、本発明の抗原を過剰発現する、S.aureus細菌のような細菌も提供する。
本発明は、本発明の抗原を構成的に発現する、S.aureus細菌のような細菌も提供する。本発明は、本発明の抗原をコードする遺伝子を含む髄膜炎菌であって、前記遺伝子が、誘導性のプロモーターの制御下にある髄膜炎菌も提供する。
(免疫原性組成物および医薬品)
本発明の免疫原性組成物は、ワクチンとして有用であり得る。本発明によるワクチンは、予防的(すなわち感染を防ぐ)または治療的(すなわち感染を処置する)のいずれかであってよいが、典型的には予防的である。
組成物は、よって、薬学的に許容され得る。これらは、通常、抗原に加えて成分を含み、例えば、これらは、典型的には、1または複数の薬学的キャリアおよび/または賦形剤を含む。このような成分の詳細な考察は、参考文献273で入手可能である。
組成物は、一般的に、哺乳動物に水性形態で投与される。しかし、投与の前に、組成物は非水性形態であってよい。例えば、いくつかのワクチンは水性形態で製造され、次いで充填および配送され、同じく水性形態で投与されるが、その他のワクチンは製造中に凍結乾燥され、使用時に水性形態に再構成される。よって、本発明の組成物は、凍結乾燥処方物のように乾燥され得る。
組成物は、チオメルサールまたは2−フェノキシエタノールのような防腐剤を含んでよい。しかし、好ましくは、ワクチンは、水銀性物質を実質的に含まない(すなわち5μg/ml未満)、例えばチオメルサールを含まないようにすべきである。水銀を含まないワクチンがより好ましい。防腐剤を含まないワクチンが特に好ましい。
熱安定性を改善するために、組成物は、温度保護剤を含んでよい。このような剤のさらなる詳細は、以下に記載する。
張度を制御するために、ナトリウム塩のような生理的な塩を含むことが好ましい。塩化ナトリウム(NaCl)が好ましく、これは、1〜20mg/ml、例えば約10±2mg/ml NaClで存在してよい。存在し得るその他の塩は、塩化カリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸二ナトリウム無水物、塩化マグネシウム、塩化カルシウムなどを含む。
組成物は、一般的に、200mOsm/kg〜400mOsm/kg、好ましくは240〜360mOsm/kgの重量オスモル濃度を有し、より好ましくは、290〜310mOsm/kgの範囲内にある。
組成物は、1または複数の緩衝剤を含んでよい。典型的な緩衝剤は、リン酸緩衝剤、Tris緩衝剤、ホウ酸緩衝剤、コハク酸緩衝剤、ヒスチジン緩衝剤(特に水酸化アルミニウムアジュバントとともに)またはクエン酸緩衝剤を含む。緩衝剤は、典型的には、5〜20mMの範囲で含まれる。
組成物のpHは、一般的に、5.0〜8.1であり、より典型的には6.0〜8.0、例えば6.5および7.5、または7.0〜7.8である。
組成物は、好ましくは滅菌されている。組成物は、好ましくは発熱物質を含まず、例えば用量あたり<1EU(内毒素単位、標準的な尺度)、好ましくは用量あたり<0.1EUを含有する。組成物は、好ましくは、グルテンを含まない。
組成物は、単回の免疫化のための物質を含んでも、複数回の免疫化(すなわち「複数回用量」キット)のための物質を含んでもよい。複数回用量の構成において、防腐剤を含むことが好ましい。複数回用量組成物に防腐剤を含める代わり(またはそれに加えて)に、組成物を、物質を取り出すための無菌アダプタを有する容器中に入れてよい。
ヒトワクチンは、典型的には、約0.5mlの投与容積で投与されるが、小児には半分の用量(すなわち約0.25ml)を投与してよい。
本発明の免疫原性組成物は、1または複数の免疫調節剤も含んでよい。好ましくは、免疫調節剤の1または複数は、1または複数のアジュバントを含む。アジュバントは、以下でさらに論じるTH1アジュバントおよび/またはTH2アジュバントを含んでよい。
よって、本発明は、
(1)第1、第2、第3および第4抗原群(上記で定義されるとおり)から選択される1または複数の抗原と、
(2)水酸化アルミニウムアジュバントのようなアジュバント(例えば、1または複数の抗原は、水酸化アルミニウムに吸着されてよい)と
の組み合わせを含む免疫原性組成物を提供する。
例えば、本発明は、sta006抗原と、水酸化アルミニウムアジュバントのようなアジュバントとの組み合わせを含む免疫原性組成物を提供する。同様に、本発明は、sta011抗原と、水酸化アルミニウムアジュバントのようなアジュバントとの組み合わせを含む免疫原性組成物を提供する。これらの組成物は、例えばヒスチジン緩衝液を用いて理想的に緩衝化される。
本発明の組成物において用い得るアジュバントは、それらに限定されないが、以下のものを含む。
(A.無機質含有組成物)
本発明においてアジュバントとして用いるために適切な無機質含有組成物は、アルミニウム塩およびカルシウム塩(またはそれらの混合物)のような無機塩を含む。カルシウム塩は、リン酸カルシウム(例えば参考文献80に開示されている「CAP」粒子)を含む。アルミニウム塩は、水酸化物、リン酸塩、硫酸塩などを含み、これらの塩は任意の適切な形態(例えばゲル、結晶、非晶質など)をとる。これらの塩に吸着されることが好ましい(例えば全ての抗原が吸着されてよい)。無機質含有組成物はまた、金属塩の粒子として処方されてもよい[81]。
水酸化アルミニウムおよびリン酸アルミニウムとして公知のアジュバントを用いてよい。これらの名称は、一般的であるが、簡便さのためにのみ用いられる。なぜなら、これらはいずれも、存在する実際の化学物質を正確に記載していないからである(例えば参考文献82の第9章を参照されたい)。本発明は、アジュバントとして一般的に用いられる「水酸化物」または「リン酸塩」アジュバントのいずれも用いることができる。「水酸化アルミニウム」として公知のアジュバントは、典型的にはオキシ水酸化アルミニウム塩であり、これは、通常、少なくとも部分的に結晶性である。「リン酸アルミニウム」として公知のアジュバントは、典型的には、少量の硫酸塩も頻繁に含有しているヒドロキシリン酸アルミニウムである(すなわち、アルミニウムヒドロキシホスフェートサルフェート(aluminium hydroxyphosphate sulfate))。これらは、沈殿により得ることができ、沈殿中の反応条件および濃度は、塩中のヒドロキシルに対するホスフェートの置換の程度に影響する。
水酸化アルミニウムアジュバントについて、繊維状の形態(例えば透過型電子顕微鏡写真で観察されるような)が典型的である。水酸化アルミニウムアジュバントのpIは、典型的には約11であり、すなわちアジュバント自体が生理的pHにおいて正の表面電荷を有する。pH7.4にてAl+++1mgあたり1.8〜2.6mgのタンパク質吸着能が、水酸化アルミニウムアジュバントについて報告されている。
リン酸アルミニウムアジュバントは、一般的に、0.3〜1.2、好ましくは0.8〜1.2、より好ましくは0.95±0.1のPO4/Alモル比を有する。リン酸アルミニウムは、ヒドロキシリン酸塩については特に、一般的に非晶質である。典型的なアジュバントは、0.84〜0.92のPO4/Alモル比を有する非晶質ヒドロキシリン酸アルミニウムであり、0.6mg Al3+/mlで含まれる。リン酸アルミニウムは、一般的に粒子状である(例えば透過型電子顕微鏡写真で観察されるようなプレート様の形態)。粒子の典型的な直径は、任意の抗原吸着後に、0.5〜20μmの範囲(例えば約5〜10μm)である。pH7.4にてAl+++1mgあたり0.7〜1.5mgのタンパク質吸着能が、リン酸アルミニウムアジュバントについて報告されている。
リン酸アルミニウムのゼロ電荷点(PZC)は、ヒドロキシルに対するホスフェートの置換の程度と反比例し、この置換の程度は、沈殿により塩を調製するために用いる反応条件および反応物の濃度に依存して変動できる。PZCは、溶液中の遊離リン酸イオンの濃度を変化させること(より多いホスフェート=より酸性側のPZC)、またはヒスチジン緩衝剤のような緩衝剤を加えること(PZCをより塩基性にする)によっても変更される。本発明に従って用いられるリン酸アルミニウムは、一般的に、4.0〜7.0、より好ましくは5.0〜6.5、例えば約5.7のPZCを有する。
以下に示すように、水酸化アルミニウムアジュバントへのS.aureusタンパク質抗原(IsdA、Sta019およびSta073を除く)の吸着が、複数のタンパク質の組み合わせ(全ての抗原が吸着されてよい)において特に有利である。ヒスチジン緩衝剤を、このようなアジュバント添加された組成物において有用に含むことができる。
本発明の組成物を調製するために用いられるアルミニウム塩の懸濁物は、緩衝剤(例えばリン酸緩衝剤またはヒスチジン緩衝剤またはTris緩衝剤)を含有してよいが、このことは常に必要というわけではない。懸濁物は、好ましくは、滅菌されており、発熱物質を含まない。懸濁物は、例えば1.0〜20mM、好ましくは5〜15mM、より好ましくは約10mMの濃度で存在する遊離の水性リン酸イオンを含んでよい。懸濁物は、塩化ナトリウムも含んでよい。
本発明は、水酸化アルミニウムとリン酸アルミニウムの両方の混合物を使用することができる。この場合、水酸化アルミニウムよりも多くのリン酸アルミニウムが存在し得、例えば、少なくとも2:1、例えば≧5:1、≧6:1、≧7:1、≧8:1、≧9:1などの重量比であってよい。
患者に投与するための組成物中のAl+++の濃度は、好ましくは10mg/ml未満、例えば≦5mg/ml、≦4mg/ml、≦3mg/ml、≦2mg/ml、≦1mg/mlなどである。好ましい範囲は、0.3〜1mg/mlである。最大0.85mg/用量が好ましい。
(B.油性エマルジョン)
本発明においてアジュバントとして用いるために適切な油性エマルジョン組成物は、MF59[参考文献82の第10章;参考文献83も参照されたい](マイクロフルイダイザーを用いてサブミクロンの粒子に処方された5%スクアレン、0.5%Tween80および0.5%Span85)のようなスクアレン−水エマルジョンを含む。完全フロイントアジュバント(CFA)および不完全フロイントアジュバント(IFA)も用いてよい。
種々の水中油型エマルジョンアジュバントが公知であり、これらは、典型的には、少なくとも1種の油と少なくとも1種の界面活性剤とを含み、油(複数可)および界面活性剤(複数可)は、生分解性(代謝可能)であり、生体適合性である。エマルジョン中の油滴は、通常、直径5μm未満であり、理想的にはサブミクロンの直径を有し、これらの小さいサイズは、マイクロフルイダイザーを用いて達成され、安定なエマルジョンを提供する。220nm未満のサイズの液滴は、フィルタ滅菌に供することができるので好ましい。
エマルジョンは、動物(例えば魚類)または植物供給源からのもののような油を含むことができる。植物油の供給源は、堅果、種子および穀粒を含む。ピーナツ油、大豆油、ココナツ油およびオリーブ油が、最も一般的に入手可能な堅果油の例である。例えばホホバ豆から得られるホホバ油を用いることができる。種子油は、紅花油、綿実油、ひまわり種子油、ごま油などを含む。穀粒の群において、コーン油が最も容易に入手可能であるが、コムギ、オート麦、ライムギ、コメ、テフ、ライコムギなどのようなその他の穀類の穀粒の油も用いてよい。グリセロールおよび1,2−プロパンジオールの6〜10炭素脂肪酸エステルは、種子油中に天然には存在しないが、堅果油および種子油から出発する適切な材料の加水分解、分離およびエステル化により調製し得る。哺乳動物の乳からの脂肪および油は代謝可能であり、よって、本発明の実施において用いてよい。動物供給源から純粋な油を得るために必要な分離、精製、けん化およびその他の手段の手順は、当該技術分野において周知である。ほとんどの魚類は、容易に収集し得る代謝可能な油を含有する。例えば、タラ肝油、サメ肝油および鯨ろうのような鯨油は、本明細書において用い得る魚油のいくつかの例である。いくつかの分岐鎖油が、5炭素イソプレン単位で生化学的に合成され、通常、テルペノイドと呼ばれる。サメ肝油は、スクアレン、2,6,10,15,19,23−ヘキサメチル−2,6,10,14,18,22−テトラコサヘキサエンとして公知の分岐不飽和テルペノイドを含有し、これは、本明細書において特に好ましい。スクアレンの飽和類似体であるスクアランも好ましい油である。スクアレンおよびスクアランを含む魚油は、商業的な供給源から容易に入手可能であるか、または当該技術分野において公知の方法により得ることができる。その他の好ましい油は、トコフェロールである(下記参照)。混合油を用いることができる。
界面活性剤は、それらの「HLB」(親水性/親油性バランス)により分類できる。本発明の好ましい界面活性剤は、少なくとも10、好ましくは少なくとも15、より好ましくは少なくとも16のHLBを有する。本発明は、それらに限定されないが、ポリオキシエチレンソルビタンエステル界面活性剤(一般的にTweenと呼ばれる)、特にポリソルベート20およびポリソルベート80;直鎖状EO/POブロックコポリマーのようなDOWFAXTMの商品名の下で販売されるエチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド(PO)および/またはブチレンオキシド(BO)のコポリマー;反復エトキシ(オキシ−1,2−エタンジイル)基の数が変動し得るオクトキシノール、特にオクトキシノール−9(TritonX−100またはt−オクチルフェノキシポリエトキシエタノール)が興味深い;(オクチルフェノキシ)ポリエトキシエタノール(IGEPAL CA−630/NP−40);ホスファチジルコリン(レシチン)のようなリン脂質;TergitolTMNPシリーズのようなノニルフェノールエトキシレート;トリエチレングリコールモノラウリルエーテル(Brij30)のようなラウリル、セチル、ステアリルおよびオレイルアルコールに由来するポリオキシエチレン脂肪エーテル(Brij界面活性剤として公知である);ならびにソルビタントリオレエート(Span85)およびソルビタンモノラウレートのようなソルビタンエステル(一般的にSPANとして公知である)を含む界面活性剤を用いることができる。非イオン界面活性剤が好ましい。エマルジョンに含めるために好ましい界面活性剤は、Tween80(ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート)、Span85(ソルビタントリオレエート)、レシチンおよびTritonX−100である。
界面活性剤の混合物、例えばTween80/Span85混合物を用いることができる。ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート(Tween80)のようなポリオキシエチレンソルビタンエステルと、t−オクチルフェノキシポリエトキシエタノール(TritonX−100)のようなオクトキシノールとの組み合わせも適切である。別の有用な組み合わせは、ラウレス−9とポリオキシエチレンソルビタンエステルおよび/またはオクトキシノールとを含む。
界面活性剤の好ましい量(重量%)は、ポリオキシエチレンソルビタンエステル(例えばTween80)0.01〜1%、特に約0.1%;オクチル−またはノニルフェノキシポリオキシエタノール(例えばTritonX−100またはTritonシリーズのその他の洗浄剤)0.001〜0.1%、特に0.005〜0.02%;ポリオキシエチレンエーテル(例えばラウレス9)0.1〜20%、好ましくは0.1〜10%、特に0.1〜1%または約0.5%である。
好ましいエマルジョンアジュバントは、<1μm、例えば≦750nm、≦500nm、≦400nm、≦300nm、≦250nm、≦220nm、≦200nmまたはそれより小さい平均液滴サイズを有する。これらの液滴サイズは、マイクロフルイダイゼーションのような技術により簡便に達成できる。
本発明で有用な具体的な水中油型エマルジョンアジュバントは、それらに限定されないが、以下のものを含む。
・スクアレン、Tween80およびSpan85のサブミクロンのエマルジョン。エマルジョンの容積での組成は、約5%スクアレン、約0.5%ポリソルベート80および約0.5%Span85であり得る。重量の点において、これらの比率は、4.3%スクアレン、0.5%ポリソルベート80および0.48%Span85になる。このアジュバントは、参考文献87の第10章および参考文献88の第12章により詳細に記載されるように、「MF59」[84〜86]として公知である。有利には、MF59エマルジョンは、クエン酸イオン、例えば10mMクエン酸ナトリウム緩衝剤を含む。
・スクアレン、トコフェロールおよびポリソルベート80(Tween80)のエマルジョン。エマルジョンは、リン酸緩衝食塩水を含んでよい。これは、Span85(例えば1%で)および/またはレシチンも含んでよい。これらのエマルジョンは、2〜10%スクアレン、2〜10%トコフェロールおよび0.3〜3%Tween80を有してよく、スクアレン:トコフェロールの重量比は、より安定なエマルジョンが得られるので、好ましくは≦1である。スクアレンとTween80とは、約5:2の容積比または約11:5の重量比で存在してよい。あるこのようなエマルジョンは、Tween80をPBS中に溶解して2%溶液を得て、次いで90mlのこの溶液を、(5gのDL−α−トコフェロールおよび5mlスクアレン)の混合物と混合し、次いで混合物をマイクロフルイダイズすることにより作製できる。得られるエマルジョンは、例えば、100〜250nm、好ましくは約180nmの平均直径のサブミクロンの油滴を有し得る。エマルジョンは、3−脱−O−アセチル化モノホスホリルリピドA(3d−MPL)も含んでよい。この型の別の有用なエマルジョンは、1ヒト用量あたりに0.5〜10mgスクアレン、0.5〜11mgトコフェロールおよび0.1〜4mgポリソルベート80を含んでよい[89]。
・スクアレン、トコフェロールおよびTriton洗浄剤(例えばTritonX−100)のエマルジョン。エマルジョンは、3d−MPLも含んでよい(下記参照)。エマルジョンは、リン酸緩衝剤を含有してよい。
・ポリソルベート(例えばポリソルベート80)、Triton洗浄剤(例えばTritonX−100)およびトコフェロール(例えばα−コハク酸トコフェロール)を含むエマルジョン。エマルジョンは、これらの3成分を、約75:11:10の質量比で含んでよく(例えば750μg/mlポリソルベート80、110μg/ml TritonX−100および100μg/ml α−コハク酸トコフェロール)、これらの濃度は、抗原からのこれらの成分のいずれの寄与も含むべきである。エマルジョンは、スクアレンも含んでよい。エマルジョンは、3d−MPLも含んでよい(下記参照)。水相は、リン酸緩衝剤を含有してよい。
・スクアラン、ポリソルベート80およびポロキサマー401(「PluronicTML121」)のエマルジョン。エマルジョンは、リン酸緩衝食塩水、pH7.4中で処方できる。このエマルジョンは、ムラミルジペプチドについての有用な送達ビヒクルであり、スレオニル−MDPとともに「SAF−1」アジュバント中で用いられている[90](0.05〜1%Thr−MDP、5%スクアラン、2.5%PluronicL121および0.2%ポリソルベート80)。これは、「AF」アジュバントでのようにThr−MDPなしで用いることもできる[91](5%スクアラン、1.25%PluronicL121および0.2%ポリソルベート80)。マイクロフルイダイゼーションが好ましい。
・スクアレン、水性溶媒、ポリオキシエチレンアルキルエーテル親水性非イオン界面活性剤(例えばポリオキシエチレン(12)セトステアリルエーテル)および疎水性非イオン界面活性剤(例えばソルビタンモノオレエートまたは「Span80」のようなソルビタンエステルまたはマンニドエステル)を含むエマルジョン。エマルジョンは、好ましくは、熱可逆性であり、かつ/または少なくとも90%の油滴(容積による)が200nm未満のサイズである[92]。エマルジョンは、アルジトール、凍結保護剤(例えばドデシルマルトシドおよび/またはスクロースのような糖)、および/またはアルキルポリグリコシドの1または複数も含んでよい。エマルジョンは、TLR4アゴニストを含んでよい[93]。このようなエマルジョンは、凍結乾燥してよい。
・スクアレン、ポロキサマー105およびAbil−Care[94]のエマルジョン。アジュバント添加されたワクチンにおけるこれらの成分の最終濃度(重量)は、5%スクアレン、4%ポロキサマー105(プルロニックポリオール)および2%Abil−Care85(ビス−PEG/PPG−16/16 PEG/PPG−16/16ジメチコン;カプリル酸/カプリン酸トリグリセリド)である。
・0.5〜50%の油、0.1〜10%のリン脂質および0.05〜5%の非イオン界面活性剤を含むエマルジョン。参考文献95に記載されるように、好ましいリン脂質成分は、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトール、ホスファチジルグリセロール、ホスファチジン酸、スフィンゴミエリンおよびカルジオリピンである。サブミクロンの液滴サイズが有利である。
・代謝不可能油(例えば軽油)および少なくとも1種の界面活性剤(例えばレシチン、Tween80またはSpan80)のサブミクロンの水中油型エマルジョン。QuilAサポニン、コレステロール、サポニン親油性結合体(例えば脂肪族アミンをデスアシルサポニンに、グルクロン酸のカルボキシル基を介して付加することにより生成される、参考文献96に記載されるGPI−0100)、ジメチルジオクタデシルアンモニウム(dimethyidioctadecylammonium)ブロミドおよび/またはN,N−ジオクタデシル−N,N−ビス(2−ヒドロキシエチル)プロパンジアミンのような添加物を含んでよい。
・サポニン(例えばQuilAまたはQS21)およびステロール(例えばコレステロール)が、らせん状ミセルとして会合しているエマルジョン[97]。
・鉱油、非イオン親油性エトキシル化脂肪アルコールおよび非イオン親水性界面活性剤(例えばエトキシル化脂肪アルコールおよび/またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー)を含むエマルジョン[98]。
・鉱油、非イオン親水性エトキシル化脂肪アルコールおよび非イオン親油性界面活性剤(例えばエトキシル化脂肪アルコールおよび/またはポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー)を含むエマルジョン[98]。
いくつかの実施形態において、エマルジョンは、送達時に抗原と即席に混合してよく、よって、アジュバントおよび抗原は、使用時の最終的な処方のために準備された、パッケージまたは分配されたワクチンにおいて別々に保存され得る。その他の実施形態において、エマルジョンは、製造中に抗原と混合され、よって、組成物は、液体アジュバント添加形態でパッケージされる。抗原は、一般的に、ワクチンが2つの液体を混合することにより最終的に調製されるように水性の形態にある。混合するための2つの液体の容積比は変動し得る(例えば5:1〜1:5)が、一般的には約1:1である。成分の濃度が具体的なエマルジョンの上記の記載において示されている場合、これらの濃度は、典型的に、希釈されていない組成物についてのものであり、抗原溶液と混合した後の濃度は、よって、減少する。
組成物がトコフェロールを含む場合、α、β、γ、δ、εまたはξトコフェロールのいずれを用いることもできるが、α−トコフェロールが好ましい。トコフェロールは、いくつかの形態、例えば異なる塩および/または異性体をとることができる。塩は、コハク酸塩、酢酸塩、ニコチン酸塩などのような有機塩を含む。D−α−トコフェロールおよびDL−α−トコフェロールの両方を用いることができる。トコフェロールは、有利には、高齢患者(例えば60歳以上の年齢)用のワクチンに有利に含まれる。なぜなら、ビタミンEは、この患者群における免疫応答に対して正の効果を有することが報告されているからである[99]。これらは、エマルジョンを安定化する助けになり得る抗酸化特性も有する[100]。好ましいα−トコフェロールは、DL−α−トコフェロールであり、このトコフェロールの好ましい塩は、コハク酸塩である。コハク酸塩は、インビボにおいてTNF関連リガンドと一緒に働くことが見出されている。
(C.サポニン処方物[参考文献82の第22章])
サポニン処方物を、本発明においてアジュバントとして用いてもよい。サポニンは、広範囲の種の植物の樹皮、葉、茎、根および花でさえも見出されるステロールグリコシドおよびトリテルペノイドグリコシドの異質性の群である。Quillaia saponaria Molinaの木の樹皮からのサポニンは、アジュバントとして広く研究されている。サポニンは、Smilax ornata(サルサパリラ(sarsaprilla))、Gypsophilla paniculata(ブライズヴェイル)およびSaponaria officianalis(ソープルート)から商業的に得ることもできる。サポニンアジュバント処方物は、QS21のような精製処方物およびISCOMのような脂質処方物を含む。QS21は、StimulonTMとして市販されている。
サポニン組成物は、HPLCおよびRP−HPLCを用いて精製されている。QS7、QS17、QS18、QS21、QH−A、QH−BおよびQH−Cを含む、これらの技術を用いた具体的な精製画分が同定されている。好ましくは、サポニンはQS21である。QS21の生成方法は、参考文献101に開示されている。サポニン処方物は、コレステロールのようなステロールも含んでよい[102]。
サポニンとコレステロールとの組み合わせを用いて、免疫刺激複合体(ISCOM)と呼ばれる独特の粒子を形成できる[参考文献82の第23章]。ISCOMは、典型的には、ホスファチジルエタノールアミンまたはホスファチジルコリンのようなリン脂質も含む。任意の公知のサポニンを、ISCOMで用いることができる。好ましくは、ISCOMは、QuilA、QHAおよびQHCの1または複数を含む。ISCOMは、参考文献102〜104にさらに記載されている。所望により、ISCOMSは、さらなる洗浄剤を欠いていてよい[105]。
サポニンに基づくアジュバントの開発の概説は、参考文献106および107で見出すことができる。
(D.ビロソームおよびウイルス様粒子)
ビロソームおよびウイルス様粒子(VLP)を、本発明においてアジュバントとして用いることもできる。これらの構造は、一般的に、所望によりリン脂質と組み合わされたかもしくはそれとともに処方されたウイルスからの1または複数のタンパク質を含有する。これらは、一般的に、非病原性で、非複製性であり、一般的に、いずれの天然ウイルスゲノムも含有しない。ウイルスタンパク質は、組換え生成されても、またはウイルス全体から単離されてもよい。ビロソームまたはVLPで用いるために適切なこれらのウイルスタンパク質は、インフルエンザウイルス(例えばHAまたはNA)、B型肝炎ウイルス(例えばコアまたはカプシドタンパク質)、E型肝炎ウイルス、麻疹ウイルス、シンドビスウイルス、ロタウイルス、口蹄疫ウイルス、レトロウイルス、ノーウォークウイルス、ヒトパピローマウイルス、HIV、RNAファージ、Qβファージ(例えばコートタンパク質)、GAファージ、frファージ、AP205ファージおよびTy(例えばレトロトランスポゾンTyタンパク質p1)に由来するタンパク質を含む。VLPは、参考文献108〜113においてさらに論じられている。ビロソームは、例えば参考文献114においてさらに論じられている。
(E.細菌または微生物誘導体)
本発明で用いるために適切なアジュバントは、腸内細菌リポ多糖(LPS)の非毒性誘導体、リピドA誘導体、免疫刺激オリゴヌクレオチドならびにADP−リボシル化毒素およびその解毒化誘導体のような細菌または微生物誘導体を含む。
LPSの非毒性誘導体は、モノホスホリルリピドA(MPL)および3−O−脱アシル化MPL(3dMPL)を含む。3dMPLは、4、5または6のアシル化された鎖を有する3脱−O−アシル化モノホスホリルリピドAの混合物である。3脱−O−アシル化モノホスホリルリピドAの好ましい「小粒子」の形態は、参考文献115に開示されている。3dMPLのこのような「小粒子」は、0.22μmの膜を通して滅菌ろ過されるために十分小さい[115]。その他の非毒性LPS誘導体は、アミノアルキルグルコサミニドホスフェート誘導体、例えばRC−529のようなモノホスホリルリピドA模倣物を含む[116、117]。
リピドA誘導体は、OM−174のようなEscherichia coliからのリピドAの誘導体を含む。OM−174は、例えば参考文献118および119に記載されている。
本発明においてアジュバントとして用いるために適切な免疫刺激オリゴヌクレオチドは、CpGモチーフ(リン酸結合によりグアノシンと連結された非メチル化シトシンを含有するジヌクレオチド配列)を含有するヌクレオチド配列を含む。2本鎖RNAおよびパリンドロームまたはポリ(dG)配列を含有するオリゴヌクレオチドも、免疫刺激性であることが示されている。
CpGは、ホスホロチオエート改変のようなヌクレオチド改変/類似体を含むことができ、2本鎖または1本鎖であり得る。参考文献120、121および122は、可能性のある類似体置換、例えば2’−デオキシ−7−デアザグアノシンでのグアノシンの置き換えを開示している。CpGオリゴヌクレオチドのアジュバント効果は、参考文献123〜128においてさらに論じられている。
CpG配列は、モチーフGTCGTTまたはTTCGTT[129]のようにTLR9に向けられることがある。CpG配列は、CpG−A ODNのようにTh1免疫応答を誘導するために特異的であり得るか、またはCpG−B ODNのようにB細胞応答を誘導するためにより特異的であり得る。CpG−AおよびCpG−B ODNは、参考文献130〜132において論じられている。好ましくは、CpGは、CpG−A ODNである。
好ましくは、CpGオリゴヌクレオチドは、受容体認識のために5’端が近付くことができるように構築されている。所望により、2つのCpGオリゴヌクレオチド配列をそれらの3’端で付着させて、「イムノマー」を形成してよい。例えば、参考文献129および133〜135を参照されたい。
有用なCpGアジュバントは、ProMuneTM(Coley Pharmaceutical Group,Inc.)としても公知のCpG7909である。別のものは、CpG1826である。CpG配列を用いる代わりにまたはそれに加えて、TpG配列を用いることができ[136]、これらのオリゴヌクレオチドは、非メチル化CpGモチーフを含まないことがある。免疫刺激オリゴヌクレオチドは、ピリミジンリッチであってよい。例えば、これは、1より多い連続チミジンヌクレオチド(例えば参考文献136に開示されるようなTTTT)を含んでよく、かつ/またはこれは、>25%チミジン(例えば>35%、>40%、>50%、>60%、>80%など)を有するヌクレオチド組成を有してよい。例えば、これは、1より多い連続シトシンヌクレオチド(例えば参考文献136に開示されるようなCCCC)を含んでよく、かつ/またはこれは、>25%シトシン(例えば>35%、>40%、>50%、>60%、>80%など)を有するヌクレオチド組成を有してよい。これらのオリゴヌクレオチドは、非メチル化CpGモチーフを含まないことがある。免疫刺激オリゴヌクレオチドは、典型的には、少なくとも20ヌクレオチドを含む。これらは、100未満のヌクレオチドを含んでよい。
免疫刺激オリゴヌクレオチドに基づく特に有用なアジュバントは、IC−31TMとして公知である[137]。よって、本発明で用いられるアジュバントは、(i)少なくとも1つ(好ましくは複数)のCpIモチーフ(すなわち、イノシンと連結されてジヌクレオチドを形成するシトシン)を含むオリゴヌクレオチド(例えば15〜40のヌクレオチド)と、(ii)少なくとも1つ(好ましくは複数)のLys−Arg−Lysトリペプチド配列を含むオリゴペプチド(例えば5〜20のアミノ酸)のようなポリカチオンポリマーとの混合物を含んでよい。オリゴヌクレオチドは、26マーの配列5’−(IC)13−3’(配列番号175)を含むデオキシヌクレオチドであってよい。ポリカチオンポリマーは、11マーのアミノ酸配列KLKLLLLLKLK(配列番号176)を含むペプチドであってよい。オリゴヌクレオチドおよびポリマーは、例えば参考文献138および139に開示されるように複合体を形成できる。
細菌ADPリボシル化毒素およびその解毒化誘導体は、本発明においてアジュバントとして用いてよい。好ましくは、タンパク質は、E.coli(E.coli熱不安定性エンテロトキシン「LT」)、コレラ(「CT」)または百日咳(「PT」)に由来する。解毒化ADPリボシル化毒素を粘膜アジュバントとして用いることは、参考文献140に記載され、非経口アジュバントとして用いることは、参考文献141に記載されている。毒素またはトキソイドは、好ましくは、AおよびBのサブユニットをともに含むホロ毒素の形態にある。好ましくは、Aサブユニットは解毒化変異を含有し、好ましくは、Bサブユニットは変異されていない。好ましくは、アジュバントは、LT−K63、LT−R72およびLT−G192のような解毒化LT変異体である。アジュバントとしてADPリボシル化毒素およびその解毒化誘導体、特にLT−K63およびLT−R72を用いることは、参考文献142〜149で見出すことができる。有用なCT変異体は、CT−E29Hである[150]。アミノ酸置換についての数字の参照は、好ましくは、参考文献151(その全体が参照により本明細書に具体的に組み込まれている)に示されるADPリボシル化毒素のAおよびBサブユニットのアラインメントに基づく。
(F.ヒト免疫調節物質)
本発明においてアジュバントとして用いるために適切なヒト免疫調節物質は、インターロイキン(例えばIL−1、IL−2、IL−4、IL−5、IL−6、IL−7、IL−12[152]など)[153]、インターフェロン(例えばインターフェロン−γ)、マクロファージコロニー刺激因子、および腫瘍壊死因子のようなサイトカインを含む。好ましい免疫調節物質は、IL−12である。
(G.生体付着性物質(bioadhesive)および粘膜付着性物質(mucoadhesive))
生体付着性物質および粘膜付着性物質も、本発明においてアジュバントとして用いてよい。適切な生体付着性物質は、エステル化ヒアルロン酸マイクロスフェア[154]、またはポリ(アクリル酸)、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、多糖類およびカルボキシメチルセルロースの架橋誘導体のような粘膜付着性物質を含む。キトサンおよびその誘導体も、本発明においてアジュバントとして用いてよい[155]。
(H.微小粒子)
微小粒子も、本発明においてアジュバントとして用いてよい。ポリ(ラクチド−co−グリコリド)に加えて、生分解性で非毒性の物質(例えばポリ(α−ヒドロキシ酸)、ポリヒドロキシ酪酸、ポリオルトエステル、ポリ無水物、ポリカプロラクトンなど)で形成された微小粒子(すなわち直径約100nm〜約150μm、より好ましくは直径約200nm〜約30μm、最も好ましくは直径約500nm〜約10μmの粒子)が好ましく、これらは、所望により、負に荷電された表面(例えばSDSで)または正に荷電された表面(例えばCTABのようなカチオン洗浄剤で)を有するように処理される。
(I.リポソーム(参考文献82の第13および14章))
アジュバントとして用いるために適切なリポソーム処方物の例は、参考文献156〜158に記載されている。
(J.ポリオキシエチレンエーテルおよびポリオキシエチレンエステル処方物)
本発明で用いるために適切なアジュバントは、ポリオキシエチレンエーテルおよびポリオキシエチレンエステルを含む[159]。このような処方物は、さらに、オクトキシノールと組み合わせたポリオキシエチレンソルビタンエステル界面活性剤[160]、およびオクトキシノールのような少なくとも1つの追加の非イオン界面活性剤と組み合わせたポリオキシエチレンアルキルエーテルまたはエステル界面活性剤[161]を含む。好ましいポリオキシエチレンエーテルは、以下の群から選択される:ポリオキシエチレン−9−ラウリルエーテル(ラウレス9)、ポリオキシエチレン−9−ステアリル(steoryl)エーテル、ポリオキシエチレン(polyoxytheylene)−8−ステアリルエーテル、ポリオキシエチレン−4−ラウリルエーテル、ポリオキシエチレン−35−ラウリルエーテル、およびポリオキシエチレン−23−ラウリルエーテル。
(K.ホスファゼン)
例えば参考文献162および163に記載されるようなポリ[ジ(カルボキシラトフェノキシ)ホスファゼン](「PCPP」)のようなホスファゼンを用いてよい。
(L.ムラミルペプチド)
本発明においてアジュバントとして用いるために適切なムラミルペプチドの例は、N−アセチル−ムラミル−L−スレオニル−D−イソグルタミン(thr−MDP)、N−アセチル−ノルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミン(nor−MDP)、およびN−アセチルムラミル−L−アラニル−D−イソグルタミニル−L−アラニン−2−(1’−2’−ジパルミトイル−sn−グリセロ−3−ヒドロキシホスホリルオキシ)−エチルアミン(MTP−PE)を含む。
(M.イミダゾキノロン化合物)
本発明においてアジュバントとして用いるために適切なイミダゾキノロン化合物の例は、イミキモド(「R−837」)[164、165]、レシキモド(「R−848」)[166]およびそれらの類似体、ならびにそれらの塩(例えば塩酸塩)を含む。免疫刺激イミダゾキノリンについてのさらなる詳細は、参考文献167〜171で見出すことができる。
(N.置換尿素)
アジュバントとして有用な置換尿素は、参考文献172に定義されるような式I、IIもしくはIIIの化合物、またはそれらの塩:
例えば「ER803058」、「ER803732」、「ER804053」、「ER804058」、「ER804059」、「ER804442」、「ER804680」、「ER804764」、「ER803022」または「ER804057」、例えば:
を含む。
(O.さらなるアジュバント)
本発明で用い得るさらなるアジュバントは、以下のものを含む。
・RC−529のようなアミノアルキルグルコサミニドリン酸誘導体[173、174]。
S.aureusワクチン用の有用なアジュバントとして報告されている環状ジグアニル酸(「c−ジ−GMP」)[175]。
参考文献176に開示されているもののようなチオセミカルバゾン化合物。活性化合物についての処方、製造およびスクリーニングの方法も、参考文献176に記載される。チオセミカルバゾンは、TNF−αのようなサイトカインの生成のためのヒト末梢血単核細胞の刺激において特に効果的である。
参考文献177に開示されているもののようなトリプタントリン化合物。活性化合物についての処方、製造およびスクリーニングの方法も、参考文献177に記載される。チオセミカルバゾンは、TNF−αのようなサイトカインの生成のためのヒト末梢血単核細胞の刺激において特に効果的である。
・(a)イサトラビン(ANA−245;7−チア−8−オキソグアノシン):
およびそのプロドラッグ;(b)ANA975;(c)ANA−025−1;(d)ANA380;(e)参考文献178〜180に開示されている化合物ロキソリビン(7−アリル−8−オキソグアノシン)[181]のようなヌクレオシド類似体。
・アシルピペラジン化合物、インドールジオン化合物、テトラヒドロイソキノリン(Tetrahydraisoquinoline)(THIQ)化合物、ベンゾシクロジオン化合物、アミノアザビニル化合物、アミノベンズイミダゾールキノリノン(ABIQ)化合物[183、184]、ヒドラプタラミド(Hydrapthalamide)化合物、ベンゾフェノン化合物、イソキサゾール化合物、ステロール化合物、キナジリノン(Quinazilinone)化合物、ピロール化合物[185]、アントラキノン化合物、キノキサリン化合物、トリアジン化合物、ピラザロピリミジン(Pyrazalopyrimidine)化合物およびベンザゾール化合物[186]を含む、参考文献182に開示されている化合物。
・TLR4アンタゴニストE5564[187、188]のようなリン酸含有非環式骨格に連結された脂質を含有する化合物。
・ポリオキシドニウムポリマー[189、190]またはその他のN酸化ポリエチレン−ピペラジン誘導体。
・メチルイノシン5’−1リン酸(「MIMP」)[191]。
・式:
(式中、Rは、水素、直鎖もしくは分岐鎖で、非置換もしくは置換され、飽和もしくは不飽和のアシル、アルキル(例えばシクロアルキル)、アルケニル、アルキニルおよびアリール基を含む群から選択される)を有するもののようなポリヒドロキシル化ピロリジジン化合物[192]、またはその薬学的に許容される塩もしくは誘導体。その例は、それらに限定されないが、カスアリン、カスアリン−6−α−D−グルコピラノース、3−epi−カスアリン、7−epi−カスアリン、3,7−ジepi−カスアリンなどを含む。
・α−グリコシルセラミド[193〜200](例えばα−ガラクトシルセラミド)、フィトスフィンゴシン含有α−グリコシルセラミド、OCH、KRN7000[(2S,3S,4R)−1−O−(α−D−ガラクトピラノシル)−2−(N−ヘキサコサノイルアミノ)−1,3,4−オクタデカントリオール]、CRONY−101、3’’−O−スルホ−ガラクトシルセラミドなどのようなCD1dリガンド。
・アルガムリンのようなガンマイヌリン[201]またはその誘導体。
(アジュバントの組み合わせ)
本発明は、上記で同定されるアジュバントの1または複数の組み合わせも含んでよい。例えば、以下のアジュバント組成物を、本発明において用いてよい:(1)サポニンと水中油型エマルジョン[202];(2)サポニン(例えばQS21)+非毒性LPS誘導体(例えば3dMPL)[203];(3)サポニン(例えばQS21)+非毒性LPS誘導体(例えば3dMPL)+コレステロール;(4)サポニン(例えばQS21)+3dMPL+IL−12(所望により+ステロール)[204];(5)3dMPLと、例えばQS21および/または水中油型エマルジョンとの組み合わせ[205];(6)サブミクロンのエマルジョンになるようにマイクロフルイダイズされたかまたはより大きい粒子サイズのエマルジョンを生じるようにボルテックスされた10%スクアレン、0.4%Tween80TM、5%プルロニック−ブロックポリマーL121およびthr−MDPを含有するSAF、(7)2%スクアレン、0.2%Tween80ならびにモノホスホリルリピドA(MPL)、トレハロースジミコール酸(TDM)および細胞壁骨格(CWS)からなる群由来の1または複数の細菌細胞壁成分、好ましくはMPL+CWS(DetoxTM)を含有するRibiTMアジュバント系(RAS)(Ribi Immunochem);ならびに(8)1または複数の無機塩(例えばアルミニウム塩)+LPSの非毒性誘導体(例えば3dMPL)。
免疫刺激剤として作用するその他の物質は、参考文献82の第7章に開示される。
水酸化アルミニウムおよび/またはリン酸アルミニウムアジュバントの使用は、特に好ましく、抗原は、一般的に、これらの塩に吸着される。リン酸カルシウムは、別の好ましいアジュバントである。その他の好ましいアジュバントの組み合わせは、CpGおよびalum、またはレシキモドおよびalumのようなTh1アジュバントおよびTh2アジュバントの組み合わせを含む。リン酸アルミニウムと3dMPLとの組み合わせを用いてよい。
本発明の組成物は、細胞媒介性免疫応答と体液性免疫応答をともに惹起し得る。この免疫応答は、好ましくは、長期持続性(例えば中和)抗体と、肺炎球菌への曝露に際して迅速に応答できる細胞媒介性免疫とを誘導する。
2つの型のT細胞、すなわちCD4およびCD8細胞は、一般的に、細胞媒介性免疫および体液性免疫を開始および/または増進するために必要であると考えられている。CD8 T細胞は、CD8共受容体を発現でき、細胞傷害性Tリンパ球(CTL)と一般に呼ばれる。CD8 T細胞は、MHCクラスI分子上に提示される抗原を認識でき、またはそれと相互作用できる。
CD4 T細胞は、CD4共受容体を発現でき、Tヘルパー細胞と一般に呼ばれる。CD4 T細胞は、MHCクラスII分子と結合した抗原性ペプチドを認識できる。MHCクラスII分子との相互作用により、CD4細胞は、サイトカインのような因子を分泌できる。これらの分泌されたサイトカインは、B細胞、細胞傷害性T細胞、マクロファージおよび免疫応答に参加するその他の細胞を活性化できる。ヘルパーT細胞またはCD4+細胞は、2つの機能的に異なるサブセット、すなわちそれらのサイトカインおよびエフェクター機能が異なるTH1表現型およびTH2表現型にさらに分けることができる。
活性化TH1細胞は、細胞性免疫を増進し(抗原特異的CTLの生成の増加を含む)、よって、細胞内感染に対する応答において特に価値がある。活性化TH1細胞は、IL−2、IFN−γおよびTNF−βの1または複数を分泌し得る。TH1免疫応答は、マクロファージ、NK(ナチュラルキラー)細胞およびCD8細胞傷害性T細胞(CTL)を活性化することにより局所的炎症反応をもたらし得る。TH1免疫応答は、BおよびT細胞の増殖を、IL−12を用いて刺激することにより免疫応答を拡大するように作用することもある。TH1刺激B細胞は、IgG2aを分泌し得る。
活性化TH2細胞は、抗体生成を増進し、よって、細胞外感染に対する応答において価値がある。活性化TH2細胞は、IL−4、IL−5、IL−6およびIL−10の1または複数を分泌し得る。TH2免疫応答は、IgG1、IgE、IgAおよび将来の防御のためのメモリーB細胞の生成をもたらし得る。
免疫応答の増進は、TH1免疫応答の増進およびTH2免疫応答の増進の1または複数を含み得る。
TH1免疫応答は、CTLの増加、TH1免疫応答と関連するサイトカインの1もしくは複数(例えばIL−2、IFN−γおよびTNF−β)の増加、活性化マクロファージの増加、NK活性の増加、またはIgG2aの生成の増加の1または複数を含み得る。好ましくは、TH1免疫応答の増進は、IgG2a生成の増加を含む。
TH1免疫応答は、TH1アジュバントを用いて惹起し得る。TH1アジュバントは、一般的に、アジュバントなしの抗原での免疫化と比べて、増加したレベルのIgG2a生成を惹起する。本発明で用いるために適切なTH1アジュバントは、例えばサポニン処方物、ビロソームおよびウイルス様粒子、腸内細菌リポ多糖(LPS)の非毒性誘導体、免疫刺激オリゴヌクレオチドを含んでよい。CpGモチーフを含有するオリゴヌクレオチドのような免疫刺激オリゴヌクレオチドは、本発明で用いるために好ましいTH1アジュバントである。
TH2免疫応答は、TH2免疫応答と関連するサイトカインの1もしくは複数(例えばIL−4、IL−5、IL−6およびIL−10)の増加、またはIgG1、IgE、IgAおよびメモリーB細胞の生成の増加の1または複数を含み得る。好ましくは、TH2免疫応答の増進は、IgG1生成の増加を含む。
TH2免疫応答は、TH2アジュバントを用いて惹起し得る。TH2アジュバントは、一般的に、アジュバントなしの抗原での免疫化と比べて、増加したレベルのIgG1生成を惹起する。本発明で用いるために適切なTH2アジュバントは、例えば無機質含有組成物、油性エマルジョンならびにADPリボシル化毒素およびその解毒化誘導体を含む。アルミニウム塩のような無機質含有組成物は、本発明で用いるために好ましいTH2アジュバントである。
好ましくは、本発明は、TH1アジュバントとTH2アジュバントとの組み合わせを含む組成物を含む。好ましくは、このような組成物は、増進されたTH1応答および増進されたTH2応答を惹起し、すなわちアジュバントなしでの免疫化と比べて、IgG1生成およびIgG2a生成の両方の生成の増加を惹起する。さらにより好ましくは、TH1アジュバントとTH2アジュバントとの組み合わせを含む組成物は、単一アジュバントを用いる免疫化と比べて(すなわち、TH1アジュバントのみでの免疫化またはTH2アジュバントのみでの免疫化と比べて)、TH1免疫応答の増加および/またはTH2免疫応答の増加を惹起する。
免疫応答は、TH1免疫応答およびTH2応答の一方または両方であってよい。好ましくは、免疫応答は、TH1応答の増進およびTH2応答の増進の一方または両方をもたらす。
免疫応答の増進は、全身免疫応答および粘膜免疫応答の一方または両方であり得る。好ましくは、免疫応答は、全身免疫応答の増進および粘膜免疫応答の増進の一方または両方をもたらす。好ましくは、粘膜免疫応答は、TH2免疫応答である。好ましくは、粘膜免疫応答は、IgAの生成の増加を含む。
S.aureus感染は、体の種々の領域に影響でき、よって、本発明の組成物は、種々の形態で調製してよい。例えば、組成物は、液体溶液または懸濁物のいずれかとしての注射剤(injectable)として調製してよい。注射前に液体ビヒクルに溶解または懸濁するために適切な固体の形態も調製できる(例えば凍結乾燥組成物または噴霧凍結乾燥組成物)。組成物は、表面投与用に、例えば軟膏剤、クリームまたは粉末として調製してよい。組成物は、経口投与用に、例えば錠剤もしくはカプセル剤として、噴霧剤として、またはシロップ剤(所望により矯味矯臭して)として調製してよい。組成物は、肺投与用に、例えば微細粉末または噴霧剤を用いる吸入剤として調製してよい。組成物は、坐剤または膣坐剤として調製してよい。組成物は、鼻、耳または眼の投与用に、例えば滴剤として調製してよい。組成物は、組み合わせ組成物が、患者への投与の直前に再構成されるように設計されたキットの形態であってよい。このようなキットは、液体の形態の1または複数の抗原と、凍結乾燥された1または複数の抗原とを含んでよい。
組成物が使用前に即席で調製され(例えば成分が凍結乾燥された形態である場合)、かつキットである場合、キットは2つのバイアルを含んでも、1つの充填済み(ready−filled)シリンジと1つのバイアルとを含んでもよく、シリンジの内容物は、注射前にバイアルの内容物を再活性化するために用いられる。
ワクチンとして用いられる免疫原性組成物は、免疫学的有効量の抗原(複数可)と、必要に応じて任意のその他の成分とを含む。「免疫学的有効量」により、単回用量または一連のものの一部のいずれかとしてその量を個体に投与することが、処置または予防のために効果的であることを意味する。この量は、処置される個体の健康および身体の状態、年齢、処置される個体の分類群(例えば非ヒト霊長類、霊長類など)、抗体を合成する個体の免疫系の能力、所望される防御の程度、ワクチンの処方、医学的状態についての処置医師の評価、およびその他の関連する因子に依存して変動する。この量は、日常的な試験により決定できる比較的広い範囲内にあると予測される。1より多い抗原が組成物に含まれる場合、2つの抗原は、互いに同じ用量または異なる用量で存在してよい。
上記のように、組成物は、温度保護剤を含んでよく、この成分は、アジュバント添加組成物(特にアルミニウム塩のような無機質アジュバントを含有するもの)において特に有用であり得る。参考文献206に記載されるように、液体の温度保護剤は、水性ワクチン組成物に加えて、その凝固点を低下させ、例えば凝固点を0℃未満に低減させてよい。よって、組成物は0℃未満であるがその凝固点より上で貯蔵でき、温度による分解を阻害できる。温度保護剤は、無機塩アジュバントを凍結および解凍の後の凝集または沈降から保護しながら組成物の凍結を可能にすることもでき、上昇した温度、例えば40℃を超える温度にて組成物を保護することもできる。開始水性ワクチンおよび液体の温度保護剤は、液体の温度保護剤が、最終混合物の1〜80容積%を形成するように混合してよい。適切な温度保護剤は、ヒトの投与について安全であり、水に容易に混和/可溶性であり、組成物中のその他の成分(例えば抗原およびアジュバント)に損傷を与えないものであるべきである。例として、グリセリン、プロピレングリコールおよび/またはポリエチレングリコール(PEG)が含まれる。適切なPEGは、200〜20,000Daの範囲の平均分子量を有してよい。好ましい実施形態において、ポリエチレングリコールは、約300Daの平均分子量を有し得る(「PEG−300」)。
本発明は、(i)第1、第2、第3または第4抗原群から選択される1または複数の抗原と、(ii)温度保護剤とを含む免疫原性組成物を提供する。この組成物は、(i)第1、第2、第3または第4抗原群から選択される1または複数の抗原を含む水性組成物を、(ii)温度保護剤と混合することにより形成してよい。混合物は、次いで、例えば0℃未満、0〜20℃、20〜35℃、35〜55℃またはそれより高くで貯蔵してよい。これは、液体または凍結した形態で貯蔵してよい。混合物は、凍結乾燥してよい。組成物は、代わりに、(i)第1、第2、第3または第4抗原群から選択される1または複数の抗原を含む乾燥組成物を、(ii)温度保護剤を含む液体組成物と混合することにより形成してよい。よって、成分(ii)は、成分(i)を再構成するために用いることができる。
(処置方法およびワクチンの投与)
本発明は、本発明の組成物の有効量を投与するステップを含む、哺乳動物における免疫応答を高める方法も提供する。免疫応答は、好ましくは防御的であり、好ましくは、抗体および/または細胞媒介性免疫を伴う。方法は、追加免疫応答を高め得る。
本発明は、例えば哺乳動物における免疫応答を高めることにおいて用いるための医薬品として組み合わせて使用するための本発明の少なくとも2つの抗原も提供する。
本発明は、哺乳動物における免疫応答を高めるための医薬品の製造における、本発明の少なくとも2つの抗原の使用も提供する。
これらの使用および方法により哺乳動物において免疫応答を高めることにより、哺乳動物を、院内感染を含むS.aureus感染に対して防御することができる。より具体的には、哺乳動物を、皮膚感染、肺炎、髄膜炎、骨髄炎、心内膜炎、毒素ショック症候群および/または敗血症に対して防御できる。
本発明は、第1成分と第2成分とを含むキットであって、第1成分も第2成分も上記の本発明の組成物ではないが、第1成分と第2成分とを組み合わせて上記の本発明の組成物を提供できるキットも提供する。キットは、以下の1または複数を含む第3成分をさらに含んでよい:使用説明書、シリンジもしくはその他の送達デバイス、アジュバントまたは薬学的に許容される処方溶液。
本発明は、本発明の免疫原性組成物が予め充填された送達デバイスも提供する。
哺乳動物は、好ましくはヒトである。ワクチンが予防用である場合、ヒトは、好ましくは、小児(例えば幼児または乳児)または10代の若者であり、ワクチンが治療用である場合、ヒトは好ましくは10代の若者または成人である。小児用を意図するワクチンは、例えば安全性、投与量、免疫原性などを評価するために、成人に投与してもよい。本発明に従って有用に免疫化できるその他の哺乳動物は、ウシ、イヌ、ウマおよびブタである。
治療処置の効力を確認するためのある方法は、本発明の組成物の投与後のS.aureus感染をモニタリングすることである。予防処置の効力を確認するためのある方法は、本発明の組成物中の抗原に対する全身(例えばIgG1およびIgG2a生成のレベルをモニタリングする)および/または粘膜(例えばIgA生成のレベルをモニタリングする)の免疫応答を、組成物の投与後にモニタリングすることを含む。典型的には、抗原特異的血清抗体応答は、免疫化後であるがチャレンジ前に決定され、一方、抗原特異的粘膜抗体応答は、免疫化後であってチャレンジ後に決定される。
本発明の組成物の免疫原性を評価するための別の方法は、患者の血清もしくは粘膜分泌物をイムノブロットおよび/またはマイクロアレイによりスクリーニングするためにタンパク質を組換え発現させることである。タンパク質と患者試料との間の陽性の反応は、患者が、問題のタンパク質に対する免疫応答を開始したことを示す。この方法は、免疫優性抗原および/または抗原内のエピトープを同定するために用いてもよい。
ワクチン組成物の効力は、S.aureus感染の動物モデル、例えばモルモットまたはマウスを、ワクチン組成物を用いてチャレンジすることによりインビボで決定することもできる。特に、S.aureus感染症の研究のための3つの有用な動物モデルが存在し、すなわちこれらは、(i)マウス膿瘍モデル[207]、(ii)マウス致死感染モデル[207]および(iii)マウス肺炎モデル[208]である。膿瘍モデルは、静脈内チャレンジ後のマウス腎臓における膿瘍を観察する。致死感染モデルは、通常致死量のS.aureusを静脈内または腹腔内経路により感染させた後に生存するマウスの数を観察する。肺炎モデルも生存率を観察するが、鼻内感染を用いる。有用なワクチンは、これらのモデルの1または複数において効果があることがある。例えば、いくつかの臨床状況において、血液による拡散を防ぐかまたはオプソニン作用を促進する必要なく、肺炎に対して防御することが望まれることがある。別の状況において、血液による拡散を防ぐことが主に望まれることがある。様々な抗原および様々な抗原の組み合わせは、効果的なワクチンの様々な態様に寄与し得る。
本発明の組成物は、一般的に、患者に直接投与される。直接送達は、非経口注射(例えば皮下、腹腔内、静脈内、筋肉内または組織の間質腔へ)、または直腸、経口(例えば錠剤、噴霧剤)、膣、表面、経皮(transdermal)もしくは経皮(transcutaneous)、鼻内、眼、耳、肺もしくはその他の粘膜投与のような粘膜投与により達成してよい。
本発明は、全身および/または粘膜免疫を惹起するため、好ましくは増進された全身および/または粘膜免疫を惹起するために用いてよい。
好ましくは、全身および/または粘膜免疫の増進は、TH1および/またはTH2免疫応答の増進に反映される。好ましくは、免疫応答の増進は、IgG1および/またはIgG2aおよび/またはIgAの生成の増加を含む。
投薬は、単回用量計画または複数回用量計画によるものであり得る。複数回用量は、一次免疫化計画および/または追加免疫化計画で用い得る。複数回用量計画において、種々の用量を、同じまたは異なる経路により与えてよく、例えば非経口による一次免疫と粘膜による追加免疫、粘膜による一次免疫と非経口による追加免疫などである。複数回用量は、典型的には、少なくとも1週間隔てて投与される(例えば約2週間、約3週間、約4週間、約6週間、約8週間、約10週間、約12週間、約16週間など)。
本発明に従って調製されるワクチンは、小児および成人の両方を処置するために用いてよい。よって、ヒト患者は、1歳未満、1〜5歳、5〜15歳、15〜55歳または少なくとも55歳であってよい。ワクチンを受ける好ましい患者は、老人(例えば≧50歳、≧60歳、好ましくは≧65歳)、年少者(例えば≦5歳)、入院患者、医療従事者、軍隊および軍人、妊娠している女性、慢性の病人または免疫不全患者である。しかし、ワクチンは、これらの群にのみ適するのではなく、集団においてより一般的に用いられることがある。
本発明により製造されるワクチンは、その他のワクチンと実質的に同時に(例えば医療専門家またはワクチン接種センターへの同じ医療相談または訪問中に)、例えば、インフルエンザワクチン、麻疹ワクチン、流行性耳下腺炎ワクチン、風疹ワクチン、MMRワクチン、水痘ワクチン、MMRVワクチン、ジフテリアワクチン、破傷風ワクチン、百日咳ワクチン、DTPワクチン、結合体型H.influenzae b型ワクチン、不活化ポリオウイルスワクチン、B型肝炎ウイルスワクチン、髄膜炎菌結合体ワクチン(例えば4価A−C−W135−Yワクチン)、RSウイルスワクチンなどと実質的に同時に患者に投与してよい。共投与(co−administration)のために適切なさらなる非ブドウ球菌ワクチンは、参考文献51の第33〜46頁に列挙される1または複数の抗原を含み得る。
(核酸免疫化)
上記の免疫原性組成物は、S.aureusからのポリペプチド抗原を含む。しかし、全ての場合において、ポリペプチド抗原は、これらのポリペプチドをコードする核酸(典型的にはDNA)で置き換えて、核酸免疫化に基づく組成物、方法および使用をもたらすことができる。核酸免疫化は、現在では、発展した分野である(例えば参考文献209〜216などを参照されたい)。
免疫原をコードする核酸は、患者に送達された後にインビボにおいて発現し、発現した免疫原が、次いで、免疫系を刺激する。活性成分は、典型的には、(i)プロモーターと、(ii)プロモーターに作動可能に連結した免疫原をコードする配列と、所望により(iii)選択マーカーとを含む核酸ベクターの形態をとる。好ましいベクターは、(iv)複製起点と、(v)(ii)の下流であって(ii)に作動可能に連結した転写ターミネーターとをさらに含んでよい。一般的に、(i)および(v)は真核生物のものであり、(iii)および(iv)は原核生物のものである。
好ましいプロモーターは、例えばサイトメガロウイルス(CMV)からのウイルスプロモーターである。ベクターは、プロモーターに加えて転写調節配列(例えばエンハンサー)も含んでよく、これは、プロモーターと機能的に相互作用する。好ましいベクターは、前初期CMVエンハンサー/プロモーターを含み、より好ましいベクターは、CMVイントロンAも含む。プロモーターは、免疫原をコードする下流配列に作動可能に連結して、免疫原をコードする配列の発現がプロモーターの制御下になるようにする。
マーカーを用いる場合、これは、好ましくは、微生物宿主内(例えば原核生物内、細菌内、酵母内)で機能する。マーカーは、好ましくは、原核生物選択マーカー(例えば原核生物プロモーターの制御下で転写される)である。簡便のために、典型的なマーカーは、抗生物質耐性遺伝子である。
本発明のベクターは、好ましくは、プラスミドのような自己複製エピソームまたは染色体外ベクターである。
本発明のベクターは、好ましくは、複製起点を含む。複製起点は、原核生物内で活性であるが、真核生物内で活性でないことが好ましい。
よって、好ましいベクターは、ベクターの選択のための原核生物マーカーと、原核生物の複製起点と、免疫原をコードする配列の転写を駆動する真核生物のプロモーターとを含む。ベクターは、よって、(a)ポリペプチドを発現することなく原核生物宿主において増幅されて選択されるが、(b)増幅されることなく真核生物宿主において発現される。この構成は、核酸免疫化ベクターについて理想的である。
本発明のベクターは、コード配列の下流に真核生物の転写ターミネーター配列を含んでよい。これは、転写レベルを増進できる。コード配列がそれ自体のものを有さない場合、本発明のベクターは、好ましくは、ポリアデニル化配列を含む。好ましいポリアデニル化配列は、ウシ増殖ホルモンからである。
本発明のベクターは、マルチクローニング部位を含んでよい。
免疫原およびマーカーをコードする配列に加えて、ベクターは、第2真核生物コード配列を含んでよい。ベクターは、上記の第2配列の上流にIRESも含むことにより、免疫原と同じ転写産物からの第2真核生物ポリペプチドの翻訳を許容することもできる。代わりに、免疫原コード配列が、IRESの下流にあってよい。
本発明のベクターは、非メチル化CpGモチーフ、例えば2つの5’プリンと2つの3’ピリミジンとに挟まれた、グアノシンの前にシトシンを共通して有する非メチル化DNA配列を含んでよい。これらの非メチル化形態において、これらのDNAモチーフは、いくつかの型の免疫細胞の効力のある刺激物質であることが証明されている。
ベクターは、標的化様式で送達してよい。受容体媒介DNA送達技術が、例えば参考文献217〜222に記載されている。核酸を含有する治療組成物は、遺伝子治療プロトコールにおける局所投与のために約100ng〜約200mgの範囲のDNAで投与される。約500ng〜約50mg、約1μg〜約2mg、約5μg〜約500μg、および約20μg〜約100μgのDNAの濃度範囲を、遺伝子治療プロトコール中に用いることもできる。作用の方法(例えばコードされる遺伝子産物のレベルを増進または阻害するための)ならびに形質転換および発現の効力のような因子は、最終的な効力のために要求される投与量に影響する、考慮すべき事項である。組織のより大きい領域にわたってより高い発現が所望される場合、ベクターのより多い量、または連続的投与プロトコールにおいて再投与される同じ量、または様々な近接もしくは近い組織部分への数回の投与が、正の治療転帰をもたらすために要求され得る。全ての場合において、臨床試験における日常的な実験が、最適な治療効果の特定の範囲を決定する。
ベクターは、遺伝子送達ビヒクルを用いて送達できる。遺伝子送達ビヒクルは、ウイルスまたは非ウイルスの起源のものであり得る(一般的に、参考文献223〜226を参照されたい)。
所望の核酸の送達および所望の細胞における発現のためのウイルスに基づくベクターは、当該技術分野において周知である。例示的なウイルスに基づくビヒクルは、それらに限定されないが、組換えレトロウイルス(例えば参考文献227〜237)、アルファウイルスに基づくベクター(例えばシンドビスウイルスベクター、セムリキ森林ウイルス(ATCC VR−67;ATCC VR−1247)、ロスリバーウイルス(ATCC VR−373;ATCC VR−1246)およびベネズエラウマ脳炎ウイルス(ATCC VR−923;ATCC VR−1250;ATCC VR1249;ATCC VR−532);これらのウイルスのハイブリッドまたはキメラも用いてよい)、ポックスウイルスベクター(例えばワクシニア、鶏痘、カナリアポックス、改変ワクシニアAnkaraなど)、アデノウイルスベクター、およびアデノ随伴ウイルス(AAV)ベクターを含む(例えば参考文献238〜243を参照されたい)。不活化(killed)アデノウイルスと連結されたDNA[244]の投与も用いることができる。
それらに限定されないが、不活化アデノウイルスのみに連結されたかまたは連結されていないポリカチオン凝縮DNA[例えば244]、リガンド連結DNA[245]、真核細胞送達ビヒクル細胞[例えば参考文献246〜250]および核電荷中和または細胞膜との融合を含む非ウイルス送達ビヒクルおよび方法も用いることができる。裸のDNAも用いることができる。例示的な裸のDNA導入方法は、参考文献251および252に記載されている。遺伝子送達ビヒクルとして作用できるリポソーム(例えばイムノリポソーム)は、参考文献253〜257に記載されている。さらなるアプローチは、参考文献258および259に記載されている。
用いるために適切なさらなる非ウイルス送達は、参考文献259に記載されているアプローチのような機械的送達系を含む。さらに、コード配列およびその発現の生成物は、光重合されたヒドロゲル物質の堆積または電離放射線の使用により送達できる[例えば参考文献260および261]。コード配列を送達するために用いることができる遺伝子送達のためのその他の従来の方法は、例えば、手持ち式遺伝子移入粒子銃(hand−held gene transfer particle gun)の使用[262]または移入された遺伝子を活性化するための電離放射線の使用[260および261]を含む。
PLG{ポリ(ラクチド−co−グリコリド)}微小粒子を用いる送達DNAは、例えば微小粒子への吸着による特に好ましい方法であり、これらの微小粒子は、所望により、負に荷電された表面(例えばSDSで処理される)または正に荷電された表面(例えばCTABのようなカチオン洗浄剤で処理される)を有するように処理される。
(S.epidermidis)
本発明はS.aureusに焦点を当てるが、本発明者らは、sta006およびsta011抗原が、S.epidermidisに相同体を有することも認識している。例えば、配列番号234は、配列番号42(sta006)と73%の同一性を有する、S.epidermidis M23864:W1株からの「鉄(Fe+3)ABCスーパーファミリーATP結合カセットトランスポーター、結合タンパク質」であり、配列番号235は、配列番号47(sta011)と67%の同一性を有する、S.epidermidis RP62A株からの「推定リポタンパク質」である。
S.epidermidisは、ヒトの皮膚上に通常存在し、時折病気の原因となり得る。感染は、通常、カテーテルのような医療デバイスと関連し、院内感染の原因である。S.aureusに対するsta006およびsta011についての本明細書に開示する結果は、S.epidermidisにおける相同タンパク質が、この病原体に対する免疫化のために有用であり得ることを示唆する。
本発明は、
(i)(a)配列番号234と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号234の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含むポリペプチド、
および/または
(ii)(a)配列番号235と50%以上の同一性(例えば60%、65%、70%、75%、80%、85%、90%、91%、92%、93%、94%、95%、96%、97%、98%、99%、99.5%以上)を有し、かつ/もしくは(b)配列番号235の少なくとも「n」連続アミノ酸の断片(ここで、「n」は、7以上(例えば8、10、12、14、16、18、20、25、30、35、40、50、60、70、80、90、100、150、200、250以上)である)を含むアミノ酸配列を含むポリペプチド
を含む免疫原性組成物を提供する。
組成物は、アジュバントも含んでよい。これらの組成物は、S.epidermidis感染に対して哺乳動物(ヒトを含む)を免疫化するために特に有用である。
(b)の好ましい断片は、それぞれ配列番号234または235からのエピトープを含む。その他の好ましい断片は、配列番号234/235のC末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)および/またはN末端から1または複数のアミノ酸(例えば1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、15、20、25以上)を欠失しているが、配列番号234/235の少なくとも1つのエピトープを保持している。
より一般的には、本発明は、任意のStaphylococcus種からのsta006および/またはsta011相同体の、その種に対して哺乳動物を免疫化するための使用を提供する。
(抗体)
S.aureus抗原に対する抗体は、受動免疫のために用いることができる。よって、本発明は、第1、第2、第3または第4抗原群の抗原に特異的である抗体を提供する。本発明は、治療におけるこのような抗体の使用も提供する。本発明は、医薬品の製造におけるこのような抗体の使用も提供する。本発明は、有効量の本発明の抗体を投与するステップを含む、哺乳動物を処置する方法も提供する。免疫原性組成物について上で述べたように、これらの方法および使用は、S.aureus感染に対して哺乳動物を防御することを可能にする。
「抗体」との用語は、インタクトな免疫グロブリン分子、および抗原と結合できるその断片を含む。これらは、ハイブリッド(キメラ)抗体分子[263、264];F(ab’)2およびF(ab)断片ならびにFv分子;非共有結合ヘテロダイマー[265、266];単鎖Fv分子(sFv)[267];ダイマーおよびトリマー抗体断片構築物;ミニボディ[268、269];ヒト化抗体分子[270〜272];ならびにこのような分子から得られる任意の機能的断片、ならびにファージディスプレイのような慣用的ではないプロセスにより得られる抗体を含む。好ましくは、抗体は、モノクローナル抗体である。モノクローナル抗体を得る方法は、当該技術分野において周知である。ヒト化または完全ヒト抗体が好ましい。
(全般)
本発明の実施は、そうでないと記載しない限り、当該技術分野の範囲内である化学、生化学、分子生物学、免疫学および薬理学の従来の方法を用いる。このような技術は、文献に詳細に説明されている。例えば参考文献273〜280などを参照されたい。
「GI」番号付けを上記で用いている。GI番号または「GenInfo識別子」は、そのデータベースに配列が加えられた場合に、NCBIにより処理されるそれぞれの記録された配列に連続的に割り当てられる一連の数字である。GI番号は、記録された配列のアクセッション番号に対して類似性はない。配列がアップデートされたとき(例えば修正のため、またはさらなるアノテーションもしくは情報を加えるため)に、新しいGI番号が与えられる。よって、与えられたGI番号に付随する配列は、決して変更されない。
本発明が「エピトープ」に関する場合、このエピトープは、B細胞エピトープおよび/またはT細胞エピトープであってよい。このようなエピトープは、経験的に同定できる(例えばPEPSCAN[281、282]または類似の方法を用いて)か、またはこれは予想できる(例えばJameson−Wolf抗原インデックス[283]、マトリックスに基づくアプローチ[284]、MAPITOPE[285]、TEPITOPE[286、287]、ニューラルネットワーク[288]、OptiMer&EpiMer[289、290]、ADEPT[291]、Tsites[292]、親水性[293]、抗原インデックス[294]または参考文献295〜299に開示される方法などを用いて)。エピトープは、抗体またはT細胞受容体の抗原結合部位により認識され、それと結合する抗原の部分であり、これらは、「抗原決定基」と呼ぶこともできる。
抗原「ドメイン」が取り除かれる場合、このことは、シグナルペプチド、細胞質ドメイン、膜貫通ドメイン、細胞外ドメインなどが取り除かれることを含み得る。
用語「含む(comprising)」は、「含む(including)」および「からなる(consisting)」を包含し、例えばXを「含む(comprising)」組成物は、Xのみからなり得るか、または何か追加のもの、例えばX+Yを含み得る。
数値xに関する「約」との用語は、任意選択であり、例えばx±10%を意味する。
2つのアミノ酸配列間のパーセンテージ配列同一性についての言及は、アラインメントさせたときに、アミノ酸のそのパーセンテージが、2つの配列の比較において同じであることを意味する。このアラインメントおよびパーセント相同性または配列同一性は、当該技術分野において公知のソフトウェアプログラム、例えば参考文献300の7.7.18節に記載されるものを用いて決定できる。好ましいアラインメントは、12のギャップオープンペナルティおよび2のギャップ伸長ペナルティ、62のBLOSUMマトリックスでのアフィンギャップ検索を用いるSmith−Waterman相同性検索アルゴリズムにより決定される。Smith−Waterman相同性検索アルゴリズムは、参考文献301に開示されている。
したがって、本発明は、以下の項目を提供する:
(項目1)
抗原の組み合わせを含む免疫原性組成物であって、上記組み合わせは、(1)sta006抗原;(2)sta011抗原;(3)esxA抗原;(4)esxB抗原;(5)hla抗原;(6)ebpS抗原;(7)efb抗原;(8)emp抗原;(9)esaC抗原;(10)coA抗原;(11)eap抗原;(12)FnBA抗原;(13)FnBB抗原;(14)ebhA抗原;(15)hlgB抗原;(16)hlgC抗原;(17)isdA抗原;(18)isdB抗原;(19)isdC抗原;(20)isdG抗原;(21)isdH抗原;(22)isdI抗原;(23)lukD抗原;(24)lukE抗原;(25)lukF抗原;(26)lukS抗原;(27)nuc抗原;(28)sasA抗原;(29)sasB抗原;(30)sasC抗原;(31)sasD抗原;(32)sasF抗原;(33)sdrC抗原;(34)sdrD抗原;(35)sdrE2抗原;(36)spa抗原;(37)clfA抗原;(38)clfB抗原;(39)sta001抗原;(40)sta002抗原;(41)sta003抗原;(42)sta004抗原;(43)sta005抗原;(44)sta007抗原;(45)sta008抗原;(46)sta009抗原;(47)sta010抗原;(48)sta012抗原;(49)sta013抗原;(50)sta014抗原;(51)sta015抗原;(52)sta016抗原;(53)sta017抗原;(54)sta018抗原;(55)sta019抗原;(56)sta020抗原;(57)sta021抗原;(58)sta022抗原;(59)sta023抗原;(60)sta024抗原;(61)sta025抗原;(62)sta026抗原;(63)sta027抗原;(64)sta028抗原;(65)sta029抗原;(66)sta030抗原;(67)sta031抗原;(68)sta032抗原;(69)sta033抗原;(70)sta034抗原;(71)sta035抗原;(72)sta036抗原;(73)sta037抗原;(74)sta038抗原;(75)sta039抗原;(76)sta040抗原;(77)sta041抗原;(78)sta042抗原;(79)sta043抗原;(80)sta044抗原;(81)sta045抗原;(82)sta046抗原;(83)sta047抗原;(84)sta048抗原;(85)sta049抗原;(86)sta050抗原;(87)sta051抗原;(88)sta052抗原;(89)sta053抗原;(90)sta054抗原;(91)sta055抗原;(92)sta056抗原;(93)sta057抗原;(94)sta058抗原;(95)sta059抗原;(96)sta060抗原;(97)sta061抗原;(98)sta062抗原;(99)sta063抗原;(100)sta064抗原;(101)sta065抗原;(102)sta066抗原;(103)sta067抗原;(104)sta068抗原;(105)sta069抗原;(106)sta070抗原;(107)sta071抗原;(108)sta072抗原;(109)sta073抗原;(110)sta074抗原;(111)sta075抗原;(112)sta076抗原;(113)sta077抗原;(114)sta078抗原;(115)sta079抗原;(116)sta080抗原;(117)sta082抗原;(118)sta083抗原;(119)sta084抗原;(120)sta085抗原;(121)sta086抗原;(122)sta087抗原;(123)sta088抗原;(124)sta089抗原;(125)sta090抗原;(126)sta091抗原;(127)sta092抗原;(128)sta093抗原;(129)sta094抗原;(130)sta095抗原;(131)sta096抗原;(132)sta097抗原;(133)sta098抗原;(134)sta099抗原;(135)sta100抗原;(136)sta101抗原;(137)sta102抗原;(138)sta103抗原;(139)sta104抗原;(140)sta105抗原;(141)sta106抗原;(142)sta107抗原;(143)sta108抗原;(144)sta109抗原;(145)sta110抗原;(146)sta111抗原;(147)sta112抗原;(148)sta113抗原;(149)sta114抗原;(150)sta115抗原;(151)sta116抗原;(152)sta117抗原;(153)sta118抗原;(154)sta119抗原;(155)sta120抗原;(156)NW_6抗原;(157)NW_9抗原;(158)NW_10抗原;(159)NW_7抗原;(160)NW_8抗原;(161)NW_2抗原;(162)NW_1抗原;(163)sta081抗原;および(164)NW_5抗原からなる群より選択される2以上の抗原を含む、組成物。
(項目2)
番号(3)〜(38)から選択される少なくとも1つの抗原、ならびに、番号(1)、(2)および(37)〜(149)から選択される少なくとも1つの抗原を含む、項目1に記載の組成物。
(項目3)
番号(37)、(38)、(8)、(9)、(3)、(4)、(5)、(17)、(18)、(19)、(31)、(32)、(33)、(34)、(35)および(36)から選択される少なくとも1つの抗原、ならびに、(40)、(1)、(43)、(2)、(64)、(96)、(133)および(147)から選択される少なくとも1つの抗原を含む、項目2に記載の組成物。
(項目4)
(1)clfA抗原;(2)clfB抗原;(3)sdrE2抗原;(4)sdrC抗原;(5)SasF抗原;(6)emp抗原;(7)sdrD抗原;(8)spa抗原;(9)esaC抗原;(10)esxA抗原;(11)esxB抗原;(12)sta006抗原;(13)isdC抗原;(14)hla抗原;(15)sta011抗原;(16)isdA抗原;(17)isdB抗原;(18)sasF抗原からなる群より選択される2以上の抗原を含む、項目1に記載の組成物。
(項目5)
(1)esxA抗原;(2)esxB抗原;(3)sta006抗原;(4)hla抗原;(5)sta011抗原からなる群より選択される2以上の抗原を含む、項目1に記載の組成物。
(項目6)
前述の項目のいずれかに記載の組成物であって、上記抗原の1または複数が、水酸化アルミニウムアジュバントに吸着され、所望により、上記組成物が、ヒスチジン緩衝剤を含む、組成物。
(項目7)
(i)S.aureus菌体外多糖と(ii)キャリアタンパク質との1または複数の結合体をさらに含む、前述の項目のいずれかに記載の組成物。
(項目8)
(i)S.aureus莢膜多糖と(ii)キャリアタンパク質との1または複数の結合体をさらに含む、前述の項目のいずれかに記載の組成物。
(項目9)
式NH2−A−{−X−L−}n−B−COOH
(式中、Xは、S.aureus抗原
からなる群より選択されるブドウ球菌抗原のアミノ酸配列であり、
Lは、任意選択のリンカーアミノ酸配列であり、
Aは、任意選択のN末端アミノ酸配列であり、
Bは、任意選択のC末端アミノ酸配列であり、
nは、2以上の整数である)
のポリペプチド。
(項目10)
項目9に記載のポリペプチドを含み、
(A)(i)S.aureus菌体外多糖と(ii)キャリアタンパク質との1または複数の結合体、および/または、
(B)(i)S.aureus莢膜多糖と(ii)キャリアタンパク質との1または複数の結合体
をさらに含む、免疫原性組成物。
(項目11)
上記clfA抗原が、
配列番号1を認識する抗体を惹起でき、
(a)配列番号1と80%以上の同一性を有し、および/または
(b)配列番号1の少なくとも7連続アミノ酸の断片を含む
アミノ酸配列を含み、
上記断片が、配列番号1からのエピトープを含む、前述の項目のいずれかに記載の組成物またはポリペプチド。
(項目12)
(a)配列番号151と80%以上の同一性を有し、および/または
(b)配列番号151のアミノ酸1〜97からの少なくとも7連続アミノ酸と、配列番号151のアミノ酸104〜207からの少なくとも7連続アミノ酸との断片を含む
アミノ酸配列を含むポリペプチドであって、上記ポリペプチドが、配列番号10を含む野生型ブドウ球菌タンパク質と、配列番号11を含む野生型ブドウ球菌タンパク質とをともに認識する抗体を惹起できる、ポリペプチド。
(項目13)
項目12に記載のポリペプチド、ならびに、(i)sta006抗原;(ii)hla抗原;および/または(iii)sta011抗原の1または複数を含む、免疫原性組成物。
(項目14)
アジュバントを含む、項目13に記載の組成物。
(項目15)
配列番号151、152、168、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、220、221、222、223、224、237、238、241から選択されるアミノ酸配列と80%以上の同一性を有するアミノ酸配列を含むポリペプチド。
(項目16)
配列番号151、152、168、202、203、204、205、206、207、208、209、210、211、212、220、221、222、223、224、237、238、241、242、243、244、245から選択されるアミノ酸配列を含むポリペプチド。
(項目17)
(a)配列番号218と90%以上の同一性を有する第1配列と、(b)配列番号219と90%以上の同一性を有する第2配列とを含むポリペプチドであって、上記第1配列と上記第2配列とが、直接接合されているか、または10未満のアミノ酸を有する介在アミノ酸配列により接合されているかのいずれかである、ポリペプチド。
(項目18)
項目12、15、16または17のいずれか1項に記載のポリペプチドを含む医薬組成物。
(項目19)
前述の項目のいずれかに記載のポリペプチドまたは組成物の有効量を哺乳動物に投与するステップを含む、哺乳動物における免疫応答を高める方法。
(項目20)
項目9、12、15、16または17のポリペプチドをコードする核酸。