JP2017056814A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】氷雪路性能の低下を抑制しつつ操縦安定性能を効果的に向上する。【解決手段】車両への装着の向きが指定されたタイヤ1である。トレッド部2は、外側ショルダー陸部5Aと内側ショルダー陸部5Bとを含んでいる。外側ショルダー陸部は、外側ショルダー陸部内で終端する第1外側ショルダーサイプ8と、外側ショルダー陸部内で終端する外側ショルダーラグ溝10とが設けられている。内側ショルダー陸部は、内側ショルダー主溝3Bに連通する第1内側ショルダーサイプ15、内側ショルダー陸部内で終端する内側ショルダーラグ溝17、及び、内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端と内側ショルダー主溝とを継ぐ継ぎサイプ18が設けられている。【選択図】図1

Description

本発明は、氷雪路性能の低下を抑制しつつ操縦安定性能を効果的に向上し得るタイヤに関する。
近年、車両への装着の向きが指定された冬用のタイヤにおいて、氷雪路の他、乾燥路も走行する機会が増えている。このようなタイヤでは、良好な氷雪路性能だけでなく、乾燥路での優れた操縦安定性能(以下、単に「操縦安定性能」という場合がある)が求められている。
氷雪路性能を向上させるために、例えば、トレッド部にサイプがタイヤ軸方向に亘って均一に配されたタイヤが提案されている。
しかしながら、旋回走行時、トレッド部の車両外側の陸部には、車両内側の陸部に比して大きな横力が作用するので、車両内側の陸部の剛性と、車両外側の陸部の剛性とが同じである場合、良好な操縦安定性能が得られないという問題があった。
特開2010−285035号公報
本発明は、以上のような問題点に鑑み案出なされたもので、氷雪路性能の低下を抑制しつつ操縦安定性能を効果的に向上し得るタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明は、車両への装着の向きが指定されることにより、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とを有するトレッド部を具えたタイヤであって、前記トレッド部は、最も前記外側トレッド端側をタイヤ周方向に連続してのびる外側ショルダー主溝と、最も前記内側トレッド端側をタイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー主溝とが設けられることにより、前記外側ショルダー主溝と前記外側トレッド端との間で区分される外側ショルダー陸部と、前記内側ショルダー主溝と前記内側トレッド端との間で区分される内側ショルダー陸部とを含み、前記外側ショルダー陸部は、前記外側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記外側ショルダー主溝に連通することなく前記外側ショルダー陸部内で終端する第1外側ショルダーサイプと、前記外側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記外側ショルダー主溝に連通することなく前記外側ショルダー陸部内で終端する外側ショルダーラグ溝とが設けられ、前記内側ショルダー陸部は、前記内側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記内側ショルダー主溝に連通する第1内側ショルダーサイプ、前記内側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記内側ショルダー主溝に連通することなく前記内側ショルダー陸部内で終端する内側ショルダーラグ溝、及び、前記内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端と前記内側ショルダー主溝とを継ぐ継ぎサイプが設けられていることを特徴とする。
本発明に係るタイヤは、前記外側ショルダー陸部が、前記第1外側ショルダーサイプのタイヤ軸方向外端よりもタイヤ軸方向外側に離間する第2外側ショルダーサイプが設けられ、前記第2外側ショルダーサイプは、前記第1外側ショルダーサイプを前記外側トレッド端側へ滑らかに延長させた仮想延長線上にあるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記内側ショルダー陸部が、前記第1内側ショルダーサイプのタイヤ軸方向外端よりもタイヤ軸方向外側に離間する第2内側ショルダーサイプが設けられ、前記第2内側ショルダーサイプは、前記第1内側ショルダーサイプを前記内側トレッド端側へ滑らかに延長させた仮想延長線上にあるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記外側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる外側センター主溝が設けられることにより、前記外側ショルダー主溝と前記外側センター主溝との間で区分される外側ミドル陸部が設けられ、前記外側ミドル陸部には、前記外側ショルダー主溝から前記外側センター主溝に向かってのび前記外側ミドル陸部内で終端する第1外側ミドルラグ溝と、前記外側センター主溝から前記外側ショルダー主溝に向かってのび前記外側ミドル陸部内で終端する第2外側ミドルラグ溝とが設けられ、前記第1外側ミドルラグ溝は、前記外側ショルダー主溝からのびる外側第1部分と、前記外側第1部分に連通しかつ前記外側第1部分よりも溝幅の小さい外側第2部分とを有し、前記第2外側ミドルラグ溝は、前記外側センター主溝からのびる外側第3部分と、前記外側第3部分に連通しかつ前記外側第3部分よりも溝幅の小さい外側第4部分とを有するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1外側ミドルラグ溝及び前記第2外側ミドルラグ溝が、タイヤ周方向に交互に設けられているのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記外側ミドル陸部が、前記第1外側ミドルラグ溝及び前記第2外側ミドルラグ溝がタイヤ軸方向に重複する重なり部が設けられるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記内側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる内側センター主溝が設けられることにより、前記内側ショルダー主溝と前記内側センター主溝との間で区分される内側ミドル陸部が設けられ、前記内側ミドル陸部には、前記内側ショルダー主溝から前記内側センター主溝に向かってのび前記内側ミドル陸部内で終端する第1内側ミドルラグ溝と、前記内側センター主溝から前記内側ショルダー主溝に向かってのび前記内側ミドル陸部内で終端する第2内側ミドルラグ溝とが設けられ、前記第1内側ミドルラグ溝は、前記内側ショルダー主溝からのびる内側第1部分と、前記内側第1部分に連通しかつ前記内側第1部分よりも溝幅の小さい内側第2部分とを有し、前記第2内側ミドルラグ溝は、前記内側センター主溝からのびる内側第3部分と、前記内側第3部分に連通しかつ前記内側第3部分よりも溝幅の小さい内側第4部分とを有するのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝が、タイヤ周方向に交互に設けられるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記内側ミドル陸部が、前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝がタイヤ軸方向に重複する重なり部が設けられるのが望ましい。
本発明に係るタイヤは、前記外側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる外側センター主溝が設けられることにより、前記外側ショルダー主溝と前記外側センター主溝との間で区分される外側ミドル陸部が設けられ、前記外側ミドル陸部には、前記外側ショルダー主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1外側ミドル面取り部と、前記外側センター主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2外側ミドル面取り部とが設けられ、前記内側ミドル陸部には、前記内側ショルダー主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1内側ミドル面取り部と、前記内側センター主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2内側ミドル面取り部とが設けられているのが望ましい。
本発明のタイヤは、トレッド部が、外側ショルダー主溝と外側トレッド端との間で区分される外側ショルダー陸部と、内側ショルダー主溝と内側トレッド端との間で区分される内側ショルダー陸部とを含んでいる。
外側ショルダー陸部は、外側ショルダー主溝に連通することなく外側ショルダー陸部内で終端する第1外側ショルダーサイプと、外側ショルダー主溝に連通することなく外側ショルダー陸部内で終端する外側ショルダーラグ溝とが設けられている。内側ショルダー陸部は、内側ショルダー主溝に連通する第1内側ショルダーサイプ、内側ショルダー主溝に連通することなく内側ショルダー陸部内で終端する内側ショルダーラグ溝、及び、内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端と内側ショルダー主溝とを継ぐ継ぎサイプが設けられている。このようなショルダーサイプ及びショルダーラグ溝は、エッジ成分による摩擦力や雪柱せん断力を発揮するので、氷雪路性能を向上する。また、内側ショルダー陸部には、内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端と内側ショルダー主溝とを継ぐ継ぎサイプが設けられている。これにより、大きな横力が作用する外側ショルダー陸部に比して、内側ショルダー陸部の剛性を小さくすることができる。即ち、外側ショルダー陸部の剛性、及び、内側ショルダー陸部の剛性は、旋回走行時の横力に適した大きさとなるので、操縦安定性能が向上する。
従って、本発明のタイヤは、氷雪路性能の低下が抑制されつつ操縦安定性能が効果的に向上する。
本発明の一実施形態のタイヤのトレッド部の展開図である。 図1の外側ショルダー陸部の拡大図である。 図1の内側ショルダー陸部の拡大図である。 図1のミドル陸部の拡大図である。 図1のセンター陸部の拡大図である。 比較例1のトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1には、本発明の一実施形態を示すタイヤ1のトレッド部2の展開図が示される。本実施形態のタイヤ1は、例えば、乗用車用や重荷重用の空気入りタイヤ、及び、タイヤの内部に加圧された空気が充填されない非空気式タイヤ等の様々なタイヤに用いることができる。本実施形態のタイヤ1は、氷雪路面や乾燥路面で走行される乗用車用の空気入りタイヤとして好適に利用される。
図1に示されるように、本実施形態のタイヤ1は、車両への装着の向きが指定されている。トレッド部2は、タイヤ1の車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端Toと、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端Tiとを有する。車両への装着の向きは、例えばサイドウォール部(図示せず)に、文字等で表示される。
前記各「トレッド端」To、Tiは、正規リムにリム組みされかつ正規内圧が充填された無負荷である正規状態のタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。正規状態において、各トレッド端To、Ti間のタイヤ軸方向の距離がトレッド幅TWとして定められる。特に断りがない場合、タイヤの各部の寸法等は、正規状態で測定された値である。
「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" である。
「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" である。タイヤが乗用車用である場合、正規内圧は、180kPaである。
「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" である。タイヤが乗用車用の場合、正規荷重は、前記荷重の88%に相当する荷重である。
本実施形態のトレッド部2には、タイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる2本のショルダー主溝3、及び、ショルダー主溝3とタイヤ赤道Cとの間をタイヤ周方向に連続してのびる2本のセンター主溝4を含んでいる。なお、各主溝3、4は、このような構成態様に限定されるものではない。
本実施形態のショルダー主溝3は、外側トレッド端To側に設けられた外側ショルダー主溝3Aと、内側トレッド端Ti側に設けられた内側ショルダー主溝3Bとで構成されている。本実施形態のセンター主溝4は、外側ショルダー主溝3Aとタイヤ赤道Cとの間に設けられた外側センター主溝4Aと、内側ショルダー主溝3Bとタイヤ赤道Cとの間に設けられた内側センター主溝4Bとで構成されている。
各主溝3、4は、タイヤ周方向に沿った直線状である。このような主溝3、4は、各主溝3、4近傍の陸部の剛性を高め、制動時の車両のふらつきや片流れなどの不安定な挙動を抑制し、操縦安定性能を向上する。また、主溝3、4は、溝内の雪をスムーズに回転方向の後着側に排出するため、排雪性能を向上する。
各主溝3、4の溝幅W1は、特に限定されるものではないが、雪路走行時の排雪性能と操縦安定性能とをバランス良く高める観点より、好ましくはトレッド幅TWの2%〜9%である。また、各主溝3、4の溝深さ(図示省略)は、好ましくは6.5〜8.5mmである。
本実施形態のトレッド部2は、各主溝3、4によって、一対のショルダー陸部5、一対のミドル陸部6、及び、1本のセンター陸部7が形成されている。ショルダー陸部5は、本実施形態では、外側ショルダー主溝3Aと外側トレッド端Toとの間で区分された外側ショルダー陸部5Aと、内側ショルダー主溝3Bと内側トレッド端Tiとの間で区分された内側ショルダー陸部5Bとからなる。ミドル陸部6は、本実施形態では、外側ショルダー主溝3Aと外側センター主溝4Aとの間で区分される外側ミドル陸部6Aと、内側ショルダー主溝3Bと内側センター主溝4Bとの間で区分される内側ミドル陸部6Bとからなる。センター陸部7は、両センター主溝4A、4B間で区分されている。
図2は、図1の外側ショルダー陸部5Aの拡大図である。図2に示されるように、本実施形態の外側ショルダー陸部5Aには、第1外側ショルダーサイプ8と第2外側ショルダーサイプ9と外側ショルダーラグ溝10とが、それぞれ複数本設けられている。本明細書において、サイプは、幅が2.0mm未満の小幅な溝状体として定義される。ラグ溝等のタイヤ軸方向にのびる溝は、溝幅が2.0mm以上の幅広の溝状体として定義される。
第1外側ショルダーサイプ8は、外側トレッド端To側からタイヤ軸方向内側に向かってのび外側ショルダー主溝3Aに連通することなく外側ショルダー陸部5A内で終端している。このような第1外側ショルダーサイプ8は、エッジ成分による摩擦力を発揮しつつ、外側ショルダー陸部5Aの剛性低下を抑制している。
第1外側ショルダーサイプ8は、タイヤ軸方向に円弧状でのびている。このような第1外側ショルダーサイプ8は、多方向にエッジ成分を発揮させかつ外側ショルダー陸部5Aの剛性を高く維持しうる。
第1外側ショルダーサイプ8は、そのタイヤ軸方向外端8eが外側ショルダー陸部5A内で終端している。即ち、本実施形態の第1外側ショルダーサイプ8は、両端が陸部内で終端するクローズドタイプである。
第1外側ショルダーサイプ8のタイヤ軸方向の内端8iは、外側ショルダー主溝3Aから外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laの10%〜25%の位置に配されているのが望ましい。第1外側ショルダーサイプ8の前記内端8iと外側ショルダー主溝3Aとの間のタイヤ軸方向距離L1が、外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laの10%未満の場合、外側ショルダー陸部5Aの剛性を高く維持できないおそれがある。前記タイヤ軸方向距離L1が前記タイヤ軸方向幅Laの25%を超える場合、第1外側ショルダーサイプ8のエッジ成分が小さくなるおそれがある。なお、外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laは、好ましくはトレッド幅TWの15%〜30%である。
第1外側ショルダーサイプ8のタイヤ軸方向外端8eは、外側ショルダー主溝3Aから外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laの40%〜60%の位置に配されているのが望ましい。即ち、外側ショルダー主溝3Aから第1外側ショルダーサイプ8の前記外端8eまでのタイヤ軸方向距離L2が、外側ショルダー陸部5Aの前記幅Laの40%未満の場合、又は前記距離L2が幅Laの60%を超える場合がある。この場合、相対的に剛性が高い外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向中央部分から離間した位置に第1外側ショルダーサイプ8の外端8eが配されるので、この外端8e近傍の剛性低下を抑制できないおそれがある。
第2外側ショルダーサイプ9は、第1外側ショルダーサイプ8のタイヤ軸方向外端8eよりもタイヤ軸方向外側に離間している。これにより、第1外側ショルダーサイプ8と第2外側ショルダーサイプ9とで、大きなタイヤ軸方向のエッジ成分を有するので、さらに氷雪路性能を向上する。
本実施形態では、第2外側ショルダーサイプ9は、第1外側ショルダーサイプ8を外側トレッド端To側へ延長させた仮想延長線8k上に設けられている。これにより、第1外側ショルダーサイプ8と第2外側ショルダーサイプ9とで、滑らかにのびる1本の仮想サイプが得られるため、氷雪路に対し大きな摩擦力を発揮できるので、一層、氷雪路性能が向上する。本実施形態では、仮想延長線8kが、第2外側ショルダーサイプ9内をのびている。前記「仮想延長上に設けられる」とは、第1外側ショルダーサイプ8の中心線8cを滑らかに延長させた仮想延長線8k上に、第2外側ショルダーサイプ9がそのタイヤ軸方向長さの30%以上形成されている態様をいう。
第1外側ショルダーサイプ8の仮想延長線8kは、本実施形態では、滑らかな円弧を形成している。これにより、両ショルダーサイプ8、9は、多方向に大きな摩擦力を発揮し、氷雪路性能を向上する。
第1外側ショルダーサイプ8のタイヤ軸方向外端8eと第2外側ショルダーサイプ9のタイヤ軸方向内端9iとの間には、サイプが形成されていない途切れ部12が存在する。途切れ部12のタイヤ軸方向の距離L3が大きい場合、第1外側ショルダーサイプ8と第2外側ショルダーサイプ9とが協働できず、摩擦力の向上効果が大きく低減する。途切れ部12の距離L3が小さい場合、外側ショルダー陸部5Aの剛性が大きく低下するおそれがある。このため、途切れ部12の距離L3は、好ましくは外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laの5%〜15%である。
第2外側ショルダーサイプ9は、本実施形態では、外側トレッド端Toまでのびている。これにより、氷雪路に対する優れた摩擦力が発揮される。
このような第1外側ショルダーサイプ8及び第2外側ショルダーサイプ9の深さ(図示省略)は、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝深さの40%〜80%である。
外側ショルダーラグ溝10は、本実施形態では、外側トレッド端To側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ外側ショルダー主溝3Aに連通することなく外側ショルダー陸部5A内で終端している。このような外側ショルダーラグ溝10は、雪柱せん断力を発揮しつつ外側ショルダー陸部5Aの剛性低下を抑制するので、氷雪路性能と操縦安定性能とをバランス良く向上する。
外側ショルダーラグ溝10は、本実施形態では、外側トレッド端Toよりもタイヤ軸方向外側にのびている。これにより、外側ショルダーラグ溝10内の雪を、外側トレッド端Toから外側に排出できるので、雪路性能が向上する。
外側ショルダーラグ溝10の溝幅W2は、好ましくは外側ショルダーラグ溝10の1ピッチP1の10%〜15%である。外側ショルダーラグ溝10の溝幅W2が大きい場合、外側ショルダー陸部5Aの剛性が大きく低下するおそれがある。外側ショルダーラグ溝10の溝幅W2が小さい場合、雪柱せん断力が小さくなり、雪路でのトラクションが低下するおそれがある。
外側ショルダー陸部5Aには、外側ショルダー主溝3Aに連通する溝やサイプが設けられない。即ち、例えば、外側ショルダーラグ溝10と外側ショルダー主溝3Aとを継ぐサイプや溝、及び、第1外側ショルダーサイプ8と外側ショルダー主溝3Aとを継ぐサイプや溝が設けられない。これにより、外側ショルダー陸部5Aの剛性が高く確保されるので、大きな横力が作用する旋回時においても、高い摩擦力を得ることができるため、優れた操縦安定性能が維持される。
上述のような作用を効果的に発揮させるため、外側ショルダーラグ溝10のタイヤ軸方向の内端10iと外側ショルダー主溝3Aとのタイヤ軸方向の距離L4は、好ましくは外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laの10%〜25%である。
各外側ショルダーサイプ8、9及び外側ショルダーラグ溝10は、同じ向きに傾斜している。これにより、外側ショルダー陸部5Aの剛性が高く確保される。本実施形態では、各外側ショルダーサイプ8、9及び外側ショルダーラグ溝10のタイヤ軸方向に対する角度α1は、外側トレッド端To側に向かって漸減している。これにより、旋回走行時、相対的に大きな横力が作用する外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向外側のパターン剛性を高めることができるので良好な氷雪路性能を得ることができる。このような観点より、各外側ショルダーサイプ8、9及び外側ショルダーラグ溝10の角度α1は、好ましくは30度以下である。
外側ショルダー陸部5Aには、外側ショルダー主溝3Aに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した外側ショルダー面取り部11が設けられている。このような外側ショルダー面取り部11は、外側ショルダー陸部5Aの剛性を高く維持しかつ雪柱せん断力を発揮する。
外側ショルダー面取り部11は、外側ショルダーラグ溝10とタイヤ周方向で位置ずれしている。これにより、大きな横力の作用する外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向剛性の低下を抑制することができる。
外側ショルダー面取り部11のタイヤ軸方向の長さLeは、例えば、1〜4mmである。外側ショルダー面取り部11の最大深さ(図示省略)は、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝深さの15%〜80%である。
図3は、内側ショルダー陸部5Bの拡大図である。図3に示されるように、内側ショルダー陸部5Bには、第1内側ショルダーサイプ15、第2内側ショルダーサイプ16、内側ショルダーラグ溝17、継ぎサイプ18が、それぞれ複数本設けられている。
第1内側ショルダーサイプ15は、内側トレッド端Ti側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ内側ショルダー主溝3Bに連通している。このような第1内側ショルダーサイプ15は、タイヤ軸方向のエッジ成分を有するとともに、サイプ内の水や氷を内側ショルダー主溝3Bに排出できるので、大きな氷雪路性能を発揮する。
第1内側ショルダーサイプ15は、タイヤ軸方向に円弧状でのび、かつ、そのタイヤ軸方向外端15eが内側ショルダー陸部5B内で終端するセミオープンタイプである。
第1内側ショルダーサイプ15の前記外端15eは、内側ショルダー主溝3Bから内側ショルダー陸部5Bのタイヤ軸方向幅Lbの40%〜60%の位置に配されているのが望ましい。即ち、内側ショルダー主溝3Bから第1内側ショルダーサイプ15の前記外端15eまでのタイヤ軸方向距離L5が、内側ショルダー陸部5Bの前記幅Lbの40%未満の場合、又は前記距離L5が幅Lbの60%を超える場合がある。この場合、相対的に剛性が高い内側ショルダー陸部5Bのタイヤ軸方向中央部分から離間した位置に第1内側ショルダーサイプ15の外端15eが配されるので、この外端15e近傍の剛性低下を抑制できないおそれがある。内側ショルダー陸部5Bのタイヤ軸方向幅Lbは、好ましくはトレッド幅TWの15%〜30%である。また、内側ショルダー陸部5Bのタイヤ軸方向幅Lbは、外側ショルダー陸部5Aのタイヤ軸方向幅Laと同じであるのが望ましい。
第2内側ショルダーサイプ16は、第1内側ショルダーサイプ15のタイヤ軸方向外端15eよりもタイヤ軸方向外側に離間している。第2内側ショルダーサイプ16は、本実施形態では、内側トレッド端Tiまでのびている。これにより、氷雪路に対する優れた摩擦力が発揮される。
本実施形態では、第2内側ショルダーサイプ16は、第1内側ショルダーサイプ15を内側トレッド端Ti側へ延長させた仮想延長線15k上に設けられている。これにより、第1内側ショルダーサイプ15と第2内側ショルダーサイプ16とで、滑らかにのびる1本の仮想サイプが得られるため、氷雪路に対し大きな摩擦力を発揮できるので、一層、氷雪路性能が向上する。前記「仮想延長上に設けられる」とは、第1内側ショルダーサイプ15の中心線15cを滑らかに延長させた仮想延長線15k上に、第2内側ショルダーサイプ16がそのタイヤ軸方向長さの30%以上形成されている態様をいう。本実施形態では、仮想延長線15kが、第2内側ショルダーサイプ16内をのびている。
第1内側ショルダーサイプ15、第2内側ショルダーサイプ16は、本実施形態では、滑らかな円弧を形成している。これにより、各内側ショルダーサイプ15、16は、多方向に大きな摩擦力を発揮し、氷雪路性能を向上する。
第1内側ショルダーサイプ15のタイヤ軸方向外端15eと第2内側ショルダーサイプ16のタイヤ軸方向内端16iとの間には、サイプが形成されていない途切れ部20が設けられる。外側ショルダー陸部5Aに設けられた途切れ部12と同様の作用を発揮させる観点より、途切れ部20のタイヤ軸方向距離L6は、好ましくは内側ショルダー陸部5Bのタイヤ軸方向幅Lbの5%〜14%である。
このような第1内側ショルダーサイプ15及び第2内側ショルダーサイプ16の深さ(図示省略)は、好ましくは内側ショルダー主溝3Bの溝深さの40%〜80%である。
内側ショルダーラグ溝17は、本実施形態では、内側トレッド端Ti側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ内側ショルダー主溝3Bに連通することなく内側ショルダー陸部5B内で終端している。
内側ショルダーラグ溝17は、本実施形態では、内側トレッド端Tiよりもタイヤ軸方向外側にのびている。これにより、内側ショルダーラグ溝17内の雪を、内側トレッド端Tiから外側に排出できるので、雪路性能が向上する。
内側ショルダーラグ溝17の溝幅W3は、好ましくは内側ショルダーラグ溝17の1ピッチP2の60%〜80%である。内側ショルダーラグ溝17の溝幅W3が大きい場合、内側ショルダー陸部5Bの剛性が大きく低下するおそれがある。内側ショルダーラグ溝17の溝幅W3が小さい場合、雪柱せん断力が小さくなり、雪路でのトラクションが低下するおそれがある。
内側ショルダーラグ溝17のタイヤ軸方向の長さL7は、好ましくは内側ショルダー陸部5Bの前記幅Lbの70%〜90%である。これにより、上述の作用をさらに効果的に発揮させることができる。
継ぎサイプ18は、内側ショルダーラグ溝17のタイヤ軸方向内端17iと内側ショルダー主溝3Bとの間を継いでいる。このような継ぎサイプ18は、接地時に、内側ショルダーラグ溝17の開閉を大きくして、さらに多くの雪を掴むことができる。
このように、本実施形態では、外側ショルダー陸部5Aにおいては、外側ショルダー主溝3Aに連通するサイプや溝を設けることがなく、内側ショルダー陸部5Bにおいて、内側ショルダー主溝3Bに連通するサイプが設けられている。これにより、大きな横力が作用する外側ショルダー陸部5Aに比して、内側ショルダー陸部5Bの剛性が小さくなり、外側ショルダー陸部5Aと内側ショルダー陸部5Bとに作用する旋回時の横力に適した各剛性の大きさとなる。このため、操縦安定性能が向上する。
継ぎサイプ18は、内側ショルダーラグ溝17と滑らかに接続されている。これにより、内側ショルダー陸部5Bの剛性を高く確保している。本実施形態では、継ぎサイプ18の一方側のサイプ縁18aと、内側ショルダーラグ溝17の一方側の溝縁17aとが滑らかに接続されている。
継ぎサイプ18の深さは、好ましくは内側ショルダー主溝3Bの溝深さの25%〜80%である。内側ショルダーラグ溝17の溝深さ(図示省略)は、好ましくは内側ショルダー主溝3Bの溝深さの50%〜80%である。
内側ショルダー陸部5Bは、継ぎサイプ18とこれと隣り合う第1内側ショルダーサイプ15との間で区分される内側ショルダー陸部片21を有している。内側ショルダー陸部片21の内側ショルダー主溝3B側には、内側ショルダー主溝3Bに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した内側ショルダー面取り部19が設けられている。このような内側ショルダー面取り部19は、剛性が小さくなりやすい内側ショルダーラグ溝17の内端17i近傍の内側ショルダー陸部片21の剛性を高く維持し、優れた操縦安定性能を確保する。
内側ショルダー面取り部19は、内側ショルダー陸部片21のタイヤ周方向に亘って設けられている。これにより、上述の作用が効果的に発揮される。
内側ショルダー面取り部19のタイヤ軸方向の長さLfは、例えば、1〜4mmである。内側ショルダー面取り部19の長さLfが大きい場合、内側ショルダー陸部5Bの接地面積が小さくなり、操縦安定性能が悪化するおそれがある。内側ショルダー面取り部19の長さLfが小さい場合、内側ショルダー陸部片21の剛性の低下を抑制できないおそれがある。内側ショルダー面取り部19の最大深さ(図示省略)は、好ましくは内側ショルダー主溝3Bの溝深さの15%〜80%である。
各内側ショルダーサイプ15、16、継ぎサイプ18及び内側ショルダーラグ溝17は、同じ向きに傾斜している。本実施形態では、各内側ショルダーサイプ15、16、継ぎサイプ18及び内側ショルダーラグ溝17は、タイヤ軸方向に対する角度α2が内側トレッド端Ti側に向かって漸減している。各内側ショルダーサイプ15、16、継ぎサイプ18及び内側ショルダーラグ溝17の角度α2は、好ましくは30度以下である。
図4は、図1の外側ミドル陸部6Aの拡大図である。図4に示されるように、外側ミドル陸部6Aは、第1外側ミドルラグ溝24、第2外側ミドルラグ溝25、第1外側ミドルサイプ26、第2外側ミドルサイプ27及び第3外側ミドルサイプ28がタイヤ周方向に複数本設けられている。
第1外側ミドルラグ溝24は、外側ショルダー主溝3Aから外側センター主溝4Aに向かってのび外側ミドル陸部6Aで終端している。第2外側ミドルラグ溝25は、外側センター主溝4Aから外側ショルダー主溝3Aに向かってのび外側ミドル陸部6Aで終端している。第1外側ミドルラグ溝24と第2外側ミドルラグ溝25とは、タイヤ周方向に交互に設けられている。これにより、大きな雪柱せん断力が発揮されるとともに、外側ミドル陸部6Aの剛性をタイヤ軸方向に亘ってバランス良く確保して、操縦安定性能を維持することができる。
第1外側ミドルラグ溝24は、外側ショルダー主溝3Aからのびる外側第1部分24Aと、外側第1部分24Aに連通しかつ外側第1部分24Aよりも溝幅の小さい外側第2部分24Bとを含んでいる。第2外側ミドルラグ溝25は、外側センター主溝4Aからのびる外側第3部分25Aと、外側第3部分25Aに連通しかつ外側第3部分25Aよりも溝幅の小さい外側第4部分25Bとを含んでいる。これにより、各外側ミドルラグ溝24、25内の雪が外側ショルダー主溝3A又は外側センター主溝4Aにスムーズに排出される。
本実施形態の外側第1部分24A乃至外側第4部分25Bは、溝幅が等しい等幅部で形成されている。このような外側ミドルラグ溝24、25は、外側ミドル陸部6Aの剛性を高く維持しうる。
本実施形態の第1外側ミドルラグ溝24は、外側第1部分24Aの一方側の溝縁30aと外側第2部分24Bの一方側の溝縁30bとが一本の滑らかな溝縁を形成している。また、第2外側ミドルラグ溝25は、外側第3部分25Aの一方側の溝縁31aと外側第4部分25Bの一方側の溝縁31bとが一本の滑らかな溝縁を形成している。これにより、ミドル陸部6の剛性がより高く確保される。
外側第1部分24Aのタイヤ軸方向の長さL9aは、好ましくは第1外側ミドルラグ溝24のタイヤ軸方向の長さL9bの35%〜50%である。外側第1部分24Aの前記長さL9aが第1外側ミドルラグ溝24の前記長さL9bの35%未満の場合、外側第1部分24Aの溝容積が小さくなり、雪柱せん断力が低下するおそれがある。外側第1部分24Aの前記長さL9aが第1外側ミドルラグ溝24の前記長さL9bの50%を超える場合、外側ミドル陸部6Aの剛性が大きく低下するおそれがある。このような観点より、外側第3部分25Aのタイヤ軸方向の長さL10aは、好ましくは第2外側ミドルラグ溝25のタイヤ軸方向の長さL10bの35%〜50%である。
外側第2部分24Bの溝幅W4bは、外側第1部分24Aの溝幅W4aの50%〜75%であるのが望ましい。これにより、外側ミドル陸部6Aの剛性を過度に低下させることなく、第1外側ミドルラグ溝24内の雪を外側ショルダー主溝3Aへスムーズに除去することができる。同様の観点より、外側第4部分25Bの溝幅W5bは、外側第3部分25Aの溝幅W5aの50%〜75%であるのが望ましい。外側第1部分24Aの溝幅W4a及び外側第3部分25Aの溝幅W5aは、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝幅W1の35%〜55%である。
外側ミドル陸部6Aには、第1外側ミドルラグ溝24及び第2外側ミドルラグ溝25がタイヤ軸方向に重複する重なり部K1が設けられる。これにより、外側ミドル陸部6Aのタイヤ軸方向中央部分の剛性がバランス良く低下させて、この部分の変形を容易にさせて、各外側ミドルラグ溝24、25内の雪を効果的に排出することができる。
このような観点より、第1外側ミドルラグ溝24及び第2外側ミドルラグ溝25の前記長さL9b、L10bは、好ましくは外側ミドル陸部6Aのタイヤ軸方向幅Lcの55%〜90%である。
第1外側ミドルサイプ26は、外側センター主溝4Aと外側ショルダー主溝3Aとの間を継いでいる。第1外側ミドルサイプ26は、第1外側ミドルラグ溝24と第2外側ミドルラグ溝25との間に1本以上、本実施形態では1本設けられている。
第2外側ミドルサイプ27は、第1外側ミドルラグ溝24のタイヤ軸方向内端24iと外側センター主溝4Aとを継いでいる。これにより、第1外側ミドルラグ溝24は、大きく開閉することができ、雪を効果的に確保するため、雪柱せん断力を高める。
第2外側ミドルサイプ27は、第1外側ミドルラグ溝24と滑らかに接続されている。これにより、外側ミドル陸部6Aの剛性を高く確保している。本実施形態では、第2外側ミドルサイプ27の一方側のサイプ縁27aと、第1外側ミドルラグ溝24の外側第2部分24Bの一方側の溝縁30bとが滑らかに接続されている。
第3外側ミドルサイプ28は、第2外側ミドルラグ溝25のタイヤ軸方向外端25eと外側ショルダー主溝3Aとを継いでいる。これにより、第2外側ミドルラグ溝25は、大きく開閉することができ、雪を効果的に確保するため、雪柱せん断力を高める。
第3外側ミドルサイプ28は、第2外側ミドルラグ溝25と滑らかに接続されている。これにより、外側ミドル陸部6Aの剛性が高く確保されている。本実施形態では、第3外側ミドルサイプ28の一方側のサイプ縁28aと、第2外側ミドルラグ溝25の外側第4部分25Bの一方側の溝縁31bとが滑らかに接続されている。
各外側ミドルラグ溝24、25及び各外側ミドルサイプ26乃至28は、同じ向きに傾斜している。これにより、外側ミドル陸部6Aの剛性が高く確保される。本実施形態では、各外側ミドルラグ溝24、25及び各外側ミドルサイプ26乃至28のタイヤ軸方向に対する角度α3は、外側トレッド端To側に向かって漸減している。これにより、旋回走行時、相対的に大きな横力が作用する外側ミドル陸部6Aのタイヤ軸方向外側のパターン剛性を高めることができるので良好な氷雪路性能を得ることができる。
ミドル陸部6は、ショルダー陸部5に比して、直進走行時に、大きな接地圧が作用する。このため、外側ミドル陸部6Aに設けられた各外側ミドルラグ溝24、25及び各外側ミドルサイプ26乃至28の角度α3は、各ショルダー陸部5A、5Bに設けられたサイプやラグ溝の角度α1、α2よりも大きいのが望ましい。各外側ミドルラグ溝24、25及び各外側ミドルサイプ26乃至28の角度α3は、好ましくは30〜45度である。
このような各外側ミドルサイプ26乃至28の深さ(図示省略)は、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝深さの25%〜80%である。外側ミドルラグ溝24、25の溝深さ(図示省略)は、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝深さの50%〜80%である。
外側ミドル陸部6Aは、各外側主溝3A、4A側に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜する外側ミドル面取り部32が設けられている。外側ミドル面取り部32は、外側ショルダー主溝3Aに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1外側ミドル面取り部32Aと、外側センター主溝4Aに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2外側ミドル面取り部32Bとを含んでいる。これにより、外側ミドル陸部6Aの剛性がタイヤ軸方向の両側でバランスされるため、氷雪路性能や操縦安定性能が、さらに高く維持される。
本実施形態の第1外側ミドル面取り部32Aは、第1外側ミドルラグ溝24の外側第1部分24Aのみに連通している。第1外側ミドル面取り部32Aが外側第2部分24Bまでのびる場合、外側ミドル陸部6Aの接地面積が大きく減少し、操縦安定性能が悪化するおそれがある。このような観点より、第1外側ミドル面取り部32Aのタイヤ軸方向の長さL11aは、好ましくは1〜4mmである。第1外側ミドル面取り部32Aの最大深さ(図示省略)は、好ましくは外側ショルダー主溝3Aの溝深さの15%〜80%である。
同様の観点より、第2外側ミドル面取り部32Bは、第2外側ミドルラグ溝25の外側第3部分25Aのみに連通しているのが望ましい。第2外側ミドル面取り部32Bのタイヤ軸方向の長さL11bは、好ましくは1〜4mmである。第2外側ミドル面取り部32Bの最大深さ(図示省略)は、好ましくは外側センター主溝4Aの溝深さの15%〜80%%である。
図1に示されるように、内側ミドル陸部6Bは、本実施形態では、タイヤ赤道C上の任意の点を中心として外側ミドル陸部6Aと点対称なパターンを有している。即ち、内側ミドル陸部6Bには、第1内側ミドルラグ溝36、第2内側ミドルラグ溝37、第1内側ミドルサイプ38、第2内側ミドルサイプ39及び第3内側ミドルサイプ40がタイヤ周方向に複数本設けられている。第1内側ミドルラグ溝36は、第1外側ミドルラグ溝24と同じ形状である。第2内側ミドルラグ溝37は、第2外側ミドルラグ溝25と同じ形状である。第1内側ミドルサイプ38は、第1外側ミドルサイプ26と同じ形状である。第2内側ミドルサイプ39は、第2外側ミドルサイプ27と同じ形状である。第3内側ミドルサイプ40は、第3外側ミドルサイプ28と同じ形状である。なお、内側ミドル陸部6Bは、このようなパターンに限定されるものではない。
第1内側ミドルラグ溝36は、内側ショルダー主溝3Bから内側センター主溝4Bに向かってのび内側ミドル陸部6Bで終端している。第2内側ミドルラグ溝37は、内側センター主溝4Bから内側ショルダー主溝3Bに向かってのび内側ミドル陸部6Bで終端している。第1内側ミドルラグ溝36及び第2内側ミドルラグ溝37は、タイヤ周方向に交互に設けられている。これにより、大きな雪柱せん断力が発揮されるとともに、内側ミドル陸部6Bの剛性をタイヤ軸方向に亘ってバランス良く確保して、操縦安定性能を維持することができる。
そして、第1内側ミドルラグ溝36は、内側ショルダー主溝3Bからのびる内側第1部分36Aと、内側第1部分36Aに連通しかつ内側第1部分36Aよりも溝幅の小さい内側第2部分36Bとを有している。第2内側ミドルラグ溝37は、内側センター主溝4Bからのびる内側第3部分37Aと、内側第3部分37Aに連通しかつ内側第3部分37Aよりも溝幅の小さい内側第4部分37Bとを有している。これにより、各内側ミドルラグ溝36、37内の雪が内側ショルダー主溝3B又は内側センター主溝4Bにスムーズに排出される。
内側ミドル陸部6Bには、第1内側ミドルラグ溝36及び第2内側ミドルラグ溝37がタイヤ軸方向に重複する重なり部K2が設けられる。これにより、内側ミドル陸部6Bのタイヤ軸方向中央部分の剛性がバランス良く低下させて、この部分の変形を容易にさせて、各内側ミドルラグ溝36、37内の雪を効果的に排出することができる。
内側ミドル陸部6Bは、各内側主溝3B、4B側に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜する内側ミドル面取り部41が設けられている。内側ミドル面取り部41は、内側ショルダー主溝3Bに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1内側ミドル面取り部41Aと、内側センター主溝4Bに向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2内側ミドル面取り部41Bとを含んでいる。これにより、内側ミドル陸部6Bの剛性がタイヤ軸方向の両側でバランスされるため、氷雪路性能や操縦安定性能が、さらに高く維持される。
このように、本実施形態では、旋回走行時に、ミドル陸部6に比して、大きな横力が作用するショルダー陸部5A、5Bにおいて、サイプの長さ及び本数を変化させことにより、ショルダー陸部5A、5B間で剛性差を設けて、操縦安定性能を高める。また、各ミドル陸部6A、6Bに設けられるサイプやラグ溝、及び面取り部を同じ形状とすることにより、エッジ成分の大きさが車両内側及び外側の陸部6A、6Bで同じとして、氷雪路性能を大きく向上する。
図5は、図1のセンター陸部7の拡大図である。図5に示されるように、センター陸部7には、センターラグ溝45と第1センターサイプ46と第2センターサイプ47とがタイヤ周方向に複数本設けられている。
センターラグ溝45は、第1センターラグ溝45Aと第2センターラグ溝45Bとを含んでいる。第1センターラグ溝45Aは、その第1端48aが外側センター主溝4Aに位置しかつ第2端49aがセンター陸部7内で終端している。第2センターラグ溝45Bは、その第1端48bが内側センター主溝4Bに位置しかつ第2端49bがセンター陸部7内で終端している。第1センターラグ溝45Aと第2センターラグ溝45Bとは、タイヤ周方向に交互に設けられる。これにより、大きな雪柱せん断力が発揮されるとともに、センター陸部7の剛性をタイヤ軸方向に亘ってバランス良く確保して、操縦安定性能を維持することができる。
本実施形態のセンターラグ溝45は、幅広部50と、幅広部50よりも溝幅の小さい幅狭部51とを含んでいる。幅広部50は、センターラグ溝45の第1端48を有しかつ一方のセンター主溝4から他方のセンター主溝4に向かってのびている。幅狭部51は、幅広部50と段差部54を介して接続されかつセンターラグ溝45の第2端49を有している。本実施形態の幅広部50及び幅狭部51は、溝幅が等しい等幅部を有している。このようなセンターラグ溝45は、大きなエッジ成分を有するため、氷路面との摩擦力を高める。
本実施形態では、幅広部50の一方側の溝縁50aと幅狭部51の一方側の溝縁51aとが一本の滑らかな溝縁を形成している。これにより、センター陸部7の剛性がより高く確保される。
第1センターサイプ46は、外側センター主溝4Aと内側センター主溝4Bとを継いでいる。第1センターサイプ46は、第1センターラグ溝45Aと第2センターラグ溝45Bとの間に1本以上、本実施形態では1本設けられている。
第2センターサイプ47は、第1センターラグ溝45Aと内側センター主溝4Bとを継いでいる一方側の第2センターサイプ47aと、第2センターラグ溝45Bと外側センター主溝4Aとを継いでいる他方側の第2センターサイプ47bとを有している。これにより、センターラグ溝45は、大きく開閉することができ、雪を効果的に確保するため、雪柱せん断力を高める。
センターラグ溝45、第1センターサイプ46及び第2センターサイプ47は、同じ向きに傾斜している。本実施形態では、センターラグ溝45、第1センターサイプ46及び第2センターサイプ47のタイヤ軸方向に対する角度α4が同じである。これにより、センター陸部7の剛性が高く確保される。
図1に示されるように、センター陸部7に配されるラグ溝45及びサイプ46、47とミドル陸部6に配されるラグ溝24、25、36、37及びサイプ26乃至28、38乃至40とは、逆向きに傾斜している。これにより、各ラグ溝及びサイプに作用する横方向の力が相殺されるので、氷雪路や乾燥路での直進安定性能が向上する。前記作用を効果的に発揮させる観点より、センター陸部7に配される各センターサイプ46、47及びセンターラグ溝45の角度α4は、好ましくは35〜50度である。
このような第1センターサイプ46及び第2センターサイプ47の深さ(図示省略)は、好ましくは外側センター主溝4Aの溝深さの25%〜80%である。センターラグ溝45の溝深さ(図示省略)は、好ましくは外側センター主溝4Aの溝深さの50%〜80%である。
図5に示されるように、センター陸部7は、センターラグ溝45といずれかのセンター主溝4A、4Bとの間に挟まれるタイヤ半径方向内方に傾斜するセンター面取り部53が設けられている。このようなセンター面取り部53は、剛性が小さくなりやすい第1端48近傍のセンター陸部7の剛性を高く維持し、優れた操縦安定性能を確保する。
センター面取り部53は、第1センターラグ溝45Aと隣り合う第1センター面取り部53Aと、第2センターラグ溝45Bと隣り合う第2センター面取り部53Bとを含んでいる。これにより、センター陸部7の剛性がタイヤ軸方向の両側でバランスされるため、氷雪路性能や操縦安定性能が高く維持される。
本実施形態では、センター面取り部53は、センターラグ溝45の幅広部50のみに連通している。センター面取り部53が幅狭部51までのびる場合、センター陸部7の接地面積が大きく減少し、操縦安定性能が悪化するおそれがある。
以上、本発明の実施形態について、詳述したが、本発明は例示の実施形態に限定されるものではなく、種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
図1の基本パターンを有するサイズ215/60R16の空気入りタイヤが、表1の仕様に基づき試作され、各試供タイヤの氷雪路性能及び操縦安定性能がテストされた。各試供タイヤの共通仕様やテスト方法は、以下の通りである。
トレッド幅TW:166mm
外側ショルダー陸部のタイヤ軸方向幅La/TW:22%
内側ショルダー陸部のタイヤ軸方向幅Lb/TW:22%
内側ショルダーラグ溝の長さL7/Lb:83%
内側ショルダーラグ溝の溝幅/P2:10%
第2外側ミドルラグ溝、第1内側ミドルラグ溝及び第1内側ミドルラグ溝は、第1外側ミドルラグ溝と同じ形状・サイズである。
外側ミドル陸部と内側ミドル陸部は、タイヤ軸方向幅が同じ
<氷雪路性能・操縦安定性能>
各試供タイヤが、下記の条件で、排気量が1400ccの前輪駆動の乗用車の全輪に装着され、テストドライバーが、上記車両を氷雪路面のテストコース及び乾燥アスファルト路面のテストコースを走行させた。そして、このときのハンドル応答性、剛性感、制動感及びグリップ等に関する走行特性がテストドライバーの官能により評価された。結果は、比較例1を100とする評点で表示している。数値が大きいほど良好である。
リム(全輪):16×6J
内圧(全輪):210kPa
テストの結果が表1に示される。
Figure 2017056814
Figure 2017056814
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例のタイヤに比べて、氷雪路性能の低下が抑制されつつ操縦安定性能が大きく向上していることが確認できる。また、ショルダー陸部のタイヤ軸方向の幅やタイヤサイズを変化させて同じテストを行ったが、このテスト結果と同じ傾向が示された。
1 タイヤ
2 トレッド部
3A 外側ショルダー主溝
3B 内側ショルダー主溝
5A 外側ショルダー陸部
5B 内側ショルダー陸部
8 第1外側ショルダーサイプ
10 外側ショルダーラグ溝
15 第1内側ショルダーサイプ
17 内側ショルダーラグ溝
17e 内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端
18 継ぎサイプ

Claims (10)

  1. 車両への装着の向きが指定されることにより、車両装着時に車両外側に位置する外側トレッド端と、車両装着時に車両内側に位置する内側トレッド端とを有するトレッド部を具えたタイヤであって、
    前記トレッド部は、最も前記外側トレッド端側をタイヤ周方向に連続してのびる外側ショルダー主溝と、最も前記内側トレッド端側をタイヤ周方向に連続してのびる内側ショルダー主溝とが設けられることにより、
    前記外側ショルダー主溝と前記外側トレッド端との間で区分される外側ショルダー陸部と、前記内側ショルダー主溝と前記内側トレッド端との間で区分される内側ショルダー陸部とを含み、
    前記外側ショルダー陸部は、前記外側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記外側ショルダー主溝に連通することなく前記外側ショルダー陸部内で終端する第1外側ショルダーサイプと、前記外側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記外側ショルダー主溝に連通することなく前記外側ショルダー陸部内で終端する外側ショルダーラグ溝とが設けられ、
    前記内側ショルダー陸部は、前記内側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記内側ショルダー主溝に連通する第1内側ショルダーサイプ、前記内側トレッド端側からタイヤ軸方向内側に向かってのびかつ前記内側ショルダー主溝に連通することなく前記内側ショルダー陸部内で終端する内側ショルダーラグ溝、及び、前記内側ショルダーラグ溝のタイヤ軸方向内端と前記内側ショルダー主溝とを継ぐ継ぎサイプが設けられていることを特徴とするタイヤ。
  2. 前記外側ショルダー陸部は、前記第1外側ショルダーサイプのタイヤ軸方向外端よりもタイヤ軸方向外側に離間する第2外側ショルダーサイプが設けられ、
    前記第2外側ショルダーサイプは、前記第1外側ショルダーサイプを前記外側トレッド端側へ滑らかに延長させた仮想延長線上にある請求項1記載のタイヤ。
  3. 前記内側ショルダー陸部は、前記第1内側ショルダーサイプのタイヤ軸方向外端よりもタイヤ軸方向外側に離間する第2内側ショルダーサイプが設けられ、
    前記第2内側ショルダーサイプは、前記第1内側ショルダーサイプを前記内側トレッド端側へ滑らかに延長させた仮想延長線上にある請求項1又は2に記載のタイヤ。
  4. 前記外側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる外側センター主溝が設けられることにより、前記外側ショルダー主溝と前記外側センター主溝との間で区分される外側ミドル陸部が設けられ、
    前記外側ミドル陸部には、前記外側ショルダー主溝から前記外側センター主溝に向かってのび前記外側ミドル陸部内で終端する第1外側ミドルラグ溝と、前記外側センター主溝から前記外側ショルダー主溝に向かってのび前記外側ミドル陸部内で終端する第2外側ミドルラグ溝とが設けられ、
    前記第1外側ミドルラグ溝は、前記外側ショルダー主溝からのびる外側第1部分と、前記外側第1部分に連通しかつ前記外側第1部分よりも溝幅の小さい外側第2部分とを有し、
    前記第2外側ミドルラグ溝は、前記外側センター主溝からのびる外側第3部分と、前記外側第3部分に連通しかつ前記外側第3部分よりも溝幅の小さい外側第4部分とを有する請求項1乃至3のいずれかに記載のタイヤ。
  5. 前記第1外側ミドルラグ溝及び前記第2外側ミドルラグ溝は、タイヤ周方向に交互に設けられている請求項4記載のタイヤ。
  6. 前記外側ミドル陸部は、前記第1外側ミドルラグ溝及び前記第2外側ミドルラグ溝がタイヤ軸方向に重複する重なり部が設けられる請求項4又は5に記載のタイヤ。
  7. 前記内側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる内側センター主溝が設けられることにより、前記内側ショルダー主溝と前記内側センター主溝との間で区分される内側ミドル陸部が設けられ、
    前記内側ミドル陸部には、前記内側ショルダー主溝から前記内側センター主溝に向かってのび前記内側ミドル陸部内で終端する第1内側ミドルラグ溝と、前記内側センター主溝から前記内側ショルダー主溝に向かってのび前記内側ミドル陸部内で終端する第2内側ミドルラグ溝とが設けられ、
    前記第1内側ミドルラグ溝は、前記内側ショルダー主溝からのびる内側第1部分と、前記内側第1部分に連通しかつ前記内側第1部分よりも溝幅の小さい内側第2部分とを有し、
    前記第2内側ミドルラグ溝は、前記内側センター主溝からのびる内側第3部分と、前記内側第3部分に連通しかつ前記内側第3部分よりも溝幅の小さい内側第4部分とを有する請求項1乃至6のいずれかに記載のタイヤ。
  8. 前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝は、タイヤ周方向に交互に設けられる請求項7記載のタイヤ。
  9. 前記内側ミドル陸部は、前記第1内側ミドルラグ溝及び前記第2内側ミドルラグ溝がタイヤ軸方向に重複する重なり部が設けられる請求項7又は8に記載のタイヤ。
  10. 前記外側ショルダー主溝とタイヤ赤道との間にタイヤ周方向に連続してのびる外側センター主溝が設けられることにより、前記外側ショルダー主溝と前記外側センター主溝との間で区分される外側ミドル陸部が設けられ、
    前記外側ミドル陸部には、前記外側ショルダー主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1外側ミドル面取り部と、前記外側センター主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2外側ミドル面取り部とが設けられ、
    前記内側ミドル陸部には、前記内側ショルダー主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第1内側ミドル面取り部と、前記内側センター主溝に向かってタイヤ半径方向内方に傾斜した第2内側ミドル面取り部とが設けられている請求項7乃至9のいずれかに記載のタイヤ。
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