JP2016055834A - フィラーパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】給油ガンの保持を安定させて、給油性能を向上させ、燃料の吹き返しを抑制するフィラーパイプを提供する。【解決手段】フィラーパイプ10において、 フィラーパイプ10の入口部12に、金属製のノズルガイド20を取付ける。ノズルガイド20は、ノズルガイド取付部21とノズルガイド保持部25とノズルガイド取付部21とノズルガイド保持部25を連結するノズルガイド連結部22を有する。ノズルガイド保持部25に給油ガン30のノズル31の外面に当接可能な突出部24を複数個形成し、ノズルガイド20は、ノズルガイド取付部21でフィラーパイプ10の入口部12とかしめにより取付けられた。【選択図】図1

Description

本発明は、給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付けたフィラーパイプに関する。
図6に示すように、車体に設けられた車体給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するためにフィラーパイプ110が取付けられている。
フィラーパイプ110には、注入口111に給油ガン130の先端部131を挿入して燃料を注入している。
このとき、給油ガン130を保持するとともに、燃料の流れを安定させるために、フィラーパイプ110の入口部112の内部にノズルガイド120を設けて、ノズルガイド120の先端部分をパイプ状に長く伸ばして形成するものがある(例えば、特許文献1参照。)。この場合は、ノズルガイド120の先端部分で、給油ガン130の先端部131を保持して、給油ガン130の先端部131が常に同じ方向を向くようにしている。
しかしながら、北米の法規制では給油ガン130の先端部131が、ノズルガイド120より22.5mm以上突き出る必要があり、長いノズルガイド120を使用できなかった。また、従来のノズルガイド120は合成樹脂製のため剛性が不足して、給油ガン130の先端部131を挿入した際に、ノズルガイド120が撓み、給油ガン130の先端部131の位置がばらつくことで、給油性能を低下させていた。
また、図7に示すように、 フィラーパイプ210の注入口211のノズルガイド220を設けて、給油ガン230の先端部231をノズルガイド220で挟持するとともに、ノズルガイド220の先端付近にブリーザパイプ240の開口部241を設けて、フィラーパイプ210の途中に空気溜りが生じるのを防止するものもある(例えば、特許文献2参照。)。
しかしながら、ノズルガイド220が、給油ガン230の先端部231をぶれないように確実に保持することが困難であるとともに、ブリーザパイプ240の開口部241から帰ってきた燃料を遮る構造がないため、燃料が吹き返して、車体の給油口から吹き出ることもあった。
更に、図8に示すように、フィラーパイプ310においては、上記のように法規制のため、北米向けでは、給油ガン330の先端部331は、ノズルガイド320の先端からの距離(図8におけるX)が22.5mm以上必要であり、欧州向けでは、誤給油の防止のため、給油ガン330の先端部331の外径(図8におけるY)が23.6mm以上の物がノズルガイド320に入らないようにすることが必要であった。
特開2009−18755号公報 特開2014−97693号公報
そこで本発明は、北米と欧州向けの法規制を満足させるとともに、給油ガンの保持を安定させて、給油性能を向上させ、燃料の吹き返しを抑制するフィラーパイプを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、
フィラーパイプの入口部に、給油ガンのノズル先端部を保持する金属製のノズルガイドを取付け、
ノズルガイドは、フィラーパイプの入口部に取付けられるノズルガイド取付部と、ノズルガイドの先端に位置して、給油ガンのノズル先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するノズルガイド保持部と、ノズルガイド取付部とノズルガイド保持部を連結するノズルガイド連結部を有し、
ノズルガイド保持部に給油ガンのノズルの外面に当接可能な突出部を複数個形成し、
ノズルガイドは、ノズルガイド取付部でフィラーパイプの入口部とかしめ又はスポット溶接により取付けられたことを特徴とするフィラーパイプである。
請求項1の本発明では、車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、フィラーパイプの入口部に、給油ガンのノズル先端部を保持する金属製のノズルガイドを取付けた。このため、給油ガンをフィラーパイプの入口部に挿入するときに、給油ガンのノズル先端部を金属製のノズルガイドが案内して、所定の位置に保持することができ、燃料の注入を確実にすることができる。
ノズルガイドは、フィラーパイプの入口部に取付けられるノズルガイド取付部と、ノズルガイドの先端に位置して、給油ガンのノズル先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するノズルガイド保持部と、ノズルガイド取付部とノズルガイド保持部を連結するノズルガイド連結部を有する。
このため、ノズルガイド取付部をフィラーパイプの入口部の内部に取付けると、ノズルガイド連結部でノズルガイド取付部を保持するとともに、ノズルガイド保持部で給油ガンのノズル先端部を保持して、燃料の噴出方向を一定にすることができる。
ノズルガイドは、金属製であるため、剛性が高く、給油ガンのノズル先端部を強固に保持して、安定した給油が可能な位置に給油ガンのノズル先端部を固定することができる。
ノズルガイド保持部に給油ガンのノズル先端部の外面に当接可能な突出部を複数個形成した。このため、突出部で給油ガンのノズル先端部を保持して、ノズル先端部の位置を安定化させるとともに、所定の直径以上の給油ガンのノズル先端部の挿入を規制して、誤給油の防止を図ることができる。
ノズルガイドの突出部をノズルガイドの先端とすることで、北米の法規制に対応することができ、ノズルガイドは、ノズルガイド取付部でフィラーパイプの入口部とかしめ又はスポット溶接により取付けられたため、簡単な設備を使用して、ノズルガイドをフィラーパイプの内部の所定の位置に固着することができ、給油ガンのノズル先端部をフィラーパイプの内部に固定することができる。
請求項2の本発明は、ノズルガイドは、フィラーパイプの入口部に取付けられるブリーザパイプの開口部と対向する部分に孔のないノズルガイド連結部が形成されたフィラーパイプである。
請求項2の本発明では、ノズルガイドは、フィラーパイプの入口部に取付けられるブリーザパイプの開口部と対向する部分に孔のないノズルガイド連結部が形成されたため、ブリーザパイプからフィラーパイプの入口部に還流した燃料が、ノズルガイドのノズルガイド連結部の外壁に遮られて、ノズルガイドの先端から給油口側に吹き返すことを防止できる。
請求項3の本発明は、ノズルガイドの複数の突出部は、対向する突出部と突出部との間の間隔が、22.6〜23.6mmであるフィラーパイプである。
請求項3の本発明では、ノズルガイドの複数の突出部は、対向する突出部と突出部との間の間隔が、22.6〜23.6mmであるため、所定の寸法の給油ガンのノズル先端部のみ、ノズルガイドに挿入することができ、所定の種類の燃料のみを給油することができ、燃料の誤給油を防止することができる。
請求項4の本発明は、ノズルガイド連結部にエア抜き孔が形成されたフィラーパイプである。
請求項4の本発明では、ノズルガイド連結部にエア抜き孔が形成されたため、給油時にブリーザパイプから還流する空気を給油口から外部に逃がすことができ、円滑で迅速な給油をすることができる。
請求項5の本発明は、ノズルガイド保持部の先端に、給油ガンのノズル先端部の先端を保持するノズルガイドストッパが形成されたフィラーパイプである。
請求項5の本発明では、ノズルガイド保持部の先端に、給油ガンのノズル先端部の先端を保持するノズルガイドストッパが形成されたため、所定の寸法以上の給油ガンのノズル先端部の侵入をノズルガイドストッパが止めることができ、所定の長さ以上に給油ガンのノズル先端部がノズルガイドを超えてフィラーパイプの内部に侵入することがなく、安定した給油性能を得ることができる。
請求項6の本発明は、ノズルガイド保持部に燃料抜き孔が形成されたフィラーパイプである。
請求項6の本発明では、ノズルガイド保持部に燃料抜き孔が形成されたため、給油ガンから給油中に、逆流した燃料がオートストップセンサに達することがなく、満タン時には、燃料抜き孔から燃料を確実に検知して、オートストップセンサが働くことができ、誤検知を防止することができる。
請求項7の本発明は、ノズルガイド保持部の上面は、開放されたノズルガイド上側開口部が形成されたフィラーパイプである。
請求項7の本発明では、ノズルガイド保持部の上面は、開放されたノズルガイド上側開口部が形成されたため、ノズルガイド保持部の上面を開放して、ノズルガイドストッパが給油ガンの先端部を係止することと併せて、給油ガンの先端部がノズルガイド保持部に挟まれるのを防止することができ、給油ガンの挿入と抜き取りが容易である。
請求項8の本発明は、ノズルガイド取付部は、フィラーパイプの入口部の内面に密着して取付けられたフィラーパイプである。
請求項8の本発明では、ノズルガイド取付部は、フィラーパイプの入口部の内面に密着して取付けられたため、ノズルガイドがフィラーパイプの内面に安定して取付けられて、給油ガンのノズル先端部を所定位置に確実に保持することができ、安定した給油が可能である。
ノズルガイド取付部にフィラーパイプの入口部に給油ガンのノズル先端部の外面に当接可能な突出部を複数個形成したため、突出部で給油ガンのノズル先端部を保持して、ノズル先端部の位置を安定化させるとともに、所定の直径以上の給油ガンのノズル先端部の挿入を規制して、誤給油の防止を図ることができる。
ノズルガイドは、ノズルガイド取付部でフィラーパイプの入口部とかしめにより取付けられたため、容易に給油ガンのノズル先端部をフィラーパイプの内部に固定することができる。
本発明の実施の形態を示すもので、フィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付け、給油ガンの先端部を挿入した部分の上面側から見た断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、フィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付け、給油ガンの先端部を挿入した部分の側面側から見た断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、ノズルガイドを斜め上方から見た斜視図である。 本発明の実施の形態を示すもので、ノズルガイドの側面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、ノズルガイドの断面図であり、図4のA−A線に沿った断面図である。 従来のフィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付けた部分の断面図である。 従来の他のフィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付けた部分の断面図である。 従来の他のフィラーパイプの入口部にノズルガイドを取付けた部分の断面図である。
本発明は、自動車の車体に設けられた車体給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプ10に、ノズルガイド20を取付けたフィラーパイプ10に関するものである。フィラーパイプ10は、合成樹脂又は金属で形成することができる。そのフィラーパイプ10の入口部12にノズルガイド20が取付けられている。
図1及び図2に示すように、フィラーパイプ10の先端部分には、入口部12が形成される。入口部12から奥はフィラーパイプ10の本体部になり、燃料タンクに連結されている。入口部12の開口側には、給油ガン30が挿入される注入口11が形成され、注入口11は、車体の給油口(図示せず)に開口している。入口部12に後述するノズルガイド20が取付けられている。
入口部12は、フィラーパイプ10の本体部から拡径されて、円筒状に形成されている。入口部12には、後述するノズルガイド20が取付けられる。入口部12にブリーザパイプ40の先端が取付けられて、ブリーザパイプ40の開口部41が入口部12の内側に開口している。
注入口11は、入口部12の先端から漏斗状に広がり形成されて、先端部分はフィラーパイプ10の先端が折り返されて二重に形成されている。フィラーパイプ10の先端の折り返しの部分にねじ部が形成され、ねじ部にタンクキャップ(図示せず)が取付けられている。なお、ねじ部は、フィラーパイプ10の先端が折り返されて二重に形成された部分のみならず、フィラーパイプ10とは別に、ねじ部を別体で形成して、フィラーパイプ10に取付けることもできる。
次に、ノズルガイド20について図1〜図5に基づき説明する。
ノズルガイド20は、金属で形成されている。このため、剛性が高く、給油ガン30のノズル先端部31を強固に保持して、安定した給油が可能な位置に給油ガン30のノズル先端部31を固定することができる。金属としては、ステンレススチールや、鉄等が使用することができる。
ノズルガイド20のフィラーパイプ10の注入口11側の先端は、円筒状に形成されたノズルガイド取付部21が形成されている。ノズルガイド20がフィラーパイプ10の入口部12に取付けられると、ノズルガイド取付部21は、円筒状に形成されているため、円筒状のフィラーパイプ10の入口部12の内面と当接して、ノズルガイド20が安定して保持される。
さらに、ノズルガイド20がフィラーパイプ10の入口部12に取付けられると、ノズルガイド20は、ノズルガイド取付部21のノズルガイドかしめ部28でフィラーパイプ10の入口部12とかしめにより取付けられる。かしめにより、大型の設備がなくても、ノズルガイド20をフィラーパイプ10の入口部12の内部の所定の位置に容易に、強固に固着することができ、給油ガン30のノズル先端部31が挿入されたときに、フィラーパイプ10の内部に固定することができる。
ノズルガイド取付部21と連続して、ノズルガイド連結部22が形成されている。ノズルガイド連結部22は、給油ガン30のノズル先端部31を保持するノズルガイド保持部25とノズルガイド取付部21を連結している。ノズルガイド保持部25については、後述する。図2に示すように、ノズルガイド取付部21は、ノズルガイド保持部25よりも直径が大きいので、ノズルガイド連結部22は、その直系の差を連結するため、斜面状に形成されている。
ノズルガイド連結部22の傾斜面は、ブリーザパイプ40が取付けられる側に形成され、ブリーザパイプ40が取付けられる反対側の部分は、ノズルガイド取付部21から連続して、平坦に形成されている。このため、ノズルガイド20は、ノズルガイド連結部22の直径が徐々に小さくなり、他の部分はそのままで、全体の直径は徐々に小さくなるように変形する。これにより、給油ガン30を挿入するときに、給油ガン30のノズル先端部31の先端が、ノズルガイド連結部22の斜面を滑って、挿入しやすくなる。
図2に示すように、ノズルガイド連結部22とノズルガイド保持部25は、フィラーパイプ10の入口部12に取付けられるブリーザパイプ40の開口部41と対向する部分に孔のない外壁が延設されている。このため、ブリーザパイプ40からフィラーパイプ10の入口部12に還流した燃料が、ノズルガイド20のノズルガイド連結部22とノズルガイド保持部25の外壁に遮られて、ノズルガイド20から給油口側に吹き返すことを防止できる。
図1に示すように、ノズルガイド連結部22のブリーザパイプ40の開口部41と対向する部分から略90度離れた両側には、ノズルガイドエア抜き孔23が形成されている。ノズルガイドエア抜き孔23が形成されたため、給油時にブリーザパイプ40から還流する空気を、ノズルガイド連結部22の外壁を通り、ノズルガイドエア抜き孔23を通り、フィラーパイプ10の注入口11と、車体の給油口から外部に逃がすことができ、円滑で迅速な給油をすることができる。
ノズルガイド連結部22に連続して、ノズルガイド20の先端には、ノズルガイド取付部21よりも直径が小さいノズルガイド保持部25が形成されている。
ノズルガイド保持部25の内径の大きさは、給油ガン30のノズル先端部31の外径よりも若干大きく形成することが好ましい。
この場合には、後述するノズルガイドロケーション24と併せて、給油ガン30のノズル先端部31の挿入が容易であるとともに、給油ガン30のノズル先端部31とノズルガイド保持部25との間の隙間が小さくすることができ、給油ガン30のノズル先端部31をブレることなく、確実にノズルガイド保持部25で保持することができ、燃料の噴出方向を所定の方向に維持することができる。
図1と図5に示すように、ノズルガイド保持部25に給油ガン30のノズル先端部31の外面に当接可能な突出部であるノズルガイドロケーション24を複数個形成している。本実施の形態では、給油ガン30のノズル先端部31を両側面から保持できるように、ノズルガイド保持部25のノズルガイド連結部22に近接する部分の両側の対向する部分にノズルガイドロケーション24を2個形成した。ノズルガイドロケーション24をノズルガイド20の先端とすることで、給油ガン30のノズル先端部31がノズルガイド20より、22.5mm以上突き出る構造とすることができ、北米の法規制に対応することができる。
このため、給油ガン30をノズルガイド20に挿入したときに、ノズルガイドロケーション24で給油ガン30のノズル先端部31を保持して、ノズル先端部31の位置を安定化させるとともに、所定の直径以上の給油ガン30のノズル先端部31の挿入を規制して、誤給油の防止を図ることができる。本実施の形態では、ノズルガイド保持部25の両側に形成されたノズルガイドロケーション24の先端同士の間隔は、22.6mmである。ノズルガイドロケーション24は、3個以上形成することもできる。
対向するノズルガイドロケーション24とノズルガイドロケーション24との間の間隔が、22.6〜23.6mmであることが好ましい。この場合は、所定の給油ガン30のノズル先端部31のみが、対向するノズルガイドロケーション24とノズルガイドロケーション24との間を通ることができ、例えば、ガソリンのみ、所定の種類の燃料のみを給油することができ、燃料の誤給油を防止することができる。
ノズルガイド保持部25の上面は、開放されたノズルガイド上側開口部29が形成されている。ノズルガイド上側開口部29が形成されたため、ノズルガイド保持部25の上面を開放して、後述するノズルガイドストッパ27が給油ガン30のノズル先端部31を係止することと併せて、給油ガン30のノズル先端部31がノズルガイド保持部25に挟まれるのを防止することができ、給油ガン30の挿入と抜き取りが容易である。
ノズルガイド保持部25の先端側に、給油ガン30のノズル先端部31の先端を保持するノズルガイドストッパ27が形成されている。給油ガン30のノズル先端部31がノズルガイド保持部25の先端の所定の位置から更に奥への侵入をノズルガイドストッパ27が止めることができ、所定の長さ以上に給油ガン30のノズル先端部31がノズルガイド20を超えてフィラーパイプ10の内部に侵入することがない。このため、安定した給油を行うことができる。
図2に示すように、ノズルガイド20のノズルガイド保持部25の先端側には、給油ガン30のノズル先端部31に取付けられたオートストップセンサ32に対応する部分に、ノズルガイド燃料抜き孔26が形成されている。このため、給油ガン30の給油中に、ブリーザパイプ40から逆流した燃料が、オートストップセンサ32を誤作動させることなく、燃料タンクが満タンになると、ノズルガイド燃料抜き孔26からオートストップセンサ32が燃料を確実に検知して、オートストップセンサ32が働くことができ、誤検知を防止することができる。
10 フィラーパイプ
20 ノズルガイド
21 ノズルガイド取付部
24 ノズルガイドロケーション(突出部)
25 ノズルガイド保持部
28 ノズルガイドかしめ部
30 給油ガン
31 ノズル先端部

Claims (8)

  1. 車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、
    該フィラーパイプの入口部に、給油ガンのノズル先端部を保持する金属製のノズルガイドを取付け、
    該ノズルガイドは、上記フィラーパイプの入口部に取付けられるノズルガイド取付部と、上記ノズルガイドの先端に位置して、上記給油ガンのノズル先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するノズルガイド保持部と、上記ノズルガイド取付部と上記ノズルガイド保持部を連結するノズルガイド連結部を有し、
    上記ノズルガイド保持部に上記給油ガンのノズルの外面に当接可能な突出部を複数個形成し、
    上記ノズルガイドは、上記ノズルガイド取付部で上記フィラーパイプの入口部とかしめ又はスポット溶接により取付けられたことを特徴とするフィラーパイプ。
  2. 上記ノズルガイドは、上記フィラーパイプの入口部に取付けられるブリーザパイプの開口部と対向する部分に孔のない上記ノズルガイド連結部が形成された請求項1に記載のフィラーパイプ。
  3. 上記ノズルガイドの複数の上記突出部は、対向する上記突出部と上記突出部との間の間隔が、22.6〜23.6mmである請求項1又は請求項2に記載のフィラーパイプ。
  4. 上記ノズルガイド連結部にエア抜き孔が形成された請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  5. 上記ノズルガイド保持部の先端に、上記給油ガンのノズル先端部の先端を保持するノズルガイドストッパが形成された請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  6. 上記ノズルガイド保持部に燃料抜き孔が形成された請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  7. 上記ノズルガイド保持部の上面は、開放されたノズルガイド上側開口部が形成された請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  8. 上記ノズルガイド取付部は、上記フィラーパイプの入口部の内面に密着して取付けられた請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
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