JP2016007909A - フィラーパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】製造が容易で、給油ガンの挿入量を規制して、給油不良を抑制するフィラーパイプを提供する。
【解決手段】フィラーパイプ10の入口部12に、給油ガン40の先端部41を保持するリテーナ20を取付ける。リテーナ20は、フィラーパイプ10の入口部12に取付けられるリテーナ取付部22と、リテーナ20の先端に位置して、給油ガン40の先端部41を保持して、フィラーパイプ10に燃料を送入するリテーナ開口部23を有する。リテーナ開口部から先端方向に延びる給油ガン保持片30をリテーナ20に取付ける。給油ガン保持片30は、フィラーパイプ10のリテーナ開口部に最も近い湾曲部13の内壁に近接して取付けられるとともに、給油ガン保持片30の先端部34は、リテーナ開口部の外周から中心方向に傾斜するように取付られる。
【選択図】図1

Description

本発明は、給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプの入口部にリテーナを取付けたフィラーパイプに関する。
図7に示すように、車体に設けられた車体給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するためにフィラーパイプ110が取付けられている。
フィラーパイプ110には、注入口111に給油ガン130の先端部131を挿入して燃料を注入している。
このとき、給油ガン130を保持するとともに、燃料の流れを安定させるために、フィラーパイプ110の入口部112の内部にリテーナ120を設けて、リテーナ120の先端部分をパイプ状に長く伸ばして形成するものがある(例えば、特許文献1参照。)。この場合は、リテーナ120の先端部分で、給油ガン130の先端部131を保持して、給油ガン130の先端部131が常に、同じ方向を向くようにしている。
しかしながら、この場合には、リテーナ120を別部品で形成し、リテーナ120の先端部分をパイプ状に長く伸ばすため、リテーナ120の全体の重量が増加して、車体の軽量化の要請に反することとなる。
また、給油ガン130の先端部131を保持するために、リテーナ120の先端部分のパイプ径を給油ガン130の先端部131のノズル径と略同等にする必要があり、給油ガン130の先端部131の挿入と取出しの手間がかかっていた。
また、図8に示すように、フィラーパイプ210の湾曲部213の若干上流に、フィラーパイプ210の内面に湾曲部213方向に傾斜するように傾斜面214を設けたものがある(例えば、特許文献2参照。)。燃料を給油ガン230からフィラーパイプ210の注入口211から注入すると、燃料は傾斜面214により流れが変わり、湾曲部213に沿って流れるため、燃料の流れがスムースになる。
しかしながら、この場合には、給油ガン230がフィラーパイプ210の奥の方に入りすぎると、給油不良が起きるために、給油ガン230の挿入量を規制するための構造が必要となる。また、フィラーパイプ210に内面側に突出するように傾斜面214を湾曲部213とともに形成する必要があり、フィラーパイプ210の成形が複雑で、成形工程も増加して、手間とコストが増加する。
特開2009−18755号公報 特開2007−326522号公報
そこで本発明は、製造が容易で、給油ガンの挿入量を規制して、給油不良を抑制するフィラーパイプを提供しようとするものである。
上記課題を解決するために請求項1の本発明は、車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、
フィラーパイプの入口部に、給油ガンの先端部を保持するリテーナを取付け、
リテーナは、フィラーパイプの入口部に取付けられるリテーナ取付部と、リテーナの先端に位置して、給油ガンの先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するリテーナ開口部を有し、リテーナ開口部から先端方向に延びる給油ガン保持片をリテーナに取付け、
給油ガン保持片は、フィラーパイプのリテーナ開口部に最も近い湾曲部の内壁に近接して取付けられるとともに、給油ガン保持片の先端部は、リテーナ開口部の外周から中心方向に傾斜するように取付られたことを特徴とするフィラーパイプである。
請求項1の本発明では、車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、フィラーパイプの入口部に、給油ガンの先端部を保持するリテーナを取付けた。このため、給油ガンをフィラーパイプの入口部に挿入するときに、給油ガンの先端部をリテーナが案内して、所定の位置に保持することができ、燃料の注入を確実にすることができる。
リテーナは、フィラーパイプの入口部に取付けられるリテーナ取付部と、リテーナの先端に位置して、給油ガンの先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するリテーナ開口部を有する。このため、リテーナ取付部をフィラーパイプの入口部の内部に取付けると、リテーナ開口部をフィラーパイプの所定の位置に保持して、給油ガン保持片で給油ガンの先端部を保持して、燃料の噴出方向を一定にすることができる。
リテーナ開口部から先端方向に延びる給油ガン保持片をリテーナに取付け、給油ガン保持片は、フィラーパイプのリテーナ開口部に最も近い湾曲部の内壁に近接して取付けられるとともに、給油ガン保持片の先端部は、リテーナ開口部の外周から中心方向に傾斜するように取付られた。
このため、給油ガンの先端部をフィラーパイプの軸方向に対して斜めに向けることができるとともに、フィラーパイプの内壁に当接することができる。そのため、給油ガンの挿入量を規制して、給油ガンの給油不良を抑制することができる。
更に、フィラーパイプのリテーナ開口部に最も近い湾曲部に対して、湾曲部の内壁に、給油された燃料を沿わせることができ、燃料の流れが良くなり、給油をスムースに行うことができ、燃料がスムースに流れず詰まって逆流して給油が止まることがない。
請求項2の本発明は、給油ガン保持片の先端部は、リテーナ開口部の中心側に凸に湾曲した先端湾曲部が形成されたフィラーパイプである。
請求項2の本発明では、給油ガン保持片の先端部は、リテーナ開口部の中心側に凸に湾曲した先端湾曲部が形成されたため、給油ガンを挿入するときに、給油ガンの先端が給油ガン保持片の先端湾曲部に沿って、スムースにフィラーパイプの内部方向に挿入されることができる。また、先端湾曲部が給油ガンの先端部をフィラーパイプの内壁に当接させることができる。
請求項3の本発明は、給油ガン保持片の先端部の先端湾曲部は、リテーナ開口部の外周からリテーナ開口部の内側の0.5〜10mmに位置するフィラーパイプである。
請求項3の本発明では、給油ガン保持片の先端部の先端湾曲部は、リテーナ開口部の外周からリテーナ開口部の内側の0.5〜10mmに位置する。このため、給油ガンが挿入されたときに、給油ガンの先端部を確実にフィラーパイプの内壁に当接させることができ、給油ガンの挿入量を確実に規制することができる。先端湾曲部がリテーナ開口部の外周からリテーナ開口部の内側の0.5mm未満の場合には、給油ガンの先端部を確実にフィラーパイプの内壁に当接させることができず、10mmを超える場合には、給油ガンの先端部が給油ガン保持片に引っかかる場合が生じる。
請求項4の本発明は、給油ガン保持片は、リテーナ開口部から10〜85mm張り出して形成されたフィラーパイプである。
請求項4の本発明では、給油ガン保持片は、リテーナ開口部から10〜85mm張り出して形成されたため、給油ガンの先端を確実に保持することができる。張り出し量が10mm未満の場合には、給油ガンの先端部を確実に保持して、フィラーパイプの内面に当接させることができず、85mmを超える場合には、長すぎて、無駄である。
請求項5の本発明は、フィラーパイプの注入口から給油ガンを挿入したときに、給油ガンの先端のオートストップセンサーが取り付けられた部分は、フィラーパイプの内壁から若干離れて位置するフィラーパイプである。
請求項5の本発明では、フィラーパイプの注入口から給油ガンを挿入したときに、給油ガンの先端のオートストップセンサーが取り付けられた部分は、フィラーパイプの内壁から若干離れて位置する。このため、給油時にオートストップセンサーを確実に作動させることができ、燃料がフィラーパイプから溢れることがない。また、少量の燃料がフィラーパイプ内を逆流してきた場合には、オートストップセンサーとフィラーパイプの内壁の間に燃料が流れて、オートストップセンサーが働くことがなく、スムースな給油をすることができる。
請求項6の本発明は、リテーナと給油ガン保持片は、金属製であるフィラーパイプである。
請求項6の本発明では、リテーナと給油ガン保持片は、金属製であるため、剛性が高く、確実に給油ガンの先端を保持することができ、耐久性も大きい。
請求項7の本発明は、給油ガン保持片は、リテーナ開口部に近接した部分に取付けられたフィラーパイプである。
請求項7の本発明では、給油ガン保持片は、リテーナ開口部に近接した部分に取付けられたため、リテーナ開口部から隙間なく確実にリテーナ開口部から出てくる給油ガンの先端部を保持することができる。
リテーナ開口部から先端方向に延びる給油ガン保持片をリテーナに取付け、給油ガン保持片は、フィラーパイプのリテーナ開口部に最も近い湾曲部の内壁に近接して取付けられるとともに、給油ガン保持片の先端部は、リテーナ開口部の外周から中心方向に傾斜するように取付られた。このため、給油ガンの先端部をフィラーパイプの軸方向に対して斜めに向けることができるとともに、フィラーパイプの内壁に当接することができ、給油ガンの挿入量を規制して、給油ガンの給油不良を抑制することができる。
本発明の実施の形態を示すもので、フィラーパイプの入口部にリテーナを取付け、給油ガンの先端部を挿入した部分の断面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、リテーナに給油ガンを挿入した状態の正面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、リテーナの側面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、リテーナの正面図である。 本発明の実施の形態を示すもので給油ガン保持片の側面図である。 本発明の実施の形態を示すもので、給油ガン保持片の正面図である。 従来のフィラーパイプの入口部にリテーナを取付けた部分の断面図である。 従来の他のフィラーパイプの入口部の内面に傾斜面を形成した部分の断面図である。
本発明は、自動車の車体に設けられた車体給油口から自動車用燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプ10に、リテーナ20と給油ガン保持片30を取付けたフィラーパイプ10に関するものである。フィラーパイプ10は、合成樹脂又は金属で形成することができる。そのフィラーパイプ10の注入口11にリテーナ20が取付けられている。
図1に示すように、フィラーパイプ10の先端部分は、車体外面に形成された車体給油口(図示せず)に取付けられている注入口11と、注入口11から円筒状に形成される入口部12から形成される。入口部12から若干奥にはフィラーパイプ10が湾曲して形成された湾曲部13が形成されている。フィラーパイプ10は、車体給油口から燃料タンクまで車体に沿って取付けられるため、複数の湾曲部13が形成されている。
次に、リテーナ20について図1〜図4に基づき説明する。リテーナ20には給油ガン保持片30が取り付けられている。給油ガン保持片30については後述する。
リテーナ20の先端は、フィラーパイプ10の注入口11の先端を覆い、車体給油口に開口するリテーナ注入縁21が形成されている。リテーナ注入縁21がフィラーパイプ10の注入口11の先端を覆うため、リテーナ20を注入口11で固定して、フィラーパイプ10の奥まで入り込まないようにするとともに、注入口11とリテーナ注入縁21の間から、燃料が漏れないようにすることができる。
リテーナ取付部22は、リテーナ注入縁21から一体的に円筒状に形成されている。リテーナ20がフィラーパイプ10の入口部12に挿入されると、リテーナ注入縁21が、注入口11の先端に係止されて、リテーナ取付部22の外面は、フィラーパイプ10の入口部12の内面と当接して、リテーナ20が安定して保持される。フィラーパイプ10とリテーナ20が金属で形成される場合には、注入口11とリテーナ注入縁21を溶接して固着することができる。また、フィラーパイプ10とリテーナ20が合成樹脂で形成される場合には、両者を接着剤で固着あるいは接着することができる。
図2に示すように、リテーナ取付部22には内側に突出したらせん状のリテーナネジ部27を形成することができる。フィラーパイプ10の注入口11をタンクキャップ(図示せず)で塞ぐ場合には、タンクキャップの外周に設けたネジ部をリテーナ取付部22のリテーナネジ部27に嵌め込んで、タンクキャップを取付けることができる。タンクキャップではなく、フラップ付きユニットを取付ける場合には、リテーナ20をフラップ付きユニットの先に設置し、給油ガン40の挿入量あるいは燃料の流れる向きを一定にすることができる。
リテーナ取付部22と連続して、リテーナ取付斜面部26が形成されている。リテーナ取付斜面部26は、後述する給油ガン保持片30が取り付けられる側に形成され、その反対側の部分は、リテーナ取付部22から連続して、平坦に形成されている。このため、リテーナ20は、リテーナ取付斜面部26の直径が徐々に小さくなり、他の部分はそのままで、全体の直径は徐々に小さくなるように変形する。これにより、後述するように、給油ガン40が挿入しやすくなる。
リテーナ取付斜面部26に連続して、リテーナ取付部22よりも直径が小さいリテーナ開口筒部25が形成されている。リテーナ開口筒部25の先端にはリテーナ開口部23が形成されている。リテーナ開口部23とリテーナ開口筒部25の間の部分はリテーナ開口傾斜部24が形成されている。
リテーナ開口部23の開口径の大きさは、給油ガン40の先端部41の外径よりも若干大きく形成することが好ましい。この場合には、給油ガン40の先端部41の挿入が容易であるとともに、給油ガン40の先端部41とリテーナ開口部23との間の隙間が小さくすることができ、後述する給油ガン保持片30とともに、給油ガン40の先端部41をブレることなく、確実にリテーナ開口部23で保持することができ、燃料の噴出方向を所定の方向に維持することができる。
リテーナ開口筒部25に給油ガン保持片30が取り付けられている。給油ガン保持片30の形状について、図5と図6に基づき説明する。
給油ガン保持片30は、保持片取付バンド31、保持片本体部33及び保持片先端部34を有している。
保持片取付バンド31は、保持片本体部33の上端の両側から帯状に2本延設され、給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けるときに、リテーナ開口筒部25を巻くようにして取付けられる。さらに、保持片本体部33の上端の中央付近から保持片取付リップ32が形成されている。保持片取付リップ32は、給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けるときに、リテーナ取付斜面部26に当接して、給油ガン保持片30を安定させることができる。
保持片本体部33は、リテーナ開口筒部25の外形に合わせて湾曲した板状に形成される。給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けるときに、保持片本体部33はリテーナ開口筒部25の外面に当接する。
保持片本体部33の先端側に保持片先端部34が形成される。保持片先端部34は、図6に示すように、保持片本体部33から徐々に幅を狭く形成され、中央付近は保持片先端湾曲部35が形成されている。保持片先端湾曲部35は、リテーナ開口部23の中心側に凸に湾曲するように形成される。保持片先端部34は、幅が10〜20mm程度とすることができる。
リテーナ20に給油ガン40を挿入するときに、給油ガン40の先端部41が保持片先端湾曲部35に沿って、スムースにフィラーパイプ10の内部方向に挿入されることができる。
保持片先端湾曲部35の先端側は、保持片先端端部36が形成されている。保持片先端端部36は、給油ガン40の先端部41に引っ掛からないように屈曲して形成されている。
次に、給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けた状態と、給油ガン40をリテーナ20に挿入した状態について説明する。
給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けた状態は、図3と図4に示すように、給油ガン40の保持片取付バンド31が、リテーナ20のリテーナ開口筒部25の外面を包むように取付けられている。保持片先端端部36はリテーナ取付斜面部26の外面に当接して、保持片先端部34が外方に傾くのを防止している。
給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けると、給油ガン保持片30の保持片先端部34の保持片先端湾曲部35は、リテーナ開口部23の外周からリテーナ開口部23の内側の0.5〜10mmに位置(図3にXで示す。)することが好ましい。この場合は、後述するように給油ガン40が挿入されたときに、給油ガン40の先端部41を確実にフィラーパイプ10の内壁に当接させることができ、給油ガン40の挿入量を確実に規制することができる。
保持片先端湾曲部35が、リテーナ開口部23の外周からリテーナ開口部23の内側の0.5mm未満の場合には、給油ガン40の先端部41を確実にフィラーパイプ10の内壁に当接させることができず、10mmを超える場合には、給油ガン40の先端部41が給油ガン保持片30に引っかかる場合が生じる。
給油ガン保持片30をリテーナ20に取付けると、給油ガン保持片30の保持片先端端部36は、リテーナ開口部23からの距離(図3にYで示す。)が、10〜85mm張り出して形成することが好ましい。この場合には、給油ガン40の先端部41を確実に保持することができる。張り出し量が10mm未満の場合には、給油ガン40の先端部41を確実に保持して、フィラーパイプ10の内面に当接させることができず、85mmを超える場合には、長すぎて、重量が増加して無駄である。
給油ガン保持片30を取付けたリテーナ20をフィラーパイプ10の入口部12に取付け、給油ガン40を挿入すると、図1と図2に示すように、給油ガン40の先端部41は、フィラーパイプ10の軸方向に対して斜めに向けることができるとともに、フィラーパイプ10の内壁に当接することができる。そのため、給油ガン40の挿入量を規制して、給油ガン40の給油不良を抑制することができる。
給油ガン保持片30の保持片先端部34は、リテーナ開口部23の中心側に凸に湾曲した保持片先端湾曲部35が形成されたため、給油ガン40を挿入するときに、給油ガン40の先端部41が保持片先端湾曲部35に沿って、スムースに摺動して、フィラーパイプ10の内部方向に挿入されることができる。
更に、給油ガン保持片30は、フィラーパイプ10のリテーナ開口部23に最も近いフィラーパイプ10の湾曲部13の内壁に近接して取付けられるため、フィラーパイプ10のリテーナ開口部23に最も近いフィラーパイプ10の湾曲部13に対して、フィラーパイプ10の湾曲部13の内壁に給油ガン40の先端部41を当接させることができる。
給油ガン40の先端部41は、フィラーパイプ10の湾曲部13の内壁では、内径側の内壁、又は外径側の内壁のいずれでも取付けることができる。このため、給油された燃料をフィラーパイプ10の湾曲部13の内径側、又は外径側の内壁に沿わせて流入させることができ、燃料の流れが良くなり、給油をスムースに行うことができ、燃料がスムースに流れず詰まって逆流して給油が止まることがない。
なお、リテーナ20と給油ガン保持片30は、金属で形成することが好ましい。この場合には、リテーナ20と給油ガン保持片30剛性が高く、確実に給油ガン40の先端部41を保持することができ、耐久性も大きい。
フィラーパイプ10の注入口11から給油ガン40を挿入したときに、給油ガン40の先端部41のオートストップセンサーが取り付けられた部分(給油ガン40の先端部41がフィラーパイプ10の内壁に当接する部分とずれた部分)は、フィラーパイプ10の内壁から若干離れて位置する。このため、給油時に満タン近くになった時に、燃料がオートストップセンサーを確実に作動させることができ、燃料がフィラーパイプ10から溢れることがない。
また、少量の燃料がフィラーパイプ10内を逆流してきた場合には、オートストップセンサーとフィラーパイプ10の内壁の間の隙間に燃料が流れて、オートストップセンサーが働くことがなく、スムースな給油をすることができる。
10 フィラーパイプ
11 注入口
13 湾曲部
20 リテーナ
22 リテーナ取付部
23 リテーナ開口部
30 給油ガン保持片
31 保持片取付バンド
33 保持片本体部
34 保持片先端部
35 保持片先端湾曲部
40 給油ガン
41 先端部

Claims (7)

  1. 車体外面に形成された車体給油口から燃料タンクへ燃料を注入するフィラーパイプにおいて、
    該フィラーパイプの入口部に、給油ガンの先端部を保持するリテーナを取付け、
    該リテーナは、上記フィラーパイプの入口部に取付けられるリテーナ取付部と、上記リテーナの先端に位置して、上記給油ガンの先端部を保持して、フィラーパイプに燃料を送入するリテーナ開口部を有し、該リテーナ開口部から先端方向に延びる給油ガン保持片を上記リテーナに取付け、
    該給油ガン保持片は、上記フィラーパイプの上記リテーナ開口部に最も近い湾曲部の内壁に近接して取付けられるとともに、上記給油ガン保持片の先端部は、上記リテーナ開口部の外周から中心方向に傾斜するように取付られたことを特徴とするフィラーパイプ。
  2. 上記給油ガン保持片の先端部は、上記リテーナ開口部の中心側に凸に湾曲した先端湾曲部が形成された請求項1に記載のフィラーパイプ。
  3. 上記給油ガン保持片の先端部の先端湾曲部は、上記リテーナ開口部の外周から上記リテーナ開口部の内側の0.5〜10mmに位置する請求項2に記載のフィラーパイプ。
  4. 上記給油ガン保持片は、上記リテーナ開口部から10〜85mm張り出して形成された請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  5. 上記フィラーパイプの注入口から上記給油ガンを挿入したときに、上記給油ガンの先端部のオートストップセンサーが取り付けられた部分は、上記フィラーパイプの内壁から若干離れて位置する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  6. 上記リテーナと上記給油ガン保持片は、金属製である請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
  7. 上記給油ガン保持片は、上記リテーナ開口部に近接した部分に取付けられた請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のフィラーパイプ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018165065A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 三菱自動車工業株式会社 車両の液体供給構造

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