JP2017007449A - フィラーパイプ - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料を安定的に流すことが可能なリテーナを有するフィラーパイプの提供
【解決手段】給油口(26)から差し込まれる給油ガン(28)を保持可能なリテーナ(31)と、このリテーナ(31)から燃料タンクまでを繋ぐパイプ本体(32)と、を有しているフィラーパイプ(30)であって、リテーナ(31)は、給油ガン(28)の差込量を規制するストッパ(34)を有し、給油ガン(28)から供給される燃料の流れ方向を基準として、ストッパ(34)の下流側には、燃料の流れをガイドするフローガイド(40)が設けられ、フローガイド(40)は、燃料の流れ方向に対して斜めに延びるガイド部(43)を有している。
【選択図】図3

Description

本発明は、リテーナを有するフィラーパイプに関する。
給油口と燃料タンクとを繋ぐフィラーパイプは、給油口から差し込まれる給油ガンを保持可能なリテーナを有する。例えば、リテーナを有するフィラーパイプに関する従来技術として特許文献1に開示される技術がある。
図5を参照する。図5には、特許文献1の図6に開示される技術が符号を振り直した状態で反転して再掲されている。フィラーパイプ100には、給油口101付近において、内周面に略円錐台状のリテーナ102が設けられている。このリテーナ102の先端には、リテーナ102と連通する延出パイプ103が設けられている。延出パイプ103の先端は、フィラーパイプ本体104の屈曲部105の手前に位置する。
給油ガン106から燃料が供給されると、燃料は、延出パイプ103の先端から吐出され、屈曲部105に当たり、フィラーパイプ本体104の内周壁に沿って流れる。即ち、給油ガン106のノズル107の挿入量にかかわらず、燃料は、必ず延出パイプ103を経て、屈曲部105から流れ始める。そのため、燃料を一定の状態で流すことができる。
ここで、延出パイプ103は、パイプ本体104の屈曲部105の手前まで延ばす必要が有る。そのため、パイプ本体104の屈曲部105が形成される位置によって、延出パイプ103の長さは変化し、延出パイプ103から吐出される燃料の勢いも変化する。
結果、特許文献1に示されたフィラーパイプ100では、パイプ本体104の形状によって、燃料の流れが不安定になる場合も考えられる。パイプ本体104の形状によらず、燃料を一定の状態で流すことのできるフィラーパイプがあれば望ましい。
特開2009−18755号公報
本発明は、燃料を安定的に流すことが可能なリテーナを有するフィラーパイプの提供を課題とする。
請求項1による発明によれば、燃料タンクに繋がるフィラーパイプであって、
前記フィラーパイプは、給油口から差し込まれる給油ガンを保持可能なリテーナと、このリテーナから燃料タンクに延びるパイプ本体と、を備え、
前記リテーナは、前記給油ガンの差込を規制するストッパを有し、
前記フィラーパイプのうち、前記ストッパよりも前記燃料タンク側にはフローガイドが配設され、
このフローガイドの前記燃料タンク側の端部には、前記パイプ本体の断面中心線に対して斜めに延びるガイド部が形成されていることを特徴とするフィラーパイプが提供される。
請求項2に記載のごとく、好ましくは、前記フローガイドは、前記燃料の一部を前記ガイド部に向かって流すための分岐部を有し、
前記燃料の一部は、前記ガイド部にガイドされると共に、前記ガイド部の燃料タンク側の端部において、前記燃料の残部に合流する構成とされている。
請求項3に記載のごとく、好ましくは、前記フローガイドは、前記リテーナに形成される。
請求項4に記載のごとく、好ましくは、前記フローガイドは、前記パイプ本体に形成される。
請求項1に係る発明では、フィラーパイプのうち、給油ガンの差込を規制するストッパよりも燃料タンク側にはフローガイドが配設けられ、このフローガイドの端部には、パイプ本体の断面中心線に対して斜めに延びるガイド部が形成されている。
給油ガンから吐出された燃料は、フローガイドに沿って流れる。フローガイドのガイド部は、パイプ本体の断面中心線に対して斜めに延びているため、ガイド部に到達した燃料は、パイプ本体の内周壁に向かって流れる。燃料は、パイプ本体の内周壁に到達し、パイプ本体の内部を流れ始める。即ち、燃料を内周壁に沿わせて、流すことにより、パイプ本体内における燃料の飛びはねを抑制し、燃料を安定的に流すことができる。
ここで、燃料が内周壁に沿って流れ始める位置は、パイプ本体の屈曲部からでなく、フローガイドの先端からである。即ち、パイプ本体の形状にかかわらず、フローガイドの先端から燃料を内周壁に沿って流し始めることができる。そのため、より安定して燃料をフィラーパイプに流すことができる。
上記の通り、フローガイドのガイド部は、パイプ本体の断面中心線に対して斜めに延びている。そのため、仮に、給油中において、燃料が下流側から上流側に逆流する場合があっても、逆流した燃料はガイド部にぶつかり、さらに上流側に流れ込むことを防ぐことができる。これにより、燃料が給油者にかかる吹き返しを防ぐことができる。
さらに、リテーナは、給油ガンの差込を規制するストッパを有する。燃料が上流側に流れこむことを防ぐことができるガイド部と、給油ガンのノズルの差込を規制するストッパとが設けられているため、ノズルは、燃料と接触しづらくなる。結果、燃料タンクに燃料が溜まる前にオートストップが作動してしまうことを防ぐことができる。
請求項2に係る発明では、フローガイドは、燃料の一部をガイド部に向かって流すための分岐部を有し、燃料の一部は、ガイド部にガイドされると共に、ガイド部の下流側の端部において、燃料の残部に合流する構成とされている。
詳細には、給油ガンから吐出され、フローガイドに到達した燃料は、分岐部により、ガイド部に向かう一部の流れと、その他の残部の流れに分岐される。
燃料の一部は、ガイド部に向かい、ガイド部に到達した後は、ガイド部が延びる方向に沿って流れる。即ち、燃料の一部は、パイプ本体の断面中心線に対して斜めに流れる。
一方、燃料の残部は、フローガイドの下流側において、ガイド部にガイドされた燃料の一部と、内周壁に寄せられた燃料の残部とが合流する。合流する際に、燃料の残部は、ガイドされた燃料の一部によって、パイプ本体の内周壁に向かって押される。これにより、燃料を、パイプ本体の内周壁に沿って流すことができる。
即ち、分岐部が形成されることにより、ガイド部によってガイドされる時に加えて、分岐時においても燃料は内周壁に向かって流される。そのため、より多くの燃料を内周壁に沿わせることができる。
請求項3に係る発明では、フローガイドは、リテーナに形成される。リテーナは給油ガンを保持する部位であり、フローガイドのなかのガイド部は燃料の逆流を防ぐ防波堤としての役割も兼ねる。即ち、給油ガンのノズルの近くに燃料の逆流を防ぐガイド部が位置するため、オートストップの誤作動をより確実に防ぐことができる。
請求項4に係る発明では、フローガイドは、パイプ本体に形成される。そのため、パイプ本体の任意の位置から燃料を内周壁に沿って流すことができる。個々のパイプの形状に合わせて、燃料を最適に流すことができる。
本発明の実施例1によるフィラーパイプを有する車両の斜視図である。 図1の2−2線断面図である。 図1に示されたフィラーパイプに設けられたフローガイドを説明する図である。 図3に示されたフィラーパイプの作用図である。 従来技術によるフィラーパイプの作用図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、前後とは車両の進行方向を基準として前後を指す。また、図中Frは前、Rrは後、Upは上、Dnは下を示している。燃料の流れについては、フィラーパイプの給油口側を上流側とし、燃料タンク側を下流側とする。Usは上流側、Dsは下流側を示している。
<実施例>
図1を参照する。図1には、本発明によるフィラーパイプ30を有する車両10が示されている。車両10は、車体11と、この車体11の側面に設けられるリアドア12と、車体11の側面後方を覆うリアフェンダ13と、車体11の上面を覆うルーフパネル14と、車体11の後面に設けられるテールゲート15と、後輪16,16(左側の後輪16のみが示されている)と、を有する。
リアドア12にはリアサイドガラス21が設けられ、リアフェンダ13にはリアクォータガラス22が設けられ、テールゲート15には、リアガラス23が設けられている。
リアフェンダ13と、テールゲート15には、互いの境界近傍において、それぞれテールランプ24,24の一部が設けられており、テールゲート15が閉じられた状態において、左右にテールランプ24,24が形成されている。
左側の後輪16の上方には、給油ガン28により燃料が注入される給油口26がリアフェンダ13に形成されている。この給油口26には、給油口蓋27が開閉自在に設けられている。給油口26は、フィラーパイプ30と繋がっている。
図2を参照する。フィラーパイプ30は、給油口26から差し込まれる給油ガン28(図1参照)を保持可能なリテーナ31と、このリテーナ31から燃料タンクまでを繋ぐパイプ本体32と、を有している。
リテーナ31のパイプ本体32側の先端には、外周面が抉られた段差部33が形成されている。この段差部33はパイプ本体32に差し込まれ、リテーナ31はパイプ本体32と繋がる。
図3を併せて参照する。リテーナ31は、給油ガン28のノズル29の差込量を規制する3つのストッパ34,34,34を有している(図2には、2つのストッパ34,34のみが示されている)。それぞれのストッパ34,34は、扇型形状を呈し、リテーナ31の内周壁35において、断続的に配置されている。
さらに、フィラーパイプ30には、給油ガン28から供給される燃料の流れ方向を基準として、ストッパ34の下流側(燃料タンク側)において、燃料の流れをガイドするフローガイド40が設けられている。
フローガイド40は、矩形の孔が形成された平板41と、この平板41の上部に設けられる半円筒部42と、半円筒部42の下流側の端部を塞ぐ傾斜部43(ガイド部43)と、からなる。
平板41の短辺の長さは、パイプ本体32の直径と略同一である。半円筒部42の半円の大きさは、パイプ本体32の円弧部分と略同一である。
フローガイド40は、半円筒部42がリテーナ31の先端に接合されることにより、リテーナ31に取り付けられる。フローガイド40は、リテーナ31がパイプ本体32に差し込まれた状態において、パイプ本体32内に位置する。
なお、フローガイド40はリテーナ31と一体的に形成されてもよい。
以下、リテーナ31に取り付けられた状態のフローガイド40を説明する。
平板41及び半円筒部42は、パイプ本体32の断面中心線CLの方向に延びている。一方、傾斜部43は、パイプ本体32の断面中心線CLの方向に対して斜めに延びている。
平板41の上流側の部位は、燃料の一部を傾斜部43(ガイド部)に向かって流すための分岐部51となる。平板41の孔は、傾斜部43に流れ込んだ燃料の出口である排出口52となる。排出口52は、下方に向けて開口している。平板41の下流側の部位は、内周壁36に寄せられた燃料の流れを整える整流部53となる。
次に本発明の作用及び効果について説明する。
図4を参照する。ノズル29の差込を規制するストッパ34よりも下流側にはフローガイド40が配設けられ、このフローガイド40の下流側の端部には、パイプ本体32の断面中心線CLに対して斜めに延びる傾斜部43(ガイド部43)が形成されている。
ノズル29から吐出された燃料は、フローガイド40に沿って流れる。フローガイド40の傾斜部43は、パイプ本体32の断面中心線CLに対して斜めに延びているため、傾斜部43に到達した燃料は、パイプ本体32の内周壁36に向かって流れる。燃料は、パイプ本体32の内周壁36に到達し、パイプ本体32の内部を流れ始める。即ち、パイプ本体32内における燃料の飛びはねを抑制し、燃料を安定的に流すことができる。
ここで、燃料が内周壁36に沿って流れ始める位置はフローガイド40の先端からである。即ち、パイプ本体32の形状にかかわらず、フローガイド40の先端から燃料を内周壁36に沿って流し始めることができる。そのため、より安定して燃料をフィラーパイプ30に流すことができる。
フローガイド40の傾斜部43は、パイプ本体32の断面中心線CLに対して斜めに延びている。矢印(6)に示されるように、仮に、給油中において、燃料が下流側から上流側に逆流する場合があっても、燃料は傾斜部43にぶつかり、さらに上流側に流れ込むことを防ぐことができる。これにより、燃料が給油者にかかる吹き返しを防ぐことができる。
さらに、リテーナ31は、ノズル29の差込を規制するストッパ34を有する。燃料が上流側に流れこむことを防ぐ傾斜部43と、ノズル29の差込を規制するストッパ34とが設けられているため、ノズル29は、燃料と接触しづらくなる。結果、燃料タンクに燃料が溜まる前にオートストップが作動してしまうことを防ぐことができる。
上記の通り、ストッパ34,34は、給油ガン28のノズル29の差込を規制し、ノズル29は、リテーナ31の奥部まで入り込まない。一般に、シャッタ部材とフラップ弁を有するキャップレス構造を採用した給油口では、ノズルをリテーナの奥まで差し込まないものがある。そのため、フィラーパイプ30はキャップレス構造の給油口にも適する。
加えて、フローガイド40は、燃料の一部を傾斜部43に向かって流すための分岐部51を有する。
ノズル29から吐出され、フローガイド40に到達した燃料は、分岐部51により、矢印(1)に示される傾斜部43に向かう一部の流れと、矢印(2)に示されるその他の残部の流れに分岐される。矢印(3)に示されるように、燃料の一部は、傾斜部43に向かい、傾斜部43に到達した後は、傾斜部43が延びる方向に沿って流れる。
一方、矢印(4)に示されるように、燃料の残部は、フローガイド40の排出口52(フローガイドの下流側)において、傾斜部43にガイドされた燃料の一部と合流する。合流する際に、燃料の残部は、ガイドされた燃料の一部によって、パイプ本体32の内周壁36に向かって押される。矢印(5)に示されるように、合流した燃料は、整流部53によって整流され、パイプ本体32の内周壁36に沿って流れる。
即ち、分岐部51が形成されることにより、傾斜部43によってガイドされる時に加えて(矢印(3)参照)、分岐時においても燃料は内周壁36に向かって流される(矢印(1),(2)参照)。そのため、より多くの燃料を内周壁36に沿わせることができる。
さらに、分岐部51により分岐した燃料の一部と残部は、分岐部51に仕切られている箇所においては、互いに接触しない。
加えて、フローガイド40は、リテーナ31の先端に接合されている。上記の通り、フローガイド40の傾斜部43は燃料の逆流を防ぐ防波堤としての役割も兼ねる(矢印6参照)。即ち、ノズル29の近くに燃料の逆流を防ぐ傾斜部43が位置するため、オートストップの誤作動をより確実に防ぐことができる。
なお、本実施例では、フローガイド40はリテーナ31の先端に接合されているが、フローガイド40はフィラーパイプ本体32の内部に設けても良い。
図3を参照する。排出口52は、下方を向いているが、例えば、斜め前方又は斜め後方に傾けても良い。フィラーパイプ30の延びる方向や形状に応じて排出口52の向きを適宜変更することにより、燃料を安定的に流すことができる。
さらに、ストッパ34は、扇型形状のものを3つ、断続的に内周壁に配したが、例えば、リテーナ31の先端部を絞ることにより、リテーナ31と一体的に環形状のストッパを形成してもよい。パイプ本体の断面中心線CLに対して斜めに延びるガイド部は、直線状に延びる傾斜部43としたが、例えば、円弧状を呈していても良い。即ち、本発明の実施例は、これらの形式のものに限られるものではない。
本発明のフィラーパイプは、乗用車に好適である。
10…車両
11…車体
12…給油口
30…フィラーパイプ
31…リテーナ
32…パイプ本体
34…ストッパ
40…フローガイド
41…平板
42…半円筒部
43…傾斜部(ガイド部)
51…分岐部
52…排出口
53…整流部
CL…断面中心線

Claims (4)

  1. 燃料タンクに繋がるフィラーパイプであって、
    前記フィラーパイプは、給油口から差し込まれる給油ガンを保持可能なリテーナと、このリテーナから燃料タンクに延びるパイプ本体と、を備え、
    前記リテーナは、前記給油ガンの差込を規制するストッパを有し、
    前記フィラーパイプのうち、前記ストッパよりも前記燃料タンク側にはフローガイドが配設され、
    このフローガイドの前記燃料タンク側の端部には、前記パイプ本体の断面中心線に対して斜めに延びるガイド部が形成されていることを特徴とするフィラーパイプ。
  2. 前記フローガイドは、前記燃料の一部を前記ガイド部に向かって流すための分岐部を有し、
    前記燃料の一部は、前記ガイド部にガイドされると共に、前記ガイド部の燃料タンク側の端部において、前記燃料の残部に合流する構成とされていることを特徴とする請求項1記載のフィラーパイプ。
  3. 前記フローガイドは、前記リテーナに形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィラーパイプ。
  4. 前記フローガイドは、前記パイプ本体に形成されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のフィラーパイプ。
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