JP2010132166A - 車両用燃料タンク - Google Patents

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Kiyofumi Shida
清文 志田
Shinya Murabayashi
真也 村林
Yutaka Uchiumi
豊 内海
Hiroaki Watanabe
洋暁 渡邊
Kengo Kobayashi
健吾 小林
Tateaki Nakajima
健彰 中島
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Abstract

【課題】 タンク本体に接続されたフィラーパイプに供給された燃料を簡単な構造で旋回させることで、スムーズな給油を可能にする。
【解決手段】 タンク本体11のフィラーパイプ接続部11aから上方に延びるフィラーパイプ12が、その上端の給油口14側からフィラーパイプ接続部11a側に向かって連続する第1部分12a、第2部分12bおよび第3部分12cを少なくとも備え、略直線状の第1部分12aおよび略直線状の第3部分12cを捩れの位置に配置するとともに、第2部分12bの上流端および下流端をそれぞれ第1部分12aの下流端および第3部分12cの上流端に滑らかに接続したので、フィラーパイプ12の内面に螺旋溝を加工したり、フィラーパイプの内部に螺旋状の部材を取り付けたりすることなく、給油ガンのノズルからフィラーパイプ12に供給される燃料に前記第2部分12bにおいて旋回流を発生させ、燃料をスムーズにタンク本体11に供給することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料を貯留するタンク本体のフィラーパイプ接続部から上方に延びるフィラーパイプの上端に、給油ガンのノズルが挿入される給油口を備える車両用燃料タンクに関する。
燃料タンクのフィラーパイプの上端の給油口に給油ガンのノズルを挿入してタンク本体への給油を行うとき、フィラーパイプの内部を燃料がスムーズに流れないと、給油ガンのノズルの先端に燃料の飛沫が当たってオートストップ装置が作動してしまい、給油の継続が困難になる問題がある。
フィラーパイプの内部を流れる燃料を旋回させるとスムーズに流れて飛沫が発生し難くなることが知られているため、フィラーパイプの内部を流れる燃料に旋回流を発生させるための構造が提案されている。
例えば、フィラーパイプの給油口の近傍の内面に螺旋状の溝を形成するものが、下記特許文献1により公知であり、フィラーパイプの給油口の近傍の内面に螺旋状に捻った樋形の流れ方向規制手段を設けるものが、下記特許文献2により公知である。
特開平8−91061号公報 特開平8−238944号公報
ところで、上記特許文献1に記載された発明は、フィラーパイプの給油口の近傍の内面に螺旋状の溝を形成するため、その溝の加工が面倒でフィラーパイプの製造コストが増加する問題がある。また上記特許文献2に記載された発明は、フィラーパイプの給油口の近傍の内面に流れ方向規制手段を設けるため、その流れ方向規制手段の分だけ部品点数が増加してフィラーパイプの製造コストが増加する問題がある。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、タンク本体に接続されたフィラーパイプに供給された燃料を簡単な構造で旋回させることで、スムーズな給油を可能にすることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、燃料を貯留するタンク本体のフィラーパイプ接続部から上方に延びるフィラーパイプの上端に、給油ガンのノズルが挿入される給油口を備える車両用燃料タンクにおいて、前記フィラーパイプは少なくとも一部に曲げ部を備え、前記曲げ部の中心線は三次元曲線で構成されることを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記フィラーパイプは、前記給油口側から前記フィラーパイプ接続部側に向かって連続する第1部分、第2部分および第3部分を少なくとも備え、前記曲げ部は前記第2部分であることを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項2の構成に加えて、略直線状の前記第1部分および略直線状の前記第3部分は捩れの位置に配置されるとともに、前記第2部分の上流端および下流端はそれぞれ前記第1部分の下流端および第3部分の上流端に滑らかに接続されることを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1〜請求項3の何れか1項の構成に加えて、前記三次元曲線は螺旋形状の一部を含むことを特徴とする車両用燃料タンクが提案される。
請求項1の構成によれば、燃料を貯留するタンク本体のフィラーパイプ接続部から給油口に向かって上方に延びるフィラーパイプが少なくとも一部に曲げ部を備え、その曲げ部の中心線が三次元曲線で構成されるので、フィラーパイプの内面に螺旋溝を加工したり、フィラーパイプの内部に螺旋状の部材を取り付けたりすることなく、簡単で低コストな構造で給油ガンのノズルからフィラーパイプに供給される燃料に前記曲げ部において旋回流を発生させ、燃料をスムーズにタンク本体に供給することができる。
また請求項2の構成によれば、フィラーパイプは給油口側からフィラーパイプ接続部側に向かって連続する第1部分、第2部分および第3部分を備えており、前記第2部分を曲げ部としたので、第1部分および第3部分を同一平面上に配置することが可能になってフィラーパイプの形状の自由度を高められる。
また請求項3の構成によれば、略直線状の第1部分および略直線状の第3部分を捩れの位置に配置するとともに、第2部分の上流端および下流端をそれぞれ第1部分の下流端および第3部分の上流端に滑らかに接続したので、第1部分および第3部分を捩れの位置に配置することが可能になってフィラーパイプの形状の自由度を高められる。
また請求項4の構成によれば、曲げ部の中心線の三次元曲線は螺旋形状の一部を含む ので、その螺旋形状によって旋回流を一層強めることができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1および図2は本発明の第1の実施の形態を示すもので、図1は車両用燃料タンクの部分正面図、図2は図1の2方向矢視図である。
燃料タンクTは、燃料を貯留する容器状のタンク本体11と、下端がタンク本体11のフィラーパイプ接続部11aに接続されて斜め上方に延び、その上端に給油ガン13のノズル13aが挿入される給油口14が形成されたフィラーパイプ12とを備える。図1は車体前後方向に見た図であり、フィラーパイプ12は、給油口14から斜め下方に延びる第1部分12aと、タンク本体11のフィラーパイプ接続部11aから略水平方向に延びる第3部分12cと、第1部分12aの下流端と第3部分12cの上流端とを接続する第2部分12bとで構成される。前記第2部分12bは本発明の曲げ部を構成する。尚、上流および下流とは、給油口14から燃料を供給するときに燃料が流れる方向(給油口14からフィラーパイプ接続部11aに向かう方向)を基準としている。
第1部分12aおよび第3部分12cは共に概ね直線状であるが、幾何学でいう「捩れの位置」に配置される。「捩れの位置」とは、第1部分12aおよび第3部分12cが同一平面上にない状態であり、それらを接続する第2部分12bは中心線が三次元状に湾曲している。第2部分12bの中心線の形状は螺旋の一部であり、その上流端が第1部分12aの下流端に滑らかに接続し、その下流端が第3部分12cの上流端に滑らかに接続している。
滑らかに接続するということは、第1〜第3部分12a〜12cの中心線が接続する部分が角部を有して急激に屈曲していないという意味であり、望ましくは第1部分12aの下流端での中心線の接線方向と第2部分12bの上流端での中心線の接線方向とが一致し、かつ第2部分12bの下流端での中心線の接線方向と第3部分12cの上流端での中心線の接線方向とが一致しているという意味である。
しかして、タンク本体11に給油すべく、給油ガン13のノズル13aを給油口14に挿入して燃料を供給したとき、フィラーパイプ12の第1部分12aおよび第3部分12cが同一平面上にあると仮定した場合には、つまりフィラーパイプ12が全体として二次元状に湾曲した部材であると仮定した場合には、フィラーパイプ12の内部を流れる燃料は旋回せずにスムーズに流れることができないため、給油ガン13のノズル13aの先端に燃料の飛沫が当たってオートストップ装置が作動してしまい、給油の継続が困難になる可能性がある。
しかしながら、本実施の形態によれば、フィラーパイプ12の第1部分12aおよび第3部分12cが同一平面上になく、捩れの位置となるように第2部分12bよって接続されて三次元形状に湾曲しているため、フィラーパイプ12の内部を流れる燃料は第2部分12bにおいて旋回流(図1および図2の破線矢印参照)となってスムーズに流れることができ、給油ガン13のノズル13aの先端に燃料の飛沫が当たってオートストップ装置が作動する不具合を解消することができる。
しかも第2部分12bの中心線の形状は螺旋の一部であるため、そこを通過する燃料に一層強い旋回流を発生させることができる。また第1部分12aおよび第3部分12cを捩れの位置とすることができるので、フィラーパイプ12の形状の自由度を高めることができる。
次に、図3に基づいて本発明の第2の実施の形態を説明する。
第1の実施の形態のフィラーパイプ12は、概ね直線状の第1部分12aおよび第3部分12cが捩じれの位置に配置されているが、第2の実施の形態のフィラーパイプ12は、概ね直線状の第1部分12aおよび第3部分12cが同一平面上に配置されており、曲げ部である第2部分12bの中心線が三次元形状に(本実施の形態では螺旋状ではない)湾曲している。
この第2の実施の形態によっても、第1の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。また第1部分12aおよび第3部分12cを同一平面上に配置することができるので、フィラーパイプ12の形状の自由度を高めることができる。即ち、燃料タンクTと車体との位置関係や、フィラーパイプ12と干渉する障害物の有無に応じて第1の実施の形態の形状および第2の実施の形態の形状を選択することで、フィラーパイプ12の車体への搭載性を高めることができる。
次に、図4に基づいて本発明の第3の実施の形態を説明する。
第3の実施の形態のフィラーパイプ12は螺旋状に屈曲する第2部分12bを長く取り、直線状の第3部分12cを短く取ったものである、この第3の実施の形態によれば、曲げ部である第2部分12bが長く、かつ螺旋状であるため、そこを流れる燃料に強い旋回流を発生させてタンク本体11にスムーズに供給することができる。尚、第1部分12aおよび第3部分12cは、捩じれの位置にあっても良いし、捩じれの位置になくても良い。
次に、図5に基づいて本発明の第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態は第3の実施の形態の変形であって、基本的に螺旋状の第2部分12bの中間に、部分的に直線部分12b(2)を形成することで、その両側に上流側螺旋部分12b(1)および下流側螺旋部分12b(3)を形成したものである。この第4の実施の形態によっても、第3の実施の形態と同様の作用効果を達成することができる。
尚、第4の実施の形態の見方を変えると、そのフィラーパイプ12は、直線状の第1部分12aおよび直線状の直線部分12b(2)の間に螺旋状の上流側螺旋部分12b(1)を備え、かつ直線状の直線部分12b(2)および直線状の第3部分12cの間に螺旋状の下流側螺旋部分12b(3)を備えるものとなる。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、フィラーパイプの第1、第3部分12a,12cは幾何学的に厳密な直線である必要はなく、直線状であれば良い。
また実施の形態ではフィラーパイプ12が第1〜第3部分12a〜12cだけで構成されているが、第1部分12aの上流端と給油口14との間に第4部分が介在しても良く、第3部分12cの下流端とフィラーパイプ接続部11aとの間に第5部分が介在しても良い。言い換えると、フィラーパイプ12の給油口14とフィラーパイプ接続部11aとの間の何れかの位置に、連続する第1〜第3部分12a〜12cが介在していれば良い。
第1の実施の形態に係る車両用燃料タンクの部分正面図 図1の2方向矢視図 第2の実施の形態に係るフィラーパイプの形状を示す図 第3の実施の形態に係るフィラーパイプの形状を示す図 第4の実施の形態に係るフィラーパイプの形状を示す図
符号の説明
11 タンク本体
11a フィラーパイプ接続部
12 フィラーパイプ
12a 第1部分
12b 第2部分
12c 第3部分
13 給油ガン
13a ノズル
14 給油口

Claims (4)

  1. 燃料を貯留するタンク本体のフィラーパイプ接続部から上方に延びるフィラーパイプの上端に、給油ガンのノズルが挿入される給油口を備える車両用燃料タンクにおいて、
    前記フィラーパイプは少なくとも一部に曲げ部を備え、前記曲げ部の中心線は三次元曲線で構成されることを特徴とする車両用燃料タンク。
  2. 前記フィラーパイプは、前記給油口側から前記フィラーパイプ接続部側に向かって連続する第1部分、第2部分および第3部分を少なくとも備え、前記曲げ部は前記第2部分であることを特徴とする、請求項1に記載の車両用燃料タンク。
  3. 略直線状の前記第1部分および略直線状の前記第3部分は捩れの位置に配置されるとともに、前記第2部分の上流端および下流端はそれぞれ前記第1部分の下流端および第3部分の上流端に滑らかに接続されることを特徴とする、請求項2に記載の車両用燃料タンク。
  4. 前記三次元曲線は螺旋形状の一部を含むことを特徴とする、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の車両用燃料タンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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