JPH06258Y2 - フユ−エルタンクフイラパイプホ−ス - Google Patents
フユ−エルタンクフイラパイプホ−スInfo
- Publication number
- JPH06258Y2 JPH06258Y2 JP1636087U JP1636087U JPH06258Y2 JP H06258 Y2 JPH06258 Y2 JP H06258Y2 JP 1636087 U JP1636087 U JP 1636087U JP 1636087 U JP1636087 U JP 1636087U JP H06258 Y2 JPH06258 Y2 JP H06258Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel tank
- fuel
- hose
- pipe hose
- bellows
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等のフューエルタンクに燃料を導くホ
ースの形状に関する。
ースの形状に関する。
フューエルタンクに燃料をフューエルタンクフィラパイ
プホースの従来例を第3図および第4図において説明す
る。このフューエルタンク1は自動車の燃料タンクであ
り、燃料はフューエルタンクパイプ2、およびこのパイ
プ2に接続するフューエルタンクフィラパイプホース3
を介して導かれる。フューエルタンクフィラパイプホー
ス3は、組み付けの際の便宜を図るために、円筒部位4
のみならず蛇腹部位5をも有する(以上の従来技術に類
するものとして実開昭59−99824がある)。
プホースの従来例を第3図および第4図において説明す
る。このフューエルタンク1は自動車の燃料タンクであ
り、燃料はフューエルタンクパイプ2、およびこのパイ
プ2に接続するフューエルタンクフィラパイプホース3
を介して導かれる。フューエルタンクフィラパイプホー
ス3は、組み付けの際の便宜を図るために、円筒部位4
のみならず蛇腹部位5をも有する(以上の従来技術に類
するものとして実開昭59−99824がある)。
燃料をフューエルタンクフィラパイプ2の上部端より注
入すると、燃料は該パイプ2およびホース3を通ってフ
ューエルタンク1内に流れ込む。このとき、燃料の一部
は蛇腹部位5の谷部6内に入り込む。この谷部6の様子
を第4図において説明する。すなわち、フューエルタン
クフィラパイプホース3は、略横置きにして使用され、
蛇腹部位5の下にくる側の谷部6および山部7のうち、
円筒部位4に続く最初のいくつかの谷部6にガソリンの
一部が流れ込み、渦を発生させる。この発生した渦によ
り、燃料の流れが妨げられ、燃料注入を一時ストップさ
せてしまう不具合があった。渦の発生は、円筒部位4の
底と蛇腹部位5の谷部6底との段差Bを小さくすれば抑
えることができ、大きくすれば大きくなってしまうこと
は、体験的にいえることである。
入すると、燃料は該パイプ2およびホース3を通ってフ
ューエルタンク1内に流れ込む。このとき、燃料の一部
は蛇腹部位5の谷部6内に入り込む。この谷部6の様子
を第4図において説明する。すなわち、フューエルタン
クフィラパイプホース3は、略横置きにして使用され、
蛇腹部位5の下にくる側の谷部6および山部7のうち、
円筒部位4に続く最初のいくつかの谷部6にガソリンの
一部が流れ込み、渦を発生させる。この発生した渦によ
り、燃料の流れが妨げられ、燃料注入を一時ストップさ
せてしまう不具合があった。渦の発生は、円筒部位4の
底と蛇腹部位5の谷部6底との段差Bを小さくすれば抑
えることができ、大きくすれば大きくなってしまうこと
は、体験的にいえることである。
しかしながら、この段差Bを小さくすると該ホース3は
曲げにくくなり、組み付けの際のフューエルタンク1と
該ホース3の結合作業性が悪くなり、蛇腹部位の本来の
機能を逸することになる。
曲げにくくなり、組み付けの際のフューエルタンク1と
該ホース3の結合作業性が悪くなり、蛇腹部位の本来の
機能を逸することになる。
本考案は、以上の問題点に着目してなされたものであ
り、該ホース3の結合作業性を損うことなく、燃料の注
入がストップしてしまうという不具合いをなくすもので
ある。
り、該ホース3の結合作業性を損うことなく、燃料の注
入がストップしてしまうという不具合いをなくすもので
ある。
本考案は、蛇腹部位の大きさ、すなわち山部と谷部の大
きさを変えることなく、蛇腹部位の中心線を円筒部位の
中心線よりも上に偏倚させることにより、前記段差を小
さくしようとするものである。
きさを変えることなく、蛇腹部位の中心線を円筒部位の
中心線よりも上に偏倚させることにより、前記段差を小
さくしようとするものである。
すなわち、本考案はフューエルタンクに燃料を導くフュ
ーエルタンクパイプホースであり、蛇腹部位と円筒部位
を有するものに関しなされたものであり、蛇腹部位の中
心線を、この蛇腹部位へ接続する円筒部位の中心線より
も上に偏倚させてものである。
ーエルタンクパイプホースであり、蛇腹部位と円筒部位
を有するものに関しなされたものであり、蛇腹部位の中
心線を、この蛇腹部位へ接続する円筒部位の中心線より
も上に偏倚させてものである。
このように2つの中心線を偏倚させることにより、円筒
部位の底と蛇腹部位の谷部底との段差を小さくすること
ができる。
部位の底と蛇腹部位の谷部底との段差を小さくすること
ができる。
本考案の一実施例を、第1図ないし第2図において説明
する。
する。
フューエルタンクフィラパイプホース3をフューエルタ
ンク1に結合し組み付けた状態は、従来の第3図とほぼ
同じなので、図を省略する。第1図は、従来の第4図に
相当するものであり、蛇腹部位5の中心線Eは、円筒部
位4の中心線Dよりも上に偏倚させている。この偏倚さ
せた距離Cの分だけ、円筒部位4の底と蛇腹部位5の谷
部6底との段差Bは、小さくなる。これにより、蛇腹部
位5の山部および谷部の大きさを変えることなく、段差
Bを小さくすることができ、したがって、該ホース3の
結合作業性を損うことがない。段差Bを小さくすること
ができるので、円筒部位4から蛇腹部位5へ接続する部
分における渦の発生を抑えることができ、燃料の注入が
ストップしてしまうという不具合いを解消できる。な
お、偏倚させる距離Cは、実際の燃料の注入の結果によ
って、個別的に決めることができる。
ンク1に結合し組み付けた状態は、従来の第3図とほぼ
同じなので、図を省略する。第1図は、従来の第4図に
相当するものであり、蛇腹部位5の中心線Eは、円筒部
位4の中心線Dよりも上に偏倚させている。この偏倚さ
せた距離Cの分だけ、円筒部位4の底と蛇腹部位5の谷
部6底との段差Bは、小さくなる。これにより、蛇腹部
位5の山部および谷部の大きさを変えることなく、段差
Bを小さくすることができ、したがって、該ホース3の
結合作業性を損うことがない。段差Bを小さくすること
ができるので、円筒部位4から蛇腹部位5へ接続する部
分における渦の発生を抑えることができ、燃料の注入が
ストップしてしまうという不具合いを解消できる。な
お、偏倚させる距離Cは、実際の燃料の注入の結果によ
って、個別的に決めることができる。
以上述べたように、2つの中心線を偏倚させることによ
り、円筒部位の底と蛇腹部位の谷部底と段差を小さくで
き、渦の発生をおさえることができるので、燃料の注入
作業をストップさせてしまうという不具合いをなくすこ
とができる。
り、円筒部位の底と蛇腹部位の谷部底と段差を小さくで
き、渦の発生をおさえることができるので、燃料の注入
作業をストップさせてしまうという不具合いをなくすこ
とができる。
第1図は本考案の一実施例に係るフューエルタンクフィ
ラパイプホースの一部側面図、第2図は第1図の正面
図、第3図はフューエルタンクフィラパイプホースの組
み付け状態を示す全体図、第4図は第3図のフューエル
タンクフィラパイプホースの一部側面図である。 1…フューエルタンク、 2…フューエルタンクフィラパイプ、 2…フューエルタンクパイプホース、 4…円筒部位、 5…蛇腹部位、 6…谷部 7…山部、 B…段差。
ラパイプホースの一部側面図、第2図は第1図の正面
図、第3図はフューエルタンクフィラパイプホースの組
み付け状態を示す全体図、第4図は第3図のフューエル
タンクフィラパイプホースの一部側面図である。 1…フューエルタンク、 2…フューエルタンクフィラパイプ、 2…フューエルタンクパイプホース、 4…円筒部位、 5…蛇腹部位、 6…谷部 7…山部、 B…段差。
Claims (1)
- 【請求項1】フューエルタンクに燃料を導くフューエル
タンクフィラパイプホースであり、蛇腹部位と円筒部位
を有するものにおいて、 蛇腹部位の中心線を、該蛇腹部位へ接続する円筒部位の
中心線よりも上に偏倚させたことを特徴とするフューエ
ルタンクフィラパイプホース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636087U JPH06258Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | フユ−エルタンクフイラパイプホ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1636087U JPH06258Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | フユ−エルタンクフイラパイプホ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63124526U JPS63124526U (ja) | 1988-08-15 |
JPH06258Y2 true JPH06258Y2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=30808146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1636087U Expired - Lifetime JPH06258Y2 (ja) | 1987-02-06 | 1987-02-06 | フユ−エルタンクフイラパイプホ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06258Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9191634B2 (en) | 2004-04-15 | 2015-11-17 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
US9436880B2 (en) | 1999-08-12 | 2016-09-06 | Magna Electronics Inc. | Vehicle vision system |
US9555803B2 (en) | 2002-05-03 | 2017-01-31 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
-
1987
- 1987-02-06 JP JP1636087U patent/JPH06258Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9436880B2 (en) | 1999-08-12 | 2016-09-06 | Magna Electronics Inc. | Vehicle vision system |
US9555803B2 (en) | 2002-05-03 | 2017-01-31 | Magna Electronics Inc. | Driver assistance system for vehicle |
US9191634B2 (en) | 2004-04-15 | 2015-11-17 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
US9428192B2 (en) | 2004-04-15 | 2016-08-30 | Magna Electronics Inc. | Vision system for vehicle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63124526U (ja) | 1988-08-15 |
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