JPH0640356U - 内燃機関の吸気管のガスケット構造 - Google Patents

内燃機関の吸気管のガスケット構造

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JPH0640356U
JPH0640356U JP7706292U JP7706292U JPH0640356U JP H0640356 U JPH0640356 U JP H0640356U JP 7706292 U JP7706292 U JP 7706292U JP 7706292 U JP7706292 U JP 7706292U JP H0640356 U JPH0640356 U JP H0640356U
Authority
JP
Japan
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intake
gasket
intake pipe
intake passage
pipe
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Pending
Application number
JP7706292U
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English (en)
Inventor
義之 大谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyota Industries Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Industries Corp filed Critical Toyota Industries Corp
Priority to JP7706292U priority Critical patent/JPH0640356U/ja
Publication of JPH0640356U publication Critical patent/JPH0640356U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内燃機関の吸気管1とシリンダヘッド2の吸
気ポート3との締結部に生ずる吸気通路の段差及び断面
積の変化を解消して吸気通路内の吸気の流れを円滑に
し、管路損失や圧力波の弱化の発生を防止する手段を提
供する。 【構成】 上記吸気管1と吸気ポート3との間に介装す
るガスケット4の吸気通路を形成する孔40の周囲に、
ひれ状円筒形の突起部41を吸気通路の流線方向にガス
ケットの両側に設け、前記両側のひれ状円筒形の突起部
が前記吸気管1及び吸気ポート3の接続部における吸気
通路の内径拡大部の内壁をそれぞれ覆うように構成した
ことにより、前記吸気管1と前記吸気ポート3との接続
部における内径の急拡大部11,21を埋めてその部分
における段差を無くするようにして取り付けた構成とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は内燃機関の吸気管のガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】
従来内燃機関(エンジン)の吸気管とエンジンのシリンダヘッドに設けられた 吸気ポートとの接続部はガスケットを介して締結されているが、この接続部に生 ずる段差を吸収するために、図4に示すようにテーパ状の急拡大部(11,21 )が形成されている。
【0003】 上記の構成においては吸気管1と吸気ポート3との間に断面積の変化を生ずる ために管路内の流れの損失が増し、また、吸気の圧力波が弱くなるおそれがある 。
【0004】 実開昭62−45344号公報においては吸気管の補助吸気通路とシリンダヘ ッド内補助吸気通路との間に生ずる段差部をガスケットに設けたガイド部により 滑らかな流路を形成する方法が開示されているが、この考案は補助吸気通路内に おいて上流側と下流側の吸気通路の幅が大巾に段差を有している場合についての 対策を示したものであり、前述のような通常の主吸気通路における吸気管締結部 の僅かな段差による流れの阻害を解決する手段には、そのまゝ適用することはで きない。
【0005】 上記の事情に鑑み、本考案においては、前記吸気管と吸気ポートとの締結部に 生ずる吸気通路の段差及び断面積の変化を解消して吸気通路内の吸気の流れを円 滑にし、管路内損失や圧力波の弱化の発生を防止することのできる手段を提供す ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するために、本考案においては、吸気管とシリンダヘッドに 穿設された吸気ポートとの接続部に介装したガスケットにおいて、その吸気通路 を形成する孔の周囲にひれ状円筒形の突起部をガスケットの両側に前記吸気通路 の流線方向に張り出して設け、前記両側のひれ状円筒形の突起部が前記吸気管及 び前記吸気ポートの接続部における吸気通路の内径拡大部の内壁をそれぞれ覆う ように構成したことを特徴とする内燃機関の吸気管のガスケット構造を提供する 。
【0007】
【作用】
前記吸気管及び前記吸気ポートの内壁に、前記ガスケットの両側に張り出して 設けられたひれ状円筒形の突起部が前記吸気管及び前記吸気ポートの接続部にお ける吸気通路の内径拡大部の内壁をそれぞれ覆うように構成したことにより、前 記吸気管と吸気ポートとの接続部におけるそれぞれの内径の急拡大部が埋められ 、その部分における段差が無くなり、その部分の断面積変化が少なくなり、円滑 な内面を有する吸気通路が形成される。これにより、滑らかな流路が形成され吸 気管内での管路損失や圧力波の弱化が防止される。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1〜2は第1実施例を示し、図 1(a) は吸気管1とシリンダヘッド2に設けられた吸気ポート3との間に介装さ れたガスケット4近傍の断面図を示す。図1(b) は図1(a) のA部拡大図、図2 (a) はガスケット4の平面図、図2(b) は図2(a) のB−B断面図である。
【0009】 ガスケット4の形状は本考案特有のもので、図2(b) に示す通り、ガスケット の吸気通路を形成する孔40の周囲にひれ状円筒形の突起部41を吸気通路の流 線Y−Y方向にガスケットの両側に形成したものでこの突起部41は、図1(b) に示すように吸気管1とシリンダヘッド2の吸気ポート3との接続部における吸 気通路の内径拡大部の内壁をそのひれ状円筒形の突起部が覆うように構成して吸 気通路の急拡大部11,21(図4)を埋めてその段差を無くするようにして取 り付けられている。
【0010】 上記の構成により、従来のシリンダヘッド2と吸気管1との間の急拡大部分1 1,21による段差と断面積変化とがなくなり、滑らかな流路が形成され、従来 のような吸気管内での吸気の流れに対する管路損失は低減し、また、吸気の圧力 波が弱まることが無く、吸気圧はスムーズに伝播され吸気効率が向上する。
【0011】 図3に本孔の第2実施例を示す。本実施例においては図示の通りガスケット4 の突起部41の中に針金42を入れて、前記突起部にめくれがおこりにくい形状 として、ガスケットのめくれを防止したものである。この突起部41に補強手段 としての針金42を設けたほかは第1実施例とその構成、作用は同一である。
【0012】
【考案の効果】
本考案による突起部をガスケットに設けることにより、従来の吸気管とシリン ダヘッドの吸気ポートとの接続部において発生した吸気通路の段差と断面積変化 が小さくなり、これにより、滑らかな流路が形成され吸気管路内での流れの損失 が少なくなりまた、吸気の圧力波が弱まることなく伝播して吸気効率を向上させ ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示し、図1(a) は吸気管
と吸気ポートとの間に介装されたガスケット近傍の断面
図、図1(b) は図1(a) のA部拡大図である。
【図2】第1実施例における前記ガスケットを示し、図
2(a) はガスケットの平面図、図2(b) は図2(a) のB
−B断面図である。
【図3】第2実施例を示し、図3(a) はそのガスケット
の平面図、図3(b) は図3(a)のC−C断面図、図3(c)
は図3(b) のE部拡大図である。
【図4】従来技術における吸気管と吸気ポートとの間に
介装されたガスケット近傍の断面図を示す。
【符号の説明】
1…吸気管 2…シリンダヘッド 3…吸気ポート 4…ガスケット 11,21…急拡大部 40…吸気通路孔 41…突起部 42…針金

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気管(1)とシリンダヘッド(2)に
    穿設された吸気ポート(3)との接続部に介装したガス
    ケット(4)において、その吸気通路を形成する孔(4
    0)の周囲にひれ状円筒形の突起部(41)をガスケッ
    ト(4)の両側に前記吸気通路の流線方向に張り出して
    設け、前記両側のひれ状円筒形の突起部(41)が前記
    吸気管(1)及び前記吸気ポート(3)の接続部におけ
    る吸気通路の内径拡大部の内壁をそれぞれ覆うように構
    成したことを特徴とする内燃機関の吸気管のガスケット
    構造。
JP7706292U 1992-11-09 1992-11-09 内燃機関の吸気管のガスケット構造 Pending JPH0640356U (ja)

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JP7706292U JPH0640356U (ja) 1992-11-09 1992-11-09 内燃機関の吸気管のガスケット構造

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JPH0640356U true JPH0640356U (ja) 1994-05-27

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ID=13623313

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7706292U Pending JPH0640356U (ja) 1992-11-09 1992-11-09 内燃機関の吸気管のガスケット構造

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095884A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Sugino Mach Ltd 噴流液柱内に導かれたレーザー光によるレーザー加工装置
JP2014152759A (ja) * 2013-02-13 2014-08-25 Toyota Motor Corp 内燃機関の吸気管及び内燃機関の吸気系構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009095884A (ja) * 2007-09-28 2009-05-07 Sugino Mach Ltd 噴流液柱内に導かれたレーザー光によるレーザー加工装置
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