JPS6050264A - 内燃機関の吸気通路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関、特に吸気弁及び排気弁がシリンダ
ーの一側方に並列に配されている側弁式内燃機関の吸気
通路に関するものである。

〔従来技術とその問題点〕

第１図に示す如く吸気弁１及び排気弁２がシリンダー３
の一側方に並列に配されている従来の側弁式内燃機関４
（例えば米国特許第３．１１８．４５３号の空冷式内燃
機関）に於いては、消音器５を前記排気弁２側の外方に
配置−１気化器６を消音器５の略反対側でシリンダー３
の他側方に配している。

ところで、斯かる側弁式内燃機関４の気化器６から吸気
弁１までの吸気通路７は、吸気管７ｍとその両端のジ（
ンイン）７ｂ、エルボ７　ｂ’とより成る長い通路であ
る為、気化器６とジ−１インド７ｂ１ジー１インド７ｂ
と吸気管７ａ、吸気管７１とエルボ７ｂ′、エルボ７　
ｂ／とシリンター３というように接合部が多く且つ部品
点数が多くて組付けが両側であり、１−かも気化器６を
取付ける部分の剛性が不十分で、前記各接合部でのシー
ルが困難である。また吸気通路７はエルボ７　ｂ／の部
分で急激に曲げられる為、通路抵抗が大きく、混合気の
吸気が円滑に行われない。さらにフライホイールの外方
にイグニッションコイルを取付は乙場会、吸気通路７の
上方（クランク軸方向外側）となるが、別体の吸気管７
ａではイグニッションコイル位置がその上方となるので
、クランク軸が著しく長くなる。またイグニツシ曹ンコ
イル取付ボスと吸気管の干渉を避ける為、吸気管７ａを
曲げたり、へこませたりする必要がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記の問題を解決すべくなされたものであり、
接合部ならびに部品点数が少なく、しかも接合部のシー
ルが確実であり、また急激な曲がりがすく、さらにイグ
ニッションコイルを取付ける場合イグニッションコイル
の位置を低くできてクランク軸の長さを短くできるよう
に１−た側弁式内燃機関の吸気通路を提供することを目
的とするものである。

〔発明の構成〕

本発明の１つは、側弁式内燃機関に於いて、気化器から
吸気弁に至る吸気通路が、シリンダーボアーに沿って一
部彎曲１〜でシリンダーと一体に形成され且つ彎曲部外
側が開放され友管状体と、該管状体の彎曲部開放面に締
付固定された別体のカバーとＫより構成されていること
を特徴とする・ 本発明の他の１つは、側弁式内燃機関に於いて、気化器
から吸気弁に至る吸気通路が、シリンダーボアーに沿っ
て一部彎曲してシリンダーと一体に形成され且つ彎曲部
外側が開放された管状体と、該管状体の彎曲部開放面に
イグニッションコイルと共線めにて固定され友別体のカ
バーとにより構成されていることを特徴とする。

〔実施例〕

第１の発明の実施例を第２図及び第３図によって説明す
る。図中１は吸気弁、２は排気弁で、シリンダー３の一
側方に並列に配されている。

この側弁式内燃機関４の消音器５ｉｊ前記排気弁２側の
外方に配され、気化器６は消音器５の略反対側でシリン
ダー３の他側方に配されている。

さて、気化器６から吸気弁１までの本発明による吸気通
路１０は、方向変換する部分がシリンダーボアーに沿っ
て彎曲してシリンダー３と一体に管状体１１が形成され
、この管状体１１の彎曲部外側が斜めに開放され、この
彎曲部間（５） 放間１２にシリンダーボアーに沿って彎曲した別体のカ
バー１３が配されてボルト１４にて管状体１１に締付固
定されている。

前記カバー１３の吸気通路壁の一部は、図示の如くシー
ル面より突出１．て、即ち管状体１１の彎曲部開放面１
２より内側に突出１〜て、この突出部１５で締付時カバ
ー１３のスラストヲ受けるようにしても良いものである
。

第２の発明の実施例を第４図及び第５図によって説明す
る。図中１０′は気化器６から吸気弁（図示せず）まで
の吸気通路で、核吸気通路１０′は第１の発明の実施例
の場合と同様方向変換する部分がシリンダーボアーに沿
って彎曲してシリンダー３と一体に管状体１１が形成さ
れ、この管状体１１の彎曲部外側が斜めに開放され、こ
の彎曲部開放面１２にシリンダーボアーに沿って彎曲；
−た別体のカバー１３が配されてボルト１４にて管状体
１１に締付固定された上、さらにカバー１３の外側にイ
グニッションコイル１６が配されて、カバー１３の外面
に一体に設（６） けられたコイル取付ポス１７にイグニツシ冒ンコイル１
６のコア１８が当てがわれ、ボルト１４′コア１ にて尖粋≠摩＝女１Ｂがコイル取付ボス１７を介して管
状体１１に締付固定されている。即ち、カバー１３がイ
グニツシ冒ンコイル１６と共締めにて管状体１１に固定
されている。

尚、前記カバー１３の吸気通路−の一部は、図示せぬが
前記第１の発明の実施例と同様管状体１１の彎曲部開放
面１２より内側に突出ｊ７て、この突出部１５で締付時
カバー１３のスラストを受けるようＫしても良いもので
ある。

〔発明の作用〕

上記の如く構成された本発明の内燃機関の吸気通路１０
．１０’Ｈ１方向変換する部分がシリンダーボアーに沿
って一部彎曲して滑らかな形状となっているので、通路
抵抗が小さく、混合気の吸気が円滑に行われる。また吸
気通路１０゜１０′の主体をなす管状体１１がシリンダ
ー３と一体に形成されている為、混合気の吸気によるシ
リンダー３の冷却が行われる。

〔発明の効果〕

以上の説明で判るように本発明による内燃機関の吸気通
路は、通路抵抗が小さく、混合気の吸気が円滑に行われ
、また混合気の吸気によりシリンダーの冷却が行われる
効果を有するばかりではなく、該吸気通路がシリンダー
と一体の管状体と該管状体のシリンダーボアーに沿った
彎曲部の開放面を塞ぐカバーとの二点より成るので、部
品点数ならびに接合部が少なくて、組付が簡単で、接合
部のシールも確実に行うことができる。

オた吸気通路の主体をなす管状体がシリンダーと一体で
あるので、金型による成形が可能で製作が容易となり、
気化器を取付ける部分の剛性も十分であり、１．かも容
易に気化器を取付けることができるばかりではなく、ス
ルーボルト型の気化器も取付けることができるＯ さらに吸気通路を構成するカバーをイグニッションコイ
ルと共締めにて管状体に固定した場イキは１　カバーと
イグニツシ冒ンコイルを夫々態別に締付けることにより
ボルトやボスの数が増え、冷却風の通路が狭くなり、シ
リンダー背面の冷却が不足するという問題が解決され、
カバーと一体のイグニツシ璽ンコイル取付ボス間の狭い
部分も比較的容易に冷却風の通路とすることができる。

またイグニッションコイルの位置がクランク軸方向でシ
リンダー側に大幅に寄るので、クランク軸長さが短くな
り、内燃機関の小型化に寄与できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の側弁式内燃機関を示す一部破断平面図、
第２図は本発明の吸気通路を備えた側弁式内燃機関を示
す一部破断正面図、第５図は第２図の一部縦断平面図、
第４図は本発明の他の吸気通路を備えた内燃機関を示す
一部破断正面図、第５図は第４図のＡ−ム線断面矢視図
である。 １・・・吸気弁　２・・・排気弁　３・・・シリンダー
４・・・側弁式内燃機関　５・・・消晋器　６・・・気
化器ｉｏ、１ｏ’・・・吸気通路　１１・・・管状体　
１２・・・（９） 彎曲部開放面　１３・・・カバー　１４．１４’・・・
ボルト　１５・・・突出部　１６・・・イグニッション
コイル　１７・・・イグニッションコイル取付＋ｔ’　
ｘｌＢ・・・コア 出願人　川崎重工業株式会社 （１０） 第１図 ／４ ｂ７７６ ０ 特開口Ｈ６０−５０２６４（４） 第２図 °「文１Ｌ５ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）シリンダーの一側方に吸気弁及び排気弁を並列に配
   し、消音器を前記排気弁側の外方に配し、気化器を消音
   器の略反対側でシリンダーの他側方に配して成る側弁式
   内燃機関に於いて、気化器から吸気弁に至る吸気通路が
   、シリンダーボアーに沿って一部彎曲してシリンダーと
   一体に形放され且つ彎曲部外側が開放された管状体と、
   該管状体の彎曲部開放面に締付固定された別体のカバー
   とにより構成されていることを特徴とする内燃機関の吸
   気通路。 ２）　シリンダーの一側方に吸気弁及び排気弁を並列に
   配し、消音器を排気弁側の外方に配置−１気化器を消音
   器の略反対側でシリンダーの他側方に配して成る側弁式
   内燃機関に於いて、気化器から吸気弁に至る吸気通路が
   、シリンダーボアーに沿って一部彎曲１〜でシリンダー
   ニツシ璽ンコイルと共締めにて固定された別体のカバー
   とにより構成されていることを特徴とする内燃機関の吸
   気通路。 ３）　カバーの吸気通路壁の一部がシール面より突出し
   、この突出部がカバーの締付時カバーのスラストを受け
   るようになされていることを特徴とする特許請求の範囲
   第１項ならびに第２項記載の内燃機関の吸気通路。