JPH0754651A - エンジンの排気装置 - Google Patents
エンジンの排気装置Info
- Publication number
- JPH0754651A JPH0754651A JP20530693A JP20530693A JPH0754651A JP H0754651 A JPH0754651 A JP H0754651A JP 20530693 A JP20530693 A JP 20530693A JP 20530693 A JP20530693 A JP 20530693A JP H0754651 A JPH0754651 A JP H0754651A
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- Japan
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- pipe
- exhaust
- pipes
- engine
- reinforcing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】エキゾーストパイプ最下流部付近の形状に拘ら
ず、エキゾーストパイプ集合部における応力集中を効果
的に緩和して破損を回避させる。 【構成】エンジンの排気ポートに連結される複数のエキ
ゾーストパイプ２〜５と、上記エキゾーストパイプ２〜
５の最下流部を集合させるパイプ集合部材６，７とを備
え、エキゾーストパイプ２〜５の最下流部外周に補強管
１７が密に挿入、固定されてこの部分が二重管構造とさ
れ、この二重管部分が上記パイプ集合部材６，７に固定
された集合型のエンジンの排気装置１において、上記補
強管１７をエキゾーストパイプ２〜５の最下流部寄りの
湾曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで延ばし
た。
ず、エキゾーストパイプ集合部における応力集中を効果
的に緩和して破損を回避させる。 【構成】エンジンの排気ポートに連結される複数のエキ
ゾーストパイプ２〜５と、上記エキゾーストパイプ２〜
５の最下流部を集合させるパイプ集合部材６，７とを備
え、エキゾーストパイプ２〜５の最下流部外周に補強管
１７が密に挿入、固定されてこの部分が二重管構造とさ
れ、この二重管部分が上記パイプ集合部材６，７に固定
された集合型のエンジンの排気装置１において、上記補
強管１７をエキゾーストパイプ２〜５の最下流部寄りの
湾曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで延ばし
た。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のエキゾーストパ
イプが一本の排気管に集合した、エンジンの排気装置に
関する。
イプが一本の排気管に集合した、エンジンの排気装置に
関する。
【０００２】
【従来の技術】図４は、例えば自動二輪車に用いられて
いる従来の集合型の排気装置を示す平面図である。この
排気装置１００は、エンジンの排気ポートに連結される
２本のエキゾーストパイプ１０１，１０２と、上記エキ
ゾーストパイプ１０１，１０２の最下流部を集合させる
パイプ集合部材１０３とを備えており、上記パイプ集合
部材１０３が排気マフラ等に続く排気管１０４に接続さ
れた構成となっている。一般に、エキゾーストパイプ１
０１，１０２の最下流部はパイプ集合部材１０３の上流
端に溶接されて固定される。
いる従来の集合型の排気装置を示す平面図である。この
排気装置１００は、エンジンの排気ポートに連結される
２本のエキゾーストパイプ１０１，１０２と、上記エキ
ゾーストパイプ１０１，１０２の最下流部を集合させる
パイプ集合部材１０３とを備えており、上記パイプ集合
部材１０３が排気マフラ等に続く排気管１０４に接続さ
れた構成となっている。一般に、エキゾーストパイプ１
０１，１０２の最下流部はパイプ集合部材１０３の上流
端に溶接されて固定される。
【０００３】この構造では、エキゾーストパイプ１０
１，１０２の集合部Ａにおける断面積変化が大きいた
め、熱膨張や自動二輪車の走行振動等により発生する応
力が上記集合部Ａに集中し易く、場合によっては集合部
Ａが破損する恐れがある。これを防止するため、エキゾ
ーストパイプ１０１，１０２の最下流部外周に補強管１
０５を密に挿入、固定してこの部分二重管構造にし、上
記補強管１０５をパイプ集合部材１０３の上流端に溶接
する構造が採られる。
１，１０２の集合部Ａにおける断面積変化が大きいた
め、熱膨張や自動二輪車の走行振動等により発生する応
力が上記集合部Ａに集中し易く、場合によっては集合部
Ａが破損する恐れがある。これを防止するため、エキゾ
ーストパイプ１０１，１０２の最下流部外周に補強管１
０５を密に挿入、固定してこの部分二重管構造にし、上
記補強管１０５をパイプ集合部材１０３の上流端に溶接
する構造が採られる。
【０００４】このようにした場合、集合部Ａに加わる応
力が補強管１０５によってエキゾーストパイプ１０１，
１０２側に分散されるので、集合部Ａにおける応力集中
が緩和され、破損が回避される。ここで、補強管１０５
の長さをエキゾーストパイプ１０１，１０２に沿って長
く延ばせば、より効果的に集合部Ａへの応力集中を緩和
させることができる。
力が補強管１０５によってエキゾーストパイプ１０１，
１０２側に分散されるので、集合部Ａにおける応力集中
が緩和され、破損が回避される。ここで、補強管１０５
の長さをエキゾーストパイプ１０１，１０２に沿って長
く延ばせば、より効果的に集合部Ａへの応力集中を緩和
させることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ところで、補強管１０
５を用いてエキゾーストパイプ１０１，１０２を二重管
構造にするには、エキゾーストパイプ１０１，１０２の
最下流部が直管状であることが好ましい。この部分が湾
曲していると、エキゾーストパイプ１０１，１０２の曲
げ加工前にあらかじめ補強管１０５をエキゾーストパイ
プ１０１，１０２に挿入して固定した後にエキゾースト
パイプ１０１，１０２と補強管１０５とを同時に曲げ加
工することになるが、その際に補強管１０５のチャッキ
ング性が非常に悪くなり、曲げ加工が困難となる。
５を用いてエキゾーストパイプ１０１，１０２を二重管
構造にするには、エキゾーストパイプ１０１，１０２の
最下流部が直管状であることが好ましい。この部分が湾
曲していると、エキゾーストパイプ１０１，１０２の曲
げ加工前にあらかじめ補強管１０５をエキゾーストパイ
プ１０１，１０２に挿入して固定した後にエキゾースト
パイプ１０１，１０２と補強管１０５とを同時に曲げ加
工することになるが、その際に補強管１０５のチャッキ
ング性が非常に悪くなり、曲げ加工が困難となる。
【０００６】しかしながら、多くの自動二輪車の排気装
置では、エキゾーストパイプ１０１，１０２の最下流部
付近が湾曲してパイプ集合部材１０３に接続されている
ので、この湾曲部を避けて補強管１０５を設けた場合、
図４から明らかなように、エキゾーストパイプ１０１，
１０２の湾曲部とパイプ集合部材１０３との間にできる
僅かな直管部にしか補強管１０５を設けることができな
くなる。したがって、補強管１０５の長さが短くなり、
充分な応力緩和を図ることができない。
置では、エキゾーストパイプ１０１，１０２の最下流部
付近が湾曲してパイプ集合部材１０３に接続されている
ので、この湾曲部を避けて補強管１０５を設けた場合、
図４から明らかなように、エキゾーストパイプ１０１，
１０２の湾曲部とパイプ集合部材１０３との間にできる
僅かな直管部にしか補強管１０５を設けることができな
くなる。したがって、補強管１０５の長さが短くなり、
充分な応力緩和を図ることができない。
【０００７】近年では、多くの自動二輪車が車体前半を
覆うカウリングを備えていることに加え、ラジエータや
オイルクーラの大型化、エンジンの低位置化等によって
エキゾーストパイプ１０１，１０２の長さが短縮される
傾向にある。このため、補強管１０５を設けるべき直管
部がますます短かくなり、補強管１０５を設けにくくな
っていることから、前記集合部Ａの強度不足が懸念され
る。
覆うカウリングを備えていることに加え、ラジエータや
オイルクーラの大型化、エンジンの低位置化等によって
エキゾーストパイプ１０１，１０２の長さが短縮される
傾向にある。このため、補強管１０５を設けるべき直管
部がますます短かくなり、補強管１０５を設けにくくな
っていることから、前記集合部Ａの強度不足が懸念され
る。
【０００８】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、エキゾーストパイプ最下流部付近の形状
に拘らず、エキゾーストパイプ集合部における応力集中
を効果的に緩和して破損を回避可能なエンジンの排気装
置を提供することを目的とする。
されたもので、エキゾーストパイプ最下流部付近の形状
に拘らず、エキゾーストパイプ集合部における応力集中
を効果的に緩和して破損を回避可能なエンジンの排気装
置を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るエンジンの排気装置は、エンジンの排
気ポートに連結される複数のエキゾーストパイプと、上
記エキゾーストパイプの最下流部を集合させるパイプ集
合部材とを備え、エキゾーストパイプの最下流部外周に
補強管が密に挿入、固定されてこの部分が二重管構造と
され、この二重管部分が上記パイプ集合部材に固定され
た集合型のエンジンの排気装置において、上記補強管を
エキゾーストパイプ最下流部寄りの湾曲部よりも上流側
の直管部に重複するまで延ばしたことを特徴とするもの
である。
め、本発明に係るエンジンの排気装置は、エンジンの排
気ポートに連結される複数のエキゾーストパイプと、上
記エキゾーストパイプの最下流部を集合させるパイプ集
合部材とを備え、エキゾーストパイプの最下流部外周に
補強管が密に挿入、固定されてこの部分が二重管構造と
され、この二重管部分が上記パイプ集合部材に固定され
た集合型のエンジンの排気装置において、上記補強管を
エキゾーストパイプ最下流部寄りの湾曲部よりも上流側
の直管部に重複するまで延ばしたことを特徴とするもの
である。
【００１０】
【作用】上記構成を持つエンジンの排気装置によれば、
上記補強管がエキゾーストパイプ最下流部寄りの湾曲部
よりも上流側の直管部に重複するまで延ばされたことか
ら、エキゾーストパイプ最下流部付近の形状に拘らず、
補強管の長さを充分に長く取ることができる。このた
め、エキゾーストパイプ集合部に加わる応力が補強管に
よってエキゾーストパイプ側に効率良く分散され、エキ
ゾーストパイプ集合部における応力集中が緩和されて破
損が回避される。
上記補強管がエキゾーストパイプ最下流部寄りの湾曲部
よりも上流側の直管部に重複するまで延ばされたことか
ら、エキゾーストパイプ最下流部付近の形状に拘らず、
補強管の長さを充分に長く取ることができる。このた
め、エキゾーストパイプ集合部に加わる応力が補強管に
よってエキゾーストパイプ側に効率良く分散され、エキ
ゾーストパイプ集合部における応力集中が緩和されて破
損が回避される。
【００１１】しかも、補強管の最上流部が直管状になる
ため、エキゾーストパイプに補強管を挿入して同時に曲
げ加工する際に補強管の最上流部をエキゾーストパイプ
とともに確実にチャッキングすることができる。このた
め、エキゾーストパイプおよび補強管の曲げ加工性が非
常に良好に保たれる。
ため、エキゾーストパイプに補強管を挿入して同時に曲
げ加工する際に補強管の最上流部をエキゾーストパイプ
とともに確実にチャッキングすることができる。このた
め、エキゾーストパイプおよび補強管の曲げ加工性が非
常に良好に保たれる。
【００１２】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明に係る集合型の排気装置の平面図
である。この排気装置１は、エンジンの排気ポートに連
結される４本のエキゾーストパイプ２〜５を備えてお
り、上記エキゾーストパイプ２，３がパイプ集合部材６
に、またエキゾーストパイプ４，５がパイプ集合部材７
にそれぞれ集合して固定されている。そして、各々のパ
イプ集合部材６，７の後部には排気管８，９が接続さ
れ、排気管８，９はパイプ集合部材１１に、パイプ集合
部材１１はテールパイプ１２を介して排気マフラ１３に
接続されている。なお、排気マフラ１３の後部には排気
孔１４が設けられている。
明する。図１は本発明に係る集合型の排気装置の平面図
である。この排気装置１は、エンジンの排気ポートに連
結される４本のエキゾーストパイプ２〜５を備えてお
り、上記エキゾーストパイプ２，３がパイプ集合部材６
に、またエキゾーストパイプ４，５がパイプ集合部材７
にそれぞれ集合して固定されている。そして、各々のパ
イプ集合部材６，７の後部には排気管８，９が接続さ
れ、排気管８，９はパイプ集合部材１１に、パイプ集合
部材１１はテールパイプ１２を介して排気マフラ１３に
接続されている。なお、排気マフラ１３の後部には排気
孔１４が設けられている。
【００１３】図２は、エキゾーストパイプ２，３および
パイプ集合部材６、ならびに排気管８等の拡大平面図で
あり、図３は図２のIII-III 線に沿う縦断面図である。
エキゾーストパイプ２，３の最上流部には、エンジンの
排気ポートに嵌合される口金部１５が設けられるととも
に、固定用のブラケット１６が備えられている。このエ
キゾーストパイプ２，３は、それぞれ上記口金部１５の
部分から湾曲して延び、Ｕターンする形でパイプ集合部
材６に接続される。
パイプ集合部材６、ならびに排気管８等の拡大平面図で
あり、図３は図２のIII-III 線に沿う縦断面図である。
エキゾーストパイプ２，３の最上流部には、エンジンの
排気ポートに嵌合される口金部１５が設けられるととも
に、固定用のブラケット１６が備えられている。このエ
キゾーストパイプ２，３は、それぞれ上記口金部１５の
部分から湾曲して延び、Ｕターンする形でパイプ集合部
材６に接続される。
【００１４】エキゾーストパイプ２，３の最下流部外周
には補強管１７が密に挿入、固定され、この部分は二重
管構造となっている。上記補強管１７はエキゾーストパ
イプ２，３とともに曲げ加工が施され、溶接等によって
エキゾーストパイプ２，３に固定される。ここで、補強
管１７はエキゾーストパイプ２，３の最下流部寄りの湾
曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで延ばされ
ている。
には補強管１７が密に挿入、固定され、この部分は二重
管構造となっている。上記補強管１７はエキゾーストパ
イプ２，３とともに曲げ加工が施され、溶接等によって
エキゾーストパイプ２，３に固定される。ここで、補強
管１７はエキゾーストパイプ２，３の最下流部寄りの湾
曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで延ばされ
ている。
【００１５】図３に示すように、パイプ集合部材６は例
えば上半部分６ａおよび下半部分６ｂを中央部の溶接代
６ｃにて溶接したもので、略８の字形の縦断面形状を持
つように構成されている。そして、前述の如く補強管１
７が設けられて二重管構造とされたエキゾーストパイプ
２，３の最下流部がパイプ集合部材６に挿入され、補強
管１７の外周部がパイプ集合部材６に溶接される。な
お、補強管１７とパイプ集合部材６との間にできる空隙
１８は、溶接材によって閉塞される。
えば上半部分６ａおよび下半部分６ｂを中央部の溶接代
６ｃにて溶接したもので、略８の字形の縦断面形状を持
つように構成されている。そして、前述の如く補強管１
７が設けられて二重管構造とされたエキゾーストパイプ
２，３の最下流部がパイプ集合部材６に挿入され、補強
管１７の外周部がパイプ集合部材６に溶接される。な
お、補強管１７とパイプ集合部材６との間にできる空隙
１８は、溶接材によって閉塞される。
【００１６】以上のように構成した排気装置１によれ
ば、補強管１７がエキゾーストパイプ２，３の最下流部
寄りの湾曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで
延ばされたことから、エキゾーストパイプ２，３の最下
流部付近の形状に拘らずに補強管１７の長さを充分長く
取ることができる。このため、熱膨張や自動二輪車の走
行振動等により発生する応力がエキゾーストパイプ２，
３の集合部Ａに加わっても、この応力が補強管１７を介
してエキゾーストパイプ２，３側に効率良く分散され、
上記集合部Ａにおける応力集中が緩和されて破損が回避
される。
ば、補強管１７がエキゾーストパイプ２，３の最下流部
寄りの湾曲部Ｂよりも上流側の直管部Ｃに重複するまで
延ばされたことから、エキゾーストパイプ２，３の最下
流部付近の形状に拘らずに補強管１７の長さを充分長く
取ることができる。このため、熱膨張や自動二輪車の走
行振動等により発生する応力がエキゾーストパイプ２，
３の集合部Ａに加わっても、この応力が補強管１７を介
してエキゾーストパイプ２，３側に効率良く分散され、
上記集合部Ａにおける応力集中が緩和されて破損が回避
される。
【００１７】しかも、補強管１７の最上流部が直管状に
なるため、エキゾーストパイプ２，３に補強管１７を挿
入して同時に曲げ加工する際に補強管１７の最上流部を
エキゾーストパイプ２，３とともに確実にチャッキング
することができる。このため、エキゾーストパイプ２，
３および補強管１７の曲げ加工性が非常に良好に保たれ
る。
なるため、エキゾーストパイプ２，３に補強管１７を挿
入して同時に曲げ加工する際に補強管１７の最上流部を
エキゾーストパイプ２，３とともに確実にチャッキング
することができる。このため、エキゾーストパイプ２，
３および補強管１７の曲げ加工性が非常に良好に保たれ
る。
【００１８】なお、図１に示すエキゾーストパイプ４，
５ならびにパイプ集合部材７、排気管９も図２と同様に
して組立てられる。
５ならびにパイプ集合部材７、排気管９も図２と同様に
して組立てられる。
【００１９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るエン
ジンの排気装置は、エンジンの排気ポートに連結される
複数のエキゾーストパイプと、上記エキゾーストパイプ
の最下流部を集合させるパイプ集合部材とを備え、エキ
ゾーストパイプの最下流部外周に補強管が密に挿入、固
定されてこの部分が二重管構造とされ、この二重管部分
が上記パイプ集合部材に固定された集合型のエンジンの
排気装置において、上記補強管をエキゾーストパイプ最
下流部寄りの湾曲部よりも上流側の直管部に重複するま
で延ばしたことを特徴とするものである。
ジンの排気装置は、エンジンの排気ポートに連結される
複数のエキゾーストパイプと、上記エキゾーストパイプ
の最下流部を集合させるパイプ集合部材とを備え、エキ
ゾーストパイプの最下流部外周に補強管が密に挿入、固
定されてこの部分が二重管構造とされ、この二重管部分
が上記パイプ集合部材に固定された集合型のエンジンの
排気装置において、上記補強管をエキゾーストパイプ最
下流部寄りの湾曲部よりも上流側の直管部に重複するま
で延ばしたことを特徴とするものである。
【００２０】したがって、エキゾーストパイプ最下流部
付近の形状に拘らず、補強管の長さを充分に長く取るこ
とができ、このためにエキゾーストパイプ集合部に加わ
る応力が補強管によってエキゾーストパイプ側に効率良
く分散され、エキゾーストパイプ集合部における応力集
中が緩和されて破損が回避される。
付近の形状に拘らず、補強管の長さを充分に長く取るこ
とができ、このためにエキゾーストパイプ集合部に加わ
る応力が補強管によってエキゾーストパイプ側に効率良
く分散され、エキゾーストパイプ集合部における応力集
中が緩和されて破損が回避される。
【００２１】しかも、補強管の最上流部が直管状になる
ため、エキゾーストパイプに補強管を挿入して同時に曲
げ加工する際に補強管の最上流部をエキゾーストパイプ
とともに確実にチャッキングすることができる。このた
め、エキゾーストパイプおよび補強管の曲げ加工性が非
常に良好に保たれる。
ため、エキゾーストパイプに補強管を挿入して同時に曲
げ加工する際に補強管の最上流部をエキゾーストパイプ
とともに確実にチャッキングすることができる。このた
め、エキゾーストパイプおよび補強管の曲げ加工性が非
常に良好に保たれる。
【図１】本発明に係る集合型の排気装置の平面図。
【図２】本発明の一実施例を示すもので、エキゾースト
パイプおよびパイプ集合部材、ならびに排気管等の拡大
平面図。
パイプおよびパイプ集合部材、ならびに排気管等の拡大
平面図。
【図３】図２のIII-III 線に沿う縦断面図。
【図４】従来の技術を示す、排気装置の平面図。
１ 排気装置 ２，３，４，５ エキゾーストパイプ ６，７ パイプ集合部材 ８，９ 排気管 １３ 排気マフラ １７ 補強管 Ａ エキゾーストパイプの集合部 Ｂ エキゾーストパイプ最下流部寄りの湾曲部 Ｃ 湾曲部Ｂよりも上流側の直管部
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンの排気ポートに連結される複数
のエキゾーストパイプと、上記エキゾーストパイプの最
下流部を集合させるパイプ集合部材とを備え、エキゾー
ストパイプの最下流部外周に補強管が密に挿入、固定さ
れてこの部分が二重管構造とされ、この二重管部分が上
記パイプ集合部材に固定された集合型のエンジンの排気
装置において、上記補強管をエキゾーストパイプ最下流
部寄りの湾曲部よりも上流側の直管部に重複するまで延
ばしたことを特徴とするエンジンの排気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20530693A JP3321924B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | エンジンの排気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20530693A JP3321924B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | エンジンの排気装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0754651A true JPH0754651A (ja) | 1995-02-28 |
| JP3321924B2 JP3321924B2 (ja) | 2002-09-09 |
Family
ID=16504773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20530693A Expired - Fee Related JP3321924B2 (ja) | 1993-08-19 | 1993-08-19 | エンジンの排気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3321924B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8240119B2 (en) | 2008-02-21 | 2012-08-14 | Furukawa Electric Co., Ltd. | High-strength cable |
| JP2016089624A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの排気装置 |
-
1993
- 1993-08-19 JP JP20530693A patent/JP3321924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8240119B2 (en) | 2008-02-21 | 2012-08-14 | Furukawa Electric Co., Ltd. | High-strength cable |
| JP2016089624A (ja) * | 2014-10-29 | 2016-05-23 | 川崎重工業株式会社 | エンジンの排気装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3321924B2 (ja) | 2002-09-09 |
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