JPH11193862A - オイルクーラの配管構造 - Google Patents
オイルクーラの配管構造Info
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- JPH11193862A JPH11193862A JP1215798A JP1215798A JPH11193862A JP H11193862 A JPH11193862 A JP H11193862A JP 1215798 A JP1215798 A JP 1215798A JP 1215798 A JP1215798 A JP 1215798A JP H11193862 A JPH11193862 A JP H11193862A
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- oil
- oil hose
- hose
- clamp
- protector
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H57/00—General details of gearing
- F16H57/04—Features relating to lubrication or cooling or heating
- F16H57/0412—Cooling or heating; Control of temperature
- F16H57/0415—Air cooling or ventilation; Heat exchangers; Thermal insulations
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【解決手段】オートマチックトランスミッションとラジ
エータ側のオイルクーラ8とをオイルホース10によっ
て連絡するとともに、オイルホース10途中を複数のク
ランプ12にて支持するオイルクーラ8の配管構造にお
いて、オイルホース10外側にチューブ状のプロテクタ
18を一体的に設け、プロテクタ18のクランプ12側
端部に段差部20を設けるとともに、段差部20をクラ
ンプ12に接触させオイルホース10の位置決めを果た
す構成としている。 【効果】従来の如きマーキングが不要となり、作業工数
を削減し得て、実用上有利である。また、段差部がスト
ッパとして機能することとなり、オイルホースがエンジ
ン側にずれる惧れが全くなく、オイルホースの湾曲状態
を確保し得て、配管を安定させることができる。更に、
オイルホース外側に設けたチューブ状のプロテクタによ
ってオイルホースの障害物への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利てある。
エータ側のオイルクーラ8とをオイルホース10によっ
て連絡するとともに、オイルホース10途中を複数のク
ランプ12にて支持するオイルクーラ8の配管構造にお
いて、オイルホース10外側にチューブ状のプロテクタ
18を一体的に設け、プロテクタ18のクランプ12側
端部に段差部20を設けるとともに、段差部20をクラ
ンプ12に接触させオイルホース10の位置決めを果た
す構成としている。 【効果】従来の如きマーキングが不要となり、作業工数
を削減し得て、実用上有利である。また、段差部がスト
ッパとして機能することとなり、オイルホースがエンジ
ン側にずれる惧れが全くなく、オイルホースの湾曲状態
を確保し得て、配管を安定させることができる。更に、
オイルホース外側に設けたチューブ状のプロテクタによ
ってオイルホースの障害物への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利てある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はオイルクーラの配
管構造に係り、特にオートマチックトランスミッション
とラジエータ側のオイルクーラとを連絡するオイルホー
スに、チューブ状のプロテクタを一体的に設けるととも
に、プロテクタのクランプ側端部に段差部を形成し、段
差部をクランプに接触させてオイルホースの位置決めを
果たすオイルクーラの配管構造に関する。
管構造に係り、特にオートマチックトランスミッション
とラジエータ側のオイルクーラとを連絡するオイルホー
スに、チューブ状のプロテクタを一体的に設けるととも
に、プロテクタのクランプ側端部に段差部を形成し、段
差部をクランプに接触させてオイルホースの位置決めを
果たすオイルクーラの配管構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用エンジンには、例えばオートマチ
ックトランスミッションが装着されている。そして、こ
のオートマチックトランスミッションのミッションオイ
ル(以下、単に「オイル」ともいう)を冷却するため
に、オートマチックトランスミッションとラジエータ側
に配設されるオイルクーラとをオイルホースによって連
絡している。
ックトランスミッションが装着されている。そして、こ
のオートマチックトランスミッションのミッションオイ
ル(以下、単に「オイル」ともいう)を冷却するため
に、オートマチックトランスミッションとラジエータ側
に配設されるオイルクーラとをオイルホースによって連
絡している。
【0003】前記オイルクーラの配管構造としては、特
開平7−293673号公報に開示されるものがある。
この公報に開示される自動変速機のオイルクーラは、円
筒管の内部にオイル入口管及びオイル出口管と連通して
内筒および外筒からなる二重管構造のオイル流通管を配
置して両管間にオイル流通路を形成し、オイル流通路
は、オイル入口管からオイル出口管に向けてオイルが流
れる第一流路と、第一流路から反転してオイル入口管に
向けてオイルが流れる第ニ流路と、第ニ流路から再度反
転してオイル出口管に向けてオイルが流れる第三流路を
直列状に設定してなる一方、オイル流通管の少なくとも
内周に冷却水流通路部を形成し、ラジエータとエンジン
とを連結するラジエータホースの配管の途中に設置しや
すく、且つ自動変速機のオイルクーラとラジエータとを
切り離して夫々単独で働かせることを可能としている。
開平7−293673号公報に開示されるものがある。
この公報に開示される自動変速機のオイルクーラは、円
筒管の内部にオイル入口管及びオイル出口管と連通して
内筒および外筒からなる二重管構造のオイル流通管を配
置して両管間にオイル流通路を形成し、オイル流通路
は、オイル入口管からオイル出口管に向けてオイルが流
れる第一流路と、第一流路から反転してオイル入口管に
向けてオイルが流れる第ニ流路と、第ニ流路から再度反
転してオイル出口管に向けてオイルが流れる第三流路を
直列状に設定してなる一方、オイル流通管の少なくとも
内周に冷却水流通路部を形成し、ラジエータとエンジン
とを連結するラジエータホースの配管の途中に設置しや
すく、且つ自動変速機のオイルクーラとラジエータとを
切り離して夫々単独で働かせることを可能としている。
【0004】また、特開平8−40085号公報に開示
されるものがある。この公報に開示される車両の熱交換
器用配管取り付け構造は、車両進行方向に対し直角方向
両サイドの車体フレームの間に、両側端がこれら両サイ
ドの車体フレームに近接するよう第1の熱交換器を配置
するとともに、第1の熱交換器に対して車両進行方向の
一側にエンジンと変速機とからなるパワーユニットを配
置し、他側にパワーユニットに関わる第2の熱交換器を
配置した車両の熱交換器用配管取付構造であって、パワ
ーユニットと第2の熱交換器とを接続する配管の一部を
他の配管部分と接続可能な別体として第1の熱交換器の
側端に固定し、一側にパワーユニットを、他側に他の熱
交換器を配置する場合に、他側の熱交換器とパワーユニ
ットとを接続する配管の取り付け作業性を高めている。
されるものがある。この公報に開示される車両の熱交換
器用配管取り付け構造は、車両進行方向に対し直角方向
両サイドの車体フレームの間に、両側端がこれら両サイ
ドの車体フレームに近接するよう第1の熱交換器を配置
するとともに、第1の熱交換器に対して車両進行方向の
一側にエンジンと変速機とからなるパワーユニットを配
置し、他側にパワーユニットに関わる第2の熱交換器を
配置した車両の熱交換器用配管取付構造であって、パワ
ーユニットと第2の熱交換器とを接続する配管の一部を
他の配管部分と接続可能な別体として第1の熱交換器の
側端に固定し、一側にパワーユニットを、他側に他の熱
交換器を配置する場合に、他側の熱交換器とパワーユニ
ットとを接続する配管の取り付け作業性を高めている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のオイ
ルクーラの配管構造において、図6に示す如く、ラジエ
ータ106側のオイルクーラ108にオイルホース11
0を接続させる際に、オイルホース110途中をクラン
プ112にて固定すると、クランプ112による固定箇
所からオイルクーラ108側までのオイルホース110
部分が、障害物、例えばパワーステアリング(「パワス
テ」ともいう)配管116に接触することとなり、オイ
ルホース110を迂回させて配設する必要がある。
ルクーラの配管構造において、図6に示す如く、ラジエ
ータ106側のオイルクーラ108にオイルホース11
0を接続させる際に、オイルホース110途中をクラン
プ112にて固定すると、クランプ112による固定箇
所からオイルクーラ108側までのオイルホース110
部分が、障害物、例えばパワーステアリング(「パワス
テ」ともいう)配管116に接触することとなり、オイ
ルホース110を迂回させて配設する必要がある。
【0006】そして、オイルホース210を迂回させる
場合には、図7に示す如く、先ず、オイルホース210
途中をクランプ212にて固定し、クランプ212によ
る固定箇所からオイルクーラ208側までのオイルホー
ス210部分を図7の下方向に湾曲させている。
場合には、図7に示す如く、先ず、オイルホース210
途中をクランプ212にて固定し、クランプ212によ
る固定箇所からオイルクーラ208側までのオイルホー
ス210部分を図7の下方向に湾曲させている。
【0007】このとき、オイルホース210の安定した
組付を行うために、図8に示す如く、オイルホース21
0途中にクランプの固定箇所を示すマーキング232を
形成し、このマーキング232部位にクランプ212を
固定している。
組付を行うために、図8に示す如く、オイルホース21
0途中にクランプの固定箇所を示すマーキング232を
形成し、このマーキング232部位にクランプ212を
固定している。
【0008】この結果、オイルホース210途中にマー
キング232を行う必要があり、作業工数が多く、実用
上不利であるとともに、オイルホースの湾曲度合いが大
なる場合には、オイルホースの復元力によってオイルホ
ースのマーキング位置が、図7の矢印A方向にずれる可
能性があり、クランプの取付位置が曖昧なものとなると
いう不都合がある。
キング232を行う必要があり、作業工数が多く、実用
上不利であるとともに、オイルホースの湾曲度合いが大
なる場合には、オイルホースの復元力によってオイルホ
ースのマーキング位置が、図7の矢印A方向にずれる可
能性があり、クランプの取付位置が曖昧なものとなると
いう不都合がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述不都合を除去するために、オートマチックトランスミ
ッションとラジエータ側のオイルクーラとをオイルホー
スによって連絡するとともに、このオイルホース途中を
複数のクランプにて支持するオイルクーラの配管構造に
おいて、前記オイルホース外側にチューブ状のプロテク
タを一体的に設け、このプロテクタのクランプ側端部に
段差部を設けるとともに段差部を前記クランプに接触さ
せ前記オイルホースの位置決めを果たす構成としたこと
を特徴とする。
述不都合を除去するために、オートマチックトランスミ
ッションとラジエータ側のオイルクーラとをオイルホー
スによって連絡するとともに、このオイルホース途中を
複数のクランプにて支持するオイルクーラの配管構造に
おいて、前記オイルホース外側にチューブ状のプロテク
タを一体的に設け、このプロテクタのクランプ側端部に
段差部を設けるとともに段差部を前記クランプに接触さ
せ前記オイルホースの位置決めを果たす構成としたこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、
オイルクーラの配管を行う際には、チューブ状のプロテ
クタを一体的に設けたオイルホースによってオートマチ
ックトランスミッションとラジエータ側のオイルクーラ
とを連絡し、前記プロテクタのクランプ側端部に形成し
た段差部をクランプに接触させてオイルホースの位置決
めを果たしている。
オイルクーラの配管を行う際には、チューブ状のプロテ
クタを一体的に設けたオイルホースによってオートマチ
ックトランスミッションとラジエータ側のオイルクーラ
とを連絡し、前記プロテクタのクランプ側端部に形成し
た段差部をクランプに接触させてオイルホースの位置決
めを果たしている。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0012】図1〜図5はこの発明の実施例を示すもの
である。図2において、2は図示しない車両に搭載され
るエンジンである。
である。図2において、2は図示しない車両に搭載され
るエンジンである。
【0013】このエンジン2には、オートマチックトラ
ンスミッション4が装着されている。
ンスミッション4が装着されている。
【0014】そして、オートマチックトランスミッショ
ン4とラジエータ6側のオイルクーラ8とをオイルホー
ス10によって連絡するとともに、このオイルホース1
0途中を複数のクランプ12にて支持している。
ン4とラジエータ6側のオイルクーラ8とをオイルホー
ス10によって連絡するとともに、このオイルホース1
0途中を複数のクランプ12にて支持している。
【0015】また、前記エンジン2とラジエータ6間に
は、クロスメンバ14とパワーステアリング(「パワス
テ」ともいう)配管16が配設されている。
は、クロスメンバ14とパワーステアリング(「パワス
テ」ともいう)配管16が配設されている。
【0016】このため、クランプ12による固定箇所か
らオイルクーラ8側までのオイルホース10部分を、図
2に示す如く、下方向に湾曲させ、オイルホース10が
パワーステアリング配管16に接触するのを回避してい
る。
らオイルクーラ8側までのオイルホース10部分を、図
2に示す如く、下方向に湾曲させ、オイルホース10が
パワーステアリング配管16に接触するのを回避してい
る。
【0017】このとき、前記オイルホース10外側にチ
ューブ状のプロテクタ18を一体的に設け、このプロテ
クタ18のクランプ側端部に段差部20を設けるととも
に、段差部20を前記クランプ12に接触させ前記オイ
ルホース10の位置決めを果たす構成とする。
ューブ状のプロテクタ18を一体的に設け、このプロテ
クタ18のクランプ側端部に段差部20を設けるととも
に、段差部20を前記クランプ12に接触させ前記オイ
ルホース10の位置決めを果たす構成とする。
【0018】詳述すれば、前記オイルホース10は、2
本の第1オイルホース10−1と第2オイルホース10
−2とからなる。
本の第1オイルホース10−1と第2オイルホース10
−2とからなる。
【0019】また、前記クランプ12は、図3及び図4
に示す如く、車体側たる車体に装着されるオイルクーラ
8側のパワーステアリング配管16に連絡する連絡腕部
22と、この連絡腕部22のエンジン2側に固着され且
つ第1、第2オイルホース10−1、10−2の上面半
分を支持する上部支持部24と、一端が上部支持部24
に枢着され揺動自在に設けられ且つ第1、第2オイルホ
ース10−1、10−2の下面半分を支持する下部支持
部26と、前記上部支持部24と下部支持部26とを固
定すべく係合する係合部28とを有している。
に示す如く、車体側たる車体に装着されるオイルクーラ
8側のパワーステアリング配管16に連絡する連絡腕部
22と、この連絡腕部22のエンジン2側に固着され且
つ第1、第2オイルホース10−1、10−2の上面半
分を支持する上部支持部24と、一端が上部支持部24
に枢着され揺動自在に設けられ且つ第1、第2オイルホ
ース10−1、10−2の下面半分を支持する下部支持
部26と、前記上部支持部24と下部支持部26とを固
定すべく係合する係合部28とを有している。
【0020】更に、前記オイルホース10外側のチュー
ブ状のプロテクタ18は、図2に示す如く、クランプ1
2による固定箇所からオイルクーラ8側までの第1オイ
ルホース10−1部分において、クランプ12の固定箇
所からパワーステアリング配管16を通過する部位まで
に形成されるとともに、接着剤等の公知の固定手段によ
って一体的に装着される。
ブ状のプロテクタ18は、図2に示す如く、クランプ1
2による固定箇所からオイルクーラ8側までの第1オイ
ルホース10−1部分において、クランプ12の固定箇
所からパワーステアリング配管16を通過する部位まで
に形成されるとともに、接着剤等の公知の固定手段によ
って一体的に装着される。
【0021】そしてこのとき、前記プロテクタ18のク
ランプ側端部に形成される段差部20は、図5に示す如
く、第1オイルホース10−1の外径よりも大径に形成
されており、前記クランプ12に段差部20を接触させ
て第1オイルホース10−1をクランプした際には、第
1オイルホース10−1の位置決めが果たされるもので
ある。
ランプ側端部に形成される段差部20は、図5に示す如
く、第1オイルホース10−1の外径よりも大径に形成
されており、前記クランプ12に段差部20を接触させ
て第1オイルホース10−1をクランプした際には、第
1オイルホース10−1の位置決めが果たされるもので
ある。
【0022】なお符号30は、前記オイルホース10途
中を支持する際に、エンジン2に直接固定されるエンジ
ン用クランプである。
中を支持する際に、エンジン2に直接固定されるエンジ
ン用クランプである。
【0023】次に作用について説明する。
【0024】前記オイルクーラ8の配管を行う際には、
エンジン2に装着されるオートマチックトランスミッシ
ョン4とラジエータ6側のオイルクーラ8とをオイルホ
ース10によって連絡する。
エンジン2に装着されるオートマチックトランスミッシ
ョン4とラジエータ6側のオイルクーラ8とをオイルホ
ース10によって連絡する。
【0025】そして、エンジン2部位のオイルホース1
0途中において、エンジン用クランプ30によってオイ
ルホース10を支持する。
0途中において、エンジン用クランプ30によってオイ
ルホース10を支持する。
【0026】また、エンジン2とラジエータ6側のオイ
ルクーラ8間のオイルホース10途中においては、オイ
ルホース10たる第1、第2オイルホース10−1、1
0−2の上面半分をクランプ12の上部支持部24によ
って支持するとともに、係合部28を係合させて第1、
第2オイルホース10−1、10−2の下面半分を下部
支持部26によって支持する。
ルクーラ8間のオイルホース10途中においては、オイ
ルホース10たる第1、第2オイルホース10−1、1
0−2の上面半分をクランプ12の上部支持部24によ
って支持するとともに、係合部28を係合させて第1、
第2オイルホース10−1、10−2の下面半分を下部
支持部26によって支持する。
【0027】このとき、前記プロテクタ18のクランプ
側端部に形成される段差部20は、クランプ12に接触
しており、エンジン2の揺動による車両前後方向の引っ
張り力や第1オイルホース10−1の復元力が作用して
も、第1オイルホース10−1がエンジン2側にずれる
惧れがない。
側端部に形成される段差部20は、クランプ12に接触
しており、エンジン2の揺動による車両前後方向の引っ
張り力や第1オイルホース10−1の復元力が作用して
も、第1オイルホース10−1がエンジン2側にずれる
惧れがない。
【0028】これにより、前記プロテクタ18のクラン
プ側端部に形成される段差部20によってオイルホース
10のクランプ位置を決定することができ、従来の如き
マーキングが不要となり、作業工数を削減し得て、実用
上有利である。
プ側端部に形成される段差部20によってオイルホース
10のクランプ位置を決定することができ、従来の如き
マーキングが不要となり、作業工数を削減し得て、実用
上有利である。
【0029】また、前記プロテクタ18の段差部20が
クランプ12に接触することにより、エンジン2の揺動
による車両前後方向の引っ張り力やオイルホース10の
復元力が作用しても、段差部20がストッパとして機能
することとなり、オイルホース10がエンジン2側にず
れる惧れが全くなく、オイルホース10の湾曲状態を確
保し得て、配管を安定させることができる。
クランプ12に接触することにより、エンジン2の揺動
による車両前後方向の引っ張り力やオイルホース10の
復元力が作用しても、段差部20がストッパとして機能
することとなり、オイルホース10がエンジン2側にず
れる惧れが全くなく、オイルホース10の湾曲状態を確
保し得て、配管を安定させることができる。
【0030】更に、前記プロテクタ18を、クランプ1
2による固定箇所からオイルクーラ8側までの第1オイ
ルホース10−1部分において、クランプ12の固定箇
所からパワーステアリング配管16を通過する部位まで
に形成するとともに、接着剤等の公知の固定手段によっ
て一体的に装着したことにより、プロテクタ18によっ
てオイルホース10の障害物たるクロスメンバ14やパ
ワーステアリング配管16への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利である。
2による固定箇所からオイルクーラ8側までの第1オイ
ルホース10−1部分において、クランプ12の固定箇
所からパワーステアリング配管16を通過する部位まで
に形成するとともに、接着剤等の公知の固定手段によっ
て一体的に装着したことにより、プロテクタ18によっ
てオイルホース10の障害物たるクロスメンバ14やパ
ワーステアリング配管16への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利である。
【0031】なお、この発明は上述実施例に限定される
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
ものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0032】例えば、この発明の実施例においては、前
記オイルホース外側にチューブ状のプロテクタを一体的
に設けるとともに、このプロテクタのクランプ側端部に
段差部を設ける構成としたが、プロテクタ表面を蛇腹、
つまり断面波形に形成し、プロテクタのクッション機能
を大とすることもできる。
記オイルホース外側にチューブ状のプロテクタを一体的
に設けるとともに、このプロテクタのクランプ側端部に
段差部を設ける構成としたが、プロテクタ表面を蛇腹、
つまり断面波形に形成し、プロテクタのクッション機能
を大とすることもできる。
【0033】また、前記プロテクタを形成する際には、
少なくともオイルホースの上部側を包囲するとともに、
クランプ側端部に段差部を設ければよく、プロテクタ
を、段差部側を筒状とするとともに、段差部以外の部位
を断面円弧状に、あるいは全体を断面円弧状に形成する
こともできる。さすれば、材料費の削減やプロテクタの
取付作業性を向上させることが可能である。
少なくともオイルホースの上部側を包囲するとともに、
クランプ側端部に段差部を設ければよく、プロテクタ
を、段差部側を筒状とするとともに、段差部以外の部位
を断面円弧状に、あるいは全体を断面円弧状に形成する
こともできる。さすれば、材料費の削減やプロテクタの
取付作業性を向上させることが可能である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの発明によれ
ば、オートマチックトランスミッションとラジエータ側
のオイルクーラとをオイルホースによって連絡するとと
もに、このオイルホース途中を複数のクランプにて支持
するオイルクーラの配管構造において、オイルホース外
側にチューブ状のプロテクタを一体的に設け、プロテク
タのクランプ側端部に段差部を設けるとともに、段差部
をクランプに接触させオイルホースの位置決めを果たす
構成としたので、前記プロテクタのクランプ側端部に形
成される段差部によってオイルホースのクランプ位置を
決定することができ、従来の如きマーキングが不要とな
り、作業工数を削減し得て、実用上有利である。また、
前記プロテクタの段差部がクランプに接触することによ
り、エンジンの揺動による車両前後方向の引っ張り力や
オイルホースの復元力が作用しても、段差部がストッパ
として機能することとなり、オイルホースがエンジン側
にずれる惧れが全くなく、オイルホースの湾曲状態を確
保し得て、配管を安定させることができる。更に、前記
オイルホース外側に設けたチューブ状のプロテクタによ
ってオイルホースの障害物への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利である。
ば、オートマチックトランスミッションとラジエータ側
のオイルクーラとをオイルホースによって連絡するとと
もに、このオイルホース途中を複数のクランプにて支持
するオイルクーラの配管構造において、オイルホース外
側にチューブ状のプロテクタを一体的に設け、プロテク
タのクランプ側端部に段差部を設けるとともに、段差部
をクランプに接触させオイルホースの位置決めを果たす
構成としたので、前記プロテクタのクランプ側端部に形
成される段差部によってオイルホースのクランプ位置を
決定することができ、従来の如きマーキングが不要とな
り、作業工数を削減し得て、実用上有利である。また、
前記プロテクタの段差部がクランプに接触することによ
り、エンジンの揺動による車両前後方向の引っ張り力や
オイルホースの復元力が作用しても、段差部がストッパ
として機能することとなり、オイルホースがエンジン側
にずれる惧れが全くなく、オイルホースの湾曲状態を確
保し得て、配管を安定させることができる。更に、前記
オイルホース外側に設けたチューブ状のプロテクタによ
ってオイルホースの障害物への当接度合いを軽減し得
て、実用上有利である。
【図1】この発明の実施例を示すオイルホースのクラン
プ部分の概略拡大図である。
プ部分の概略拡大図である。
【図2】オートマチックトランスミッションとラジエー
タ側のオイルクーラとを連絡するオイルホースの概略構
成図である。
タ側のオイルクーラとを連絡するオイルホースの概略構
成図である。
【図3】図2の矢印〓〓〓部分からのオイルホースのク
ランプ部分の概略平面図である。
ランプ部分の概略平面図である。
【図4】図1の〓V−〓V線による断面図である。
【図5】オイルホースに設けたプロテクタの段差部を示
す概略拡大図である。
す概略拡大図である。
【図6】この発明の第1の従来技術を示す図である。
【図7】この発明の第2の従来技術を示す図である。
【図8】オイルホースのクランプ位置のマーキングを示
す概略拡大図である。
す概略拡大図である。
2 エンジン 4 オートマチックトランスミッション 6 ラジエータ 8 オイルクーラ 10 オイルホース 10−1 第1オイルホース 10−2 第2オイルホース 12 クランプ 14 クロスメンバ 16 パワーステアリング配管 18 プロテクタ 20 段差部 22 連絡腕部 24 上部支持部 26 下部支持部 28 係合部
Claims (2)
- 【請求項1】 オートマチックトランスミッションとラ
ジエータ側のオイルクーラとをオイルホースによって連
絡するとともに、このオイルホース途中を複数のクラン
プにて支持するオイルクーラの配管構造において、前記
オイルホース外側にチューブ状のプロテクタを一体的に
設け、このプロテクタのクランプ側端部に段差部を設け
るとともに段差部を前記クランプに接触させ前記オイル
ホースの位置決めを果たす構成としたことを特徴とする
オイルクーラの配管構造。 - 【請求項2】 前記クランプは、一方が車体側に固着さ
れるとともに、他方がオートマチックトランスミッショ
ンを装着したエンジン側に固着される請求項1に記載の
オイルクーラの配管構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215798A JPH11193862A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | オイルクーラの配管構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1215798A JPH11193862A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | オイルクーラの配管構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11193862A true JPH11193862A (ja) | 1999-07-21 |
Family
ID=11797637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1215798A Pending JPH11193862A (ja) | 1998-01-06 | 1998-01-06 | オイルクーラの配管構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11193862A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005069290A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | ブリーザホースの取付構造 |
JP2019100468A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | スズキ株式会社 | 変速機のオイル配管構造 |
-
1998
- 1998-01-06 JP JP1215798A patent/JPH11193862A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005069290A (ja) * | 2003-08-21 | 2005-03-17 | Daihatsu Motor Co Ltd | ブリーザホースの取付構造 |
JP4583011B2 (ja) * | 2003-08-21 | 2010-11-17 | ダイハツ工業株式会社 | ブリーザホースの取付構造 |
JP2019100468A (ja) * | 2017-12-04 | 2019-06-24 | スズキ株式会社 | 変速機のオイル配管構造 |
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