JP2005248767A - デュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの中速回転域における出力トルクを向上させることができると共に、触媒コンバータにおける排気浄化作用を高めることができるデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造の提供。
【解決手段】 一対のエキゾーストマニホールド2,3が車両の前後方向に対向配置されるV型エンジン1の排気系であって、該排気系の途中にフレキシブルチューブおよび触媒コンバータが介装される構造のものにおいて、両エキゾーストマニホールド2,3にそれぞれフロントチューブ3,4が接続され、フレキシブルチューブ6,7は両フロントチューブ4,5の途中にそれぞれ介装され、床下触媒コンバータ9は両フロントチューブ4,5がその下流側において合流する合流部8の下流側近傍位置に配置されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造に関する。
通常、デュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造としては、図2示すように、エンジン101に対向配置された1対のエキゾーストマニホールド102、102にそれぞれ接続されたフロントチューブ103、103がその下流側の合流部104において床下に配置される1本のセンターチューブ105に集合され、このセンターチューブ105には上流側から順にフレキシブルチューブ106と床下触媒コンバータ107が介装された構造となっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−371838号公報 (明細書(3)頁、図2)
しかしながら、上述のような排気系構造では、両フロントチューブ103、103の下流側集合部104と床下触媒コンバータ107との間にフレキシブルチューブ106が介装されることにより、その分だけ両フロントチューブの下流側合流部が車両前方に配置されるため、両フロントチューブの長さを十分に確保することができず、その結果、以下に述べるような問題点があった。
即ち、両エキゾーストマニホールド102、102から間欠的に排出される排気ガスはその位相が互いにずれた状態で両フロントチューブ103、103に流れ込むため、合流部104までの距離が短いと、該合流部104において両フロントチューブ103、103から流れ込む位相が大きくずれた両排気ガスが合流部104を介して互いに他方のフロントチューブ側に干渉することでエンジンの排気抵抗となり、その結果、エンジン出力を低下させる方向に作用し、特に、エンジンの中速回転域における出力トルクを低下させることになる。
特に、エキゾーストマニホールドが車両前後方向に対向配置されたV型エンジン等にあっては、両フロントチューブ103、103の長さの差が大きくなるため、位相のずれが大きくなり、これにより、エンジン出力への影響も大きくなる。
また、上述のように、触媒コンバータより上流側の排気系における排気抵抗が大きくなることで、排気ガスの流れが停滞し、これにより、触媒コンバータにおける排気浄化作用にも悪影響を与えることになる。
本発明の解決しようとする課題は、エンジンの中速回転域における出力トルクを向上させることができると共に、触媒コンバータにおける排気浄化作用を高めることができるデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造を提供することにある。
上記課題を解決するため請求項1記載のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造は、一対のエキゾーストマニホールドが対向配置されるエンジンの排気系であって、該排気系の途中にフレキシブルチューブおよび触媒コンバータが介装される構造のものにおいて、前記両エキゾーストマニホールドにそれぞれフロントチューブが接続され、前記フレキシブルチューブは前記両フロントチューブの途中にそれぞれ介装され、前記触媒コンバータは前記両フロントチューブがその下流側において合流する合流部の下流側近傍位置に配置されていることを特徴とする手段とした。
請求項2記載のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造は、前記一対のエキゾーストマニホールドが車両の前後方向に対向配置されるエンジンに適用されていることを特徴とする手段とした。
請求項1記載のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造は、上述のように、両エキゾーストマニホールドにそれぞれフロントチューブが接続され、フレキシブルチューブは両フロントチューブの途中にそれぞれ介装され、触媒コンバータは両フロントチューブがその下流側において合流する合流部の下流側近傍位置に配置されている構成とすることにより、両フロントチューブの長さを触媒コンバータの近傍位置まで長く確保することができるようになるため、合流部に達するまでの間に両フロントチューブ内を流れる排気ガスの位相のずれが低減された状態となり、これにより、位相のずれによる他方のフロントチューブ側への干渉力が低減する結果、両フロントチューブにおける排気抵抗を低減させることができるようになる。
従って、従来例に比べてエンジンの中速回転域における出力トルクを向上させることができるようになるという効果が得られる。
また、触媒コンバータより上流側の排気系における排気抵抗が低下することで、排気ガスの流れがスムーズになり、これにより、触媒コンバータにおける排気浄化作用を高めることができるようになる。
請求項2記載のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造では、上述のように、前記一対のエキゾーストマニホールドが車両の前後方向に対向配置され、これにより、特に両フロントチューブの長さの差が大きくなるエンジンに採用されることにより、両フロントチューブ内を流れる排気ガスの位相の大きなずれによる悪影響を低減することができるようになる。
以下にこの発明の実施例を図面に基づいて説明する。
この実施例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造は、請求項1、2に記載の発明に対応する
即ち、この実施例では、エキゾーストマニホールドが車両前後方向に対向配置されたV型エンジンの排気系に適用された場合について説明する。
まず、この実施例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造を図面に基づいて説明する。
図1はこの実施例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造が適用されたエンジンの排気系を示す要部の模式図であり、この実施例では、図に示すように、一対のエキゾーストマニホールドが車両の前後方向に対向配置されるV型エンジン1に適用した例を示す。
この実施例の排気系は、フロント側エキゾーストマニホールド2と、リヤ側エキゾーストマニホールド3と、フロントバンク側フロントチューブ4と、リヤバンク側フロントチューブ5と、フロントバンク側フレキシブルチューブ6と、リヤバンク側フレキシブルチューブ7と、合流部8と、床下触媒コンバータ9と、リヤチューブ10と、プリマフラ11と、分岐チューブ12,12と、リヤマフラ13,13とを備えている。
さらに詳述すると、前記両エキゾーストマニホールド2,3にそれぞれフロントチューブ4,5が接続されていて、この両各フロントチューブ4,5の途中にそれぞれ前記フレキシブルチューブ6,7が介装されている。
また、前記両フロントチューブ4,5はその下流側が前記合流部8において床下に配置される1本のリヤチューブ10に集合されている。
そして、前記床下触媒コンバータ9はリヤチューブ10における合流部の下流側直下に介装されると共に、その下流側に前記プリマフラ11が介装されている。
また、前記リヤチューブ10の下流が分岐チューブ12,12に分岐され、該両岐チューブ12,12の途中に前記リヤマフラ13,13が介装されている。
次に、この実施例の作用・効果を説明する。
この実施例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造では、上述のように、両エキゾーストマニホールド2,3にそれぞれフロントチューブ4,5が接続され、フレキシブルチューブ6,7は両フロントチューブ4,5の途中にそれぞれ介装され、床下触媒コンバータ9は両フロントチューブ4,5がその下流側において合流する合流部8の下流側近傍位置に配置されている構成とすることにより、両フロントチューブ4,5の長さを触媒コンバータ9の近傍位置まで長く確保することができるようになるため、合流部8に達するまでの間に両フロントチュー4,5ブ内を流れる排気ガスの位相のずれが低減された状態となり、これにより、位相のずれによる他方のフロントチューブ側への干渉力が低減する結果、両フロントチューブ4,5における排気抵抗を低減させることができるようになる。
従って、従来例に比べてV型エンジン1の中速回転域における出力トルクを向上させることができるようになるという効果が得られる。
また、触媒コンバータ9より上流側の排気系における排気抵抗が低下することで、排気ガスの流れがスムーズになり、これにより、触媒コンバータ9における排気浄化作用を高めることができるようになる。
また、前記一対のエキゾーストマニホールド2,3が車両の前後方向に対向配置され、これにより、特に両フロントチューブ4,5の長さの差が大きくなるV型エンジ1ンに採用されることにより、両フロントチューブ4,5内を流れる排気ガスの位相の大きなずれによる悪影響を低減することができるようになる。
以上本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、実施例では、エキゾーストマニホールド2,3が車両前後方向に対向配置されたV型エンジン1の排気系に本発明を適用した場合について説明したが、エキゾーストマニホールド2,3が車両の車幅方向に対向配置されたV型エンジンや、
その他、1対のフロントチューブを備えたものすべてに適用することができる。
実施例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造が適用されたエンジン排気系を示す全体図である。 従来例のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造を示全体図である。
符号の説明
1 V型エンジン
2 フロント側エキゾーストマニホールド
3 リヤ側エキゾーストマニホールド
4 フロントバンク側フロントチューブ
5 リヤバンク側フロントチューブ
6 フロントバンク側フレキシブルチューブ
7 リヤバンク側フレキシブルチューブ
8 合流部
9 床下触媒コンバータ
10 リヤチューブ
11 プリマフラ
12 分岐チューブ
13 リヤマフラ

Claims (2)

  1. 一対のエキゾーストマニホールドが対向配置されるエンジンの排気系であって、
    該排気系の途中にフレキシブルチューブおよび触媒コンバータが介装される構造のものにおいて、
    前記両エキゾーストマニホールドにそれぞれフロントチューブが接続され、
    前記フレキシブルチューブは前記両フロントチューブの途中にそれぞれ介装され、
    前記触媒コンバータは前記両フロントチューブがその下流側において合流する合流部の下流側近傍位置に配置されていることを特徴とするデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造。
  2. 前記一対のエキゾーストマニホールドが車両の前後方向に対向配置されるエンジンに適用されていることを特徴とする請求項1に記載のデュアルエキゾーストを備えたエンジンにおける排気系構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111749774A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 丰田自动车株式会社 排气管结构

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US8434588B2 (en) 2007-09-06 2013-05-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Exhaust device for vehicle internal combustion engine
CN111749774A (zh) * 2019-03-27 2020-10-09 丰田自动车株式会社 排气管结构

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