JPH1151591A - 積層型熱交換器 - Google Patents
積層型熱交換器Info
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- JPH1151591A JPH1151591A JP20761197A JP20761197A JPH1151591A JP H1151591 A JPH1151591 A JP H1151591A JP 20761197 A JP20761197 A JP 20761197A JP 20761197 A JP20761197 A JP 20761197A JP H1151591 A JPH1151591 A JP H1151591A
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- reinforcing plate
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D1/00—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators
- F28D1/02—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid
- F28D1/03—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits
- F28D1/0308—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other
- F28D1/0325—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another
- F28D1/0333—Heat-exchange apparatus having stationary conduit assemblies for one heat-exchange medium only, the media being in contact with different sides of the conduit wall, in which the other heat-exchange medium is a large body of fluid, e.g. domestic or motor car radiators with heat-exchange conduits immersed in the body of fluid with plate-like or laminated conduits the conduits being formed by paired plates touching each other the plates having lateral openings therein for circulation of the heat-exchange medium from one conduit to another the plates having integrated connecting members
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/001—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core
- F28F9/002—Casings in the form of plate-like arrangements; Frames enclosing a heat exchange core with fastening means for other structures
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
- F28F9/0246—Arrangements for connecting header boxes with flow lines
- F28F9/0248—Arrangements for sealing connectors to header boxes
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、一対のプレート部材の間に流体流
路の形成されるシェルを複数積層してなる積層型熱交換
器に関し、部品点数を増大することなくパイプ部材を容
易，確実に支持することを目的とする。 【解決手段】 補強プレート２１と、この補強プレート
２１の内側に配置される一対のプレート部材１３のタン
ク部１７とを所定間隔を置いて離間して配置するととも
に、パイプ部材２３，２５の先端部を、タンク部１７に
形成される貫通穴１７ａに嵌挿して接合してなることを
特徴とする。
路の形成されるシェルを複数積層してなる積層型熱交換
器に関し、部品点数を増大することなくパイプ部材を容
易，確実に支持することを目的とする。 【解決手段】 補強プレート２１と、この補強プレート
２１の内側に配置される一対のプレート部材１３のタン
ク部１７とを所定間隔を置いて離間して配置するととも
に、パイプ部材２３，２５の先端部を、タンク部１７に
形成される貫通穴１７ａに嵌挿して接合してなることを
特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、一対のプレート部
材の間に流体流路の形成されるシェルを複数積層してな
る積層型熱交換器に関する。
材の間に流体流路の形成されるシェルを複数積層してな
る積層型熱交換器に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、自動車のオイルクーラ，インタ
ークーラ等の熱交換器では、一対のプレート部材の間に
流体流路の形成されるシェルを複数積層してなる積層型
熱交換器が多用されており、従来、このような積層型熱
交換器として、例えば、実開昭５６−２３８７４号公報
に開示されるものが知られている。
ークーラ等の熱交換器では、一対のプレート部材の間に
流体流路の形成されるシェルを複数積層してなる積層型
熱交換器が多用されており、従来、このような積層型熱
交換器として、例えば、実開昭５６−２３８７４号公報
に開示されるものが知られている。
【０００３】図５および図６は、この種の積層型熱交換
器を示すもので、符号１は、一対のプレート部材２の間
に流体流路３の形成されるシェルを示している。このシ
ェル１の一対のプレート部材２の両側には、外側に突出
してタンク部４が形成されている。そして、このシェル
１を複数積層してコア部５が形成されている。
器を示すもので、符号１は、一対のプレート部材２の間
に流体流路３の形成されるシェルを示している。このシ
ェル１の一対のプレート部材２の両側には、外側に突出
してタンク部４が形成されている。そして、このシェル
１を複数積層してコア部５が形成されている。
【０００４】コア部５の両端面には、補強プレート６が
配置され、この補強プレート６に取付ブラケット７が固
定されている。また、補強プレート６には、オイル流入
用のパイプ部材８およびオイル流出用のパイプ部材９が
配置されている。図７は、補強プレート６へのパイプ部
材８，９の取付構造の詳細を示すもので、補強プレート
６には、一対のプレート部材２のタンク部４に向けて凹
部６ａが形成されている。
配置され、この補強プレート６に取付ブラケット７が固
定されている。また、補強プレート６には、オイル流入
用のパイプ部材８およびオイル流出用のパイプ部材９が
配置されている。図７は、補強プレート６へのパイプ部
材８，９の取付構造の詳細を示すもので、補強プレート
６には、一対のプレート部材２のタンク部４に向けて凹
部６ａが形成されている。
【０００５】この凹部６ａの周囲には、座部６ｂが形成
され、この座部６ｂにシート部材１０が載置されてい
る。そして、シート部材１０および補強プレート６の凹
部６ａに形成される貫通穴に、パイプ部材８，９が嵌挿
され、パイプ部材８，９の先端が、一対のプレート部材
２のタンク部４に形成される流体流通穴２ａに開口され
ている。
され、この座部６ｂにシート部材１０が載置されてい
る。そして、シート部材１０および補強プレート６の凹
部６ａに形成される貫通穴に、パイプ部材８，９が嵌挿
され、パイプ部材８，９の先端が、一対のプレート部材
２のタンク部４に形成される流体流通穴２ａに開口され
ている。
【０００６】なお、パイプ部材８，９、シート部材１
０、補強プレート６および一対のプレート部材２は、そ
れぞれアルミニウムからなり相互にろう付けされてい
る。このような積層型熱交換器では、パイプ部材８，９
の先端を補強プレート６の凹部６ａに形成される貫通穴
にろう付けし、また、パイプ部材８，９の先端から所定
間隔を置いた位置をシート部材１０により支持するよう
にしたのでパイプ部材８，９を強固に固定することがで
きる。
０、補強プレート６および一対のプレート部材２は、そ
れぞれアルミニウムからなり相互にろう付けされてい
る。このような積層型熱交換器では、パイプ部材８，９
の先端を補強プレート６の凹部６ａに形成される貫通穴
にろう付けし、また、パイプ部材８，９の先端から所定
間隔を置いた位置をシート部材１０により支持するよう
にしたのでパイプ部材８，９を強固に固定することがで
きる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の積層型熱交換器では、パイプ部材８，９の先
端から所定間隔を置いた位置をシート部材１０により支
持しているため、別途シート部材１０が必要になり、部
品点数が増大し、また、組立工数が増大するという問題
があった。
うな従来の積層型熱交換器では、パイプ部材８，９の先
端から所定間隔を置いた位置をシート部材１０により支
持しているため、別途シート部材１０が必要になり、部
品点数が増大し、また、組立工数が増大するという問題
があった。
【０００８】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、部品点数を増大することなくパイ
プ部材を容易，確実に支持することができる積層型熱交
換器を提供することを目的とする。
めになされたもので、部品点数を増大することなくパイ
プ部材を容易，確実に支持することができる積層型熱交
換器を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】請求項１の積層型熱交換
器は、一対のプレート部材の間に流体流路の形成される
シェルを複数積層してコア部を形成するとともに、前記
コア部の端面にコルゲートフィンを介して補強プレート
を配置し、前記補強プレートに形成されるパイプ取付穴
にパイプ部材を嵌挿し、このパイプ部材を、前記一対の
プレート部材を外側に突出して形成されるタンク部に開
口してなる積層型熱交換器において、前記補強プレート
と、この補強プレートの内側に配置される前記一対のプ
レート部材のタンク部とを所定間隔を置いて離間して配
置するとともに、前記パイプ部材の先端部を、前記タン
ク部に形成される貫通穴に嵌挿して接合してなることを
特徴とする。
器は、一対のプレート部材の間に流体流路の形成される
シェルを複数積層してコア部を形成するとともに、前記
コア部の端面にコルゲートフィンを介して補強プレート
を配置し、前記補強プレートに形成されるパイプ取付穴
にパイプ部材を嵌挿し、このパイプ部材を、前記一対の
プレート部材を外側に突出して形成されるタンク部に開
口してなる積層型熱交換器において、前記補強プレート
と、この補強プレートの内側に配置される前記一対のプ
レート部材のタンク部とを所定間隔を置いて離間して配
置するとともに、前記パイプ部材の先端部を、前記タン
ク部に形成される貫通穴に嵌挿して接合してなることを
特徴とする。
【００１０】請求項２の積層型熱交換器は、請求項１記
載の積層型熱交換器において、前記補強プレートと、こ
の補強プレートの内側に配置される前記一対のプレート
部材のタンク部との間に、スペーサを配置してなること
を特徴とする。請求項３の積層型熱交換器は、請求項１
または２記載の積層型熱交換器において、前記一対のプ
レート部材、補強プレートおよびパイプ部材は、アルミ
ニウムからなり相互にろう付けされていることを特徴と
する。
載の積層型熱交換器において、前記補強プレートと、こ
の補強プレートの内側に配置される前記一対のプレート
部材のタンク部との間に、スペーサを配置してなること
を特徴とする。請求項３の積層型熱交換器は、請求項１
または２記載の積層型熱交換器において、前記一対のプ
レート部材、補強プレートおよびパイプ部材は、アルミ
ニウムからなり相互にろう付けされていることを特徴と
する。
【００１１】（作用）請求項１の積層型熱交換器では、
補強プレートと、この補強プレートの内側に配置される
一対のプレート部材のタンク部とが所定間隔を置いて離
間して配置され、パイプ部材の先端部が、タンク部に形
成される貫通穴に嵌挿して接合され、これにより、パイ
プ部材が、所定間隔を置いて離間される補強プレートと
タンク部とにより２点支持される。
補強プレートと、この補強プレートの内側に配置される
一対のプレート部材のタンク部とが所定間隔を置いて離
間して配置され、パイプ部材の先端部が、タンク部に形
成される貫通穴に嵌挿して接合され、これにより、パイ
プ部材が、所定間隔を置いて離間される補強プレートと
タンク部とにより２点支持される。
【００１２】請求項２の積層型熱交換器では、補強プレ
ートと、この補強プレートの内側に配置される一対のプ
レート部材のタンク部との間に、スペーサが配置され、
補強プレートと一対のプレート部材との間隔が所定寸法
に保たれる。請求項３の積層型熱交換器では、一対のプ
レート部材、補強プレートおよびパイプ部材が、アルミ
ニウムからなり相互にろう付けされる。
ートと、この補強プレートの内側に配置される一対のプ
レート部材のタンク部との間に、スペーサが配置され、
補強プレートと一対のプレート部材との間隔が所定寸法
に保たれる。請求項３の積層型熱交換器では、一対のプ
レート部材、補強プレートおよびパイプ部材が、アルミ
ニウムからなり相互にろう付けされる。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。図１は、図２および図３の
要部の詳細を示しており、図２および図３は、本発明の
積層型熱交換器をオイルクーラに適用した第１の実施形
態を示している。図２および図３において、符号１１
は、一対のプレート部材１３の間に流体流路１５の形成
されるシェルを示している。
実施形態について説明する。図１は、図２および図３の
要部の詳細を示しており、図２および図３は、本発明の
積層型熱交換器をオイルクーラに適用した第１の実施形
態を示している。図２および図３において、符号１１
は、一対のプレート部材１３の間に流体流路１５の形成
されるシェルを示している。
【００１４】このシェル１１の一対のプレート部材１３
の両側には、外側に突出してタンク部１７が形成されて
いる。そして、このシェル１１を複数積層してコア部１
９が形成されている。コア部１９の両端面には、補強プ
レート２１が配置され、この補強プレート２１に取付ブ
ラケット２３が固定されている。
の両側には、外側に突出してタンク部１７が形成されて
いる。そして、このシェル１１を複数積層してコア部１
９が形成されている。コア部１９の両端面には、補強プ
レート２１が配置され、この補強プレート２１に取付ブ
ラケット２３が固定されている。
【００１５】また、補強プレート２１には、オイル流入
用のパイプ部材２３およびオイル流出用のパイプ部材２
５が配置されている。さらに、積層されるシェル１１の
間、およびシェル１１と補強プレート２１との間には、
コルゲートフィン２９が配置されている。そして、この
実施形態では、図１に示すように、上側の補強プレート
２１と、この補強プレート２１の内側に配置される一対
のプレート部材１３のタンク部１７とが、所定間隔Ｈを
置いて離間して配置されている。
用のパイプ部材２３およびオイル流出用のパイプ部材２
５が配置されている。さらに、積層されるシェル１１の
間、およびシェル１１と補強プレート２１との間には、
コルゲートフィン２９が配置されている。そして、この
実施形態では、図１に示すように、上側の補強プレート
２１と、この補強プレート２１の内側に配置される一対
のプレート部材１３のタンク部１７とが、所定間隔Ｈを
置いて離間して配置されている。
【００１６】上側の補強プレート２１には、一対のプレ
ート部材１３のタンク部１７となる位置に、パイプ部材
２３，２５が嵌挿されるパイプ取付穴２１ａが形成され
ている。このパイプ取付穴２１ａの縁部には、バーリン
グ加工により外側に突出するバーリング部２１ｂが形成
されている。
ート部材１３のタンク部１７となる位置に、パイプ部材
２３，２５が嵌挿されるパイプ取付穴２１ａが形成され
ている。このパイプ取付穴２１ａの縁部には、バーリン
グ加工により外側に突出するバーリング部２１ｂが形成
されている。
【００１７】そして、このバーリング部２１ｂに、パイ
プ部材２３，２５に形成される環状突部２４ａが当接さ
れている。また、一対のプレート部材１３のタンク部１
７には、タンク部１７を上下方向に貫通して流体流通穴
３１が形成されている。そして、パイプ部材２３，２５
の先端が、補強プレート２１に隣接する一対のプレート
部材１３のタンク部１７に形成される貫通穴１７ａに嵌
挿して接合されている。
プ部材２３，２５に形成される環状突部２４ａが当接さ
れている。また、一対のプレート部材１３のタンク部１
７には、タンク部１７を上下方向に貫通して流体流通穴
３１が形成されている。そして、パイプ部材２３，２５
の先端が、補強プレート２１に隣接する一対のプレート
部材１３のタンク部１７に形成される貫通穴１７ａに嵌
挿して接合されている。
【００１８】パイプ部材２３，２５の先端は、パイプ部
材２３，２５を貫通穴１７ａに挿入した後に拡管加工さ
れ、この拡管部２４ｂに貫通穴１７ａの縁部が当接され
ている。なお、この実施形態では、上述したパイプ部材
２３，２５、補強プレート２１、一対のプレート部材１
３、およびコルゲートフィン２９は、アルミニウムから
なり相互にろう付けされている。
材２３，２５を貫通穴１７ａに挿入した後に拡管加工さ
れ、この拡管部２４ｂに貫通穴１７ａの縁部が当接され
ている。なお、この実施形態では、上述したパイプ部材
２３，２５、補強プレート２１、一対のプレート部材１
３、およびコルゲートフィン２９は、アルミニウムから
なり相互にろう付けされている。
【００１９】そして、パイプ部材２３，２５の外周は、
補強プレート２１に形成されるパイプ取付穴２１ａのバ
ーリング部２１ｂ、および、第１のタンク部１７の上側
のプレート部材１３に形成される貫通穴１７ａに強固に
ろう付けされている。上述した積層型熱交換器では、オ
イル流入用のパイプ部材２３からコア部１９の一側に形
成されるタンク部１７に流入したオイルは、一対のプレ
ート部材１３の間に形成される流体流路１５を通る間に
冷却された後、コア部１９の他側に形成されるタンク部
１７に流入し、オイル流出用のパイプ部材２５から流出
される。
補強プレート２１に形成されるパイプ取付穴２１ａのバ
ーリング部２１ｂ、および、第１のタンク部１７の上側
のプレート部材１３に形成される貫通穴１７ａに強固に
ろう付けされている。上述した積層型熱交換器では、オ
イル流入用のパイプ部材２３からコア部１９の一側に形
成されるタンク部１７に流入したオイルは、一対のプレ
ート部材１３の間に形成される流体流路１５を通る間に
冷却された後、コア部１９の他側に形成されるタンク部
１７に流入し、オイル流出用のパイプ部材２５から流出
される。
【００２０】以上のように構成された積層型熱交換器で
は、補強プレート２１と、この補強プレート２１の内側
に配置される一対のプレート部材１３のタンク部１７と
を所定間隔Ｈを置いて離間して配置し、パイプ部材２
３，２５の先端部を、タンク部１７に形成される貫通穴
１７ａに嵌挿して接合したので、パイプ部材２３，２５
が、所定間隔を置いて離間される補強プレート２１とタ
ンク部１７とにより２点支持されることになり、部品点
数を増大することなくパイプ部材２３，２５を容易，確
実に支持することができる。
は、補強プレート２１と、この補強プレート２１の内側
に配置される一対のプレート部材１３のタンク部１７と
を所定間隔Ｈを置いて離間して配置し、パイプ部材２
３，２５の先端部を、タンク部１７に形成される貫通穴
１７ａに嵌挿して接合したので、パイプ部材２３，２５
が、所定間隔を置いて離間される補強プレート２１とタ
ンク部１７とにより２点支持されることになり、部品点
数を増大することなくパイプ部材２３，２５を容易，確
実に支持することができる。
【００２１】また、上述した積層型熱交換器では、一対
のプレート部材１３、補強プレート２１およびパイプ部
材２３，２５をアルミニウムにより形成し、相互にろう
付けしたので、これ等の部材を容易，確実に接合するこ
とができる。さらに、上述した積層型熱交換器では、補
強プレート２１のパイプ取付穴２１ａの縁部にバーリン
グ部２１ｂを形成したので、パイプ取付穴２１ａとパイ
プ部材２３，２５との接触面積を増大することが可能に
なり、パイプ取付穴２１ａにパイプ部材２３，２５を強
固にろう付けすることができる。
のプレート部材１３、補強プレート２１およびパイプ部
材２３，２５をアルミニウムにより形成し、相互にろう
付けしたので、これ等の部材を容易，確実に接合するこ
とができる。さらに、上述した積層型熱交換器では、補
強プレート２１のパイプ取付穴２１ａの縁部にバーリン
グ部２１ｂを形成したので、パイプ取付穴２１ａとパイ
プ部材２３，２５との接触面積を増大することが可能に
なり、パイプ取付穴２１ａにパイプ部材２３，２５を強
固にろう付けすることができる。
【００２２】また、上述した積層型熱交換器では、パイ
プ部材２３，２５の先端を拡管し、この拡管部２４ｂに
タンク部１７の貫通穴１７ａの縁部を当接したので、ろ
う付け前にパイプ部材２３，２５を、補強プレート２１
およびタンク部１７に確実に仮固定することができる。
さらに、上述した積層型熱交換器では、補強プレート２
１に凹部を絞り加工により形成する必要がなくなるた
め、補強プレート２１の製造が容易になる。
プ部材２３，２５の先端を拡管し、この拡管部２４ｂに
タンク部１７の貫通穴１７ａの縁部を当接したので、ろ
う付け前にパイプ部材２３，２５を、補強プレート２１
およびタンク部１７に確実に仮固定することができる。
さらに、上述した積層型熱交換器では、補強プレート２
１に凹部を絞り加工により形成する必要がなくなるた
め、補強プレート２１の製造が容易になる。
【００２３】図４は、本発明の積層型熱交換器の第２の
実施形態を示すもので、この実施形態では、補強プレー
ト２１と、この補強プレート２１の内側に配置される一
対のプレート部材１３のタンク部１７との間に、スペー
サ３３が配置されている。このスペーサ３３は、アルミ
ニウムからなり、円筒状の本体部３３ａを有している。
実施形態を示すもので、この実施形態では、補強プレー
ト２１と、この補強プレート２１の内側に配置される一
対のプレート部材１３のタンク部１７との間に、スペー
サ３３が配置されている。このスペーサ３３は、アルミ
ニウムからなり、円筒状の本体部３３ａを有している。
【００２４】本体部３３ａの上端開口には、フランジ部
３３ｂが形成され、このフランジ部３３ｂが、補強プレ
ート２１にろう付けされている。また、底面部３３ｃに
は、パイプ部材２３，２５が挿通されるパイプ穴３３ｄ
が形成されており、この底面部３３ｃが、タンク部１７
の上面にろう付けされている。
３３ｂが形成され、このフランジ部３３ｂが、補強プレ
ート２１にろう付けされている。また、底面部３３ｃに
は、パイプ部材２３，２５が挿通されるパイプ穴３３ｄ
が形成されており、この底面部３３ｃが、タンク部１７
の上面にろう付けされている。
【００２５】この実施形態の積層型熱交換器では、補強
プレート２１と、この補強プレート２１の内側に配置さ
れる一対のプレート部材１３のタンク部１７との間に、
スペーサ３３を配置したので、補強プレート２１と一対
のプレート部材１３との間隔を所定寸法に保つことが可
能になり、コルゲートフィン２９が変形する虞を低減す
ることができる。
プレート２１と、この補強プレート２１の内側に配置さ
れる一対のプレート部材１３のタンク部１７との間に、
スペーサ３３を配置したので、補強プレート２１と一対
のプレート部材１３との間隔を所定寸法に保つことが可
能になり、コルゲートフィン２９が変形する虞を低減す
ることができる。
【００２６】なお、この実施形態では、スペーサ３３に
フランジ部３３ｂおよび底面部３３ｃを形成した例につ
いて説明したが、本発明はかかる実施形態に限定される
ものではなく、単に筒状の本体部３３ａを備えていれば
良い。また、上述した第１および第２の実施形態では、
本発明をオイルクーラに適用した例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、インタークーラ等の熱交換器にも適用する
ことができる。
フランジ部３３ｂおよび底面部３３ｃを形成した例につ
いて説明したが、本発明はかかる実施形態に限定される
ものではなく、単に筒状の本体部３３ａを備えていれば
良い。また、上述した第１および第２の実施形態では、
本発明をオイルクーラに適用した例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、例えば、インタークーラ等の熱交換器にも適用する
ことができる。
【００２７】
【発明の効果】以上述べたように、請求項１の積層型熱
交換器では、補強プレートと、この補強プレートの内側
に配置される一対のプレート部材のタンク部とを所定間
隔を置いて離間して配置し、パイプ部材の先端部を、タ
ンク部に形成される貫通穴に嵌挿して接合したので、パ
イプ部材が、所定間隔を置いて離間される補強プレート
とタンク部とにより２点支持されることになり、部品点
数を増大することなくパイプ部材を容易，確実に支持す
ることができる。
交換器では、補強プレートと、この補強プレートの内側
に配置される一対のプレート部材のタンク部とを所定間
隔を置いて離間して配置し、パイプ部材の先端部を、タ
ンク部に形成される貫通穴に嵌挿して接合したので、パ
イプ部材が、所定間隔を置いて離間される補強プレート
とタンク部とにより２点支持されることになり、部品点
数を増大することなくパイプ部材を容易，確実に支持す
ることができる。
【００２８】請求項２の積層型熱交換器では、補強プレ
ートと、この補強プレートの内側に配置される一対のプ
レート部材のタンク部との間に、スペーサを配置したの
で、補強プレートと一対のプレート部材との間隔を所定
寸法に保つことが可能になり、コルゲートフィンが変形
する虞を低減することができる。請求項３の積層型熱交
換器では、一対のプレート部材、補強プレートおよびパ
イプ部材をアルミニウムにより形成し、相互にろう付け
したので、これ等の部材を容易，確実に接合することが
できる。
ートと、この補強プレートの内側に配置される一対のプ
レート部材のタンク部との間に、スペーサを配置したの
で、補強プレートと一対のプレート部材との間隔を所定
寸法に保つことが可能になり、コルゲートフィンが変形
する虞を低減することができる。請求項３の積層型熱交
換器では、一対のプレート部材、補強プレートおよびパ
イプ部材をアルミニウムにより形成し、相互にろう付け
したので、これ等の部材を容易，確実に接合することが
できる。
【図１】図２の積層型熱交換器のパイプ部材およびこの
近傍を示す縦断面図である。
近傍を示す縦断面図である。
【図２】本発明の積層型熱交換器の第１の実施形態を示
す正面図である。
す正面図である。
【図３】図２の上面図である。
【図４】本発明の積層型熱交換器の第２の実施形態の要
部を示す縦断面図である。
部を示す縦断面図である。
【図５】従来の積層型熱交換器を示す正面図である。
【図６】図５の上面図である。
【図７】図５の積層型熱交換器の要部の詳細を示す縦断
面図である。
面図である。
１１ シェル １３ プレート部材 １５ 流体流路 １７ タンク部 １７ａ 貫通穴 １９ コア部 ２１ 補強プレート ２１ａ パイプ取付穴 ２３，２５ パイプ部材 ２９ コルゲートフィン ３３ スペーサ
Claims (3)
- 【請求項１】 一対のプレート部材（１３）の間に流体
流路（１５）の形成されるシェル（１１）を複数積層し
てコア部（１９）を形成するとともに、前記コア部（１
９）の端面にコルゲートフィン（２９）を介して補強プ
レート（２１）を配置し、前記補強プレート（２１）に
形成されるパイプ取付穴（２１ａ）にパイプ部材（２
３，２５）を嵌挿し、このパイプ部材（２３，２５）
を、前記一対のプレート部材（１３）を外側に突出して
形成されるタンク部（１７）に開口してなる積層型熱交
換器において、 前記補強プレート（２１）と、この補強プレート（２
１）の内側に配置される前記一対のプレート部材（１
３）のタンク部（１７）とを所定間隔を置いて離間して
配置するとともに、前記パイプ部材（２３，２５）の先
端部を、前記タンク部（１７）に形成される貫通穴（１
７ａ）に嵌挿して接合してなることを特徴とする積層型
熱交換器。 - 【請求項２】 請求項１記載の積層型熱交換器におい
て、 前記補強プレート（２１）と、この補強プレート（２
１）の内側に配置される前記一対のプレート部材（１
３）のタンク部（１７）との間に、スペーサ（３３）を
配置してなることを特徴とする積層型熱交換器。 - 【請求項３】 請求項１または２記載の積層型熱交換器
において、 前記一対のプレート部材（１３）、補強プレート（２
１）およびパイプ部材（２３，２５）は、アルミニウム
からなり相互にろう付けされていることを特徴とする積
層型熱交換器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20761197A JPH1151591A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 積層型熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20761197A JPH1151591A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 積層型熱交換器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1151591A true JPH1151591A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16542660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20761197A Pending JPH1151591A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 積層型熱交換器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1151591A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283661A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Tennex Corp | 多板式オイルクーラの冷却エレメント |
| JP2014508909A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-10 | ヴァレオ システム テルミク | 熱交換器のプレート間の接続補強 |
| JP2018138851A (ja) * | 2017-02-24 | 2018-09-06 | 株式会社ノーリツ | 熱交換器およびその製造方法 |
| WO2021020749A1 (ko) * | 2019-07-29 | 2021-02-04 | 엘지전자 주식회사 | 판형 열교환기 |
| US20210270548A1 (en) * | 2018-11-20 | 2021-09-02 | Denso Corporation | Heat exchanger |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP20761197A patent/JPH1151591A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000283661A (ja) * | 1999-03-31 | 2000-10-13 | Tennex Corp | 多板式オイルクーラの冷却エレメント |
| JP2014508909A (ja) * | 2011-03-23 | 2014-04-10 | ヴァレオ システム テルミク | 熱交換器のプレート間の接続補強 |
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| US11353268B2 (en) | 2019-07-29 | 2022-06-07 | Lg Electronics Inc. | Plate type heat exchanger |
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