JP4280479B2 - 熱交換器 - Google Patents

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F9/00Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
    • F28F9/02Header boxes; End plates
    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
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    • F28F9/0246Arrangements for connecting header boxes with flow lines
    • F28F9/0251Massive connectors, e.g. blocks; Plate-like connectors
    • F28F9/0253Massive connectors, e.g. blocks; Plate-like connectors with multiple channels, e.g. with combined inflow and outflow channels

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コアの両端部にそれぞれヘッダタンクが配設された熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、冷凍サイクルの一要素である蒸発器等の熱交換器は、チューブ及びフィンを交互に並設してなるコアと、該コアのチューブ長手方向端部に配設されて各チューブと連通するタンクとを備えており、該タンクには、熱交換媒体を流入させる流入用パイプ及び熱交換媒体を流出させる流出用パイプがそれぞれ接続されている。
【0003】
従来より、この種の熱交換器として、タンクの長手方向一部及びチューブを一体に形成してなるチューブエレメントとフィンとを並設してコア及びタンクを形成し、その並設方向外端部に位置する外端のフィンを保持するエンドプレートを設け、該エンドプレートの外面に通路形成用プレートを接合し、タンクと連通する通路を両プレート間に形成するようにしたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
このものでは、流入用パイプ及び流出用パイプは、通路形成用プレートに設けられた接続口にそれぞれ接続されて前記両プレート間の通路と連通するようになっており、さらに、それら接続口は通路形成用プレートの長手方向任意の部位に形成可能となっている。これにより、流入用パイプ及び流出用パイプの熱交換器側を互いに近接させて配設することができ、よって、両パイプの配設スペースを縮小できる。
【0005】
【特許文献1】
特開平7―270089号公報(第2,3頁、図1、図3、図4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例えば、車両用空調装置の熱交換器においては、コアのチューブの本数や該各チューブの長さを変更することにより、車種に応じた熱交換容量を設定することが行われている。
【0007】
しかしながら、前記特許文献1の熱交換器では、チューブの本数を変更する場合には、チューブエレメントの数を増減させることで容易に対応できるものの、このチューブエレメントは、タンクの一部及びチューブが一体に形成されているので、チューブの長さを変更する場合には、各チューブエレメント全体を作り替えなければならず、コストの高騰を招く。
【0008】
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、流入用パイプ及び流出用パイプの熱交換器側をまとめて配設することでその配設スペースを縮小しながら、熱交換器のチューブの本数及び各チューブの長さの両方を低コストで容易に変更できるようにすることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明では、コアの両端部に、チューブと別体のヘッダタンクを配設し、エンドプレートによりヘッダタンクの中空部の開口を閉塞する一方、エンドプレートと通路形成用プレートとにより熱交換媒体の流入通路及び流出通路を形成するようにした。
【0010】
具体的には、請求項1の発明では、複数のチューブ及びフィンを交互に並設してなるコアと、チューブ及びフィンの並設方向に延びて開口する中空部を有し、前記コアの両端部にそれぞれ配設されて前記各チューブと前記中空部とが連通する第1及び第2ヘッダタンクとを備えた熱交換器を対象とする。
【0011】
そして、前記第1及び第2ヘッダタンクを、前記コアとは別体とし、前記チューブ及びフィンの並設方向に延びる部材で構成し、前記コアのチューブ及びフィンの並設方向の両外端部にはそれぞれフィンが位置して各フィンをエンドプレートで保持し、該各エンドプレートには、前記第1及び第2ヘッダタンクの両中空部開口をそれぞれ閉塞する第1及び第2キャップ部を一体に形成し、前記エンドプレートの第1及び第2キャップ部の周縁を、前記第1及び第2ヘッダタンクの長手方向外方へ折り曲げられて前記中空部内面に沿って該ヘッダタンクの長手方向に突出し、該中空部内面に嵌合する嵌合部とし、前記第1及び第2キャップ部には、前記第1及び第2ヘッダタンクと連通する第1及び第2連通口を形成し、前記両エンドプレートのうち一方の外面には通路形成用プレートを接合して、両プレート間に、第1連通口を介して第1ヘッダタンクへ熱交換媒体を流入させる流入通路と、第2連通口を介して第2ヘッダタンクから熱交換媒体を流出させる流出通路とを形成し、前記流入通路の上流端と流出通路の下流端とは近接しており、前記通路形成用プレートの周縁には、前記流入通路または流出通路の少なくとも一方の側壁部を立設し、前記側壁部は、前記嵌合部の内側に沿って前記ヘッダタンクの長手方向に延び、該嵌合部の内側に嵌合するように形成し、前記嵌合部を前記第1及び第2ヘッダタンクの中空部内面にろう付けし、前記側壁部を前記嵌合部の内側にろう付けする構成とする。
【0012】
この構成によれば、コアの両端部に、該コアのチューブと別体の第1及び第2ヘッダタンクが配設されて熱交換器が構成される。これにより、熱交換器のチューブの長さを変更する際、両ヘッダタンクを作り替えることなく、低コストで容易に変更することができる。また、両中空部開口がエンドプレートの第1及び第2キャップ部により閉塞されて両ヘッダタンクが構成されるので、例えば、チューブの本数を減らす場合には、両ヘッダタンクを別途成形することなく、同一の規格のヘッダタンクを対応する長さに切断するだけで自在に設定できる。
【0013】
また、流入通路の上流端及び流出通路の下流端が近接しているので、熱交換媒体の流入用パイプ及び流出用パイプの熱交換器側をまとめて取り廻すことができ、よって、両パイプの熱交換器側の配設スペースを縮小できる。
【0014】
また、第1及び第2キャップ部の周縁がヘッダタンクの外方へ折り曲げられて中空部内面に嵌合し、通路形成用プレートの側壁部が両キャップ部の嵌合部内側に嵌合しているので、両キャップ部の嵌合部と通路形成用プレートの側壁部とがしっかりと液密に嵌合し、流入通路を流れる熱交換媒体が第1連通口以外からヘッダタンクに流入したり、熱交換媒体が第2連通口以外から流出通路に流出することはなく、これにより、熱交換媒体を狙い通りにスムーズに流通させることができる。
【0015】
請求項2の発明では、請求項1の発明において、コアを空気通過方向に2つ並設し、第1及び第2ヘッダタンクを、仕切板により、一方のコアのチューブと連通する空間と、他方のコアのチューブと連通する空間とにそれぞれ区画し、前記第1及び第2ヘッダタンクを、熱交換媒体を、第1ヘッダタンクの一方の空間から一方のコア及び他方のコアを経て第2ヘッダタンクの他方の空間に流入させるように構成し、第1キャップ部の第1連通口は、前記第1ヘッダタンクの一方の空間と連通して熱交換媒体を該空間へ流入させ、第2キャップ部の第2連通口は、前記第2ヘッダタンクの他方の空間と連通して、熱換媒体を該空間から流出させるように構成する。
【0016】
この構成によれば、熱交換媒体が一方のコア及び他方のコアを流通するので、熱交換を十分に行うことが可能な通路長さを確保できる。この際、第1ヘッダタンクの一方の空間に第1連通口から熱交換媒体を流入させ、第2ヘッダタンクの他方の空間から第2連通口を介して熱交換媒体を流出させるので、両連通口は熱交換器の空気通過方向にも離れ、離間距離が相対的に大きくなる。すなわち、コアを並設して熱交換を十分に行わせるようにする場合に、前記請求項1の作用効果、即ち、流入用パイプ及び流出用パイプをまとめて取り廻してその配設スペースを縮小できるという作用効果がより顕著なものとなる
【0017】
請求項の発明では、請求項の発明において、通路形成用プレートの側壁部を、絞り加工により形成する構成とする。
【0018】
この構成によれば、側壁部を通路形成用プレートに容易に一体に形成することができる。
【0019】
請求項の発明では、請求項1の発明において、流入通路の上流端には、相対的に高圧とされた熱交換媒体を減圧膨張させる膨張弁を配設し、前記膨張弁を、流出通路から流出する熱交換媒体の温度を検出する温度検出部が一体に設けられたブロック型膨張弁とし、前記通路形成用プレートには、前記ブロック型膨張弁を取り付ける取付フランジを設ける構成とする。
【0020】
この構成によれば、温度検出部が一体に設けられたブロック型膨張弁を通路形成用プレートの取付フランジに取り付けるようにしたので、膨張弁及び温度検出部を別々に取り付けるものに比べて、熱交換器の組み付け工数を削減できる。
【0021】
請求項の発明では、請求項1の発明において、第1及び第2ヘッダタンクの中空部を、各チューブの端部が挿入保持されるヘッダプレートと、その反対側に配置され前記ヘッダプレート側が開放する溝状に形成されたタンクプレートとの組合わせにより構成する。
【0022】
この構成によれば、ヘッダプレート及びタンクプレートをそれぞれプレス成形した後、両プレートを組合わせて中空部を構成することができる。これにより、ヘッダタンクを押し出し成形等により成形することで中空部を構成する場合に比べて、製造コストを低減できる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
【0024】
図1は、本発明の実施形態に係る熱交換器を示し、本例では熱交換器が車両用空調装置の冷凍サイクルの一要素を構成する蒸発器1である場合を示す。図2にも示すように、上下に延びる複数のチューブ2及びフィン3を交互に車幅方向に並設して上流側コア4及び下流側コア5(図2に空気流を白抜き矢印で示す)がそれぞれ形成されており、上流側コア4が車体前方側に位置している。また、上流側コア4及び下流側コア5の下端部には、両コア4,5の各チューブ2が接続される第1ヘッダタンク6が配設されるとともに、両コア4,5の上端部には、同様の第2ヘッダタンク7が配設されている。前記上流側コア4及び下流側コア5の車幅方向左端部及び右端部には、外端のフィン3,3が位置しており、該フィン3,3は、エンドプレート8,9により保持されている。
【0025】
前記上流側コア4及び下流側コア5の各チューブ2は、空気の通過方向に長い矩形状断面を有しており、一方、各フィン3はチューブ2の長手方向両端に亘るように、かつ空気の通過方向から見て波状に形成されている。各コア4,5の隣り合うチューブ2,2の離間距離はフィン3の並設方向の長さに対応していて、該フィン3の車幅方向左端及び右端が前記隣り合うチューブ2,2の側面にろう付けされるようになっている。
【0026】
前記第1ヘッダタンク6は、図3及び図4に示すように、フィン3,3,…の長手方向端部に隣接してコア4,5のチューブ2及びフィン3の並設方向両端に亘って延びるヘッダプレート10と、その反対側で同様に延びるタンクプレート11とから構成される中空部12を備え、これらヘッダプレート10及びタンクプレート11は、アルミ合金製の板材をそれぞれプレス成形してなる。
【0027】
前記ヘッダプレート10は、上流側コア4のチューブ2の端部を挿入保持する孔部10c(図4(a)に示す)及び下流側コア5のチューブ2の端部を挿入保持する孔部がそれぞれ形成された保持壁部10aと、該保持壁部10aの空気通過方向両端からコア4,5外方へ延びる一対の側壁部10b,10bとからなり、コア4,5の外方側が開放した略コ字状断面を有する溝状に形成されている。さらに、このヘッダプレート10の長手方向両端は、それぞれ開放している。
【0028】
前記タンクプレート11は、前記ヘッダプレート10の保持壁部10aと対向する外側壁部11aと、該外側壁部11aの空気通過方向両端からコア4,5の内方へ延びるとともに、前記ヘッダプレート10の一対の側壁部10b,10bの間に嵌合するように形成された一対の側壁部11b,11bとからなり、ヘッダプレート10と同様にコア4,5の内方側及び長手方向両端が開放した溝状に形成されている。そして、このタンクプレート11の側壁部11b,11bの外面が、前記ヘッダプレート10の側壁部10b,10bの内面に一体にろう付けされるようになっており、これにより、長手方向(車幅方向)両端が開口するとともに、その長手方向両端に亘って略同じ矩形断面を有する中空部12が構成される。
【0029】
尚、前記第2ヘッダタンク7も、前記第1ヘッダタンク6と同様に、ヘッダプレート13とタンクプレート14とから構成されて両端が開口する中空部15を備え、図2に示すように、ヘッダプレート13は保持壁部13aと一対の側壁部13b,13bとからなり、一方、タンクプレート14は外側壁部14aと一対の側壁部14b,14bとからなる。
【0030】
前記下側中空部12及び上側中空部15の車幅方向右側の開口は、右側エンドプレート9の下端側及び上端側にそれぞれ一体に形成された第1キャップ部9a及び第2キャップ部9bにより閉塞されるようになっている。右側エンドプレート9の周縁は、図4に示すように、両中空部12,15の長手方向外方へ略直角に折り曲げられており、その屈曲部分の第1キャップ部9a及び第2キャップ部9b対応箇所は、下側中空部12及び上側中空部15の内面に嵌合するように形成された嵌合部9c,9cとされ、該嵌合部9c,9cの外面と中空部12,15内面とが一体にろう付けされるようになっている。また、同様に、下側中空部12及び上側中空部15の車幅方向左側の開口は、左側エンドプレート8の第1キャップ部8a及び第2キャップ部8bによりそれぞれ閉塞されるようになっている。これにより、各中空部12,15の両開口がそれぞれ閉塞されて第1ヘッダタンク6及び第2ヘッダタンク7が構成される。
【0031】
前記第1ヘッダタンク6は、図5に示すように、内部に配設された仕切板17により、上流側コア4のチューブ2,2,…が接続される空気流上流側の上流側空間6aと、下流側コア5のチューブ2,2,…が接続される空気流下流側の下流側空間6bとに区画されている。前記仕切板17は、ヘッダタンク6の空気通過方向略中央に位置付けられており、図4にも示すように、ヘッダプレート10の保持壁部10a内面からタンクプレート11の外側壁部11a内面に亘りかつ中空部12の長手方向両端に亘って延びていて、保持壁部10a及び外側壁部11aにろう付けされるようになっている。第2ヘッダタンク7も同様に、仕切板18により上流側空間7aと下流側空間7bとに区画されている。
【0032】
第1ヘッダタンク6の下流側空間6bは、その車幅方向右側寄りに配設された第1バッフル板20により車幅方向に2つに区画されている。また、第2ヘッダタンク7の下流側空間7bは、その車幅方向左側寄りに配設された第2バッフル板21により車幅方向に2つに区画され、一方、この第2ヘッダタンク7の上流側空間7aは、その車幅方向略中央部に配設された第3バッフル板22により車幅方向に2つに区画されている。
【0033】
また、前記右側エンドプレート9の第1キャップ部9aには、前記第1ヘッダタンク6の下流側空間6bへ冷媒(熱交換媒体)を流入させるための第1連通口23が形成されている。一方、この右側エンドプレート9の第2キャップ部9bには、第2ヘッダタンク7の上流側空間7aから冷媒を流出させるための第2連通口24が形成されている。従って、第1連通口23及び第2連通口24は、それぞれ蒸発器1の上下方向両端に位置するとともに、空気通過方向にも離れており、離間距離が相対的に大きくなっている。
【0034】
そして、前記右側エンドプレート9の外面の下半部には、その長手方向に延びる浅い皿状に形成された下側通路形成用プレート25が接合されており、両プレート9,25間には、前記第1連通口23を介して第1ヘッダタンク6と連通する流入通路26が形成されている。この下側通路形成用プレート25は、全体として、右側エンドプレート9の下縁からその長手方向略中央部の下側寄りの部位に亘り、かつ右側エンドプレート9の幅方向両端に亘るように形成された外壁部25aと、この外壁部25aの周縁から該外壁部25aに対して略垂直にエンドプレート9側へ延びる側壁部25bとからなる。この下側通路形成用プレート25は、アルミ合金製の平板を絞り加工してなり、これにより、外壁部25aと側壁部25bとを容易に一体に形成することができる。また、前記下側通路形成用プレート25の側壁部25bは、エンドプレート9周縁の屈曲部分の内側に嵌合するように形成されており、両者が一体にろう付けされるようになっている。
【0035】
一方、右側エンドプレート9の外面の上半部には、前記下側通路形成用プレート25と同様に構成された上側通路形成用プレート27が接合されており、両プレート9,27間に前記第2連通口24を介して第2ヘッダタンク7内の冷媒を流出させる流出通路28が形成されている。上側通路形成用プレート27は、外壁部27a及び側壁部27bからなるとともに、全体として、エンドプレート9の上端からその長手方向略中央部の上側寄りの部位まで延びていて、その下端が前記下側通路形成用プレート25の上端に近接している。また、側壁部27bがエンドプレート9の屈曲部分の内側に嵌合してろう付けされるようになっている。
【0036】
前記下側通路形成用プレート25の上端及び上側通路形成用プレート27の下端には、開口25c及び27cがそれぞれ形成されており、これら開口25c,27cには、両通路形成用プレート25,27に設けられた取付フランジ30を介してブロック型膨張弁31(図1にのみ示す)が接続されるようになっている。取付フランジ30は、下側通路形成用プレート25及び上側通路形成用プレート27の開口25c,27c周縁からコア4,5外方へそれぞれ突出する流入円筒部32及び流出円筒部33と、両円筒部32,33の軸方向中間部同士を一体的に結合するフランジ部34とからなる。
【0037】
前記ブロック型膨張弁31は、図示しないが、前記取付フランジ30の流入円筒部32及び流出円筒部33にそれぞれ接続される2つの通路を有しており、そのうち流入側の通路には、相対的に高圧の冷媒を減圧膨張させる膨張弁が配設されるとともに、流出側の通路には、流出通路28から流出する冷媒の温度を検出する温度検出センサが配設され、これらは一体に構成されている。これにより、部品点数の削減が可能になるとともに、膨張弁及び温度検出センサを取付フランジ30に一度に取り付けることで取付作業が容易になり、よって、組み付け工数を低減できる。尚、温度検出センサは、膨張弁の開度を設定するためのものである。
【0038】
また、前記ブロック型膨張弁30の流入側の通路及び流出側の通路には、冷凍サイクルを構成する他の機器から延びる流入用パイプ35及び流出用パイプ36(共に図1にのみ示す)がそれぞれ接続されるようになっている。
【0039】
次に、図5に基づいて、前記蒸発器1を流通する冷媒の流れについて説明する。尚、同図において、白抜きの矢印は空気の流れを示しており、また、蒸発器1の空気流下流側における冷媒の流れを実線の矢印で示し、空気流上流側の冷媒の流れを破線の矢印で示す。
【0040】
冷媒は、流入用パイプ35からブロック型膨張弁31、取付フランジ30の流入円筒部32及び開口25cを順に流れて流入通路26の上流端に流入し、該流入通路26を下流側(下側)へ流れ、第1連通口23から第1ヘッダタンク6の下流側空間6bに流れ込む。該下流側空間6bに流れ込んだ冷媒は、第1バッフル板20よりも車幅方向右側の各チューブ2を通って第2ヘッダタンク7の下流側空間7bに流入した後、第2バッフル板21と前記第1バッフル板20との間の各チューブ2を通って第1ヘッダタンク6の下流側空間6bの車幅方向左側に流入する。その後、前記第2バッフル板21よりも車幅方向左側の各チューブ2を通って第2ヘッダタンク7の下流側空間7bの車幅方向左側に流入する。
【0041】
前記第2ヘッダタンク7の下流側空間7bに流入した冷媒は、仕切板18の貫通孔(図示せず)から上流側空間7aに流れて、第3バッフル板22よりも車幅方向左側の各チューブ2を通って第1ヘッダタンク6の上流側空間6aに流入し、該上流側空間6aから車幅方向右側の各チューブ2を通って第2ヘッダタンク7の上流側空間7aの車幅方向右側に流入する。そして、第2連通口24から流出通路28を通り、開口27c、取付フランジ30の流出円筒部33及びブロック型膨張弁31を順に通って流出用パイプ36に流出する。このように、上流側コア4及び下流側コア5を並設するとともに、両ヘッダタンク6,7を仕切板17,18及び第1〜第3バッフル板20〜22により区画して、蒸発器1の冷媒の通路を長く確保するようにしているので、熱交換を十分に行うことができる。
【0042】
したがって、この実施形態によると、コア4,5の両端部に、該コア4,5のチューブ2,2,…と別体に形成された第1ヘッダタンク6及び第2ヘッダタンク7をそれぞれ配設するようにしたので、蒸発器1の熱交換容量を変更する際、ヘッダタンク6,7を作り替えることなくチューブ2の長さを変更して対応できる。また、蒸発器1のチューブ2の本数を変更する際、例えば、本数を減らす場合には、両ヘッダタンク6,7の中空部12,15が長手方向両端に亘って略同じ断面形状を有しているので、両ヘッダタンク6,7を別途成形することなく、同じ規格のものを対応する長さに切断するだけで設定できる。
【0043】
これにより、蒸発器1のチューブ2の長さ及びチューブ2の本数を低コストで容易に変更することができる。
【0044】
また、右側エンドプレート9と、下側通路形成用プレート25及び上側通路形成用プレート27との間に、冷媒の流入通路26と流出通路27とを形成し、下側通路形成用プレート25の上端及び上側通路形成用プレート27の下端を近接させているので、流入通路26の上流端及び流出通路28の下流端を近接させることができる。これにより、第1連通口23と第2連通口24とが前述の如く相対的に大きく離れていても、流入用パイプ35及び流出用パイプ36の蒸発器1側をまとめて取り廻すことができ、よって、両パイプ35,36の配設スペースを縮小できる。
【0045】
また、ヘッダプレート10,13とタンクプレート11,14とをプレス成形してチューブ2やフィン3のろう付けと同時に一体化するようにすることで、第1ヘッダタンク6及び第2ヘッダタンク7を、例えば、押し出し成形等により成形することで中空部12,15を構成する場合に比べて製造コストの低減が可能となる。
【0046】
さらに、両キャップ部9a,9bの周縁に中空部12,15の外方へ折り曲げられてなる嵌合部9c,9cが形成されていて、その内面に通路形成用プレート25,27の側壁部25b,27bが嵌合しているので、嵌合部9c,9cと側壁部25b,27bとがしっかりと液密に嵌合し、流入通路26を流れる冷媒が第1連通口23以外から第1ヘッダタンク6に流入することはなく、また、第2連通口24以外から冷媒が流出通路28に流出することはなく、これにより、冷媒を狙い通りにスムーズに流通させることができる。
【0047】
尚、前記実施形態では、コア4,5を空気通過方向に並設した場合について説明しているが、これに限らず、本発明は、コアを1つだけ備えるものにも適用できる。この場合では、一方のヘッダタンクに流入した冷媒をコアの全てのチューブを流通させて他方のヘッダタンクに流入させるようにすればよい。
【0048】
また、第1ヘッダタンク6及び第2ヘッダタンク7の中空部12,15の断面は略矩形状に限られるものではなく、例えば、略円形状であってもよい。
【0049】
また、前記実施形態では、下側通路形成用プレート25の上端及び上側通路形成用プレート27の下端を右側エンドプレート9の上下方向略中央部に位置付けているが、これに限らず、右側エンドプレート9の上部または下部に位置付けるようにしてもよい。
【0050】
さらに、この発明は、例えば、空調装置の凝縮器にも適用できる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明に係る熱交換器によると、第1及び第2ヘッダタンクをコアとは別体とし、該コアのチューブ及びフィンの並設方向の両外端部のフィンをエンドプレートで保持し、該各エンドプレートには、第1及び第2ヘッダタンクの両中空部開口をそれぞれ閉塞する第1及び第2キャップ部を一体に形成したので、熱交換器のチューブの本数及び長さを低コストで容易に変更することができる。また、第1及び第2キャップ部には第1及び第2連通口を形成し、両エンドプレートの一方の外面には通路形成用プレートを接合して、両プレート間に、第1連通口を介して第1ヘッダタンクへ熱交換媒体を流入させる流入通路と、第2連通口を介して第2ヘッダタンクから熱交換媒体を流出させる流出通路とを形成し、流入通路の上流端と流出通路の下流端とを近接させるようにしたので、流入用パイプ及び流出用パイプの熱交換器側の配設スペースを縮小できる。
【0052】
また、エンドプレートの第1及び第2キャップ部の周縁を、中空部の長手方向外方へ折り曲げて該中空部内面に嵌合する嵌合部とし、通路形成用プレートの周縁には、流入通路または流出通路の少なくとも一方の側壁部を立設し、側壁部を、前記嵌合部の内側に嵌合するように形成したので、両キャップ部の嵌合部と通路形成用プレートの側壁部とがしっかりと液密に嵌合し、これにより、熱交換媒体を狙い通りにスムーズに流通させることができる。
【0053】
請求項2記載の発明によると、コアを空気通過方向に2つ並設し、第1及び第2ヘッダタンクを、一方のコアのチューブと連通する空間と、他方のコアのチューブと連通する空間とにそれぞれ区画し、熱交換媒体を、第1ヘッダタンクの一方の空間から一方のコア及び他方のコアを経て第2ヘッダタンクの他方の空間に流入させるようにし、第1連通口は、前記第1ヘッダタンクの一方の空間へ熱交換媒体を流入させ、第2連通口は、前記第2ヘッダタンクの他方の空間から熱交換媒体を流出させることにより、熱交換を十分に行わせるようにしたので、両連通口の離間距離は相対的に大きくなり、この場合に、前記請求項1の効果がより顕著なものとなる
【0054】
請求項記載の発明によると、通路形成用プレートの側壁部を、絞り加工により形成するようにしたので、側壁部を通路形成用プレートに容易に一体に形成することができる。
【0055】
請求項記載の発明によると、流入通路の上流端に配設する膨張弁を、流出通路から流出する熱交換媒体の温度を検出する温度検出部が一体に設けられたブロック型膨張弁とし、通路形成用プレートにブロック型膨張弁の取付フランジを設けたので、熱交換器の組み付け工数を削減できる。
【0056】
請求項記載の発明によると、第1及び第2ヘッダタンクの中空部を、各チューブの端部が挿入保持されるヘッダプレートと、その反対側に配置され前記ヘッダプレート側が開放する溝状に形成されたタンクプレートとの組合わせにより構成したので、ヘッダプレート及びタンクプレートをそれぞれプレス成形して組合わせることで中空部を構成することができ、よって、製造コストを低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る蒸発器を空気流下流側から見た正面図である。
【図2】 蒸発器の車幅方向右側の側面図である。
【図3】 下側ヘッダタンク近傍の車幅方向右側を拡大して示す側面図である。
【図4】 (a)は図3のA−A線における断面図であり、(b)は図3のB−B線における断面図である。
【図5】 蒸発器の内部構造及び冷媒の流れを示す概略図である。
【符号の説明】
1 蒸発器(熱交換器)
2 チューブ
3 フィン
4 上流側コア
5 下流側コア
6 第1ヘッダタンク
6a 上流側空間
6b 下流側空間
7 第2ヘッダタンク
7a 上流側空間
7b 下流側空間
8 左側エンドプレート
8a,9a 第1キャップ部
8b,9b 第2キャップ部
9 右側エンドプレート
9c 嵌合部
10,13 ヘッダプレート
11,14 タンクプレート
12 下側中空部
15 上側中空部
17,18 仕切板
23 第1連通口
24 第2連通口
25 下側通路形成用プレート
25b 側壁部
26 流入通路
27 上側通路形成用プレート
27b 側壁部
28 流出通路
30 取付フランジ
31 ブロック型膨張弁

Claims (5)

  1. 複数のチューブ及びフィンを交互に並設してなるコアと、チューブ及びフィンの並設方向に延びて開口する中空部を有し、前記コアの両端部にそれぞれ配設されて前記各チューブと前記中空部とが連通する第1及び第2ヘッダタンクとを備えた熱交換器であって、
    前記第1及び第2ヘッダタンクは、前記コアとは別体とされ、前記チューブ及びフィンの並設方向に延びる部材で構成され、
    前記コアのチューブ及びフィンの並設方向の両外端部にはそれぞれフィンが位置して各フィンはエンドプレートに保持され、該各エンドプレートには、前記第1及び第2ヘッダタンクの両中空部開口をそれぞれ閉塞する第1及び第2キャップ部が一体に形成され、
    前記エンドプレートの第1及び第2キャップ部の周縁は、前記第1及び第2ヘッダタンクの長手方向外方へ折り曲げられて前記中空部内面に沿って該ヘッダタンクの長手方向に突出し、該中空部内面に嵌合する嵌合部とされ、
    前記第1及び第2キャップ部には、前記第1及び第2ヘッダタンクと連通する第1及び第2連通口が形成され、
    前記両エンドプレートのうち一方の外面には通路形成用プレートが接合されて、両プレート間に、第1連通口を介して第1ヘッダタンクへ熱交換媒体を流入させる流入通路と、第2連通口を介して第2ヘッダタンクから熱交換媒体を流出させる流出通路とが形成され、
    前記流入通路の上流端と流出通路の下流端とは近接しており、
    前記通路形成用プレートの周縁には、前記流入通路または流出通路の少なくとも一方の側壁部が立設され、
    前記側壁部は、前記嵌合部の内側に沿って前記ヘッダタンクの長手方向に延び、該嵌合部の内側に嵌合するように形成され、
    前記嵌合部が前記第1及び第2ヘッダタンクの中空部内面にろう付けされ、前記側壁部が前記嵌合部の内側にろう付けされていることを特徴とする熱交換器。
  2. 請求項1において、
    コアは空気通過方向に2つ並設され、
    第1及び第2ヘッダタンクは、仕切板により、一方のコアのチューブと連通する空間と、他方のコアのチューブと連通する空間とにそれぞれ区画され、
    前記第1及び第2ヘッダタンクは、熱交換媒体を、第1ヘッダタンクの一方の空間から一方のコア及び他方のコアを経て第2ヘッダタンクの他方の空間に流入させるように構成され、
    第1キャップ部の第1連通口は、前記第1ヘッダタンクの一方の空間と連通して熱交換媒体を該空間へ流入させ、
    第2キャップ部の第2連通口は、前記第2ヘッダタンクの他方の空間と連通して熱交換媒体を該空間から流出させるように構成されていることを特徴とする熱交換器。
  3. 請求項において、
    通路形成用プレートの側壁部は、絞り加工により形成されていることを特徴とする熱交換器。
  4. 請求項1において、
    流入通路の上流端には、相対的に高圧とされた熱交換媒体を減圧膨張させる膨張弁が配設され、
    前記膨張弁は、流出通路から流出する熱交換媒体の温度を検出する温度検出部が一体に設けられたブロック型膨張弁とされ、
    前記通路形成用プレートには、前記ブロック型膨張弁を取り付ける取付フランジが設けられていることを特徴とする熱交換器。
  5. 請求項1において、
    第1及び第2ヘッダタンクの中空部は、各チューブの端部が挿入保持されるヘッダプレートと、その反対側に配置され前記ヘッダプレート側が開放する溝状に形成されたタンクプレートとの組合わせにより構成されていることを特徴とする熱交換器。
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