JP2000146479A - 積層型オイルクーラ - Google Patents
積層型オイルクーラInfo
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- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D9/00—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D9/0031—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other
- F28D9/0043—Heat-exchange apparatus having stationary plate-like or laminated conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for one heat-exchange medium being formed by paired plates touching each other the plates having openings therein for circulation of at least one heat-exchange medium from one conduit to another
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
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- F28F2240/00—Spacing means
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- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、オイル流路の形成されるシェルを
複数積層してなる積層型オイルクーラに関し、コア部の
一面側から、一部のシェルを貫通してオイル通路穴を形
成した場合に、最奧側のシェルが変形することを容易,
確実に防止することを目的とする。 【解決手段】 オイル通路穴37の形成される最奧側の
シェル21Aと、このシェル21Aに隣接しオイル通路
穴37が形成されないシェル21との間のオイル通路穴
37の延長位置に、補強部材61を配置してなることを
特徴とする。
複数積層してなる積層型オイルクーラに関し、コア部の
一面側から、一部のシェルを貫通してオイル通路穴を形
成した場合に、最奧側のシェルが変形することを容易,
確実に防止することを目的とする。 【解決手段】 オイル通路穴37の形成される最奧側の
シェル21Aと、このシェル21Aに隣接しオイル通路
穴37が形成されないシェル21との間のオイル通路穴
37の延長位置に、補強部材61を配置してなることを
特徴とする。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オイル流路の形成
されるシェルを複数積層してなる積層型オイルクーラに
関する。
されるシェルを複数積層してなる積層型オイルクーラに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のオイルクーラとして、例
えば、特開平7−280482号公報に開示されるよう
に、一対のプレート部材の間にオイル流路の形成される
シェルを複数積層してなる積層型オイルクーラが知られ
ている。図14は、この種の積層型オイルクーラを示す
もので、符号1は、第1のプレート部材2と第2のプレ
ート部材3との間にオイル流路4の形成されるシェルを
示している。
えば、特開平7−280482号公報に開示されるよう
に、一対のプレート部材の間にオイル流路の形成される
シェルを複数積層してなる積層型オイルクーラが知られ
ている。図14は、この種の積層型オイルクーラを示す
もので、符号1は、第1のプレート部材2と第2のプレ
ート部材3との間にオイル流路4の形成されるシェルを
示している。
【0003】このシェル1のオイル流路4には、インナ
ーフィン5が収容されている。これ等のシェル1は、複
数積層され、コア部6が形成されている。これ等のシェ
ル1には、長手方向に所定間隔を置いてオイル通路穴7
が形成されている。コア部6の一側端に配置される第1
のプレート部材2のオイル通路穴7には、オイル流入用
コネクター8およびオイル流出用コネクター9が接合さ
れている。
ーフィン5が収容されている。これ等のシェル1は、複
数積層され、コア部6が形成されている。これ等のシェ
ル1には、長手方向に所定間隔を置いてオイル通路穴7
が形成されている。コア部6の一側端に配置される第1
のプレート部材2のオイル通路穴7には、オイル流入用
コネクター8およびオイル流出用コネクター9が接合さ
れている。
【0004】また、コア部6の他側端に配置される第2
のプレート部材3のオイル通路穴7を覆ってパッチ部材
10が配置されている。このような積層型オイルクーラ
では、オイル流入用コネクター8から流入したオイル
は、オイル通路穴7から、各シェル1のオイル流路4に
流入し、このオイル流路4を通る間に、外部の流体と熱
交換され、他側のオイル通路穴7を通り、オイル流出用
コネクター9から流出される。
のプレート部材3のオイル通路穴7を覆ってパッチ部材
10が配置されている。このような積層型オイルクーラ
では、オイル流入用コネクター8から流入したオイル
は、オイル通路穴7から、各シェル1のオイル流路4に
流入し、このオイル流路4を通る間に、外部の流体と熱
交換され、他側のオイル通路穴7を通り、オイル流出用
コネクター9から流出される。
【0005】しかしながら、このような従来の積層型オ
イルクーラでは、コア部6の一側にオイル流入用コネク
ター8を配置し、他側にオイル流出用コネクター9を配
置しているため、コア部6の長さが長くなると、オイル
流入用コネクター8とオイル流出用コネクター9との間
隔Lが、例えば、400mm程度の間隔になり、オイル流
入用コネクター8およびオイル流出用コネクター9に接
続される配管11,12の車両側への取り回しが複雑に
なるという問題があった。
イルクーラでは、コア部6の一側にオイル流入用コネク
ター8を配置し、他側にオイル流出用コネクター9を配
置しているため、コア部6の長さが長くなると、オイル
流入用コネクター8とオイル流出用コネクター9との間
隔Lが、例えば、400mm程度の間隔になり、オイル流
入用コネクター8およびオイル流出用コネクター9に接
続される配管11,12の車両側への取り回しが複雑に
なるという問題があった。
【0006】本出願人は、先に、かかる問題を解決した
積層型オイルクーラを開発し、特願平10−14142
号として出願した。図15は、この積層型オイルクーラ
を示すもので、この積層型オイルクーラでは、オイル流
路4の形成される長尺状のシェル1を複数積層してコア
部6が形成され、コア部6の一側端および他側端に、隣
接するシェル1を相互に連通する第1および第2のオイ
ル通路穴13,14が形成されている。
積層型オイルクーラを開発し、特願平10−14142
号として出願した。図15は、この積層型オイルクーラ
を示すもので、この積層型オイルクーラでは、オイル流
路4の形成される長尺状のシェル1を複数積層してコア
部6が形成され、コア部6の一側端および他側端に、隣
接するシェル1を相互に連通する第1および第2のオイ
ル通路穴13,14が形成されている。
【0007】また、コア部6の一側端の内側に、かつ、
コア部6の片側に位置するシェル1に第3のオイル通路
穴15が形成され、コア部6には、第3のオイル通路穴
15に連通する第1のコネクター16、および、第1の
オイル通路穴13に連通する第2のコネクター17が配
置されている。そして、第3のオイル通路穴15が形成
されるシェル1の第3のオイル通路穴15と第1のオイ
ル通路穴13との間に、オイル流路4を遮断する遮断部
材18が配置されている。
コア部6の片側に位置するシェル1に第3のオイル通路
穴15が形成され、コア部6には、第3のオイル通路穴
15に連通する第1のコネクター16、および、第1の
オイル通路穴13に連通する第2のコネクター17が配
置されている。そして、第3のオイル通路穴15が形成
されるシェル1の第3のオイル通路穴15と第1のオイ
ル通路穴13との間に、オイル流路4を遮断する遮断部
材18が配置されている。
【0008】このような積層型オイルクーラでは、コア
部6の一側に、オイル流入用の第1のコネクター16お
よびオイル流出用の第2のコネクター17を近づけて容
易に配置することができる。
部6の一側に、オイル流入用の第1のコネクター16お
よびオイル流出用の第2のコネクター17を近づけて容
易に配置することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の積層型オイルクーラでは、図16に示すよう
に、コア部6の一面側から、3層のシェル1を貫通して
第3のオイル通路穴15を形成し、最奧側のシェル1A
においては、シェル1Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材2にのみオイル通路穴15を形成しているた
め、内部を流れるオイルの圧力により、最奧側のシェル
1Aの奧側に位置する第2のプレート部材3のオイル通
路穴15に対向する位置に大きな圧力が作用し、図に示
すように、第2のプレート部材3が変形し、この部の膨
張により破壊するおそれがあるという問題があった。
うな従来の積層型オイルクーラでは、図16に示すよう
に、コア部6の一面側から、3層のシェル1を貫通して
第3のオイル通路穴15を形成し、最奧側のシェル1A
においては、シェル1Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材2にのみオイル通路穴15を形成しているた
め、内部を流れるオイルの圧力により、最奧側のシェル
1Aの奧側に位置する第2のプレート部材3のオイル通
路穴15に対向する位置に大きな圧力が作用し、図に示
すように、第2のプレート部材3が変形し、この部の膨
張により破壊するおそれがあるという問題があった。
【0010】すなわち、上述した積層型オイルクーラで
は、第1のプレート部材2と第2のプレート部材3との
間に収容されるインナーフィン5が、第1のプレート部
材2および第2のプレート部材3にろう付けされている
が、最奧側のシェル1Aでは、第1のプレート部材2に
オイル通路穴15が形成されているため、この部におい
ては、インナーフィン5の一面のみが第2のプレート部
材3にろう付けされることになり、第2のプレート部材
3が局部的に大きく変形することになる。
は、第1のプレート部材2と第2のプレート部材3との
間に収容されるインナーフィン5が、第1のプレート部
材2および第2のプレート部材3にろう付けされている
が、最奧側のシェル1Aでは、第1のプレート部材2に
オイル通路穴15が形成されているため、この部におい
ては、インナーフィン5の一面のみが第2のプレート部
材3にろう付けされることになり、第2のプレート部材
3が局部的に大きく変形することになる。
【0011】本発明は、かかる従来の問題を解決するた
めになされたもので、コア部の一面側から、一部のシェ
ルを貫通してオイル通路穴を形成した場合に、最奧側の
シェルが変形することを容易,確実に防止することがで
きる積層型オイルクーラを提供することを目的とする。
めになされたもので、コア部の一面側から、一部のシェ
ルを貫通してオイル通路穴を形成した場合に、最奧側の
シェルが変形することを容易,確実に防止することがで
きる積層型オイルクーラを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の積層型オイル
クーラは、第1のプレート部材と第2のプレート部材と
の間に、インナーフィンが収容されるオイル流路の形成
される長尺状のシェルを、その両側においてスペーサを
介して複数積層し、前記シェルの間に冷却流体用間隙が
形成されるコア部を形成するとともに、前記コア部の一
面側から、一部の前記シェルを貫通してオイル通路穴を
形成し、最奧側のシェルにおいては、シェルの手前側に
位置する第1のプレート部材にのみオイル通路穴を形成
し、これ等オイル通路穴が形成されるシェルの間の前記
オイル通路穴の外側となる位置に環状のスペーサを配置
してなり、前記オイル通路穴の形成される最奧側のシェ
ルと、このシェルに隣接しオイル通路穴が形成されない
シェルとの間の前記オイル通路穴の延長位置に、補強部
材を配置してなることを特徴とする。
クーラは、第1のプレート部材と第2のプレート部材と
の間に、インナーフィンが収容されるオイル流路の形成
される長尺状のシェルを、その両側においてスペーサを
介して複数積層し、前記シェルの間に冷却流体用間隙が
形成されるコア部を形成するとともに、前記コア部の一
面側から、一部の前記シェルを貫通してオイル通路穴を
形成し、最奧側のシェルにおいては、シェルの手前側に
位置する第1のプレート部材にのみオイル通路穴を形成
し、これ等オイル通路穴が形成されるシェルの間の前記
オイル通路穴の外側となる位置に環状のスペーサを配置
してなり、前記オイル通路穴の形成される最奧側のシェ
ルと、このシェルに隣接しオイル通路穴が形成されない
シェルとの間の前記オイル通路穴の延長位置に、補強部
材を配置してなることを特徴とする。
【0013】請求項2の積層型オイルクーラは、請求項
1記載の積層型オイルクーラにおいて、前記第1のプレ
ート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側のシェ
ルの奥側に位置する第2のプレート部材に、前記補強部
材を係止してなることを特徴とする。請求項3の積層型
オイルクーラは、請求項1記載の積層型オイルクーラに
おいて、前記第1のプレート部材にのみオイル通路穴が
形成される最奧側のシェルの奥側に位置する第2のプレ
ート部材の前記オイル通路穴の延長位置に貫通穴を形成
し、この貫通穴の外側となる位置に環状の前記補強部材
を配置してなることを特徴とする。
1記載の積層型オイルクーラにおいて、前記第1のプレ
ート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側のシェ
ルの奥側に位置する第2のプレート部材に、前記補強部
材を係止してなることを特徴とする。請求項3の積層型
オイルクーラは、請求項1記載の積層型オイルクーラに
おいて、前記第1のプレート部材にのみオイル通路穴が
形成される最奧側のシェルの奥側に位置する第2のプレ
ート部材の前記オイル通路穴の延長位置に貫通穴を形成
し、この貫通穴の外側となる位置に環状の前記補強部材
を配置してなることを特徴とする。
【0014】請求項4の積層型オイルクーラは、請求項
3記載の積層型オイルクーラにおいて、前記環状の補強
部材は、有底であることを特徴とする積層型オイルクー
ラ。請求項5の積層型オイルクーラは、請求項1ないし
請求項4のいずれか1項記載の積層型オイルクーラにお
いて、前記第1のプレート部材,第2のプレート部材,
インナーフィン,スペーサおよび補強部材は、アルミニ
ウムからなり当接部において相互にろう付けされている
ことを特徴とする。
3記載の積層型オイルクーラにおいて、前記環状の補強
部材は、有底であることを特徴とする積層型オイルクー
ラ。請求項5の積層型オイルクーラは、請求項1ないし
請求項4のいずれか1項記載の積層型オイルクーラにお
いて、前記第1のプレート部材,第2のプレート部材,
インナーフィン,スペーサおよび補強部材は、アルミニ
ウムからなり当接部において相互にろう付けされている
ことを特徴とする。
【0015】(作用)請求項1の積層型オイルクーラで
は、オイル通路穴の形成される最奧側のシェルと、この
シェルに隣接しオイル通路穴が形成されないシェルとの
間のオイル通路穴の延長位置に、補強部材が配置され、
最奧側のシェルの第2のプレート部材が、補強部材を介
して、オイル通路穴が形成されない隣接するシェルによ
り支持される。
は、オイル通路穴の形成される最奧側のシェルと、この
シェルに隣接しオイル通路穴が形成されないシェルとの
間のオイル通路穴の延長位置に、補強部材が配置され、
最奧側のシェルの第2のプレート部材が、補強部材を介
して、オイル通路穴が形成されない隣接するシェルによ
り支持される。
【0016】請求項2の積層型オイルクーラでは、第1
のプレート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側
のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材に、補強
部材が係止され、位置決めされる。請求項3の積層型オ
イルクーラでは、第1のプレート部材にのみオイル通路
穴が形成される最奧側のシェルの奥側に位置する第2の
プレート部材のオイル通路穴の延長位置に貫通穴が形成
され、この貫通穴の外側となる位置に環状の補強部材が
配置される。
のプレート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側
のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材に、補強
部材が係止され、位置決めされる。請求項3の積層型オ
イルクーラでは、第1のプレート部材にのみオイル通路
穴が形成される最奧側のシェルの奥側に位置する第2の
プレート部材のオイル通路穴の延長位置に貫通穴が形成
され、この貫通穴の外側となる位置に環状の補強部材が
配置される。
【0017】請求項4の積層型オイルクーラでは、請求
項3における環状の補強部材が、有底とされる。請求項
5の積層型オイルクーラでは、第1のプレート部材,第
2のプレート部材,インナーフィン,スペーサおよび補
強部材が、アルミニウムからなり当接部において相互に
ろう付けされる。
項3における環状の補強部材が、有底とされる。請求項
5の積層型オイルクーラでは、第1のプレート部材,第
2のプレート部材,インナーフィン,スペーサおよび補
強部材が、アルミニウムからなり当接部において相互に
ろう付けされる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の詳細を図面に示す
実施形態について説明する。図1および図2は、図3お
よび図4の要部の詳細を示しており、図3および図4
は、本発明の積層型オイルクーラの第1の実施形態を示
している。図3および図4において、符号21は、第1
のプレート部材23と第2のプレート部材25との間に
オイル流路27の形成されるシェルを示している。
実施形態について説明する。図1および図2は、図3お
よび図4の要部の詳細を示しており、図3および図4
は、本発明の積層型オイルクーラの第1の実施形態を示
している。図3および図4において、符号21は、第1
のプレート部材23と第2のプレート部材25との間に
オイル流路27の形成されるシェルを示している。
【0019】第1のプレート部材23と第2のプレート
部材25には、外方に突出するビード28が形成されて
いる。このシェル21のオイル流路27には、インナー
フィン29が収容されている。これ等のシェル21は、
複数積層され、コア部31が形成されている。このコア
部31のシェル21の間には、ビード28により冷却流
体用間隙32が形成されている。
部材25には、外方に突出するビード28が形成されて
いる。このシェル21のオイル流路27には、インナー
フィン29が収容されている。これ等のシェル21は、
複数積層され、コア部31が形成されている。このコア
部31のシェル21の間には、ビード28により冷却流
体用間隙32が形成されている。
【0020】これ等のシェル21の一端には、第1のオ
イル通路穴33が形成され、他端には、第2のオイル通
路穴35が形成されている。この実施形態では、コア部
31の第1のオイル通路穴33の内側には、コア部31
の片側に位置する4層のシェル21を相互に連通する第
3のオイル通路穴37が形成されている。
イル通路穴33が形成され、他端には、第2のオイル通
路穴35が形成されている。この実施形態では、コア部
31の第1のオイル通路穴33の内側には、コア部31
の片側に位置する4層のシェル21を相互に連通する第
3のオイル通路穴37が形成されている。
【0021】そして、この第3のオイル通路穴37を覆
ってオイル流入用コネクターとなる第1のコネクター3
9が配置されている。また、第1のオイル通路穴33を
覆ってオイル流出用コネクターとなる第2のコネクター
41が配置されている。第1のオイル通路穴33の第2
のコネクター41の反対側は、パッチ部材43により覆
われている。
ってオイル流入用コネクターとなる第1のコネクター3
9が配置されている。また、第1のオイル通路穴33を
覆ってオイル流出用コネクターとなる第2のコネクター
41が配置されている。第1のオイル通路穴33の第2
のコネクター41の反対側は、パッチ部材43により覆
われている。
【0022】第2のオイル通路穴35の両側は、それぞ
れパッチ部材45,47により覆われている。そして、
第3のオイル通路穴37が形成されるシェル21の第3
のオイル通路穴37と第1のオイル通路穴33との間
に、オイル流路27を遮断する遮断部材51が配置され
ている。
れパッチ部材45,47により覆われている。そして、
第3のオイル通路穴37が形成されるシェル21の第3
のオイル通路穴37と第1のオイル通路穴33との間
に、オイル流路27を遮断する遮断部材51が配置され
ている。
【0023】図5は、上述した第1のオイル通路穴33
および第3のオイル通路穴37の詳細を示すもので、シ
ェル21を構成する第1のプレート部材23の第1のオ
イル通路穴33および第3のオイル通路穴37には、第
2のコネクター41および第1のコネクター39側に突
出するバーリング部23a,23bが形成されている。
また、第2のプレート部材25の第1のオイル通路穴3
3および第3のオイル通路穴37には、パッチ部材43
側に突出するバーリング部25a,25bが形成されて
いる。
および第3のオイル通路穴37の詳細を示すもので、シ
ェル21を構成する第1のプレート部材23の第1のオ
イル通路穴33および第3のオイル通路穴37には、第
2のコネクター41および第1のコネクター39側に突
出するバーリング部23a,23bが形成されている。
また、第2のプレート部材25の第1のオイル通路穴3
3および第3のオイル通路穴37には、パッチ部材43
側に突出するバーリング部25a,25bが形成されて
いる。
【0024】最上部に位置する第1のプレート部材23
のバーリング部23a,23bの外側には、円環状のシ
ート部材53が配置され、このシート部材53を介して
コネクター39,41と第1のプレート部材23とが相
互にろう付けされている。また、図3に示すように、コ
ア部31の第1のオイル通路穴33,第2のオイル通路
穴35および第3のオイル通路穴37が形成される部分
には、スペーサ55,57,59が配置されている。
のバーリング部23a,23bの外側には、円環状のシ
ート部材53が配置され、このシート部材53を介して
コネクター39,41と第1のプレート部材23とが相
互にろう付けされている。また、図3に示すように、コ
ア部31の第1のオイル通路穴33,第2のオイル通路
穴35および第3のオイル通路穴37が形成される部分
には、スペーサ55,57,59が配置されている。
【0025】そして、この実施形態では、第3のオイル
通路穴37が形成されるシェル21の第3のオイル通路
穴37と第1のオイル通路穴33との間に、オイル流路
27を遮断する遮断部材51が配置されている。この遮
断部材51は、馬蹄形状をしており第1のプレート部材
23と第2のプレート部材25との間に挟持され、ろう
付けされている。
通路穴37が形成されるシェル21の第3のオイル通路
穴37と第1のオイル通路穴33との間に、オイル流路
27を遮断する遮断部材51が配置されている。この遮
断部材51は、馬蹄形状をしており第1のプレート部材
23と第2のプレート部材25との間に挟持され、ろう
付けされている。
【0026】遮断部材51の第1のオイル通路穴33に
対応する位置には、貫通穴51aが形成されている。図
1は、上述した第3のオイル通路穴37の詳細を示すも
ので、コア部31の一面側から、3層のシェル21を貫
通して第3のオイル通路穴37が形成されている。
対応する位置には、貫通穴51aが形成されている。図
1は、上述した第3のオイル通路穴37の詳細を示すも
ので、コア部31の一面側から、3層のシェル21を貫
通して第3のオイル通路穴37が形成されている。
【0027】そして、最奧側の4層目のシェル21Aに
おいては、シェル21Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材23にのみ第3のオイル通路穴37が形成され
ている。また、第3のオイル通路穴37が形成されるシ
ェル21の間の第3のオイル通路穴37の外側となる位
置には、円環状のスペーサ59が配置されている。
おいては、シェル21Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材23にのみ第3のオイル通路穴37が形成され
ている。また、第3のオイル通路穴37が形成されるシ
ェル21の間の第3のオイル通路穴37の外側となる位
置には、円環状のスペーサ59が配置されている。
【0028】そして、第1のプレート部材23にのみオ
イル通路穴37の形成される最奧側のシェル21Aと、
このシェル21Aに隣接しオイル通路穴が形成されない
シェル21との間に補強部材61が配置されている。こ
の補強部材61は、第3のオイル通路穴37の延長位置
に配置されている。この実施形態では、図2に示すよう
に、第1のプレート部材23にのみオイル通路穴37が
形成され、最奧側のシェル21Aの奥側に位置する第2
のプレート部材25には、補強部材61側に突出して、
十字状に配置される4個の係止突起25cが形成されて
いる。
イル通路穴37の形成される最奧側のシェル21Aと、
このシェル21Aに隣接しオイル通路穴が形成されない
シェル21との間に補強部材61が配置されている。こ
の補強部材61は、第3のオイル通路穴37の延長位置
に配置されている。この実施形態では、図2に示すよう
に、第1のプレート部材23にのみオイル通路穴37が
形成され、最奧側のシェル21Aの奥側に位置する第2
のプレート部材25には、補強部材61側に突出して、
十字状に配置される4個の係止突起25cが形成されて
いる。
【0029】一方、補強部材61には、前記係止突起2
5cが挿入される係合穴61aが形成されている。な
お、この実施形態では、第1および第2のプレート部材
23,25,コネクター39,41,パッチ部材43,
45,47,シート部材53,遮断部材51,スペーサ
55,57,59,インナーフィン29,補強部材61
が、アルミニウムからなり相互にろう付けされている。
5cが挿入される係合穴61aが形成されている。な
お、この実施形態では、第1および第2のプレート部材
23,25,コネクター39,41,パッチ部材43,
45,47,シート部材53,遮断部材51,スペーサ
55,57,59,インナーフィン29,補強部材61
が、アルミニウムからなり相互にろう付けされている。
【0030】また、第1および第2のプレート部材2
3,25は、一面にろう材層の形成されるアルミニウム
のクラッド材により形成され、シート部材53,スペー
サ55,57,59,遮断部材51および補強部材61
は、両面にろう材層が形成されるアルミニウムのクラッ
ド材により形成されている。上述した積層型オイルクー
ラは、シェル21を構成する第1および第2のプレート
部材23,25の間にインナーフィン29を収容すると
ともに、第3のオイル通路穴37が形成されるシェル2
1のみに遮断部材51を収容し、シェル21の間の必要
位置に、スペーサ55,57,59および補強部材61
を配置し、第1のプレート部材23のバーリング部23
a,23b、および、パッチ部材43側の第2のプレー
ト部材25のバーリング部25aにシート部材53を装
着して、シェル21を積層しコア部31を形成し、コア
部31にコネクター39,41およびパッチ部材43,
45,47を組み付け、コア部31の両側を図示しない
治具により押圧した状態で、熱処理炉内において各部材
を相互にろう付けすることにより製造される。
3,25は、一面にろう材層の形成されるアルミニウム
のクラッド材により形成され、シート部材53,スペー
サ55,57,59,遮断部材51および補強部材61
は、両面にろう材層が形成されるアルミニウムのクラッ
ド材により形成されている。上述した積層型オイルクー
ラは、シェル21を構成する第1および第2のプレート
部材23,25の間にインナーフィン29を収容すると
ともに、第3のオイル通路穴37が形成されるシェル2
1のみに遮断部材51を収容し、シェル21の間の必要
位置に、スペーサ55,57,59および補強部材61
を配置し、第1のプレート部材23のバーリング部23
a,23b、および、パッチ部材43側の第2のプレー
ト部材25のバーリング部25aにシート部材53を装
着して、シェル21を積層しコア部31を形成し、コア
部31にコネクター39,41およびパッチ部材43,
45,47を組み付け、コア部31の両側を図示しない
治具により押圧した状態で、熱処理炉内において各部材
を相互にろう付けすることにより製造される。
【0031】そして、上述した積層型オイルクーラで
は、第3のオイル通路穴37が形成されるシェル21の
第3のオイル通路穴37と第1のオイル通路穴33との
間に、オイル流路27を遮断する遮断部材51を配置し
たので、例えば、第1のコネクター39からコア部31
内に流入したオイルが、コア部31の片側に位置する複
数のシェル21に形成される第3のオイル通路穴37か
ら、シェル21に形成されるオイル流路27を通り、コ
ア部31の第1のオイル通路穴33と反対側端に形成さ
れる第2のオイル通路穴35に導かれ、この第2のオイ
ル通路穴35から、第3のオイル通路穴37が形成され
ないシェル21のオイル流路27を通り、第1のオイル
通路穴33に導かれ、第2のコネクター41から外部に
流出される。
は、第3のオイル通路穴37が形成されるシェル21の
第3のオイル通路穴37と第1のオイル通路穴33との
間に、オイル流路27を遮断する遮断部材51を配置し
たので、例えば、第1のコネクター39からコア部31
内に流入したオイルが、コア部31の片側に位置する複
数のシェル21に形成される第3のオイル通路穴37か
ら、シェル21に形成されるオイル流路27を通り、コ
ア部31の第1のオイル通路穴33と反対側端に形成さ
れる第2のオイル通路穴35に導かれ、この第2のオイ
ル通路穴35から、第3のオイル通路穴37が形成され
ないシェル21のオイル流路27を通り、第1のオイル
通路穴33に導かれ、第2のコネクター41から外部に
流出される。
【0032】以上のように構成された積層型オイルクー
ラでは、第1のプレート部材23のみに第3のオイル通
路穴37の形成される最奧側のシェル21Aと、このシ
ェル21Aに隣接しオイル通路穴が形成されないシェル
21との間の第3のオイル通路穴37の延長位置に、補
強部材61を配置したので、最奧側のシェル21Aの第
2のプレート部材25が、補強部材61を介して、オイ
ル通路穴が形成されない隣接するシェル21により支持
され、これにより、コア部31の一面側から、一部のシ
ェル21を貫通して第3のオイル通路穴37を形成した
場合に、最奧側のシェル21Aが変形することを容易,
確実に防止することができる。
ラでは、第1のプレート部材23のみに第3のオイル通
路穴37の形成される最奧側のシェル21Aと、このシ
ェル21Aに隣接しオイル通路穴が形成されないシェル
21との間の第3のオイル通路穴37の延長位置に、補
強部材61を配置したので、最奧側のシェル21Aの第
2のプレート部材25が、補強部材61を介して、オイ
ル通路穴が形成されない隣接するシェル21により支持
され、これにより、コア部31の一面側から、一部のシ
ェル21を貫通して第3のオイル通路穴37を形成した
場合に、最奧側のシェル21Aが変形することを容易,
確実に防止することができる。
【0033】また、上述した積層型オイルクーラでは、
第1のプレート部材23にのみ第3のオイル通路穴37
が形成される最奧側のシェル21Aの奥側に位置する第
2のプレート部材25に、補強部材61を係止したの
で、補強部材61を所定位置に確実に位置させることが
できる。さらに、上述した積層型オイルクーラでは、第
1および第2のプレート部材23,25,パッチ部材4
3,45,47,第1のコネクター39,第2のコネク
ター41,遮断部材51,スペーサ55,57,59,
インナーフィン29および補強部材61をアルミニウム
により形成し、当接部を相互にろう付けしたので、これ
等の部材を容易,確実に接合することができる。
第1のプレート部材23にのみ第3のオイル通路穴37
が形成される最奧側のシェル21Aの奥側に位置する第
2のプレート部材25に、補強部材61を係止したの
で、補強部材61を所定位置に確実に位置させることが
できる。さらに、上述した積層型オイルクーラでは、第
1および第2のプレート部材23,25,パッチ部材4
3,45,47,第1のコネクター39,第2のコネク
ター41,遮断部材51,スペーサ55,57,59,
インナーフィン29および補強部材61をアルミニウム
により形成し、当接部を相互にろう付けしたので、これ
等の部材を容易,確実に接合することができる。
【0034】図6および図7は、本発明の積層型オイル
クーラの第2の実施形態の要部の詳細を示すもので、こ
の実施形態では、第1の実施形態と異なり、最奧側のシ
ェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材25に
は、係止突起25cが形成されておらず、また、補強部
材61Aには、係合穴61aが形成されていない。
クーラの第2の実施形態の要部の詳細を示すもので、こ
の実施形態では、第1の実施形態と異なり、最奧側のシ
ェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材25に
は、係止突起25cが形成されておらず、また、補強部
材61Aには、係合穴61aが形成されていない。
【0035】そして、この実施形態では、補強部材61
Aが、両面にろう材層の形成される四角形状の板材によ
り形成されている。この補強部材61Aの大きさは、第
3のオイル通路穴37より充分に大きく形成されてい
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略す
る。
Aが、両面にろう材層の形成される四角形状の板材によ
り形成されている。この補強部材61Aの大きさは、第
3のオイル通路穴37より充分に大きく形成されてい
る。なお、この実施形態において、第1の実施形態と同
一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0036】この第2の実施形態においても、第1の実
施形態と略同様の効果を得ることができる。そして、こ
の第2の実施形態では、補強部材61Aを四角形状に形
成したので、位置決めが容易になる。図8および図9
は、本発明の積層型オイルクーラの第3の実施形態の要
部の詳細を示すもので、この実施形態では、最奧側のシ
ェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材25
と、隣接するシェル21の第1のプレート部材23から
突出して形成されるビード28との間に、補強部材61
Bが配置されている。
施形態と略同様の効果を得ることができる。そして、こ
の第2の実施形態では、補強部材61Aを四角形状に形
成したので、位置決めが容易になる。図8および図9
は、本発明の積層型オイルクーラの第3の実施形態の要
部の詳細を示すもので、この実施形態では、最奧側のシ
ェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材25
と、隣接するシェル21の第1のプレート部材23から
突出して形成されるビード28との間に、補強部材61
Bが配置されている。
【0037】この補強部材61Bは、両面にろう材層の
形成される四角形状の板材により形成されている。この
補強部材61Bの板厚は、第2の実施形態の補強部材6
1Aの板厚よりビード28の高さ分だけ小さくされてい
る。なお、この実施形態において、第1または第2の実
施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説
明を省略する。
形成される四角形状の板材により形成されている。この
補強部材61Bの板厚は、第2の実施形態の補強部材6
1Aの板厚よりビード28の高さ分だけ小さくされてい
る。なお、この実施形態において、第1または第2の実
施形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説
明を省略する。
【0038】この第3の実施形態においても、第1また
は第2の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
そして、この第3の実施形態では、補強部材61Bの板
厚を小さくすることができるため、軽量化を図ることが
できる。
は第2の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
そして、この第3の実施形態では、補強部材61Bの板
厚を小さくすることができるため、軽量化を図ることが
できる。
【0039】図10および図11は、本発明の積層型オ
イルクーラの第4の実施形態の要部の詳細を示すもの
で、この実施形態では、コア部31の一面側から、3層
のシェル21を貫通して第3のオイル通路穴37が形成
されている。そして、最奧側の4層目のシェル21Aに
おいては、シェル21Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材23にのみ第3のオイル通路穴37が形成され
ている。
イルクーラの第4の実施形態の要部の詳細を示すもの
で、この実施形態では、コア部31の一面側から、3層
のシェル21を貫通して第3のオイル通路穴37が形成
されている。そして、最奧側の4層目のシェル21Aに
おいては、シェル21Aの手前側に位置する第1のプレ
ート部材23にのみ第3のオイル通路穴37が形成され
ている。
【0040】また、この最奧側の4層目のシェル21A
には、シェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部
材25に、貫通穴25dが形成されている。この貫通穴
25dは、第3のオイル通路穴37の延長位置に、第3
のオイル通路穴37と同一径で形成されている。そし
て、この貫通穴25dの外側となる位置に円環状の補強
部材63が配置されている。
には、シェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部
材25に、貫通穴25dが形成されている。この貫通穴
25dは、第3のオイル通路穴37の延長位置に、第3
のオイル通路穴37と同一径で形成されている。そし
て、この貫通穴25dの外側となる位置に円環状の補強
部材63が配置されている。
【0041】この実施形態では、貫通穴25dには、補
強部材63側に突出するバーリング部25eが形成さ
れ、このバーリング部25eが、補強部材63の穴部6
3aに挿入されている。なお、この実施形態において、
第1ないし第3の実施形態と同一の部材には、同一の符
号を付して詳細な説明を省略する。
強部材63側に突出するバーリング部25eが形成さ
れ、このバーリング部25eが、補強部材63の穴部6
3aに挿入されている。なお、この実施形態において、
第1ないし第3の実施形態と同一の部材には、同一の符
号を付して詳細な説明を省略する。
【0042】この第4の実施形態においても、第1ない
し第3の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
そして、この第4の実施形態では、第1のプレート部材
23にのみ第3のオイル通路穴37が形成される最奧側
のシェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材2
5の第3のオイル通路穴37の延長位置に貫通穴25d
を形成したので、隣接するシェルを補強部材として利用
することができる。
し第3の実施形態と略同様の効果を得ることができる。
そして、この第4の実施形態では、第1のプレート部材
23にのみ第3のオイル通路穴37が形成される最奧側
のシェル21Aの奥側に位置する第2のプレート部材2
5の第3のオイル通路穴37の延長位置に貫通穴25d
を形成したので、隣接するシェルを補強部材として利用
することができる。
【0043】なお、この場合、最奧側のシェル21Aに
収容されるインナーフィン29に、必ずしも第3のオイ
ル通路穴37を形成する必要はないが、第3のオイル通
路穴37を形成することにより、通油抵抗をより低減す
ることができる。また、この実施形態では、第2のプレ
ート部材25に形成される貫通穴25dにバーリング部
25eを形成し、このバーリング部25eを補強部材6
3の穴部63aに挿入したので、補強部材63を所定位
置に確実に位置させることができる。
収容されるインナーフィン29に、必ずしも第3のオイ
ル通路穴37を形成する必要はないが、第3のオイル通
路穴37を形成することにより、通油抵抗をより低減す
ることができる。また、この実施形態では、第2のプレ
ート部材25に形成される貫通穴25dにバーリング部
25eを形成し、このバーリング部25eを補強部材6
3の穴部63aに挿入したので、補強部材63を所定位
置に確実に位置させることができる。
【0044】図12および図13は、本発明の積層型オ
イルクーラの第5の実施形態の要部の詳細を示すもの
で、この実施形態では、環状の補強部材63Aには、底
面部63bが形成されている。この底面部63bは、隣
接するシェル21の第1のプレート部材23に当接され
ている。
イルクーラの第5の実施形態の要部の詳細を示すもの
で、この実施形態では、環状の補強部材63Aには、底
面部63bが形成されている。この底面部63bは、隣
接するシェル21の第1のプレート部材23に当接され
ている。
【0045】なお、この実施形態において、第4の実施
形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明
を省略する。この第5の実施形態においても、第4の実
施形態と略同様の効果を得ることができる。そして、こ
の第5の実施形態では、補強部材63Aに底面部63b
を形成したので、隣接するシェル21を補強部材の一部
として利用することができる。
形態と同一の部材には、同一の符号を付して詳細な説明
を省略する。この第5の実施形態においても、第4の実
施形態と略同様の効果を得ることができる。そして、こ
の第5の実施形態では、補強部材63Aに底面部63b
を形成したので、隣接するシェル21を補強部材の一部
として利用することができる。
【0046】なお、上述した第1の実施形態では、第2
のプレート部材25に係止突起25cを形成し、補強部
材61に係止穴61aを形成した例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、第2のプレート部材に係止穴を形成し、補強部材に
係止突起を形成しても良い。また、上述した実施形態で
は、第1のコネクター39をオイル流入用コネクターと
して、第2のコネクター41をオイル流出用コネクター
として使用した例について説明したが、本発明はかかる
実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1のコ
ネクター39をオイル流出用コネクターとして、第2の
コネクター41をオイル流入用コネクターとして使用し
ても良く、この場合には、オイルの流れが逆になる。
のプレート部材25に係止突起25cを形成し、補強部
材61に係止穴61aを形成した例について説明した
が、本発明はかかる実施形態に限定されるものではな
く、第2のプレート部材に係止穴を形成し、補強部材に
係止突起を形成しても良い。また、上述した実施形態で
は、第1のコネクター39をオイル流入用コネクターと
して、第2のコネクター41をオイル流出用コネクター
として使用した例について説明したが、本発明はかかる
実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1のコ
ネクター39をオイル流出用コネクターとして、第2の
コネクター41をオイル流入用コネクターとして使用し
ても良く、この場合には、オイルの流れが逆になる。
【0047】さらに、上述した実施形態の積層型オイル
クーラは、ラジエータのタンク内に収容されて使用され
る水冷用の積層型オイルクーラとして使用されるが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、空冷用の積層型オイルクーラにも適用することがで
きる。また、上述した実施形態では、第3のオイル通路
穴37を4層のシェル21を連通して形成した例につい
て説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるも
のではなく、第1のコネクター39が接続される1層の
シェル21にのみ形成するようにしても良い。すなわ
ち、少なくとも1層以上のシェルに形成すれば良い。
クーラは、ラジエータのタンク内に収容されて使用され
る水冷用の積層型オイルクーラとして使用されるが、本
発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、例え
ば、空冷用の積層型オイルクーラにも適用することがで
きる。また、上述した実施形態では、第3のオイル通路
穴37を4層のシェル21を連通して形成した例につい
て説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるも
のではなく、第1のコネクター39が接続される1層の
シェル21にのみ形成するようにしても良い。すなわ
ち、少なくとも1層以上のシェルに形成すれば良い。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1の積層型オ
イルクーラでは、オイル通路穴の形成される最奧側のシ
ェルと、このシェルに隣接しオイル通路穴が形成されな
いシェルとの間のオイル通路穴の延長位置に、補強部材
を配置したので、最奧側のシェルの第2のプレート部材
が、補強部材を介して、オイル通路穴が形成されない隣
接するシェルに、直接あるいはビード等を介して支持さ
れ、これにより、コア部の一面側から、一部のシェルを
貫通してオイル通路穴を形成した場合に、最奧側のシェ
ルが変形することを容易,確実に防止することができ
る。
イルクーラでは、オイル通路穴の形成される最奧側のシ
ェルと、このシェルに隣接しオイル通路穴が形成されな
いシェルとの間のオイル通路穴の延長位置に、補強部材
を配置したので、最奧側のシェルの第2のプレート部材
が、補強部材を介して、オイル通路穴が形成されない隣
接するシェルに、直接あるいはビード等を介して支持さ
れ、これにより、コア部の一面側から、一部のシェルを
貫通してオイル通路穴を形成した場合に、最奧側のシェ
ルが変形することを容易,確実に防止することができ
る。
【0049】請求項2の積層型オイルクーラでは、第1
のプレート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側
のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材に、補強
部材を係止したので、補強部材を所定位置に確実に位置
させることができる。請求項3の積層型オイルクーラで
は、第1のプレート部材にのみオイル通路穴が形成され
る最奧側のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材
のオイル通路穴の延長位置に貫通穴を形成したので、隣
接するシェルを補強部材として利用することができる。
のプレート部材にのみオイル通路穴が形成される最奧側
のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材に、補強
部材を係止したので、補強部材を所定位置に確実に位置
させることができる。請求項3の積層型オイルクーラで
は、第1のプレート部材にのみオイル通路穴が形成され
る最奧側のシェルの奥側に位置する第2のプレート部材
のオイル通路穴の延長位置に貫通穴を形成したので、隣
接するシェルを補強部材として利用することができる。
【0050】請求項4の積層型オイルクーラでは、環状
の補強部材を有底としたので、隣接するシェルを補強部
材の一部として利用することができる。請求項5の積層
型オイルクーラでは、第1のプレート部材,第2のプレ
ート部材,インナーフィン,スペーサおよび補強部材を
アルミニウムにより形成し、相互にろう付けしたので、
これ等の部材を容易,確実に接合することができる。
の補強部材を有底としたので、隣接するシェルを補強部
材の一部として利用することができる。請求項5の積層
型オイルクーラでは、第1のプレート部材,第2のプレ
ート部材,インナーフィン,スペーサおよび補強部材を
アルミニウムにより形成し、相互にろう付けしたので、
これ等の部材を容易,確実に接合することができる。
【図1】図3の積層型オイルクーラの要部の詳細を示す
断面図である。
断面図である。
【図2】図1の要部の詳細を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の積層型オイルクーラの第1の実施形態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図4】図3の積層型オイルクーラを示す上面図であ
る。
る。
【図5】図1の積層型オイルクーラの第3および第1の
オイル通路穴およびこの近傍を示す分解斜視図である。
オイル通路穴およびこの近傍を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の積層型オイルクーラの第2の実施形態
の要部の詳細を示す断面図である。
の要部の詳細を示す断面図である。
【図7】図6の要部の詳細を示す分解斜視図である。
【図8】本発明の積層型オイルクーラの第3の実施形態
の要部の詳細を示す断面図である。
の要部の詳細を示す断面図である。
【図9】図8の要部の詳細を示す分解斜視図である。
【図10】本発明の積層型オイルクーラの第4の実施形
態の要部の詳細を示す断面図である。
態の要部の詳細を示す断面図である。
【図11】図10の要部の詳細を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図12】本発明の積層型オイルクーラの第5の実施形
態の要部の詳細を示す断面図である。
態の要部の詳細を示す断面図である。
【図13】図12の要部の詳細を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図14】従来の積層型オイルクーラを示す断面図であ
る。
る。
【図15】本出願人が先に出願した積層型オイルクーラ
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図16】図15の積層型オイルクーラの要部の詳細を
示す断面図である。
示す断面図である。
21,21A シェル 23 第1のプレート部材 25 第2のプレート部材 25d 貫通穴 27 オイル流路 29 インナーフィン 31 コア部 32 冷却流体用間隙 37 第3のオイル通路穴 59 スペーサ 61,61A,61B,63,63A 補強部材
Claims (5)
- 【請求項1】 第1のプレート部材(23)と第2のプ
レート部材(25)との間に、インナーフィン(29)
が収容されるオイル流路(27)の形成される長尺状の
シェル(21)を、その両側においてスペーサ(55,
57)を介して複数積層し、前記シェル(21)の間に
冷却流体用間隙(32)が形成されるコア部(31)を
形成するとともに、前記コア部(31)の一面側から、
一部の前記シェル(21)を貫通してオイル通路穴(3
7)を形成し、最奧側のシェル(21A)においては、
シェル(21A)の手前側に位置する第1のプレート部
材(23)にのみオイル通路穴(37)を形成し、これ
等オイル通路穴(37)が形成されるシェル(21,2
1A)の間の前記オイル通路穴(37)の外側となる位
置に環状のスペーサ(59)を配置してなり、 前記オイル通路穴(37)の形成される最奧側のシェル
(21A)と、このシェル(21A)に隣接しオイル通
路穴(37)が形成されないシェル(21)との間の前
記オイル通路穴(37)の延長位置に、補強部材(6
1,61A,61B,63,63A)を配置してなるこ
とを特徴とする積層型オイルクーラ。 - 【請求項2】 請求項1記載の積層型オイルクーラにお
いて、 前記第1のプレート部材(23)にのみオイル通路穴
(37)が形成される最奧側のシェル(21A)の奥側
に位置する第2のプレート部材(25)に、前記補強部
材(61)を係止してなることを特徴とする積層型オイ
ルクーラ。 - 【請求項3】 請求項1記載の積層型オイルクーラにお
いて、 前記第1のプレート部材(23)にのみオイル通路穴
(37)が形成される最奧側のシェル(21A)の奥側
に位置する第2のプレート部材(25)の前記オイル通
路穴(37)の延長位置に貫通穴(25d)を形成し、
この貫通穴(25d)の外側となる位置に環状の補強部
材(63,63A)を配置してなることを特徴とする積
層型オイルクーラ。 - 【請求項4】 請求項3記載の積層型オイルクーラにお
いて、 前記環状の補強部材(63A)は、有底であることを特
徴とする積層型オイルクーラ。 - 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれか1項
記載の積層型オイルクーラにおいて、 前記第1のプレート部材(23),第2のプレート部材
(25),インナーフィン(29),スペーサ(55,
57,59)および補強部材(61,61A,61B,
63,63A)は、アルミニウムからなり当接部におい
て相互にろう付けされていることを特徴とする積層型オ
イルクーラ。
Priority Applications (4)
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---|---|---|---|
JP32052698A JP2000146479A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 積層型オイルクーラ |
DE69916345T DE69916345T2 (de) | 1998-01-27 | 1999-01-27 | Ölkühlerstruktur |
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EP99101485A EP0932011B1 (en) | 1998-01-27 | 1999-01-27 | Oil cooler structure |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1998
- 1998-11-11 JP JP32052698A patent/JP2000146479A/ja active Pending
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