JP2014148266A - 給油ノズル用ガイド装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給油ノズルを挿入する際に生じる音を軽減する給油ノズル用ガイド装置を提供する。
【解決手段】給油ノズル用ガイド装置1は、フィラーパイプ11とガイド部12と転接部材13とを備える。フィラーパイプ11は、一方側が給油口111に接続されると共に他方側が燃料タンクに接続されている。ガイド部12は、フィラーパイプ11の一方の内部に形成される。転接部材13は、ガイド部12の内面よりも内側にその一部を露出させて配置され、その一部に給油ノズルNが当接し回転することで給油ノズルNの挿入をガイドする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給油ノズルが差し込まれる給油ノズル用ガイド装置に関する。
給油ノズルが差し込まれる給油ノズル用ガイド装置は、給油ノズルが挿入される給油口と、一方側が給油口に接続されるとともに他方側が燃料タンクに接続される中空状のフィラーパイプと、フィラーパイプの一方側の内部に形成されるガイド部とを備えている。ガイド部は、燃料を注入する際に噴きこぼれるようなことが無いように、フィラーパイプに対して適した位置に給油ノズルを保持するように構成されている。
特許文献1に記載された給油口は、差し込まれた給油ノズルと給油口との隙間を密封するために、くびれた筒状の膜部材を備えるシールを有している。膜部材の一端は、挿入方向に沿って移動するスライドに止められている。給油ノズルを差し込むとスライドが移動して、くびれている部分が給油ノズルの外周に当接する。スライドは、くびれ部を窄める方向にバネで付勢されている。給油ノズルを挿入すると膜部材が引き伸ばされてくびれ部が広がる。膜部材のくびれ部は、バネの作用によって給油ノズルに密着する。
特許文献2に記載された給油口は、テーパ状のガイド孔と、半径方向に切込みを有したリング状のガイドと、挿入方向にガイドを締め付ける操作筒とを有する。操作筒を締めると、ガイド孔のテーパ面に沿ってガイドが変位して内径が縮まる。
特許第3882355号公報 特開2004−210246号公報
ところで、給油ノズルの差込部分は、少し曲がった形をしている。また、給油ノズルに接続されているホースは、重くて硬いので、ハンドリングしづらい。したがって、給油ノズルの先を給油口に差し込む際に、給油ノズルがガイド部に当たったり、擦れたりする。このとき給油ノズルが給油口に接触する音は、密閉された車室内に響き不愉快に感じる。
そこで、本発明は、給油ノズルを挿入する際に生じる音を軽減する給油ノズル用ガイド装置を提供する。
本発明に係る一実施形態の給油ノズル用ガイド装置は、給油口とフィラーパイプとガイド部と転接部材とを備える。給油口には、給油ノズルが挿入される。フィラーパイプは、一方が給油口に接続されると共に他方が燃料タンクに接続される中空状に形成される。ガイド部は、フィラーパイプの一方の内部に形成される。転接部材は、ガイド部の内面よりも内側にその一部を露出させて配置され、その一部に給油ノズルが接し回転することで給油ノズルの挿入をガイドする。
このとき転接部材は、給油口から給油ノズルの挿入方向に見て下部に略V字状に配置される。また、転接部材は、回転軸の延在方向の中央部分がくびれているローラーであってもよい。また、転接部材は、挿入方向に並べて配置されていてもよい。そして、給油ノズル用ガイド装置は、転接部材をフィラーパイプの断面中心に向かって付勢する弾性部材をさらに備えていてもよい。また、転接部材は、給油口から挿入方向に見て環状に配置されていてもよい。
本発明に係る給油ノズル用ガイド装置によれば、ガイド部の内面よりも内側に一部を露出させて配置され、その一部に給油ノズルが当接し回転することで給油ノズルの挿入をガイドする転接部材を備えている。給油ノズルを転接部材に乗せることで、差し込むときの力を軽減することができる。また、給油ノズルが転接部材に接していることによって、フィラーパイプやガイド部の内面に給油ノズルが当たったり擦れたりすることで生じる音が軽減される。さらに、給油ノズルが転接部材に接しているので、フィラーパイプやガイド部の内面が摩耗することを軽減できる。
給油口から給油ノズルの挿入方向に見て略V字状に配置される転接部材を含んでいる発明の給油ノズル用ガイド装置によれば、挿入中の給油ノズルを給油口に対して位置決めしやすい。
回転軸の延在方向の中央部分がくびれているローラーを転接部材として採用する発明の給油ノズル用ガイド装置によれば、給油ノズルに対してローラーが線接触する。したがって、転接部材と給油ノズルとの間の接触圧が小さくなるので、給油ノズルを挿入する際に生じる音がさらに小さくなる。また、くびれている部分に給油ノズルが収まることによって、給油ノズルの位置も安定する。
給油口から挿入方向に見て環状に配置される複数の転接部材を含んでいる発明の給油ノズル用ガイド装置によれば、挿入中の給油ノズルが振れた場合にいずれかの転接部材に必ず転接する。したがって、給油口に対して挿入中の給油ノズルを作業しやすい方向に押し当てて位置決めすることができる。また、給油ノズルの挿入方向に並べて配置される複数の転接部材を含んでいる発明の給油ノズル用ガイド装置によれば、給油ノズルを給油口に差し込むときの角度を位置決めしやすい。さらに、転接部材をフィラーパイプの断面中心に向かって付勢する弾性部材をさらに備える発明の給油ノズル用ガイド装置によれば、転接部材に最初に給油ノズルが接触するときの音や、給油ノズルを挿入している間の振動などを和らげることができる。
本発明に係る第1の実施形態の給油ノズル用ガイド装置を模式的に示す断面図。 図1中のガイド部およびローラーの斜視図。 図1中のF3−F3線に沿う給油ノズル用ガイド装置の断面図。 図1中のF4−F4線に沿う給油ノズル用ガイド装置の断面図。 本発明に係る第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置の断面図。 本発明に係る第3の実施形態の給油ノズル用ガイド装置の断面図。 本発明に係る第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置の断面図。
本発明に係る第1の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1について、図1から図4を参照して説明する。図1に示す給油ノズル用ガイド装置1では、給油口111は、車両の後部フェンダーに設けられたリッドによって覆われた内側に配置されている。給油口111にはキャップが取り付けられる。図1は、給油ノズルNが途中まで給油口111に差し込まれた状態を示す。なお、この明細書では、説明の都合上、燃料タンクに近いほうを「奥」、給油ノズルNが差し込まれる側を「手前」、重力が作用する方向を基準に「上」及び「下」と呼ぶこととする。また、給油ノズルNを持つ作業者から給油口111を見て「右」及び「左」を定義する。
この給油ノズル用ガイド装置1は、フィラーパイプ11とガイド部12と転接部材13とを備える。フィラーパイプ11は、燃料タンクから延びており、給油口111付近が少し太くなっている。ガイド部12は、フィラーパイプ11の給油口111の中に装着されている。ガイド部12は、金属製であっても合成樹脂製であってもよい。また、ガイド部12は、フィラーパイプ11と一体に形成されていてもよいし、フィラーパイプ11とは別部材であってもよい。ガイド部12は、給油口111側の端部121がフィラーパイプ11の内面に密着しており、燃料タンクに向かうにしたがって徐々に口径が小さくなっている。このときガイド部12の奥側の端部122の中心は、下方に少し偏心している。したがって、給油ノズルNが給油口111にしっかり差し込まれた状態で、給油ノズルNは、フィラーパイプ11の下側の内壁に沿って燃料を注ぐことができる。
転接部材13は、図1、図2及び図3に示すように、ガイド部12の内面よりも内側に一部を露出させたローラー131をガイド部12の下部に配置している。このローラー131の回転軸心131Aは、ガイド部12の内面よりも外側で、フィラーパイプ11が延在する方向に対して交差する方向に配置されている。転接部材13は、ローラー131と軸131Bとが一体に形成されていてもよいし、ローラー131と軸131Bとは別部材であってもよい。本実施形態の場合、転接部材13のローラー131は、図1、図2及び図4に示すように、ガイド部12の奥側の下部に配置されている。ガイド部12は、図2及び図3に示すように、ローラー131の端部を保持する一対のサポート123を有している。サポート123は、ガイド部12に対して一体に形成されていてもよいし、別部材のブラケットを取り付けたものであってもよい。ローラー131を露出させるために切り欠かれたガイド部12の開口部124の形状は、図2及び図4に示すように、ローラー131の直径および長さよりも一回り大きい長方形であってもよいし、ローラー131が露出する範囲に合わせた楕円形であってもよい。
サポート123は、ガイド部12の外壁から下方に向かって互いに平行に延びており、ローラー131の軸131Bが差し込まれる長孔123Aを有している。長孔123Aは、ガイド部12の内面よりも内側にローラー131の一部が露出した状態、かつ、回転軸心131Aがガイド部12の内面よりも外側に位置する範囲内で、ローラー131がフィラーパイプ11の断面から離れる方向に変位し得る寸法を有している。図3に示すようにローラー131は、弾性部材14で付勢された状態で、この給油口111に挿入された給油ノズルNをガイド部12の奥側の開口にスムーズに挿入するように設けられている。
図2に示すように、ローラー131の軸131Bは、サポート123の長孔123Aを通り抜けて突出しており、弾性部材14の一例である線細工バネがかけられている。弾性部材14は、転接部材13のローラー131をフィラーパイプ11の断面中心に向かって付勢する。弾性部材14は、ローラー131が変位する範囲内でフィラーパイプ11の断面中心に向かって付勢できる機能を有していれば、図2に示した線細工バネ以外の形状の線細工バネや板バネであってもよいし、ゴム弾性を有した合成樹脂であってもよい。また、弾性部材14でローラー131を付勢する位置は、ローラー131の端部に設けられた軸131B以外であってもよい。例えば、ローラー131そのものをガイド部12の外側から支持するように弾性部材14として線細工バネや板バネを装着してもよい。
さらに、転接部材13のローラー131の位置は、図1、図2及び図4に示したように、ガイド部12の奥側の端部122の近傍である以外に、フィラーパイプ11の延在方向でのガイド部12の中間部分に配置されていてもよいし、ガイド部12の奥側の端部122よりもさらに奥に配置されていてもよい。ガイド部12の奥側の端部122よりも奥にローラー131を配置する場合は、ガイド部12の奥側の端部122よりも奥へサポート123を延ばしてローラー131を保持する。いずれの場合でも、給油ノズルNを給油口111に挿入する際に、ガイド部12に対して最初に給油ノズルNを接触させやすい場所であることが好ましい。
以上のように構成された給油ノズル用ガイド装置1において、給油ノズルNが差し込まれると、給油ノズルNの先端部は、転接部材13としてガイド部12の下部に配置されたローラー131に転接する。給油ノズルNをローラー131に押し当てることで、給油ノズルNを持つ作業者の手元が安定するとともに、挿入抵抗が軽減される。給油ノズルNをローラー131に転接させた状態で給油口111の奥へ差し込むことで、フィラーパイプ11の内面に給油ノズルNを不用意に当てずに済む。したがって、フィラーパイプ11やガイド部12に対して給油ノズルNを当てたり擦ったりする音が生じない。また、給油ノズルNが擦れることでフィラーパイプ11やガイド部12が摩耗することも軽減される。
以下に、本発明に係る第2から第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1についてそれぞれ図を参照し説明する。このとき、第1の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1の各構成と同じ機能を有した構成は、第1の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1の構成と同じ符号を付し、詳細な説明は、第1の実施形態の対応する記載を参酌することとする。
本発明に係る第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1について、図5を参照して説明する。第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、転接部材13であるローラー131の配置が第1の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1と異なっている。第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、2つのローラー131を含んでいる。これらのローラー131は、給油口111から給油ノズルNの挿入方向に見て下部に略V字状に配置される。2つのローラー131は、給油口111に挿入された給油ノズルNに対して異なる2方向から転接する。転接部材13は、2つのローラー131で構成される場合に限らず、略V字状に配置されるように複数本のローラー131で構成されていてもよい。
各ローラー131を保持するサポート123は、第1の実施形態と同じ構造である。またローラー131は、線細工バネや板バネ等の弾性部材14によって、フィラーパイプ11の断面中心に向かって付勢されている。
以上のように構成された第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、差し込まれた給油ノズルNを転接部材13である2つのローラー131で支持するので、給油ノズルNがしっかりと位置決めされ、第1の実施形態の場合に比べてさらに安定する。転接部材13が受ける荷重は、2つのローラー131に分散されるので、給油ノズルNを挿入する際のローラー131の1つ当たりの転がり抵抗が軽減される。
本発明に係る第3の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1について、図6を参照して説明する。図6に示す第3の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、ローラー131の形状が第1及び第2の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1におけるローラー131と異なっている。図6に示すように、ガイド部12の下部に配置されたローラー131は、回転軸の延在方向の両端部に対して中央部分がなだらかにくびれたウエスト部131Cを有した、いわゆる「鼓型」である。ローラー131の回転軸心131Aを通る断面においてウエスト部131Cの形状は、差し込まれた給油ノズルNの外形に一致するかやや大きい。また、このローラー131を保持するサポート123やフィラーパイプ11の断面中心に向かって付勢する弾性部材14の形状や配置は、第1の実施形態の場合とほとんど同じである。
以上のように構成された第3の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、差し込まれた給油ノズルNをくびれた中央部分で支持するので、給油ノズルNがしっかりと位置決めされ、第2の実施形態の場合と同様に、挿入中の給油ノズルNが安定する。また、第2の実施形態に比べて、ローラー131が一つでよいので、転接部材13の部品点数が少なくなる。さらに、給油終了後には、給油ノズルNの鉛直方向下側がローラー131のくびれた部分に接触した状態で給油ノズルNを引き抜くことができる。したがって、給油ノズルNに付着した燃料をぬぐうことができて、燃料の液垂れを防止できる。ウエスト部131Cを有するローラー131は、ウエスト部131Cを有さないローラー131と異なり、給油ノズルNとローラー131とが線接触するので、燃料をぬぐう効果が大きくなる。
本発明に係る第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1について、図7を参照して説明する。図7に示す第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、ローラー131の形状、数量及び配置が他の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1の場合と異なっている。図7に示す転接部材13は、給油口111から給油ノズルNの挿入方向に見て環状に配置される複数のローラー131を含んでいる。つまり、少なくともガイド部12の下部にローラー131を有し、かつガイド部12の上部にもローラー131を有していることになる。
全てのローラー131は、共通する1つのリング133によって連結されている。このリング133は、ローラー131の回転軸心131Aを通る軸131Bとして機能する。ローラー131は、各ローラー131に対応して形成された開口部124にそれぞれ配置されることで、周方向に等配に保持される。また、リング133は、バネ弾性を有した部材で作られており弾性部材14としても機能する。
以上のように構成された第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1は、ガイド部12の内周に全周に亘って複数のローラー131が配置されているので、給油ノズルNを差し込んだ場合、給油ノズルNがどの方向に振れても、いずれかのローラー131に転接する。したがって、操作しやすい方向のガイド部12の内面に押し当てるようにして給油ノズルNを給油口111に差し込めばよい。給油ノズルNを保持する方向が下方向に限定されないため、操作性が向上する。
第1から第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1が備える転接部材13のローラー131は、金属製であってもよいし、燃料に晒されても変質しにくい合成樹脂製であってもよい。合成樹脂製のローラー131を採用すると、給油ノズルNを当てたとき及び給油ノズルNをローラー131に転接させて挿入するときに生じる音が金属製のローラー131に比べて減衰され易いので、静かに給油ノズルNを給油口111に差し込むことができる。
また、上述の第1から第4の実施形態の給油ノズル用ガイド装置1が備える転接部材13は、各実施形態で説明したように、個々に備えていてもよいし、互いに組み合わせて利用されてもよい。例えば、第1の実施形態の転接部材13のローラー131と第2の実施形態の転接部材13のローラー131とを、フィラーパイプ11が延在する方向に並べて配置するように、給油ノズル用ガイド装置1が複数のローラー131を含んでいてもよい。複数のローラー131をフィラーパイプ11が延在する方向に並べて配置する際は、ガイド部12の内面よりも内側に会って複数のローラー131に共通して接する共通接線とフィラーパイプ11の延在方向とが略平行となるように配置することが望ましい。
フィラーパイプ11が延在する方向、すなわち、給油ノズルNが差し込まれる方向にローラー131が並んでいることで、給油ノズルNを差し込むときの角度が位置決めされるため、滑らかに給油ノズルNを差し込むことができる。
さらに、上述の各実施形態において、転接部材13としてローラー131を例挙している。転接部材13は、給油口111挿入された給油ノズルNに対して転接するものであればどのようなものを含んでいてもよい。例えば、ベアリングに使用されるボール(球)やコロをローラー131の代わりに有していてもよい。ボールやコロを採用する場合、ボールやコロの一部がガイド部12の内面よりも内側に露出するようにボールやコロを保持する収納部をガイド部12に設ける。
また、転接部材13は、第1、第2、第3の実施形態のいずれの場合でもガイド部12の上部にローラー131をさらに有していてもよい。ガイド部12の上部に配置されるローラー131は、第1、第2、第3の実施形態のそれぞれにおいて、ガイド部12の下部に配置されたローラー131と同じ構造であってもよいし、それぞれ他の実施形態のローラー131と同じ構造のものを配置してもよい。例えば、第2の実施形態のようにガイド部12の下部に略V字状に2つのローラー131を配置し、第3の実施形態においてガイド部12の下部に配置されたウエスト部131Cを有したローラー131をガイド部12の上部に配置することで、転接部材13が構成されていてもよい。ガイド部12の下部及び上部にそれぞれローラー131を配置する場合、給油ノズルNを挟むようにすべてのローラー131が転接するように配置されていてもよいし、いずれかのローラー131との間に隙間ができるように配置されていてもよい。
1…給油ノズル用ガイド装置、11…フィラーパイプ、111…給油口、12…ガイド部、13…転接部材、131…ローラー、14…弾性部材、N…給油ノズル。

Claims (6)

  1. 給油ノズルが挿入される給油口と、
    一方が前記給油口に接続されると共に他方が燃料タンクに接続される中空状のフィラーパイプと、
    前記フィラーパイプの前記一方の内部に形成されるガイド部と、
    前記ガイド部の内面よりも内側に一部を露出させて配置され、前記一部に前記給油ノズルが接し回転することで前記給油ノズルの挿入をガイドする転接部材と、
    を備えることを特徴とする給油ノズル用ガイド装置。
  2. 前記転接部材は、前記給油口から前記給油ノズルの挿入方向に見て下部に略V字状に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載された給油ノズル用ガイド装置。
  3. 前記転接部材は、ローラーであり、
    前記ローラーは、回転軸の延在方向の中央部分がくびれている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載された給油ノズル用ガイド装置。
  4. 前記転接部材は、前記挿入方向に並べて配置される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載された給油ノズル用ガイド装置。
  5. 前記転接部材を前記フィラーパイプの断面中心に向かって付勢する弾性部材をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載された給油ノズル用ガイド装置。
  6. 前記転接部材は、前記給油口から前記挿入方向に見て環状に配置される
    ことを特徴とする請求項1に記載された給油ノズル用ガイド装置。
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