JP6549390B2 - シャープペンシル及び該シャープペンシルの製造方法 - Google Patents

シャープペンシル及び該シャープペンシルの製造方法 Download PDF

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本発明は、シャープペンシル用の芯タンクと消しゴムホルダとの接続箇所に適用されるシャープペンシル及び該シャープペンシルの製造方法に関するものである。
従来、この種の発明には、例えば特許文献1に記載されるように、軸筒(1)と、該軸筒内に収容された小径軸状部品(芯タンク4)と、該小径軸状部品の後端側に接続された大径軸状部品(消しゴムホルダ16)とを備えたシャープペンシルがある。
ところで、前記従来の筆記具によれば、軸筒の内周面と小径軸状部品との間に空間を有するため、大径軸状部品の未装着状態では、合成樹脂等からなる小径軸状部品の撓みや接続状態等に起因して、小径軸状部品の後端部が、軸筒中心に対し偏心して位置する場合がある。
このため、前記筆記具の製造時において、軸筒内に大径軸状部品を挿入し、この大径軸状部品の前端側の筒状部分を、小径軸状部品の外周面に嵌め合せようとした際に、大径軸状部品の前端部が、偏芯した小径軸状部品の後端部に当接し、これらの嵌合が困難になる場合がある。
特開平09−164794号公報
本発明は上記従来事情に鑑みてなされたものであり、その課題とする処は、小径軸状部品と大径軸状部品との軸筒内における接続を容易に行うことができる筆記具用部品の接続構造及び該接続構造を具備した筆記具並びに該筆記具の製造方法を提供することにある。
上記課題を解決するための一手段は、軸筒と、該軸筒内に収容された芯タンクと、該芯タンク端側に接続された消しゴムホルダとを備え、前記消しゴムホルダの未装着状態にて前記芯タンクの後端側と軸筒内壁面との間に空間を有するシャープペンシルおいて、前記芯タンクの後端側に対向する前記消しゴムホルダ前端側に、前記芯タンクの後端側の外周面に対し環状に嵌り合う筒部を設け、該筒部の周壁に、前記芯タンクの後端側を径方向へ挿通可能な切欠部を設け、前記切欠部を構成する周方向端側の縁部と前記筒部の外周面とを凸曲面により接続し、前記芯タンクの後端側前記消しゴムホルダの前記切欠部を嵌め合せて、該消しゴムホルダを回転させた場合に、回転する前記凸曲面及び前記縁部が、前記軸筒の内周面と前記芯タンクの外周面との間に入り込んで、前記芯タンクの後端側が前記筒部の中心側へ寄せられるようにしたことを特徴とする。
本発明は、以上説明したように構成されているので、小径軸状部品と大径軸状部品との軸筒内における接続を容易に行うことができる。
本発明に係る筆記具用部品の接続構造を具備した筆記具の一例を示す半断面図である。 大径軸状部品の一例を示す側面図である。 同大径軸状部品を前方側から視た図である。 図2における(IV)-(IV)線に沿う断面図である。 図2における(V)-(V)線に沿う断面図である。 同筆記具の後端側断面図であり、(a)は大径軸状部品の未装着状態を示し、(b)は大径軸状部品の切欠部を小径軸状部品の後端側に嵌め合せた状態を示し、(c)は大径軸状部品を小径軸状部品に接続した状態を示す。 大径軸状部品と小径軸状部品の関係を示す要部断面図であり、(a)は大径軸状部品の切欠部を小径軸状部品の後端部に嵌め合せた状態を示し、(b)は前記状態の後に大径軸状部品を回転させた状態を示し、(c)は小径軸状部品が軸筒中心側へ寄せられた状態を示す。
本実施の形態の第一の特徴は、軸筒と、該軸筒内に収容された小径軸状部品と、該小径軸状部品の一端側に接続された大径軸状部品とを備え、大径軸状部品の未装着状態にて小径軸状部品の前記一端側と軸筒内壁面との間に空間を有する筆記具における筆記具用部品の接続構造において、小径軸状部品の前記一端側に対向する大径軸状部品の他端側に、小径軸状部品の前記一端側の外周面に対し環状に嵌り合う筒部を設け、該筒部の周壁に、小径軸状部品の前記一端側を径方向へ挿通可能な切欠部を設けてなり、小径軸状部品の前記一端側に大径軸状部品の前記切欠部を嵌め合せて、該大径軸状部品を回転させた場合に、小径軸状部品の前記一端側が、回転する前記切欠部における周方向の縁部に摺接されて前記筒部の中心側へ寄せられるようにした。
この構成によれば、小径軸状部品の前記一端側に大径軸状部品の前記切欠部を嵌め合せて、該大径軸状部品を回転させれば、小径軸状部品の前記一端側が前記筒部の中心側に寄せられるので、例えば、小径軸状部品の撓み等に起因して、該小径軸状部品の前記一端側が、軸筒内の中心に対し偏心している場合でも、該一端側の径方向位置を、大径軸状部品の回転により中心寄りに矯正することができ、ひいては、小径軸状部品と大径軸状部品との接続作業性を向上することができる。
なお、前記「小径軸状部品」は、軸筒内に収納された軸状の部品であればよく、この「小径軸状部品」には、例えば、シャープペンシル用の芯タンクや、ボールペン用リフィール、筒状のインクタンク、軸状に成形された中綿等を含む。
また、前記「大径軸状部品」には、前記小径軸状部品が芯タンクである場合に該芯タンクの後端側に嵌り合う消しゴムホルダや、該芯タンクの後端側に直接嵌め合せられるキャップ等を含む。
また、前記「小径軸状部品」及び前記「大径軸状部品」には、中実軸状の部品及び中空軸状の部品(換言すれば筒状部品)を含むが、少なくとも前記「大径軸状部品」の前記他端側には前記「筒部」が設けられる。
また、第二の特徴としては、前記筒部内における前記他端側に、小径軸状部品の前記一端側に対し遊びを有する状態で環状に嵌り合う遊嵌部が設けられるとともに、該遊嵌部の周壁に前記切欠部が配置され、前記筒部内における前記切欠部よりも奥側には、小径軸状部品の前記一端側に対し嵌り合う嵌合部が設けられている(図4参照)。
この構成によれば、小径軸状部品の前記一端側に大径軸状部品の前記切欠部を嵌め合せて、該大径軸状部品を回転させ、小径軸状部品の前記一端側を前記筒部の中心側に寄せた後、この小径軸状部品の前記一端側に対し前記嵌合部を圧接させて嵌め合せることができ、その接続作業性が良好である。
第三の特徴として、接続作業性及び嵌脱性をより向上するために、前記嵌合部は、前記筒部の内壁面から径内方向へ突出して小径軸状部品の外周面に圧接される突起である(図4及び図5参照)。
第四の特徴としては、前記小径軸状部品がシャープペンシル用の芯タンクであり、前記大径軸状部品が前記芯タンクの後端側に装着される消しゴムホルダである(図1参照)。
第五の特徴としては、前記筆記具用部品の接続構造を具備して筆記具を構成した(図1参照)。
第六の特徴としては、前記筆記具の製造方法であって、小径軸状部品の前記一端側に、大径軸状部品の前記切欠部を嵌め合せた後、前記大径軸状部品を回転させる工程を含む(図6及び図7参照)。
次に、上記特徴を有する好ましい実施例を、図面に基づいて詳細に説明する。
なお、本明細書中、「前方」とは、筆記具における筆記部(図示例によれば筆記芯2の先端部)を有する方向を意味し、「後方」とは、その逆方向を意味する。また、「径外方向」とは、筆記具の軸筒の径方向において中心部から離れる方向を意味し、「径内方向」とは、その逆方向を意味する。
図1は、本発明に係る筆記具用部品の接続構造を具備した筆記具の一例を示す。
この筆記具Aは、後端ノック部1のノック操作により軸筒10の前端から筆記芯2を繰出すようにしたシャープペンシルである。
この筆記具Aは、軸筒10内に、小径軸状部品20(芯タンク)と、該小径軸状部品20の後端側に接続された大径軸状部品30(消しゴムホルダ)とを備える。この筆記具Aによれば、大径軸状部品30の未装着状態(図6(a)参照)では、小径軸状部品20の後端側と軸筒10内壁面との間に空間sが形成され、小径軸状部品20の後端側は、該小径軸状部品20の撓みや該小径軸状部品20前端側の接続構造等に起因して、軸筒10内で径方向へ移動可能である。
なお、前記空間sは、小径軸状部品20の後端部側が軸筒10内壁面から離れている場合には、小径軸状部品20外周面と軸筒10内周面との間に全周にわたって連続する。また、径軸状部品20の後端側が前記撓み等により軸筒10内壁面に接触している場合には、前記空間sは周方向において前記接触部分により分断される。
軸筒10は、前軸や後軸等の単数又は複数の筒体から長尺筒状に構成される。
この軸筒10の前端側の把持部位には、弾性材料等からなる円筒状のグリップ3が装着される。また、軸筒10の後端側には、前端側を弾性的に開閉するクリップ部4が設けられる。
軸筒10内における小径軸状部品20(芯タンク)よりも前側には、後端ノック部1のノック操作に伴う小径軸状部品20の進退動作により該小径軸状部品20内の筆記芯2を前方へ繰り出す鉛芯繰出し機構5が設けられる。
また、軸筒10の前端側には、軸筒10内から前方へ突出するホルダー6を具備した鉛芯保護装置が設けられる。この鉛芯保護装置は、筆記芯2の突出部分に、筆圧等により軸筒径外方向の過剰な力が加わると、ホルダー6が、軸筒10前端に摺接して前進し、筆記芯の前側を覆って保護する。
なお、筆記具Aの他例としては、前記鉛芯保護装置を具備しないシャープペンシルであってもよい。
小径軸状部品20は、合成樹脂材料から長尺円筒状に形成された芯タンクである。この小径軸状部品20は、その前端側を、繰り出す鉛芯繰出し機構5の後端部に接続するとともに、後端開口部21を、軸筒10内の後端寄りに配置している。
この小径軸状部品20の後端部は、該小径軸状部品20の撓みや、該小径軸状部品20前端側の構造等に起因し、軸筒10の中心に対し偏心して位置する場合がある。
大径軸状部品30は、軸筒10内で小径軸状部品20に接続された状態で、その後端側を、軸筒10の後端部よりも後方へ突出させている。
この大径軸状部品30の前端側には、軸筒10内において小径軸状部品20の後端側部分に対し環状に嵌り合う略円筒状の筒部31が設けられる。
詳細に説明すれば、筒部31の前端側には、小径軸状部品20の後端側部分に対し遊びを有する状態で環状に嵌り合う遊嵌部31aが設けられ、該遊嵌部31aの周壁には切欠部31a1が設けられる。
そして、筒部31内における遊嵌部31aよりも奥側には、小径軸状部品20の後端側部分を後方へ導くガイド筒部31bが設けられ、該ガイド筒部31bよりも更に奥側には、小径軸状部品20に対し圧入嵌合される嵌合部31cが設けられている。
遊嵌部31aは、その内径面を小径軸状部品20の後端側外径よりも大きくした略円筒状に形成される。この遊嵌部31aは、小径軸状部品20の後端側に環状に嵌め合せられた際、小径軸状部品20の外周面との間に隙間を有する。
切欠部31a1は、遊嵌部31aの周壁に、前方へ開口する凹状に設けられる。この切欠部31a1は、遊嵌部31aの周方向に間隔を置いて複数設けられる。特に、図示した好ましい一例の切欠部31a1は、遊嵌部31aの中心点を基準にし、点対象に二つ設けられる。
各切欠部31a1を構成する周方向両端側の二つの縁部31a2,31a2は、図3に示すように、略平行な平面状に形成される。各縁部31a2と、遊嵌部31a外周面とが交わる角部は、R面取り状の凸曲面31a3により接続される。
そして、各切欠部31a1における両縁部31a2,31a2の間の幅w(図4参照)は、該切欠部31a1に対し、小径軸状部品20の後端側部分が、径方向へ通過可能なように、小径軸状部品20後端部の外径よりも若干大きい寸法に設定される。
また、遊嵌部31aの後端部は、縮径する面取り状の環状傾斜面31dを介してガイド筒部31bに接続されている(図4参照)。
ガイド筒部31bは、遊嵌部31aの内径よりも若干小さく、且つ小径軸状部品20の後端側外径よりも若干大きい内径に形成される。このガイド筒部31bは、大径軸状部品30が小径軸状部品20の後端側に環状に嵌め合せられる際に、小径軸状部品20の後端側外周面に近接又は摺接して、該小径軸状部品20を後方の嵌合部31cへ導く。
嵌合部31cは、ガイド筒部31bの後側で、該ガイド筒部31bの内壁面から径内方向へ突出する縦リブ状の突起であり、周方向に間隔を置いて複数(図示例によれば4つ)設けられる。これら複数の突起の径内方向の突端部により形成される仮想円の径d(図5参照)は、小径軸状部品20の後端側の外径よりも若干小さく設定される。したがって、前記複数の突起は、小径軸状部品20の外周に圧接される。
なお、図4中、符号31c1は、ガイド筒部31b内壁面を嵌合部31cの突端部に滑らかに接続するテーパ面である。このテーパ面31c1は、小径軸状部品20が嵌合部31cの突端側に乗り上がる際の抵抗を軽減する。
そして、筒部31内における嵌合部31cの奥側には、小径軸状部品20の後端部に当接するように、後端規制面31eが設けられる。
また、大径軸状部品30の最後端側には、略筒状の消しゴム装着部32が設けられ、その内部には、円筒状の消しゴム7が着脱交換可能に嵌合される。図4中の符号32aは、消しゴム7の外周面に圧接されて消しゴム7を保持する複数のリブである。
大径軸状部品30の後端側には、前記のようにして内周側に消しゴム7が装着され、また、外周側には有底円筒状の後端ノック部1が着脱可能に嵌合される。
次に、筆記具Aにおいて、小径軸状部品20に対し大径軸状部品30を接続する際の製造方法について、その特徴を詳細に説明する。
前提条件として、小径軸状部品20に対し大径軸状部品30が未装着の状態で、小径軸状部品20の後端部は、小径軸状部品20の撓み等に起因して、軸筒10中心に対し偏心しているものとする。例えば、図6に示す例では、小径軸状部品20の後端側が、図面上の奥側へ偏心しているものとする。
なお、筆記具Aの製造過程において、小径軸状部品20の後端部は、軸筒10中心に対し必ずしも偏心するものではなく、軸筒10の略中心に位置する場合もあり得る。
そして、小径軸状部品20の後端部に対し、大径軸状部品30を装着する際、図6(a)に示すように、先ず、大径軸状部品30の前端側が、軸筒10の後端開口部に挿入される。
次に、図6(b)に示すように、大径軸状部品30前端側の切欠部31a1が、小径軸状部品20の後端部に嵌め合せられる。この状態を、横断面上で説明すれば、図7(a)に示すように、小径軸状部品20の後端部が、軸筒10の中心部に対し偏心した位置で、大径軸状部品30前端の切欠部31a1内に位置する。
そして、前記状態において、大径軸状部品30を一方向(図7によれば反時計方向)へ回転させると、図7(a)(b)に示すように、切欠部31a1を形成する前記一方向側の縁部31a2が、小径軸状部品20の外周面に摺接し、小径軸状部品20が軸筒10中心側へ寄せられる。
大径軸状部品30を更に前記一方向へ回転させると、小径軸状部品20の後端部は更に軸筒10中心側へ寄せられ、図7(c)に示すように、筒部31の内径面よりも内側に入り込む。
そして、前記状態のまま、大径軸状部品30を軸筒10内へ更に押し込むと、小径軸状部品20の後端側が大径軸状部品30内へ挿入されてゆく。詳細に説明すれば、小径軸状部品20の後端側は、環状傾斜面31dに摺接してガイド筒部31b内へ進入し、該ガイド筒部31bに沿って後方へ移動し、テーパ面31c1に導かれて更に後方へ移動し、嵌合部31cの突端側に圧接されるとともに、筒部31内の後端規制面31eに当接する。
そして、大径軸状部品30後端側の内部には、消しゴム7が装着され、その外周面には、後端ノック部1が装着される。
よって、上記構成の筆記具用部品の接続構造によれば、軸筒10内において、小径軸状部品20の後端部が軸筒10中心部に対し偏心している場合であっても、小径軸状部品20の後端側に大径軸状部品30を接続する作業をスムーズに行うことができる。
なお、上記実施例によれば、小径軸状部品20を芯タンクとし、大径軸状部品30を消しゴムホルダとし、これら芯タンクと消しゴムホルダを接続する構造としたが、この接続構造は、シャープペンシルの軸筒10内において、芯タンクと消しゴムホルダ以外の軸状部品とを接続する構造や、消しゴムホルダと芯タンク以外の軸状部品とを接続する構造、芯タンクや消しゴムホルダ以外の軸状部品同士を接続する構造等に適用することが可能である。
また、上記実施例によれば、筆記具Aをシャープペンシルとし、該シャープペンシルの軸筒10内で軸状部品同士を接続する構造としたが、他例としては、筆記具Aをシャープペンシル以外の筆記具(具体的には、ボールペンやサインペン等)とし、例えば、尾栓とリフィールの後端部とを接続する構造や、尾栓と軸状の中綿の後端部とを接続する構造、軸状の中綿の前端部と軸筒内前端側の筒状部分とを接続する構造、軸状の中綿の前端部と先口とを接続する構造、その他の軸状部品同士を軸筒内で接続する構造等に適用することも可能である。
10:軸筒
20:小径軸状部品(芯タンク)
30:大径軸状部品(消しゴムホルダ)
31:筒部
31a:遊嵌部
31a1:切欠部
31a2:縁部
31b:ガイド筒部
31c:嵌合部
s:空間
A:筆記具

Claims (4)

  1. 軸筒と、該軸筒内に収容された芯タンクと、該芯タンクの後端側に接続された消しゴムホルダとを備え、前記消しゴムホルダの未装着状態にて前記芯タンクの後端側と軸筒内壁面との間に空間を有するシャープペンシルおいて、
    前記芯タンクの後端側に対向する前記消しゴムホルダの前端側に、前記芯タンクの後端側の外周面に対し環状に嵌り合う筒部を設け、該筒部の周壁に、前記芯タンクの後端側を径方向へ挿通可能な切欠部を設け、前記切欠部を構成する周方向端側の縁部と前記筒部の外周面とを凸曲面により接続し、
    前記芯タンクの後端側に前記消しゴムホルダの前記切欠部を嵌め合せて、該消しゴムホルダを回転させた場合に、回転する前記凸曲面及び前記縁部が、前記軸筒の内周面と前記芯タンクの外周面との間に入り込んで、前記芯タンクの後端側が前記筒部の中心側へ寄せられるようにしたことを特徴とするシャープペンシル。
  2. 前記凸曲面、及び前記凸曲面に接続された前記筒部の外周面が、前記軸筒の内周面から径方向内側へ離れるように設けられていることを特徴とする請求項1記載のシャープペンシル。
  3. 前記筒部内における端側に、前記芯タンクの後端側に対し遊びを有する状態で環状に嵌り合う遊嵌部が設けられるとともに、該遊嵌部の周壁に前記切欠部が配置され、
    前記筒部内における前記切欠部よりも後側には、前記芯タンクの後端側に対し嵌り合う嵌合部が設けられ、
    前記嵌合部は、前記筒部の内壁面から径内方向へ突出して前記芯タンクの外周面に圧接される縦リブ状の突起であることを特徴とする請求項1又は2記載のシャープペンシル。
  4. 前記芯タンクの後端側に、前記消しゴムホルダの前記切欠部を嵌め合せた後、前記消しゴムホルダを回転させる工程を含むことを特徴とする請求項1乃至3記載のシャープペンシルの製造方法。
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