JP2013220602A - 筆記具 - Google Patents

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Abstract

【課題】十分な摺動性能を確保しつつ、筆記時における筆記部のガタを発生させないので快適な筆記を得ることができる複式の筆記具を提供する。
【解決手段】軸筒10に対し前後方向に摺動して該軸筒10の開口部10aから筆記体16の筆記部12を繰り出す筆記具であり、筆記体16の先端部外周に環状部材14を配設し、筆記部12が出没する軸筒10先端の開口部10a周辺の内側面10bに、環状部材14が当接し、当接する部分の内面が略球面状に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノック式ボールペン等の軸筒内に筆記体を収容する筆記具に関する。
従来からある筆記具においては、筆記部と軸筒との組立性を確保し、また、ノック式筆記具においては摺動性を確保する必要があることから、筆記部と軸筒との間に僅かながら隙間が形成されている。
しかしながら、筆記部と軸筒との間に隙間があることで筆記時には筆記部がガタついてしまい快適な筆記を得ることができない。
そこで下記特許文献による解決方法が挙げられる。
実開平5−85683号公報(特許文献1)では、筆記部先端に外周部に凹溝を設けてOリングを嵌着して設けた筆記先端部の振れ防止装置が開示されている。
また、実開平5−93884号公報(特許文献2)では、軸筒の先端内に設けた係止段部にOリング(弾性リング)を係合した振れ防止装置が開示されている。
実開平5−85683号公報 実開平5−93884号公報
しかしながら、前述の2件の特許文献に記載される技術は共に、O(オー)リングを軸筒に固定させることによる筆記部の保持を行うものであるが、一般的にはゴム材料により、筆記しても撓んで隙間が生じたり、筆記部を繰り出した後、収納する際にOリングの表面の凝着エネルギーによりボールペンチップに食いついたりするので、スムーズな収納ができないという問題がある。
本発明は、斯かる実情に鑑み、十分な摺動性能を確保しつつ、筆記時における筆記部のガタを発生させないので快適な筆記を得ることができる。
本発明は、軸筒に対し筆記体が前後方向に摺動して該軸筒の開口部から該筆記体の筆記部を繰り出す筆記具において、
筆記体の外周に環状部材を配設し、筆記部が出没する軸筒先端の開口部周辺の内側面に、環状部材が当接することで、筆記体のガタが発生しないことを特徴とする筆記具である。
また、軸筒先端の開口部周辺の内側面は、環状部材先端が当接し、当接する部分が略球面状に形成されていることを特徴とする筆記具である。
また、環状部材の当接部の表面は、平面(斜面)状でもよいが、球面状に形成されていることが好適である。
なお、軸筒先端の開口部周辺の内側面は、環状部材の表面と密着する形状に形成されていることが好適である。
さらに、環状部材は筆記体と同一材料で構成又は筆記体自体となり一体で構成されてもよい。
また、本発明においては、環状部材と筆記体のインク収容管との間にスプリングを配設して、該環状部材を先方に向けて付勢したことが好適である。
本発明においては、複式筆記具であることが好適である。
本発明の筆記具によれば、筆記体外周に環状部材を配設し、筆記部が出没する軸筒先端の開口部周辺の内側面に、環状部材が当接することで、十分な摺動性能を確保しつつ、筆記時における筆記部のガタを発生させないので快適な筆記を得ることができる。
また、軸筒先端の開口部周辺の内側面は、環状部材先端が当接し、当接する部分が略球面状に形成されているので、十分な摺動性能を確保しつつ、筆記時における筆記部のガタを発生させないので快適な筆記を得ることができる。
特に筆記部を繰り出した際、複式筆記具の場合、特有の筆記リフィールの曲がりがあるので、環状部材の先端面を略球面状にすることで軸筒先端部(口金等)内面との密着性を向上させることができる。
更に環状部材の後方にスプリングを配設することで環状部材の摺動が可能となり、筆記部を繰り出した際及び筆記中においてペン先が後方に移動した際でも環状部材は口金と密着しているのでペン先の固定性を向上させることができる。
なお、単式の出没式筆記具でも適用できるが、特に複式の出没式筆記具でも有効である。また、出没式筆記具でなくとも、出没しないキャップ式筆記具でも利用可能であるが、特に出没式筆記具で有効である。更に、筆記体は本例ではボールペンとなっているが、シャープペンシル、マーキングペンや、消しゴム、熱変色インク用の消去具等でも有効である。
本発明の実施形態に係る筆記具の非ノック時の説明図で、(a)が断面図、(b)が側面図である。 本発明の実施形態に係る筆記具のノック時の説明図で、(a)が断面図、(b)が側面図である。 図1の筆記具のノック時の説明図で、(a)が断面図、(b)がBで示す筆記部先端の拡大図である。 図1の筆記具の筆記体の説明図で、(a)が先方向きの斜視図、(b)が側面図、(c)が断面図、(d)が後方向きの斜視図である。 図1の筆記具の先軸の説明図で、(a)が先方向きの斜視図、(b)が先方から見た図、(c)が側面図、(d)が縦断面図、(e)が後方向きの斜視図、(f)が後方から見た図である。 図1の筆記具の環状体の説明図で、(a)が先方向きの斜視図、(b)が先方から見た図、(c)が側面図、(d)が縦断面図、(e)が後方向きの斜視図、(f)が後方から見た図である。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は実施形態に係る筆記具の説明図、図1が非ノック時、図2、図3がノック時の状態を示す。この筆記具は、複数のリフィールを選択的にノックできる複式筆記具に係るものである。
実施形態の筆記具では、軸筒10に対し前後方向に摺動して該軸筒10の開口部10aから筆記部12を繰り出すものである。
筆記部12の先端部外周に環状部材14を配設し、筆記部12が出没する軸筒10先端の開口部10a周辺の内側面10bは、少なくとも、環状部材14先端が当たる部分の内面が球面状に形成されている。
また、環状部材14は、図3、図6に示すように、概略円筒状であって、先端面14aが球面に沿った面取りがされた、ポリアセタール、ポリプロピレン等の樹脂材料からなるものである。
前記筆記部12は、筆記体16の先端に設けられたものであり、複式筆記具では、筆記体16のリフィールにはボールペンまたはシャープペンシル等各種を用いることができる。図2〜図3では、ボールペンの筆記体16が突出している状態を示している。
ボールペンリフィールである筆記体16は、図4に示すように、筆記チップである筆記部12先端に筆記ボールが抱持され、インク収容管18の先端部内に筆記部12が嵌着・固定されている。なお、図1等では、他の筆記体16のリフィールには、他の色のボールペンやシャープペンシルを用いた場合を示している。
前記軸筒10の先部の先軸22を後部の後軸24と螺着して結合している。先軸22は外面がラバー等のゴム弾性材でおおわれている。また、後軸24内には筆記体16を繰り出しボタン26aのノック操作によって繰り出す繰り出し機構26が設けられるが、繰り出し機構26は周知のものを各種用いることができる。図1、図2において符号28はクリップである。
筆記部12の先端の外周に先方が拡径する段部12aが形成されていて、その段部12aを取り囲みかつ係止するように環状部材14が設けられている。筆記部12の外周には、環状部材14とインク収容管18との間にスプリング20を配設して、該環状部材14の平坦な後端面がスプリング20の受け面となり、このスプリング20が該環状部材14を先方に向けて付勢している。また、図6に示すように、環状部材14は先端面14aが球面に沿った面取りがされており、内周部が後端側で内側に突出した内段部14bが形成されている。
繰り出し機構26を繰り出し操作して、上記の筆記体16を軸筒10の開口部10aから突出させると、環状部材14の先端面14aが軸筒10の内側面10bに当たる。環状部材14がスプリング20で先方向きに押圧されているので、スプリング20の弾発力によって該環状部材14が内側面10bに密着した状態で移動が制止される。それと共に、筆記部12が移動を続け、環状部材14の内段部14bが筆記部12の段部12aから離れる(図2参照)。環状部材14がポリアセタール、ポリプロピレン等の樹脂材料からなるので、筆記時に筆記部12を軸筒10先端に緊密に保持し、ガタつきなく良好な書き味を得ることができる。
実施形態の筆記具によれば、筆記部12外周に環状部材14を配設し、筆記部12が出没する軸筒10先端の開口部10a周辺の内側面10bは、環状部材14の先端(先端面14a)が当たる部分が球面状に形成されているので、十分な摺動性能を確保しつつ、筆記時における筆記部12のガタを発生させないので快適な筆記を得ることができる。
なお、軸筒10の内側面10bや環状部材14の先端面14aは球面に沿った形状が好適であるが、必ずしも球面形状でなくても、環状部材14が軸筒内に密接する形状であれば各種形状を選択できる。例えば、内側面10bと先端面14aとの当たる部分を曲線状またはテーパ状等とする等、適宜の面取りで対応してもよい。
特に筆記部12を繰り出した際、複式筆記具の場合、特有の筆記リフィールの曲がりがあるので、環状部材14の先端面14aを球面にすることで軸筒10先端部(口金等)との密着性を向上させることができる。
更に環状部材14の後方にスプリング20を配設することで環状部材14の摺動が可能となり、より筆記部12を繰り出した際の軸筒10先端部(口金等)との密着性を向上させることができる。
本発明の筆記具は、単式の出没式筆記具でも適用できるが、特に複式の出没式筆記具でも有効である。また、出没式筆記具でなくとも、出没しないキャップ式筆記具でも利用可能であるが、特に出没式筆記具で有効である。更に、筆記体は本例ではボールペンとなっているが、シャープペンシル、マーキングペンや、消しゴム、熱変色インク用の消去具等でも有効である。
10 軸筒
10a 開口部
10b 内側面
12 筆記部
12a 段部
14 環状部材
14a 先端面
14b 内段部
16 筆記体
18 インク収容管
20 スプリング
22 軸筒の先軸
24 軸筒の後軸
24 環状部材
26 繰り出し機構
26a ボタン
28 クリップ

Claims (4)

  1. 軸筒に対し筆記体が前後方向に摺動して該軸筒の開口部から該筆記体の筆記部を繰り出す筆記具において、
    筆記体の外周に環状部材を配設し、筆記部が出没する軸筒先端の開口部周辺の内側面に、環状部材が当接することで、筆記体のガタが発生しないことを特徴とする筆記具。
  2. 軸筒に対し筆記体が前後方向に摺動して該軸筒の開口部から該筆記体の筆記部を繰り出す筆記具において、
    筆記体の外周に環状部材を配設し、筆記部が出没する軸筒先端の開口部周辺の内側面に、環状部材が当接し、当接する部分が略球面状に形成されていることを特徴とする筆記具。
  3. 環状部材と筆記体のインク収容管との間にスプリングを配設して、該環状部材を先方に向けて付勢したことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具。
  4. 複式筆記具であることを特徴とする請求項1から3いずれか1項に記載の筆記具。
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