JP2015055747A - 画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法 - Google Patents

画像形成装置、制御装置およびそれらの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】トナー載り量に応じた定着温度の調節を適切に行う。
【解決手段】入力画像データに基づき記録媒体に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置において、入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを判定する判定手段と、入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出手段と、判定手段により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成手段と、1以上の入力画像データそれぞれに対して導出手段により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定手段と、決定手段で決定した出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を制御する制御手段と、を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、電子写真方式により形成されたトナー画像の熱定着の制御に関するものである。
画像データから求めたトナー載り量に応じて、定着器の定着温度を制御する技術がある。特許文献1では、入力された画像データが写真画像か文字画像かを判定し、写真画像を定着する場合、文字画像を定着する場合よりも定着器の定着温度を高くする方法が開示されている。特許文献1では、画像データのトナー載り量に応じて定着温度を調節することにより、定着器の消費電力の低減を図ることができる。
また、画像形成装置においては、出力する紙の枚数を節約するためのページ集約機能を持っている。ページ集約とは、複数ページの画像を1枚の紙上に印刷する事(Nin1又はN−up印刷ともいう)である。例えば、A4サイズの画像を2つ並べて、A3サイズの紙上に画像を形成したり、A4サイズの画像を1/2サイズに縮小し、2ページ分の画像を1枚のA4サイズの紙上に画像を形成する事である。
特開2000−242107号公報
しかしながら、ページ集約を行う場合、トナー載り量は、ページ集約を行う対象となる複数ページ分の画像それぞれに対して行われることになる。そのため、トナー載り量の異なる複数ページのページ集約を行う場合、上述のトナー載り量に応じた定着温度の調節が適切に行われないことになる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ページ集約を行う場合においても、トナー載り量に応じた定着温度の調節を適切に行うことを可能とする技術を提供することを目的としている。
上述の問題点を解決するため、本発明に係る画像処理装置は以下の構成を備える。すなわち、入力画像データに基づき記録媒体に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置において、入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを判定する判定手段と、前記入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出手段と、前記判定手段により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、前記記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成手段と、前記1以上の入力画像データそれぞれに対して前記導出手段により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、前記出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定手段と、前記決定手段で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を制御する制御手段と、を有する。
本発明によれば、トナー載り量に応じた定着温度の調節を適切に行うことのできる技術を提供することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置101を含むシステム構成を示す図である。 タンデム方式のカラー画像形成装置の断面図である。 画像形成装置の構成のブロック図である。 画像形成装置におけるトナー載り量検知方法を説明する図である。 トナー載り量と定着温度の関係を示す図である。 コントローラ部における画像処理を説明するフローチャートである。 定着温度制御を説明するフローチャートである。 画像形成装置の印刷時の定着温度制御の一例を示す図である。 画像形成装置の定着温度算出制御を示すフローチャートである。 出力画像データの生成、及び、載り量情報の算出方法の概念図である。 載り量検知部の消費電力低減制御のフローチャートである。
以下に、図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を詳しく説明する。なお、以下の実施の形態はあくまで例示であり、本発明の範囲を限定する趣旨のものではない。
(第1実施形態)
本発明に係る画像形成装置の第1実施形態として、タンデム方式のカラー画像形成装置を例に挙げて以下に説明する。
<システム構成>
図1は、第1実施形態に係る電子写真方式の画像形成装置101を含むシステム構成を示す図である。
画像形成装置101は、各種入力データを処理し、用紙などの印刷媒体上に画像形成を行って印刷物を出力する装置である。また、プリントサーバー102はネットワークを介して画像形成装置101と接続されている、クライアントPC103とクライアントPC104は、プリントサーバー102と同様にネットワークを介して画像形成装置101と接続されている。
図2は、タンデム方式のカラー画像形成装置101の断面図である。タンデム方式のカラー画像形成装置101では、中間転写体28を介してトナー像を記録媒体11に転写することで画像形成を行う。
帯電部は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の色毎に、感光体22Y、22M、22C、22Kと、それぞれの感光体を帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える。
感光体22Y、22M,22C、22Kは、駆動モータ40Y、40M、40C、40Kの駆動力が伝達されて回転する。図2においては、各駆動モータは、感光体22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計回り方向に回転させる。
露光部は、スキャナ部24Y、24M、24C、24Kを使用して、感光体22Y、22M、22C、22Kに感光光を照射し、感光体22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光する。これにより、各感光体上に静電潜像を形成する。
現像部は、各感光体上の静電潜像を可視化するために、Y、M、C、Kの色毎に現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える。各現像器には、スリーブ26YS,26MS,26CS,26KSが設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
転写部は、感光体22から中間転写体28へ単色トナー像を転写する。図2においては、中間転写体28は時計周り方向に回転する。そして感光体22Y、22M、22C、22Kとその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kの回転に伴って、単色トナー像を中間転写体28に順次転写する。これを一次転写という。なお、一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に、感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体28上に転写することができる。
また、転写部は、単色トナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29まで搬送する。さらに、用紙などの記録媒体11を給紙トレイから二次転写ローラ29へ狭持搬送し、記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像を転写する。このとき、二次転写ローラ29に適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で記録媒体11に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着部は、記録媒体11に転写された多色トナー像を記録媒体11に溶融定着させる機能部である。このために、定着部は、記録媒体11を加熱する定着ローラ32と記録媒体11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体11に定着させる。
なお、定着部には不図示の温度センサが取り付けられており、定着に十分な温度が確認されたとき、初めて定着動作が行われるように制御される。その後、トナー定着後の記録媒体11は、図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出され画像形成動作は終了する。
クリーニング部30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングする。中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体11に転写した後に残った廃トナーは、クリーニングにより記録媒体11から除去され、クリーナ容器に蓄えられる。
<画像形成装置の構成>
図3は、画像形成装置101の構成のブロック図である。画像形成装置101は大きくコントローラ部301とプリント部302に分けられる。コントローラ部301は、外部機器からの印刷データを受け付け、プリント部302に提供する画像データ(ラスターイメージデータ)を生成する機能部である。プリント部302は、コントローラ部301から受け付けた画像データに基づいて用紙などの記録媒体上に画像を形成する機能部である。
コントローラ部301及びプリント部302は、それぞれ、プログラムを実行するためのCPU、ROM、RAMを有する。それぞれのCPUは、ROM内に格納された初期プログラムに従って、メインプログラムをROMより読み出し、RAMに記憶する。RAMはプログラム格納用や、ワーク用のメインメモリとして使用される。
画像生成部309は、外部機器である不図示のコンピュータ装置等から受信する印刷データ(印刷ジョブ)に基づいて、印刷処理が可能なラスターイメージデータを生成する。ラスターイメージデータは、RGBデータおよび各画素のデータ属性を示す属性データを含む。なお、画像生成部309は、画像形成装置101自体に設置された読取部(スキャナ)で読み取った画像データを扱う構成としても良い。ここでいう読取部とは、CCD(Chaerged Couple Device)読取部であっても良いしCIS(Contact Image Sensor)読取部であってもよい。また、読み取った画像データに対して、所定の画像処理を行う処理部を併せて設けるように構成しても良い。さらに、画像形成装置101自体に設ける構成とせず、図示しないインターフェースを介して、外部の読取部から画像データを受け取るように構成しても良い。
変倍処理部323は、RGBもしくはCMYKで表現された画像データの変倍処理を行う。色変換処理部310は、RGBデータをトナー色にあわせてCMYK変換し、CMYKデータと属性データを生成する。この段階での画像データはCMYKのトナー量を示したデータになっており、画素単位に値として例えば0〜255(8bit値)で表現される。例えば、各色の値が全て”0”であればトナー未使用を示し、値が大きくなるにつれて濃度は濃くなり、”255”で最大の濃さを意味する。
トナー載り量検知部311は、色変換処理部310で生成されたCMYKデータに対して、トナー載り量の検知(導出)を行う。トナー載り量検知の具体的な方法に関しては図4を用いて後述する。トナー載り量検知部311は、トナー載り量検知が終了したCMYKデータと属性データをハーフトーン処理部312へ送る。また、トナー載り量検知部311は、処理した画像データのトナー載り量検知が終了した時点で、処理した画像データのトナー載り量情報を対応する画像データと関連付けて保持する。保持したトナー載り量情報は、CPU304により読み出しが行われる。CPU304は、読み出したトナー載り量情報を元に、定着に必要な最低温度を算出する。定着するために必要な最低温度の算出方法については図5を用いて後述する。
ハーフトーン処理部312は、トナー載り量検知部311から出力されるCMYK各色のデータに対しハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理部の具体的な構成としては、スクリーン処理によるもの、あるいは誤差拡散処理によるものがある。スクリーン処理は、所定の複数のディザマトリクスおよび入力される画像データ用いて、N値化するものである。また、誤差拡散処理は、入力画像データを所定の閾値と比較することにより、N値化を行い、その際の入力画像データと閾値との差分を以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
プリンタ通信IF部313とコントローラ通信IF部321は、コントローラ部301とプリント部302間で通信を行うためのIF部である。ここで通信される情報としては、印刷する画像データ(ラスターイメージデータ)のほか、各種制御信号や、定着に必要な最低温度情報等がある。定着温度制御部319は、コントローラ部301から受信する温度情報(例えば、定着に必要な最低温度情報)を基に、定着器320の温度制御を行う。
<トナー載り量の検知>
図4は、画像形成装置101におけるトナー載り量検知方法を説明する図である。なお、以下の説明では、トナー載り量は、単位面積あたりのトナーの重量の最大値を100%としたときの割合(単位は%)で表されるものとする。画素単位の各色において、値”255”はトナー載り量の100%に対応し、CMYKの各色のトナー載り量を足し合わせた値がその画素のトナー載り量を表す。
例えば、最大値(100%)を2色重ねた場合は、その画素のトナー載り量は200%となる。なお、各色毎に階調性を持っているため、各色において0〜100%の間の値を取りうる。例えば、フルカラー印刷モードでCMYKの4色トナーをフルに利用した画像の場合は最大トナー載り量が多くなる。一方、例えば、K単色のモノクロ画像の場合は、最大トナー載り量はより少なくなる。
トナー載り量検知部311は、色変換処理部310で生成されたCMYKデータ(ラスターイメージデータ)を受信すると、必要なトナー載り量を画素ごとに算出する。図4(a)はトナー載り量検知部311が処理する画像データの一部を表している。401で示される最小単位が1画素を表し、402は3×3画素単位の画素ブロックを表している。また、図4(a)においてそれぞれの画素内に示した数値は、トナー載り量検知部311により検知した画素ごとのトナー載り量を表している。
トナー載り量検知部311は、3×3画素の画素ブロックを単位として、画素ブロック内のトナー載り量の平均値を算出する。ここで、画素ブロック内の平均値を算出するのは、一般に画像を定着するために必要な温度は1画素単位のトナー載り量ではなく、一定範囲内のトナー量に依存することが多いためである。そのため、ここでは画素ブロック内の平均値を算出しているが、画素ブロック内の最小値、最大値を使用する構成であっても良い。なお、図4(b)は、図4(a)に対して画素ブロックごとのトナー載り量の平均を算出したものであり、画素ブロック内に記載した数値は当該画素ブロックのトナー載り量の平均値を表している。
トナー載り量検知部311は、処理した画素ブロック内のトナー載り量の平均値算出が終了した段階で、処理した画像データ内の全ての画素ブロック中で最大の値を有するトナー載り量を、対象ページのトナー載り量情報として保持する。
<トナー載り量に基づく定着温度決定>
前述したように、トナー載り量とは画像上の単位面積あたりのトナー量のことを意味している。定着不良なくトナーを記録媒体上に定着させるために、定着器の温度を、対象ページ中におけるトナー載り量の最大値の画素(あるいは画素ブロック)が確実に定着できる定着温度に設定する必要がある。印刷する画像データにより最大トナー載り量が異なるため、定着に必要な温度も画像データごとに異なる。具体的には、最大トナー載り量が大きいほど必要温度も高くなる。
図5は、トナー載り量と定着温度の関係を示す図である。横軸はトナー載り量を表しており、縦軸は定着に必要な温度を示している。例えば、トナー載り量検知部による検知結果が200%の場合、定着に必要な最低温度はT1となり、検知結果が100%の場合、T5が対象ページ定着に必要な最低温度となることが読み取れる。
印刷ページ中に現れる最大トナー載り量を定着可能な温度まで上がっていれば、画像全体で定着不良等の問題が起る事はない。そのため、前述したトナー載り量検知部により検知したトナー載り量情報を元に、出力するページの定着に必要な最低温度を求めることが可能になる。
なお、図5のグラフで示される関係(関係データ)は定着器の温度制御で用いられるため、例えばルックアップテーブル(LUT)の形で記憶部307やRAM306等に記憶しておくとよい。
<画像形成装置の動作>
図6は、コントローラ部301における画像処理を説明するフローチャートである。特に、第1実施形態に特徴的なトナー載り量検知の処理順序を説明する。図6のフローはCPU304が制御プログラムを実行することにより、また、画像処理部308を動作させることにより実現される。
ステップS601では、画像生成部309は、印刷データからラスターイメージデータを生成する。上述のように、ラスターイメージデータとして、RGBデータおよび各画素のデータ属性を示す属性データが画素毎に出力される。
ステップS602では、変倍処理部323は、必要に応じて画像の変倍処理を行う。ここで、必要に応じてとは、例えば、N個(Nは2以上の整数)の入力画像データを1つの記録媒体の一方の面に印刷するNin1などによりページ集約を行う場合など、画像サイズの変更が必要な場合を意味する。
ステップS603では、色変換処理部310は、RGBデータをトナー色にあわせてCMYK変換し、CMYKデータと属性データを生成する。
ステップS604では、ハーフトーン処理部312は、スクリーン処理あるいは誤差拡散処理による手法により、CMYKデータに対してハーフトーン処理(N値化)を施す。
ステップS605では、載り量検知部311は、CMYKデータに基づいてトナー載り量の検知を行う。この処理はS604のハーフトーン処理と並行して実行しても良い。なお、ここでトナー載り量検知を行う理由としては、ハーフトーン画像に対しトナー載り量検知を行う場合よりも、コントーン画像であるCMYKデータに対しトナー載り量検知を行った場合の方が、トナーの載り量を精度良く算出できるためである。もちろん、ハーフトーン後の画像に対しトナー載り量を算出する構成としてもよい。
また、ここでは、トナー載り量検知は、YMCK全色見る手法を取っているため、ハーフトーン処理後にトナー載り量検知を行うと、一度分離したYMCKをそろえる必要がある。ハードウェアでトナー載り量検知を行う場合、分離したYMCKを読み出すハードウェアや、YMCKをそろえるためのバッファが追加で必要になる。そのため、ここでは、ステップS605の位置でトナー載り量検知を行う構成としている。
ステップS606では、CPU304は、ステップS604でハーフトーン処理した結果をRAM306に一次蓄積するスプール処理を行う。なお、ページ集約等のレイアウト処理を実行する場合は、ステップS606において、レイアウト後の1以上の画像の位置を考慮し、RAM306上に画像データを格納していく。例えば、4in1のページ集約を行う場合には、ステップS601からステップS605の処理を4回繰り返し、レイアウト後の画像の位置を考慮し、RAM306上に画像データをスプールする。
ステップS607では、CPU304は、プリンタ通信IF部313及び通信ライン303を介してプリント部302に画像データ(ハーフトーン処理後の画像データ)を送信する。
<検知されたトナー載り量に基づく定着温調制御>
図7は、第1実施形態に係る画像形成装置101におけるトナー載り量検知結果を用いた定着温度の制御処理について説明する。図7(a)は、コントローラ部301のCPU304の制御のもと実行される処理を示し、図7(b)はプリント部302のCPU315の制御のもと実行される処理を示している。なお、図7に示すフローチャートの説明における「ページ」とは、用紙などの記録媒体1ページに対応する画像データの序数を意味する。つまり、ページ集約などのレイアウトが行われる場合は、レイアウト後の画像データを1ページとしてあつかっている。
まず、コントローラ部301のCPU304の制御に基づき実行する処理について図7(a)を参照して説明する。
ステップS701では、CPU304は、外部から印刷ジョブが入力(受付)されると印刷処理を開始する。なお、画像形成装置101においては、生産性を落とさずに効率的に定着器の温度制御を行うため、数ページ後に定着するページのトナー載り量を先行して検知し、定着器に予めトナー載り量を通知する。
ここでは説明の簡単にするため、画像形成装置101では、現在定着しているページに対し、4ページ後に定着するページのトナー載り量を事前に検知し、定着器に通知するものとして説明する。また、印刷開始直後に関しては、トナー載り量を検知してから定着器の温度を制御した場合、ユーザーからの印刷指示にただちに反応できず、生産性が落ちてしまう。そのため、ここでは印刷開始4ページまではページ毎の定着温度制御は行わず、画像形成装置101において可能性のある最大トナー載り量を定着可能な定着温度で定着を行い、印刷開始5ページ目の画像データからページ毎の温調制御をするものとする。
ステップS702では、CPU304は、画像処理するページが温調制御開始するNページ目(ここでは5ページ目)以降であるか否かの判断を行う。ステップS702において画像処理するページが温調制御を開始する5ページ目以降であった場合、ステップS703に進む。
ステップS703では、CPU304は、出力する対象ページを定着するために必要な最低温度を算出する。ステップS703の詳細な制御フローについては、図8を用いて後述する。
ステップS704では、CPU304は、ステップS703で決定した、対象ページを印刷するために必要な最低温度をプリンタ通信IF部313を通してプリント部302のCPU315に通知する。
ステップS705では、CPU304は、次に出力するページがあるかどうかを判断し、次のページがあればステップS703からの処理を繰り返す。
次に、プリント部302のCPU315の制御に基づき実行する処理について図7(b)を参照して説明する。
ステップS721では、CPU315は、コントローラ部301からの印刷指示を待つ。コントローラ部301部からの印刷指示があった場合、ステップS722に進む。
ステップS722では、CPU315は、生産性を落とさずに最初の4ページを印刷するために定着温度制御部319は定着器の温度を最大トナー量の定着が可能な温度Tmaxに制御し、印刷を開始する。
ステップS723では、CPU315は、コントローラ部301から対象ページの定着に必要な最低温度の受信を待ち受ける。ステップS723でシステムコントローラから定着温度を受信した場合、ステップS724に進む。なお、ここで受信する定着温度は現在定着を行っているページに対し、4ページ後に定着するページを定着するために必要な定着温度である。
ステップS724では、定着温度制御部319は、すでに通知されている4ページ後までのトナー載り量情報から、最大の温度のページを制御目標ページとして決定する。
ステップS725では、定着温度制御部319は、現在の定着温度と、ステップS724で決定した制御目標ページの定着温度とを考慮し、定着器の温度を制御する。具体的には、制御目標ページの印刷実行(定着実行)までに定着器の温度を目標の温度に到達させるため、必要であれば定着器の温度を上げる。一方、目標温度に対し、定着温度を下げることが可能であれば温度を下げる制御を行う。
ステップS726では、CPU315は、ページ終了かの判断を行い、ページが終了していなければステップS723からの処理を繰り返す。
図8は、画像形成装置の印刷時の定着温度制御の一例を示す図である。横軸は印刷ページ数を表しており、縦軸はそのページを定着する際の定着温度を表している。なお、ページ数の下にそれぞれのページにおけるトナー載り量を示している。図8では、14ページ分のデータを受信し、5ページ目〜14ページ目のトナー載り量が200%、それ以外のページのトナー載り量が100%の場合の例を示している。なお、ここでは、画像形成装置101において、トナー載り量と定着に必要な最低温度との関係は図5に示した通りである。すなわち、トナー載り量200%の画像を定着するために必要な温度はT1であり、トナー載り量100%の画像を定着するために必要な温度はT5(ただし、T5<T1)であるとする。
上述のように、1ページ目から4ページ目に関しては、生産性を落とさないため、ページ毎の定着温度制御は行わず、最大温度T1で定着を行う。5ページ目から定着温度制御を行うため、5ページ目のトナー載り量は1ページ目を定着中に検知を行う。
5ページ目を定着する際に、4ページ後のページ即ち9ページ目のトナー載り量検知し、定着に必要な最低温度を定着温度制御部319に通知する。ここでは目標温度はT5を通知する。5ページ目を定着する際にトナー載り量検知が完了しているのは4ページ先、つまり9ページ目までの画像データである。そして、6ページ目から9ページ目のデータのトナー載り量は全て100%であり、目標温度はT5となる。そのため、現在の温度T1から定着温度を下げることが可能であると判断する。そこで、定着温度制御部319は、6ページ目の定着処理時から定着器の温度を下げる制御を行う。
一方、10ページ目の定着の際に、14ページ目のトナー載り量を検知し、定着可能な最低温度を定着温度制御部319に通知する。14ページ目のトナー載り量が200%であり、14ページ目を印刷するためには定着温度がT1である必要がある。そして、14ページ目に温度T1とするためには11ページ目から温度を上げる必要がある。そこで、定着温度制御部319は、11ページ目の定着処理時から定着器の温度を上げる制御を行う。
以上のような制御を行うことによって、生産性を落とすことなくトナー載り量に応じた定着器の温調制御が可能となり、電力消費を低減することができる。
<最低定着温度の算出制御>
図9は、画像形成装置における定着温度算出制御(S703)の詳細を説明するフローチャートである。図9のフローチャートはCPU304の制御のもと実行される処理である。
ステップS901では、CPU304は、印刷する画像がどのようなレイアウトで画像形成されるかを判定する。詳細には、最終的に1ページの画像を用紙などの記録媒体上に印刷出力する場合に、入力画像何ページ分を記録媒体1ページの画像内に収めるかを判定する。例えば、入力される1ページ分の画像をそのまま1ページの画像として出力するのか、ページ集約等を行う事により、複数の入力画像を1ページ内に収めるよう処理するのかを判定する。例えば、印刷ジョブに含まれるレイアウト情報において、4in1印刷が指定されていることを検出することにより判定される。
ステップS902では、CPU304は、ステップS901で判定した結果を元に、最終的に出力するページの最低定着温度を決定するため、何ページ分の入力画像の載り量検知結果を参照するかを決定する。例えば、ステップS901で判定した結果が4in1であれば、最終的に出力する画像データを印刷するために必要な最低定着温度を算出するためには、4ページ分の入力画像に対する載り量検知結果が必要であると決定する。
ステップS903では、CPU304は、入力画像に対応するトナー載り量検知結果を、トナー載り量検知部311から読み出し管理する。
ステップS904では、CPU304は、ステップS902で決定した枚数に到達したかを判断する。到達していなければ、ステップS903に戻り、次の入力画像に対する載り量検知結果を取得する。ステップS904で到達した場合は、ステップS905に進む。
ステップS905では、CPU304は、ステップS903で読み出し管理している入力画像に対する載り量検知結果のうち、最もトナー載り量の多い入力ページの載り量結果を最終的に出力する画像のトナー載り量情報として決定する。
ステップS906では、CPU304は、ステップS905で決定したトナー載り量情報を元に、出力する画像を定着するために必要な最低温度を算出する。算出方法は、図5を参照して説明した通りである。
図10は、出力画像データの生成、及び、載り量情報の算出方法の概念図である。以下の説明では、4ページの入力画像をそれぞれ1/4の面積に縮小し、1ページの出力画像にレイアウトし出力する4in1印刷の場合を例に説明する。
図10(a)は、図6(S601)で生成され、1枚の記録媒体に4in1印刷されることになる4個の入力画像を示している。図10(b)は、図6(S606)でRAM306にスプールされ、レイアウトも終了した1個の出力画像を示している。図10(a)の1ページ目から4ページ目までの入力画像を順次生成しレイアウト処理しハーフトーン処理を実行することで、図10(b)に示す出力画像が生成される。
出力画像を生成するのと同時に、ステップS605で、各入力画像に対する載り量検知が行われている。一方で、出力画像に対するトナー載り量を算出するため、CPU304は、図7(a)に示す定着温度制御と、図9に示す定着温度算出制御を実行する。図9に示す定着温度制御により、ここでは4in1のページ集約処理を行うため、図10に示す4個の入力画像に対し、各ページのトナー載り量検知結果をCPU304は取得し管理する。各ページのトナー載り量検知結果は、図10(b)に示している通りである。ここでは、1ページ目の入力画像のトナー載り量検知結果は100[%]である。同様に2ページ目は180[%]、3ページ目は150[%]、4ページ目は100[%]である。CPU304は、図9(S905)において、4ページのうち最もトナー載り量の多い2ページ目の180[%]を出力画像に対応するトナー載り量として決定する。そして、CPU304は、図9(S906)において、出力画像に対する定着温度を、図5に示す算出方法により算出し決定する。
以上説明したとおり第1実施形態によれば、トナー載り量に応じた定着温度の調節を適切に行うことが可能となる。特に、ページ集約を行う場合において、複数の入力画像に対するそれぞれのトナー載り量の最大値を出力画像のトナー載り量として用いることにより、より適切な定着温度の調節を行うことが可能となる。そして、当該制御により、出力する画像データの画像を保証しつつ、消費電力をより低減することが可能となる。
(第2実施形態)
第2実施形態においては、両面印刷を考慮したトナー載り量の決定方法について説明する。画像形成装置における定着温度算出制御は第1実施形態(図9)とほぼ同様であるため、異なる部分のみ説明する。
ステップS901では、CPU304は、印刷する画像がどのようなレイアウトで画像形成されるかを判定する。ここでは、レイアウト判定に、1つの記録媒体の両方の面に印刷する両面印刷かの判定も含める。
ステップS902では、CPU304は、最終的に出力するページの最低定着温度を決定するため、何ページ分の入力画像の載り量検知結果を参照するかを決定する。第1実施形態と異なる点として、表面と裏面の出力画像を生成するために必要な入力画像のページ数を参照すると決定する。
例えば、1in1の両面印刷の場合には、出力画像を生成するために、合計2ページ分(表面に1ページ、裏面に1ページ)の入力画像に対する載り量検知結果が必要と決定する。また、4in1の両面印刷の場合には、出力画像を生成するために、合計8ページ分(表面に4ページ、裏面に4ページ)の入力画像に対する載り量検知結果が必要と決定する。ステップS903及びステップS904のフローについては、第1実施形態と同様の処理を実行する。
ステップS905で、CPU304は、ステップS903で読み出し管理している入力画像に対する載り量検知結果のうち、最も載り量の多い入力ページの載り量を最終的に出力する表面及び裏面の画像のトナー載り量情報として決定する。
ステップS906で、CPU304は、ステップS905で決定したトナー載り量情報を元に、出力する表面及び裏面の画像を定着するために必要な最低温度を算出する。つまり、両面印刷時には、同一の記録媒体の表面と裏面に対して同じ定着温度となるよう制御する。
上述の制御を行うことで、表面と裏面の紙の切り替え時間が短い画像形成装置において、消費電力を低減しつつより高速な印刷出力を行うことが可能となる。つまり、表面と裏面との間で定着温度の変化が起きないように制御を行うことで、表面に対する定着処理後すぐに裏面に対する定着処理を行うことが可能となる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、載り量検知部における消費電力低減制御について説明する。図11は、載り量検知部の消費電力低減制御のフローチャートである。具体的には、図9のステップS903とステップS904の間で実行される処理である。
ステップS1101では、CPU304は、載り量検知部311で検知した載り量検知結果が、所定の閾値を超えているかを判断する。所定の閾値の設定については後述する。閾値を超えない場合は、そのままステップS1101に留まり、閾値を超える場合は、ステップS1102に移行する。ここで、載り量検知部311は、予め指定された順、例えばページ順にトナー載り量を検知するよう構成されているものとする。
ステップS1102では、CPU304は、載り量検知部311の処理を停止する。ここで処理を停止するとは、載り量検知部311の動作を止めるよう制御することであり、例えば、載り量検知部311に入力されるクロック信号を止めることにより実現される。
上述の所定の閾値は、例えば、図5におけるトナー載り量が200[%]に対応する。つまり、定着器で制御可能な最大定着温度が必要かをステップS1101では判断している。例えば、ページ集約により4in1で出力画像を生成する場合に、入力画像の2ページ目でトナー載り量検知結果が200[%]であったとする。このような場合、後続する3ページ目と4ページ目のトナー載り量の検知は不要であり、直ちに、出力画像に対する最低定着温度をT1として決定する事ができる。
上述のようにトナー載り量検知を省略する制御を行うことで、載り量検知部311における不要な検知を低減することが出来、それにより更なる消費電力低減を実現することが可能となる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (10)

  1. 入力画像データに基づき記録媒体に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置であって、
    入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを判定する判定手段と、
    前記入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出手段と、
    前記判定手段により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、前記記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成手段と、
    前記1以上の入力画像データそれぞれに対して前記導出手段により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、前記出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. トナー載り量と定着温度との関係を示す関係データを記憶する記憶手段を更に有し
    前記制御手段は、前記関係データと前記決定手段で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量とに基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度の制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記判定手段は、前記入力画像データと共に入力されるレイアウト情報に基づいて該入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを判定する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記判定手段は、N個(Nは2以上の整数)の入力画像データを1つの記録媒体の一方の面に印刷するNin1のレイアウトを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、1つの記録媒体の両方の面に印刷する両面印刷のレイアウトを判定する
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記導出手段は、前記1以上の入力画像データに対して予め指定された順にトナー載り量を導出するよう構成され、
    前記決定手段は、前記導出手段が前記1以上の入力画像データに対してトナー載り量を導出している間に該導出手段により前記画像形成装置で使用されうる最大のトナー載り量が導出された場合、後続する入力画像データに対するトナー載り量の導出を省略するよう制御する
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 電子写真方式の画像形成装置を制御する制御装置であって、
    入力画像データと該入力画像データに対するレイアウト情報とを受け付ける受付手段と、
    入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを前記レイアウト情報に基づいて判定する判定手段と、
    前記入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出手段と、
    前記判定手段により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、前記記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成手段と、
    前記1以上の入力画像データそれぞれに対して前記導出手段により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、前記出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定手段と、
    前記決定手段で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を決定する温度決定手段と、
    前記出力画像データと前記温度決定手段に決定された前記定着温度とを前記画像形成装置に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする制御装置。
  8. 入力画像データに基づき記録媒体に対して画像形成を行う電子写真方式の画像形成装置の制御方法であって、
    入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを判定する判定工程と、
    前記入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出工程と、
    前記判定工程により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、前記記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成工程と、
    前記1以上の入力画像データそれぞれに対して前記導出工程により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、前記出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定工程と、
    前記決定工程で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を制御する制御工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  9. 電子写真方式の画像形成装置を制御する制御装置の制御方法であって、
    入力画像データと該入力画像データに対するレイアウト情報とを受け付ける受付工程と、
    入力画像データの記録媒体におけるレイアウトを前記レイアウト情報に基づいて判定する判定工程と、
    前記入力画像データに対するトナー載り量を導出する導出工程と、
    前記判定工程により判定されたレイアウトに基づいて、記録媒体に形成されることになる1以上の入力画像データを決定し、前記記録媒体への画像形成に使用される出力画像データを生成する生成工程と、
    前記1以上の入力画像データそれぞれに対して前記導出工程により導出されたトナー載り量のうち最大のトナー載り量を、前記出力画像データに対するトナー載り量として決定する決定工程と、
    前記決定工程で決定した前記出力画像データに対するトナー載り量に基づいて、前記出力画像データに基づきトナー像が形成された記録媒体に対する定着処理を行う際の定着温度を決定する温度決定工程と、
    前記出力画像データと前記温度決定工程に決定された前記定着温度とを前記画像形成装置に出力する出力工程と、
    を有することを特徴とする制御装置の制御方法。
  10. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
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