JP2011085947A - 印刷装置及び印刷システム - Google Patents

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禎也 岡本
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Abstract

【課題】そのまま印刷を行うとリサイクル不可能となってしまう印刷剤付着量が多い画像データによる印刷に対して、リサイクルの可能性を考慮して印刷することができる。
【解決手段】印刷される画像データに基づく印刷剤の全体付着量(片面付着率DO)が、S103において、所定の閾値(25%)を超えると判断される場合に、S106において、制御手段によって印刷剤の全体付着量を低減させる処理が実行される。
【選択図】 図4

Description

本発明は、入力される印刷データに応じて記録紙に印刷がなされる印刷装置及び印刷システムに関し、特に出力される記録紙のリサイクルを考慮した印刷を実行可能な印刷装置及び印刷システムに関する。
近年、印刷がなされた記録紙は、リサイクル処理により再生紙として再利用されている。印刷がなされた記録紙をリサイクルする場合に、記録紙に多量の印刷剤が付着していると、再生される記録紙全体に印刷剤が拡散するため、再生される記録紙の質を低下させてしまう問題があった。
そこで、記録紙毎の面積に対する印刷剤の付着率を算出し、算出された付着率からリサイクルに関する情報を記録紙に表示させる技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−51555号公報
しかしながら、上述の技術では、印刷がなされた記録紙がリサイクルされる際、リサイクル不可能な程に印刷剤が付着した記録紙は、リサイクル不可能なままであり、リサイクルされていなかった。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、そのまま印刷を行うとリサイクル不可能となってしまう印刷剤(トナー)の付着量が多い印刷データによる印刷に対して、リサイクルの可能性が考慮された印刷がなされる印刷装置及び印刷システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1記載の印刷装置は、印刷指令に応じて、感光体を帯電し、前記帯電された感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像にトナーを供給することでトナー画像を形成し、前記トナー画像を記録紙に転写することで画像を印刷する印刷手段を備える印刷装置であって、入力される印刷データに基づき、印刷される前記記録紙に付着する前記トナーの付着面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記記録紙に印刷する前記トナーによって形成されるドット1つあたりのドット付着量を低減することで、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記感光体を帯電するための帯電器の出力電圧の調整、前記静電潜像を形成するためのスキャナ部の光量の制御、前記静電潜像に前記トナーを供給するための現像バイアスの調整、の少なくとも一つを実行することで、前記ドット1つあたりの前記ドット付着量を低減することを特徴とする。
また、請求項2記載の印刷装置は、前記判断手段が、前記印刷データに基づき前記付着面積を算出する算出手段を備えることを特徴とする。
また、請求項3記載の印刷装置は、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記制御手段が、前記記録紙に印刷する前記ドットの数を減らす処理を実行することを特徴とする。
また、請求項4記載の印刷装置は、前記印刷手段が、複数頁印刷指令に応じて1枚の前記記録紙に複数頁の前記印刷データを印刷する複数頁印刷手段を有し、前記制御手段が、前記複数頁印刷指令に応じて画像の印刷を行う際、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、1枚の前記記録紙に印刷する前記印刷データの頁数を減らす処理を実行することを特徴とする。
また、請求項5記載の印刷装置は、前記印刷手段が、片面印刷指令に応じて前記記録紙の片側の面に画像を印刷する片面印刷手段と、両面印刷指令に応じて前記記録紙の両側の面に画像を印刷する両面印刷手段とを有し、前記制御手段が、前記両面印刷指令に応じて画像の印刷を行う際、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記片面印刷手段によって画像を印刷する処理を実行することを特徴とする。
また、請求項6記載の印刷装置は、使用者により前記閾値を設定することが可能な設定手段を備えることを特徴とする。
また、請求項7記載の印刷装置は、複数頁にわたる前記印刷データを印刷する際、前記判断手段が、複数の頁それぞれについて前記トナーの前記付着面積が前記閾値を超えるか否かを判断し、前記制御手段が、その判断に基づいて、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行することを特徴とする。
また、請求項8記載の印刷装置は、前記制御手段が、使用者により前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行するか否かを選択することが可能な選択手段を備えることを特徴とする。
また、請求項9記載の印刷システムは、印刷データを形成する上位装置と、該印刷データに基づいて、感光体を帯電し、前記帯電された感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像にトナーを供給することでトナー画像を形成し、前記トナー画像を記録紙に転写することで画像を印刷する下位装置とから成る印刷システムであって、前記印刷データに基づき、印刷される前記記録紙に付着する前記トナーの付着面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行する制御手段と、を備え、前記制御手段が、前記感光体を帯電するための帯電器の出力電圧の調整、前記静電潜像を形成するためのスキャナ部の光量の制御、前記静電潜像に前記トナーを供給するための現像バイアスの調整、の少なくとも一つを実行することで、前記ドット1つあたりの前記ドット付着量を低減することを特徴とする印刷システム。
請求項1又は請求項2記載の発明によれば、記録紙に画像が印刷される際、判断手段によって印刷される印刷データに基づくトナーの付着面積が所定の閾値を超えると判断される場合に、制御手段によってトナーの付着面積を低減させる処理が実行される。よって、そのまま印刷されるとリサイクル不可能になってしまう程、トナーの全体付着量が多い印刷データに基づく印刷に対して、トナーの全体付着量を低減させることにより、リサイクルの可能性を考慮して印刷を実行することができる。
また、制御手段によってトナーのドット1つあたりのドット付着量を低減させる処理が実行されるため、印刷された画像のドットの数が変わらないので、画像の品質をあまり落とすことなく印刷を実行することができる。
請求項3記載の発明によれば、制御手段によってトナーのドットの数を減らす処理が実行されるため、画像が形成される際、ドットを形成するか否かの判断が制御されれば良く、シンプルな制御を行うことが可能である。
請求項4記載の発明によれば、制御手段によって1枚の記録紙に印刷される複数の印刷データの頁数が減らされる処理が実行されることで、対象の印刷データの頁が印刷されるか否かの判断が制御されれば良く、シンプルな制御を行うことが可能である。
請求項5記載の発明によれば、記録紙の両面にわたって印刷されるはずであった2頁分の印刷データが、1頁分のみ記録紙の片面に印刷されることで、簡易な制御によって記録紙に付着されるトナーの全体付着量が低減される。
請求項6記載の発明によれば、使用者により閾値を設定されることが可能であることで、様々な素材で生成されている記録紙に対して、これらの記録紙のリサイクルされる為に決められた閾値に設定が可能であり、様々な素材で生成されている記録紙に対してリサイクルの可能性を考慮して印刷を実行することができる。
請求項7記載の発明によれば、複数頁の印刷データに対して処理を実行させるか否かが制御されることで、印刷されるそれぞれの記録紙に対して、リサイクルの可能性を考慮して印刷を実行することができる。
請求項8記載の発明によれば、使用者の意思によってトナーの付着面積を低減させる処理が実行されるか否かを選択させることが可能である。
請求項9記載の発明によれば、判断手段、及び制御手段が印刷装置以外の装置に備えられることで、印刷装置の構成が簡略化される。
本発明の一実施形態におけるプリンタの概略構成を示す側断面図である。 本発明の一実施形態におけるプリンタの制御ブロック図である。 印刷モード及び印刷方法の判断処理を示したフローチャートである。 片面印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。 両面印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。 片面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。 両面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。 両面印刷指令によって、片面印刷が行われる際の印刷イメージ例である。 Nin1印刷指令によって、X頁の画像データの印刷が行われる際の印刷イメージ例である。
次に本発明の一実施形態について図1から図9を参照して説明する。
<印刷装置の全体構成>
図1は、本発明が適用された印刷装置及び下位装置の一例としてのプリンタ1の概略構成を示す側断面図である。説明の便宜上、図中左右方向にX軸を取り、図中上下方向にY軸を取っている。尚、本発明における印刷装置はプリンタに限定されない。よって、本発明は、コピー機、複合機等、広く知られている印刷装置に適用可能である。
プリンタ1は、パソコンやサーバ等の後述する上位装置55(図2参照)、或いは、デジタルカメラやUSBメモリ等の後述する外部記憶装置56(図2参照)から受信された画像データに基づいて記録紙2に印刷するものである。また、プリンタ1と上位装置55によって、本発明の印刷システムが構成される。
プリンタ1は、本体3を備え、本体3の底部(−Y側)には給紙トレイ4が備えられており、給紙トレイ4には、記録紙2が積層されて収容されている。本体3内には、給紙トレイ4から取り出した記録紙2を本体3の外部(排紙トレイ8)へ搬送させる第1の搬送路5が設けられており、第1の搬送路5上には、上流側から順に、印刷部6、定着部7がそれぞれ配置されている。本体3の上側(+Y側)には排紙トレイ8が形成されており、印刷された記録紙2は第1の搬送路5において搬送され、排紙トレイ8上に排出される。
第1の搬送路5には、記録紙2を搬送させるために、給紙ローラ9と、レジストローラ10と、排紙ローラ11が配置されている。これら給紙ローラ9と、レジストローラ10と、排紙ローラ11により、第1の搬送手段が構成され、また、第1の搬送路5(又は第1の搬送手段)、印刷部6、定着部7、さらに後述するCPU51(図2参照)、後述するROM52(図2参照)、後述するRAM53(図2参照)により、本発明の片面印刷手段、及び複数頁印刷手段、及び印刷手段が構成される。また、これら給紙ローラ9と、レジストローラ10と、排紙ローラ11には、モータM(図2参照)が連結され、駆動力を得て回転される。
給紙手段としての給紙ローラ9は、給紙トレイ4の前端(+X側)に配置されており、給紙トレイ4に収容される記録紙2をピックアップしてレジストローラ10へ送り出す。レジストローラ10は、印刷部6の上流側に配置され、記録紙2の斜行を補正して印刷部6へ送り出す。尚、第1の搬送路5において、給紙トレイ4、給紙ローラ9、及びレジストローラ10により、給紙部が構成される。
排紙手段としての排紙ローラ11は、印刷部6の下流側に配置され、記録紙2を排紙トレイ8に排紙する。尚、第1の搬送路5において、排紙ローラ11、及び排紙トレイ8により、排紙部が構成される。
印刷部6は、帯電器12と、感光ドラム13と、スキャナ部14と、トナーカートリッジ15と、トナー16と、転写ローラ17とによって構成されており、入力される画像データに基づいて記録紙2上に画像を形成する。尚、本実施形態では印刷剤としてトナー16が使用されているが、本発明はそれに限定されるものではなく、インクジェットプリンタにおいては、インク等の他の印刷剤であってもよい。
帯電器12は感光ドラム13の近傍に配置されており、帯電器12によって帯電された感光ドラム13の表面に、スキャナ部14からレーザが照射されて静電潜像が形成される。感光ドラム13は、トナーカートリッジ15からトナー16が供給され、感光ドラム13上の静電潜像が可視化(以下、「トナー画像」と呼称する)される。感光ドラム13には、転写ローラ17が対向配置されており、レジストローラ10から感光ドラム13と転写ローラ17との間に搬送されてきた記録紙2に、感光ドラム13と転写ローラ17によってトナー画像が転写される。
感光ドラム13の下流側には、定着部7が配置され、記録紙2に転写された画像を熱定着させる。
本体3内の下部(−Y側)には、第1の搬送路5と給紙トレイ4との間に位置して、両面印刷のための第2の搬送路18が設けられている。第2の搬送路18には記録紙2が搬送されるために、中継ローラ19が配置されている。中継ローラ19は、モータM(図2参照)が連結され、駆動力を得て回転駆動され、第2の搬送手段を構成し、片面印刷手段と、第2の搬送路18(又は第2の搬送手段)とにより本発明の両面印刷手段、及び複数頁印刷手段、及び印刷手段が構成される。
第2の搬送路18は、その前端(+X側)が、給紙ローラ9とレジストローラ10の間における第1の搬送路5の給紙部側と合流している。一方、その後端(―X側)が、定着部7と排紙ローラ11の間における第1の搬送路5の排紙部側と合流している。更に、排紙ローラ11の上流側には、排紙センサ20が設けられ、第2の搬送路18の上流側(−X側)には、反転給紙センサ21が設けられている。
また、プリンタ1には入力手段としての操作部59(図2参照)、及び表示手段としての表示部60(図2参照)が備えられ、使用者とのインターフェイスの役割を果たす。
プリンタ1は、上記構成とすることで、給紙トレイ4からの記録紙2の片面のみに印刷をする片面印刷に加えて、記録紙2の両面に印刷をする両面印刷が可能となる。
尚、本実施形態のプリンタ1は、トナーカートリッジ15が1つしか設置されておらず、単色のトナー16による印刷しかできないが、本発明はそれに限定されない。よって、印刷部6にトナーカートリッジ15が複数構成され、複数のカラーのトナー16での印刷(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー16による印刷)が可能なプリンタにも適用可能である。
<印刷工程>
ここで、図1を参照して片面印刷、両面印刷の印刷工程をそれぞれ説明する。
始めに片面印刷の際の印刷工程を説明する。
後述する制御装置50(図2参照)が上位装置55より片面印刷指令を受け取ると、記録紙2が、給紙トレイ4から給紙ローラ9によってピックアップされ、レジストローラ10へ送り出される。次に、レジストローラ10によって、記録紙2が印刷部6へ送り出される。さらに、印刷部6によってトナー画像が記録紙2に転写され、記録紙2上に画像が印刷される。その後、定着部7において、記録紙2上の画像は、熱定着により記録紙2に定着される。熱定着後、記録紙2は排紙ローラ11によって、印刷面側がフェイスダウンで排紙トレイ8上に排紙される。
尚、後述する両面印刷工程では画像データの印刷される順番が変更されているが、片面印刷工程の場合は、画像データの1頁目から順に記録紙2に印刷される。
次に両面印刷の際の印刷工程を説明する。
後述する制御装置50(図2参照)が上位装置55より両面印刷指令を受け取ると、上述した片面印刷工程によって表面に画像が印刷される。定着部7によって記録紙2が熱定着をされた後、記録紙2は第1の搬送路5の下流に搬送されるが、排紙センサ20により記録紙2の後端が検出されると、排紙ローラ11が逆回転し、記録紙2は第1の搬送路5の下流側から上流側へと逆送される。そして、記録紙2は、それ自身の弾性力により第1の搬送路5に戻らず、第2の搬送路18を通って中継ローラ19により給紙側(+X側)に搬送される。
この時、反転給紙センサ21により記録紙2の後端が検出されると、排紙ローラ11の回転方向が再度逆に回転され始める。第2の搬送路18を通って第1の搬送路5の給紙部側へ搬送された記録紙2は、印刷されていない裏面側に、印刷部6によって画像が印刷され、その裏面側がフェイスダウン(記録紙2に最初に画像が形成された表面側は、フェイスアップとなる)で排紙トレイ8上に排出される。
尚、両面印刷における記録紙2は、画像データの1頁目がフェイスダウンになる様に画像が印刷される。よって、1枚の記録紙2に画像が印刷される順番は、始めに画像データの2頁目(偶数頁目)が記録紙2の表面側に印刷され、その後画像データの1頁目(奇数頁目)が記録紙2の裏面側に印刷される。
<制御ブロック構成>
図2は、プリンタ1の制御ブロック図である。
プリンタ1は、本発明の制御手段、及び判断手段の一例である制御部50によって制御される。制御部50は、周知のコンピュータであって、CPU51にROM52と、RAM53とが接続されている。プリンタ1の様々な駆動が制御されるための印刷プログラムが、ROM52によって記憶されており、RAM53によって、処理結果等は一時的に記憶される。また、CPU51によって、ROM52に記憶された印刷プログラムが実行される。尚、ROM52には、印刷プログラムとして、通常印刷プログラム、リサイクル印刷プログラムが記憶されている。
CPU51は、印刷部6、定着部7、モータMがそれぞれ接続されている。これにより、印刷部6と、定着部7と、モータMの駆動は、CPU51によって制御される。さらに、モータMには、給紙ローラ9、レジストローラ10、排紙ローラ11、中継ローラ19がそれぞれ不図示のギアを介して連結されているため、これら各ローラの駆動はCPU51によって制御される。
また、CPU51には、上位装置55と、外部記憶装置56とが、それぞれネットワークI/F61と、外部記憶装置I/F62を介して、着脱自在に接続されている。画像データは上位装置55又は、外部記憶装置56によってCPU51に送信される。
尚、CPU51と上位装置55との接続形式は、ネットワークI/F61を介した形式に限定されるものではなく、プリンタポート(USBポートやRS232Cポート等)が使用される直接接続形式や、無線LANが使用されるネットワーク接続形式でもよい。
さらに、上位装置55はプリンタドライバを介し、CPU51に対し印刷指令を送ることができる。印刷指令は、印刷データと共に送信されることでプリンタ1に印刷を実行させ、印刷データは、X頁分の画像データと、印刷モードを指定する印刷モードデータと、印刷方法を指定する印刷方法データとを含むものである。
ここで、印刷モードデータとは、後述する通常印刷モード、又は後述するリサイクル印刷モードのどちらかを選択するデータである。また、印刷方法データとは、記録紙2の片面に印刷が行われる片面印刷、又は記録紙2の両面に印刷が行われる両面印刷のどちらかの選択と、後述するNin1印刷をするか否かの選択を指定する、データである。
また、ROM52には、付着率算出プログラムが記憶されている。受信された画像データを基に、CPU51によってビットマップデータが生成される。生成されたビットマップデータに基づいて、付着率算出プログラムにより、印刷されるドット数Cが算出され、記録紙2に付着するトナー付着面積Tが導出される。導出されたトナー付着面積Tと記録紙2の面積Pに基づき、記録紙2におけるトナー16の付着率DがD=T/P*100(%)により算出される。
さらに、CPU51、ROM52、RAM53により構成される、本発明の算出手段によって、ドット数Cや付着率Dから、使用されるトナー16の全体付着量QPを算出させることも可能である。尚、本実施形態ではトナー16の付着率Dを用いて制御が実行されているが、ドット数Cや全体付着量QPを用いて制御が実行される形態でもよい。
また、ROM52には、付着量制御プログラムも記憶されている。付着量制御プログラムによりトナー16の現像バイアスが調整されることで、感光ドラム13に付着するトナー16のドット付着量QDが調整され、記録紙2に付着するトナー16の全体付着量QP(ドット1つあたりのトナー16のドット付着量QD)が調整される。
尚、本実施形態では付着量制御プログラムによる全体付着量QPの制御を上述の方法としたが、付着量制御プログラムによる制御はこの方法に限定されない。
他の付着量制御プログラムの例として、帯電器12の出力電圧が調整されることで、感光体ドラム13の帯電量が調整され、感光体ドラム13に付着されるトナー16のドット付着量QDが調整され、記録紙2に付着するトナー16の全体付着量QP(ドット1つあたりのトナー16のドット付着量QD)が調整される方法が挙げられる。
さらに、全体付着量QPが調整される方法としては、スキャナ部14のレーザの強度(光量)が制御されることにより、感光ドラム13の表面の電位が調整され、それによりドット1つあたりのトナー16のドット付着量QDが制御されることで、記録紙2に付着されるトナー16の全体付着量QPを調整される方法がある。
また、画像データを基に生成されるビットマップデータのビットが間引かれる(マスクが掛けられる)処理をされることで、印刷される画像データのドット数Cが制御される方法もある。
さらには、上記の方法を複数組み合わせて、ドット1つあたりのトナー16のドット付着量QDとトナー16のドット数Cが制御されることで、記録紙2に付着されるトナー16の全体付着量QPが調整されても良い。
また、CPU51には、操作部59と、表示部60とが接続され、プリンタ1により印刷指令が入力される際の、使用者とのインターフェイスの機能を果たす。操作部59による印刷指令の入力は、既に画像データが上位装置55又は外部記憶装置56によって送信され、RAM53に記憶されている状態に実行されるものである。よって、使用者により操作部59を介し、上述した印刷モードデータと、印刷方法データが入力され、印刷が実行される。
すなわち、印刷モードや印刷方法の指定は上位装置55にのみ行われるものに限定されず、例えば上位装置55からは画像データのみを受信し、印刷モードや印刷方法の指定はプリンタ1の操作部59、及び表示部60によって指定されてもよいし、画像データを記憶した外部記憶装置56にあらかじめ印刷モードや印刷方法が記憶されていてもよい。
さらに、CPU51には、排紙センサ20と、反転給紙センサ21が接続されている。排紙センサ20及び、反転給紙センサ21によって、記録紙2の搬送状況が検知され、検知された搬送状況に応じて、CPU51によって排紙ローラ11の回転方向が制御される。
尚、本実施形態における制御ブロック構成では、付着率算出プログラムや印刷量制御プログラムはプリンタ1のROM52によって記憶され、制御手段、判断手段、算出手段はそれぞれプリンタ1に配置されているが、本実施形態の印刷システムの構成はこれに限定されない。付着率算出プログラムや印刷量制御プログラムが上位装置55に記憶されても良いし、制御手段、判断手段、算出手段がそれぞれ上位装置55に配置されていても良し、これら制御手段、判断手段、算出手段が、プリンタ1及び上位装置55に、それぞれ分かれて配置されていても良い。
また、本実施形態では、付着率Dの算出や全体付着量QPの制御の際、単色のトナー16に対して制御されている。しかしながら、単色トナー16だけでなく、カラーのトナー16(例えば、イエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー16)に対する算出や制御でもよい。この場合、それぞれのカラーのトナー16に対して、それぞれ付着率Dの算出や全体付着量QPの制御が実行されることで、より細かなリサイクルの仕分けが可能となる。
<動作説明>
次に、本実施形態におけるプリンタ1の動作について図3から図7に示すフローチャート、及び図8、図9に示す印刷イメージ例を参照して説明する。図3から図7は一つのフローチャートであり、制御部50(CPU51)によって実行される。
〔印刷モード及び印刷方法の判断処理〕
図3は、CPU51によって実行される、印刷モード及び印刷方法の判断処理を示したフローチャートである。まずは、印刷モード及び印刷方法の判断処理について、図3を参照して説明する。
始めに、上位装置55から、印刷データがCPU51に送信されることで印刷指令が実行されるか、外部記憶装置56からの画像データがCPU51へ送信された後、上位装置55又は操作部59から印刷指令が実行されると、CPU51によって印刷プログラムが実行される。
図3に示す様に、まずステップ1(以下、「S1」と略記する)において、印刷モードデータがリサイクル印刷モードデータであるか否かが判断される。リサイクル印刷モードとは、プリンタ1によって記録紙2に印刷が実行される際、リサイクル印刷プログラムによって印刷が実行される印刷モードのことである。
ここでリサイクル印刷モードデータが選択されていないと判断される場合(S1:No)、S2において、CPU51により通常印刷プログラムが実行され、通常印刷モードによって、記録紙2に印刷が行われる。ここで通常印刷モードとは、プリンタ1によって画像データと方法データの設定に応じて印刷が行われることであり、リサイクルの可能性は配慮されない。
一方、リサイクル印刷モードデータが選択されていると判断される場合(S1:Yes)、S3において、印刷方法データがNin1印刷データであるか否かが判断される。
ここでNin1印刷とは、1枚の記録紙2の片面側に、N頁分の縮小された画像データが配置されるように配置領域が形成され、その配置領域にX頁分(X≦N)の画像データが配置され印刷されることである。例えば、Nが8、Xが6と定められる(N=8、X=6)と、Nin1印刷(8in1印刷)によって、記録紙2の片面に8頁分の画像を配置することが可能な配置領域が形成され、その配置領域に6頁分の画像が印刷される。
また、後述する片面印刷データか両面印刷データかの判断と組み合わせることにより、Nin1印刷を記録紙2の片面のみに行われる片面Nin1印刷と、Nin1印刷を記録紙2の両面に行われる両面Nin1印刷が可能である。
Nin1印刷データが指定されていないと判断される場合(S3:No)、次に、S4において、印刷方法データが両面印刷データであるか否かが判断される。ここで、両面印刷データが指定されていないと判断される場合(S4:No)、印刷方法データが、片面印刷データであると判断される(図4に示す処理に移行する)。
一方、S4において、両面印刷データが指定されていると判断される場合(S4:Yes)、印刷方法データが、両面印刷データであると判断される(図5に示す処理に移行する)。
また、S3において、Nin1印刷データが指定されていると判断される場合(S3:Yes)、S5において、S4と同様に、印刷方法データが両面印刷データであるか否かが判断される。ここで、両面印刷データが指定されていないと判断される場合(S5:No)、印刷方法データが、片面Nin1印刷データであると判断される(図6に示す処理に移行する)。
一方、S5において、両面印刷データが指定されていると判断される場合(S5:Yes)、印刷方法データが、両面Nin1印刷データであると判断される(図7に示す処理に移行する)。
すなわち上述の処理により、印刷指令に対し、印刷モード及び印刷方法が判断される。
〔リサイクルモードにおける片面印刷処理〕
図4は、CPU51によって実行される、片面印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。片面印刷におけるリサイクル印刷プログラムの処理について、図3及び図4を参照して説明する。
図3のS3及びS4において、Nin1印刷データが指定されていないと判断され(S3:No)、両面印刷データが指定されていないと判断される場合(S4:No)、図4のS101において、RAM53に画像データが1頁分蓄えられる。
次に、S102において、記録紙2の片面に付着される1頁分のトナー付着面積Tと記録紙2の面積Pとを比較して、付着率算出プログラムにより片面印刷におけるトナー16の片面付着率DOが算出される。
トナー付着面積Tとは、画像データにより生成されるビットマップデータのドット数Cによって導出される、トナー16が記録紙2に付着する面積のことである。よってトナー付着面積Tと記録紙2の面積Pによって、片面付着率DOは、DO=T/P*100(%)により求められる。求められた片面付着率DOはRAM53に記憶され、以後の処理で用いられる。尚、記録紙2の面積Pは、記録紙2の用紙サイズに基づいて求められる。
さらに、S103において、S102で算出された片面付着率DOが25%以上であるか否かが判断される。本実施形態では、付着率Dの閾値を25%としている。これは印刷がなされた記録紙2の付着率Dが25%未満の場合に、再生紙としてリサイクル可能である旨の基準が、リサイクル業者から提示されていることが前提とされている。
尚、本実施形態では、付着率Dの閾値が25%と定められているが、リサイクル可能であるとされる基準が異なれば、付着率Dと比較される数値(付着率Dの閾値)もそれに応じて変更されるべきであるということはいうまでもない。また、付着率Dの閾値は上位装置55又はプリンタ1の操作部59(本発明の設定手段に相当)を介して、使用者によって適切な値に設定されてもよい。
ここで、片面付着率DOがDO<25%と判断される場合(S103:No)、記録紙2が通常に印刷されてもリサイクル可能であると判断されたことになり、図3のS2において、CPU51により通常印刷プログラムが実行され、通常印刷モードによって、片面印刷手段により、記録紙2の片面に印刷が行われる。
一方、S102で算出された片面付着率DOがDO≧25%と判断される場合(S103:Yes)、S104において、トナー16の付着率を再算出される処理が、RAM53上でCPU51により行われる。
S104において仮に、減少率Rを30%と設定すると、片面付着率DOが減少する。ここで、減少率Rとは、付着量制御プログラムの実行によって記録紙2に付着するトナー16の減少する割合を示す値である。再算出される新しい片面付着率をDORと置くと、DOR=DO*0.7(0.7=1−30/100)(%)となる。
次に、S105において、再算出された新しい片面付着率DORが、25%以上であるか否かが判断される。ここで、DOR<25%と判断される場合(S105:No)、S106において、付着量制御プログラムによりトナー16の全体付着量QPが低減された状態で、片面印刷手段により、記録紙2の片面に印刷が行われる。これにより、そのまま印刷を行うとリサイクル不可能となってしまう、全体付着量QPが多い画像データによる片面印刷に対して、リサイクル印刷プログラムが用いられることにより、リサイクル可能な記録紙2の片面印刷が可能である。
本実施形態では、トナー16の全体付着量QPを低減させる際、通常の印刷で使用されるトナー16の全体付着量QPに対して減少率Rに相当する分のトナー16を低減させる処理が実行される。減少率Rを30%とする理由は、減少率Rが30%を超えて調整されると、記録紙2に印刷される際に、極端にトナー16の全体付着量QPが減少してしまい(印刷が薄くなる)、画像の品質が悪くなってしまうためである。
しかしながら、減少率Rを高くしてでも印刷を実行しようとする場合は、減少率Rは30%に限定されない。また、減少率Rは上位装置55又はプリンタ1の操作部59を介して、使用者によって適切な値に設定されてもよい。
また、付着量制御プログラムによる記録紙2に付着されるトナー16の全体付着量QPの制御は、上述した方法に限定されない。よって、S102で算出された片面付着率DOを用いて、DOR=DO*(1−R/100)(%)を算出し、DOR<25%となる減少率Rに全体付着量QPが制御されても良い。
一方、S105において、S104で再算出された新しい片面付着率DORが、DOR≧25%と判断される場合(S105:Yes)、S107において、上位装置55又はプリンタ1の表示部60にリサイクルモードで印刷が行えない旨の警告が表示され、使用者に報知される。
その後、S108において、S107における警告に対して印刷を続行するか否かが、使用者が上位装置55又は操作部59(本発明の選択手段に相当)を介して選択され、その結果が判断される。
ここで、印刷が続行される選択がされたと判断される場合(S108:Yes)、図3のS2において、通常の印刷処理プログラムによって、片面印刷手段により、記録紙2の片面に印刷が行われる。しかしながら、これによって印刷される記録紙2は、新しい片面付着率DORが25%を超えるものであるため、リサイクル不可能な記録紙2となっている。
一方、印刷が続行されない選択がされたと判断される場合(S108:No)、S109においてCPU51の指令により、印刷が中止される。
リサイクルモードでの印刷が不可能な場合は、S107により警告が報知されるため、使用者は印刷の対象となった今回の画像データではリサイクル可能な記録紙2が印刷できないことを理解できる。
〔リサイクルモードにおける両面印刷処理〕
図4及び図5は、CPU51によって実行される、両面印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。両面印刷におけるリサイクル印刷プログラムの処理について、図3、図4、及び図5を参照して説明する。
図3のS3及びS4において、Nin1印刷データが指定されていないと判断され(S3:No)、両面印刷データが指定されていると判断される場合(S4:Yes)、図5のS201において、RAM53に画像データが2頁分蓄えられる。
次に、S202において、記録紙2の両面に付着される2頁分のトナー付着面積Tと記録紙2の面積Pとを比較して、付着率算出プログラムにより両面印刷におけるトナー16の両面付着率DBが算出される。
2頁分のトナー付着面積Tとは、画像データにより生成される2頁分のビットマップデータのドット数Cによって導出される、トナー16が記録紙2に付着する面積のことである。両面印刷の対象となった2頁分のトナー付着面積Tを、それぞれT1及びT2とすると、記録紙2の面積Pによって、両面付着率DBは、DB=(T1+T2)/P*100(%)により求められる。求められた両面付着率DBはRAM53に記憶され、以後の処理で用いられる。
さらにS203において、S202で算出された両面付着率DBが25%以上であるか否かが判断される。ここで、両面付着率DBがDB<25%と判断される場合(S203:No)、記録紙2が通常に印刷されてもリサイクル可能であると判断されたことになり、図3のS2において、CPU51により通常印刷プログラムが実行され、通常印刷モードによって、両面印刷手段により、記録紙2の両面に印刷が行われる。
一方、S202で算出された両面付着率DBがDB≧25%と判断される場合(S203:Yes)、S204において、トナー16の付着率を再算出される処理が、RAM53上でCPU51により行われる。
S204において、減少率Rを30%とすると、両面付着率DBが変化する。再算出される新しい両面付着率をDBRと置くと、DBR=DB*0.7(%)となる。
次に、S205において、再算出された新しい両面付着率DBRが、25%以上であるか否かが判断される。ここで、DBR<25%と判断される場合(S205:No)、S206において、付着量制御プログラムによりトナー16の全体付着量QPが低減され、両面印刷手段により、記録紙2の両面に印刷が行われる。これにより、そのまま印刷を行うとリサイクル不可能となってしまう、全体付着量QPが多い画像データによる両面印刷に対して、リサイクル印刷プログラムが用いられることにより、リサイクル可能な記録紙2の両面印刷が可能である。
一方、S205において、S204で再算出された新しい両面付着率DBRが、DBR≧25%と判断される場合(S205:Yes)、図4のS102において、図5のS201で蓄えられた2頁分それぞれの画像データの片面付着率DOが、付着率算出プログラムにより算出される。以後、それぞれの頁に対して、片面印刷処理で行われる処理(S102からS108及びS2)が行われる。
この際、S103において、片面付着率DOがDO<25%と判断される場合(S103:No)、又はS105において、再算出される新しい片面付着率DOR<25%と判断される場合(S105:No)、それぞれ図3のS2、及びS106において、記録紙2の片面に、片面印刷手段により、印刷が行われる。すなわち、図3のS3からS4までの判断によって印刷方法データが両面印刷データであると判断されたが、結果的に印刷される記録紙2は片面にのみ印刷された記録紙2となる。
この場合の印刷イメージ例を、図8を参照して説明する。図8は、両面印刷指令によって片面印刷が行われる際の印刷イメージ例である。
図8(A)は入力された印刷指令が両面印刷指令であることを示す。図8(A)の記録紙2に実線で描かれた「A」の図形は記録紙2の表面に印刷されるはずの印刷イメージであり、図8(A)の記録紙2に点線で描かれ左右が反転している「B」の図形は記録紙2の裏面に印刷されるはずのイメージある。それに対し、図8(B)及び図8(C)は図8(A)の記録紙2の両面に印刷されるはずの画像データが、2枚の記録紙2の片面にそれぞれ印刷されたものである。入力された両面印刷指令は、出力において結果的に2枚の記録紙2に片面印刷が行われることとなる。
また、S105において、再算出される新しい片面付着率DOR≧25%と判断され(S105:Yes)、S108において、印刷が続行される選択がされたと判断される場合(S108:Yes)、上述した片面印刷における処理と同様に、図3のS2において、通常の印刷処理プログラムによって、片面印刷手段により、記録紙2に片面印刷が行われる。
尚、S201において蓄えられた2頁分の画像データのどちらもが、S105において、再算出される新しい片面付着率DOR≧25%と判断され(S105:Yes)、S108において、印刷が続行される選択がされたと判断される場合(S108:Yes)、2つの画像データの処理を待ってから、図3のS2において、通常の印刷処理プログラムによって、両面印刷手段により、記録紙2に両面印刷が行われても良い。
〔リサイクルモードにおける片面Nin1印刷処理〕
図6は、CPU51によって実行される、片面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。片面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムの処理について、図3及び図6を参照して説明する。
図3のS3及びS5において、Nin1印刷データが指定されていると判断され(S3:Yes)、両面印刷データが指定されていないと判断される場合(S5:No)、図6のS301において、RAM53に画像データがX頁分蓄えられる。尚、記録紙2の片面に印刷される画像データの頁数はN頁が限界のため、X頁はN頁を上限としてN頁以下の枚数である(X≦N)。
次に、S302において、記録紙2の片面に付着される縮小されたX頁分のトナー付着面積TOXと記録紙2の面積Pとを比較して、付着率算出プログラムにより片面印刷におけるトナー16の片面X頁付着率DOXが算出される。
トナー付着面積TOXと記録紙2の面積Pによって、片面X頁付着率DOXは、DOX=TOX/P*100(%)により求められる。求められた片面X頁付着率DOXはRAM53に記憶され、以後の処理で用いられる。
さらにS303において、S302で算出された片面X頁付着率DOXが25%以上であるか否かが判断される。ここで、片面X頁付着率DOXがDOX≧25%と判断される場合(S303:Yes)、S304において、トナー16の付着率を再算出される処理が、RAM53上でCPU51により行われる。
S304において、減少率Rを30%とすると、片面X頁付着率DOXが変化する。再算出される新しい片面X頁付着率をDOXRと置くと、DOXR=DOX*0.7(%)となる。
次に、S305において、再算出された新しい片面X頁付着率DOXRが、25%以上であるか否かが判断される。ここで、DOXR≧25%と判断される場合(S305:Yes)、S306において、画像データの頁数Xが1頁であるか否かが判断される。
S306において、画像データの頁数Xが1頁でない(X≠1)と判断される場合(S306:No)、S307において、画像データの頁数Xが1頁分削除され、XがX−1と定義し直される(X=X−1)。
S307において、画像データの頁数Xが定義し直された後、処理がS302に戻り、その後、上述したS302からS307の処理が繰り返し実行される。
また、S303において、S302で算出された片面X頁付着率DOXがDOX<25%と判断される場合(S303:No)、図3のS2において、複数頁印刷手段により、記録紙2の片面にNin1印刷が行われる。この際の印刷は、S301で蓄えられたX頁分の画像データによるNin1印刷、若しくはS307で定義し直されたX頁分の画像データによるNin1印刷が記録紙2の片面に行われる。
また、S305において、S304で再算出された新しい片面X頁付着率DOXRがDOXR<25%と判断される場合(S305:No)、S308において、付着量制御プログラムによりトナー16の全体付着量QPが低減され、複数頁印刷手段により、記録紙2の片面に画像がNin1印刷される。S308における印刷は、S301で蓄えられたX頁分の画像データによるNin1印刷、若しくはS307で定義し直されたX頁分の画像データによるNin1印刷が記録紙2の片面に行われる。
これにより、直前のS303において、そのまま図3のS2において印刷が行われるとリサイクル不可能となってしまう、全体付着量QPが多い画像データによる片面Nin1印刷に対して、リサイクル印刷プログラムが用いられることにより、リサイクル可能な記録紙2の片面Nin1印刷が可能である。
上述した図3のS2及びS308における印刷イメージ例を、図9を参照して説明する。図9は、Nin1印刷指令によって、X頁の画像データの印刷が行われる際の印刷イメージ例である。
S301において蓄えられる画像データが、図9の画像データ例501(X=3)であるとし、印刷方法データは4in1印刷が指定されているとする。まず、一度目のS303及びS305において、片面X頁付着率DOXがDOX<25%と判断される場合(S303:No)、及び新しい片面X頁付着率DOXRがDOXR<25%と判断される場合(S305:No)、第1の印刷イメージ例502に示す印刷が行われる。
しかしながら、一度目のS303とS305において、片面X頁付着率DOXがDOX≧25%と判断され(S303:Yes)、新しい片面X頁付着率DOXRがDOXR≧25%と判断される場合(S305:Yes)、S307において、画像データが1頁削除され(X=2)、処理がS302に戻り、二度目のS303及びS305の判断が行われる。
そして、二度目のS303及びS305において、片面X頁付着率DOXがDOX<25%と判断される場合(S303:No)、及び新しい片面X頁付着率DOXRがDOXR<25%と判断される場合(S305:No)、第2の印刷イメージ例503に示すが印刷が行われる。
その後、片面X頁付着率DOXがDOX≧25%と判断され(S303:Yes)、新しい片面X頁付着率DOXRがDOXR≧25%と判断される場合は(S305:Yes)、上述した処理が印刷される画像データの頁数Xが、S306において、1頁と判断されるまで(X=1)処理が行われ、記録紙2への印刷は最終的に第3の印刷イメージ例504となる。
さらに、S306において、画像データの頁数Xが1頁である(X=1)と判断される場合(S306:Yes)、S309において、上位装置55又はプリンタ1の表示部60にリサイクルモードで印刷が行えない旨の警告が表示され、使用者に報知される。
その後、S310において、S309における警告に対して印刷を続行するか否かが、使用者が上位装置55又は操作部59(本発明の選択手段に相当)を介して選択され、その結果が判断される。
印刷が続行される選択がされたと判断される場合(S310:Yes)、図3のS2において、S301で蓄えられたX頁分の画像データにより、複数頁印刷手段によって、記録紙2の片面にNin1印刷が行われる。しかしながら、これによって印刷される記録紙2は、新しい片面X頁付着率DOXRが25%を超えるものであるため、リサイクル不可能な記録紙2となっている。
一方、印刷が続行されない選択がされたと判断される場合(S310:No)、S311においてCPU51の指令により、印刷が中止される。
リサイクルモードでの印刷が不可能な場合は、S309により警告が報知されるため、使用者は印刷されるこの画像データではリサイクル可能な記録紙2が印刷できないことを理解できる。
尚、S307において削除され印刷されなかった画像データは、次に行われる印刷指令において、印刷の対象となる画像データとしてRAM53に記憶される。
〔リサイクルモードにおける両面Nin1印刷処理〕
図6及び図7は、CPU51によって実行される、両面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムのフローチャートである。両面Nin1印刷におけるリサイクル印刷プログラムの処理について、図3、図6、及び図7を参照して説明する。
図3のS3及びS5において、Nin1印刷データが指定されていると判断され(S3:Yes)、両面印刷データが指定されていると判断される場合(S5:Yes)、図7のS401において、RAM53に画像データがX頁分蓄えられる。尚、記録紙2の両面に印刷される画像データの頁数は2N頁が限界のため、X頁は2N頁を上限としてN頁より多い枚数であり、2N頁以下の枚数ある(N<X≦2N)。
次に、S402において、記録紙2の両面に付着される縮小されたX頁分のトナー付着面積TBXと記録紙2の面積Pとを比較して、付着率算出プログラムにより両面印刷におけるトナー16の両面X頁付着率DBXが算出される。
トナー付着面積TBXと記録紙2の面積Pによって、両面X頁付着率DBXは、DBX=TBX/P*100(%)により求められる。求められた両面X頁付着率DBXはRAM53に記憶され、以後の処理で用いられる。
さらにS403において、S402で算出された両面X頁付着率DBXが25%以上であるか否かが判断される。ここで、両面X頁付着率DBXがDBX≧25%と判断される場合(S403:Yes)、S404において、トナー16の付着率を再算出される処理が、RAM53上でCPU51により行われる。
S404において、減少率Rを30%とすると、両面X頁付着率DBXが変化する。再算出される新しい両面X頁付着率をDBXRと置くと、DBXR=DBX*0.7(%)となる。
次に、S405において、再算出された新しい両面X頁付着率DBXRが、25%以上であるか否かが判断される。ここで、DBXR≧25%と判断される場合(S405:Yes)、S406において、画像データの頁数Xが1頁分削除され、XがX−1と定義し直される(X=X−1)。
S406において、画像データの頁数Xが定義し直されると、S407において、画像データの頁数XがN頁であるか否かが判断される。ここで、X≠Nと判断される場合(S407:No)、処理がS402に戻り、その後、上述したS402からS407の処理が繰り返し実行される。
また、S403において、S402で算出された両面X頁付着率DBXがDBX<25%と判断される場合(S403:No)、図3のS2において、複数頁印刷手段により、記録紙2の両面にNin1印刷が行われる。この際の印刷は、S401で蓄えられたX頁分の画像データによるNin1印刷、若しくはS407で定義し直されたX頁分の画像データによるNin1印刷が記録紙2の両面に行われる。
また、S405において、S404で再算出された新しい両面X頁付着率DBXRがDBXR<25%と判断される場合(S405:No)、S408において、付着量制御プログラムによりトナー16の全体付着量QPが低減され、複数頁印刷手段により、記録紙2の両面に画像がNin1印刷される。S408における印刷は、S401で蓄えられたX頁分の画像データによるNin1印刷、若しくはS406で定義し直されたX頁分の画像データによるNin1印刷が記録紙2の両面に行われる。
これにより、直前のS403において、そのまま図3のS2において印刷が行われるとリサイクル不可能となってしまう、全体付着量QPが多い画像データによる両面Nin1印刷に対して、リサイクル印刷プログラムが用いられることにより、リサイクル可能な記録紙2の両面Nin1印刷が可能である。
さらに、S407において、画像データの頁数XがN頁である(X=N)と判断される場合(S407:Yes)、図6のS302において、直前の図7のS406において、定義し直されたX頁分の画像データによる片面X頁付着率DOXが、付着率算出プログラムにより算出される。以後、片面Nin1印刷処理で行われる処理(S302からS312及びS2)が行われる。
この際、S303において、片面X頁付着率DOXがDOX<25%(S303:No)の場合、又はS305において、再算出される新しい片面付着率DOXR<25%(S305:No)の場合、それぞれ図3のS2、及びS308において、複数頁印刷手段により、記録紙2の片面にNin1印刷が行われる。すなわち、図3のS3及びS5までの判断によって印刷方法データが両面Nin1印刷データであると判断されたが、結果的に印刷される記録紙2は片面にのみNin1印刷された記録紙2となる。
また、S306において、画像データの頁数Xが1頁である(X=1)と判断され(S306:Yes)、S310において、印刷が続行される選択がされたと判断される場合(S310:Yes)、図3のS2において、S401で蓄えられたX頁分の画像データにより、複数頁印刷手段によって、記録紙2の両面にNin1印刷が行われる。しかしながら、これによって印刷される記録紙2は、新しい両面X頁付着率DOXRが25%を超えるものであるため、リサイクル不可能な記録紙2となっている。
尚、S307及びS406において削除され印刷されなかった画像データは、次に行われる印刷指令において、印刷の対象となる画像データとしてRAM53に記憶される。
〔変形例の説明〕
尚、上述した実施形態ではリサイクルモードにおける両面印刷処理、及び両面Nin1印刷処理において、全体付着量QPが多い場合に、ドット1つあたりのトナー16のドット付着量QDが制御される処理やトナー16のドット数Cが制御される処理等の全体付着量QPを低減する処理と、片面印刷に切り替える処理とを組み合わせているが、ドット1つあたりのトナー16のドット付着量QDが制御される処理やトナー16のドット数Cが制御される処理等の全体付着量QPを低減する処理、又は片面印刷に切り替える処理の、どちらか単独の処理を実行させる処理方法でも良いし、その他、処理方法の組み合わせを使用者が自由に選択して行われても良い。
また、上述した実施形態では、全体付着量QPを低減させる処理を実行させるか否かの選択が、リサイクルモードで印刷される際に、S106からS107、及びS310からS311において使用者へ報知及び印刷続行するかの選択をさせることでのみ可能であるが、この報知及び印刷続行の選択はこの構成に限定されない。すなわち、印刷が行われるステップ(S2、S105、S206、S308、S408)の直前に、使用者に対してどのような印刷がなされるか報知し、印刷続行するかの選択をさせてもよい。
さらに、上述した実施形態では、最初の印刷方法データによる画像データ数(片面印刷方法データなら1頁分、両面印刷方法データなら2頁分、Nin1印刷方法データならX頁分の画像データ)に対して行われる印刷を、1サイクルとして制御され、1サイクル毎に印刷が行われている。しかしながら、連続する画像データの全頁に対して、同じ印刷方法が行われる制御がなされても良い。
すなわち、印刷が行われるステップ(S2、S105、S206、S308、S408)の直前に、印刷方法における最初のステップ(S101、S201、S301、S401)に処理が戻され、その時の印刷方法データ及び、判断手段により付着量制御プログラムによってトナー16の全体付着量QPが低減させる処理が実行されるか否かが判断された結果とをRAM53によって記憶される。
その後、連続する画像データにおける連なる画像データに対して同様の処理が実行され、最後の画像データまで処理が完了されたら、全ての印刷方法データ及び、判断手段により付着量制御プログラムによってトナー16の全体付着量QPが低減させる処理が実行されるか否かが判断された結果とを参照し、適切な印刷方法によって、連続する画像データの全頁に対して、印刷が行われる制御でも良い。
1 プリンタ
2 記録紙
5 第1の搬送路
6 印刷部
9 給紙ローラ
10 レジストローラ
11 排紙ローラ
16 トナー
18 第2の搬送路
50 制御部
51 CPU
52 ROM
53 RAM
55 上位装置
59 操作部
60 表示部
DO 片面付着率
DB 両面付着率
DOX 片面X頁付着率
DBX 両面X頁付着率

Claims (9)

  1. 印刷指令に応じて、感光体を帯電し、前記帯電された感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像にトナーを供給することでトナー画像を形成し、前記トナー画像を記録紙に転写することで画像を印刷する印刷手段を備える印刷装置であって、
    入力される印刷データに基づき、印刷される前記記録紙に付着する前記トナーの付着面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記記録紙に印刷する前記トナーによって形成されるドット1つあたりのドット付着量を低減することで、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記感光体を帯電するための帯電器の出力電圧の調整、前記静電潜像を形成するためのスキャナ部の光量の制御、前記静電潜像に前記トナーを供給するための現像バイアスの調整、の少なくとも一つを実行することで、前記ドット1つあたりの前記ドット付着量を低減することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記判断手段は、前記印刷データに基づき前記付着面積を算出する算出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記制御手段は、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記記録紙に印刷する前記ドットの数を減らす処理を実行することを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれか一つに記載の印刷装置。
  4. 前記印刷手段は、複数頁印刷指令に応じて1枚の前記記録紙に複数頁の前記印刷データを印刷する複数頁印刷手段を有し、
    前記制御手段は、前記複数頁印刷指令に応じて画像の印刷を行う際、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、1枚の前記記録紙に印刷する前記印刷データの頁数を減らす処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の印刷装置。
  5. 前記印刷手段は、片面印刷指令に応じて前記記録紙の片側の面に画像を印刷する片面印刷手段と、両面印刷指令に応じて前記記録紙の両側の面に画像を印刷する両面印刷手段とを有し、
    前記制御手段は、前記両面印刷指令に応じて画像の印刷を行う際、前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記片面印刷手段によって画像を印刷する処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一つに記載の印刷装置。
  6. 使用者により前記閾値を設定することが可能な設定手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一つに記載の印刷装置。
  7. 複数頁にわたる前記印刷データを印刷する際、前記判断手段は、複数の頁それぞれについて前記トナーの前記付着面積が前記閾値を超えるか否かを判断し、前記制御手段は、その判断に基づいて、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一つに記載の印刷装置。
  8. 前記制御手段は、使用者により前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行するか否かを選択することが可能な選択手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一つに記載の印刷装置。
  9. 印刷データを形成する上位装置と、該印刷データに基づいて、感光体を帯電し、前記帯電された感光体に静電潜像を形成し、前記静電潜像にトナーを供給することでトナー画像を形成し、前記トナー画像を記録紙に転写することで画像を印刷する下位装置とから成る印刷システムであって、
    前記印刷データに基づき、印刷される前記記録紙に付着する前記トナーの付着面積が所定の閾値を超えるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段により前記付着面積が前記閾値を超えると判断される場合に、前記トナーの前記付着面積を低減させる処理を実行する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記感光体を帯電するための帯電器の出力電圧の調整、前記静電潜像を形成するためのスキャナ部の光量の制御、前記静電潜像に前記トナーを供給するための現像バイアスの調整、の少なくとも一つを実行することで、前記ドット1つあたりの前記ドット付着量を低減することを特徴とする印刷システム。

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