JP2016148739A - 画像形成装置、画像形成方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】連続印刷動作の過程で画像データの種類に応じた定着温度の制御が行われても、同一ページ内や同じ画像における異なるページ間で印刷用紙のグロス感や色味等のムラ等を抑制できるようにする。【解決手段】電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置において、印刷画像データのトナー載り量を検知するトナー載り量検知手段と、前記トナー載り量検知手段により検知されたトナー載り量に応じた定着温度を決定する定着温度決定手段と、前記定着温度決定手段により決定された定着温度に応じて前記定着装置の温度制御を行う定着温度制御手段と、印刷制御における排紙設定に基づき、プリント開始のタイミングを制御するタイミング制御手段とを備える。【選択図】図7

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成方法、及びプログラムに関する。
画像データから求めたトナー載り量に応じて、定着器の定着温度を制御する技術がある。
特許文献1では、入力された画像データが写真画像か文字画像かを判定し、写真画像を定着する場合、文字画像を定着する場合よりも定着器の定着温度を高くする方法が開示されている。特に、温度制御にかかるウェイト時間を短くするために、定着温度が低い画像から種類毎にまとめて印刷する方法が開示されている。
特開2000−242107号公報
特許文献1にて開示されている方法では、温度制御にかかるウェイト時間を短くできる半面、ユーザーの意図に反して印刷順が変ってしまうという課題が残る。また、ユーザーの意図する印刷順を変えない場合でも、連続印刷動作の過程で定着温度の変化が伴う温度制御を行うと、ページ内や同じ画像における異なるページ間で印刷用紙のグロス感や色味等のムラ等、印刷画質への影響が考えられる。特に、排紙設定がグループ設定の場合には影響が顕著になると考えられる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、排紙設定の種類毎に、画像データの種類に応じた目標定着温度に到達するまで用紙間隔をあける制御を切り替え可能として、ページ内やページ間の画質変動を抑制することが可能な技術を提供することである。
本発明の画像形成装置は、電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置において、印刷画像データのトナー載り量を検知するトナー載り量検知手段と、前記トナー載り量検知手段により検知されたトナー載り量に応じた定着温度を決定する定着温度決定手段と、前記定着温度決定手段により決定された定着温度に応じて前記定着装置の温度制御を行う定着温度制御手段と、印刷制御における排紙設定に基づき、プリント開始のタイミングを制御するタイミング制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、印刷制御における排紙設定に基づき、プリント開始タイミングを制御するようにしたので、同一ページの印刷過程で定着温度の違いによる仕上がり差分の発生を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置を含むシステム構成の一例を示す図である。 電子写真方式の画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の構成例を説明したブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置のトナー載り量検知方法に関する説明図である。 本発明の実施形態に係るトナー載り量と定着温度の関係を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の排紙方法に関する説明図である。 本発明の実施形態に係る定着温度の制御処理の手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係るプリントレディ通知制御の手順を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る印刷動作における定着温度制御の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における定着温度制御の一例を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置における定着温度制御情報の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置101を含むシステム構成の一例を示した図である。
本実施形態における画像形成装置101は、各種入力データを処理し、画像形成(作像)を行って印刷物を出力する。プリントサーバ102は、ネットワークを介して画像形成装置101と接続されており、クライアントPC103は、ネットワークを介して画像形成装置101と接続されている。
画像形成装置101は、コピー機能や、プリントサーバ102やクライアントPC103から受信した印刷データのプリント機能を用いて、印刷を実行する。印刷を実行する場合、画像形成装置101は、印刷データまたは印刷条件に適した定着温度になるように定着温度を制御する。
[画像形成装置の動作説明]
図2は、図1で示した画像形成装置101であり、特に、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例である中間転写体28を採用したタンデム方式のカラー画像形成装置の断面図である。図2を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における画像形成の動作を説明する。
帯電手段は、Y、M、C、Kの色毎に感光体22Y、22M、22C、22Kを帯電させるための4個の注入帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える構成で、各注入帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSを備えている。
感光体22Y、22M、22C、22Kは、駆動モータ40Y、40M、40C、40Kの駆動力が伝達されて回転するもので、駆動モータは感光体22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて反時計回り方向に回転させる。
露光手段は、感光体22Y、22M、22C、22Kへスキャナ部24Y、24M、24C、24Kより感光光を照射し、感光体22Y、22M、22C、22Kの表面を選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成している。
現像手段は、静電潜像を可視化するために、Y、M、C、Kの色毎に現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS、26MS、26CS、26KSが設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
転写手段は、感光体22から中間転写体28へ単色トナー像を転写するために、中間転写体28を時計周り方向に回転させる。そして感光体22Y、22M、22C、22Kとその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kの回転に伴って、単色トナー像を転写する。一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く単色トナー像を中間転写体28上に転写する。これを一次転写という。
更に、転写手段は、ステーション毎に単色トナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29まで搬送する。更に、記録媒体21aを給紙トレイ11から二次転写ローラ29へ狭持搬送し、記録媒体21aに中間転写体28上の多色トナー像を転写する。この二次転写ローラ29に、適当なバイアス電圧を印加し、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、記録媒体21上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で記録媒体21に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着手段は、記録媒体21に転写された多色トナー像を記録媒体21に溶融定着させるために、記録媒体21を加熱する定着ローラ32と記録媒体21を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体21を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、トナーを記録媒体21に定着させる。
この定着手段には、不図示の温度センサが取り付けられており、定着に十分な温度が確認された時、初めて定着動作が行われるように制御される。
トナー定着後の記録媒体21は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
クリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものであり、中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録媒体21に転写した後に残った廃トナーは、クリーナ容器に蓄えられる。
[画像形成装置のブロック図]
図3は、本実施形態に係る画像形成装置101のブロック図である。図3を用いて、本実施形態に係る画像形成装置101における定着温調制御に関する機能について説明する。
図3に示すように、画像形成装置101は、大きくシステムコントローラ部301とプリントコントローラ部302に分けられる。
システムコントローラ部301は、CPU304、ROM305、RAM306、記憶部307を有している。そして、CPU304は、ROM305内の初期プログラムに従って、メインプログラムをROM305より読み出し、RAM306に記憶する。RAM306はプログラムの格納用や、ワーク用のメインメモリとして使用される。
プリントコントローラ部302は、CPU315、ROM316、RAM317、記憶部318を有している。そして、CPU315は、ROM316内の初期プログラムに従って、メインプログラムをROM316より読み出し、RAM317に記憶する。RAM317は、プログラムの格納用や、ワーク用のメインメモリとして使用される。
画像生成部309は、クライアントPC103から受信する印刷データから、RGBデータ色成分からなるラスターイメージデータを生成し、RGBデータを画素毎に出力する。なお、画像生成部309は、コンピュータ装置等から受信した画像データではなく、カラー画像形成装置自体に読取手段を設け、該読取手段で読み取った画像データを扱う構成としてもよい。ここでいう読取手段とは、少なくともCCD(Charged Couple Device)あるいはCIS(Contact Image Sensor)を含むものである。また、読み取って得られた画像データに対して、所定の画像処理を行う処理部を併せて設けるように構成してもよい。さらに、画像形成装置101に読み取り手段を設ける構成とせずに、図示しないインターフェースを介して、外部の読取手段から画像データを受け取るように構成してもよい。
色変換処理部310は、画像生成部309において生成されたRGBデータをトナー色であるCMYKデータに変換する。CMYKデータは、CMYKのトナー量を示したデータになっており、画素単位に例えば0〜255の8bitの値で表現される。具体的な値として、各色0であればトナー未使用を示し、値が大きくなるにつれて濃度は濃くなり、255で各色最大の濃さを意味する。前述のトナー量は255で100%を意味し、CMYKの各色のトナー量を足し合わせた値がその画素のトナー載り量を表す。
トナー載り量検知部311は、色変換処理部310で生成されたCMYKデータに対して、トナー載り量の検知を行う。トナー載り量検知の具体的な方法に関しては図4を用いて後述する。トナー載り量検知が終了したCMYKデータをハーフトーン処理部312へ送る。また、1ページ分のトナー載り量検知が終了した時点で、トナー載り量情報を定着温度算出部325へ通知する。
定着温度算出部325は、トナー載り量検知部311により検知したトナー載り量を定着器320で定着させるために必要な最低温度を算出する。なお、トナー載り量情報から、そのトナー載り量のページを定着するために必要な最低温度の算出方法については図5を用いて後述する。
ここでは、トナー載り量検知部311において検知した載り量情報を定着温度算出部325に通知して温度情報を算出すると説明した。他に、トナー載り量検知部311で検知した載り量情報を、直接、プリンタ通信IF部313と通信ライン303を介してプリントコントローラ部302に通知するよう構成して、定着温度の算出をプリントコントローラ部302側で実施してもよい。いずれも、定着温度を制御するための情報の伝達がなされて定着温度が決定される形態であればよく、通知される情報の形態は限定するものではない。伝達する情報の内容についても、後述する図11に示す定着温度制御情報の類であれば特に限定するものではない。
また、システムコントローラ部301が伝達する定着温度制御情報と、それを受信するプリントコントローラ部302による印刷制御の関係は、これらのコントローラ部の間で連携して実現される動作シーケンスに基づき実行される。
具体的には、排紙設定等を含む印刷設定や定着温度制御情報と定着温度制御に基づき、印刷開始のタイミングの制御が行われる。例えば、定着温度が定着温度制御情報に基づく目標温度に達したことを条件にプリントコントローラ部302からシステムコントローラ部301へ印刷開始するための画像データ転送要求を通知する。システムコントローラ部301は、この通知に基づきプリントコントローラ部302へハーフトーン処理部312でハーフトーン処理された画像データを送信するように互いに連携して動作する。
ハーフトーン処理部312は、トナー載り量検知部311から出力される各色のデータにハーフトーン処理を行う。ハーフトーン処理部312の具体的な構成としては、スクリーン処理によるもの、あるいは誤差拡散処理によるものがある。スクリーン処理は、所定の複数のディザマトリクスおよび入力される画像データ用いて、N値化するものである。また、誤差拡散処理は、入力画像データの注目画素と所定の閾値と比較することにより、注目画素をN値化する処理を行い、N値化処理によって生じる注目画素と閾値との差分を、以降にN値化処理する周囲画素に対して拡散させる処理である。
プリンタ通信IF部313とコントローラ通信IF部321は、システムコントローラ部301とプリントコントローラ部302間で通信を行うためのIF部である。ここで通信される情報としては、印刷する画像データのほか、システムコントローラ部301からの制御信号や、トナー載り量検知部311により検知したトナー載り量情報、原稿タイプ設定や排紙設定等の情報が含まれる。また、これらのコントローラ間IFである通信ライン303では、プリント開始要求やプリントレディ通知など、システムコントローラ部301とプリントコントローラ部302間で印刷動作シーケンスを同期して行うための制御信号の送受信が行われる。
定着温度制御部319は、定着温度算出部325により決定した目標温度、またはトナー載り量情報、さらには図11に記載の定着温度制御情報1100を基に、定着器320の温度制御を行う。特に、本実施形態の画像形成装置では、排紙設定がグループ設定の場合に、定着温度制御情報に基づき、グループの中の同一原稿ページ間で定着温度の変化による仕上がりに差分が生じないようにしている。そのために、目標設定温度に到達した時点で印刷を開始するように、温度制御と印刷制御の同期をとった制御を行う。
[トナー載り量検知方法]
次に、トナー載り量検知部311におけるトナー載り量を検知する方法について、図4を用いて説明する。
ここで、トナー載り量とは単位面積あたりのトナー量のことを意味し、単位を%として説明する。具体的には、CMYK各色の最大値を100%とした時に、最大値を2色重ねた場合にその画素では200%のトナー載り量と定義する。各色は階調性を持っているため、各色0〜100%までの間の値を取りうる。例えば、フルカラー印刷モードでCMYKの4色トナーをフルに利用した画像の場合は最大トナー量が多くなり、K単色のモノクロ画像の場合、最大トナー量は少なくなる。
まず、トナー載り量検知部311はCMYKデータを受信すると、画素ごとに必要なトナー載り量を算出する。
図4(a)は、1ページ分の画像データの一部を表しており、401で示される最小単位が1画素を表し、402は3×3画素単位の画素ブロックを表している。また、図4(a)の1画素内の枠に示した数値がトナー載り量検知部311により検知した画素ごとのトナー載り量を表しているものとする。ここでは、トナー載り量検知部311における3×3画素ブロックを単位として、画素ブロック内のトナー載り量の平均値を算出している場面の一例を示している。
ここで、画素ブロック内の平均値を算出する理由としては、一般に、画像を定着するために必要な温度は1画素単位のトナー載り量ではなく、一定範囲内のトナー量に依存することが多いためである。また、図示の例では3×3画素のブロックサイズを一例として示しているが、3×3画素のブロックサイズに限定するものではなく任意サイズでもよい。また、ここでは、画素ブロック内の平均値を算出しているが、画素ブロック内の最小値、最大値を使用する構成であってもよい。なお、図4(b)の画素403は、1画素ブロックを表しており、図4(a)の「3×3」の画素ブロック402に対応する。図4(a)の「3×3」の画素ブロック内のトナー載り量の平均値を表している。
続いて、トナー載り量検知部311は、1ページ分の画素ブロック内のトナー載り量の平均値を算出する処理が終了した後、1ページ内の全てのブロックの平均値の中から最大値を定着温度算出部325に通知する。通知する最大値は、対象ページのトナー像を定着器320で定着するときの温度を制御するために使用される、対象ページの代表値である。以上、画像データ1ページに対するトナー載り量の代表値の求め方を説明した。
[トナー載り量に基づく定着温度算出方法]
次に、トナー載り量検知部311で検知したトナー載り量情報を基に、対象ページの定着に必要な定着温度の算出方法について、図5を用いて説明する。
前述したように、トナー載り量とは画像上の単位面積あたりのトナー量のことを意味している。定着不良なくトナーを定着させるためには、定着器320の温度を、対象ページ中のトナー載り量の最大値が確実に定着できる定着温度に設定する必要がある。
印刷する画像データにより、最大トナー載り量が異なるため、定着に必要な温度も画像データごとに異なり、最大トナー載り量が大きいほど必要温度も高くなる。
図5は、本実施形態に係る画像形成装置101のトナー載り量と定着温度の関係を一例として示した特性図である。図5において、横軸はトナー載り量を表しており、縦軸は定着に必要な温度を示している。図5より、例えばトナー載り量検知部311による検知結果が200%の場合、定着に必要な最低温度はT1であり、トナー載り量の検知結果が100%の場合、定着に必要な最低温度はT5であることが読み取れる。
定着器320の温度を、印刷ページ中に現れる最大トナー載り量が定着可能な温度にすれば、画像全体で定着不良等の問題が起る事はない。そのため、図5に示したトナー載り量と定着温度の関係を用いて、トナー載り量検知部311により検知したトナー載り量情報から、対象ページの定着に必要な最低温度を求める。
図5の特性図で示される関係は、定着器320の温度制御で用いられるため、例えばルックアップテーブルの形で記憶部307やRAM306等に記憶しておく。
このように、トナー載り量に基づき、トナー載り量が少ない場合に温度を下げることが可能な定着温度の算出方法となっているので省電力化を実現できる。
[排紙設定]
本実施形態の画像形成装置101の排紙設定と排紙順の関係を図6を用いて説明する。
図6(a)は、原稿画像を示している。
図6(b)は、本実施形態の画像形成装置101における、排紙設定で「ソート」設定がされて複数部印刷される場合の排紙順番を示している。「ソート」設定の場合、原稿のページ順に部数分が印刷される。
図6(c)は、本実施形態の画像形成装置101における、排紙設定で「グループ」設定がされて複数部印刷される場合の排紙順番を示している。「グループ」設定の場合、原稿の各ページ毎に設定された部数ページ分がまとめて印刷される。このように、「ソート」設定と「グループ」設定では、もとの原稿ページ順と設定部数との関係から印刷出力用紙の排紙順が変更することが可能となっている。
[トナー載り量検知結果に基づく定着温調制御]
本実施形態に係る画像形成装置101におけるトナー載り量検知結果を用いた定着温度の制御処理のフローチャートについて、図7を用いて説明する。図3で説明した本実施形態の画像形成装置101のブロック構成を用いて、図7の処理フローを説明する。
図7(a)は、システムコントローラ部301のCPU304の制御の下で実行される処理を示し、図7(b)はプリントコントローラ部302のCPU315の制御の下で実行される処理を示している。
まず、システムコントローラ部301のCPU304の制御に基づき実行する処理について図7(a)を用いて説明する。
S701において、画像形成装置101の操作部、または、クライアントPC103の操作部から、部数設定や排紙設定、原稿タイプ設定など印刷実行に関わる設定を受け付ける。
S702において、CPU304は、印刷開始の指示がされたか否かを判定する。印刷開始の指示がされた場合、画像形成装置101の画像読み取り部やクライアントPC103などの外部装置から入力された印刷ジョブを受け取り、印刷処理を開始する。
S703では、CPU304は、印刷ジョブに含まれるすべてのページの定着温調制御情報の生成が終了したかどうかを判定する。全て終了している場合は、S704からS709までのステップがスキップされる。全て終了していない場合は、S704が実行される。
S704では、画像生成部309が、クライアントPC103から受信した印刷データから、印刷処理可能なラスターイメージデータを生成する画像生成処理を行う。そして、生成したラスターイメージデータであるRGBデータを画素毎に出力する。S704の画像生成処理では、画像形成装置101の読み取り手段を用いて原稿を読み取り、読み取られたデータからRGBデータを生成してもよい。
S705では、色変換処理部310が、RGBデータをCMYKに変換する。
次に、S706において、トナー載り量検知部311は、S705において生成された対象ページのCMYKデータに対してトナー載り量の検知を行う。なお、トナー載り量検知方法については、図4を用いて前述した通りである。本実施形態の画像形成装置101における処理フローでは、トナー載り量の検知精度を高めるために、S708のハーフトーン処理前のデータに対して、トナー載り量の検知を行っている。
S707において、定着温度算出部325は、S706で検知したトナー載り量情報を基に、対象ページを定着するために必要な最低温度を算出する。ここで、トナー載り量情報から対象ページを定着するために必要な最低温度を算出する方法については、図5を用いて前述した通りである。
S708において、ハーフトーン処理部312が、S705において生成したCMYKデータに対して、スクリーン処理または誤差拡散処理を行い、CMYKデータをN値化する。ハーフトーン処理後の画像データは、RAM306に格納する。
S709において、CPU304は、S707で算出した定着するために必要な最低温度の情報や画像形成装置の設定などから、定着温度制御情報を生成する。この定着温度制御情報については、後述の図11で説明する。
次に、S710において、CPU304は、RAM306に格納されているページ数がMページ以上になったか否かを判定する。これは、次のS712においてプリントコントローラ部302に対してプリントスタート要求するための条件としてしている。値Mは、定着温度制御に係るページ数としていて、N番目のプリント用画像データに対してN+M番目のページの定着温度制御情報を対応づけてプリントコントローラ部302に転送が行われる。
S711では、プリントコントローラ部302へシステムコントローラ側のデータ出力準備ができたことを示すプリントスタート要求を出力する。
次に、S712では、プリントコントローラ部302からのプリントレディ通知を待ち状態になる。プリントレディ通知が来るとS713において、RAM306に格納されている画像データをプリントコントローラ部302へ送信する。ここで、図6で示した排紙方法の設定に基づき、「ソート」設定と「グループ」設定に応じてプリント出力データの出力順を制御する。
S714では、RAM306に格納されている定着温調制御情報を印刷画像データのページ順に対して+M番目の情報を通知する。
次に、S715にてCPU304は、全ページ印刷が終了したか否かを判断する。全ページ終了するまでは、S703からS714までのステップを繰り返し実行する。
次に、プリントコントローラ部302のCPU315の制御に基づき実行する処理について図7(b)を用いて説明する。
S721において、CPU315は、システムコントローラ部301からの印刷指示を待つ。システムコントローラ部301からの印刷指示があった場合、S722に進む。
S722において、生産性を落とさずに最初の4ページを印刷するために、定着温度制御部319は定着器320の温度を最大トナー量の定着が可能な温度をTmaxに制御し、印刷を開始する。
印刷画像の定着に先だって定着器320の温度制御をするために、トナー載り量情報は、数ページ分先行して通知する必要がある。そのため、印刷する画像データと画像データから検知したトナー載り量情報などを、先行して通知するために必要なページ数分をRAM317に蓄積する。これにより、先行して定着温度の制御が開始できることから生産性を落とさずに定着温度の制御を行えるようにしている。
ここでは、説明の簡略化のため、現在定着しているページに対し、4ページ後に定着するページのトナー載り量を事前に通知する画像形成装置101を説明する。また、印刷開始直後は、トナー載り量を検知してから定着器320の温度を制御した場合、ユーザーからの印刷指示にただちに反応できず、生産性が落ちてしまう。そのため、印刷開始4ページまでは定着温度制御を行わず、画像形成装置101で想定される最大トナー載り量を定着可能な定着温度に制御し、印刷開始5ページ目以降の画像データからトナー載り量を検知して温度制御を行う。
S723では、CPU315は、システムコントローラ部301からのプリントスタート要求の通知を待つ。プリントスタート要求の通知があると、S724でプリントレディ通知制御を行う。プリント通知制御の詳細は、図8のフローチャートで説明する。基本的には、このS724で行うプリントレディ通知制御により、プリントコントローラ部302側が印刷開始タイミングを制御する印刷タイミング制御を行うものであり、印刷開始タイミングを決定する条件に従い通知されるようになっている。
図8は、プリントレディ通知制御フローの一例を示している。印刷開始タイミングを通知するための条件としては、S808における定着温度が目標値に達したかの判断と、この判断を行わない場合の条件が設定されている。
図8の例では、S801で優先モード設定を確認する。これは、印刷画質を優先する動作モードの設定がされているか、印刷生産性を優先する動作モード設定されているかを確認する処理である。
S802では、CPU315は、設定されている動作モードが画質優先モードか否かを判定する優先モード判定処理を行う。画質優先モードではない場合、S809でプリントレディ通知を行う。画質優先モードの場合、S803で原稿タイプを確認する。これは、システムコントローラ部301から通知された原稿タイプ、例えば、写真原稿であるか文字原稿であるかを判定する原稿タイプ判定処理をS804で行う。写真原稿でなければ、プリントレディ通知を行う。写真原稿の場合、次のS805で先頭から数えて印刷ページがNページ目以上であるか否かを判定する。この「N」は、図7のS722で定着温度をTmaxの条件で印刷するページ数に対応する。
つまり、この後のS808の定着温度条件に関わりなくプリントレディ通知を行い、Nページ分は印刷を連続して実行する。また、S805でNページ目以上である場合は、S806でシステムコントローラ部301から通知された排紙設定を確認する。S807では、CPU315は、「グループ」設定であるか確認する排紙設定判定処理を行う。「グループ」設定の場合、S808では、CPU315は、S802、S804、S807の判定結果から定着温度が目標に到達したかを判定する定着温度判定処理を行う。また、S807でグループ設定でない場合、S810では、CPU315は、1部目の印刷であるかを確認する。1部目の設定である場合もS808に遷移する。
このように、排紙設定が「グループ」の条件では、定着温度の設定温度に到達したことを条件としてプリントレディ通知を行うことで、定着温度制御情報に基づく温度制御過程では、印刷間隔をあける制御を行えるようにもなっている。また、S810による1部目の条件についても、定着温度遷移期間で印刷が行われないように、目標温度に到達してから印刷を開始するような印刷開始のタイミング制御が可能になっている。
図7のフローチャートの説明に戻る。
S725において、システムコントローラ部301から定着温度制御情報、プリントデータの受信待ちになる。
S725でシステムコントローラ部301から定着温度制御情報、プリントデータを受信した場合、処理をS726に進める。
S726において印刷処理を開始すると、S727において、定着温度制御部319は、すでに受信済みページ分の定着温度制御情報に基づき、最大温度のページを制御目標ページとする。
S728において、現在の定着温度と、S727で決定した制御目標ページの定着温度をターゲットとして、定着器320の温度を制御する定着温度決定処理を行う。
具体的には、現在の定着温度よりも制御目標ページの定着温度が高い場合、定着器320の温度を上げる。現在の定着温度よりも制御目標ページの定着温度が低い場合、定着器320の温度を下げるように制御を行う。
S729において、CPU315は、ページ終了か否かの判断を行い、ページが終了していなければS723からの処理を繰り返し、ページが終了すると処理を終了する。
図9は、図7で示した処理フローにおいて、排紙設定が「ソート」の場合における定着器320の温度制御と印刷実行タイミングの関係について一例を示す図である。
図9(a)は、優先モード設定が生産性優先設定の場合における定着温度制御例を示している。図9(b)は、優先モード設定が画質優先設定の場合における定着温度制御例を示している。
図9(a)、(b)において、横軸は印刷ページ数を表しており、縦軸はそのページを定着する際の定着温度を表している。なお、ページ数「1p,2p,3p・・・」の下にページのトナー載り量を%で表している。
図9に示すように、対象ページを印刷するために先行して通知する定着温度制御情報は載り量情報である。図9では、14ページ分のデータを受信し、5ページ目と14ページ目のトナー載り量が200%、それ以外のページのトナー載り量が100%の場合を例として説明する。なお、本実施形態における画像形成装置101において、トナー載り量と定着に必要な最低温度との関係は図5に示した通りである。トナー載り量200%の画像を定着するために必要な温度をT1とし、トナー載り量100%の画像を定着するために必要な温度をT5とする。
1ページ目から4ページ目の印刷ページに関しては、図7のS722の定着温度の制御により、生産性を落とさないために最大温度T1で定着を行う。5ページ目から定着温度制御を行うため、1ページ目を定着中に、5ページ目のトナー載り量を検知して、検知したトナー載り量を定着温度制御部319に通知する。
同様に、5ページ目を定着する際に、4ページ先のページ、即ち9ページ目のトナー載り量を検知し、定着に必要な最低温度を定着温度制御部319に通知する。ここでは、目標温度T5を通知する。5ページ目を定着する際にトナー載り量検知が完了しているのは、4ページ先、つまり6ページ目から9ページ目までの画像データである。6ページ目から9ページ目のデータのトナー載り量は全て100%であるため、目標温度はT5となる。そのため、現在の温度T1から定着温度を下げることが可能であると判断する。
10ページ目の定着の際に、14ページ目のトナー載り量を定着可能な最低温度を定着温度制御部319に通知する。14ページ目のトナー載り量が200%であり、14ページ目のトナーを定着するためには定着温度がT1である必要がある。14ページ目の定着温度をT1に制御するために、定着温度制御部319は、11ページ目から定着器320の温度を上げる制御を行う。
図9(b)の場合は、14ページ目までの印刷過程における定着温度制御について示している。各ページの載り量は、図9(a)に示したものと同じであり、同じソート設定における優先モードが画質優先モードの場合の定着温度制御と印刷実行タイミングについて異なる制御を行っている例を示している。
まず、図示の最初の定着温度はT1に制御されている。1ページ目の印刷開始のタイミングは、図8に示したS807において、排紙設定が「ソート」であり、1部目の印刷である条件からT1からT5までの定着温度の遷移期間は、温度遷移の監視が行われて印刷の開始タイミングが制御される。
定着温度がT5に到達した時点で1ページ目から4ページ目までが連続して印刷される。4ページ目の印刷を完了した時点で次の5ページ目の印刷のために載り量200%に対する定着温度T1に向けて定着温度の目標値が設定されて、定着温度の制御が行われる。5ページ目の印刷開始は、図8のS808による定着温度の到達条件に基づき、定着温度がT1に到達するまでの期間、印刷間隔をあけて印刷開始タイミングが制御され5ページ目の印刷が開始される。
次に、6ページ目から13ページ目までは、載り量100%である。したがって、定着目標温度がT5に設定される。この場合も同様、目標温度T5に到達するまでの遷移期間は印刷開始タイミングが調整される。
このように、図7及び図8に示したフローに沿って印刷するページの載り量が変わるタイミングで定着温度目標値が設定され温度制御が行われる過程で目標温度に到達するまでの遷移期間、印刷開始タイミングが繰り返し調整される制御が行われる。
図9では、排紙設定が「ソート」設定における生産性優先モードと画質優先モードの場合について、定着温度遷移と印刷開始タイミングについてそれぞれ図示して説明した。図示したページ順や対応する載り量については、本発明の画像形成装置の特徴を示す一例である。
図10は、図8で示した処理フローにおいて排紙設定が「グループ」の場合における定着器320の温度制御と印刷実行タイミングの関係について一例を示す図である。
図10(a)は、優先モード設定が生産性優先設定の場合における定着温度制御例を示している。図10(b)は、優先モード設定が画質優先設定の場合における定着温度制御例を示している。
図10(a)、(b)において、横軸は印刷ページ数を表しており、縦軸はそのページを定着する際の定着温度を表している。なお、ページ数「1p,2p,3p・・・」の下にページのトナー載り量を%で表している。
図10では、図6で説明したように、部数設定を3部としている。原稿画像のページ毎の載り量は、先頭から「100%」「100%」「100%」「200%」「200%」としている。図6に示した排紙設定における「グループ」の印刷排紙順に基づき原稿画像のページ順に対して、部数設定分の1ページ目から出力される。
図10(a)に示す定着温度遷移と各画像の印刷開始タイミングは、基本的に図9(a)と同様である。印刷間隔をあけることなく生産性が優先されている印刷制御となっている。
図9(a)のソート印刷時とは異なり、グループ毎に同一ページ同一載り量の印刷が連続するという特徴がある。したがって、同一ページの印刷が連続して行われる過程で定着温度条件が変化する。これは、定着温度の変化に起因するグロス感や色味変動などの仕上がり差分の発生原因になると考えられるポイントである。
図10(b)は、図9(b)に示した定着温度遷移に対する印刷開始のタイミング制御を行うものである。
図10で示したように、排紙設定が「グループ」設定の場合は、連続印刷過程で定着温度が変化すると印刷仕上がり上の差分が顕著になると考えられる。したがって、本実施形態の画像形成装置101のグループ設定における同一ページの印刷過程で定着条件が変化しないように印刷開始タイミングを制御することで印刷仕上がり差分の発生を抑制する効果を有する。
一方、優先指示や原稿画像のタイプにより印刷時間を短くすることができる生産性優先モードによりユーザーの意向に沿った動作モードを実現可能となっている。
図11は、本実施形態の画像形成装置101における定着温度制御方法において、システムコントローラ部301からプリントコントローラ部302に通知する定着温度制御情報1100の一例を示す図である。本実施形態では、主にS706において画像データより求めたトナー載り量、または、S709においてトナー載り量から求めた定着温度を通知するように説明している。
本実施形態の画像形成装置101における定着温度制御情報1100は、トナー載り量や定着温度に限らず、ハーフトーン処理後の画像データに対して施される処理の内容や処理に必要となるトナー載り量でもよい。処理内容としては、例えば、塗りつぶし処理、スタンプ合成、地紋合成などの画像処理や白紙検知や白紙スキップのような印刷制御などを含む。また、施される処理内容に必要となるトナー載り量でもよい。他には、定着温度を上げるか下げるかを2者択一で制御するように「up」「down」という定着温度制御情報を生成して通知してもよい。
また、図11に示すように、定着温度制御情報は、処理内容とトナー載り量と定着温度の対応表をテーブルとして、プリントコントローラ部302のRAM317に保持しておいてもよい。システムコントローラ部301からトナー載り量が通知されると、RAM317に保持されている図11に示すテーブルを参照して、定着器320の温度を制御する。
S809では、S707において算出した定着温度を、定着温度制御情報としてRAM306から取得する。取得された定着温度は、S714においてプリントコントローラ部302に通知される。
[実施形態における効果]
本実施形態の画像形成装置は、電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成されている。トナー載り量に応じた定着温度を決定して印刷を行う場合、印刷制御における排紙設定や優先モード、原稿タイプに基づき、プリント開始タイミングを制御するプリント開始タイミング制御を切り替え可能としている。
このようにすることで、同一ページの印刷過程で定着温度の違いによる仕上がり差分の発生を抑制する効果を有する。一方、生産性を確保した印刷モードへも切り替えが可能となりトータルでユーザーのニーズに合わせた動作に対応可能となる。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
101 画像形成装置
102 プリントサーバ
103 クライアントPC
301 システムコントローラ部
302 プリントコントローラ部

Claims (9)

  1. 電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置において、
    印刷画像データのトナー載り量を検知するトナー載り量検知手段と、
    前記トナー載り量検知手段により検知されたトナー載り量に応じた定着温度を決定する定着温度決定手段と、
    前記定着温度決定手段により決定された定着温度に応じて前記定着装置の温度制御を行う定着温度制御手段と、
    印刷制御における排紙設定に基づき、プリント開始のタイミングを制御するタイミング制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記排紙設定において「グループ」設定が選択された場合に、前記タイミング制御手段は、定着温度が目標温度に達したことを条件に印刷を開始するようにタイミング制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置において、
    印刷画像データのトナー載り量を検知するトナー載り量検知手段と、
    前記トナー載り量検知手段により検知されたトナー載り量に応じた定着温度を決定する定着温度決定手段と、
    前記定着温度決定手段により決定された定着温度に応じて前記定着装置の温度制御を行う定着温度制御手段と、
    印刷制御における優先モード設定に基づき、プリント開始のタイミングを制御するタイミング制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 前記優先モード設定において「画質優先」設定が選択された場合に、前記タイミング制御手段は、定着温度が目標温度に達したことを条件に印刷を開始するようにタイミング制御を行うことを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置において、
    印刷画像データのトナー載り量を検知するトナー載り量検知手段と、
    前記トナー載り量検知手段により検知されたトナー載り量に応じた定着温度を決定する定着温度決定手段と、
    前記定着温度決定手段により決定された定着温度に応じて前記定着装置の温度制御を行う定着温度制御手段と、
    印刷制御における原稿タイプ設定に基づき、プリント開始のタイミングを制御するタイミング制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記原稿タイプ設定において「写真原稿」設定が選択された場合に、前記タイミング制御手段は、定着温度が目標温度に達したことを条件に印刷を開始するようにタイミング制御を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 電子写真方式により形成されたトナー画像を記録媒体上に熱定着する定着装置を備え、前記定着装置での定着温度が所定温度に達した時に定着動作を行うように構成された画像形成装置における画像形成方法であって、
    印刷制御における画質、生産性の優先モードを判定する優先モード判定ステップと、
    印刷制御における原稿タイプを判定する原稿タイプ判定ステップと、
    印刷制御における排紙設定を判定する排紙設定判定ステップと、
    各々の判定ステップの判定結果から定着温度が目標温度に到達したか否かを判定する定着温度判定ステップと、
    前記定着温度判定ステップの判定によりプリント開始タイミングを決定する印刷タイミング制御ステップとを有することを特徴とする画像形成方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか1項に記載された画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  9. コンピュータを、請求項1乃至6の何れか1項に記載された画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019162873A (ja) * 2018-03-16 2019-09-26 株式会社リコー 情報処理装置、情報処理方法、および、情報処理システム

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