JP2020101582A - 画像形成装置、その制御方法、及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、その制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、画像走査による画像解析を行わない場合であっても、可能な範囲で画像解析を行い、定着温度を好適に制御する仕組みを提供する。【解決手段】本画像形成装置は、画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着部を備える。また、本画像形成装置は、画像データを形成した際のトナー載り量を予測し、ページ特性を判定し、ページごとに、予測されたトナー載り量又は判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の定着部の定着温度を調節する。【選択図】 図6

Description

本発明は、画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
従来、電子写真方式により現像されたトナー像を記録材(記録紙)に熱定着して画像を形成する画像形成装置では、フィルム加熱方式の加熱装置が定着器として実用されている。このような定着器は、一般的には、セラミック基板上に抵抗発熱体を有する加熱部材であるヒータと、当該ヒータに接触して回転するフィルム状の定着部材である定着フィルムとを備える。さらに、当該定着器は、この定着フィルムを介してヒータに押圧される回動可能な加圧部材である加圧ローラを備える。そして、未定着画像(以下、未定着トナー像又はトナー像とも称する。)を担持する記録材は、定着フィルムを介してヒータに加圧ローラを押圧することで形成される加圧接触部(定着ニップ部)で挟持されつつ加熱される。これにより記録材上のトナー像は記録材に固着像として加熱定着される。このフィルム加熱方式の定着器は、ヒータへの通電を開始し定着可能温度まで昇温するのに要する時間が短いというメリットがある。従って、この定着器を搭載する画像形成装置は、印刷指示を待つ待機中の消費電力が少なく、印刷指示後、1枚目の画像を出力するまでの時間を短くすることができる。
このようなフィルム加熱方式の定着器を備える画像形成装置では、記録材に載せる単位面積当たりの色材量(トナー載り量)に応じて定着器の定着温度を決定している。通常は、記録材の単位面積当たりに載せられる最大色材量を予め決めておき、その最大色材量で転写された画像を確実に定着できるように定着温度を制御する。この他にも、印刷画像データを解析し、その画像データのトナー載り量特性に応じて定着温度を制御する様々な方法も提案されている。例えば、特許文献1には、所定量以上のトナー載り量部分の画像面積に応じて定着温度を細かく制御する方法が提案されている。また、特許文献2には、画像データのトナー載り量特性を解析するには解析時間が必要なため、印刷動作を解析時間によって妨げず、印刷速度を落とさないようにトナー載り量の特性を解析する又はしないを切り替える制御が提案されている。
特開2014−074894号公報 特開2017−194629号公報
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、定着温度を調節するためには、印刷画像のトナー載り量特性の画像解析が必要となる。画像解析は画像を走査して解析するため処理時間が掛かる。そのため、画像の先頭ページの画像解析を行ってから定着温度を調節すると、先頭ページの印刷開始が遅れてしまう。
また、上記従来技術のように、印刷速度を低下させないようにするために、画像解析を行うページと行わないページとを切り替える制御を行う場合、画像解析を行わない場合は、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量に対しても確実に定着できるように定着温度を高くする必要がある。そのため、画像解析を行わない場合は、定着温度が高くなり定着器の昇温時間が長くなるため印刷開始までの時間がその分掛かってしまう。また、そのための電力も多く使用することになっていた。
本発明は、上述の問題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、画像走査による画像解析を行わない場合であっても、可能な範囲で画像解析を行い、定着温度を好適に制御する仕組みを提供することを目的とする。
本発明は、例えば、画像形成装置であって、画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着手段と、前記画像データを形成した際のトナー載り量を予測する第1解析手段と、ページ特性を判定する第2解析手段と、ページごとに、前記第1解析手段によって予測されたトナー載り量又は前記第2解析手段によって判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の前記定着手段の定着温度を調節する調節手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像走査による画像解析を行わない場合であっても、可能な範囲で画像解析を行い、定着温度を好適に制御することにより、定着器の昇温時間を低減して印刷速度を改善し、消費電力を軽減することができる。
一実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図。 一実施形態に係る定着温調処理を説明する図。 比較例となる印刷処理の処理手順を示すフローチャート。 一実施形態に係る画像特性判定部で判定に用いるページの情報構造体を示す図。 一実施形態に係る画像レイアウト処理での内容で定着温度を示す様子を示す図。 一実施形態に係る印刷処理の処理手順を示すフローチャート。
以下に本発明の一実施形態を示す。以下で説明される個別の実施形態は、本発明の上位概念、中位概念及び下位概念など種々の概念を理解するために役立つであろう。また、本発明の技術的範囲は、特許請求の範囲によって確立されるのであって、以下の個別の実施形態によって限定されるわけではない。なお、実施形態に係る画像形成装置として複合機(デジタル複合機/MFP/Multi Function Peripheral)を例に説明する。しかしながら本発明の主旨を逸脱しない範囲で、レーザプリンタやFAXなどの電子写真方式の画像形成装置に適用することが可能である。
<画像形成装置の構成>
以下では、添付図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。まず、図1を参照して、本実施形態に係る画像形成装置である複合機の構成例を説明する。
複合機100は、CPU101、eMMC102、DRAM103、記憶装置104、操作部105、読取部106、記録部107、画像処理部108、通信部109、及び画像解析部111を備える。各部はデータバス110によって、相互にデータの送受を行うことができる。
CPU(Central Processing Unit)101はシステムの制御部であり、装置全体を統括的に制御する。eMMC(embedded Multi Media Card)102はフラッシュメモリで構成されており、CPUの制御プログラムを格納する。DRAM(Dynamic Random Access Memory)103はプログラム制御変数等を格納し、処理する画像データなどを一時的に保存できる揮発性メモリである。記憶装置104はHDD(Hard Disk Drive)装置などの記憶装置であり、画像データなどのデータを保存する不揮発性メモリである。なお、本実施形態において画像データとは、描画されるオブジェクトのデータのみならず、ページが白紙やレポート印刷がなされるページかどうかを示すページ属性情報を含むものとして表記する場合がある。また、本実施形態における画像データは、ページについての情報(ページ特性)が解析されたことや解析した結果を示す付加情報を含むものとして表記する場合がある。さらに、画像データを記録紙に出力する、など、記録紙に出力されるオブジェクトデータを表すものとして、画像データと表記する場合がある。
操作部105は機器内の情報を表示したり、ユーザ操作を受け付けたりする、ユーザとのインタフェース部である。読取部106は原稿から画像データを読み取り、バイナリデータに変換する装置であり、これを用いて原稿読み取りを行なうものである。記録部107は画像データを記録紙に出力する装置である。より詳細には、記録部107は、記録材にトナーを載せて、加熱した定着器で加圧することによりトナーを記録材に定着させる。画像処理部108は画像送信機能で扱う画像データの符号化復号化処理を行う。定着温度を決定するための画像解析処理は、画像処理部108に含まれている画像解析部111で行われる。通信部109は複合機100と外部通信網とのインタフェース部である。
<定着温調処理>
次に、図2を参照して、本実施形態に係る定着温調処理について説明する。ここで、定着温調処理とは、記録材に載ったトナーを定着させるために、定着器の温度を調節する処理を示す。図2は様々な印刷画像の例を示す。
201に示すような、カラー写真や画像で大半を占められた印刷画像には、記録材に多くのトナーを載せて印刷することになる。このような場合には定着器の温度を、後述する印刷画像202のような比較的トナー使用量の少ない印刷画像と比較して高く調節する必要がある。このような温度調節を行わず、必要な定着温度が十分でない場合は、圧着時に全てのトナーにまで熱が通じなくなり、十分にトナーが記録材に定着せずトナー剥がれを起こす可能性がある。このように多くのトナーを使用する画像に関しては定着器の温度を相対的に高くしておく必要がある。
しかし、202に示すような、黒1色の文字データのような印刷画像には、記録材に載るトナーは印刷画像201と比較して少ない。そのため定着器の温度を少し下げても(比較的低温でも)定着できる。従って、印刷画像202のようなテキスト画像の場合は、定着器の温度を比較的下げる方が、定着器の昇温までの時間も短く済み、消費電力も低減することができる。一方、203に示すような、テキスト画像と写真画像が混在している場合は、やはり写真部分には局所的に多くのトナーが載るため、定着器の温度は比較的高く調節する必要がある。
このように、定着器の定着温度を調節するためには画像形成する画像の中身を解析して、定着器の温度を下げてもトナー剥がれが発生しないような画像であるか否かの判別を行う必要がある。このような画像解析処理は、印刷する画像データを走査して画像内容を解析するため、処理時間が掛かってしまう。
<比較例となる印刷処理>
ここで、比較例となる定着温調処理を含む印刷処理について説明する。比較例となる印刷では、画像データを印刷用の画像データに変換している間に定着器を昇温させて印刷することを想定する。なお、定着温調を行う場合は、画像データを印刷用の画像データに変換してから、その印刷画像を画像解析(操作)してトナー載り量を予測し、その結果を用いて定着器の昇温が開始されるため、1ページ目の印刷が非常に遅くなってしまう。そこで、比較例となる定着温調処理では、1ページ目及び2ページ目の印刷ページは走査による画像解析を行わず、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量であっても確実に定着できるように高温で固定的に定着温度を決めることで、1ページ目の印刷が遅くなることを回避する。
また、別の問題として、画像解析を行った後に印刷条件が変わった場合、画像解析では印刷時の画像の位置も考慮しているため、解析結果が使えなくなってしまう。例えば、A4の用紙に印刷する予定として画像解析をした後に、A4の用紙が無くなってしまったので、B4の用紙を代替紙として印刷する場合などがこのケースに当たる。この場合についても、比較例となる定着温調処理では、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量であっても確実に定着できるように高温で固定的に定着温度を決めることで回避する。
図3を参照して、比較例となる画像形成装置における定着温調処理を含む印刷処理の処理手順について説明する。当該印刷処理では、画像解析結果を使用する又は使用しないを切り替える制御が行われる。
印刷を開始すると、まず、S301で、画像形成装置は、入力画像データを印刷できる画像に、ここではCMYKで表された画像に変換する。続いて、S302で、画像形成装置は、その印刷画像が印刷の1ページ目若しくは2ページ目であるか、又はその他のページであるかを判定する。ここで印刷の1ページ目若しくは2ページ目の場合は、S303に進み、画像形成装置は、画像解析を行わず、解析結果を最もトナーが載った状態、つまり、定着温度が高くなるような所定値(最悪値)に固定し、S305に進む。一方、3ページ目以降の画像である場合は、S304に進み、画像形成装置は、走査による画像解析を行い、その結果を解析結果として格納し、S305に進む。
S305で、画像形成装置は、解析結果を用いて定着温調を行う印刷を開始し、S306で、印刷のページ毎に画像解析時から印刷条件が変わったかどうかの確認を行う。印刷条件が変わった場合はS307に進み、画像形成装置は、解析結果を使えないため、解析結果を装置の性能に依存する範囲で最も多いトナーが載った状態、つまり、定着温度が高くなるような所定値(最悪値)に固定し、処理を終了する。一方、印刷条件が変わっていない場合は、S308に進み、画像形成装置は、解析結果をそのまま記録部に通知し、処理を終了する。
このようにすることで、1ページ目若しくは2ページ目の印刷速度を落とさずに、また、印刷条件が途中で変わった画像に関してもトナー剥がれを起こすことなく印刷することができる。しかし、この比較例となる印刷処理では、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量であっても確実に定着できるように高温で定着しているため、1ページ目若しくは2ページ目において、本来は低温で印刷できる場合も高温定着することになる。そのため、昇温までの時間は常に必要であり、また、電力についても必要以上に消費してしまっていることになる。
<本実施形態に係る画像解析処理>
以下では、上述のような比較例における問題を解決する本発明の一実施形態として、2つの画像解析処理を切り替えて行う画像処理部108及び画像解析部111の処理について説明する。1つは画像走査判定(第1解析)であり、画像走査を行って画像の内容を詳細に調査してトナー載り量を予測して定着温度を決定する方法である。もう1つは画像特性判定(第2解析)であり、画像の特性(ページ特性)を用いて、画像走査を行うことなくページ特性を特定し、定着温度を決定する方法である。この画像特性判定の複数の方法について、以下で詳細に説明する。
(画素カウントによる画像特性判定)
まず、画素カウントによる画像特性判定について説明する。当該判定において、画像処理部108は、まず入力画像データを印刷できる画像であるCMYKで表された画像に変換する。この変換処理は画像処理部108に含まれるハードウェア装置を使用して行われてもよい。当該処理において、画像解析部111は、同時に各CMYK成分の画素数をカウントする。このCMYK各色の画素カウント値が所定の閾値より少ない場合、画像解析部111は、印刷画像に載るトナー量が少ないとページ特性を特定して、閾値以上の場合と比較して定着温度が低温となるように解析結果を決定する。なお、当該解析結果は、定着温度の温度値としてもよい。これにより、画像走査を行うことなく、定着温度を決定(調節)することができる。
(固定画像か否かの画像特性判定)
次に、固定画像か否かの画像特性判定について説明する。印刷する画像には、テスト印刷用の固定のパターンデータを印刷することがある。これらの固定画像は印刷する前からトナー載り量が分かっているため、画像走査をしなくても予めトナー載り量が分かる。従って、固定画像であれば、固定画像ごとの予め保持しているトナー載り量に従って定着温度を決定する。固定画像か否かの判断については特に限定しないが、例えば、所定の固定画像を読み出した(取得した)か否かによりページ特性を特定してもよい。また、印刷する画像データの種別として、後述する画像データのページ情報構造体に固定画像であることを示す情報を付加し、当該付加情報の有無によって判断してもよい。また、以前に解析した結果が保持されている場合には、その解析結果を利用してもよい。この場合には、解析済みであることを示す付加情報が画像データに付加され、当該付加情報の有無によって判断されることが望ましい。なお、以前の解析結果については、全ての画像について行うとメモリ資源を無駄に消費してしまうため、ユーザ入力を介して解析結果を保持するか否かを選択してもよい。なお、解析結果が保持されている画像と同様の画像であるか否かの判断も必要となるが、これについては印刷履歴を利用した印刷であるか否かによって判断するなど、より簡易的な判断により行うことが望ましい。これにより、画像走査を行うことなく、定着温度を決定することができる。
(白紙画像か否かの画像特性判定)
次に、白紙画像か否かの画像特性判定について説明する。印刷する画像には予め白紙と分かる場合がある。例えば、両面印刷時の裏面の白紙などがそれにあたる。その場合、印刷画像のページ情報を示す構造体にその情報が記されている。印刷画像のページ情報構造体の例を図4に示す。400が印刷画像のページ情報構造体を示している。画像解析部111は、ページ情報構造体400のうち、白紙かどうかを示すisBlankPageメンバ値402を参照することで、印刷画像が白紙かどうかのページ特性を特定する。印刷画像が白紙の場合、画像解析部111は、印刷画像に載るトナー量が少ないと判断して、そうでない場合と比較して定着温度が低温になるように解析結果を決定する。これにより、画像走査を行うことなく、定着温度を決定することができる。
(ジョブ内容による画像特性判定)
次に、印刷するページのジョブ内容による画像特性判定について説明する。印刷する画像にはジョブの種別によって載るトナー量が少ないと分かる場合がある。例えば、レポート画像のように文字画像のみで構成されていることが確定している場合などがそれにあたる。その場合も、印刷画像のページ情報構造体400にその情報が記されている。画像解析部111は、ページ情報構造体400のうち、ジョブ種別を示すjobTypeメンバ値401を参照することで、印刷画像のジョブ種別を特定する。ここでジョブ種別がレポートの場合、画像解析部111は、印刷画像に載るトナー量が少ないと判断して、そうでない場合と比較して定着温度が低温になるように解析結果を決定する。これにより、画像走査を行うことなく、定着温度を決定することができる。
(レイアウト内容による画像特性判定)
最後に、レイアウト印刷するページのレイアウト内容による画像特性判定について説明する。レイアウト印刷とは、複数の画像データを合成して1枚の印刷画像にする機能である。図5にレイアウト印刷の例を示す。501は2in1レイアウト印刷の例である。1枚目の画像が左に、2枚目の画像が右に配置されて画像が合成される。503は4in1レイアウト印刷の例である。1枚目の画像が左上に、2枚目の画像が右上に、3枚目の画像が左下に、4枚目の画像が右下に配置されて画像が合成される。このようなレイアウト印刷時に1枚しか画像データが無い場合は、2in1レイアウト印刷の場合は、502に示すように右側は白紙となり、4in1レイアウト印刷の場合は、504に示すように左上以外の場所は白紙となる。このように白紙の箇所が発生する場合、その場所によっては印刷する画像のレイアウト状態を見ることによって載るトナー量が少ないと分かる場合がある。そのような場合に、印刷画像に載るトナー量が少ないとページ特性を特定して、そうでない場合と比較して定着温度が低温になるように解析結果を決定する。これにより、画像走査を行うことなく、定着温度を決定することができる。
このように、上述の少なくとも1つの画像特性判定を使用することにより、画像解析を、画像走査処理を行うことなく簡易に判定することができる。また、画像特性判定(第2解析)には画像走査判定(第1解析)より2つの点で利点がある。1つは、処理時間が掛からないことである。画像走査判定は画像走査処理が入るため処理時間が掛かるが、画像特性判定では印刷画像のページ特性を特定して判断するだけなので、処理時間は画像走査処理と比較して短い。そのため、印刷の1ページ目や2ページ目のように、上記比較例では、処理時間が掛かるため判断自体を行わなかった印刷画像にも適用することができる。2つ目は、印刷条件が変わっても判定内容を変える必要がないことである。例えば、白紙である場合、紙サイズが変更されてもトナー載り量は少ないことは分かるので、印刷内容が変わった場合でも、画像特性判定の結果をそのまま利用することができる。
<本実施形態に係る印刷処理>
図6を参照して、本実施形態に係る画像形成装置における定着温調処理を含む印刷処理の処理手順について説明する。以下で説明する処理は、例えばCPU101がeMMC102や記憶装置104に格納された制御プログラムをDRAM103に読み出して実行することにより実現される。
印刷を開始すると、まず、S601で、CPU101は、入力画像データを印刷できる画像に、ここではCMYKで表された画像に変換する。続いて、S602で、CPU101は、その印刷画像が画像特性判定できるかどうかを判断する。具体的には、CPU101は、上述した複数の画像特性判定のうちの何れかの判定方法で、画像特性(ページ特性)を判定できるか否かを判断する。何れかの画像特性判定により画像特性を判定できる場合にはS603に進み、それ以外の場合はS604に進む。S603で、CPU101は、上述した画像特性判定の少なくとも1つを行い、画像解析した結果に基づく解析結果(定着温度)とし、S607に進む。
一方、S604で、CPU101は、画像種別条件判定として、その印刷画像が印刷の1ページ目若しくは2ページ目、又はその他のページかどうかを判定する。ここで、印刷の1ページ目若しくは2ページ目の場合はS605に進み、そうでない場合はS606に進む。S605で、CPU101は、画像解析は行わず、解析結果を最もトナーが載った状態、つまり、定着温度が高くなるような所定値(最悪値)に固定し、S607に進む。ここで、所定値(最悪値)とは、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量を記録材に定着させることが可能な定着温度に調節するための値である。なお、所定値(最悪値)は例えば定着温度そのものを示すものでもよいし、定着器を制御する制御値であってもよい。また、3ページ目以降の画像である場合は、S606で、CPU101は、画像走査判定による画像解析を行い、その結果を解析結果として格納し、S607に進む。
S607で、CPU101は、解析結果(予測されたトナー載り量)を用いた定着温調を行う印刷を開始し、S608で、その印刷画像が画像特性判定できるか否かを再度判断する。当該判断はS602と同様の判断であり、S602の結果を用いてもよい。画像特性判定できる画像である場合はS610に進み、そうでない場合はS609に進む。S610で、CPU101は、画像解析結果をそのまま記録部107に通知し、処理を終了する。
一方、画像特性判定ができない画像データであった場合は、S609で、CPU101は、印刷のページ毎に画像解析時から印刷条件が変わったかどうかの確認を行う。印刷条件が変わった場合は解析結果を使えないため、S611に進み、CPU101は、解析結果を最もトナーが載った状態、つまり、定着温度が高くなるような所定値(最悪値)に固定し、処理を終了する。一方、印刷条件が変わっていない場合は、S610に進み、CPU101は、解析結果をそのまま記録部107に通知し、処理を終了する。
なお、S608乃至S611の処理は、S607で印刷が開始されると、ページごとに繰り返し処理するように制御してもよい。また、本フローチャートでは、S602で画像特性判定が可能か否かを判断し、不可能な場合にS604で1ページ目又は2ページ目の印刷か否かを判断する例について説明した。しかし、本発明はこれに限定されず、例えば、まず、1ページ目又は2ページ目の印刷か否かを判断し、そうであれば、画像特性判定が可能か否かを判定して画像特性判定を実施し、3ページ以降の場合は画像走査判定を行うように制御してもよい。即ち、本発明における定着温調処理は、画像特性判定処理を行うか、画像走査判定を行うか、又はこれらの処理を行うことなく定着温度を所定値(最悪値)に調整するかをページごとに切り替えて行う。また、このような制御の切替についてはCPU101が切替部として機能する。切り替える条件については、制限されず、複合機の仕様や設置環境等の種々の要因によって決定されてもよい。例えば、上述したように、画像特性判定が可能か否かや、1ページ目若しくは2ページ目であるか否かなどの条件を採用してもよい。
以上説明したように、本実施形態に係る画像形成装置は、画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着部を備える。また、本画像形成装置は、画像データを形成した際のトナー載り量を予測し、ページ特性を判定し、ページごとに、予測されたトナー載り量又は判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の定着部の定着温度を調節する。これにより、従来は判定できなかった、1ページ目や2ページ目の画像や、印刷条件(用紙サイズ等)が途中で変わった画像に関しても画像特性判定できる場合は簡易に画像解析を行うことができる。従って、無条件で高温定着していたページ数をできるだけ低減することができる。よって、昇温までの時間(例えば、1枚目の印刷までの時間)も短縮でき、さらに、消費電力も低減することができる。このように本実施形態によれば、画像走査による画像解析を行わない場合であっても、可能な範囲で画像解析を行い、定着温度を好適に制御することにより、定着器の昇温時間を低減して印刷速度を改善し、消費電力を軽減することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:複合機、101:CPU、102:eMMC、103:DRAM、104:記憶装置、105:操作部、106:読取部、107:記録部、108:画像処理部、109:通信部、110:データバス、111:画像解析部

Claims (12)

  1. 画像形成装置であって、
    画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着手段と、
    前記画像データを形成した際のトナー載り量を予測する第1解析手段と、
    ページ特性を判定する第2解析手段と、
    ページごとに、前記第1解析手段によって予測されたトナー載り量又は前記第2解析手段によって判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の前記定着手段の定着温度を調節する調節手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第2解析手段は、当該ページの画像データにおけるCMYK成分の画素数をそれぞれカウントし、各色のカウント値が所定の閾値より少ないページを特定し、
    前記調節手段は、前記カウント値が前記所定の閾値より少ない場合は、閾値以上の場合と比較して定着温度を低く調節することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2解析手段は、当該ページの画像データが、トナー載り量が予め保持されている固定画像であるページを特定し、
    前記調節手段は、前記予め保持されているトナー載り量に従って定着温度を調節することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2解析手段は、当該ページの画像データが白紙画像であるページを特定し、
    前記調節手段は、当該ページが白紙である場合は、そうでない場合と比較して定着温度を低く調節することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像形成装置。
  5. 前記第2解析手段は、当該ページの画像データが文字画像のみで構成されているページを特定し、
    前記調節手段は、当該ページの画像データが文字画像のみで構成されている場合は、そうでない場合と比較して定着温度を低く調節することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2解析手段は、当該ページの中で、レイアウト印刷によって白紙となる部分があるページを特定し、
    前記調節手段は、当該ページの中で、レイアウト印刷によって白紙となる部分がある場合は、そうでない場合と比較して定着温度を低く調節することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記第2解析手段は、当該ページの内容を示すページ情報構造体のメンバを参照することにより、ページ特性を判定することを特徴とする請求項3乃至5の何れか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能か否かをページごとに判断する判断手段と、
    前記判断手段によって前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能と判断された場合は、当該ページの解析を前記第2解析手段によって行わせ、前記判断手段によって前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能でないと判断され、かつ、当該ページが3ページ目以降である場合は、当該ページの解析を前記第1解析手段によって行わせ、前記判断手段によって前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能でないと判断され、かつ、当該ページが1ページ目又は2ページ目である場合は、当該ページの解析を行わないように制御を切り替える切替手段とをさらに備え、
    前記調節手段は、前記第1解析手段及び前記第2解析手段による解析が行われなかったページについては、所定の定着温度に調節することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能か否かをページごとに判断する判断手段と、
    当該ページが3ページ目以降である場合は、当該ページの解析を前記第1解析手段によって行わせ、当該ページが1ページ目又は2ページ目であり、かつ、前記判断手段によって前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能と判断された場合は、当該ページの解析を前記第2解析手段によって行わせ、当該ページが1ページ目又は2ページ目であり、かつ、前記判断手段によって前記第2解析手段によるページ特性の判定が可能でないと判断された場合は、当該ページの解析を行わないように制御を切り替える切替手段とをさらに備え、
    前記調節手段は、前記第1解析手段及び前記第2解析手段による画像の解析が行われなかったページについては、所定の定着温度に調節することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  10. 前記所定の定着温度とは、記録材に載せる単位面積当たりの最大色材量を記録材に定着させることが可能な温度であることを特徴とする請求項8又は9に記載の画像形成装置。
  11. 画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着手段を備える画像形成装置の制御方法であって、
    第1解析手段が、前記画像データを形成した際のトナー載り量を予測する第1解析工程と、
    第2解析手段が、ページ特性を判定する第2解析工程と、
    調節手段が、ページごとに、前記第1解析工程で予測されたトナー載り量又は前記第2解析工程で判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の前記定着手段の定着温度を調節する調節工程と
    を含むことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  12. 画像データに従って1又は複数ページの記録材に形成したトナー像を熱定着させる定着手段を備える画像形成装置の制御方法における各工程をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記制御方法は、
    第1解析手段が、前記画像データを形成した際のトナー載り量を予測する第1解析工程と、
    第2解析手段が、ページ特性を判定する第2解析工程と、
    調節手段が、ページごとに、前記第1解析工程で予測されたトナー載り量又は前記第2解析工程で判定されたページ特性に基づいて、画像データに従ってトナー像を形成する際の前記定着手段の定着温度を調節する調節工程と
    を含むことを特徴とするプログラム。
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