JP2015019357A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の目的は、ユーザの操作性を向上させることである。
【解決手段】装置本体と、ヒンジ軸を中心にして回動自在に前記装置本体に対して支持された開閉部と、前記開閉部を開く方向に付勢する付勢部であって、前記装置本体に対して閉じた位置から所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きな前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生し、且つ、前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡する前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生するように、前記開閉部を付勢する付勢部と、前記開閉部を閉じた位置に保持する保持部と、を有する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像読取部に自動的に原稿を送る自動原稿送り装置などの開閉部材を画像読取装置又は画像形成装置の装置本体に対して開閉可能に支持するヒンジ装置を有する画像読取装置及び画像形成装置に関する。
従来、自動原稿送り装置を装着した複写機において、原稿を複写する場合には、装置本体上面に設けられた透明ガラス(以下、原稿台ガラスと言う)に対して開閉自在に設けられた自動原稿送り装置を閉じた状態で使用する。これにより、自動原稿送り装置が原稿を順次画像読取部のある原稿台ガラスへと一枚ずつ搬送し、自動的に一枚ずつ原稿の読み取りを行うことができる。また、自動原稿送り装置を使用せず、自動原稿送り装置を装置本体に対して開いて直接原稿台ガラス上に原稿を載置して読み取ることもできる。
自動原稿送り装置には、原稿を自動給送するために、種々のローラやモータなどの部品が多数内蔵されている。そのため、自動原稿送り装置自体の重さも数キログラムから数十キログラムとなり、そのままでは開閉操作が容易でないため、ヒンジ装置という操作力を軽減するための開閉機構を具備するのが一般的である。
ヒンジ装置は、バネを内蔵し、自動原稿送り装置を開く方向、すなわち、自動原稿送り装置の重量(以下、「自重」と言う)をキャンセルする方向に付勢している。それにより、開く際には軽い力で持ち上げることができ、閉まる際には静かに閉まるよう、バネと自重のバランスを設定している。
また、ショックアブソーバーすなわちオイルダンパーなどの衝撃緩和部を、ヒンジ装置に備えている自動原稿送り装置がある。オイルダンパーは自動原稿送り装置が閉まる方向に反して抵抗力を発生するので、自動原稿送り装置の閉まる速度を減速し、装置本体に衝突するショックや音を軽減する効果がある。よって、原稿台ガラスや自動原稿送り装置の駆動部等を保護するだけでなく、画像形成装置への振動伝達を軽減し、画像形成時の画像の乱れを防止している。
また、特許文献1に開示されているように、原稿台ガラス上への原稿の載せ換えを容易にするために、開放している自動原稿送り装置から手を離しても、自動原稿送り装置がその位置に留まっているように設定している(以下、この状態をフリーストップと言う)。また、自動原稿送り装置が原稿台ガラスに対してしっかりと着地した状態を保つために、バネと自重とのバランスを設定している。図17はその従来例を示すものであり、図17(a)はその各開閉角度の状態を示す簡略図、図17(b)は各開閉角度における「バネと自重との大小関係」をモーメント換算して示した図である。
例えば、リーダ(画像読取装置)側の原稿台ガラスに対してADF(自動原稿送り装置)を閉じた状態を0°、垂直状態を90°とする。このとき、開閉角度が「15〜70°の範囲」では、バネと自重を均衡させた状態にして、自動原稿送り装置をフリーストップさせ、手を離しても自動原稿送り装置が自重で落ちてこないようにする。なお、自動原稿送り装置を90°まで開放してしまうと、閉じようとしたときに取っ手(開閉させる際の持ち手)に手が届かない、あるいはヒンジ装置に衝撃を与える等の影響があるため、実際には自動原稿送り装置の開放角度を70°に制限している。
また開閉角度が「0°〜15°の範囲」では、バネ<自重の状態にして、自動原稿送り装置が自重で落下してくるようにし、原稿台ガラスに対して自動原稿送り装置が半開きの状態で停止してしまわないようにする。自動原稿送り装置自体の自重に対してヒンジ装置のバネ力を十分に小さくすることで、しっかりと原稿台ガラスに着地させるようにする。
原稿台ガラスに対して自動原稿送り装置がしっかりと着地せず、半開きの状態になってしまうと、原稿台ガラスに載置された原稿の押さえ力が甘くなることで画像不良が発生したり、自動原稿送り装置を使用した際に紙詰まりが発生してしまう。そのため、一般的には、自動原稿送り装置の取っ手のところで「おおよそ2〜3Kgf程度」、自重の方がバネ力よりも勝るように設定して、自動原稿送り装置の半開きの状態を回避させている。
特開平3−184059号公報
しかしながら、特許文献1や図17に示す構成では、自動原稿送り装置の自重の方がバネ力よりも勝るように設定して、原稿台ガラスとの閉じ状態を保証しているため、自動原稿送り装置を開くのに2〜3Kgf程度の力を必要とし、開閉力の軽減には限界があった。
本発明の目的は、ユーザの操作性を向上させることである。
上記目的を達成するため、本発明は、装置本体と、ヒンジ軸を中心にして回動自在に前記装置本体に対して支持された開閉部と、前記開閉部を開く方向に付勢する付勢部であって、前記装置本体に対して閉じた位置から所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きな前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生し、且つ、前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡する前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生するように、前記開閉部を付勢する付勢部と、前記開閉部を閉じた位置に保持する保持部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザの操作性を向上させることができる。
画像形成装置の外観図 画像読取装置の模式断面図 画像読取装置の回路構成及び画像信号制御部のブロック図 画像処理部の制御ブロック図 自動原稿送り装置の自重とヒンジ装置のバネ力との関係を示す図 実施例1に係るヒンジ装置の構成を示す断面図 実施例1に係るヒンジ装置のフリーストップ状態を示す断面図 実施例1に係るヒンジ装置の跳ね上げ状態を示す断面図 (a)は取っ手部の構成を示す図、(b)は取っ手部の要部拡大図 (a)(b)は実施例1に係る保持部を示す図(マグネット構成) 実施例2に係るヒンジ装置の閉じ状態を示す断面図 実施例2に係るヒンジ装置の開放状態を示す断面図 (a)(b)は実施例2に係る保持部を示す図(ラッチ構成) (a)(b)は実施例3に係るヒンジ装置の構成を示す断面図 調整部を軸下方向に移動させたときの自動原稿送り装置の自重とヒンジ装置のバネ力との関係を示す図 調整部を軸上方向に移動させたときの自動原稿送り装置の自重とヒンジ装置のバネ力との関係を示す図 (a)(b)は従来例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、それらの相対配置などは、本発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。従って、特に特定的な記載がない限りは、本発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
〔実施例1〕
以下に、図1〜図10を用いて実施例1に係るヒンジ装置を備えた画像形成装置について説明する。ここでは、ヒンジ装置を備えた画像形成装置として、自動原稿送り装置を開閉可能に備えた画像形成装置としての複写機を例示している。
図1は自動原稿送り装置を開閉可能に備えた画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置1(以下、装置本体と言う)は、その本体100と、本体100の下部に装着された給送カセット33と、本体100の上面に装着された自動原稿送り装置(開閉部材)2とで構成される。
本体100は、そのほぼ中央部に画像形成部が配置され、その下方に給送部が位置している。また、本体最上部にはCCD等を備えた画像読取部が配置されている。そして、その画像読取部と画像形成部との間に空間が設けられ、排出空間部34を形成している。
本体100において、画像形成部は、シートに画像を形成する。画像形成部は従来周知の電子写真方式によるプリントエンジンとして構成され、図示しないレーザ書き込み部、電子写真プロセス部、定着部等を内蔵している。給送部は、給送カセット33を有しており、画像形成部にシートを供給する。
画像読取部では、原稿の画像情報を読み取る。画像読取部では、図2に示すように、枠体フレーム102、その上面に透明ガラス101(以下、原稿台ガラスと言う)が配置され、その下方に画像読取ユニット(走査ユニット)103が配設される。
自動原稿送り装置2は、装置奥側に設けられたヒンジ装置(ヒンジ機構)により本体100の上部の枠体フレーム102に装着され、画像読取部の上面の原稿台ガラス101を開放または閉鎖するように装置本体の上面に対して回動自在に支持されている。自動原稿送り装置2では、その原稿台31上にセットされた原稿束(図示せず)は、上側から1枚ずつ原稿台ガラス101上に搬送され、画像読取部による読み取り走査が終了した後、順次原稿排出台32上に排出される。
自動給送によらないコピーや、本又はノートなどのコピーのときは、自動原稿送り装置2を圧板として用いることができる。
次に、図2において本発明を適用した画像読取装置の概略構成について説明する。
図2において、101は原稿が載置される原稿載置部としての原稿台ガラス、102は原稿台ガラスを支持する枠体フレーム、103は原稿を走査する画像読取ユニット(走査ユニット)である。そして、104は画像読取ユニット(走査ユニット)を移動させるベルト、105はベルトを駆動するプーリ、106はプーリを回転させるモータである。
画像読取ユニット103は、原稿を照明する照明ユニット108、原稿で反射した光を導く反射ミラー109、110、111、光を結像するレンズ112、結像した光を光電変換して読み取るCCD113、CCDを駆動する電装基板114から構成される。そして、これらは走査ユニットとしてキャリッジ枠体107上に一体的に搭載されている。
このような構成で、原稿の画像情報を読み取る際には、原稿台ガラス101に載置された原稿を照明ユニット108によって照明しながら、モータ106を回転させ、プーリ105とベルト104によって画像読取ユニット103を原稿に沿って走査させる。原稿に当たった光は原稿面で拡散し、反射ミラー109、110、111によってレンズ112に導かれ、レンズ112によって結像された後、CCD113によって光電変換され、電気的に読み取られる。
301、302、303はシェーディング補正用の白基準データを提供する白色基準部材のユニットであり、原稿の画像を読み取る前に画像読取ユニット(走査ユニット)103をこの位置まで移動させてシェーディング補正を行う。
115は流し読みガラス(透明ガラス)であり、自動原稿送り装置2が装着された場合の読取位置となる。自動原稿送り装置2の給送部(不図示)より給送された原稿は、流し読みガラス115上を通過し、流し読みガラス115の下方で停止・待機している画像読取ユニット103によって原稿の画像情報が読み取られる。116は傾斜ガイドで、流し読みガラス115を通過した原稿の先端をすくい上げ、再び原稿を自動原稿送り装置の機内に案内するためのガイド部材である。
次に、図2及び図4を用いてシェーディング補正について説明する。
画像読取ユニット(走査ユニット)103のシェーディング補正は、図2に示すように原稿台ガラス101と併設されたシェーディング白板302の下方に画像読取ユニット(走査ユニット)103が移動して行われる。
そして、図4に示すように、取得した画像データをもとに画像処理部210では、アナログ信号処理部211で感度補正等の各種補正を加える。その後、画像処理部210では、A/D変換部212にてデジタル画像信号に変換し、さらにゲインコントロール部213、シェーディング補正部214、トーンコントロール部215等において各種補正を加える。その後、デジタルデータとして画像データを画像形成装置(不図示)などに受け渡す。
次に、図3を用いて上述の装置を制御するブロック図について説明する。
CPU回路部400はCPU401を有し、ROM402に格納されているプログラムに基づき、操作部404の設定に従って、読取制御部201、画像信号制御部405、外部I/F406を制御する。RAM403は制御データを一時的に保持する領域や、制御に伴う演算の作業領域として用いられる。外部I/F406はコンピュータ407からのインターフェイスであり、プリントデータを画像に展開して画像信号制御部405へ出力する。
画像処理部410では、画像の補正処理や操作部での設定に応じた編集処理を行う。ラインメモリ411では、主走査方向を入れ替える鏡像処理等を行う。ラインメモリ411の画像は、ページメモリ412を介して出力される。ハードディスク413はページ順を入れ替えるときなどに必要に応じて用いられる。
次に、図5〜図10を用いて、本実施例に係るヒンジ装置、及び保持部、取っ手部の構成について説明する。
まず、図5は本実施例に係るヒンジ装置を使用した場合における、自動原稿送り装置2とヒンジ装置のバネ力との大小関係をモーメントで示した図である。横軸は自動原稿送り装置2の原稿台ガラス101に対する回動角度(開閉角度)、縦軸はモーメント(付勢力、バネ力)である。図中の点線は自動原稿送り装置2の自重によるモーメントで、実線はヒンジ装置のバネ力によるモーメントを表している。閉じた状態から所定の回動角度θ1までの範囲においては、自動原稿送り装置2の自重によるモーメントよりもヒンジ装置のバネ力によるモーメントの方が大きくなるように設定している。所定の回動角度θ1より開いた状態である回動角度θ2の範囲においては、自動原稿送り装置2の自重によるモーメントとヒンジ装置のバネ力によるモーメントとが均衡するように設定している。そのため、自動原稿送り装置2を開く際には所定の回動角度θ1までは軽い力で開くことができるようになり、所定の回動角度θ1より開いた状態においては、ユーザの好きな位置に停止させることができる。
次に、図6は本実施例に係るヒンジ装置10の断面図である。自動原稿送り装置2は外装構成部材であるカバー3によって覆われている。自動原稿送り装置2は原稿台ガラス101に対して開閉可能とするため、ヒンジ装置10を介して装置本体1(枠体フレーム102)に取り付けられている。ヒンジ装置10は、装置本体1の本体フレームである枠体フレーム102に対して開閉部材である自動原稿送り装置2を開閉可能に支持している。
ヒンジ装置10は、第一の取付部材であるヒンジベース14と、第二の取付部材を構成するヒンジアーム7、リフトアーム4と、ヒンジベース14に対してヒンジアーム7が回動するように連結するヒンジ軸13と、を有している。さらにヒンジ装置10は、装置本体1に対する自動原稿送り装置の回動角度に応じて伸縮し、自動原稿送り装置2を開く方向に付勢する付勢部を有している。付勢部は、ヒンジベース14とヒンジアーム7の間に設けられている。ここでは、付勢部は、第一の弾性部材である圧縮バネ16と第二の弾性部材である圧縮バネ12を有し、さらにバネ軸下6、バネホルダー下15、バネホルダー上17、バネ軸上18を有している。
ヒンジ軸13は第一の取付部材であるヒンジベース14に支えられ、ヒンジベース14は装置本体1(枠体フレーム102)に固定されている。また、ヒンジ軸13は第二の取付部材を構成するヒンジアーム7を軸支しているので、ヒンジアーム7はヒンジベース14に対して回動可能となっている。
さらに、第二の取付部材を構成するヒンジアーム7はリフト軸5を介して第二の取付部材を構成するリフトアーム4を支えるので、リフトアーム4はヒンジアーム7に対して回動可能となっている。高さ調整ネジ8はリフトアーム4に固定されるが、進退自在とし、先端がヒンジアーム7の一部に当接し、自動原稿送り装置2の原稿台ガラス101に対する高さを調整可能としている。リフトアーム4は自動原稿送り装置2(カバー3)に固定されている。
リフトアーム4は、バネ軸上18を支えている。バネ軸上18はバネホルダー上17を軸支する。バネホルダー上17は圧縮バネ12、16の一方の端部を保持し、対向側にもバネホルダー下15を配置して圧縮バネ12、16の他方の端部を保持している。バネホルダー下15はバネ軸下6にて軸支される。バネ軸下6はヒンジベース14に固定されている。このため、自動原稿送り装置2の開閉動作にてバネ軸上18とバネ軸下6の間隔が変化し、それに伴い、圧縮バネ12、16が伸び縮みする。
次に、図7、図8は自動原稿送り装置2をそれぞれ角度θ2、θ1まで開放した場合のヒンジ装置10の断面図である。自動原稿送り装置2を開放することによって、バネ軸下6とバネ軸上18の間隔が広がり、それに連動する形で、圧縮バネ12、16の反力を受けてバネホルダー上17とバネホルダー下15と間隔が広がる。
図7、図8に示す通り、第一の弾性部材である圧縮バネ16は、回動角度(開閉角度)がθ1、θ2のどちらの場合においても、バネホルダー上17とバネホルダー下15に両端が接触している。このため、圧縮バネ16は、回動角度がθ1、θ2のどちらの場合においても、自動原稿送り装置2を開く方向に付勢する付勢力として作用している。
これに対し、第二の弾性部材である圧縮バネ12は、装置本体1に対して自動原稿送り装置2を閉じた状態から所定の回動角度θ1までは、バネホルダー上17とバネホルダー下15に両端が接触している(図8参照)。しかしながら、所定の回動角度θ1より開いた状態である回動角度θ2においては、圧縮バネ16のみがバネホルダー上17とバネホルダー下15に接触し、圧縮バネ12は一方の端部がバネホルダー上17から離れるようにしている(図7参照)。
つまり、図8に示すように、閉じた状態から回動角度θ1までは、圧縮バネ16とともに圧縮バネ12が作用して、ヒンジ装置10によるヒンジ軸回りのモーメントが自動原稿送り装置2の自重によるモーメントよりも大きくなる。これにより、自動原稿送り装置2を閉じた状態から回動角度θ1までに間では、自動原稿送り装置2は、圧縮バネ16および圧縮バネ12の力によって自動原稿送り装置2が開く。これにより、閉じた状態から回動角度θ1までは、自動原稿送り装置2の開閉力を軽減できる。
一方、図7に示すように、回動角度θ1より開いた状態である回動角度θ2においては、圧縮バネ12は作用せず、圧縮バネ16のみが作用して、ヒンジ装置10(圧縮バネ16)によるヒンジ軸回りのモーメントが自動原稿送り装置2の自重によるモーメントと均衡状態となる。これにより、回動角度θ2の範囲では、自動原稿送り装置2を自由な角度でフリーストップできる。ここで、ヒンジ装置の圧縮バネ16のバネ力によるモーメントと自動原稿送り装置2の自重によるモーメントとが均衡するとは、それぞれのモーメントの大きさが厳密に同一になった状態だけを示すのではなく以下の状態をも含む。即ち、圧縮バネ16のバネ力によるモーメントと自動原稿送り装置2の自重によるモーメントの差によって自動原稿送り装置2が回動しようとする力が、自動原稿送り装置2の回動に係る摩擦抵抗よりも小さく、自動原稿送り装置2に外力が加わらなければ自動原稿送り装置2が静止する状態も、上記2つのモーメントが均衡した状態である。
次に、図9は自動原稿送り装置2の前面略中央部にある、取っ手部50付近を抜粋した図である。図9(a)は取っ手部付近の正面図、図9(b)は保持部の拡大図である。図10は図9(a)のA−A断面図であり、図10(a)は装置本体1(枠体フレーム102)に対して自動原稿送り装置2が保持部によって保持されている状態(閉じ状態)を示す図、図10(b)は保持部が解除された状態を示す図である。
取っ手部50は、自動原稿送り装置2を開放するためのものであり、自動原稿送り装置2の前面略中央部に設けられている。取っ手部50は、ユーザが自動原稿送り装置2を開閉する際の持ち手となる取っ手51を有している。取っ手51は、取っ手回動軸56によって、自動原稿送り装置2に対して回動可能に取り付けられている。図10(b)に示すように回動した取っ手51は、戻しバネ57によって元の位置(図10(a)に示す位置)に戻される構成になっている。
取っ手51の両端には保持部を構成する磁石52、53(マグネットキャッチ)がそれぞれ設けられている。磁石52、53の対向側である装置本体1(枠体フレーム102)には保持部を構成する金属板金などの磁性体54、55が設けられている。自動原稿送り装置2は、保持部としての磁石52、53と磁性体54、55による磁気的結合力によって、装置本体1(枠体フレーム102)に対する閉じ状態を保持している。取っ手51を挟んで両端側に保持部を設けているのは、装置本体1(枠体フレーム102、原稿台ガラス101)に対して自動原稿送り装置2を平行に保持するためである。図示していないが、磁石52、53の取り付け位置(高さ)を調整する部を設けることで、平行状態を調整可能にしている。
自動原稿送り装置2を開閉する際には、図10(b)に示すように取っ手51を矢印B方向に押す。これにより、取っ手51は回動軸56を中心に回動し、取っ手51に取り付けられた磁石52、53は装置本体1(枠体フレーム102)に取り付けられた磁性体54、55から離れ、磁気的結合力が解除される。磁気的結合力が解除されると、自動原稿送り装置2は回動角度θ1のところまで、ヒンジ装置10(圧縮バネ12、16)のバネ力のみで持ち上げられる。
ここで、前述した取っ手51と保持部52〜55と回動軸56の位置について説明する。先にも述べた通り、装置本体1(枠体フレーム102)に対して自動原稿送り装置2をしっかりと保持するためには、取っ手51のところで所定の力(例えば、「おおよそ2〜3Kgf程度」の力)が必要になる。つまり、本実施例においても磁気的結合力が「2〜3Kgf程度」必要ということになる。本実施例では、図10に示したように、取っ手51と回動軸56の間に保持部を構成する磁石52、53と磁性体54、55を設け、この保持部を可能な限り回動軸56側に配置している。これにより、てこの原理を利用して、保持部による保持力(磁気的結合力)の解除を容易に行える。
本実施例では、保持部として、自動原稿送り装置2側に磁石52、53を設け、装置本体1(枠体フレーム102)側に磁性体54、55を設けたが、それぞれを逆側に配置しても良い。すなわち、保持部は、装置本体1もしくは自動原稿送り装置2のいずれか一方側に磁石52、53を設け、他方側に磁性体54、55を設けて、磁気的結合力で装置本体に対して自動原稿送り装置を閉じた状態(位置)に保持する構成であればよい。
また、取っ手51の両側に保持部を構成する磁石と磁性体を2つ配置したが、2つに限るものではない。また、取っ手51を回動軸56によって回動させる構成で説明したが、保持部を退避させる構成であればこれに限るものではない。
また本実施例では、取っ手部50を自動原稿送り装置2側に設けたが、装置本体1側に設けてもよく、保持部による保持を解除可能な構成であればよい。
本実施例によれば、装置本体1に対して自動原稿送り装置2を閉じた状態から所定の回動角度θ1までの範囲においては、付勢部によるヒンジ軸回りのモーメント(付勢力)が、自動原稿送り装置2の自重によるヒンジ軸回りのモーメントよりも大きくなる。これにより、開閉部材である自動原稿送り装置2を軽い力で開くことができる。
また、装置本体1に対して自動原稿送り装置2を所定の回動角度θ1より開いた状態である回動角度θ2の範囲においては、付勢部によるヒンジ軸回りのモーメント(付勢力)と自動原稿送り装置2の自重によるヒンジ軸回りのモーメントとが均衡する。そのため、自動原稿送り装置を任意の位置でフリーストップさせることができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
本実施形態では、均衡状態を保つために、図5に示すように、自動原稿送り装置2の自重によるヒンジ軸回りのモーメントよりも付勢部によるヒンジ軸回りのモーメントの方を若干高めに設定している。これは自動原稿送り装置2の自重のばらつきによるモーメントの変化を考慮しているためである。また、ヒンジ装置の回動時に発生する摩擦抵抗が大きい場合には、自動原稿送り装置2の自重によるヒンジ軸回りのモーメントに対して、付勢部によるヒンジ軸回りのモーメントを同等もしくは若干低めに設定することもある。
〔実施例2〕
次に、図11〜図13を用いて、実施例2に係るヒンジ装置及び保持部について説明する。なお、ヒンジ装置及び保持部以外の構成については、前述した実施例と同様であるため、同等の機能及び構成を有するものには同一の符号を付し、説明を省略する。
まず、図11、図12は本実施例に係るヒンジ装置81の断面図である。ヒンジ装置81は相対的に回動自在になるように回動軸(ヒンジ軸)82で連結された第一、第二の取付部材83、84と、第一、第二の取付部材83、84の回動に応じて伸縮する弾性部材となる圧縮バネ85を備えている。また、第二の取付部材84にはカム部材86が固定されている。カム部材86のカム面86a、86bには弾性部材の一端となる圧縮バネ85を収容したハウジング87の当接部87aが接触して摺動するようになっている。
ヒンジ装置81を構成する第一の取付部材83は図示しないビス等の締結部により自動原稿送り装置2と締結固定され、自動原稿送り装置2と共に回動軸82を中心に回動する。そして、回動軸82を介して第一の取付部材83と連結している第二の取付部材84は装置本体1(枠体フレーム102)に固定されている。
第一、第二の取付部材83、84の回動に応じて伸縮する弾性部材となる圧縮バネ85は、その一端がハウジング87を介して第二の取付部材84に固定されているカム部材86のカム面に当接して接触摺動するようになっている。またカム部材86の他端はハウジング88を介して第一の取付部材83に固定された軸83aに係止して固定されている。
カム部材86のカム面の形状は、回動軸82を中心とした自動原稿送り装置2の自重によるモーメントと、「どの角度で停止させるか」或いは「どの角度から自重落下させるか」等といった所望の開閉動作条件を加味して適宜設定される。本実施例においては、カム面を第一の領域としての第一のカム面86aと第二の領域としての第二のカム面86bの2つの領域に分け、以下のような開閉動作条件になるようにカム面を設定している。
カム部材86の第一のカム面(第一の領域)86aは、回動角度0°〜β1(実施例1の回動角度θ1に相当)の範囲でハウジング87の当接部87aと接触する。この第一のカム面86aは、自動原稿送り装置2の自重によるモーメントよりも大きいヒンジ装置のバネ力によるモーメントが発生するようにしている。これにより、自動原稿送り装置2を開放する際には軽い力で開放できる。
カム部材86の第二のカム面(第二の領域)86bは、回動角度β1より開いた状態の回動角度β2の範囲でハウジング87の当接部87aと接触する。この第二のカム面86bは、自動原稿送り装置2の自重によるモーメントとヒンジ装置のバネ力によるモーメントとが均衡している状態にしている。これにより、ユーザの好きな位置に自動原稿送り装置2を停止させることができるようにする。
次に、図13は保持部の構成を示す図である。取っ手部の構成については前述した実施例1と同じなので、異なる部分のみ説明する。まず、61は自動原稿送り装置2側に設けられたフック部材としての係止爪であり、63は装置本体1(枠体フレーム102)側に設けられたフック支持部としてのピンである。この保持部を構成する係止爪61は回動軸62に固定され、さらに回動軸62には取っ手51(実施例1と同様の構成のため図示せず)が固定されている。つまり、実施例1と同様に取っ手51を図10(b)に示す矢印B方向に押すことで、図13(b)に示すように回動軸62と係止爪61が回動し、ピン63との連結が解除される構成になっている。連結が解除されると、自動原稿送り装置2は回動角度β1のところまで、ヒンジ装置のバネ力のみで持ち上げられる。その後、係止爪61は戻しバネ64によって元の位置に戻される。係止爪61及びピン63の配置については、前述した実施例1と同様に、装置本体1(枠体フレーム102、原稿台ガラス101)に対して自動原稿送り装置2を平行に保持するために、取っ手51の両脇に設けている(図示せず)。
本実施例では、保持部として、自動原稿送り装置2側に係止爪61(フック部材)を設け、装置本体1(枠体フレーム102)側にピン63(フック支持部)を設けたが、それぞれを逆側に配置しても良い。すなわち、保持部は、装置本体1もしくは自動原稿送り装置2のいずれか一方側にフック部材を設け、他方側にフック支持部を設けて、フック部材をフック支持部が係止することで装置本体に対して自動原稿送り装置を閉じた状態に保持する構成であればよい。
また、取っ手51の両側に保持部を構成する係止爪61とピン63を2つ配置したが、2つに限るものではない。
実施例1及び実施例2においては、装置本体1(枠体フレーム102)に対して、自動原稿送り装置2を自重で落下させる構成ではなく、ユーザ自らが閉じるような構成にした。このため、従来例のヒンジで使用していたショックアブソーバー、すなわちオイルダンパーなどの衝撃緩和部を不要とし、大幅なコストダウンに貢献できる。
本実施例においても、装置本体1に対して自動原稿送り装置2を閉じた状態から所定の回動角度β1までの範囲で、付勢部によるヒンジ軸回りのモーメント(付勢力)が、自動原稿送り装置の自重によるヒンジ軸回りのモーメントよりも大きくなる。そのため、開閉部材である自動原稿送り装置を軽い力で開くことができる。
また、装置本体1に対して自動原稿送り装置2を所定の回動角度β1より開いた状態である回動角度β2の範囲においては、付勢部によるヒンジ軸回りのモーメント(付勢力)と自動原稿送り装置の自重によるヒンジ軸回りのモーメントとが均衡する。これにより、自動原稿送り装置を任意の位置でフリーストップさせることができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
〔実施例3〕
次に、図14〜図16を用いて、実施例3に係るヒンジ装置の調整部について説明する。なお、調整部以外の構成については、前述した実施例1と同様であるため、同等の機能及び構成を有するものには同一の符号を付し、説明を省略する。
実施例3では、前述した実施例1の構成に加えてさらに、ヒンジ装置を構成する圧縮バネ12の伸縮方向の位置を調整できる調整部を備えている。調整部以外の構成は前述した実施例1と同様であるため、同等の機能及び構成を有するものには同一の符号を付し、説明を省略する。
本実施例では、図14(a)及び図14(b)に示すように、圧縮バネ12の伸縮方向の位置(高さ)を調整できる調整部19がヒンジ装置10の圧縮バネ(第二の弾性部材)12に接するようにバネホルダー下15側に設けられている。図14(b)に示すように調整部19は外周にねじ山が切ってあり、調整工具(不図示)により、圧縮バネ(第二の弾性部材)12の位置を伸縮方向に移動することが可能である。調整部19により圧縮バネ(第二の弾性部材)12の伸縮方向の位置を変更すると、図7に示す圧縮バネ(第二の弾性部材)12の端部とバネホルダー上17との距離71が変わる。このため、自動原稿送り装置2が閉じる際に圧縮バネ(第二の弾性部材)12が作用し始める所定の回動角度θ1までの範囲を変えることができる。
例えば、調整部19をバネ軸下6方向へ動かすと、圧縮バネ12もバネ軸下6方向へ移動する。これにより、圧縮バネ12の端部とバネホルダー上17との距離71が離れるため、図15に示すように、調整前の回動角度θ1(図5参照)よりも小さい回動角度θ3で圧縮バネ12が作用し始める。なお、本実施例では圧縮バネ12をバネ軸下6方向へ移動させて、圧縮バネ12とバネホルダー上17の距離71を遠ざけたが、バネ軸上18側に調整部を設けて、バネホルダー上17を圧縮バネ12側から遠ざけても同様の効果を得ることは可能である。
また例えば、調整部19をバネ軸上18方向へ動かすと、圧縮バネ12もバネ軸上18方向へ移動する。これにより、圧縮バネ12の端部とバネホルダー上17との距離71が近づくため、図16に示すように、調整前の回動角度θ1(図5参照)よりも大きい回動角度θ4で圧縮バネ12が作用し始める。なお、本実施例では圧縮バネ12をバネ軸下6方向へ移動させて、圧縮バネ12とバネホルダー上17の距離71を近づけたが、バネ軸上18側に調整部を設けて、バネホルダー上17を圧縮バネ12側に近づけても同様の効果を得ることは可能である。
上述したように、ヒンジ装置を構成する圧縮バネ12の伸縮方向の位置を調整する調整部19を設けることにより、自動原稿送り装置2が閉じる際に圧縮バネ(第二の弾性部材)12が作用し始める所定の回動角度までの範囲を変更することができる。
なお、前述した実施例では、開閉部材を装置本体に対して開閉可能に支持するヒンジ装置として、画像形成装置におけるヒンジ装置を例示して説明したが、これに限定されるものではなく、スキャナなどの画像読取装置におけるヒンジ装置であってもよい。また、前述した実施例では、画像形成装置として複写機を例示したが、これに限定されるものではなく、例えばファクシミリ装置等の他の画像形成装置や、或いは機能を組み合わせた複合機等の他の画像形成装置であってもよい。これらの画像形成装置や画像読取装置におけるヒンジ装置に本発明を適用することにより同様の効果を得ることができる。
2 …自動原稿送り装置
3 …カバー
4 …リフトアーム
5 …リフト軸
6 …バネ軸下
7 …ヒンジアーム
10 …ヒンジ装置
12 …圧縮バネ
13 …ヒンジ軸
14 …ヒンジベース
15 …バネホルダー下
16 …圧縮バネ
17 …バネホルダー上
18 …バネ軸上
19 …調整手段
50 …取っ手部
51 …取っ手
56 …取っ手回動軸
57 …戻しバネ
61 …係止爪
62 …回動軸
63 …ピン
64 …戻しバネ
81 …ヒンジ装置
83 …第一の取付部材
84 …第二の取付部材
85 …圧縮バネ
86 …カム部材
86a …第一のカム面
86b …第二のカム面
87 …ハウジング
87a …当接部
101 …原稿台ガラス
102 …枠体フレーム

Claims (14)

  1. 装置本体と、
    ヒンジ軸を中心にして回動自在に前記装置本体に対して支持された開閉部と、
    前記開閉部を開く方向に付勢する付勢部であって、前記装置本体に対して閉じた位置から所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きな前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生し、且つ、前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡する前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生するように、前記開閉部を付勢する付勢部と、
    前記開閉部を閉じた位置に保持する保持部と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記付勢部は、前記開閉部を開く方向に付勢する第一の弾性部と、前記開閉部を開く方向に付勢する第二の弾性部材と、を有し、
    前記装置本体に対して前記開閉部を閉じた状態から前記所定の回動角度までの範囲においては、前記第一の弾性部材と前記第二の弾性部材が共に前記開閉部を開く方向に付勢し、
    前記装置本体に対して前記開閉部を前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記第二の弾性部材は作用せずに前記第一の弾性部材が前記開閉部を開く方向に付勢することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記付勢部は、前記第二の弾性部材の伸縮方向の位置を変更して、前記所定の回動角度を調整する調整部を有することを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記付勢部は、前記開閉部を開く方向に付勢する弾性部材と、前記弾性部材を収容するハウジングと、前記ハウジングが接触する第一のカム面と第二のカム面を有するカム部材と、を有し、
    前記装置本体に対して前記閉じた位置から前記所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記弾性部材が前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きいモーメントを発生させるよう前記ハウジングが前記カム部材の第一のカム面と当接し、
    前記装置本体に対して前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記弾性部材が前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡するモーメントを発生させるよう前記ハウジングが前記カム部材の第二のカム面と当接することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  5. 原稿の画像情報を読み取る画像読取部と、シートに画像を形成する画像形成部と、を有する画像形成装置であって、
    前記画像読取部は、
    原稿が載置される原稿載置部と、前記原稿載置部に載置された原稿を読み取る画像読取ユニットと、を有する装置本体と、
    前記原稿載置部を開放または閉鎖するようにヒンジ軸を中心にして回動自在に支持された開閉部と、
    前記開閉部を開く方向に付勢する付勢部であって、前記装置本体に対して閉じた位置から所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記開閉部が開き得るように前記開閉部材の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きな前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生し、且つ、前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記開閉部が静止するように前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡する前記ヒンジ軸回りのモーメントを発生するように、前記開閉部材を付勢する付勢部と、
    前記装置本体の上面に対して前記開閉部を閉じた位置に保持する保持部と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 装置本体と、
    ヒンジ軸を中心にして回動自在に前記装置本体に対して支持された開閉部と、
    前記開閉部を開く方向に付勢する付勢部であって、前記装置本体に対して閉じた位置から所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記開閉部が前記開く方向に回動するように、且つ、前記開閉部が前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記開閉部が静止するように、前記開閉部材を付勢する付勢部と、
    前記開閉部を閉じた位置に保持する保持部と、
    を有することを特徴とする画像読取装置。
  7. 前記付勢部は、前記開閉部を開く方向に付勢する第一の弾性部材と、前記開閉部を開く方向に付勢する第二の弾性部材と、を有し、
    前記装置本体に対して前記開閉部を閉じた状態から前記所定の回動角度までの範囲においては、前記第一の弾性部材と前記第二の弾性部材が共に前記開閉部を開く方向に付勢し、
    前記装置本体に対して前記開閉部を前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記第二の弾性部材は作用せずに前記第一の弾性部材が前記開閉部を開く方向に付勢することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記付勢部は、前記第二の弾性部材の伸縮方向の位置を変更して、前記所定の回動角度を調整する調整部を有することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  9. 前記付勢部は、前記開閉部を開く方向に付勢する弾性部材と、前記弾性部材を収容するハウジングと、前記ハウジングが接触する第一のカム面と第二のカム面を有するカム部材と、を有し、
    前記装置本体に対して前記閉じた位置から前記所定の回動角度までの範囲に前記開閉部がある状態においては、前記弾性部材が前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントよりも大きいモーメントを発生させるよう前記ハウジングが前記カム部材の第一のカム面と当接し、
    前記装置本体に対して前記開閉部を前記所定の回動角度より開いた状態においては、前記弾性部材が前記開閉部の自重による前記ヒンジ軸回りのモーメントと均衡するモーメントを発生させるよう前記ハウジングが前記カム部材の第二のカム面と当接することを特徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  10. 前記保持部は、前記装置本体もしくは前記開閉部のいずれか一方側に設けられた磁石と、他方側に設けられた磁性体で構成され、磁気的結合力で前記装置本体に対して前記開閉部を閉じた位置に保持することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  11. 前記保持部は、前記装置本体もしくは前記開閉部のいずれか一方側に設けられたフック部材と、他方側に設けられたフック支持部で構成され、前記フック部材と前記フック支持部が係止することで前記装置本体に対して前記開閉部を閉じた位置に保持することを特徴とする請求項1乃至請求項9のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  12. 前記開閉部を開くための取っ手部を有し、
    前記取っ手部は、前記装置本体もしくは前記開閉部のいずれか一方側に設けられ、前記保持部による保持を解除可能に取り付けられていることを特徴とする請求項5、請求項6、請求項10又は請求項11に記載の画像読取装置。
  13. 前記装置本体は、原稿が載置される原稿載置部と、前記原稿載置部に載置された原稿を読み取る画像読取ユニットと、を有し、
    前記開閉部は、前記原稿載置部上に原稿を送る原稿送り装置であることを特徴とする請求項1乃至請求項12のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  14. さらに、前記装置本体に固定される第一の取付部材と、前記開閉部材に固定される第二の取付部材と、を有し、
    前記ヒンジ軸は、前記第一の取付部材に対して前記第二の取付部材が回動するように連結し、
    前記付勢部は、前記第一の取付部材と前記第二の取付部材の間に設けられることを特徴とする請求項1又は請求項6に記載の画像読取装置。
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