JP5194977B2 - 画像読み取り装置 - Google Patents

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Description

本発明は、原稿の画像を読み取る画像読み取り装置に関する。
運搬時における破損などを防止するため、ミラーを支持する光学系支持部材の往復移動を固定部材を用いて断つ技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、固定部材による固定の解除し忘れによる走査ユニットの損傷を防止するため、固定部材による走査ユニットの本体フレームへの固定が解除されているか否かを検出する検出部材を備えた画像読み取り装置が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、据え付け時に自動的にキャリッジのロックを解除できる光学走査装置を提供するため、下方向に移動されるとスキャナキャリッジを固定するロッキング部材を有するキャリッジロッキングデバイスを備えた光学走査装置が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特公平7−104558号公報 特開2005−134673号公報 特開2004−29772号公報
ところで原稿に光を照射する照射部を備えた移動部材の移動規制は、例えばこの移動部材を固定する固定部材を設置することで行うことができる。しかしながらこの場合、ユーザに特別な操作を強いるとともに固定部材の設置し忘れなどによる移動部材の破損などが発生しうる。
本発明の目的は、ユーザに意識させることなく移動部材の移動規制が可能な画像読み取り装置を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、原稿が置かれる原稿台を備えた装置本体と、前記原稿台に置かれた原稿に光を照射する照射部を備え、予め定められた移動経路に沿って移動可能に設けられた移動部材と、前記照射部から照射され前記原稿により反射された光を受光する受光部と、前記装置本体に開閉可能に設けられ、閉じられた際に前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部を有した開閉部材と、前記開閉部材に設けられ当該開閉部材の閉動作に伴い予め定められた突出箇所にて前記移動経路上に突出し、当該突出箇所を挟んで相対する一方側および他方側のうちの当該一方側に位置する前記移動部材の当該他方側への移動を規制するとともに、当該開閉部材の開動作に伴い当該移動経路上から退避し当該規制を解除する突出部と、を備え、前記突出部は、前記開閉部材が前記装置本体に対し閉じられた状態において前記他方側から前記一方側へ向かう前記移動部材が当該一方側まで移動できるように構成されていることを特徴とする画像読み取り装置である。
請求項2に記載の発明は、前記突出部は、前記開閉部材に取り付け当該開閉部材から前記装置本体に向かって突出するように設けられた第1の部材と、前記第1の部材に取り付けられるとともに当該第1の部材に取り付けられた取り付け部を中心に揺動可能に設けられ且つ当該取り付け部から前記装置本体に向かって延びるように設けられ、当該装置本体側に自由端を有し当該取り付け部を挟み当該自由端側とは反対側に他端を有した第2の部材と、を備え、前記第2の部材の前記自由端が前記一方側に向かって移動するように当該第2の部材の揺動が行われることで前記他方側から当該一方側へ向かう前記移動部材が当該一方側へ移動し、前記第2の部材の前記自由端が前記他方側に向かって移動するように当該第2の部材の揺動が行われたときには当該第2の部材の前記他端側が前記第1の部材に接触して当該揺動が規制され、揺動が規制された当該第2の部材によって、前記一方側に位置する前記移動部材の当該他方側への移動が規制されることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置である。
請求項3に記載の発明は、前記移動部材は、所定範囲を移動しながら前記照射部を用い前記原稿台に置かれた原稿に光を照射し、前記突出部は、前記移動部材の前記所定範囲における移動を規制しない位置にて前記規制を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置である。
請求項4に記載の発明は、前記突出部は、前記開閉部材の前記閉動作に伴い前記装置本体に設けられた貫通孔を通じて前記移動経路上に突出し、前記装置本体には、矩形状に形成され、第1の側辺と第1の側辺とは反対側に位置する第2の側辺とを含む4つの側辺を有した上面が設けられ、前記原稿台は、矩形状に形成され4つの側辺を有するとともに前記装置本体の前記上面に設けられ、且つ、当該4つの側辺のうちの一の側辺が前記装置本体の前記上面が有する前記4つの側辺の何れかの側辺に沿うように設けられ、前記開閉部材は、前記上面が有する前記4つの側辺のうちの前記第1の側辺に沿うように配置された回転軸であって当該第1の側辺側に寄せられた回転軸を中心に回転することで前記装置本体に対する前記開閉を行い、前記貫通孔は、矩形状に形成された前記原稿台の短辺に隣接した領域以外の領域および当該原稿台の長辺に隣接した領域以外の領域に設けられているとともに、前記第1の側辺側に位置する領域および前記第2の側辺側に位置する領域のうちの当該第1の側辺側に位置する領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像読み取り装置である。
請求項5に記載の発明は、前記突出部は、前記一方側に位置する前記移動部材の前記他方側への移動であって一方向に向かう移動を規制し、前記一方側に位置する前記移動部材の前記一方向とは反対方向への移動を規制する規制部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像読み取り装置である。
請求項6に記載の発明は、前記突出部は、前記一方側に位置する前記移動部材であって予め定められた所定箇所に位置する当該移動部材の前記他方側への移動を規制し、電源スイッチと、前記電源スイッチに対しオフ操作がなされた際に前記移動部材を前記所定箇所へ移動させ、当該電源スイッチに対しオン操作がなされた際に当該移動部材を前記他方側へ移動させる制御部と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像読み取り装置である。
請求項7に記載の発明は、前記電源スイッチは、前記開閉部材の開操作を行わなければ前記オン操作および前記オフ操作ができないように配置されていることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置である。
請求項8に記載の発明は、前記開閉部材は、当該開閉部材が閉じられている場合に前記電源スイッチの外部からの認識を可能とする透明部を有していることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置である。
請求項9に記載の発明は、前記電源スイッチに対し前記オフ操作または前記オン操作がなされた際に前記開閉部材の開操作を促す通知を行う通知部を更に備えたことを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置である。
請求項10に記載の発明は、前記開閉部材の開動作を検知する検知手段を更に備え、前記制御部は、前記オン操作がなされ且つ前記検知手段にて前記開動作が検知された場合に前記他方側に向けて前記移動部材を移動させ、前記オフ操作がなされ且つ当該検知手段にて当該開動作が検知された場合に前記所定箇所へ当該移動部材を移動させることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置である。
本発明の請求項1によれば、ユーザに意識させることなく移動部材の移動が規制可能となる。
本発明の請求項によれば、原稿に対する光の照射を突出部により規制されずに行うことができ、原稿の画像読み取りを適切に行うことが可能となる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べ、突出部による原稿の破損などを抑制することができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べ移動部材の移動がより規制されるようになり、搬送時等における移動部材の破損などをより抑制可能となる。
本発明の請求項によれば、ユーザに意識させることなく移動規制がなされる所定箇所に移動部材を配置可能となる。
本発明の請求項によれば、例えば、電源スイッチのオフ操作がなされる際には突出部が所定の経路上から退避している状態となり、移動部材を移動規制がなされる所定箇所に配置可能となる。
本発明の請求項によれば、外部からの電源スイッチの認識が可能となり、画像読み取り装置の操作性を向上させることができる。
本発明の請求項によれば、例えば、電源スイッチの操作が開閉部材を開けずにできる場合であっても、所定箇所に移動部材を配置可能となる。
本発明の請求項10によれば、本発明を採用しない場合に比べ、例えば所定箇所への移動部材の配置をより確実に行うことができる。
―第1の実施形態―
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係る画像読み取り装置1の全体構成を示す図である。
同図に示す画像読み取り装置1は、原稿を走査(スキャン)することによって画像を読み込むスキャナ装置100と、スキャナ装置100に置かれた原稿を押さえるプラテンカバー200(開閉部材の一例)とを備えている。
スキャナ装置100は、画像を読み込むべき原稿を静止させた状態で載せる矩形状のプラテンガラス11(原稿台の一例)(図2も参照)を備えている。また、スキャナ装置100は、プラテンガラス11に載せられた原稿の読み取りを行う読み取りユニット12と、この読み取りユニット12を収容する装置本体13と、CCDイメージセンサ56(後述)から得られた画像情報を処理するとともに、各部、各装置の動作を制御する制御部70とを有している。
読み取りユニット12は、主走査方向に沿って配置されている。また、読み取りユニット12は、原稿に光を照射する照射部の一例としての照明ランプ50と、原稿から得られた反射光を受光し反射する第1ミラー51と、第1ミラー51から得られた光を順次反射し後述するCCDイメージセンサ56へ提供する第2ミラー52、第3ミラー53、第4ミラー54とを備えている。ここで、第1ミラー51〜第4ミラー54の各々は、所定の厚みを有した板状に形成され、主走査方向に沿って配置されている。また、読み取りユニット12は、第4ミラー54から得られた光学像を光学的に縮小する結像用レンズ55と、結像用レンズ55によって結像された光学像を光電変換する受光部の一例としてのCCDイメージセンサ56とを備えている。
また、移動部材の一例としての読み取りユニット12は、略直方体状に形成されたハウジング60を備えている。このハウジング60は、照明ランプ50、第1ミラー51〜第4ミラー54、結像用レンズ55、およびCCDイメージセンサ56を保持するとともに、主走査方向に沿って配置されている。また、読み取りユニット12は、図中矢印Xで示す副走査方向(主走査方向に直交する方向)にスライド可能に配置されている。付言すれば、読み取りユニット12は、図中Xで示す副走査方向に沿った経路に沿って移動可能に設けられている。また、読み取りユニット12は、図中背面側に位置し副走査方向に延びるガイドシャフト125によってそのスライドがガイドされる構成となっている。
装置本体13は、ガイドシャフト125の両端をそれぞれ保持する軸受部14を有している。
また、装置本体13は、読み取りユニット12のハウジング60の底部に取り付けられた摺動部材60aと接触して読み取りユニット12を支持するとともに、読み取りユニット12を副走査方向にガイドするガイド部15を備えている。なお、このガイド部15は、図中前面側(画像読み取り装置1のフロント側)に位置している。
このように構成された画像読み取り装置1において、プラテンガラス11に載せられた原稿の画像が読み取られる場合、読み取りユニット12は、駆動モータ(不図示)により駆動される例えばベルト部材(不図示)によって図中矢印Bに示すスキャン方向(副走査方向)に移動する。なお、この際、読み取りユニット12は、ガイドシャフト125およびガイド部15によりガイドされる。そして、照明ランプ50の光が原稿の被読み取り面に照射され、原稿からの反射光が第1ミラー51、第2ミラー52、第3ミラー53、および第4ミラー54の順に反射されて結像用レンズ55に導かれる。
そして、結像用レンズ55に導かれた光は、CCDイメージセンサ56の受光面に結像される。ここで、本実施形態におけるCCDイメージセンサ56は1次元のセンサであり、1ライン分を同時に処理している。そして、スキャン方向に読み取りユニット12が更に移動すると、読み取りユニット12は原稿の次のラインを読み取る。これを原稿全体に亘って実行することで、1枚の原稿読み取りが完了する。
図2は、画像読み取り装置1の斜視図である。本図を用い画像読み取り装置1についてさらに説明する。
ここでプラテンカバー200は、平板状に形成されるとともに、画像読み取り装置1のリア側にて、スキャナ装置100に取り付けられている。そして、プラテンカバー200は、スキャナ装置100への取り付け部を中心に開閉可能(揺動可能)となっており、閉じられた場合にプラテンガラス11および装置本体13の上面を覆う。また、開かれた場合にプラテンガラス11および装置本体13の上面を露出させる。
また、プラテンカバー200は、一方の側面側から他方の側面側にかけて貫通配設された貫通孔210を有している。また、貫通孔210を塞ぐ、例えばガラスにより形成された透明板220(透明部)を有している。また、プラテンカバー200は、スキャナ装置100側の側面に、スキャナ装置100側に突出し規制手段、規制部として機能する突出部230を備えている。
一方、スキャナ装置100は、装置本体13の矩形状に形成された上面(プラテンカバー200との対向面)に、スキャナ装置100の内部と外部とを通じさせる貫通孔131を有している。この貫通孔131は、上記突出部230が通過可能な大きさで形成され、プラテンカバー200が閉じられた場合に、突出部230を通過させる。これによって、スキャナ装置100の内部に突出部230が突出する状態となる。
また、スキャナ装置100は、ユーザ(操作者)により操作される電源スイッチ80と、ユーザに対して情報を表示しまたユーザからの各種設定を受け付けるUI(User Interface)81を備えている。
電源スイッチ80は、装置本体13の上面に形成されている。このため、プラテンカバー200が閉じられた場合に、プラテンカバー200によって覆われる状態となる。但し、電源スイッチ80は、プラテンカバー200が閉じられた際、貫通孔210内に位置するように配置されている。このため、プラテンカバー200が閉じられたとしても、ユーザは、プラテンカバー200の外部から電源スイッチ80を認識することができる。なお、プラテンカバー200が閉じられた際、電源スイッチ80は、外部からのその存在が認識できるものの、透明板220が存在するために外部からの操作はできない状態となっている。付言すれば、プラテンカバー200を開けなければ電源スイッチ80の操作ができない状態となっている。
通知部の一例してのUI81は、装置本体13のフロント側における側面と、上面との接合部に配置されている。また、UI81は、プラテンカバー200が閉じられたとしても、プラテンカバー200により覆われない位置に配置されている。このため、UI81は、プラテンカバー200が閉じられた状態においてもユーザに情報の表示等が可能となる。
また、スキャナ装置100は、ガイドシャフト125に、リング状に形成され読み取りユニット12のスライドを規制する規制部の一例としてのストッパ126を備えている。このストッパ126は、読み取りユニット12よりもスキャン方向上流側に配置され、読み取りユニット12のスキャン方向上流側への移動を規制する。
また、スキャナ装置100の読み取りユニット12は、略直方体状に形成されたハウジング60のリア側の側面に、リア側に向かって突出した突出部61を有している。この突出部61は、ハウジング60のスキャン方向上流側に配置されている。また、突出部61は、そのリア側における端部が、貫通孔131よりもリア側に位置するように配置されている。
次に、電源スイッチ80が操作された際の画像読み取り装置1の動作について説明する。
図3は、電源スイッチ80が操作された際の画像読み取り装置1の動作を説明するための図である。
画像読み取り装置1の制御部70は、電源スイッチ80が操作された際、具体的には電源スイッチ80のオンまたはオフがなされた際、次のような動作を実行する。
まず制御部70は、電源スイッチ80がオフとされた際、同図(a)に示すように読み取りユニット12をスキャン方向とは反対方向(以下、「リターン方向」と称する場合がある)にスライドさせ、貫通孔131よりもスキャン方向上流側に突出部61が位置するように読み取りユニット12を配置する。付言すれば、読み取りユニット12をスライドさせ、貫通孔131よりもスキャン方向上流側に突出部61が位置する所定の位置(以下、この位置を「搬送位置」と称する場合がある)に、読み取りユニット12を停止させる。
また、制御部70は、電源スイッチ80がオフからオンとされた場合、同図(b)に示すように読み取りユニット12をスキャン方向にスライドさせ、貫通孔131よりもスキャン方向下流側に突出部61が位置するように読み取りユニット12を配置する。付言すれば、読み取りユニット12をスライドさせ、貫通孔131よりもスキャン方向下流側に突出部61が位置する所定の位置(以下、この位置を「画像読み取り停止位置」と称する場合がある)に、読み取りユニット12を停止させる。
次に、プラテンカバー200を開閉した場合の画像読み取り装置1の状態について説明する。
図4は、画像読み取り装置1を右側面から眺めた場合の断面図である。
同図(a)に示すように、プラテンカバー200が閉じた状態の場合、プラテンカバー200における突出部230が、貫通孔131を通じ装置本体13の内部に入り込み、ハウジング60における突出部61と対向する状態となる。付言すれば、読み取りユニット12がスライドする際の突出部61の通過領域上に、突出部230が位置する状態となる。さらに付言すれば、突出部230は、読み取りユニット12の移動経路上に突出する状態となる。この結果、読み取りユニット12のスライドは、突出部230により規制される。
そして、プラテンカバー200が開いた場合には、同図(b)に示すように、プラテンカバー200の上方への移動に伴って、突出部230も上方へ移動する。このため、突出部61の通過領域上から突出部230が外れ、付言すれば突出部230が読み取りユニット12の移動経路から退避し、読み取りユニット12のスライドが可能となる。
ここで画像読み取り装置1が搬送される場合に、読み取りユニット12が固定されていないと、搬送時の振動、衝撃等により読み取りユニット12が破損等するおそれがある。このため本実施形態における画像読み取り装置1ではこの破損等を上記突出部230等により抑制している。
詳細には、本実施形態にて画像読み取り装置1の搬送がなされる際、通常、まずユーザによりプラテンカバー200が開かれ、電源スイッチ80がオフ状態とされる。そして、電源スイッチ80がオフとされると、上記のとおり制御部70が読み取りユニット12をスライドさせ、読み取りユニット12を搬送位置に停止させる。なお、この搬送位置では、上記のとおり、貫通孔131よりもスキャン方向上流側に突出部61が位置するようになる。その後、ユーザによりプラテンカバー200が閉じられ、貫通孔131を通じてスキャナ装置100の内部に突出部230が突出する。この結果、同図(a)に示したように、突出部61の通過領域上に、突出部230が位置するようになる。このため、読み取りユニット12は、スキャン方向下流側への移動が突出部230により規制されるとともに、リターン方向への移動がストッパ126により規制される。
なお、ストッパ126は、ガイドシャフト125上に限らず、装置本体13の内壁面から突出させて形成することもできる(図3参照)。また、読み取りユニット12のハウジング60側に突出部(不図示)を形成しこの突出部をストッパとしてもよい。
そして、搬送が終了し画像読み取り装置1が再度使用される場合は、まずユーザによりプラテンカバー200が開放される。なお、このプラテンカバー200の開放により突出部230が上方へ移動し、突出部61の通過領域上から突出部230が外れる状態(通過領域上に位置しない状態)となる。そして、電源スイッチ80がオンとされると、制御部70は、読み取りユニット12をスライドさせ、上記画像読み取り停止位置に停止させる。そして、例えばUI81にてスキャンの実行動作を受け付けた場合には、制御部70は、読み取りユニット12をスキャン方向にスライドさせ画像読み取りを実行する。
本実施形態によれば、画像読み取り装置1を搬送する際、ユーザは、特に意識することなく読み取りユニット12を固定することができる。また、画像読み取り装置1の搬送が終了し画像読み取り装置1を再度使用する際、ユーザは、特に意識をすることなく読み取りユニット12の固定を解除することができる。言い換えれば、ユーザに、読み取りユニット12の固定、固定解除という動作を強いることなく、読み取りユニット12の固定、固定解除を行うことができる。
また、ユーザ自身が読み取りユニット12の固定解除を行う場合、固定解除のし忘れによる読み取りユニット12の破損などが懸念されるが、本実施形態においてはこのような破損も抑制可能となる。
さらに、本実施形態では、プラテンカバー200が閉じられた状態において、読み取りユニット12の固定に用いる固定部材(突出部230)が、画像読み取り装置1の外部に突出(露出)しない構成となっている。固定部材が外部に突出している場合には、搬送中や設置時に周辺の配置物が固定部材に接触するおそれがある。また、周辺の配置物が固定部材に引っ掛かったりするおそれもある。さらには、固定部材を介し読み取りユニット12に衝撃等を伝えてしまうおそれもある。
なお、上記では透明板220をプラテンカバー200に固定した状態で取り付けた例を説明したが、透明板220をプラテンカバー200に対し開閉可能に設け、貫通孔210を通じ電源スイッチ80が操作される構成とすることもできる。そしてこの場合は、透明板220の閉動作に連動してスキャナ装置100内部に突出する突出部(不図示)を設けることが好ましい。この構成では、透明板220が閉じられた際に突出部により読み取りユニット12のスライドが規制され、透明板220が開かれることによりこのスライドの規制が解除される。このような態様であっても、ユーザ(作業者)は、特に意識することなく読み取りユニット12を固定することができ、また固定解除を行うことができる。なおこの態様における透明板220は、スイッチ用開閉部材として機能することとなる。
ここで図5は、装置本体13の上面を示したものである。なお、本図においては、UI81の図示を省略している。
ここで、上記貫通孔131(突出部230の通過位置)は、装置本体13の矩形上に形成された上面の4隅の領域のいずれかに設けることが好ましい。またこの4隅の領域のうちプラテンカバー200が取り付けられた側の2つの領域の何れかに設けることがより好ましい。
より詳細に説明すると、貫通孔131は、装置本体13の上面の外縁部と、プラテンガラス11の短辺を延長した延長線と、長辺を延長した延長線とにより囲まれる領域A〜Dのいずれかに形成することが好ましい。付言すれば、貫通孔131は、プラテンガラス11の短辺に隣接した領域以外の領域、およびプラテンガラス11の長辺に隣接した領域以外の領域である領域A〜Dに設けることが好ましい。
例えば幅広の原稿がプラテンガラス11に置かれる場合、原稿がプラテンガラス11の外縁部からはみ出す場合がある。この場合、領域A〜D以外に貫通孔131(突出部230の通過位置)が存在すると、突出部230により原稿が損傷等するおそれがある。このため、上記のように領域A〜Dに貫通孔131を設けることが好ましい。
また、突出部230がスキャナ装置100を操作するユーザ側に存在すると、原稿を置く際に突出部230が障害となったり、突出部230により原稿が破損等したりするおそれもある。このため、領域A〜Dのうち、プラテンカバー200が取り付けられる側の2つの領域A,Bのいずかに設けることが好ましい。付言すれば、ユーザから離れた位置に存在する2つの領域A,Bのいずれかに設けることが好ましい。
―第2の実施形態―
ここで図6および図7は、第2の実施形態における画像読み取り装置1の構成を示している。
図6に示すように、第2の実施形態におけるプラテンカバー200は、第1の実施形態と同様に、スキャナ装置100における装置本体13の上面側に突出する突出部240を備えている。また、スキャナ装置100は、その内部に、装置本体13の上面から突出するスライド軸26を有しプラテンカバー200の開閉を検知する検知機構20を備えている。
本実施形態では、プラテンカバー200が閉じられた際、スライド軸26が突出部240により押圧される。そして、プラテンカバー200がスキャナ装置100に対し所定の角度になった際に、検知機構20から所定の信号が制御部70に出力される。なお、検知機構20は、後述するように、プラテンカバー200が閉じられた際に読み取りユニット12のスライドも規制する。
次に図7を用いて検知機構20について説明する。
検知機構20は、上記のように装置本体13の上面から突出するスライド軸26と、各種部材を支持する板金により形成された支持フレーム21と、フォトインタラプタ22とを備えている。また、スライド軸26の下端部且つスライド軸26の一側面に、フォトインタラプタ22に対向配置される遮光板23を有している。また、スライド軸26の下端部且つスライド軸26の他側面に、突出板24を有している。また、スライド軸26を上方に付勢するコイルスプリング25を有している。なお、本実施形態では、突出板24が規制手段、規制部として機能する。
この検知機構20では、プラテンカバー200からの押圧力によりスライド軸26が下方にスライドすると、フォトインタラプタ22の対向位置にあった遮光板23が下方にスライドする。そして、プラテンカバー200がスキャナ装置100に対し所定の角度になった際に、フォトインタラプタ22から制御部70に対し所定の信号が出力される。これによって制御部70は、プラテンカバー200の閉動作および開動作を検知する。
また、プラテンカバー200からの押圧力によりスライド軸26が下方にスライドした場合には、スライド軸26に連動して突出板24も下方にスライドする。これにより読み取りユニット12のスライドも規制される。
図8は、突出板24と読み取りユニット12との関係を示した図である。
同図(a)に示すように、プラテンカバー200がある程度閉じられると、プラテンカバー200の突出部240(本図では不図示、図6参照)によるスライド軸26の押圧が開始される。そして、プラテンカバー200が更に閉じられると、スライド軸26の下方へのスライドに伴い突出板24も下方へ移動する。この結果、同図(b)に示すように、突出部61の通過領域上に、突出板24が位置するようになる。この結果、読み取りユニット12は、スキャン方向への移動が突出板24より規制されるとともに、リターン方向への移動がストッパ126により規制される。なお、同図(a)から同図(b)に至る過程において、フォトインタラプタ22から制御部70に信号が出力される。これによりプラテンカバー200の閉動作も検知される。
このように本実施形態ではプラテンカバー200の検知機構20に、読み取りユニット12のスライドを規制する部材(突出板24)を設けている。言い換えると、検知機構20は、読み取りユニット12が搬送位置にある場合には読み取りユニット12を固定する機能を有し、読み取りユニット12が画像読み取り停止位置にある場合にはプラテンカバー200の開閉検知を行う機能を有している。このように、他の機構に対し読み取りユニット12のスライドを規制する機能を持たせることもできる。
なお、上記第1の実施形態では、電源スイッチ80を装置本体13の上面に設け、プラテンカバー200が閉じられている場合には電源スイッチ80が操作できない構成としたが、これ以外の構成とすることもできる。具体的には装置本体13の側面などに電源スイッチ80を設け、プラテンカバー200が閉じられた状態でも電源スイッチ80の操作が可能な構成とすることもできる。なお、この構成における読み取りユニット12の固定、固定解除は、例えば以下のように行う。
まず読み取りユニット12の固定を行う場合について説明する。制御部70は、電源スイッチ80が操作されオフとされた場合に、UI81に、例えば「プラテンカバー200を開けて下さい」を旨とする指示を表示する。次いで、制御部70は、プラテンカバー200の開放を検知機構20を介し検知すると、読み取りユニット12を上記搬送位置まで移動させた後、各部に対する給電を停止する(電源供給を停止する)。そして、ユーザによりプラテンカバー200が閉じられると、突出板24が突出部61の通過領域上に位置し、読み取りユニット12のスライドが規制される。
次に搬送が終了し画像読み取り装置1の設置がなされた後の固定解除について説明する。制御部70は、電源スイッチ80が操作されオンとされた場合に、UI81に、例えば「プラテンカバー200を開けて下さい」を旨とする指示を表示する。次いで、制御部70は、検知機構20を介しプラテンカバー200の開放を検知すると、読み取りユニット12を上記画像読み取り停止位置まで移動させる。これにより、読み取りユニット12によるスキャン動作が可能となり原稿の画像読み取りが可能となる。
―第3の実施形態―
次に第3の実施形態について説明する。
第1の実施形態では、突出部230により直接読み取りユニット12のスライドを規制したが、この態様では突出部230の突出量が大きくなってしまう。そしてこの場合、例えば幅広の原稿を設置する際に突出部230が原稿の設置動作を阻害する場合がある。また、突出部230により原稿が破損する場合もある。そこで、第3の実施形態では、スキャナ装置100側に、突出部230により動作し読み取りユニット12のスライドを規制する規制機構を設けている。
図9は、規制機構を説明するための図である。
同図(a)に示すように、スキャナ装置100は、装置本体13の内部に規制機構30を備えている。この規制機構30は、L字状に形成された規制部材31と、規制部材31を揺動(回転)可能に指示するピン32と、規制部材31を上方(プラテンカバー200側)に付勢する不図示の付勢部材とを備えている。
プラテンカバー200が開いた状態では、同図(a)に示すように、付勢部材によって規制部材31が付勢されている。そしてこの状態では、突出部61の通過領域上に、規制部材31が位置しておらず読み取りユニット12のスライドが可能である。
そして、同図(b)に示すように、プラテンカバー200が閉じられると、規制部材31は、突出部230により押圧され、ピン32を支点として反時計周りに回転する。これにより、規制部材31は、突出部61の通過領域上に位置するようになり、読み取りユニット12のスライドを規制する。なお、本実施形態では、規制部材31の揺動量(揺動角度)を最適化するため、プラテンカバー200が閉じられた状態における規制部材31の揺動中心(ピン32)と突出部230との距離Xを、X>0の範囲で設定する。
―第4の実施形態−
ここで図10は、第4の実施形態を説明するための図である。
上記第1の実施形態における突出部230は、単一に部材により構成されていたが、図10(a)に示すように、突出部230は、第1突出部材231と第2突出部材232とにより構成することもできる。
ここで第1突出部材231は、基体となる部材でありプラテンカバー200から装置本体13側に突出するように配置されている。なお、この第1突出部材231や、上記第1の実施形態における突出部230はプラテンカバー200と一体で形成することもできる。
第2突出部材232は、第1突出部材231に揺動(回転)可能に取り付けられ、また第1突出部材231から吊り下がった状態で配置されている。また、第2突出部材232は、突出部61の通過領域上に位置するように配置されている。さらに、第2突出部材232は、第1突出部材231の側面に接触し、第2突出部材232のスキャン方向への回転を規制する接触部232aを有している。このため、第2突出部材232は、リターン方向への回転が許容され、スキャン方向への回転が所定位置にて停止(規制)されるようになっている。
この結果、本実施形態では、上記第1の実施形態のようにプラテンカバー200の開放を行うことなく電源スイッチ80のオフのみで、同図(b)に示すように、読み取りユニット12を搬送位置まで移動させることが可能となる。付言すれば、突出部230は、読み取りユニット12のリターン方向への移動を許容する。即ち、搬送位置への読み取りユニット12の移動を許容する。そして、読み取りユニット12が搬送位置まで移動した場合、読み取りユニット12は、第2突出部材232によりスキャン方向への移動が規制される。
なお、画像読み取り装置1の設置後における読み取りユニット12の固定解除(スライド解除)は次にように行われる。
例えば、第1の実施形態のように電源スイッチ80がプラテンカバー200により覆われるように設けられている場合は、プラテンカバー200の開放により、突出部230が突出部61の通過領域から外れる。そして、制御部70により、画像読み取り停止位置まで読み取りユニット12が移動する。
また例えば、電源スイッチ80が上記のようにプラテンカバー200により覆われないように設けられている場合には、電源スイッチ80のオン操作によりUI81上に、「プラテンカバー200を開けて下さい」を旨とする表示がなされる。そして、ユーザによるプラテンカバー200の開放により突出部61の通過領域から突出部230が外れる。また、検知機構20によりプラテンカバー200の開放が検知されると、読み取りユニット12が画像読み取り停止位置まで移動する。
なお、上記第1の実施形態〜第4の実施形態では、プラテンカバー200に突出部230等を設けた場合を説明したが、スキャナ装置100に対し順次原稿を搬送する原稿送り装置が設けられる場合であっても上記と同様の機能を実現できる。また、上記第1の実施形態〜第4の実施形態では、スキャン方向の上流側にて読み取りユニット12のスライドを規制したが、例えばスキャン方向の下流側にて読み取りユニット12のスライドを規制することもできる。また、上記第1の実施形態〜第4の実施形態では、CCDイメージセンサ56が読み取りユニット12に設けられた所謂ユニット走査方式を採用した画像読み取り装置1を一例に説明した。しかしながらこのユニット走査方式に限らず、フルレートキャリッジ、ハーフレートキャリッジを備えた画像読み取り装置に対しても、上記第1の実施形態〜第4の実施形態における構成を適用することができる。
第1の実施形態に係る画像読み取り装置の全体構成を示す図である。 画像読み取り装置の斜視図である。 電源スイッチが操作された際の画像読み取り装置の動作を説明するための図である。 画像読み取り装置を右側面から眺めた場合の断面図である。 装置本体の上面を示したものである。 第2の実施形態における画像読み取り装置の構成を示している。 第2の実施形態における画像読み取り装置の構成を示している。 突出板と読み取りユニットとの関係を示した図である。 規制機構を説明するための図である。 第4の実施形態を説明するための図である。
符号の説明
1…画像読み取り装置、11…プラテンガラス、12…読み取りユニット、13…装置本体、20…検知機構、50…照明ランプ、56…CCDイメージセンサ、70…制御部、80…電源スイッチ、81…UI、126…ストッパ、131…貫通孔、200…プラテンカバー、220…透明板、230…突出部

Claims (10)

  1. 原稿が置かれる原稿台を備えた装置本体と、
    前記原稿台に置かれた原稿に光を照射する照射部を備え、予め定められた移動経路に沿って移動可能に設けられた移動部材と、
    前記照射部から照射され前記原稿により反射された光を受光する受光部と、
    前記装置本体に開閉可能に設けられ、閉じられた際に前記原稿台に置かれた原稿を押さえる押さえ部を有した開閉部材と、
    前記開閉部材に設けられ当該開閉部材の閉動作に伴い予め定められた突出箇所にて前記移動経路上に突出し、当該突出箇所を挟んで相対する一方側および他方側のうちの当該一方側に位置する前記移動部材の当該他方側への移動を規制するとともに、当該開閉部材の開動作に伴い当該移動経路上から退避し当該規制を解除する突出部と、
    を備え、
    前記突出部は、前記開閉部材が前記装置本体に対し閉じられた状態において前記他方側から前記一方側へ向かう前記移動部材が当該一方側まで移動できるように構成されていることを特徴とする画像読み取り装置。
  2. 前記突出部は、
    前記開閉部材に取り付け当該開閉部材から前記装置本体に向かって突出するように設けられた第1の部材と、
    前記第1の部材に取り付けられるとともに当該第1の部材に取り付けられた取り付け部を中心に揺動可能に設けられ且つ当該取り付け部から前記装置本体に向かって延びるように設けられ、当該装置本体側に自由端を有し当該取り付け部を挟み当該自由端側とは反対側に他端を有した第2の部材と、
    を備え、
    前記第2の部材の前記自由端が前記一方側に向かって移動するように当該第2の部材の揺動が行われることで前記他方側から当該一方側へ向かう前記移動部材が当該一方側へ移動し、
    前記第2の部材の前記自由端が前記他方側に向かって移動するように当該第2の部材の揺動が行われたときには当該第2の部材の前記他端側が前記第1の部材に接触して当該揺動が規制され、揺動が規制された当該第2の部材によって、前記一方側に位置する前記移動部材の当該他方側への移動が規制されることを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装置。
  3. 前記移動部材は、所定範囲を移動しながら前記照射部を用い前記原稿台に置かれた原稿に光を照射し、
    前記突出部は、前記移動部材の前記所定範囲における移動を規制しない位置にて前記規制を行うことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像読み取り装置。
  4. 前記突出部は、前記開閉部材の前記閉動作に伴い前記装置本体に設けられた貫通孔を通じて前記移動経路上に突出し、
    前記装置本体には、矩形状に形成され、第1の側辺と第1の側辺とは反対側に位置する第2の側辺とを含む4つの側辺を有した上面が設けられ、
    前記原稿台は、矩形状に形成され4つの側辺を有するとともに前記装置本体の前記上面に設けられ、且つ、当該4つの側辺のうちの一の側辺が前記装置本体の前記上面が有する前記4つの側辺の何れかの側辺に沿うように設けられ、
    前記開閉部材は、前記上面が有する前記4つの側辺のうちの前記第1の側辺に沿うように配置された回転軸であって当該第1の側辺側に寄せられた回転軸を中心に回転することで前記装置本体に対する前記開閉を行い、
    前記貫通孔は、矩形状に形成された前記原稿台の短辺に隣接した領域以外の領域および当該原稿台の長辺に隣接した領域以外の領域に設けられているとともに、前記第1の側辺側に位置する領域および前記第2の側辺側に位置する領域のうちの当該第1の側辺側に位置する領域に設けられていることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  5. 前記突出部は、前記一方側に位置する前記移動部材の前記他方側への移動であって一方向に向かう移動を規制し、
    前記一方側に位置する前記移動部材の前記一方向とは反対方向への移動を規制する規制部を更に備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の画像読み取り装置。
  6. 前記突出部は、前記一方側に位置する前記移動部材であって予め定められた所定箇所に位置する当該移動部材の前記他方側への移動を規制し、
    電源スイッチと、
    前記電源スイッチに対しオフ操作がなされた際に前記移動部材を前記所定箇所へ移動させ、当該電源スイッチに対しオン操作がなされた際に当該移動部材を前記他方側へ移動させる制御部と、を更に備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の画像読み取り装置。
  7. 前記電源スイッチは、前記開閉部材の開操作を行わなければ前記オン操作および前記オフ操作ができないように配置されていることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
  8. 前記開閉部材は、当該開閉部材が閉じられている場合に前記電源スイッチの外部からの認識を可能とする透明部を有していることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
  9. 前記電源スイッチに対し前記オフ操作または前記オン操作がなされた際に前記開閉部材の開操作を促す通知を行う通知部を更に備えたことを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
  10. 前記開閉部材の開動作を検知する検知手段を更に備え、
    前記制御部は、前記オン操作がなされ且つ前記検知手段にて前記開動作が検知された場合に前記他方側に向けて前記移動部材を移動させ、前記オフ操作がなされ且つ当該検知手段にて当該開動作が検知された場合に前記所定箇所へ当該移動部材を移動させることを特徴とする請求項記載の画像読み取り装置。
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