JPH1039429A - 可動部品の固定部材 - Google Patents

可動部品の固定部材

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JPH1039429A
JPH1039429A JP21502496A JP21502496A JPH1039429A JP H1039429 A JPH1039429 A JP H1039429A JP 21502496 A JP21502496 A JP 21502496A JP 21502496 A JP21502496 A JP 21502496A JP H1039429 A JPH1039429 A JP H1039429A
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JP
Japan
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fixing member
fixing
pressing device
movable
movable parts
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JP21502496A
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English (en)
Inventor
Sadahide Sonoda
禎英 其田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来光学部品等の可動部品を運搬時等の為に
機器に対して一時的に固定する為に用いていた固定部材
が装置本体に対して着脱可能である場合と、固定部材が
装置本体に着脱不能に設けられていた場合の各不具合を
一挙に解決し、且つコスト増を招かずに設置作業性を高
めた画像形成装置を提供する。 【解決手段】 原稿押え装置4の下面に可動部品を固定
する為の固定部材5を配置し、装置本体上面の一部に該
固定部材を受入れる係合孔3aを形成すると共に、各可
動部品がホームポジションにある時に該係合孔から挿入
された固定部材が係合して可動部材を固定する固定孔8
cを可動部品の支持部材に形成し、画像形成装置の電源
スイッチ6は、原稿押え装置が閉止したときに隠蔽され
る位置に配置し、原稿押え装置の開放時に上記各孔から
固定部材が離脱することにより、可動部品の移動と、電
源スイッチの操作が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置等の画像形成装置に用いられる画像読
取り装置を構成する光学系部品が機器の移動時等に加わ
る振動、衝撃によって搬送したり、位置ずれを起こすこ
とを防止するための光学固定部材に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置は、装置本体上
面のコンタクトガラス上の原稿を読み取る為の読取り光
学系をコンタクトガラスの直下位置等に備えており、読
取り光学系を構成する光源や、ミラー、レンズ等の光学
部品は移動可能に構成されている。このため、装置本体
の輸送時における振動及び衝撃により、ミラー、レンズ
等の可動部品が破損したり、位置ズレすることによる画
像の劣化を防止するため、可動部品を固定するための専
用の固定部材を用いてこれに対応している。又、最近で
は複写機の設置作業性向上が求められており、サービス
マンの如く装置の構造、動作等を熟知している人ではな
く、セールスマンの如く装置について詳しくない人がド
ライバー等の工具を使用せずに簡単に設置作業を行える
ことが要求されている。このため、可動部品を機器本体
に対して一時的に固定する為の固定部材に関しても簡素
化、部品個数の削減(又は無)が求められている。固定
部材の簡素化という点では、特開平4−136930号
公報記載の“複写機”のように装置外面に設けた孔から
装置内部に固定部材を挿入することにより装置内部に位
置する可動部材を固定する方法や、特開平2−1915
9号公報記載の“走査型複写装置のロック機構”のよう
に1つの固定部材で2つ以上の可動部材を固定し、コス
ト低減、設置時間の短縮を図るものが提案されている。
これらの固定部材は、装置本体に着脱するタイプであ
る。これに対して、装置本体からの取り外しを必要とし
ない可動部材の固定手段としては、特開平4−1671
号公報記載の“キャリッジの固定方法”のように、可動
部材を通常の移動経路外の位置まで移動させ、弾性体に
て保持するようにしたものがある。
【0003】装置本体からの取り外しを必要とするタイ
プの固定部材の欠点としては、固定部材を外し忘れたま
ま、つまり可動部材を固定したまま装置本体の電源を投
入した際に、固定部材により固定された可動部材が移動
できずに警告表示が点灯したり、又、最悪の場合は、可
動部材を移動させるワイヤあるいはベルト等の駆動部と
可動部材との連結部分がずれを起こして異常画像や筐体
との干渉というトラブルが発生する。この不具合を防止
する為従来は、固定部材に目印を取り付けることにより
対応しているが、上記トラブルを0にすることは事実上
困難である。又、取り外しを必要としない固定部材にあ
っては、可動部材を通常の移動経路外の位置まで移動さ
せる必要がある為、移動範囲が広くなり、その結果、機
械の小型化に対する大きなデメリットとなる。なお、特
開平4−43337号公報記載の“光学駆動ワイヤの巻
回架設及び光学系ロック方法”には、走行体取付け用の
保持金具をワイヤ巻き付け終了後に取り外すと共に、こ
の保持金具を走行体のロック部材として使用し、部品を
有効に使う技術が開示されているが、このような作業は
サービスマンにとってはともかく、素人のユーザ、セー
ルスマンにとっては容易ではない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑みて
なされたものであり、従来光学部品等の可動部品を運搬
時等の為に機器に対して一時的に固定する為に用いてい
た固定部材が装置本体に対して着脱可能である場合と、
固定部材が装置本体に着脱不能に設けられていた場合の
各不具合を一挙に解決し、且つコスト増を招かずに設置
作業性を高めた画像形成装置を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為、請
求項1の発明は、原稿を載置するコンタクトガラスと、
コンタクトガラスを含む装置上面を開閉する原稿押え装
置と、光源、ミラー等の可動部品を走査することにより
原稿反射光としての画像画像情報を得る読取り光学系
と、を備えた画像形成装置において、上記原稿押え装置
の下面に上記可動部品を固定する為の固定部材を配置
し、上記装置上面の一部に該固定部材を受入れる係合孔
を形成すると共に、各可動部品がホームポジションにあ
る時に該係合孔から挿入された固定部材が係合して可動
部材を固定する固定孔を可動部品の支持部材に形成し、
画像形成装置の電源スイッチは、原稿押え装置が閉止し
たときに隠蔽される位置に配置し、原稿押え装置の開放
時に上記各孔から固定部材が離脱することにより、可動
部品の移動と、電源スイッチの操作が可能になることを
特徴とする。請求項2の発明は、上記係合孔を上記電源
スイッチの近傍に設けたことを特徴とする。請求項3の
発明は、上記固定部材は上記原稿押え装置に設けた収納
部内に収納可能に支持されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した形態
例に基づいて詳細に説明する。図1は本発明の一形態例
としての光学固定部材を用いた可動部品の固定構造の正
面縦断面図である。符号1は画像形成装置(装置本体)
の上面に設けられた原稿載置用コンタクトガラス、2は
コンタクトガラス1の一端縁に沿って配置された原稿位
置決め用スケール、3は外装カバ−である。4は原稿押
え装置であり、4aは原稿押え装置4の本体の下面に配
置された原稿を押える為のスポンジシートである。7は
露光ランプ(図示せず)と反射板(図示せず)と第1ミ
ラー7aを備えた第1スキャナユニットであり、8は第
2ミラー8a、第3ミラー8bを備えた第2スキャナユ
ニットであり、図示しない駆動モータ及び駆動ベルト
(又はワイヤ)により図示しないレールの上を矢印方向
へ往復運動可能に支持されている。図1に示した各スキ
ャナユニット7、8の位置はホームポジションで静止し
ている状態である。可動部品としての光源、各ミラー
類、レンズ等の光学部品は、読取り光学系を構成してい
る。この形態例の特徴的な構成は、各スキャナユニット
7、8がホームポジションにあるときに、原稿押え装置
4に具備されている固定部材5を外装カバーに設けた係
合孔3aから挿入することにより、第2スキャナユニッ
ト8の支持部材8Aに設けた固定孔8cに嵌合してスキ
ャナユニット7、8を矢印の方向へ移動不可の状態にし
た点にある。後述する様にこの固定部材5は原稿押え装
置の下面適所に回動自在に支持されており、図1の如き
突出状態に於ては外装カバー係合孔3aから装置内に突
出して固定孔8cに嵌合し得る様にその寸法及び位置を
決定されている。
【0007】図2は本発明の光学固定部材の構造を示す
側部縦断面図である。この原稿押え装置4は、背面に位
置するヒンジ部4bにより上下方向に開閉可能に枢支さ
れる一方で、中折れ部4cにおいても上下方向に開閉可
能に構成されている。この原稿押え装置4は、中折れ部
4cを挟んでヒンジ側に位置する後片4Aと、手前側に
位置する前片4Bとから構成されており、棒状の上記固
定部材5はその基端部を図2の点線で示した突出位置か
ら実線で示した退避位置まで進退可能に枢支され、且つ
後述する様にバネにより退避位置に付勢される様に構成
されている。従って、原稿押え装置4の開放と同時に固
定部材5はカバー係合孔3a及び第2スキャナユニット
固定孔8cより抜け出し、原稿押え装置4の下面に設け
た収納凹所内に収納される。このように固定部材5が外
れるとスキャナユニット7、8は図1の矢印方向に動く
ことができる。なお、画像形成装置の電源スイッチ6は
外装カバー係合孔3aの近傍に配置されるとともに、閉
止状態に於ては原稿押え装置4により覆われているた
め、原稿押え装置4を開放しない限り電源スイッチ6を
押下することができない。つまり、電源投入時には、必
ず原稿押え装置4を開放してから指により電源スイッチ
をONすることになる。よって、スキャナユニット7、
8に固定部材5が挿入された可動部品の固定状態で電源
スイッチがONされることはあり得ず、スキャナユニッ
ト7、8へのダメージ(位置ズレ、異常音等)の発生が
回避される。
【0008】図3は本発明における光学固定部材の支持
構造の一例の詳細図である。固定部材5は、円筒状の突
起である基部5aを原稿押え装置の下面(収納凹所1
2)により回動自在に支持されると共に、基部5aには
トーションバネ10の環状部が巻付けられている。トー
ションバネ10の一端は原稿押え装置の保持部11によ
り固定され、他端は固定部材に設けた突起である保持部
5bにより保持されている。トーションバネ10は矢印
で示す収納方向に固定部材5を回転させるように付勢さ
れている為、原稿押え装置5が開放することにより固定
部材5が外装カバー係合孔3aから外れると、自動的に
原稿押え装置の下面に収納された状態となる。一旦原稿
押え装置の下面に収納した固定部材を再度引き出す場合
は、バネに抗して手で引きだしながら、外装カバー係合
孔3a内へ挿入することになる。これにより固定部材に
よる可動部品の再固定が可能となる。固定部材の紛失の
虞れもない。なお、本発明の固定部材は、走査ユニット
及び結像ユニットを有する画像形成装置のように可動部
品を備えた装置一般に適用できる。また、輸送上固定金
具を必要とする機械全般に適用可能である。
【0009】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明は、固
定部材が原稿押え装置に組み付けられており、固定部材
を突出させた状態で原稿押え部材を閉止した時に、固定
部材が装置本体内に入り込んで可動部品を固定すると共
に、当該閉止時には電源スイッチを隠蔽するようにした
ので、電源投入時は必ず原稿押え装置を開放する必要が
あり、この開放動作により固定部材が解除される様にな
っているため、固定部材によって可動部品を固定したま
まの電源投入により可動部品が移動しようとする等の作
業ミスの発生を未然に防止することができる。請求項2
記載の発明は、原稿押え部材を装置本体上面に閉止した
時に固定部材と電源スイッチが近傍にあるため、原稿押
え装置の開放動作で確実に固定部材を解除することが可
能である。請求項3記載の発明は、固定部材が原稿押え
装置に収納可能なため、再度固定部材にて可動部を固定
する際、固定部材が紛失することがなく対応可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態例としての光学固定部材を用い
た可動部品の固定構造の正面縦断面図。
【図2】本発明の光学固定部材の構造を示す側部縦断面
図。
【図3】本発明における光学固定部材の支持構造の一例
の詳細図。
【符号の説明】
1 コンタクトガラス、2 原稿位置決め用スケール、
3 外装カバ−、3a係合孔、4 原稿押え装置、4a
スポンジシート,7 第1スキャナユニット,8 第
2スキャナユニット,8c 固定孔、10 トーション
バネ、11 保持部、12 収納凹所、

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を載置するコンタクトガラスと、コ
    ンタクトガラスを含む装置本体上面を開閉する原稿押え
    装置と、光源、ミラー等の可動部品を走査することによ
    り原稿反射光としての画像画像情報を得る読取り光学系
    と、を備えた画像形成装置において、 上記原稿押え装置の下面に上記可動部品を固定する為の
    固定部材を配置し、 上記装置本体上面の一部に該固定部材を受入れる係合孔
    を形成すると共に、各可動部品がホームポジションにあ
    る時に該係合孔から挿入された固定部材が係合して可動
    部材を固定する固定孔を可動部品の支持部材に形成し、 画像形成装置の電源スイッチは、原稿押え装置が閉止し
    たときに隠蔽される位置に配置し、 原稿押え装置の開放時に上記各孔から固定部材が離脱す
    ることにより、可動部品の移動と、電源スイッチの操作
    が可能になることを特徴とする可動部品の固定部材。
  2. 【請求項2】 上記係合孔を上記電源スイッチの近傍に
    設けたことを特徴とする請求項1記載の可動部品の固定
    部材。
  3. 【請求項3】 上記固定部材は、上記原稿押え装置に設
    けた収納部内に収納可能に支持されていることを特徴と
    する可動部品の固定部材。
JP21502496A 1996-07-26 1996-07-26 可動部品の固定部材 Pending JPH1039429A (ja)

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Cited By (4)

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