JPH11308385A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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JPH11308385A
JPH11308385A JP10126731A JP12673198A JPH11308385A JP H11308385 A JPH11308385 A JP H11308385A JP 10126731 A JP10126731 A JP 10126731A JP 12673198 A JP12673198 A JP 12673198A JP H11308385 A JPH11308385 A JP H11308385A
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pressure plate
holding
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platen
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JP10126731A
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Masahiko Yokota
理彦 横田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置本体を小型化し、作業性の良い画像読取
装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 保持スイッチ11が図示矢印A方向に押
し込まれると、保持スイッチ11に設けられた凸部11
a〜11dが四つのL字爪10a〜10dを回動させて
支持フレーム3に設けた溝3a〜3d(3c,3dは不
図示)に差し込まれ、支持フレーム3を両側から挟持す
ると共に、圧板4を開けることで、コンタクトガラス2
と圧板4とを一緒に開閉することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿台上の原稿を走
査して読み取る画像読取装置及びそれを具備した画像形
成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像読取装置は、原稿台
上の原稿を透光部を介して光学系の読取部を走査させて
読み取る原稿台固定型のもの或は原稿台を移動させて原
稿を読み取る原稿台移動型のものがある。
【0003】そして、原稿台移動型の画像読取装置で
は、プロセスカートリッジを取り出す際に、コンタクト
ガラスを水平移動させてカートリッジ取り出し蓋を開け
てカートリッジを取り出す方法がある(特開平8−16
0833)。
【0004】また、原稿台固定型の画像読取装置では、
装置本体内の消耗品及び部品の交換等のメンテナンスを
行う際に、コンタクトガラス以外の装置本体の外装の一
部に設けられた開閉部を開けてメンテナンスを行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術の原稿台固定型の画像読取装置の場合には、
メンテナンスの際に、装置本体の外装の一部に設けられ
た開閉部を開けるので、開閉部を設けるための設置スペ
ースを確保しなければならなかった。
【0006】また、上記画像読取装置を備え、プロセス
カートリッジを上方へ引き出す方式の画像形成ユニット
を用いた画像形成装置では、プロセスカートリッジの取
り出し方向に画像読取装置が備えられ障害となり、以下
のような問題が生じた。
【0007】読取部の高さを高くして、プロセスカー
トリッジの取り出し空間を空ける方法があるが、操作性
が悪くなったり、装置本体が大型化してしまっていた。
【0008】画像形成ユニットを装置本体の外に出し
てトナーカートリッジを引き出したり、読取部ごと開い
てトナーカートリッジを交換する方法では、頑丈な装置
本体とヒンジやオイルダンパ等が必要となり、部品点数
が増加してしまったり、装置コストが高くなってしまっ
ていた。
【0009】画像形成ユニットのプロセスカートリッ
ジ取り出し方向を変更する方法では、部品流用・ユニッ
ト流用の効果がなくなり、量産効果によるコストダウン
ができなくなったり、開発工数が増大してしまってい
た。
【0010】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、装置
本体を小型化し、作業性の良い画像読取装置及び画像形
成装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像読取装置にあっては、原稿台上に載置さ
れた原稿を圧着して静止させる圧板と、原稿台の透光部
を介して原稿を走査する読取手段と、を備えた画像読取
装置において、原稿台を装置本体に対して着脱可能に設
け、装置内部を開放可能とし、原稿台を圧板と一緒に開
閉する開閉手段を備えたことを特徴とする。
【0012】従って、原稿台を装置本体と分離させ、メ
ンテナンス等の作業が可能であるので、よけいなスペー
スを必要とせず、装置の小型化が可能となると共に、作
業を容易に行うことができ、また、装置本体から分離し
た原稿台を安全に保管できる。
【0013】圧板に原稿台を保持する保持手段を設けた
ことが好ましい。
【0014】これにより、圧板に原稿台を保持させて、
原稿台と圧板とを一緒に開閉することができる。
【0015】前記保持手段は原稿台を挟持する位置に配
置された爪であることが好ましい。
【0016】これにより、爪で原稿台を確実に挟持する
ことができる。
【0017】圧板と一緒に原稿台が開かれた場合、前記
保持手段をロックするロック手段を設けたことが好まし
い。
【0018】これにより、圧板と一緒に原稿台が開かれ
た場合に、保持手段が原稿台を分離させることがなく、
原稿台が圧板から落下することを防止できる。
【0019】前記保持手段により原稿台を保持した圧板
が閉じられる際に、前記ロック手段のロックを解放する
解放手段を設けたことが好ましい。
【0020】これにより、圧板を閉じた場合にだけ、ロ
ック手段を解放するので、原稿台は容易且つ安全に装置
本体に対して位置決めされて装着される。
【0021】原稿台を挟持する位置に配置されると共に
回動可能なL字爪と、L字爪を挟持方向反対側へ付勢す
る付勢手段と、挟持方向反対側へ回動したL字爪を挟持
方向側へ回動させて原稿台を保持させるスイッチ手段
と、スイッチ手段をL字爪が挟持方向側に回動した状態
でロックするロック手段と、圧板が閉じた状態ではロッ
ク手段のロックを解放する解放手段と、を備えたことが
好ましい。
【0022】これにより、挟持方向反対側へ付勢された
L字爪をスイッチ手段により挟持方向側へ回動させて原
稿台を保持させ、この状態をロック手段でロックさせる
ことができる。また、圧板が閉じた状態で、ロック手段
は解放手段によりロックが解放される。
【0023】原稿台を回動させる回動手段を備え、原稿
台を開く動作により、圧板も原稿台に押されて開かれる
ことが好ましい。
【0024】これにより、回動手段により原稿台が開か
れると、圧板も原稿台に押されて開かれるので、原稿台
と圧板を一緒に開閉することができる。
【0025】原稿台が装置本体から分離すると、装置本
体を流れる高圧電流を遮断する電流遮断手段を設けたこ
とが好ましい。
【0026】これにより、装置内部のメンテナンス等の
作業中に高圧電流に触れることを防止することができ
る。
【0027】装置本体が動作状態の場合、原稿台を装置
本体から閉じたままに維持する停止手段を備えたことが
好ましい。
【0028】これにより、装置本体が動作状態の場合に
原稿台が開かれて事故が起こることを防止することがで
きる。
【0029】装置内部の部材の蓋が開かれている状態で
は、原稿台を保持した圧板を閉じることを防止する閉鎖
防止手段を備えたことが好ましい。
【0030】これにより、装置内部の部材の蓋が開かれ
ている状態で原稿台と圧板を閉じることにより生じる装
置の部品の破損や事故を防ぐことができる。
【0031】前記閉鎖防止手段は装置内部の部材の蓋が
開いている場合、圧板に繋がれたワイヤを固定すること
が好ましい。
【0032】これにより、ワイヤが固定されて圧板を閉
じることができなくなる。
【0033】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
画像読取装置と画像形成部と、を備え、読み取った原稿
の画像をシートに画像形成することを特徴とする。
【0034】従って、原稿台を装置本体から分離でき、
装置内部が開放されるので、装置内部のメンテナンス等
の作業が容易に行えると共に、よけいなスペースを必要
とせず、装置を小型化することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ないかぎりは、この発明の範囲をそれらのみに限定する
趣旨のものではない。
【0036】(第1の実施の形態)図1は第1の実施の
形態に係る画像形成装置で圧板を開いた状態を示す斜視
図であり、図2は第1の実施の形態に係る画像形成装置
で圧板と共に透光部材を開いた状態を示す斜視図であ
り、図3は第1の実施の形態に係る画像形成装置を示す
断面構成図である。
【0037】1は本実施の形態に係る画像読取装置を備
えた画像形成装置としてのファクシミリ本体、2は原稿
を配置して読み取るための原稿台の透光部としてのコン
タクトガラス、3はコンタクトガラス2を支持する原稿
台の支持フレーム、4はコンタクトガラス2上の原稿を
付勢するための圧板で、本実施の形態では原稿分離機構
を有したシート搬送装置も上部に備えている。
【0038】5は原稿の画像を読み取るための画像読取
手段としての読取部で、焦点距離が4mmのレンズを搭載
した密着型イメージセンサを用いている。装置サイズや
画像解像度によってはCCDを用いたミラー駆動型縮小
光学系を採用しても良い。6はトナー及び感光ドラムを
具備した画像形成部としてのプロセスカートリッジで、
感光ドラムには有機半導体を用いている。
【0039】7はプロセスカートリッジ6を収納する装
置内部の部材の蓋としての収納蓋である。8は画像が形
成されるシートを複数備えるシートカセット、9は手差
トレイユニット、10はコンタクトガラス2を保持する
保持手段としてのL字爪である。
【0040】11は図示矢印A方向に押されてスライド
し、L字爪10を動作させるスイッチ手段としての保持
スイッチ、12は圧板4を支持して開閉中心となる圧板
開閉ヒンジ、13はL字爪10の回転中心の芯材であ
り、14はL字爪10をコンタクトガラス2を保持する
方向の反対側に付勢する付勢手段としてのねじりコイル
ばね、15はロック手段16の係止爪に結合してL字爪
10を固定する保持スイッチ11の固定部である。
【0041】ロック手段16は圧板4に設けられ回動可
能に軸支され、係止爪を固定部15に結合させて、係止
爪を付勢するばねにより結合を固定することができる。
17は圧板4が閉じた状態でロック手段16の付勢され
た係止爪を反対側に押圧する解除手段としての本体側の
突起部である。
【0042】18は保持スイッチ11を常時状態でL字
爪10と接触しないように付勢するばねである。19は
停止手段としてのプランジャであり、本体1が動作状態
であると、保持スイッチ11上に設けられた穴20に挿
入され、保持スイッチ11を押し込めないようにし、本
体1が待機状態でプランジャ19は動作し、穴20から
分離して保持スイッチ11を押し込めるようにしてい
る。
【0043】21は読取部5を副走査方向に移動させる
時のレールガイドで、読取部5はこのレールガイド21
に対して摺動可能に取り付けられている。
【0044】22は読取部5の駆動を伝達するベルト、
23はモータ(不図示)から駆動を受けるベルト駆動プ
ーリである。
【0045】次に、28はシートカセット8からシート
を一枚引き出すピックアップローラ、29は手差トレイ
ユニット9に載せられたシートを搬送する搬送ローラ、
30は転写ローラ、31は感光ドラムに画像を投影する
レーザスキャナ、32は画像が転写されたシートを搬送
する搬送路、33はシート上の画像を熱と圧力で定着さ
せる定着手段、34はシートを排出する排出部である。
【0046】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。保持スイッチ11が図4の図示矢印A方向に押し込
まれると、保持スイッチ11に設けられた凸部11a〜
11dが四つのL字爪10a〜10dを回動させて支持
フレーム3に設けた溝3a〜3d(3c,3dは不図
示)に差し込まれ、支持フレーム3を両側から挟持す
る。
【0047】また、ロック手段16は圧板4が閉じてい
る状態では本体8から出ている突起部17a,17bに
よって押圧されて押し倒されており、この状態では保持
スイッチ11の固定部15a,15bはロック手段16
a,16bの係止爪に結合できないようにしてある。
【0048】この状態で、保持スイッチ11を押し込ん
だとしても、ロック手段16はロックできず、保持スイ
ッチ11の押し込みを止めれば、ばね18により保持ス
イッチ11はL字爪10から離れ、L字爪10はねじり
コイルばね14a〜14dに付勢されて支持フレーム3
を保持することはできない。
【0049】すなわち、コンタクトガラス2を開けるに
は、保持スイッチ11を押し込み、且つ、圧板4を開け
ることが必要である。これにより、保持スイッチ11の
固定部15a,15bはロック手段16a,16bの係
止爪に結合できる。
【0050】従って、うっかり保持スイッチ11を押し
てしまっても圧板4を開けずに保持スイッチ11を離せ
ばコンタクトガラス2を保持できず、開くことができな
いようになっている。
【0051】一方、コンタクトガラス2を保持した圧板
3が閉じられると、本体側突起部17a,17bによっ
て保持ロック手段16a,16bが押し倒されて戻しば
ね18のばね力で保持スイッチ11を開放し、コンタク
トガラス2が開放されて本体1に戻される。
【0052】ここで、読取部5が動作中(原稿読取中、
画像形成中、コピー動作中、ファクシミリ情報の送受信
中等)にコンタクトガラス2が開かれるとユーザに危害
を与える虞があるため、以下の構成でユーザ保護を実施
している。
【0053】図6に示したフローチャートによれば、本
体が待機状態かどうかを判断し(S1)、本体が待機状
態でないときは、プランジャー19を動作させて(S
2)保持スイッチ11に設けた穴20をロックすること
によって保持スイッチ11をユーザが押し込めないよう
にする。
【0054】また、本装置はコンタクトガラス2を開け
ることによって、本体内のプロセスカートリッジ6の交
換やシートジャム解除を行うところにも特徴があるが、
本体動作中にユーザが装置本体内で高圧電流に触れてし
まうことを防止しなければならないので、本体1にはコ
ンタクトガラス2が開いた時に、装置本体内を流れる高
圧電流を遮断する電流遮断手段としてのインタロックス
イッチ24を具備している。
【0055】また、蓋7が開いている状態で圧板4が閉
じられると、読取部5が動作した時に蓋7に衝突する虞
があり、また、プロセスカートリッジ6の交換中やシー
トジャム解除中に、圧板4が落下してしまうことを防ぐ
ため、蓋7が開かれている時は圧板4が不用意に落下し
ないように閉鎖防止手段を設けている。
【0056】25は圧板4に設けられたワイヤ、26は
ワイヤ25に取り付けられたばねで、蓋7が開いた状態
では反対側の端部は本体内部から突出したレバー27に
保持固定され、圧板4が不用意に落下しないように圧板
4を固定している。
【0057】蓋7が閉じられると、レバー27が傾倒し
てばね26の端部保持が解除されて圧板4を下げること
ができるようになる。
【0058】尚、閉鎖防止手段は本体電源をOFFにし
ても圧板4が落ちないように固定しても良い。
【0059】以上により、本実施の形態では、コンタク
トガラス2を本体1から分離でき、本体内部を開放する
ので、従来のように取り出すためのよけいなスペースを
必要としないので本体1の小型化が可能となり、また、
メンテナンス等の作業性を容易に且つ安全に行うことが
できる。さらに、コンタクトガラス2を圧板4と一緒に
開閉でき、コンタクトガラス2を容易に本体1から分離
させることができ、また、装置本体から分離したコンタ
クトガラス2を安全に保管できる。
【0060】(第2の実施の形態)図7は第2の実施の
形態に係る画像形成装置を示す要部構成図である。
【0061】本実施の形態はコンタクトガラス2を開く
ことによって、圧板4はコンタクトガラス2に押されて
同時に開く構成とする。その他の構成および作用につい
ては第1の実施の形態と同一なので、同一の構成部分に
ついては同一の符号を付して、その説明は省略する。
【0062】35は支持フレーム3に取り付けられた回
動手段としての半月ピニオンで、モータ36からの動力
を受けてコンタクトガラス2及び支持フレーム3を上下
動させる。
【0063】コンタクトガラス2及び支持フレーム3が
モータ36から動力を受けて上方に上がる時、コンタク
トガラス2に押されて圧板4も同時に持ちあげることが
できる。
【0064】モータ36のピニオンギアはウォームギア
となっており、コンタクトガラス2が開けられた状態で
も不用意にコンタクトガラス2が落下することがない。
コンタクトガラス2の上下動の指示はユーザの操作部か
ら行う。
【0065】このような構成であっても、コンタクトガ
ラス2を圧板4と一緒に開閉でき、よけいなスペースを
必要としないので本体1の小型化が可能となる。
【0066】
【発明の効果】本発明の画像読取装置は、原稿台を装置
本体に対して着脱可能に設け、装置内部を開放可能にし
原稿台を圧板と一緒に開閉する開閉手段を備えたこと
で、原稿台を装置本体と分離させ、メンテナンス等の作
業が可能であるので、よけいなスペースを必要とせず、
装置の小型化が可能となると共に、作業を容易に行うこ
とができ、また、装置本体から分離した原稿台を安全に
保管できる。
【0067】原稿台上に載置された原稿を圧着して静止
させる圧板と、原稿台の透光部を介して原稿を走査する
読取手段と、を備え、原稿台を圧板と一緒に開閉するこ
とで、原稿台を容易に装置本体から分離させることがで
き、また、装置本体から分離した原稿台を安全に保管で
きる。
【0068】圧板に原稿台を保持する保持手段を設けた
ことで、圧板に原稿台を保持させて、原稿台と圧板とを
一緒に開閉することができる。
【0069】保持手段は原稿台を挟持する位置に配置さ
れた爪であると、爪で原稿台を確実に挟持することがで
きる。
【0070】圧板と一緒に原稿台が開かれた場合、保持
手段をロックするロック手段を設けると、圧板と一緒に
原稿台が開かれた場合に、保持手段が原稿台を分離させ
ることがなく、原稿台が圧板から落下することを防止で
きる。
【0071】保持手段により原稿台を保持した圧板が閉
じられる際に、ロック手段のロックを解放する解放手段
を設けると、圧板を閉じた場合にだけ、ロック手段を解
放するので、原稿台は容易且つ安全に装置本体に対して
位置決めされて装着される。
【0072】原稿台を挟持する位置に配置されると共に
回動可能なL字爪と、L字爪を挟持方向反対側へ付勢す
る付勢手段と、挟持方向反対側へ回動したL字爪を挟持
方向側へ回動させて原稿台を保持させるスイッチ手段
と、スイッチ手段をL字爪が挟持方向側に回動した状態
でロックするロック手段と、圧板が閉じた状態ではロッ
ク手段のロックを解放する解放手段と、を備えたこと
で、挟持方向反対側へ付勢されたL字爪をスイッチ手段
により挟持方向側へ回動させて原稿台を保持させ、この
状態をロック手段でロックさせることができる。また、
圧板が閉じた状態で、ロック手段は解放手段によりロッ
クが解放される。
【0073】原稿台を回動させる回動手段を備え、原稿
台を開く動作により、圧板も原稿台に押されて開かれる
ことで、回動手段により原稿台が開かれると、圧板も原
稿台に押されて開かれるので、原稿台と圧板を一緒に開
閉することができる。
【0074】原稿台が装置本体から分離すると、装置本
体を流れる高圧電流を遮断する電流遮断手段を設けるこ
とで、装置内部のメンテナンス等の作業中に高圧電流に
触れることを防止することができる。
【0075】装置本体が動作状態の場合、原稿台を装置
本体から閉じたままに維持する停止手段を備えたこと
で、装置本体が動作状態の場合に原稿台が開かれて事故
が起こることを防止することができる。
【0076】装置内部の部材の蓋が開かれている状態で
は、原稿台を保持した圧板を閉じることを防止する閉鎖
防止手段を備えたことで、装置内部の部材の蓋が開かれ
ている状態で原稿台と圧板を閉じることにより生じる装
置の部品の破損や事故を防ぐことができる。また、本体
電源をOFFにしても圧板が閉じることを防止する構成
であっても良い。
【0077】閉鎖防止手段は装置内部の部材の蓋が開い
ている場合、圧板に繋がれたワイヤを固定することで、
ワイヤが固定されて圧板を閉じることができなくなる。
【0078】本発明の画像形成装置にあっては、上記の
画像読取装置と画像形成部と、を備え、読み取った原稿
の画像をシートに画像形成することで、原稿台を装置本
体から分離でき、装置内部が開放されるので、装置内部
のメンテナンス等の作業が容易に行えると共に、従来の
ようなスペースが必要なくなり、装置を小型化すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1の実施の形態に係る画像形成装置の
圧板を開いた状態を示す斜視図である。
【図2】図2は第1の実施の形態に係る画像形成装置の
圧板と共に原稿台を開いた状態を示す斜視図である。
【図3】図3は第1の実施の形態に係る画像形成装置を
示す断面構成図である。
【図4】図4は圧板と共に原稿台を開くための構成を示
す一部切欠き斜視図である。
【図5】図5は第1の実施の形態に係る閉鎖防止手段を
示す斜視図である。
【図6】図6は第1の実施の形態に係る停止手段の制御
を示すフローチャート図である。
【図7】図7は第2の実施の形態に係る画像形成装置を
示す一部切欠き左面図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ本体 2 コンタクトガラス 3 支持フレーム 4 圧板 5 読取部 6 プロセスカートリッジ 7 収納蓋 8 シートカセット 9 手差トレイユニット 10 L字爪 11 保持スイッチ 14 ねじりコイルばね 15 固定部 16 ロック手段 17 突起部 19 プランジャ 20 穴 24 インタロックスイッチ 25 ワイヤ 27 レバー 35 半月ピニオン 36 モータ

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された原稿を圧着して静
    止させる回動可能な圧板と、原稿台の透光部を介して原
    稿を走査する読取手段と、を備えた画像読取装置におい
    て、 原稿台を装置本体に対して着脱可能に設け、装置内部を
    開放可能とし、 原稿台を圧板と一緒に開閉する開閉手段を設けたことを
    特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 圧板に原稿台を保持する保持手段を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は原稿台を挟持する位置に
    配置された爪であることを特徴とする請求項3に記載の
    画像読取装置。
  4. 【請求項4】 圧板と一緒に原稿台が開かれた場合、前
    記保持手段をロックするロック手段を設けたことを特徴
    とする請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段により原稿台を保持した圧
    板が閉じられる際に、前記ロック手段のロックを解放す
    る解放手段を設けたことを特徴とする請求項4に記載の
    画像読取装置。
  6. 【請求項6】 原稿台を挟持する位置に配置されると共
    に回動可能なL字爪と、L字爪を挟持方向反対側へ付勢
    する付勢手段と、挟持方向反対側へ回動したL字爪を挟
    持方向側へ回動させて原稿台を保持させるスイッチ手段
    と、スイッチ手段をL字爪が挟持方向側に回動した状態
    でロックするロック手段と、圧板が閉じた状態ではロッ
    ク手段のロックを解放する解放手段と、を備えたことを
    特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 原稿台を回動させる回動手段を備え、原
    稿台を開く動作により、圧板も原稿台に押されて開かれ
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 原稿台が装置本体から分離すると、装置
    本体を流れる高圧電流を遮断する電流遮断手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一つに記載
    の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 装置本体が動作状態の場合、原稿台を装
    置本体から閉じたままに維持する停止手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の画
    像読取装置。
  10. 【請求項10】 装置内部の部材の蓋が開かれている状
    態では、原稿台を保持した圧板を閉じることを防止する
    閉鎖防止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至9
    のいずれか一つに記載の画像読取装置。
  11. 【請求項11】 前記閉鎖防止手段は装置内部の部材の
    蓋が開いている場合、圧板に繋がれたワイヤを固定する
    ことを特徴とする請求項10に記載の画像読取装置。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一つに記
    載の画像読取装置と画像形成部と、を備え、読み取った
    原稿の画像をシートに画像形成することを特徴とする画
    像形成装置。
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