JP2005189552A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 画像形成部とその上方に画像読み取り部を設け、かつ、画像形成部の内部を開放できる画像形成装置。
【解決手段】 画像形成部2と回動することにより画像形成部2の内部を開放可能な開閉部材6と;画像読み取り部3と保持手段4cが設けられたリンク部材4、5とを有し、画像形成部2に対し閉じた第1の位置と画像形成部2内を開放するための第2の位置との間で回動可能に画像形成部2に取り付けられており、開閉部材6は、画像読み取り部3の第1の位置から第2の位置への回動動作に連動するリンク部材4、5の移動により回動し、画像形成部2の内部を開放するように構成された画像形成装置。画像読み取り部3を第1の位置から第2の位置に向かう回動方向に付勢する付勢手段16とを有し、解除手段10により固定手段8の固定を解除することで、画像読み取り部3が付勢手段16により第1の位置から第2の位置に向け所定角度まで回動する構成とする。
【選択図】図4
Description
本発明は、画像形成部上部に画像読み取り部を具備する画像形成装置に関するものであり、特に、画像形成部と画像読み取り部との間に記録材の記録材排出部を配置した画像形成装置に関するものである。
従来、例えば電子写真方式を利用した画像形成装置は、像担持体としての電子写真感光体(感光体)を帯電させた後画像情報に応じて露光して該感光体上に静電像を形成し、この静電像を現像剤(トナー)を用いて現像剤像(トナー像)として現像し、次いでこのトナー像を記録材に転写させた後定着させて記録画像を得る画像形成部を備える。そして、斯かる画像形成部が外部機器から送信される画像情報信号に応じて画像を形成するプリンタとして機能するだけではなく、光学的に原稿画像情報を画像読み取って電気信号とする画像読み取り部を備え、画像読み取り部で読み取った画像情報に応じて画像形成部で画像を形成する複写機として機能したり、或いは画像読み取り部で読み取った情報を画像形成装置に対して通信可能に接続されたホストコンピュータなどの外部機器に送信するスキャナ装置として機能する画像形成装置(複合機)が広く普及している。
又、従来、電子写真方式を利用した画像形成装置においては、感光体と、この感光体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上させることができる。そこで、このプロセスカートリッジ方式は画像形成装置において広く用いられている。又、感光体に形成した静電像を現像するための現像装置を独立して装置本体に対して着脱可能可能なユニット(現像カートリッジ)としたものもある。
例えば、画像読み取り部を画像形成部の上部に備え、画像形成部と画像読み取り部との間に記録材の記録材排出部を配置した小型・中型の複合機において、画像形成部のトラブル処理や、内部の清掃、カートリッジなどの消耗部品(交換部品)の交換などのメンテナンスを行う際に、画像形成部の内部を開放するための構成が必要となる。
従来、画像読み取り部が、その下部に配置されている画像形成部に対して並進方向にスライドして画像形成部の内部を開放する方式や、画像形成部の上部に当たる、固定の画像読み取り部と画像形成部との間のスペースを十分に確保し、画像形成部の上部に設けられた上蓋部材を開閉することで画像形成部の内部を開放する方式などが用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、画像形成部に対して画像読み取り部が並進方向にスライドする場合、重量のある画像読み取り部をスライド可能に保持するためのレール部材やベアリングなどを備えることが必須であり、部品点数が増加していた。
又、画像読み取り部が画像形成部に対して並進方向にスライドすることにより装置本体の占有面積が大きくなってしまい、設置スペースを広く取る必要があった。
更に、画像形成部の上部に当たる、固定の画像読み取り部と画像形成部との間のスペースを十分に確保し、画像形成部上部に設けられた上蓋部材を開閉することで画像形成部の内部へのアクセスを可能とするためには、画像形成部と画像読み取り部との間に十分な開口部を設ける必要があり、装置の高さを高くしなければならず、画像読み取り部の原稿台高さが高くなり、操作性も悪化し、しかも装置本体が大型化してしまうという不都合があった。
特開2000−92275号公報
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的は、画像形成部と画像読み取り部とを備える画像形成装置において、画像形成部と、画像形成部の上部に配置される画像読み取り部との間に記録材排出部を設けてスペースを有効に活用し、装置の占有面積、占有高さを低減し得ると共に、簡単な構成、操作で画像形成部の内部を開放することのできる画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、画像形成部と画像読み取り部とを備える画像形成装置において、画像形成部と、画像形成部の上部に配置される画像読み取り部との間に記録材排出部を設けてスペースを有効に活用し、装置の占有面積、占有高さを低減し得ると共に、簡易な構成、簡易な動作で、画像読み取り部と画像形成部との固定が解除されたことを確認することのできる画像形成装置を提供することである。
上記目的は本発明に係る画像形成装置にて達成される。要約すれば、本発明は、記録材に画像を記録し出力する画像形成部と;前記画像形成部を覆う筐体に設けられ、回動することにより前記画像形成部の内部を開放可能な開閉部材と;画像を光学的に読み取り電気信号とするための画像読み取り部と;前記画像形成部と前記画像読み取り部とを連結すると共に、前記開閉部材を保持する保持手段が設けられたリンク部材と;を有し、前記画像読み取り部は、前記画像形成部から排出された記録材が積載される記録材排出部を隔てて前記画像形成部の上方に配置され、前記画像形成部に対し閉じた第1の位置と前記画像形成部内を開放するための第2の位置との間で回動可能に前記画像形成部に取り付けられており;前記開閉部材は、前記画像読み取り部の前記第1の位置から前記第2の位置への回動動作に連動する前記リンク部材の移動により回動し、前記画像形成部の内部を開放する画像形成装置であって;前記画像読み取り部を前記第1の位置において固定するための固定手段と;前記固定手段による前記画像読み取り部の固定を解除するための解除手段と;前記画像形成部と前記画像読み取り部との間に設けられる、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置に向かう回動方向に付勢する付勢手段と;を有し、前記解除手段により前記固定手段の固定を解除することで、前記画像読み取り部が前記付勢手段により付勢されて前記第1の位置から前記第2の位置に向かう方向に所定角度まで回動することを特徴とする画像形成装置である。
本発明の一実施態様によると、前記開閉部材は、前記リンク部材の前記保持手段による当該開閉部材の回動動作を規制する規制手段を有する。一実施態様では、前記規制手段は、前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動する際の前記開閉部材の回動動作を規制する。又、一実施態様では、前記保持手段の保持を受けるための前記開閉部材に設けられた保持受け手段には、前記規制手段として、前記リンク部材の移動に伴う前記保持手段の移動に拘わらず前記開閉部材を回動させない不動領域が設けられており、前記画像読み取り部を前記所定角度以上回動させた場合にのみ前記保持受け手段は前記保持手段の移動により前記開閉部材を回動させる。
本発明の一実施態様によると、前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動した際に、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部は通常動作可能である。一実施態様では、前記画像形成部は、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部の動作可能状態に対応する第1の状態と、動作不可能に対応する第2の状態とで状態変化する解除対象を備え、前記開閉部材は、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置へと回動させる動作に連動して、前記解除対象を前記第1の状態から前記第2の状態へと状態変化させる切り替え手段を備え、前記画像読み取り部を前記所定角度以上回動させた場合にのみ、前記切り替え手段は前記解除対象を状態変化させる。
又、本発明の他の実施態様では、前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動する際に、前記開閉部材は所定量回動する。一実施態様では、前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動した際に、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び画像読み取り部は動作不可能となる。そして、一実施態様では、前記画像形成部は、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部の動作可能状態に対応する第1の状態と、動作不可能状態に対応する第2の状態とで状態変化する解除対象を備え、前記開閉部材は、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置へと回動させる動作に連動して、前記解除対象を前記第1の状態から前記第2の状態へと状態変化させる切り替え手段を備え、前記画像読み取り部を前記所定角度まで回動させた際に、前記切り替え手段は前記安全装置の前記状態変化をさせる。
本発明の一実施態様によると、前記開閉部材は、前記画像読み取り部の前記第2の位置から前記第1の位置への回動動作に連動する前記リンク部材の移動により回動して閉じる。
本発明によれば、画像形成部と画像読み取り部とを備える画像形成装置において、画像形成部と、画像形成部の上部に配置される画像読み取り部との間に記録材排出部を設けてスペースを有効に活用し、装置の占有面積、占有高さを低減し得ると共に、簡単な構成、操作で画像形成部の内部を開放することができ、又、簡易な構成、簡易な動作で、画像読み取り部と画像形成部との固定が解除されたことを確認することができる。
以下、本発明に係る画像形成装置を図面に則して更に詳しく説明する。
実施例1
本実施例の画像形成装置1は、画像形成部(以下「プリンタ部」という。)2と画像読み取り部(以下「スキャナ部」という。)3とを有し、プリンタ部2が画像形成装置1に対して通信可能に接続されたホストコンピュータなどの外部機器からの画像情報或いはスキャナ部3で読み取った原稿画像情報に応じて画像を形成するプリンタ、複写機として機能し得る他、スキャナ部3で読み取った原稿画像情報を画像形成装置1に対して通信可能に接続された外部機器に送信するスキャナ装置としても機能し得る複合機である。
本実施例の画像形成装置1は、画像形成部(以下「プリンタ部」という。)2と画像読み取り部(以下「スキャナ部」という。)3とを有し、プリンタ部2が画像形成装置1に対して通信可能に接続されたホストコンピュータなどの外部機器からの画像情報或いはスキャナ部3で読み取った原稿画像情報に応じて画像を形成するプリンタ、複写機として機能し得る他、スキャナ部3で読み取った原稿画像情報を画像形成装置1に対して通信可能に接続された外部機器に送信するスキャナ装置としても機能し得る複合機である。
以下の説明において、画像形成装置1に関して「前」とは、図1及び8中紙面手前側、図2〜6中右側であり、「後ろ」とは、図1及び8中紙面奥側、図2〜6中左側をいうものとし、又、画像形成装置1に関し「左」、「右」とは、画像形成装置1を「前」から見たときの左右をいうものとする。
[画像形成装置の全体構成]
先ず、図1、図2及び図8を参照して、画像形成装置1の概略構成について説明する。
先ず、図1、図2及び図8を参照して、画像形成装置1の概略構成について説明する。
画像形成装置1は大別してプリンタ部2とスキャナ部3とを有し、スキャナ部3はプリンタ部2の上方に、記録材排出部(後述)を挟む形で配置されている。詳しくは後述するが、スキャナ部3は、プリンタ部2に対して、本実施例では、画像形成装置1の後方端部の、画像形成装置1の左右方向(記録材Pの搬送方向と略直交する方向)に沿う回動(回転)中心Aを中心として回動(回転)可能に取り付けられている。プリンタ部2とスキャナ部3との間は、画像形成装置1の前方側左右端部近傍にそれぞれ設けられた一対のリンク部材、即ち、下リンク4及び上リンク5により繋がれている。これにより、詳しくは後述するように、プリンタ部2に対してスキャナ部3の前方端部3Aを上方に持ち上げることにより、プリンタ部2の上方略全域を覆うドア6がスキャナ部3と一緒に開き、プリンタ部2の内部を開放し得るようになっている。尚、スキャナ部3の回動中心は本実施例の位置に限定されるものではなく、プリンタ部2の内部を十分に開放し得るのであれば、スキャナ部3は任意の位置の回動中心を軸として回動するものであってよい。
図2はプリンタ部2の内部構造を示しており、プリンタ部2は、電子写真方式により記録材P、例えば、記録用紙、プラスチックシート(OHPシート)、布などに画像を記録するレーザビームプリンタである。電子写真画像形成プロセス自体は、当業者に周知であるので、詳しい説明は省略するが、概略次のような構成、作用により画像を形成する。
即ち、プリンタ部2には、像担持体としての円筒状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」という。)101aが回動可能に配置され、画像形成時には、回動する感光ドラム101aの表面を帯電手段としての帯電ローラ101bにより一様に帯電させる。そして、帯電した感光ドラム101aに画像情報に応じた光像を露光手段(画像書き込み手段)103から照射して、感光ドラム101a上に静電像を形成する。プリンタ部2の前部には、感光ドラム101aに対して光像を照射するための露光手段たるレーザスキャナユニット103が設けられている。レーザスキャナユニット103は、例えば、ホストコンピュータからの画像情報に応じてポリゴンミラー104から感光ドラム101aへレーザ光を照射(走査露光)し、感光ドラム101a上に画像情報に応じた静電像を形成する。勿論、スキャナ部3で読み取った画像情報に応じて静電像を形成することもできる。
感光ドラム101a上に形成した静電像は、次いで現像手段としての現像器101cが現像剤(トナー)を供給することによって現像剤像(トナー像)として現像する。
一方、記録材収納部たるカセット105内に収納された記録材Pは、例えば、ホストコンピュータからのプリント信号により、記録材供給部材たる供給ローラ106と記録材分離手段たる分離パッド107によって一枚ずつ分離されて給送される。分離された記録材Pは記録材搬送部材たる搬送ローラ対108により、感光ドラム101aとそれに圧接された転写手段としての転写ローラ109で構成される転写部に搬送される。
そして、感光ドラム101aと転写ローラ109との圧接部においてトナー像が記録材Pに転写される。トナー像が転写された記録材Pは、定着フィルム110aとそれに圧接された加圧ローラ110bとで構成される定着部(定着手段)110に搬送され、トナー像の定着を受ける。トナー像が定着された記録材Pは、排出ローラ対112により搬送され、プリンタ部2の上部の記録材排出部113へ排出される。
又、転写ローラ109によって感光ドラム101aから記録材Pへトナー像を転写した後に感光ドラム101a上に残留するトナーは、クリーニング部材として感光ドラム101aに当接するクリーニングブレードなどを備えるクリーニング手段101dによって除去される。
本実施例では、感光ドラム101aと、この感光ドラム101aに作用するプロセス手段としての帯電ローラ101b、現像器101c及びクリーニング手段101dとは、カートリッジ枠体100によって一体的にカートリッジ化されて画像形成部2、即ち、画像形成装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジ101とされている。プロセスカートリッジ101は、詳しくは後述するようにして、スキャナ部3及びドア6を開くことにより、図2中2点鎖線で示すように、画像形成装置1の前方から、長手方向(感光ドラム101aの長手方向)と交差する方向に挿入して、画像形成部2内に設けられた図示しない装着ガイドなどを介して装着し、又逆の動作で取り外すことができる。プロセスカートリッジ101は、画像形成部2が備える保持部材、位置決め部材などとされるカートリッジ装着手段102を介して取り外し可能に画像形成部2に装着される。尚、プロセスカートリッジの態様は本実施例のものに限定されず、電子写真感光体と、電子写真感光体に作用するプロセス手段として帯電手段、現像手段、クリーニング手段のうち少なくとも1つと、を一体的にカートリッジ化し、画像形成装置本体に着脱可能としたものとすることができる。
記録材排出部113は、プリンタ部2の筐体7Aの一部である、開閉部材たるドア6の上面に具備されている。ドア6は、プリンタ部2の筐体7Aであってドア6を除いた部分に相当する枠体7に、スキャナ部3と共通である、画像形成装置1の後方端部の回動中心Aを中心として開閉可能に配置される。ドア6をプリンタ部2本体に対して開くことにより、プリンタ部2の内部を開放することができ、操作者によるプロセスカートリッジ101へのアクセス、記録材Pのジャム処理などが可能となる。尚、本実施例では、ドア6の回動中心はスキャナ部3と共通であるとしているが、本発明はこれに限定されるものではなく、プリンタ部2の内部を十分に開放し得るのであれば、ドア6は任意の位置の回動中心を軸として回動するものであってよい。
スキャナ部3は、本実施例では、撮像部に光電変換素子を有し光学的に原稿画像を読み取る周知のフラットベット型のスキャナである。斯かるスキャナ部3の内部構造、作用などについては本発明において重要ではないため、詳しい説明は省略する。
[スキャナ部及びドアの開閉機構]
次に、図3〜7を参照して、スキャナ部3及びドア6の開閉機構について詳しく説明する。
次に、図3〜7を参照して、スキャナ部3及びドア6の開閉機構について詳しく説明する。
スキャナ部3の後方下部には、ヒンジ部を構成するスキャナ部回動支持部3aが設けられており、このスキャナ部回動支持部3aが、プリンタ部2の枠体7の上面7cに一体的に形成されたスキャナ部回動保持部7bに、回動中心Aを中心として回動可能に取り付けられることで、スキャナ部3はプリンタ部2と一体とされている。又、スキャナ部3の回動中心Aとは反対側である画像形成装置1の前方端部3Aは、スキャナ部3が閉じられた状態において該端部3Aの下部に設けられたフック3bの凹部3b1(図1)に、プリンタ部2の内部に設けられた固定手段としてのラッチ8の爪8aが掛かることにより固定されている。これにより、スキャナ部3を閉じ状態に固定する。本実施例では、フック3b、ラッチ8は、画像形成装置1の左右両端部近傍にそれぞれ設けられている。
ラッチ8は、ラッチバネ9によりラッチ回動中心8aを中心として常にフック3bを引っ掛ける方向(本実施例では、画像形成装置1の前方に向けて)に付勢されている。フック3bとラッチ8とのロックを解除するための解除手段としてのラッチ開放ボタン10(図1)と、ラッチ8とは、同軸上で連動するように保持されており、ラッチ開放ボタン10を押すことで、スキャナ部3のフック3bに掛かっていたラッチ8が外れる。
プリンタ部2とスキャナ部3との間は、連結手段として、画像形成装置1の前方側左右端部近傍にそれぞれ設けられた一対のリンク部材、即ち、第1のリンク部材としての下リンク4、第2のリンク部材としての上リンク5で繋がれている。本実施例では、下リンク4及び上リンク5は、画像形成装置1の記録材搬送方向に沿う平面、即ち、画像形成装置1の前後方向と略平行(図2〜図7の紙面と略平行)な面に沿って移動(回動動作)する。本実施例では、画像形成装置1の左右にそれぞれ設けられたリンク部材4、5は、左右で実質的に同じ構成で同じ作用をなす。尚、連結手段たるリンク部材は、画像形成装置1の左右にそれぞれ設けられている態様に限定されず、いずれか一方であってもよい。又、連結手段は、典型的には、プリンタ部2とスキャナ部3とを直列に連結する少なくとも2つのリンク部材を有した構成とし得るが、本実施例のように、一組が2つのリンク部材で構成されている態様に限定されるものではない。より多くのリンク部材が一組として連結手段を構成してもよい。
下リンク4は、プリンタ部2の枠体7の上面7cに設けられた下リンク回動保持部7aに、下リンク回動支持部4aが回動可能に支持されることでプリンタ部2に取り付けられる。上リンク5は、スキャナ部3の下部に設けられた上リンク回動保持部3cに、上リンク回動支持部5aが回動可能に支持されることでスキャナ部3に取り付けられている。下リンク4と上リンク5は、それぞれ、下リンク回動支持部4aとは反対側の端部側に設けられた下リンク接合部4b、上リンク回動支持部5aとは反対側の端部に設けられた上リンク接合部5bにおいて回動可能に接合されている。スキャナ部3の下面、プリンタ部2の枠体7、下リンク4及び上リンク5は、それぞれの回動支持部で回動可能に支持されていることにより、4節リンクをなしている。
下リンク4の、下リンク回動支持部4aとは反対側の先端には、プリンタ部2の内部に向かってドア6へと延びる、ドア6を保持する保持手段としてのリンク突起4cが設けてある。一方、ドア6の側面にはリンク突起4cが略嵌合してスライドし得る保持受け手段としてのガイド溝6aが設けられている。リンク突起4cは、下リンク4の回動動作に伴ってガイド溝6a内を行き来する。本実施例では、ドア6は、リンク突起4cによるドア6の回動動作を規制する規制手段を有する。この規制手段は、ここでは、スキャナ部3が所定角度まで回動する際のドア6の回動動作を規制する。つまり、本実施例では、規制手段として、ガイド溝6aにはリンク突起4cの不動領域6a3が設けられており、下リンク4が所定角度以上回動すると、リンク突起4cがガイド溝6aの上面6a1を押し上げてドア6は開き方向に回動し、下面6a2を押し下げることによりドア6は閉じ方向へ回動するように構成されている。
更に説明すると、ガイド溝6aには、リンク部材4、5の移動に伴うリンク突起4cの移動に拘わらずドア6を回動させない不動領域6a3が設けられており、スキャナ部3を所定角度以上回動させた場合にのみガイド溝6aはリンク突起4cの移動によりドア6を回動させる。ガイド溝6aは、本実施例では、図示の通り、画像形成装置の前方に向けて傾斜の異なる傾斜ガイドから成り、スキャナ部3が閉じられた状態において画像形成装置1の前方に向けて傾斜が緩く、ほぼ水平な第1のガイド溝部が不動領域6a3を構成し、この不動領域6a3に続いて画像形成装置1の前方に向けて傾斜が急とされた第2のガイド溝部がドア駆動領域6a4を構成する。
プリンタ部2の枠体7の上面7cとスキャナ部3の底面3fとの間には、付勢手段として弾性部材であるポップアップバネ16が配置されており、スキャナ部3には確実にポップアップバネ16を押し付けるようにバネ突起部3eが設けられている。詳しくは後述するが、スキャナ部3のフック3bとプリンタ部2のラッチ8とによるロックが外れると、スキャナ部3は、バネ突起部3eがポップアップバネ16により押されることにより、回動中心Aを中心として所定角度まで回動した状態で保持される。更にスキャナ部3の前部を上方へ持ち上げることによりスキャナ部3は回動中心Aを中心として回動する。
プリンタ部2には、プリンタ部2及びスキャナ部3の動作可能状態に対応する第1の状態と、動作不可能状態に対応する第2の状態とに状態変化される解除対象が設けられている。本実施例では、解除対象として、プリンタ部2及びスキャナ部3の制御部をON/OFFする停止装置たるインターロックスイッチ11が設けられており、このインターロックスイッチ11は、本実施例では、プリンタ部2に設けられたプリンタ部2及びスキャナ部3の制御部(図示せず)に繋がっている。このインターロックスイッチ11をON/OFFすることにより、プリンタ部2及びスキャナ部3の動作がON/OFFする。ドア6には、インターロックスイッチ切り替え手段として、インターロックスイッチ11のスイッチレバー11aを押し下げるためのインターロックスイッチ突起6cが設けられている。ドア6が閉じている状態ではインターロックスイッチ突起6cはスイッチレバー11aを押し下げ、インターロックスイッチ11がON状態、つまりプリンタ部2及びスキャナ部3は作動状態となる。ドア6がある角度以上開いている状態ではインターロックスイッチ突起6cはスイッチレバー11aから離れ、インターロックスイッチ11がOFF状態、つまりプリンタ部2及びスキャナ部3は停止状態となる。
又、プリンタ部2には、解除対象としてレーザスキャナユニットをON/OFFするための遮断手段たるレーザシャッター開閉機構12が設けられており、このレーザシャッター開閉機構12のレーザシャッタースイッチ12aを上下動させることにより、レーザスキャナユニット103のポリゴンミラー104からのレーザ光の照射をON/OFFさせる。ドア6には、遮断手段切り替え手段として、レーザシャッタースイッチ12aを押し下げるためのレーザスイッチ突起6dが設けられており、ドア6が閉じている状態ではレーザスイッチ突起6dはレーザシャッタースイッチ12aを押し下げ、レーザシャッター開閉機構12がON状態、つまりレーザ光が照射可能な状態となり、プリンタ部2に装着されたプロセスカートリッジ101内の感光ドラム101aに静電像を形成することができる。ドア6がある角度以上開いている状態ではレーザスイッチ突起6dはレーザシャッタースイッチ12aから離れ、レーザシャッター開閉機構12がOFF状態、レーザ光は照射されない状態となる。
又、プリンタ部2には、解除対象として、定着圧解除手段たる圧解除レバー14が設けられており、この圧解除レバーは、任意の回動軸(本実施例では定着部110の近傍)を中心に回動することにより圧解除レバーカム14aが定着部の圧を調整する板金(図示せず)を押し広げ、定着部110において定着フィルム110aと加圧ローラ110bとで記録材Pに与えている圧力を解除する。圧解除レバー14には、丸長穴で形成される圧解除レバー溝14bが具備されており、ドア6の側面に設けられている定着圧解除機構切り替え手段としての圧解除レバー突起6eに係合しているため、ドア6の開閉に伴い圧解除レバー14も同方向に回動動作する。従って、ドア6が閉じている状態では圧解除レバー14も閉じられ、定着部110には圧力が与えられている状態となる。ドア6がある角度以上開いている状態では圧解除レバー14も開き、定着部110の圧力が解除される状態となる。
更に、プリンタ部2は、解除対象として、プロセスカートリッジ101への駆動伝達経路の連結/解除を行うための駆動伝達解除手段を有している。図7をも参照して、本実施例では、プロセスカートリッジ101への駆動は、被駆動体たる感光ドラム101aの長手方向一端部(図2の紙面奥側、図7の紙面手前側の端部)に設けられたカートリッジ側カップリング部(図示せず)を介して伝達される。プリンタ部2には、プリンタ部2に設けられた駆動手段としての駆動モータからの駆動を、正規の画像形成位置に配置されたプロセスカートリッジ101の上記カートリッジ側カップリング部に伝達するための伝達手段としてのカップリングギア(図示せず)が設けられている。そして、プリンタ部2には、カップリング解除レバー15が設けられており、このカップリング解除レバー15は、下端部15aがカップリングカム17へ繋がっている。カップリングカム17は、回動動作することにより、カートリッジ側カップリング部とカップリングギアとの連結/解除を行うように、カップリングギアを移動させる。カップリング解除レバー15及びカップリングカム17により駆動伝達解除手段が構成される。カップリング解除レバーの上端には、カップリング解除レバー突起15bが設けられており、ドア7に設けられたカップリング切り替え手段としてのカップリング解除溝6fに略嵌合し、カップリング解除溝6f内を摺動するよう構成されている。これにより、ドア6の開閉に伴い、カップリング解除レバー15は上下動し、カップリングカム17が回動する。
ドア6が開く際には、カップリング解除溝6fの下端6f1がカップリングレバー上端(カップリング解除レバー突起)15bを引き上げることにより、カップリングレバー下端15aがカップリングカム17を引き込む。その結果、カップリングカム17が図7中時計方向に回動し、プリンタ部2が備えるカップリングギアが後退して、プロセスカートリッジ101のカートリッジ側カップリング部への駆動伝達が解除される。
ドア6が閉じる際には、カップリング解除溝6eの上端6f2がカップリングレバー上端(カップリング解除レバー突起)15bを押し下げることにより、カップリングレバー下端15aがカップリングカム17を押し込む。その結果、カップリングカム17が図7中反時計方向に回動し、プリンタ部2のカップリングギアと、プロセスカートリッジ101のカートリッジ側カップリング部とが噛み合い、駆動伝達が可能な状態となる。
[スキャナ部及びドアの開閉動作]
次に、スキャナ部3及びドア6の開閉動作について説明する。
次に、スキャナ部3及びドア6の開閉動作について説明する。
定常作動時、即ち、プリンタ部2内にプロセスカートリッジ101が装着された状態で、プリント動作、原稿のスキャンニング動作などを行う時には、スキャナ部3は、スキャナ部回動支持部3aと、スキャナ部3の回動中心Aとは反対側の先端部3Aに設けられたフック3bがプリンタ部2のラッチ8に引っ掛かることによるロック部とで、プリンタ部2に固定されている(第1の位置)(図3)。
プロセスカートリッジ101の交換作業、或いはジャム処理などでプリンタ部2の内部を開放したい場合は、ラッチ開放ボタン10を押すことにより、これと連動しているラッチ5が図3中反時計方向に回動し、フック3bがラッチ8より解除される。すると、プリンタ部2の枠体7の上面7cとスキャナ部3の底面3fのバネ突起部3eとの間に設けられたポップアップバネ16により、バネ突起部3eが押圧され、スキャナ部3は、プリンタ部2に対して所定角度α1、即ち、ラッチ8がフック3bから外れた状態まで図3中反時計方向に回動し、その状態で保持される(図4)。
これによって、操作者は、フック3bとラッチ8とのロックが外れたことを容易に認識することができる。
このとき、スキャナ部3、プリンタ部2の枠体7、下リンク4及び上リンク5は4節リンクをなしているため、スキャナ部3の回動動作に伴って、下リンク4は下リンク回動支持部4aを中心として図3、図4中時計方向に、上リンク5は上リンク接合部5bを中心として図3、図4中反時計方向に、それぞれ所定の軌跡上を回動動作する。
又、本実施例では、この状態ではリンク突起4cがガイド溝6aの不動領域6a3にあるので、ドア6は定常位置から動くことはない。
スキャナ部3がプリンタ部2に対して所定角度α1開いた状態から、更に手でスキャナ部3の前方端部3Aを上方に持ち上げることにより、スキャナ部3がプリンタ部2に対して所定角度α1以上回動すると、下リンク4が所定角度以上回動する。そして、下リンク4に設けられているリンク突起4cがガイド溝6aの不動領域6a3を越えると、このリンク突起4cは、所定の軌跡上を回動し、これが略嵌合しているガイド溝6aの上面を押し上げる。これにより、ドア6は上方向へ押し上げられ、スキャナ部3と共通の回動中心を中心として回動可能にプリンタ部2の枠体7の回動保持部に取り付けられるドア回動支持部6bを中心として図5中反時計方向へ所定角度α2まで開く。
本実施例では、スキャナ部3が所定角度α1以上に押し上げられると、リンク突起4cによってドア6が押し上げられるため、ドア6に付属しているインターロックスイッチ突起6c、レーザースイッチ突起6d、圧解除レバー6e、カップリング解除溝6fが共に上方向に押し上げられる。これにより、ドア6が所定角度α2まで開いた状態では、インターロックスイッチ突起6cがインターロックスイッチレバー11aから離れ、レーザスイッチ突起6dがシャッタースイッチ12aから離れ、圧解除レバー6eは定着部110の定着圧を解除し、カップリング解除溝6fはカップリング解除レバー15を上方に引っ張る。
その結果、インターロックスイッチ11は解除状態となり、プリンタ部2及びスキャナ部3の動作は停止するので、操作者は、安全にプリンタ部2の内部にアクセスすることができる。又、レーザ光は遮断されるためレーザ光が操作者の目に触れることはない。又、通紙中の記録材Pがある場合、定着圧が解除されているので、弱い力で紙を引き抜くことができる。更に、プロセスカートリッジ101に駆動伝達するカップリングも解除状態となっているので、プロセスカートリッジ101を無理なく取り出すことができる。
スキャナ部3をプリンタ部2に対して所定角度α3まで更に押し上げることにより、下リンク4及び上リンク5は、スキャナ部3を閉じる際に手動で解除し得る程度に保持され、スキャナ部3を開いた状態で保持する。又、この状態で、リンク突起6eがガイド溝6aを支持し、ドア6も開いた状態で維持される。これにより、操作者は、プリンタ部2の内部へアクセスすることが可能となる(第2の位置)(図6)。
一方、スキャナ部3を閉じる際には、スキャナ部3の回動中心Aとは反対側の先端部3Aを押し下げることにより、スキャナ部3は図3〜6中時計方向に回動する。この時、スキャナ部3の下面、プリンタ部2の枠体7、下リンク4、上リンク5は4節リンクをなしているため、スキャナ部3の回動動作に伴って、下リンク4は下リンク回動支持部4aを中心として同図中反時計方向に、上リンク5は上リンク接合部5bを中心に同図中時計方向に、それぞれ所定の軌跡上を回動動作する。
下リンク4に設けられているリンク突起4cも、下リンク4の回動動作に伴い所定の軌跡上を回動し、これが略嵌合しているガイド溝6aの下面6a2を押し下げる。ガイド溝6aが押し下げられることにより、ドア6は下方向へ押し下げられ、ドア回動支持部6bを中心として同図中時計方向へ回動する。
ドア6が正規の閉じ状態となるときには、ドア6に付属しているインターロックスイッチ突起6c、レーザスイッチ突起6d、圧解除レバー突起6e、カップリング解除溝6fが共に下方向に押し下げられ、それぞれインターロックスイッチ11はON状態となり、レーザシャッター開閉機構12によりレーザ光は照射可能な状態となり、圧解除レバー14により定着圧は確保され、カップリング解除機構によりプロセスカートリッジ101への駆動伝達もON状態となり、通常の印字動作が可能な状態となる。
本実施例では、スキャナ部3の回動動作に伴いドア6を回動させ、更にドア6の回動に伴い、上述のような解除対象などに対する数種の連動動作を行っている。ガイド溝6aに不動領域6a3を設けることで、スキャナ部3の回動が所定角度以下の時点でドア6が確実に閉じている状態となる。その結果、連動動作が確実に行われるので、部品のばらつき等に左右されることが無く、プリンタ部2及びスキャナ部3が通常動作を行える。
又、誤ってプリンタ部2或いはスキャナ部3が動作中にラッチ開放ボタン10を押した際でも、不動領域6a3があることによりスキャナ部3とプリンタ部2は通常動作を続ける。
このように、スキャナ部3の開閉動作を行うことで、ドア6を介して、インターロックスイッチ11のON/OFF、レーザスキャナユニット13の遮断、定着圧のON/OFF、プロセスカートリッジ101への駆動伝達のON/OFFを同時に行うことが可能となる。
又、ラッチ8は、ラッチバネ9により常に図3〜6中時計方向に付勢力が働いているが、スキャナ部3が完全に閉じる直前、フック3bが上方向から入り込んでくることにより、ラッチバネ8aの付勢力に抗して同図中反時計方向に一瞬回動し、再びラッチバネ8aによって時計方向に回動する。このため、フック3bの凹部3b1がラッチ8の爪8aに引っ掛かり、スキャナ部3の回動中心Aとは反対側の先端部3Aは固定される。
以上、本発明によれば、プリンタ部2の上部に記録材排出部を介してスキャナ部3を有する画像形成装置1において、スキャナ部3、プリンタ部2の筐体7Aの一部であるカバー6を回動可能に構成することにより、画像形成装置1の占有面積、占有高さを極力削減すると共に、リンク部材4、5を介して、スキャナ部3の開閉動作に伴いカバー6の開閉動作を行うことができ、操作性を大きく向上させることができる。
そして、ラッチ開放ボタン10を押すことによりスキャナ部3のフック3bとプリンタ部2のラッチ8とのロックが外れた際に、スキャナ部3が所定角度α1まで持ち上がる(ポップアップする)ため、操作者はロックが外れたことをはっきりと認識することができる。よって操作者が、ロックが外れていることに気づかずにスキャナ部3のみを持ち上げることを回避して、ヒンジ部(スキャナ部回動支持部3b、スキャナ部回動保持部7b)の破損、或いは装置自体を不用意に移動させて落下させたりすることなどを防止することができる。
これにより、プリンタ部2の上部に記録材排出部113を介してスキャナ部3を配置することで、装置の占有面積、占有高さを極力削減して、且つ、プリンタ部2の内部を開放するためのスペースを十分に確保することができると共に、ラッチ開放ボタン10を操作した際にポップアップバネ16によりスキャナ部3の開放を補助し、スキャナ部3が開いたことがはっきり認識でき、プリンタ部2の内部へのアクセスが容易に可能となり、プリンタ部2の内部のトラブル処理、清掃、又内部の消耗部品(交換部品)の交換が容易に可能となる。
実施例2
上記実施例1では、プリンタ部2のドア6に設ける保持受け手段としてのガイド溝6aに、不動領域6a3とドア駆動領域6a4とを設け、ラッチ開放ボタン10を押すことによりフック3bとラッチ8とのロックを解除してスキャナ部3がポップアップした状態では保持手段としてのリンク突起4cが不動領域6a3内にありドア6が開き始めず、更にスキャナ部3を押し上げることによりリンク突起4cがドア駆動領域6a4に至りドア6が開き始める構成としたが、本発明は係る態様に限定されるものではない。
上記実施例1では、プリンタ部2のドア6に設ける保持受け手段としてのガイド溝6aに、不動領域6a3とドア駆動領域6a4とを設け、ラッチ開放ボタン10を押すことによりフック3bとラッチ8とのロックを解除してスキャナ部3がポップアップした状態では保持手段としてのリンク突起4cが不動領域6a3内にありドア6が開き始めず、更にスキャナ部3を押し上げることによりリンク突起4cがドア駆動領域6a4に至りドア6が開き始める構成としたが、本発明は係る態様に限定されるものではない。
つまり、ラッチ開放ボタン10を押すことにより、スキャナ部3が所定角度まで開くときに、リンク突起4cがガイド溝6aの上面6a1を押し上げ、これによりドア6が上方に押し上げられ所定角度まで回動する構成としてもよい。
この場合、ラッチ開放ボタン10を押すことにより、スキャナ部3と、リンク部材4、5を介してドア6とが所定角度まで開くと、ドア6に付属しているインターロックスイッチ突起6c、レーザスイッチ突起6d、圧解除レバー6e、カップリング解除溝6fが共に上方向に押し上げられる。これにより、ドア6が所定角度α1まで開いた状態では、インターロックスイッチ突起6cがインターロックスイッチレバー11aから離れ、レーザスイッチ突起6dがシャッタースイッチ12aから離れ、圧解除レバー6eは定着部110の定着圧を解除し、カップリング解除溝6fはカップリング解除レバー15を上方に引っ張る。
その結果、インターロックスイッチ11は解除状態となり、プリンタ部2及びスキャナ部3の動作は停止するので、操作者は、安全にプリンタ部2の内部にアクセスすることができる。又、レーザ光は遮断されるためレーザ光が操作者の目に触れることはない。又、通紙中の記録材Pがある場合、定着圧が解除されているので、弱い力で紙を引き抜くことができる。更に、プロセスカートリッジ101に駆動伝達するカップリングも解除状態となっているので、プロセスカートリッジ101を無理なく取り出すことができる。
本実施例によれば、実施例1と同様の作用効果を奏しうると共に、リンク部材4、5、ドア6を介することにより、ラッチ開放ボタン10を押してフック3bとラッチ8とのロックを外すと実質的に同時に(即ち、スキャナ部3がポップアップした状態となるまでの間に)、プリンタ部2とスキャナ部3とが停止状態(インターロックスイッチのOFF、更にはレーザスキャナユニットの遮断、定着圧の解除、プロセスカートリッジ101への駆動伝達の解除)となる。よって、ロックが外された非定常状態でプリンタ部2とスキャナ部3とが作動するのを防ぐことができる。
実施例3
次に、本発明の他の実施例について説明する。図9は、本実施例の画像形成装置の概略断面を示す。本実施例の画像形成装置の基本構成、動作は、実施例1のものと同じであり、スキャナ部の構成が異なる。従って、実施例1のものと同一若しくは相当する構成、機能を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
次に、本発明の他の実施例について説明する。図9は、本実施例の画像形成装置の概略断面を示す。本実施例の画像形成装置の基本構成、動作は、実施例1のものと同じであり、スキャナ部の構成が異なる。従って、実施例1のものと同一若しくは相当する構成、機能を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施例の画像形成装置1は、画像読み取り部(スキャナ部)3として、実施例1におけるフラットベットスキャナの代わりに、撮像部として、光学的に原稿画像を読み取るコンタクトイメージセンサ114を備えた原稿自動送り方式のスキャナを備える。スキャナ部3は、コンタクトイメージセンサ114の上下流に原稿載置トレイ115と原稿排出トレイ116とがそれぞれ設けられた構成となっている。
原稿(シート材)117は、原稿載置トレイ115に原稿面を上向きにしてセットされ、ピックアップローラ118により最上位の原稿117から一枚ずつ原稿読み取り部に搬送される。搬送された原稿117はコンタクトイメージセンサ114により原稿上の画像を光電読み取りされ、読み取り済みの原稿117は原稿読み取り装置の原稿排出トレイ116に原稿面下向きに排出される。
スキャナ部3の開閉とドア6の連動、ラッチ開放ボタン10を押してラッチ8とフック3bとのロックが解除された時の、スキャナ部3とプリンタ部2との間に取り付けられたポップアップバネ16によるスキャナ部3のポップアップ動作は上記各実施例と同様とし得るので繰り返しの説明は省略する。
以上、本実施例のように、原稿自動送り方式のスキャナ部3を備える画像形成装置1でスキャナ部3自体が若干大型化した場合であっても、本発明によれば、プリンタ部2の上部に記録材排出部113を設けて、装置の占有高さを極力低減し得ると共に、実施例1と同様に、簡単な操作でプリンタ部2の内部を開放し得ると共に、スキャナ部3とプリンタ部2とのロック解除時にスキャナが開いたことをはっきり認識することができる。
尚、上記各実施例においては、プリンタ部2のドア6を開放することにより交換可能となる消耗部品(交換部品)は、プロセスカートリッジであるとして説明したが、本発明はこの態様に限定されるものではない。この他、例えば、現像器が単体で画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジ(現像カートリッジ)とされていたり、或いは現像剤容器が単体で画像形成装置本体に対して着脱可能なカートリッジとされている場合であっても、本発明は等しく適用可能である。
1 画像形成装置
2 プリンタ部(画像形成部)
3 スキャナ部(画像読み取り部)
3b フック
4 下リンク(リンク部材)
4c リンク突起(保持手段)
5 上リンク(リンク部材)
6 ドア(開閉部材)
6a ガイド溝(保持受け手段)
6c インターロックスイッチ突起(切り替え手段)
6d レーザスイッチ突起(切り替え手段)
6e 圧解除レバー突起(切り替え手段)
6f カップリング解除溝(切り替え手段)
7 枠体
8 ラッチ(固定手段)
11 インターロックスイッチ(解除対象)
12 レーザシャッター開閉機構(解除対象)
14 圧解除レバー(解除対象)
15 カップリング解除レバー(解除対象)
16 ポップアップバネ
17 カップリングカム(解除対象)
101 プロセスカートリッジ
103 レーザスキャナユニット
110 定着部(定着手段)
113 記録材排出部
114 コンタクトイメージセンサ
2 プリンタ部(画像形成部)
3 スキャナ部(画像読み取り部)
3b フック
4 下リンク(リンク部材)
4c リンク突起(保持手段)
5 上リンク(リンク部材)
6 ドア(開閉部材)
6a ガイド溝(保持受け手段)
6c インターロックスイッチ突起(切り替え手段)
6d レーザスイッチ突起(切り替え手段)
6e 圧解除レバー突起(切り替え手段)
6f カップリング解除溝(切り替え手段)
7 枠体
8 ラッチ(固定手段)
11 インターロックスイッチ(解除対象)
12 レーザシャッター開閉機構(解除対象)
14 圧解除レバー(解除対象)
15 カップリング解除レバー(解除対象)
16 ポップアップバネ
17 カップリングカム(解除対象)
101 プロセスカートリッジ
103 レーザスキャナユニット
110 定着部(定着手段)
113 記録材排出部
114 コンタクトイメージセンサ
Claims (10)
- 記録材に画像を記録し出力する画像形成部と、
前記画像形成部を覆う筐体に設けられ、回動することにより前記画像形成部の内部を開放可能な開閉部材と、
画像を光学的に読み取り電気信号とするための画像読み取り部と、
前記画像形成部と前記画像読み取り部とを連結すると共に、前記開閉部材を保持する保持手段が設けられたリンク部材と、
を有し、
前記画像読み取り部は、前記画像形成部から排出された記録材が積載される記録材排出部を隔てて前記画像形成部の上方に配置され、前記画像形成部に対し閉じた第1の位置と前記画像形成部内を開放するための第2の位置との間で回動可能に前記画像形成部に取り付けられており、
前記開閉部材は、前記画像読み取り部の前記第1の位置から前記第2の位置への回動動作に連動する前記リンク部材の移動により回動し、前記画像形成部の内部を開放する画像形成装置であって、
前記画像読み取り部を前記第1の位置において固定するための固定手段と、
前記固定手段による前記画像読み取り部の固定を解除するための解除手段と、
前記画像形成部と前記画像読み取り部との間に設けられる、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置に向かう回動方向に付勢する付勢手段と、
を有し、
前記解除手段により前記固定手段の固定を解除することで、前記画像読み取り部が前記付勢手段により付勢されて前記第1の位置から前記第2の位置に向かう方向に所定角度まで回動することを特徴とする画像形成装置。 - 前記開閉部材は、前記リンク部材の前記保持手段による当該開閉部材の回動動作を規制する規制手段を有することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記規制手段は、前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動する際の前記開閉部材の回動動作を規制することを特徴とする請求項2の画像形成装置。
- 前記保持手段の保持を受けるための前記開閉部材に設けられた保持受け手段には、前記規制手段として、前記リンク部材の移動に伴う前記保持手段の移動に拘わらず前記開閉部材を回動させない不動領域が設けられており、前記画像読み取り部を前記所定角度以上回動させた場合にのみ前記保持受け手段は前記保持手段の移動により前記開閉部材を回動させることを特徴とする請求項2又は3の画像形成装置。
- 前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動した際に、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部は通常動作可能であることを特徴とする請求項2、3又は4の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部の動作可能状態に対応する第1の状態と、動作不可能状態に対応する第2の状態とで状態変化する解除対象を備え、前記開閉部材は、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置へと回動させる動作に連動して、前記解除対象を前記第1の状態から前記第2の状態へと状態変化させる切り替え手段を備え、前記画像読み取り部を前記所定角度以上回動させた場合にのみ、前記切り替え手段は前記解除対象を状態変化させることを特徴とする請求項5の画像形成装置。
- 前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動する際に、前記開閉部材は所定量回動することを特徴とする請求項1の画像形成装置。
- 前記画像読み取り部が前記所定角度まで回動した際に、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び画像読み取り部は動作不可能となることを特徴とすることを特徴とする請求項1又は7の画像形成装置。
- 前記画像形成部は、前記画像形成部、又は前記画像形成部及び前記画像読み取り部の動作可能状態に対応する第1の状態と、動作不可能状態に対応する第2の状態とで状態変化する解除対象を備え、前記開閉部材は、前記画像読み取り部を前記第1の位置から前記第2の位置へと回動させる動作に連動して、前記解除対象を前記第1の状態から前記第2の状態へと状態変化させる切り替え手段を備え、前記画像読み取り部を前記所定角度まで回動させた際に、前記切り替え手段は前記解除対象を状態変化させることを特徴とする請求項8の画像形成装置。
- 前記開閉部材は、前記画像読み取り部の前記第2の位置から前記第1の位置への回動動作に連動する前記リンク部材の移動により回動して閉じることを特徴とする請求項1〜9のいずれかの項に記載の画像形成装置。
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- 2003-12-25 JP JP2003431635A patent/JP2005189552A/ja active Pending
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