JP2001160883A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001160883A
JP2001160883A JP34292099A JP34292099A JP2001160883A JP 2001160883 A JP2001160883 A JP 2001160883A JP 34292099 A JP34292099 A JP 34292099A JP 34292099 A JP34292099 A JP 34292099A JP 2001160883 A JP2001160883 A JP 2001160883A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配
置された画像形成装置において、画像読取部の高さを低
く設定した場合であっても、記録媒体を取り出す際の作
業性向上を図る。 【解決手段】 画像データを読み取る画像読取手段10
と、その画像データを可視画像として記録媒体上に出力
する画像形成手段20と、前記画像読取手段10が前記
画像形成手段20の上方にて上下方向に移動し得るよう
に支持する読取部支持手段30とを備える画像形成装置
において、前記画像読取手段10の支持高さに応じて、
画像出力後の記録媒体を前記画像形成部20の上面側と
側面側とのどちらに排出するかを切り替えるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ
装置、ファクシミリ装置等として使用される画像形成装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像形成装置としては、読み取り
対象となる原稿から画像データを光学的に読み取って、
その画像データを出力用紙等の記録媒体上に可視画像と
して出力する複写機が広く知られている。さらには、複
写機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を兼ね備
えた、いわゆる複合機も普及しつつある。
【0003】ところで、近年、画像形成装置の中には、
特開平5−2072210号公報、特開平11−651
95号公報、特開平11−122406号公報等に開示
されているように、記録媒体上に可視画像を出力する画
像形成部(作像エンジン)の上方に、その画像形成部と
一定の空間を隔てて、画像データの読み取りを行う画像
読取部(スキャナ部)を階層状に配置し、画像形成部に
よる画像出力後の記録媒体をこれらの間の一定空間内に
排出するように構成されたものがある。また、このよう
な画像形成装置では、通常、排出される記録媒体のスタ
ック容量確保とユーザによる使い勝手向上と両立を図る
べく、画像読取部が上下方向に移動して、その高さ位置
を調整し得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の画像形成装置では、画像読取部を下方に移動し
てその高さ位置を低く設定すると、読み取り対象となる
原稿を画像読取部にセットする際の作業性が向上する
が、その一方で画像読取部と画像形成部との間が狭くな
ってしまうため、その間に排出された画像出力後の記録
媒体を取り出す際の作業性が悪化してしまう。
【0005】特に、最近では、バリアフリーの観点か
ら、ユーザが車椅子等に腰掛けた状態で画像読取部に原
稿をセットすることを想定して、画像読取部の高さ位置
を低く設定する要求が高まりつつあるが、上述したよう
な作業性の悪化を勘案すると、従来の画像形成装置では
当該要求に応えることが困難であると考えられる。
【0006】そこで、本発明は、画像形成部の上方に画
像読取部が階層状に配置された画像形成装置において、
画像読取部の高さ位置を容易に調整し得るようにすると
ともに、その調整によって画像読取部の高さを低く設定
した場合であっても、記録媒体を取り出す際の作業性を
損なうことのない画像形成装置を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために案出された画像形成装置であって、請求項1
に記載の画像形成装置は、読み取り対象となる原稿から
画像データを読み取る画像読取手段と、前記画像読取手
段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った
画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像
形成手段と、前記画像形成手段により可視画像が出力さ
れた後の記録媒体を当該画像形成手段の上面に排出する
第1の媒体排出手段と、前記画像形成手段により可視画
像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の側面
に排出する第2の媒体排出手段と、前記画像読取手段が
前記画像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて
上下方向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持
する読取部支持手段と、前記読取部支持手段による前記
画像読取手段の支持高さに応じて、前記画像形成手段に
より可視画像が出力された後の記録媒体を、前記第1の
媒体排出手段と前記第2の媒体排出手段とのどちらに排
出させるかを切り替える制御手段とを備えている。
【0008】請求項1記載の画像形成装置によれば、画
像読取手段の支持高さに応じて記録媒体の排出を第1の
媒体排出手段と第2の媒体排出手段とのどちらに行わせ
るかを切り替える制御手段を備えているので、例えば画
像読取手段の支持高さが所定高さよりも低ければ、画像
出力後の記録媒体を画像形成手段の上面に排出する第1
の媒体排出手段ではなく、画像形成手段の側面に排出す
る第2の媒体排出手段に排出させる、といったことが可
能になる。したがって、画像読取手段の高さを低く設定
し、その画像読取手段と画像形成手段との間が狭くなっ
た場合であっても、その画像形成手段の側面側から画像
出力後の記録媒体を容易に取り出し得るようになる。
【0009】また、請求項2に記載の画像形成装置は、
読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像
読取手段と、前記画像読取手段とは別体に設けられ、当
該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像とし
て記録媒体上に出力する画像形成手段と、前記画像形成
手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画
像形成手段の上面にて載積する媒体載積手段と、前記媒
体載積手段に載積されている記録媒体があるか否かを検
出する媒体有無検出手段と、前記画像読取手段が前記画
像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて上下方
向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持する読
取部支持手段と、前記媒体有無検出手段による検出結果
を基に、前記読取部支持手段による前記画像読取手段の
支持位置を上下方向に移動させてその支持高さを調整す
る高さ可変手段とを備えている。
【0010】請求項2記載の画像形成装置によれば、媒
体有無検出手段による検出結果を基に画像読取手段の支
持高さを調整する高さ可変手段を備えているので、例え
ば媒体載積手段に記録媒体が載積されていない状態であ
る画像読取手段への原稿セット時には高さ調整手段が画
像読取手段の支持位置を下方に移動させ、画像出力後の
記録媒体の排出により媒体載積手段上に記録媒体が載積
された状態では高さ調整手段が画像読取手段の支持位置
を上方に移動させる、といったことが可能になる。つま
り、画像形成装置自らが画像読取手段の支持位置を上下
に移動させるので、画像出力後の記録媒体が画像形成手
段の上面に排出される場合であっても、画像読取手段へ
の原稿セットを容易化しつつ、その画像形成手段上面か
らの記録媒体の取り出しを容易に行い得るようになる。
【0011】また、請求項3に記載の画像形成装置は、
読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像
読取手段と、前記画像読取手段とは別体に設けられ、当
該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像とし
て記録媒体上に出力する画像形成手段と、前記画像読取
手段が前記画像形成手段の上方に位置するように当該画
像読取手段を支持する読取部支持手段を備えるととも
に、前記読取部支持手段は、前記画像読取手段が略水平
に支持されている状態から当該画像読取手段の操作端側
がこれに対向する端縁側を支軸にして下方に向けて揺動
し得るように当該画像読取手段を支持するようになって
いる。
【0012】請求項3記載の画像形成装置によれば、画
像読取手段の操作端側が下方に向けて揺動するので、画
像読取手段全体が上下に移動する場合に比べて、画像読
取手段の高さ調整が容易に行い得るようになる。また、
画像読取手段の操作端側が下方に位置し、画像読取手段
全体が傾いて支持された状態では、その画像読取手段へ
の原稿セットが容易化するとともに、その画像読取手段
と画像形成手段上面との間にもある程度の空間を確保し
得るようになる。さらには、その状態から画像読取手段
を略水平に戻すのも、画像読取手段全体が上下に移動す
る場合に比べて容易に行い得る。したがって、画像出力
後の記録媒体が画像形成手段の上面に排出される場合で
あっても、その画像形成手段上面からの記録媒体取り出
しの作業性が悪化してしまうのを抑制し得るようにな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明に係る
画像形成装置について説明する。なお、ここでは、本発
明を、画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配置さ
れた複写機に適用した場合を例に挙げて説明する。
【0014】〔第1の実施の形態〕本実施形態では、請
求項1記載の発明に係る複写機について説明する。本実
施形態における複写機は、図1(a)および(b)の装
置外観図に示すように、大別すると、画像読取部10
と、画像形成部20と、読取部支持台30と、図示しな
い制御部と、から構成されている。
【0015】画像読取部10は、本発明における画像読
取手段として機能するもので、読み取り対象となる原稿
から周知の光電変換技術を用いて光学的に画像データを
読み取るものである。この読み取りのために、画像読取
部10の上面には、読み取り対象となる原稿が載置され
るプラテンガラス(ただし不図示)が設けられている。
【0016】画像形成部20は、本発明における画像形
成手段として機能するもので、画像読取部10が読み取
った画像データを周知の電子写真技術を用いて可視画像
化し、これをコピー用紙等の記録媒体上に出力するもの
である。ただし、画像形成部20は、画像読取部10と
は別体に設けられている。
【0017】また、画像形成部20は、その上面に記録
媒体を積重(スタック)しておく第1の積載部21を有
しており、その第1の積載部21に画像出力後の記録媒
体を排出し得るようになっている。すなわち、画像形成
部20は、本発明における第1の媒体排出手段としての
機能を有している。さらに、画像形成部20は、その側
面に突出するソータ上に記録媒体をスタックしておく第
2の積載部22を有しており、その第2の積載部22に
も画像出力後の記録媒体を排出し得るようになってい
る。すなわち、画像形成部20は、本発明における第2
の媒体排出手段としての機能も有している。
【0018】このように、第1の積載部21と第2の積
載部22との双方を有した画像形成部20では、これら
のうちのいずれかに、画像出力後の記録媒体の排出を選
択的に行えるようになっている。この選択は、例えば、
画像形成部20内の記録媒体搬送路上に設けられた案内
片やガイドレール等の位置を、電磁ソレノイド等の駆動
源を用いて移動させることによって行えばよい。なお、
選択の切り替えは、後述するように、制御部からの指示
に従って行われるものとする。
【0019】読取部支持台30は、本発明における読取
部支持手段として機能するもので、画像読取部10が画
像形成部20の上方に、その画像形成部20と一定の空
間を隔てて位置するように、当該画像読取部10を支持
するものである。そのために、読取部支持台30では、
画像読取部10が搭載される水平支持板31と、この水
平支持板31を画像形成部20の上方に配するための垂
直支持柱32と、を有している。
【0020】ただし、水平支持板31と垂直支持柱32
との接合部には、水平支持板31の高さ調整機構33が
設けられており、この高さ調整機構33によって水平支
持板31、すなわち画像読取部10が画像形成部20の
上方にて上下方向に移動し得るようになっている。
【0021】ここで、この高さ調整機構33について、
図2の概略構成図を参照しながら、詳しく説明する。高
さ調整機構33は、主として、垂直支持柱32の内部を
その長手方向に沿って摺動し得るように形成された内側
支持柱33aと、この内側支持柱33aと水平支持板3
1とを連結するヒンジ33bと、垂直支持柱32外面の
複数箇所に設けられた係止爪受け溝33cと、この係止
爪受け溝33cと係止するように水平支持板31に設け
られた係止爪33dとから構成されている。
【0022】このような構成の高さ調整機構33では、
ヒンジ33bを支点にして水平支持板31の非支持端側
が図中の反時計方向に向けて持ち上げられると、水平支
持板31の高さ調整を行い得るようになる。この水平支
持板31の持ち上げは、複写機のユーザが手動により行
うが、例えばヒンジ33bのシャフトと一体に形成され
た偏心カム33eを水平支持板支えバネ33fによって
付勢された押圧片33gで押圧するようにすれば、水平
支持板31上に画像読取部10が搭載されている場合で
あっても、その水平支持板31を軽微な力で持ち上げら
れるようになる。つまり、水平支持板支えバネ33f等
によって水平支持板31の持ち上げをアシストすれば、
その持ち上げが容易になる点で好適なものとなる。
【0023】水平支持板31が反時計方向に持ち上げら
れると、この高さ調整機構33では、係止爪受け溝33
cと係止爪33dとの係止が外れるので、内側支持柱3
3aが垂直支持柱32の内部を上下方向に移動し得るよ
うになる。このとき、内側支持柱33aをその下方から
内側支持柱支えバネ33hによって付勢すれば、内側支
持柱33aの上下動、すなわち画像読取部10の上下動
が上述の場合と同様に軽微な力で行い得るようになるの
で好ましい。ただし、この内側支持柱支えバネ33hに
よる付勢力は、内側支持柱33aをはじめとした各部分
が容易に動作し得る大きさに設定されるものとする。ま
た、内側支持柱33aと垂直支持柱32との間の摺動箇
所も、摩擦係数の小さな部材やボールベアリング等を用
いることで、その動作抵抗の軽減を図るものとする。
【0024】そして、内側支持柱33aの移動後、持ち
上げた状態の水平支持板31を略水平状態に戻し、係止
爪受け溝33cと係止爪33dとを係止させれば、この
高さ調整機構33では、その係止位置の高さにて水平支
持板を支持することになる。つまり、複写機のユーザ
は、垂直支持柱32の複数箇所に設けられた係止爪受け
溝33cのうちのいずれに水平支持板31の係止爪33
dを係止させることで、所望する高さに画像読取部10
を調整することができる。
【0025】このような高さ調整機構33を有した読取
部支持台30では、水平支持板31の支持高さに関する
検出機能(ただし不図示)をも有している。具体的に
は、水平支持板31の支持高さが、予め設定された基準
高さよりも下方に位置するか否かを検出し得るようにな
っている。ここでいう基準高さとは、詳細を後述するよ
うに、画像形成部20上面の第1の積載部21から記録
媒体を容易に取り出し得る水平支持板31の高さのこと
である。この高さ検出は、例えば、垂直支持柱32に沿
って配設された光電センサあるいはマイクロスイッチ等
の検出手段を用いて行えばよい。
【0026】制御部は、以上のような構成の画像形成装
置全体の動作制御を行うためのもので、所定プログラム
を実行するCPU(Central Processing Unit)、その所
定プログラムを格納するためのROM(Read Only Memo
ry)およびCPUのワークエリアとして用いられるRA
M(Random Access Memory)等の組み合わせによって実
現されるものである。なお、この制御部は、画像読取部
10内に設けられていても、画像形成部20内の設けら
れていても、あるいはこれらと別体で設けられていても
よい
【0027】このような制御部が行う動作制御として
は、画像読取部10が読み取った画像データを画像形成
部20で記録媒体上に出力するために必要な制御の他
に、その画像出力後の記録媒体についての排出制御があ
る。
【0028】ここで、この排出制御について、図3のフ
ローチャートを参照しながら、詳しく説明する。制御部
は、画像出力後の記録媒体を画像形成部20外へ排出す
るのにあたって、先ず、高さ調整機構33が有する支持
高さに関する検出機能による検出結果を基に、高さ調整
機構33の水平支持板31、すなわち画像読取部10が
基準高さよりも下方に位置するか否かを判断する(ステ
ップ101、以下ステップを単にSと略す)。
【0029】この判断の結果、画像読取部10が基準高
さよりも下方に位置しており、その画像読取部10と画
像形成部20との間隔が十分に確保されていなければ、
制御部は、複写機の操作パネルでの設定等に拘らず、画
像出力後の記録媒体を第2の積載部22に排出するよう
に、画像形成部20に対して指示を与える(S10
2)。これにより、画像形成部20は、記録媒体搬送路
上の案内片やガイドレール等の位置を移動させて、画像
出力後の記録媒体を第2の積載部22に排出し、その第
2の積載部22上に記録媒体をスタックさせる。なお、
このとき、制御部は、記録媒体の排出先が第2の積載部
22である旨を複写機の操作パネル等に明示するように
すれば、複写機のユーザにとって使い勝手のよいものと
なる。
【0030】また、画像読取部10が基準高さよりも上
方に位置していると判断した場合には、その画像読取部
10と画像形成部20との間隔が十分に確保されている
ので、制御部は、画像出力後の記録媒体を第1の積載部
21に排出するように、画像形成部20に対して指示を
与える(S103)。ただし、複写機の操作パネル等に
て第2の積載部22への排出が指定されていれば、制御
部は、その指定を優先して、第2の積載部22への排出
を行うように指示を与えてもよい。これにより、画像形
成部20は、画像出力後の記録媒体を第2の積載部22
または第1の積載部21に排出し、そのいずれかの上に
記録媒体をスタックさせる。
【0031】以上のように、本実施形態の複写機では、
読取部支持台30の高さ調整機構33による画像読取部
10の支持高さに応じて、制御部が画像出力後の記録媒
体を第1の積載部21と第2の積載部22とのどちらに
排出するか切り替えるようになっている。さらに詳しく
は、画像読取部10の支持高さが基準高さよりも低けれ
ば、画像出力後の記録媒体を画像形成部20上面の第1
の積載部21ではなく、画像形成部20側面の第2の積
載部22に排出させるようになっている。
【0032】したがって、本実施形態の複写機によれ
ば、画像読取部10の支持高さを低く調整した場合に
は、画像出力後の記録媒体が画像形成部20側面の第2
の積載部22上にスタックされるので、画像読取部10
と画像形成部20との間が狭くても、複写機のユーザが
画像出力後の記録媒体を容易に取り出し得るようにな
る。また、画像読取部10の支持高さを低くすることに
よって、読み取り対象となる原稿を画像読取部10のプ
ラテンガラス上にセットする際の作業性も向上する。
【0033】つまり、本実施形態の複写機によれば、画
像読取部10の支持高さを低くして原稿セット時の作業
性を向上させても、画像出力後の記録媒体を取り出す際
の作業性が悪化してしまうことがなく、例えばユーザが
車椅子等に腰掛けた状態で使用する場合にも十分に対応
することができるので、バリアフリー等を考慮した要求
にも確実に応えることが可能となる。
【0034】また、本実施形態の複写機では、画像読取
部10を搭載した水平支持板31の非支持端側を持ち上
げて、係止爪受け溝33cと係止爪33dとの係止を解
除した状態で、水平支持板31全体を上下に移動させる
ことで、画像読取部10の支持高さを調整するようにな
っているので、ユーザがその高さ調整を容易に行うこと
ができ、この点からもバリアフリーを考慮した要求に応
えるのにあたって非常に好適なものとなる。
【0035】なお、本実施形態では、水平支持板31の
持ち上げにより係止爪受け溝33cと係止爪33dとの
係止を解除することで水平支持板31全体が上下に移動
可能になる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれ
に限定されるものではない。例えば水平支持板31と内
側支持柱33aとを固定にして別途係止解除手段を設け
るといったように、他の構成により画像読取部10の支
持高さを調整し得るようにしてもよいことはいうまでも
ない。
【0036】〔第2の実施の形態〕次に、請求項2記載
の発明に係る複写機について説明する。ただし、ここで
は、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ
説明し、同一の構成要素については図中において同一の
符号を付してその説明を省略するものとする。本実施形
態における複写機は、図4(a)および(b)の装置外
観図に示すように、大別すると、画像読取部10と、画
像形成部40と、読取部支持台50と、図示しない制御
部と、から構成されている。
【0037】画像形成部40は、上述した第1の実施の
形態の場合とは異なり、その上面にのみ、画像出力後の
記録媒体をスタックしておく記録媒体積載部41を有し
ている。また、記録媒体積載部41には、この記録媒体
積載部41にスタックされている記録媒体があるか否か
を検出するための媒体検出センサ42が設けられてい
る。この媒体検出センサ42としては、例えば記録媒体
積載部41上面に埋め込まれた反射型の光電センサが考
えられる。つまり、画像形成部40は、本発明における
画像形成手段としての機能の他に、媒体積載手段および
媒体有無検出手段としての機能をも有している。
【0038】読取部支持台50は、第1の実施の形態の
場合と同様に、本発明における読取部支持手段として機
能し、画像読取部10を画像形成部40の上方にて上下
方向に移動し得るように支持するものであるが、その上
下方向の移動を可能にする高さ調整機構51が第1の実
施の形態の場合と異なる。
【0039】高さ調整機構51は、本発明における高さ
可変手段として機能するもので、媒体検出センサ42に
よる検出結果、さらに詳しくはその検出結果を基にした
制御部からの指示に従って、画像読取部10の支持位置
を上下方向に移動させて、その支持高さを調整するもの
である。そのために、高さ調整機構51は、画像読取部
10を搭載した水平支持板に直接連なったラック51a
と、このラック51aと噛合するピニオン51bと、こ
のピニオン51bを回転させるモータ51cと、を有し
ている。すなわち、高さ調整機構51では、モータ51
cを駆動することで、画像読取部10の支持高さを任意
に調整し得るようになっている。
【0040】このような高さ調整機構51による支持高
さ調整を行うために、制御部は、以下に述べるような動
作制御を行うようになっている。ここで、この動作制御
について、図5のフローチャートを参照しながら、詳し
く説明する。
【0041】制御部は、通常の待機状態または記録媒体
上への画像出力動作状態では、画像読取部10が下方に
位置するように、高さ調整機構51に対して指示を与え
る。この指示に応じて、高さ調整機構51は、モータ5
1cを駆動して水平支持板31を下降させ、画像読取部
10を所定の下方位置に位置させる。このときの下方位
置は、画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セッ
トが容易となる高さ位置であるものとする。
【0042】この状態で、制御部は、媒体検出センサ4
2による検出結果を常に監視している。そして、画像出
力後の記録媒体が記録媒体積載部41に排出され、その
記録媒体積載部41上にスタックされたことが検出され
ると(S201)、続いて制御部は周知技術を用いて画
像読取部10のプラテンガラス上に原稿がセットされて
いるか否かを判断する(S202)。このとき、原稿が
セットされていれば、制御部は、画像読取部10が画像
データの読み取り動作中または読み取り動作実行予定で
あるとみなして、高さ調整機構51に対する動作指示を
与えない。
【0043】これに対し、プラテンガラス上に原稿がセ
ットされていなければ、制御部は、記録媒体積載部41
からの記録媒体の取り出しが行われると判断し、画像読
取部10の高さ位置を上昇させることを決定するが、そ
の上昇指示を高さ調整機構51に与えるのに先立ち、動
作の安全性等を考慮して、複写機の操作パネル等に上昇
してもよいか否かを確認する旨のメッセージを表示し、
上昇動作可否を確認する(S203)。
【0044】そして、ユーザ等による上昇動作を承認す
る旨の操作があると、制御部は、画像読取部10を上昇
させるように、高さ調整機構51に対して指示を与える
(S204)。この指示に応じて、高さ調整機構51
は、モータ51cを駆動して水平支持板31を上昇さ
せ、画像読取部10を所定の上方位置に位置させる。こ
のときの上方位置は、記録媒体積載部41からの記録媒
体の取り出しが容易となる高さ位置であるものとする。
【0045】その後、制御部は、媒体検出センサ42に
よる検出結果を基に、記録媒体積載部41上に記録媒体
があるか否かを判断し(S205)、記録媒体があれば
その取り出しが未だ行われていないと認識し、操作パネ
ルでのメッセージ表示等を通じて、複写機のユーザに記
録媒体の取り出しを促す(S206)。また、記録媒体
積載部41上に記録媒体がなければ、その取り出しが完
了したと認識して、画巣像読取部10が下方に位置する
ように高さ調整機構51に対して指示を与える(S20
7)。この指示に応じて、高さ調整機構51は、再び、
画像読取部10を原稿セットが容易となる高さに位置さ
せる。
【0046】以上のように、本実施形態の複写機では、
媒体検出センサ42による検出結果を基に、画像読取部
10の支持高さを可変する高さ調整機構51を備えてい
るので、画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セ
ット時にはその画像読取部10の支持高さを下方に移動
させ、画像出力後の記録媒体の排出により記録媒体積載
部41上に記録媒体がスタックされた状態では画像読取
部10の支持高さを上方に移動させる、といったことが
可能になる。つまり、複写機自らが画像読取部10の支
持位置を上下に移動させるので、記録媒体積載部41が
画像形成部20の上面に設けられていても、プラテンガ
ラス上への原稿セットを容易化しつつ、その記録媒体積
載部41からの記録媒体の取り出しを容易に行うことが
できる。
【0047】したがって、本実施形態の複写機によれ
ば、第1の実施の形態の場合と全く同様に、バリアフリ
ー等を考慮した要求であっても、これに確実に応えるこ
とが可能となる。特に、本実施形態の複写機では、複写
機自らが画像読取部10の支持高さを自動調整するの
で、ユーザが意識することなく画像読取部10の高さ位
置が調整されることになり、その利便性がさらに改善さ
れ、より一層バリアフリーを考慮した要求に応えるのに
あたって好適なものとなる。
【0048】なお、本実施形態では、画像読取部10支
持高さの自動調整をラック51a、ピニオン51bおよ
びモータ51cを有してなる高さ調整機構33が行う場
合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定される
ものではなく、他の機構または駆動源により画像読取部
10支持高さの自動調整を行ってもよいことは勿論であ
る。
【0049】〔第3の実施の形態〕次に、請求項3記載
の発明に係る複写機について説明する。ただし、ここで
も、上述した第1または第2の実施の形態との相違点に
ついてのみ説明し、同一の構成要素については図中にお
いて同一の符号を付してその説明を省略するものとす
る。
【0050】本実施形態における複写機は、図6の装置
外観図に示すように、読取部支持台60が、画像読取部
10の高さ位置の調整を、その画像読取部10を傾斜さ
せることによって行う点で、第1または第2の実施の形
態の場合と異なる。すなわち、読取部支持台60は、画
像読取部10が略水平に支持されている状態から、その
操作端(非支持端)側がこれに対向する端縁(支持端)
側を支軸にして下方に向けて揺動し得るように、その画
像読取部10を支持するようになっている。
【0051】このような傾斜による支持高さ調整を行う
ために、読取部支持台60では、水平支持板31と垂直
支持柱32とを接合する高さ調整機構61が、図7の概
略構成図に示すように構成されている。詳しくは、水平
支持板31と垂直支持柱32とを連結するヒンジ61a
と、このヒンジ61aのシャフトと一体に形成された偏
心カム61bと、この偏心カム61bに当接する作動部
材61cと、この作動部材61cを偏心カム61bに向
けて付勢する水平板支えバネ61dと、から構成されて
いる。
【0052】この高さ調整機構61では、水平支持板3
1が略水平に支持されている状態から、その非支持端側
がユーザの手動により押し下げられると、水平支持板3
1がヒンジ61aを支点にして図中の時計方向に向けて
回動する。このとき、そのヒンジ61aのシャフトと一
体に形成された偏心カム61bには、水平板支えバネ6
1dによって付勢された作動部材61cが押圧されてい
る。したがって、偏心カム61bと作動部材61cとの
摩擦抵抗により、水平支持板31は、その水平支持板3
1上に画像読取部10が搭載されている場合であって
も、任意の回動角度で保持され得るようになる。つま
り、複写機のユーザは、水平支持板31の非支持端側を
押し下げたり、あるいは持ち上げることによって、その
水平支持板31に搭載された画像読取部10の傾斜を所
望する角度に調整することができる。
【0053】このような高さ調整機構61を有した読取
部支持台30では、水平支持板31の傾斜角度に関する
検出機能(ただし不図示)をも有している。具体的に
は、水平支持板31の支持角度が、略水平な状態にある
か否かを検出し得るようになっている。この支持角度の
検出は、例えば、ヒンジ61aの近傍に配設された光電
センサあるいはマイクロスイッチ等の検出手段を用いて
行えばよい。
【0054】また、本実施形態における複写機では、読
取部支持台60が画像読取部10を傾斜させることによ
ってその高さ調整を行うことから、制御部が以下に述べ
るような動作制御を行うようになっている。ここで、こ
の動作制御について、図8のフローチャートを参照しな
がら、詳しく説明する。
【0055】制御部は、複写機の操作パネル等にてユー
ザによるコピースタートキーの押下があると(S30
1)、先ず、読取部支持台60の水平支持板31が傾斜
した状態にあるか否かについて、その読取部支持台60
における角度検出機能の検出結果を基に判断する(S3
02)。そして、水平支持板31が傾斜した状態にあれ
ば、制御部は、操作パネルでのメッセージ表示等を通じ
て、複写機のユーザに水平支持板31の略水平状態への
復帰を促す(S303)。
【0056】これは、画像読取部10のプラテンガラス
上への原稿セット時には、その画像読取部10の操作端
側を下方に向けて傾斜させることで、原稿セットを容易
にすることができるが、そのままの状態では画像読取部
10が正確な読み取り動作を行えないおそれがあるから
である。したがって、傾斜状態での読み取り動作が保障
されていれば、この処理は不要である。
【0057】水平支持板31が略水平な状態にあれば、
制御部は、画像読取部10に画像データの読み取り動作
を開始させる(S304)。ただし、このときも、制御
部は、常に読取部支持台60における角度検出機能の検
出結果を監視しており(S305)、画像データの読み
取り動作中に画像読取部10の傾斜を検出すると、上述
した理由により、直ちに画像読取部10に読み取り動作
を中止させ、その旨のアラームメッセージを表示パネル
等に表示させる(S306)。一方、画像読取部10の
傾斜を検出しなければ、制御部は、画像データの読み取
りが終了するまで、そのまま画像読取部に読み取り動作
を継続させる(S307)。
【0058】このようにして画像読取部10にて読み取
られた画像データは、その後、可視画像化されて記録媒
体上に出力されることになるが、その画像出力について
は、従来と同様にして行っても、あるいは上述した第1
の実施の形態または第2の実施の形態の場合と同様にし
て行ってもよい。すなわち、画像出力後の記録媒体の排
出としては、以下に述べるような態様が考えられる。
【0059】例えば、読取部支持台60における角度検
出機能を利用しつつ画像読取部10が略水平状態でのみ
読み取り動作を行う場合には、従来と同様に単に画像形
成部上面等に画像出力後の記録媒体を排出するようにし
ても、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性
向上とを共に実現することができる。
【0060】また、例えば第1の実施の形態で説明した
ように、画像読取部10の傾斜角度に応じて記録媒体の
排出先を切り替えるようにすることも考えられる。この
場合には、傾斜時の読み取り動作が保障されている画像
読取部を用いた場合であっても、原稿セットの容易化と
記録媒体取り出しの作業性向上との双方を確実に実現す
ることができる。
【0061】さらには、例えば第2の実施の形態で説明
したように、プラテンガラス上への原稿セット時と画像
出力後の記録媒体の排出時とで画像読取部10の傾斜角
度を可変させるようにすることも考えられる。この場合
にも、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性
向上との双方を確実に実現できることはいうまでもな
い。
【0062】以上のように、本実施形態の複写機では、
画像読取部10の操作端側が下方に位置するようにその
画像読取部10を傾斜させることで、その画像読取部1
0の高さ位置の調整を行うので、画像読取部10全体を
上下に移動させる場合に比べて、その高さ調整を容易に
行い得るようになる。また、画像読取部10を傾斜させ
た状態では、画像読取部10全体を下方に位置させた場
合と略同様に、その画像読取部10のプラテンガラス上
への原稿セットが容易化する。さらには、画像読取部1
0が傾斜している状態においても、画像読取部10と画
像形成部20上面との間には、ある程度の空間を確保す
ることができ、しかもその状態から画像読取部10を略
水平に戻すのも画像読取部10全体を上下に移動させる
場合よりも容易に行い得る。
【0063】したがって、本実施形態の複写機によれ
ば、画像読取部10の高さ位置が容易に調整し得るよう
になるとともに、その調整によって画像読取部10への
原稿セットを容易化した場合であっても、画像読取部1
0と画像形成部20上面との間に記録媒体取り出しに要
する空間を容易に確保し得るので、画像出力後の記録媒
体が画像形成部20の上面に排出されても、その記録媒
体を取り出す際の作業性が損なわれることがない。
【0064】特に、本実施形態にて説明したように、画
像出力後の記録媒体の排出を、画像読取部10が略水平
状態でのみ読み取り動作を行うことを条件に従来と同様
にして行った場合、あるいは第1の実施の形態または第
2の実施の形態と同様にして行った場合には、原稿セッ
トの容易化と記録媒体取り出しの作業性向上との両立を
従来よりも確実に図れるようになる。
【0065】また、本実施形態の複写機では、画像読取
部10を傾斜させることでその画像読取部10の高さ位
置の調整を行うので、画像読取部10全体を上下に移動
させる場合に比べて、読取部支持台60における高さ調
整機構61の構成を簡略化できる。しかも、この簡略化
に伴い、複写機の装置コスト低下も期待できる。
【0066】なお、上述した第1、第2および第3の各
実施の形態では、本発明を複写機に適用した場合を例に
挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものでは
なく、画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配置さ
れた構成のものであれば、複写機能、プリンタ機能およ
びファクシミリ機能を兼ね備えた、いわゆる複合機であ
っても適用可能である。
【0067】
【発明の効果】以上に説明したように,本発明に係る画
像形成装置では、画像読取手段の支持高さを調整し得る
ので、例えば車椅子に座ったままのユーザであっても、
原稿セットが容易に行えるようになる。しかも、原稿セ
ットの容易化によって、画像出力後の記録媒体を取り出
す際の作業性が損なわれることもない。したがって、本
発明に係る画像形成装置によれば、最近、特に高まりつ
つあるバリアフリーを考慮した要求に対しても、これに
十分かつ確実に応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形
態における装置外観図であり、(a)はその側面を示す
図,(b)はその正面を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態における高さ調整機構を示
す概略構成図である。
【図3】 第1の実施の形態における制御部が行う制御
動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形
態における装置外観図であり、(a)はその側面を示す
図,(b)はその正面を示す図である。
【図5】 第2の実施の形態における制御部が行う制御
動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 本発明に係る画像形成装置の第3の実施の形
態における装置外観図である。
【図7】 第3の実施の形態における高さ調整機構を示
す概略構成図である。
【図8】 第3の実施の形態における制御部が行う制御
動作の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像読取部、20,40…画像形成部、21…第
1の積載部、22…第2の積載部、30,50,60…
読取部支持台、41…記録媒体積載部、42…媒体検出
センサ、51,61…高さ調整機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 107 H04N 1/04 107B Fターム(参考) 2H071 AA33 AA35 AA38 DA02 DA24 EA04 2H072 AB07 5C062 AA02 AA05 AB02 AB08 AB17 AB20 AB22 AB35 AB46 AC04 AD01 BA00 5C072 AA05 BA05 LA02 XA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読み取り対象となる原稿から画像データ
    を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手
    段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上
    に出力する画像形成手段と、 前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録
    媒体を当該画像形成手段の上面に排出する第1の媒体排
    出手段と、 前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録
    媒体を当該画像形成手段の側面に排出する第2の媒体排
    出手段と、 前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、
    かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該
    画像読取手段を支持する読取部支持手段と、 前記読取部支持手段による前記画像読取手段の支持高さ
    に応じて、前記画像形成手段により可視画像が出力され
    た後の記録媒体を、前記第1の媒体排出手段と前記第2
    の媒体排出手段とのどちらに排出させるかを切り替える
    制御手段とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 読み取り対象となる原稿から画像データ
    を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手
    段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上
    に出力する画像形成手段と、 前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録
    媒体を当該画像形成手段の上面にて載積する媒体載積手
    段と、 前記媒体載積手段に載積されている記録媒体があるか否
    かを検出する媒体有無検出手段と、 前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、
    かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該
    画像読取手段を支持する読取部支持手段と、 前記媒体有無検出手段による検出結果を基に、前記読取
    部支持手段による前記画像読取手段の支持位置を上下方
    向に移動させてその支持高さを調整する高さ可変手段と
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 読み取り対象となる原稿から画像データ
    を読み取る画像読取手段と、 前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手
    段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上
    に出力する画像形成手段と、 前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置する
    ように当該画像読取手段を支持する読取部支持手段を備
    えるとともに、 前記読取部支持手段は、前記画像読取手段が略水平に支
    持されている状態から当該画像読取手段の操作端側がこ
    れに対向する端縁側を支軸にして下方に向けて揺動し得
    るように、当該画像読取手段を支持するものであること
    を特徴とする画像形成装置。
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