JP3755358B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置等として使用される画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、画像形成装置としては、読み取り対象となる原稿から画像データを光学的に読み取って、その画像データを出力用紙等の記録媒体上に可視画像として出力する複写機が広く知られている。さらには、複写機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を兼ね備えた、いわゆる複合機も普及しつつある。
【0003】
ところで、近年、画像形成装置の中には、特開平5−2072210号公報、特開平11−65195号公報、特開平11−122406号公報等に開示されているように、記録媒体上に可視画像を出力する画像形成部(作像エンジン)の上方に、その画像形成部と一定の空間を隔てて、画像データの読み取りを行う画像読取部(スキャナ部)を階層状に配置し、画像形成部による画像出力後の記録媒体をこれらの間の一定空間内に排出するように構成されたものがある。また、このような画像形成装置では、通常、排出される記録媒体のスタック容量確保とユーザによる使い勝手向上と両立を図るべく、画像読取部が上下方向に移動して、その高さ位置を調整し得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の画像形成装置では、画像読取部を下方に移動してその高さ位置を低く設定すると、読み取り対象となる原稿を画像読取部にセットする際の作業性が向上するが、その一方で画像読取部と画像形成部との間が狭くなってしまうため、その間に排出された画像出力後の記録媒体を取り出す際の作業性が悪化してしまう。
【0005】
特に、最近では、バリアフリーの観点から、ユーザが車椅子等に腰掛けた状態で画像読取部に原稿をセットすることを想定して、画像読取部の高さ位置を低く設定する要求が高まりつつあるが、上述したような作業性の悪化を勘案すると、従来の画像形成装置では当該要求に応えることが困難であると考えられる。
【0006】
そこで、本発明は、画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配置された画像形成装置において、画像読取部の高さ位置を容易に調整し得るようにするとともに、その調整によって画像読取部の高さを低く設定した場合であっても、記録媒体を取り出す際の作業性を損なうことのない画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために案出された画像形成装置であって、請求項1に記載の画像形成装置は、読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の上面に排出する第1の媒体排出手段と、前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の側面に排出する第2の媒体排出手段と、前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持する読取部支持手段と、前記読取部支持手段による前記画像読取手段の支持高さに応じて、前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を、前記第1の媒体排出手段と前記第2の媒体排出手段とのどちらに排出させるかを切り替える制御手段とを備えている。
【0008】
請求項1記載の画像形成装置によれば、画像読取手段の支持高さに応じて記録媒体の排出を第1の媒体排出手段と第2の媒体排出手段とのどちらに行わせるかを切り替える制御手段を備えているので、例えば画像読取手段の支持高さが所定高さよりも低ければ、画像出力後の記録媒体を画像形成手段の上面に排出する第1の媒体排出手段ではなく、画像形成手段の側面に排出する第2の媒体排出手段に排出させる、といったことが可能になる。したがって、画像読取手段の高さを低く設定し、その画像読取手段と画像形成手段との間が狭くなった場合であっても、その画像形成手段の側面側から画像出力後の記録媒体を容易に取り出し得るようになる。
【0009】
また、請求項2に記載の画像形成装置は、読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の上面にて載積する媒体載積手段と、前記媒体載積手段に載積されている記録媒体があるか否かを検出する媒体有無検出手段と、前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持する読取部支持手段と、前記媒体有無検出手段による検出結果を基に、前記読取部支持手段による前記画像読取手段の支持位置を上下方向に移動させてその支持高さを調整する高さ可変手段とを備えている。
【0010】
請求項2記載の画像形成装置によれば、媒体有無検出手段による検出結果を基に画像読取手段の支持高さを調整する高さ可変手段を備えているので、例えば媒体載積手段に記録媒体が載積されていない状態である画像読取手段への原稿セット時には高さ調整手段が画像読取手段の支持位置を下方に移動させ、画像出力後の記録媒体の排出により媒体載積手段上に記録媒体が載積された状態では高さ調整手段が画像読取手段の支持位置を上方に移動させる、といったことが可能になる。つまり、画像形成装置自らが画像読取手段の支持位置を上下に移動させるので、画像出力後の記録媒体が画像形成手段の上面に排出される場合であっても、画像読取手段への原稿セットを容易化しつつ、その画像形成手段上面からの記録媒体の取り出しを容易に行い得るようになる。
【0011】
また、請求項3に記載の画像形成装置は、読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置するように当該画像読取手段を支持する読取部支持手段を備えるとともに、前記読取部支持手段は、前記画像読取手段が略水平に支持されている状態から当該画像読取手段の操作端側がこれに対向する端縁側を支軸にして下方に向けて揺動し、かつ、任意の回動角度で保持され得るように当該画像読取手段を支持するようになっている。
【0012】
請求項3記載の画像形成装置によれば、画像読取手段の操作端側が下方に向けて揺動、かつ、任意の回動角度で保持されるので、画像読取手段全体が上下に移動する場合に比べて、画像読取手段の高さ調整が容易に行い得るようになる。また、画像読取手段の操作端側が下方に位置し、画像読取手段全体が傾いて支持された状態では、その画像読取手段への原稿セットが容易化するとともに、その画像読取手段と画像形成手段上面との間にもある程度の空間を確保し得るようになる。さらには、その状態から画像読取手段を略水平に戻すのも、画像読取手段全体が上下に移動する場合に比べて容易に行い得る。したがって、画像出力後の記録媒体が画像形成手段の上面に排出される場合であっても、その画像形成手段上面からの記録媒体取り出しの作業性が悪化してしまうのを抑制し得るようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づき本発明に係る画像形成装置について説明する。なお、ここでは、本発明を、画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配置された複写機に適用した場合を例に挙げて説明する。
【0014】
〔第1の実施の形態〕
本実施形態では、請求項1記載の発明に係る複写機について説明する。
本実施形態における複写機は、図1(a)および(b)の装置外観図に示すように、大別すると、画像読取部10と、画像形成部20と、読取部支持台30と、図示しない制御部と、から構成されている。
【0015】
画像読取部10は、本発明における画像読取手段として機能するもので、読み取り対象となる原稿から周知の光電変換技術を用いて光学的に画像データを読み取るものである。この読み取りのために、画像読取部10の上面には、読み取り対象となる原稿が載置されるプラテンガラス(ただし不図示)が設けられている。
【0016】
画像形成部20は、本発明における画像形成手段として機能するもので、画像読取部10が読み取った画像データを周知の電子写真技術を用いて可視画像化し、これをコピー用紙等の記録媒体上に出力するものである。ただし、画像形成部20は、画像読取部10とは別体に設けられている。
【0017】
また、画像形成部20は、その上面に記録媒体を積重(スタック)しておく第1の積載部21を有しており、その第1の積載部21に画像出力後の記録媒体を排出し得るようになっている。すなわち、画像形成部20は、本発明における第1の媒体排出手段としての機能を有している。
さらに、画像形成部20は、その側面に突出するソータ上に記録媒体をスタックしておく第2の積載部22を有しており、その第2の積載部22にも画像出力後の記録媒体を排出し得るようになっている。すなわち、画像形成部20は、本発明における第2の媒体排出手段としての機能も有している。
【0018】
このように、第1の積載部21と第2の積載部22との双方を有した画像形成部20では、これらのうちのいずれかに、画像出力後の記録媒体の排出を選択的に行えるようになっている。この選択は、例えば、画像形成部20内の記録媒体搬送路上に設けられた案内片やガイドレール等の位置を、電磁ソレノイド等の駆動源を用いて移動させることによって行えばよい。なお、選択の切り替えは、後述するように、制御部からの指示に従って行われるものとする。
【0019】
読取部支持台30は、本発明における読取部支持手段として機能するもので、画像読取部10が画像形成部20の上方に、その画像形成部20と一定の空間を隔てて位置するように、当該画像読取部10を支持するものである。そのために、読取部支持台30では、画像読取部10が搭載される水平支持板31と、この水平支持板31を画像形成部20の上方に配するための垂直支持柱32と、を有している。
【0020】
ただし、水平支持板31と垂直支持柱32との接合部には、水平支持板31の高さ調整機構33が設けられており、この高さ調整機構33によって水平支持板31、すなわち画像読取部10が画像形成部20の上方にて上下方向に移動し得るようになっている。
【0021】
ここで、この高さ調整機構33について、図2の概略構成図を参照しながら、詳しく説明する。
高さ調整機構33は、主として、垂直支持柱32の内部をその長手方向に沿って摺動し得るように形成された内側支持柱33aと、この内側支持柱33aと水平支持板31とを連結するヒンジ33bと、垂直支持柱32外面の複数箇所に設けられた係止爪受け溝33cと、この係止爪受け溝33cと係止するように水平支持板31に設けられた係止爪33dとから構成されている。
【0022】
このような構成の高さ調整機構33では、ヒンジ33bを支点にして水平支持板31の非支持端側が図中の反時計方向に向けて持ち上げられると、水平支持板31の高さ調整を行い得るようになる。この水平支持板31の持ち上げは、複写機のユーザが手動により行うが、例えばヒンジ33bのシャフトと一体に形成された偏心カム33eを水平支持板支えバネ33fによって付勢された押圧片33gで押圧するようにすれば、水平支持板31上に画像読取部10が搭載されている場合であっても、その水平支持板31を軽微な力で持ち上げられるようになる。つまり、水平支持板支えバネ33f等によって水平支持板31の持ち上げをアシストすれば、その持ち上げが容易になる点で好適なものとなる。
【0023】
水平支持板31が反時計方向に持ち上げられると、この高さ調整機構33では、係止爪受け溝33cと係止爪33dとの係止が外れるので、内側支持柱33aが垂直支持柱32の内部を上下方向に移動し得るようになる。このとき、内側支持柱33aをその下方から内側支持柱支えバネ33hによって付勢すれば、内側支持柱33aの上下動、すなわち画像読取部10の上下動が上述の場合と同様に軽微な力で行い得るようになるので好ましい。ただし、この内側支持柱支えバネ33hによる付勢力は、内側支持柱33aをはじめとした各部分が容易に動作し得る大きさに設定されるものとする。また、内側支持柱33aと垂直支持柱32との間の摺動箇所も、摩擦係数の小さな部材やボールベアリング等を用いることで、その動作抵抗の軽減を図るものとする。
【0024】
そして、内側支持柱33aの移動後、持ち上げた状態の水平支持板31を略水平状態に戻し、係止爪受け溝33cと係止爪33dとを係止させれば、この高さ調整機構33では、その係止位置の高さにて水平支持板を支持することになる。つまり、複写機のユーザは、垂直支持柱32の複数箇所に設けられた係止爪受け溝33cのうちのいずれに水平支持板31の係止爪33dを係止させることで、所望する高さに画像読取部10を調整することができる。
【0025】
このような高さ調整機構33を有した読取部支持台30では、水平支持板31の支持高さに関する検出機能(ただし不図示)をも有している。具体的には、水平支持板31の支持高さが、予め設定された基準高さよりも下方に位置するか否かを検出し得るようになっている。ここでいう基準高さとは、詳細を後述するように、画像形成部20上面の第1の積載部21から記録媒体を容易に取り出し得る水平支持板31の高さのことである。この高さ検出は、例えば、垂直支持柱32に沿って配設された光電センサあるいはマイクロスイッチ等の検出手段を用いて行えばよい。
【0026】
制御部は、以上のような構成の画像形成装置全体の動作制御を行うためのもので、所定プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)、その所定プログラムを格納するためのROM(Read Only Memory)およびCPUのワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)等の組み合わせによって実現されるものである。なお、この制御部は、画像読取部10内に設けられていても、画像形成部20内の設けられていても、あるいはこれらと別体で設けられていてもよい
【0027】
このような制御部が行う動作制御としては、画像読取部10が読み取った画像データを画像形成部20で記録媒体上に出力するために必要な制御の他に、その画像出力後の記録媒体についての排出制御がある。
【0028】
ここで、この排出制御について、図3のフローチャートを参照しながら、詳しく説明する。
制御部は、画像出力後の記録媒体を画像形成部20外へ排出するのにあたって、先ず、高さ調整機構33が有する支持高さに関する検出機能による検出結果を基に、高さ調整機構33の水平支持板31、すなわち画像読取部10が基準高さよりも下方に位置するか否かを判断する(ステップ101、以下ステップを単にSと略す)。
【0029】
この判断の結果、画像読取部10が基準高さよりも下方に位置しており、その画像読取部10と画像形成部20との間隔が十分に確保されていなければ、制御部は、複写機の操作パネルでの設定等に拘らず、画像出力後の記録媒体を第2の積載部22に排出するように、画像形成部20に対して指示を与える(S102)。これにより、画像形成部20は、記録媒体搬送路上の案内片やガイドレール等の位置を移動させて、画像出力後の記録媒体を第2の積載部22に排出し、その第2の積載部22上に記録媒体をスタックさせる。なお、このとき、制御部は、記録媒体の排出先が第2の積載部22である旨を複写機の操作パネル等に明示するようにすれば、複写機のユーザにとって使い勝手のよいものとなる。
【0030】
また、画像読取部10が基準高さよりも上方に位置していると判断した場合には、その画像読取部10と画像形成部20との間隔が十分に確保されているので、制御部は、画像出力後の記録媒体を第1の積載部21に排出するように、画像形成部20に対して指示を与える(S103)。ただし、複写機の操作パネル等にて第2の積載部22への排出が指定されていれば、制御部は、その指定を優先して、第2の積載部22への排出を行うように指示を与えてもよい。これにより、画像形成部20は、画像出力後の記録媒体を第2の積載部22または第1の積載部21に排出し、そのいずれかの上に記録媒体をスタックさせる。
【0031】
以上のように、本実施形態の複写機では、読取部支持台30の高さ調整機構33による画像読取部10の支持高さに応じて、制御部が画像出力後の記録媒体を第1の積載部21と第2の積載部22とのどちらに排出するか切り替えるようになっている。さらに詳しくは、画像読取部10の支持高さが基準高さよりも低ければ、画像出力後の記録媒体を画像形成部20上面の第1の積載部21ではなく、画像形成部20側面の第2の積載部22に排出させるようになっている。
【0032】
したがって、本実施形態の複写機によれば、画像読取部10の支持高さを低く調整した場合には、画像出力後の記録媒体が画像形成部20側面の第2の積載部22上にスタックされるので、画像読取部10と画像形成部20との間が狭くても、複写機のユーザが画像出力後の記録媒体を容易に取り出し得るようになる。また、画像読取部10の支持高さを低くすることによって、読み取り対象となる原稿を画像読取部10のプラテンガラス上にセットする際の作業性も向上する。
【0033】
つまり、本実施形態の複写機によれば、画像読取部10の支持高さを低くして原稿セット時の作業性を向上させても、画像出力後の記録媒体を取り出す際の作業性が悪化してしまうことがなく、例えばユーザが車椅子等に腰掛けた状態で使用する場合にも十分に対応することができるので、バリアフリー等を考慮した要求にも確実に応えることが可能となる。
【0034】
また、本実施形態の複写機では、画像読取部10を搭載した水平支持板31の非支持端側を持ち上げて、係止爪受け溝33cと係止爪33dとの係止を解除した状態で、水平支持板31全体を上下に移動させることで、画像読取部10の支持高さを調整するようになっているので、ユーザがその高さ調整を容易に行うことができ、この点からもバリアフリーを考慮した要求に応えるのにあたって非常に好適なものとなる。
【0035】
なお、本実施形態では、水平支持板31の持ち上げにより係止爪受け溝33cと係止爪33dとの係止を解除することで水平支持板31全体が上下に移動可能になる場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば水平支持板31と内側支持柱33aとを固定にして別途係止解除手段を設けるといったように、他の構成により画像読取部10の支持高さを調整し得るようにしてもよいことはいうまでもない。
【0036】
〔第2の実施の形態〕
次に、請求項2記載の発明に係る複写機について説明する。ただし、ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については図中において同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
本実施形態における複写機は、図4(a)および(b)の装置外観図に示すように、大別すると、画像読取部10と、画像形成部40と、読取部支持台50と、図示しない制御部と、から構成されている。
【0037】
画像形成部40は、上述した第1の実施の形態の場合とは異なり、その上面にのみ、画像出力後の記録媒体をスタックしておく記録媒体積載部41を有している。また、記録媒体積載部41には、この記録媒体積載部41にスタックされている記録媒体があるか否かを検出するための媒体検出センサ42が設けられている。この媒体検出センサ42としては、例えば記録媒体積載部41上面に埋め込まれた反射型の光電センサが考えられる。つまり、画像形成部40は、本発明における画像形成手段としての機能の他に、媒体積載手段および媒体有無検出手段としての機能をも有している。
【0038】
読取部支持台50は、第1の実施の形態の場合と同様に、本発明における読取部支持手段として機能し、画像読取部10を画像形成部40の上方にて上下方向に移動し得るように支持するものであるが、その上下方向の移動を可能にする高さ調整機構51が第1の実施の形態の場合と異なる。
【0039】
高さ調整機構51は、本発明における高さ可変手段として機能するもので、媒体検出センサ42による検出結果、さらに詳しくはその検出結果を基にした制御部からの指示に従って、画像読取部10の支持位置を上下方向に移動させて、その支持高さを調整するものである。そのために、高さ調整機構51は、画像読取部10を搭載した水平支持板に直接連なったラック51aと、このラック51aと噛合するピニオン51bと、このピニオン51bを回転させるモータ51cと、を有している。すなわち、高さ調整機構51では、モータ51cを駆動することで、画像読取部10の支持高さを任意に調整し得るようになっている。
【0040】
このような高さ調整機構51による支持高さ調整を行うために、制御部は、以下に述べるような動作制御を行うようになっている。
ここで、この動作制御について、図5のフローチャートを参照しながら、詳しく説明する。
【0041】
制御部は、通常の待機状態または記録媒体上への画像出力動作状態では、画像読取部10が下方に位置するように、高さ調整機構51に対して指示を与える。この指示に応じて、高さ調整機構51は、モータ51cを駆動して水平支持板31を下降させ、画像読取部10を所定の下方位置に位置させる。このときの下方位置は、画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セットが容易となる高さ位置であるものとする。
【0042】
この状態で、制御部は、媒体検出センサ42による検出結果を常に監視している。そして、画像出力後の記録媒体が記録媒体積載部41に排出され、その記録媒体積載部41上にスタックされたことが検出されると(S201)、続いて制御部は周知技術を用いて画像読取部10のプラテンガラス上に原稿がセットされているか否かを判断する(S202)。このとき、原稿がセットされていれば、制御部は、画像読取部10が画像データの読み取り動作中または読み取り動作実行予定であるとみなして、高さ調整機構51に対する動作指示を与えない。
【0043】
これに対し、プラテンガラス上に原稿がセットされていなければ、制御部は、記録媒体積載部41からの記録媒体の取り出しが行われると判断し、画像読取部10の高さ位置を上昇させることを決定するが、その上昇指示を高さ調整機構51に与えるのに先立ち、動作の安全性等を考慮して、複写機の操作パネル等に上昇してもよいか否かを確認する旨のメッセージを表示し、上昇動作可否を確認する(S203)。
【0044】
そして、ユーザ等による上昇動作を承認する旨の操作があると、制御部は、画像読取部10を上昇させるように、高さ調整機構51に対して指示を与える(S204)。この指示に応じて、高さ調整機構51は、モータ51cを駆動して水平支持板31を上昇させ、画像読取部10を所定の上方位置に位置させる。このときの上方位置は、記録媒体積載部41からの記録媒体の取り出しが容易となる高さ位置であるものとする。
【0045】
その後、制御部は、媒体検出センサ42による検出結果を基に、記録媒体積載部41上に記録媒体があるか否かを判断し(S205)、記録媒体があればその取り出しが未だ行われていないと認識し、操作パネルでのメッセージ表示等を通じて、複写機のユーザに記録媒体の取り出しを促す(S206)。また、記録媒体積載部41上に記録媒体がなければ、その取り出しが完了したと認識して、画巣像読取部10が下方に位置するように高さ調整機構51に対して指示を与える(S207)。この指示に応じて、高さ調整機構51は、再び、画像読取部10を原稿セットが容易となる高さに位置させる。
【0046】
以上のように、本実施形態の複写機では、媒体検出センサ42による検出結果を基に、画像読取部10の支持高さを可変する高さ調整機構51を備えているので、画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セット時にはその画像読取部10の支持高さを下方に移動させ、画像出力後の記録媒体の排出により記録媒体積載部41上に記録媒体がスタックされた状態では画像読取部10の支持高さを上方に移動させる、といったことが可能になる。つまり、複写機自らが画像読取部10の支持位置を上下に移動させるので、記録媒体積載部41が画像形成部20の上面に設けられていても、プラテンガラス上への原稿セットを容易化しつつ、その記録媒体積載部41からの記録媒体の取り出しを容易に行うことができる。
【0047】
したがって、本実施形態の複写機によれば、第1の実施の形態の場合と全く同様に、バリアフリー等を考慮した要求であっても、これに確実に応えることが可能となる。
特に、本実施形態の複写機では、複写機自らが画像読取部10の支持高さを自動調整するので、ユーザが意識することなく画像読取部10の高さ位置が調整されることになり、その利便性がさらに改善され、より一層バリアフリーを考慮した要求に応えるのにあたって好適なものとなる。
【0048】
なお、本実施形態では、画像読取部10支持高さの自動調整をラック51a、ピニオン51bおよびモータ51cを有してなる高さ調整機構33が行う場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、他の機構または駆動源により画像読取部10支持高さの自動調整を行ってもよいことは勿論である。
【0049】
〔第3の実施の形態〕
次に、請求項3記載の発明に係る複写機について説明する。ただし、ここでも、上述した第1または第2の実施の形態との相違点についてのみ説明し、同一の構成要素については図中において同一の符号を付してその説明を省略するものとする。
【0050】
本実施形態における複写機は、図6の装置外観図に示すように、読取部支持台60が、画像読取部10の高さ位置の調整を、その画像読取部10を傾斜させることによって行う点で、第1または第2の実施の形態の場合と異なる。すなわち、読取部支持台60は、画像読取部10が略水平に支持されている状態から、その操作端(非支持端)側がこれに対向する端縁(支持端)側を支軸にして下方に向けて揺動し得るように、その画像読取部10を支持するようになっている。
【0051】
このような傾斜による支持高さ調整を行うために、読取部支持台60では、水平支持板31と垂直支持柱32とを接合する高さ調整機構61が、図7の概略構成図に示すように構成されている。詳しくは、水平支持板31と垂直支持柱32とを連結するヒンジ61aと、このヒンジ61aのシャフトと一体に形成された偏心カム61bと、この偏心カム61bに当接する作動部材61cと、この作動部材61cを偏心カム61bに向けて付勢する水平板支えバネ61dと、から構成されている。
【0052】
この高さ調整機構61では、水平支持板31が略水平に支持されている状態から、その非支持端側がユーザの手動により押し下げられると、水平支持板31がヒンジ61aを支点にして図中の時計方向に向けて回動する。このとき、そのヒンジ61aのシャフトと一体に形成された偏心カム61bには、水平板支えバネ61dによって付勢された作動部材61cが押圧されている。したがって、偏心カム61bと作動部材61cとの摩擦抵抗により、水平支持板31は、その水平支持板31上に画像読取部10が搭載されている場合であっても、任意の回動角度で保持され得るようになる。つまり、複写機のユーザは、水平支持板31の非支持端側を押し下げたり、あるいは持ち上げることによって、その水平支持板31に搭載された画像読取部10の傾斜を所望する角度に調整することができる。
【0053】
このような高さ調整機構61を有した読取部支持台30では、水平支持板31の傾斜角度に関する検出機能(ただし不図示)をも有している。具体的には、水平支持板31の支持角度が、略水平な状態にあるか否かを検出し得るようになっている。この支持角度の検出は、例えば、ヒンジ61aの近傍に配設された光電センサあるいはマイクロスイッチ等の検出手段を用いて行えばよい。
【0054】
また、本実施形態における複写機では、読取部支持台60が画像読取部10を傾斜させることによってその高さ調整を行うことから、制御部が以下に述べるような動作制御を行うようになっている。
ここで、この動作制御について、図8のフローチャートを参照しながら、詳しく説明する。
【0055】
制御部は、複写機の操作パネル等にてユーザによるコピースタートキーの押下があると(S301)、先ず、読取部支持台60の水平支持板31が傾斜した状態にあるか否かについて、その読取部支持台60における角度検出機能の検出結果を基に判断する(S302)。そして、水平支持板31が傾斜した状態にあれば、制御部は、操作パネルでのメッセージ表示等を通じて、複写機のユーザに水平支持板31の略水平状態への復帰を促す(S303)。
【0056】
これは、画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セット時には、その画像読取部10の操作端側を下方に向けて傾斜させることで、原稿セットを容易にすることができるが、そのままの状態では画像読取部10が正確な読み取り動作を行えないおそれがあるからである。したがって、傾斜状態での読み取り動作が保障されていれば、この処理は不要である。
【0057】
水平支持板31が略水平な状態にあれば、制御部は、画像読取部10に画像データの読み取り動作を開始させる(S304)。ただし、このときも、制御部は、常に読取部支持台60における角度検出機能の検出結果を監視しており(S305)、画像データの読み取り動作中に画像読取部10の傾斜を検出すると、上述した理由により、直ちに画像読取部10に読み取り動作を中止させ、その旨のアラームメッセージを表示パネル等に表示させる(S306)。一方、画像読取部10の傾斜を検出しなければ、制御部は、画像データの読み取りが終了するまで、そのまま画像読取部に読み取り動作を継続させる(S307)。
【0058】
このようにして画像読取部10にて読み取られた画像データは、その後、可視画像化されて記録媒体上に出力されることになるが、その画像出力については、従来と同様にして行っても、あるいは上述した第1の実施の形態または第2の実施の形態の場合と同様にして行ってもよい。すなわち、画像出力後の記録媒体の排出としては、以下に述べるような態様が考えられる。
【0059】
例えば、読取部支持台60における角度検出機能を利用しつつ画像読取部10が略水平状態でのみ読み取り動作を行う場合には、従来と同様に単に画像形成部上面等に画像出力後の記録媒体を排出するようにしても、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性向上とを共に実現することができる。
【0060】
また、例えば第1の実施の形態で説明したように、画像読取部10の傾斜角度に応じて記録媒体の排出先を切り替えるようにすることも考えられる。この場合には、傾斜時の読み取り動作が保障されている画像読取部を用いた場合であっても、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性向上との双方を確実に実現することができる。
【0061】
さらには、例えば第2の実施の形態で説明したように、プラテンガラス上への原稿セット時と画像出力後の記録媒体の排出時とで画像読取部10の傾斜角度を可変させるようにすることも考えられる。この場合にも、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性向上との双方を確実に実現できることはいうまでもない。
【0062】
以上のように、本実施形態の複写機では、画像読取部10の操作端側が下方に位置するようにその画像読取部10を傾斜させることで、その画像読取部10の高さ位置の調整を行うので、画像読取部10全体を上下に移動させる場合に比べて、その高さ調整を容易に行い得るようになる。また、画像読取部10を傾斜させた状態では、画像読取部10全体を下方に位置させた場合と略同様に、その画像読取部10のプラテンガラス上への原稿セットが容易化する。さらには、画像読取部10が傾斜している状態においても、画像読取部10と画像形成部20上面との間には、ある程度の空間を確保することができ、しかもその状態から画像読取部10を略水平に戻すのも画像読取部10全体を上下に移動させる場合よりも容易に行い得る。
【0063】
したがって、本実施形態の複写機によれば、画像読取部10の高さ位置が容易に調整し得るようになるとともに、その調整によって画像読取部10への原稿セットを容易化した場合であっても、画像読取部10と画像形成部20上面との間に記録媒体取り出しに要する空間を容易に確保し得るので、画像出力後の記録媒体が画像形成部20の上面に排出されても、その記録媒体を取り出す際の作業性が損なわれることがない。
【0064】
特に、本実施形態にて説明したように、画像出力後の記録媒体の排出を、画像読取部10が略水平状態でのみ読み取り動作を行うことを条件に従来と同様にして行った場合、あるいは第1の実施の形態または第2の実施の形態と同様にして行った場合には、原稿セットの容易化と記録媒体取り出しの作業性向上との両立を従来よりも確実に図れるようになる。
【0065】
また、本実施形態の複写機では、画像読取部10を傾斜させることでその画像読取部10の高さ位置の調整を行うので、画像読取部10全体を上下に移動させる場合に比べて、読取部支持台60における高さ調整機構61の構成を簡略化できる。しかも、この簡略化に伴い、複写機の装置コスト低下も期待できる。
【0066】
なお、上述した第1、第2および第3の各実施の形態では、本発明を複写機に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、画像形成部の上方に画像読取部が階層状に配置された構成のものであれば、複写機能、プリンタ機能およびファクシミリ機能を兼ね備えた、いわゆる複合機であっても適用可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上に説明したように,本発明に係る画像形成装置では、画像読取手段の支持高さを調整し得るので、例えば車椅子に座ったままのユーザであっても、原稿セットが容易に行えるようになる。しかも、原稿セットの容易化によって、画像出力後の記録媒体を取り出す際の作業性が損なわれることもない。したがって、本発明に係る画像形成装置によれば、最近、特に高まりつつあるバリアフリーを考慮した要求に対しても、これに十分かつ確実に応えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像形成装置の第1の実施の形態における装置外観図であり、(a)はその側面を示す図,(b)はその正面を示す図である。
【図2】 第1の実施の形態における高さ調整機構を示す概略構成図である。
【図3】 第1の実施の形態における制御部が行う制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】 本発明に係る画像形成装置の第2の実施の形態における装置外観図であり、(a)はその側面を示す図,(b)はその正面を示す図である。
【図5】 第2の実施の形態における制御部が行う制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 本発明に係る画像形成装置の第3の実施の形態における装置外観図である。
【図7】 第3の実施の形態における高さ調整機構を示す概略構成図である。
【図8】 第3の実施の形態における制御部が行う制御動作の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…画像読取部、20,40…画像形成部、21…第1の積載部、22…第2の積載部、30,50,60…読取部支持台、41…記録媒体積載部、42…媒体検出センサ、51,61…高さ調整機構
Claims (3)
- 読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、
前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の上面に排出する第1の媒体排出手段と、
前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の側面に排出する第2の媒体排出手段と、
前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持する読取部支持手段と、
前記読取部支持手段による前記画像読取手段の支持高さに応じて、前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を、前記第1の媒体排出手段と前記第2の媒体排出手段とのどちらに排出させるかを切り替える制御手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、
前記画像形成手段により可視画像が出力された後の記録媒体を当該画像形成手段の上面にて載積する媒体載積手段と、
前記媒体載積手段に載積されている記録媒体があるか否かを検出する媒体有無検出手段と、
前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置し、かつ、当該上方にて上下方向に移動し得るように、当該画像読取手段を支持する読取部支持手段と、
前記媒体有無検出手段による検出結果を基に、前記読取部支持手段による前記画像読取手段の支持位置を上下方向に移動させてその支持高さを調整する高さ可変手段と
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 読み取り対象となる原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段とは別体に設けられ、当該画像読取手段が読み取った画像データを可視画像として記録媒体上に出力する画像形成手段と、
前記画像読取手段が前記画像形成手段の上方に位置するように当該画像読取手段を支持する読取部支持手段を備えるとともに、
前記読取部支持手段は、前記画像読取手段が略水平に支持されている状態から当該画像読取手段の操作端側がこれに対向する端縁側を支軸にして下方に向けて揺動し、かつ、任意の回動角度で保持され得るように、当該画像読取手段を支持するものである
ことを特徴とする画像形成装置。
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