JP4055711B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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本発明は、走査キャリッジがベルト駆動機構により移動される画像読取装置に関する。
スキャナ、ファクシミリ、複写機等においては、CCD(Charge Coupled Device)の縮小光学系の読取ユニットや密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor、以下「CIS」という。)を読取載置台に内蔵させたフラットベッドスキャナ(以下「FBS」という。)を画像読取装置として用いるものがある。
図6は、従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の構成を示す断面図であるが、図に示すように、コピー・ファクシミリ複合機900には、読み取るべき原稿を載置するプラテンガラス901が配設された読取載置台902が設けられており、図には示していないが、該読取載置台902には原稿をプラテンガラス901上に押圧して固定する原稿押えカバーが設けられており、コピー・ファクシミリ複合機900の本体には、画像読取りの開始等を入力するための操作部や記録用紙に画像を記録する画像記録部、画像を電送するための送信部、読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等が備えられている。
フラットベッドスキャナを構成する前記読取載置台902には、図に示すように、読取ユニット903が内蔵されている。該読取ユニット903は、光源及び反射ミラーを備えたフルレートキャリッジ904と、2枚の反射ミラーを備えたハーフレートキャリッジ905と、光学画像を電気信号に変換するスキャナユニット906とからなり、フルレートキャリッジ904及びハーフレートキャリッジ905がプラテンガラス901上の原稿に対して走査されることにより、フルレートキャリッジ904の光源から原稿に光が照射され、該原稿からの反射光が反射ミラーにより順次反射されてスキャナユニット906に導かれ、該スキャナユニット906のCCDイメージセンサにより画像信号として読み取られるようになっている。
前記フルレートキャリッジ904及びハーフレートキャリッジ905は、読取載置台902に設けられたベルト駆動機構907により、不図示のガイドレールに沿って前記プラテンガラス901と平行に移動されるようになっている。該ベルト駆動機構907は、一対のプーリ908及びプーリ909間に夫々巻架されたベルト910,911からなり、プーリ908,909の回転によりベルト910,911が周運動するように構成されている。該ベルト910とフルレートキャリッジ904とが固定され、ベルト911とハーフレートキャリッジ905と固定されており、前記プーリ908,909が回転駆動することにより、ベルト910,911を介してフルレートキャリッジ904及びハーフレートキャリッジ905が不図示のガイドレール上を夫々移動するものとなっている(例えば特許文献1参照)。
また、図には詳細に示していないが、フルレートキャリッジ904及びハーフレートキャリッジ905の位置や移動距離は、前記プーリ908,909の駆動軸に駆動源であるモータのステップ数により制御されており、フルレートキャリッジ904をホームポジションHに位置せしめた後、該ホームポジションHから所望の移動距離だけ移動するようにプーリ908,909に駆動を与えている。フルレートキャリッジ904をホームポジションHに位置せしめるために、ホームポジションHには位置センサが配設されており、フルレートキャリッジ904にフィラーを設け、該フィラーを透過型の位置センサで検知している。
特開2002−328435号公報
前述したように、フルレートキャリッジ904及びハーフレートキャリッジ905はベルト駆動機構907のベルト910,911と夫々固定されているが、該固定は、クランプ部材をフルレートキャリッジ904に締結してベルト910を挟入したり、フルレートキャリッジ904にカシメ部を形成してベルト910をカシメ固定している。一方、位置センサ用のフィラーは、平板状の部材をフルレートキャリッジ904にネジ止め等により固定している。このように、クランプ部材とフィラーを別途に設けるためには、フルレートキャリッジ904に両部材を取りつけるためのスペースを確保する必要がある。したがって、クランプ部材とフィラー部材の2種類の部材を簡略化できれば、省スペースや、取付作業の簡略化及び部品点数の削減によるコスト抑制が実現できる。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、走査キャリッジに設けられるクランプ部材とフィラー部材の構成を簡略化して、装置のコストダウン及び省スペース化を実現することを目的とする。
本発明は、ガイドレールに沿って移動可能に設けられた走査キャリッジに、該走査キャリッジを走査するためのベルト駆動機構のベルトが、クランプ部材により固定されてなる画像読取装置において、前記クランプ部材は、前記走査キャリッジのキャリッジ本体との間に前記ベルトを挟入するクランプ部と、該キャリッジ本体に固定するための固定部と、走査キャリッジ用の位置センサに検知されるためのフィラー部とを備えてなり、締結具により、前記固定部がキャリッジ本体に締結されるとともに、前記クランプ部がベルトを挟入固定するための挟入力が付与され、前記クランプ部は、固定部から側方へ延出されるとともに、下方へ凹状に曲折され、且つ先端が上方ヘ曲折されてなり、前記フィラー部は、固定部から上方ヘ立設されてなり、前記固定部が、前記キャリッジ本体の端部上面に位置決め固定され、且つ前記クランプ部がキャリッジ本体に穿設された挿通孔を通じてキャリッジ本体の下側へ挿通されるとともに、その先端がキャリッジ本体に穿設された位置決め孔に挿入されたものであることを特徴とする。
本発明に係る画像読取装置によれば、クランプ部材を、キャリッジ本体との間に前記ベルトを挟入するクランプ部と、前記キャリッジ本体に固定するための固定部と、走査キャリッジ用の位置センサに検知されるためのフィラー部とを備えてなるものとして、締結具により、前記固定部がキャリッジ本体に締結されるとともに、前記クランプ部がベルトを挟入固定するための挟入力が付与されることとしたので、クランプ部材とフィラーが簡易な構成で実現でき、これにより、部品点数が削減されるとともに走査キャリッジの組付け作業も容易となり、画像読取装置のコストダウンと省スペース化を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置であるコピー・ファクシミリ複合機100の外観構成を示す図であるが、図に示すように、本コピー・ファクシミリ複合機100は、FBSとして機能する読取載置台101と、該読取載置台101に開閉自在に枢着された原稿押えカバー102と、原稿の読取り開始等を入力するための操作パネル103と、記録用紙に画像を記録する画像記録部や画像を電送するための送信部を備えた装置本体104と、読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット105とを具備してなる。なお、装置本体104の内部の構成や給紙カセット105等は周知且つ任意のものである。
前記読取載置台101は、図2に示すように、略直方体の筐体10の天面にプラテンガラス11が配設され、該筐体10内にCCD読取ユニット12が内蔵されてなるものであり、プラテンガラス11上に載置された原稿を原稿押えカバー102を閉じて固定し、CCD読取ユニット12により画像読取りを行うようになっている。一方、前記原稿押えカバー102には、複数枚の原稿を積重状態で担持する原稿トレイ2と、横向きU字状の搬送路3と、搬送後の原稿を積重状態で担持する排紙トレイ4と、原稿トレイ2上の原稿を搬送路3へ送り込むピックアップローラ5及び給紙ローラ6と、搬送路3において原稿をニップして搬送する搬送ローラ7と、搬送路3の出口付近に設けられた排紙ローラ8と、読取位置P2において原稿の画像読取りを行うCIS読取りユニット9とからなるADF1が装備されており、ADF1により原稿の画像読取りでは、原稿トレイ2から搬送路3へ繰り込まれた原稿が、横向きU字状の搬送路3に沿って上方から下方へUターンするように反転して読取位置P1に至り、該読取位置P1を通過する際に前記CCD読取ユニット12により原稿の表面の画像が読み取られ、更に搬送路3を搬送されて読取位置P2を通過する際にCIS読取ユニット9により原稿の裏面の画像が読み取られ、その後、原稿トレイ2の下方の排紙トレイ4へ排出されるようになっている。なお、本コピー・ファクシミリ複合機100においてADF1は任意の構成である。
CCD読取ユニット12は、2つの走査キャリッジが原稿に対して走査されることにより、原稿に光を照射するとともに原稿からの反射光をイメージセンサが設けられた所定位置に導き、該反射光を電気信号に変換するものであり、図2に示すように、プラテンガラス11と平行に走査されるフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121と、スキャナユニット122とから構成されている。フルレートキャリッジ120は、ガイドレール(不図示)上を移動するキャリッジ本体123に、原稿に光を照射するための光源124と、原稿からの反射光Rを走査方向へ反射してハーフレートキャリッジ121へ導くための反射ミラー125とが設けられたものであり、ハーフレートキャリッジ121は、ガイドレール上を移動するキャリッジ本体126に、フルレートキャリッジ120からの反射光をスキャナユニット122へ導く2枚の反射ミラー127が設けられたものである。また、スキャナユニット122は、前記ハーフレートキャリッジ121からの反射光Rを収束する結像レンズ128と、その収束光を電気信号に変換するためのCCDイメージセンサ129とを具備してなり、前記結像レンズ128の光軸上にCCDイメージセンサ129が位置するように調整されて配設されている。
前記フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121は、その両側に配設された一対のベルト駆動機構130により走査されるようになっている。図2には一対のベルト駆動機構130の一方が示されているが、該ベルト駆動機構130は、駆動プーリ131,132と従動プーリ133,134間に夫々巻架されたベルト135,136が駆動軸137の回転により周運動するように構成されたものであり、ベルト135にフルレートキャリッジ120が、ベルト136にハーフレートキャリッジ121が夫々固定されている。駆動プーリ131,132はいずれも駆動軸137に固定されており、フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121の走査範囲は該駆動プーリ131,132のギア比により設定されており、フルレートキャリッジ120を駆動するための駆動プーリ131に対してハーフレートキャリッジ121を駆動するため駆動プーリ132のギア比が略1/2となっている。これにより、駆動プーリ131,132に夫々巻架されたベルト135,136により走査されるフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121は、フルレートキャリッジ120の走査速度に対して略1/2の速度でハーフレートキャリッジ121が走査され、フルレートキャリッジ120の走査距離に対してハーフレートキャリッジ121の走査距離が半分となる。
FBSにより原稿の画像読取りを行う際は、前記フルレートキャリッジ120が、光源124から光を照射しながらプラテンガラス11上の原稿に対して平行に移動されることにより、原稿の読取面に光源124の光が走査方向に順次照射され、その光の反射光Rが反射ミラー125によりハーフレートキャリッジ121へ反射される。該ハーフレートキャリッジ121もフルレートキャリッジ120と同時に移動されて、フルレートキャリッジ120からの反射光Rを2枚の反射ミラー127で反射してスキャナユニット122へ導く。そして、前記スキャナユニット122により、該反射光RがCCDイメージセンサ129に読み取られて電気信号として出力され、該電気信号に基づいて原稿の画像が記録部により記録用紙に記録され、又は送信部により送信される。これら記録部及び送信部は公知且つ任意の構成なので詳細な説明は省略する。一方、ADF1による画像読取りの際には、前記フルレートキャリッジ120が読取位置P1へ移動して、前述したように、ADF1により順次搬送される原稿に光を照射して、その反射光Rをスキャナユニット122へ導いて読み取る。
以下、前記フルレートキャリッジ120とベルト135との固定構造について詳細に説明する。
図3乃至図5は、フルレートキャリッジ120の一端側を示すものであるが、図に示すように、フルレートキャリッジ120のキャリッジ本体123にはクランプ部材14が固定されており、該クランプ部材14によりキャリッジ本体123との間にベルト135が挟入されて固定されており、また、該クランプ部材14が位置センサ(不図示)検知されるフィラーとしても機能している。なお、図3及び図4においては、説明の便宜上、フルレートキャリッジ120の光源124及び反射ミラー125は省略している。
前記クランプ部材14は、図4に示すように、キャリッジ本体123との間にベルト135を挟入するためのクランプ部140と、キャリッジ本体123に固定するための固定部141と、フルレートキャリッジ120用の位置センサに検知されるフィラー部142とを備えており、これらクランプ部140、固定部141、及びフィラー部142は、鋼板をプレス加工して一体的に成形されている。
クランプ部140は、図4に示すように、固定部141から側方へ所定幅の帯状に延出されており、下方へ凹状に曲折されて挟入面140aが形成されるとともに、その先端部140bは幅が狭められて上方ヘ曲折されている。挟入面140aはベルト135より幅広になるように形成されており、図5に示すように、挟入面140aは、キャリッジ本体123の下面と対向してベルト135を挟入するものである。したがって、クランプ部140は、キャリッジ本体123の厚みやベルト135の厚みを考慮して下方へ凹状に曲折されている。一方、固定部141は、図3に示すように、キャリッジ本体123の上面に固定されるので、キャリッジ本体123には、該クランプ部140を下面側に挿通させるための挿通孔150が穿設されている。該挿通孔150は、図4に示すように、クランプ部140の側面視よりやや大きな凸形状に形成されている。これは、クランプ部材14をキャリッジ本体123に取り付ける際に、クランプ部140の挟入面140aが垂直方向となるようにクランプ部材を縦向けて、キャリッジ本体123の上側からクランプ部14の先端部140bを挿通孔150に挿通し、クランプ部140をほぼ挿通し終えた後、クランプ部材14を水平方向に戻して取り付けるためである。クランプ部材14を水平に戻す際に、クランプ部140の先端部140bは、キャリッジ本体123に穿設された位置決め孔151に挿入され、図3に示すように、該先端部140bが位置決め孔151の周縁に当接することにより、ベルト135の張設方向に対してクランプ部140が位置決めされる。
固定部141は、図3に示すように、クランプ部材14をキャリッジ本体123の上面に固定するためのものであり、図4に示すように、2箇所に位置決め孔141aが穿設されるとともに、ネジ(締結具)15を挿通するための挿通孔141bが穿設されている。キャリッジ本体123には、該位置決め孔141aに対応して突部152が夫々突設されており、該突部152が位置決め孔141aに嵌入されることにより、キャリッジ本体123に対してクランプ部材14の取付位置が決まる。クランプ部材14の取付位置は、図5に示すように、前記フィラー部142と該フィラー部142を検知する位置センサ17,18との関係で設定されている。一方、挿通孔141bはフルレートキャリッジ120をガイドレール16上で摺動させるためにキャリッジ本体123の端部下側に設けられたスライダ138に対応する位置に形成されている。該スライダ138は、図5に示すように、キャリッジ本体123を所定高さに保持するとともにガイドレール16との摩擦を軽減するために設けられているものであり、例えばフッ素系合成樹脂から成形されている。クランプ部材14を固定するためのネジ15は、前記挿通孔141bを挿通され、さらに該挿通孔141bに対応してキャリッジ本体123に穿設された挿通孔153を挿通されて、スライダ138に形成されたネジ孔(不図示)に螺合されて、クランプ部材14とキャリッジ本体123とを締結するものとなっている。勿論、挿通孔141bを別位置に設けて、該挿通孔141bと対応する挿通孔152をネジ孔としてもよい。前述したクランプ部140の挟入面140aとキャリッジ本体123の下面との間隙を、固定すべきベルト135の厚みより若干狭くなるように設定しておけば、図5に示すように、ネジ15によりクランプ部材14とキャリッジ本体123とが締結されると、挿通孔150付近を支点として、クランプ部140が上方ヘ持ち上げられて、該クランプ部140にベルト135を挟入固定するための挟入力が付与される。
フィラー部142は、固定部141から上方ヘ立設された平板状のものであり、その平面がフルレートキャリッジ120の移動方向を向いている。ここで、フルレートキャリッジ120の移動は、前記ベルト駆動機構130に駆動を入力するモータのステップ数により制御されており、CCD読取ユニット12をFBSとして用いる場合、又はADF1を用いる場合のいずれでも、フルレートキャリッジ120を図2に示すホームポジションHに位置せしめ、該ホームポジションHから所望の移動距離、例えば、プラテンガラス11に載置された原稿がA4サイズであれば該原稿サイズ分だけ、又はADF1を用いる場合には読取位置P1までの距離だけ移動するように、不図示のモータからベルト伝達機構130の駆動軸137に駆動が入力されるよう制御されている。該ホームポジションHにフルレートキャリッジ120を位置せしめるために、ホームポジションHに位置センサ17を配設して、前記フィラー部142を検知させ、該検知信号を不図示の制御部に送信するようにしている。また、フルレートキャリッジ120が駆動プーリ131,132や筐体10に衝突することを防止するため、走査エンドEにおいても位置センサ18が配設され、同様に、前記フィラー部142を検知するようにしている。
位置センサ17,18は、略凹型に形成された所謂透過型センサであり、図には詳細に示していないが、略凹型の間で光を照射しており、前記フィラー部142が略凹型の間を通過することにより該光が遮られ、これによりフィラー部142を検知するようになっている。このようなフィラー部142をクランプ部材14と一体とすることにより、フルレートキャリッジ120の端部の省スペース化を図ることができ、また、前記ネジ15により固定部141をキャリッジ本体123に締結することにより、フィラー部142も所定位置に固定されるので、取付作業が簡略化される。
このように、クランプ部材14を、キャリッジ本体123との間にベルト135を挟入するクランプ部140と、キャリッジ本体123に固定するための固定部141と、フルレートキャリッジ120用の位置センサ17,18に検知されるフィラー部142とを一体に成形してなるものとすることにより、従来別部材であったクランプ部材とフィラーとが簡易な構成で実現でき、部品点数を削減することができる。また、ネジ15により固定部141をキャリッジ本体123に締結することにより、クランプ部140がベルト135を挟入固定するための挟入力が付与されるとともに、フィラー部142も所定位置に固定されるので、フルレートキャリッジ120の組付け作業が容易となる。
なお、本実施の形態で示したコピー・ファクシミリ複合機100の構成は、本発明に係る画像読取装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更できることは勿論である。
本発明に係る画像読取装置は、スキャナ、ファクシミリ、複写機等において、ベルト駆動機構により移動される走査キャリッジを備える画像読取装置において利用できる。
本発明の実施の形態に係るコピー・ファクシミリ複合機100の概略構成を示す斜視図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の上部の概略構成を示す断面図である。 フルレートキャリッジ120の端部近傍の構成を示す拡大斜視図である。 フルレートキャリッジ120の端部近傍の構成を示す分解斜視図である。 フルレートキャリッジ120の端部近傍の構成を示す拡大側面図である。 従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の概略構成を示す断面図である。
符号の説明
14 クランプ部材
15 ネジ(締結具)
16 ガイドレール
17,18位置センサ
100 コピー・ファクシミリ複合機(画像読取装置)
120 フルレートキャリッジ(走査キャリッジ)
123 キャリッジ本体
130 ベルト駆動機構
135 ベルト
140 クランプ部
141 固定部
142 フィラー部
150 挿通孔
151 位置決め孔

Claims (1)

  1. ガイドレールに沿って移動可能に設けられた走査キャリッジに、該走査キャリッジを走査するためのベルト駆動機構のベルトが、クランプ部材により固定されてなる画像読取装置において、
    前記クランプ部材は、前記走査キャリッジのキャリッジ本体との間に前記ベルトを挟入するクランプ部と、該キャリッジ本体に固定するための固定部と、走査キャリッジ用の位置センサに検知されるためのフィラー部とを備えてなり、締結具により、前記固定部がキャリッジ本体に締結されるとともに、前記クランプ部がベルトを挟入固定するための挟入力が付与され
    前記クランプ部は、固定部から側方へ延出されるとともに、下方へ凹状に曲折され、且つ先端が上方ヘ曲折されてなり、前記フィラー部は、固定部から上方ヘ立設されてなり、前記固定部が、前記キャリッジ本体の端部上面に位置決め固定され、且つ前記クランプ部がキャリッジ本体に穿設された挿通孔を通じてキャリッジ本体の下側へ挿通されるとともに、その先端がキャリッジ本体に穿設された位置決め孔に挿入されたものであることを特徴とする画像読取装置。
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