JP3922254B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

本発明は、フラットベッドスキャナと自動原稿搬送機構とを備え、スキャナ、ファクシミリ、複写機等に用いられる画像読取装置に関する。
スキャナ、ファクシミリ、複写機等においては、CCD(Charge Coupled Device)の縮小光学系の読取ユニットや密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor、以下「CIS」という。)を読取載置台に内蔵させたフラットベッドスキャナ(以下「FBS」という。)を画像読取装置として用いるものがある。図11は、従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の外観を示す概略斜視図であるが、図に示すように、コピー・ファクシミリ複合機900は、読み取るべき原稿を載置するプラテンガラス901が配設された読取載置台902と、該原稿をプラテンガラス901上に押圧して固定する原稿押えカバー903と、原稿の読取り開始等を入力するための操作パネル904とを具備してなり、図には示していないが、コピー・ファクシミリ複合機900の本体には、記録用紙に画像を記録する画像記録部や画像を電送するための送信部、読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等が備えられている。
フラットベッドスキャナを構成する前記読取載置台902には、不図示の読取ユニットが内蔵されており、プラテンガラス901上の原稿に光を走査して、該原稿からの反射光をCCDやCIS等のイメージスキャナにより画像信号として読み取るようになっている。
一方、スキャナ、ファクシミリ、複写機等においては、複数枚の原稿を順次給紙するオート・ドキュメント・フィーダー(以下「ADF」という。)による自動原稿搬送機構が装備されているものがある。前記コピー・ファクシミリ複合機900であれば、図には示していないが、前記原稿押えカバー903に自動原稿搬送機構を装備され、原稿トレイ上に載置された複数枚の原稿を連続的且つ自動的にプラテンガラス901上へ搬送して、前記読取載置台902内の読取ユニットにより画像読取りができるようになっている。
原稿押えカバー903が開いた状態では、ADFにより原稿をプラテンガラス910上に搬送して画像読取りすることができないので、通常、原稿押えカバー903を閉じてADFを使用するが、誤操作の防止や、原稿押えカバー903が完全に閉じられていない場合等を考慮して、例えば、前記原稿押えカバー903の底部手前側に磁性体を配設するとともに、読取載置台902の対応位置に磁気センサを配設して、原稿押えカバー903の開閉を検知させ、該磁気センサが原稿押えカバー903が開いていると検知している場合には、モータ等の駆動源からADFへの駆動伝達を切断して、誤操作等によりスタートボタンを押してもADFが作動しないようにしている(例えば特許文献1参照)。
一方、前記コピー・ファクシミリ複合機900をフラットベッドスキャナとして使用する場合にプラテンガラス901上に載置された原稿サイズを自動的に判定できるように、原稿押えカバー903が所定角度に達したことを検知する角度センサを設けている。詳細に説明するに、フラットベッドスキャナとして使用する場合には、プラテンガラス901上に原稿を載置するために原稿押えカバー903を開き、原稿をセットした後、原稿押えカバー903を閉じるが、原稿押えカバー903を閉じる際に、読取際置台902内の読取ユニットから光を照射させ、プラテンガラス901上の原稿からの反射光と、完全に閉じられていない原稿押えカバー903の底面からの反射光とに基づいて該原稿の幅方向のサイズを判定することができる。光を照射すべきタイミング、即ちプラテンガラス901の読取面と原稿押えカバー903の底面とがなす角度が如何なる場合に光を照射するかは、読取可能な最大原稿サイズや原稿押えカバー903の底面の大きさ等を考慮して適宜設定されるが、その所定の角度を検知するために角度センサが必要である。
特開平10−304115号公報
前述したように、原稿押圧カバー903の開閉に対して、誤操作防止等のために開閉センサと、原稿サイズの判定のために角度センサを夫々設けているが、開閉センサとして用いられる磁気センサは、フィーラを用いるセンサ等と比較して高価であり、また、該磁気センサの他に別途角度センサを設けるには、読取載置台902や原稿押えカバー903に角度センサ用のスペースを確保する必要がある。したがって、開閉センサと角度センサの2種類のセンサを簡略化できれば、省スペース及びコスト抑制が実現できる。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、原稿押えカバーの開閉センサ及び角度センサの構成を簡略化して、装置のコストダウン及び省スペース化を実現することを目的とする。
本発明に係る画像読取装置は、フラットベッドスキャナを構成する読取載置台に、自動原稿搬送機構を具備する原稿押えカバーが開閉自在に枢着されてなる画像読取装置において、前記読取載置台にフィーラが立設され、原稿押えカバーが閉じられた状態でフィーラを検知する開閉検知手段と、原稿押えカバーが読取載置台の読取面を所定角度をなす状態でフィーラを検知する角度検知手段とが前記原稿押えカバーに設けられ、且つ、前記開閉検知手段と前記角度検知手段とが各々検知するフィーラを共有させ、前記フィーラは平板状のものであって、その平面が前記原稿押えカバーの開閉支点に対して径方向に延出するように配設され、前記開閉検知手段が該フィーラの径方向外側の側縁部を検知し、且つ前記角度検知手段は該フィーラの径方向内側の側縁部を検知するように配置されたものであることを特徴としている。
本発明に係る画像読取装置によれば、開閉検知手段と角度検知手段とが各々検知するフィーラを共有させたので、2種類のセンサが簡易な構成で実現でき、これにより、部品点数が削減されるとともにセンサの組付け作業も容易となり、画像読取装置のコストダウンと省スペース化を実現できる。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置であるコピー・ファクシミリ複合機100の上部の断面を示す図である。図に示すように、該コピー・ファクシミリ複合機100は、FBSとして機能する読取載置台101に対して、オート・ドキュメント・フィーダ(以下、「ADF」という。)1を備えた原稿押えカバー102が開閉自在に取り付けられており、さらに、図には示していないが、本コピー・ファクシミリ複合機100は、原稿の読取り開始等を入力するための操作パネル、記録用紙に画像を記録する画像記録部、画像を電送するための送信部、及び読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等の周知の構成をも具備しており、また、これら周知の構成は一例且つ任意のものである。
前記読取載置台101は、図1に示すように、略直方体の筐体10の天面にプラテンガラス11が配設され、該筐体10内にCCD読取ユニット12が内蔵されてなるものであり、プラテンガラス11上に載置された原稿を原稿押えカバー102を閉じて固定し、CCD読取ユニット12により画像読取りを行うようになっている。一方、前記原稿押えカバー102には、複数枚の原稿を積重状態で担持する原稿トレイ2と、横向きU字状の搬送路3と、搬送後の原稿を積重状態で担持する排紙トレイ4と、原稿トレイ2上の原稿を搬送路3へ送り込むピックアップローラ5及び給紙ローラ6と、搬送路3において原稿をニップして搬送する搬送ローラ7と、搬送路3の出口付近に設けられた排紙ローラ8と、読取位置P2において原稿の画像読取りを行うCIS読取りユニット9とからなるADF1が装備されている。
ADF1により原稿の画像読取りでは、原稿トレイ2から搬送路3へ繰り込まれた原稿が、横向きU字状の搬送路3に沿って上方から下方へUターンするように反転して読取位置P1に至り、該読取位置P1を通過する際に前記CCD読取ユニット12により原稿の表面の画像が読み取られ、更に搬送路3を搬送されて読取位置P2を通過する際にCIS読取ユニット9により原稿の裏面の画像が読み取られ、その後、原稿トレイ2の下方の排紙トレイ4へ排出されるようになっている。なお、本コピー・ファクシミリ複合機100においてADF1は任意の構成である。
CCD読取ユニット12は、2つの走査キャリッジが原稿に対して走査されることにより、原稿に光を照射するとともに原稿からの反射光をイメージセンサが設けられた所定位置に導き、該反射光を電気信号に変換するものであり、図1に示すように、プラテンガラス11と平行に走査されるフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121と、スキャナユニット122とから構成されている。フルレートキャリッジ120は、ガイドレール(不図示)上を移動するキャリッジ本体123に、原稿に光を照射するための光源124と、原稿からの反射光Rを走査方向へ反射してハーフレートキャリッジ121へ導くための反射ミラー125とが設けられたものであり、ハーフレートキャリッジ121は、ガイドレール上を移動するキャリッジ本体126に、フルレートキャリッジ120からの反射光をスキャナユニット122へ導く2枚の反射ミラー127が設けられたものである。また、スキャナユニット122は、前記ハーフレートキャリッジ121からの反射光Rを収束する結像レンズ128と、その収束光を電気信号に変換するためのCCDイメージセンサ129とを具備してなり、前記結像レンズ128の光軸上にCCDイメージセンサ129が位置するように調整されて配設されている。
FBSにより原稿の画像読取りを行う際は、前記フルレートキャリッジ120が、光源124から光を照射しながらプラテンガラス11上の原稿に対して平行に移動されることにより、原稿の読取面に光源124の光が走査方向に順次照射され、その光の反射光Rが反射ミラー125によりハーフレートキャリッジ121へ反射される。該ハーフレートキャリッジ121もフルレートキャリッジ120と同時に移動されて、フルレートキャリッジ120からの反射光Rを2枚の反射ミラー127で反射してスキャナユニット122へ導く。そして、前記スキャナユニット122により、該反射光RがCCDイメージセンサ129に読み取られて電気信号として出力され、該電気信号に基づいて原稿の画像が記録部により記録用紙に記録され、又は送信部により送信される。これら記録部及び送信部は公知且つ任意の構成なので詳細な説明は省略する。一方、ADF1による画像読取りの際には、前記フルレートキャリッジ120が読取位置P1へ移動して、前述したように、ADF1により順次搬送される原稿に光を照射して、その反射光Rをスキャナユニット122へ導いて読み取る。
このように構成されたコピー・ファクシミリ複合機100において、前記原稿押えカバー102は、図2に示すように、フラットベッドスキャナを構成する読取載置台101の背面側でヒンジ部材13を介して開閉自在に枢着されており、ADF1を用いて画像読取りを行う際には原稿押えカバー102が閉じられ、フラットベッドスキャナとして使用する際には、原稿押えカバー102を開けられてプラテンガラス11上に原稿が載置され、再び原稿押えカバー102が閉じられて画像読取りが行われる。このような原稿押えカバー102の開閉状態を、誤操作の防止等の観点からは開閉センサ(開閉検知手段)103で、プラテンガラス11上に載置された原稿サイズの自動判定のためには角度センサ(角度検知手段)104で夫々検知している。以下、開閉センサ103及び角度センサ104について詳細に説明するが、図3、図5〜図10においては、説明の便宜上、読取載置台101及び原稿押えカバー102の詳細な構成は省略している。
開閉センサ103は、図3に示すように、読取載置台101に立設されたフィーラ14を原稿押えカバー102が閉じられた状態で検知するものであり、一方、角度センサ104は、該フィーラ14を原稿押えカバー102が読取載置台101の読取面と角度αとなった際に検知するものであり、開閉センサ103及び角度センサ104はともに前記原稿押えカバー102の内部に設けられており、これら開閉センサ103及び角度センサ104が検知するフィーラ14は共通のものである。本コピー・ファクシミリ複合機100は、図4に示すように、これら開閉センサ103及び角度センサ104の検知信号を、ADF1やFBSの動作を制御するための制御部が受けて、モータからADF1への駆動伝達やCCDやCIS等を制御するようになっている。このようにフィーラ14を共有させることにより、開閉センサ103及び角度センサ104の2種類のセンサを簡易な構成で実現でき、部品点数が削減できるとともにセンサの組付け作業も容易となり、装置のコストダウンと省スペース化を実現できる。以下、更に詳細に説明する。
フィーラ14は、図2及び図3に示すように、読取載置台101のシャーシ15に固定されて、該読取載置台101の背面側から上方ヘ突出するように立設されており、一方、原稿押えカバー102の底面には、該フィーラ14に対応して挿通孔20が形成されて、原稿押えカバー102を閉じると、該挿通孔20にフィーラ14が進入するようになっている。フィーラ14は、図に示すように、平板状のものであって、その平面が原稿押えカバー102の開閉支点Oに対して径方向に延出するように、即ちフィーラ14の平面が読取載置台101の側方を向いて配設されている。なお、図には詳細に示していないが、開閉支点Oは前記ヒンジ部材13の軸である。
開閉センサ103及び角度センサ104は、略凹型に形成された所謂透過型センサであり、図3に示すように、開閉センサ103が前記フィーラ14の径方向外側、即ち正面側の側縁部14aを検知し、角度センサ104は前記フィーラ14の径方向内側、即ち背面側の側縁部14bを検知するように原稿押えカバー102内に配置され、適宜ブラケット21,22を介して固定されている。したがって、開閉センサ103及び角度センサ104は、原稿押えカバー102がヒンジ部材13の軸である開閉支点0を中心として開閉されるとともに、該開閉支点Oを中心として回動する。図には詳細に示していないが、開閉センサ103及び角度センサ104は、略凹型の間で光を照射しており、前記フィーラ14が略凹型の間を通過することにより該光が遮られ、これによりフィーラ14を検知するようになっている。本実施の形態のようにフィーラ14の立設部分を略矩形とした場合には、原稿押えカバー102を閉じる際に径方向内側部分から原稿押えカバー102の挿入孔20に進入するので、前述したように開閉センサ103を径方向外側に、角度センサ104を径方向内側に配置して、原稿押えカバー102が完全に閉じる前の所定角度でフィーラ14を検知すべき角度センサ104を径方向内側とすることにより、開閉センサ103及び角度センサ104を略同高さに配置できるとともにフィーラ14の高さも抑えられ、原稿押えカバー102の背面側部分の省スペース化を図ることができる。
図5に示すように、原稿押えカバー102を開いた状態では、開閉センサ103及び角度センサ104ともにフィーラ14を検知しておらず、制御部は原稿押えカバー102が開状態と判定して、例えば電磁クラッチ等により駆動源であるモータからADF1への駆動伝達を切断してADF1を作動させないようにする。これにより、操作パネルのスタートボタンが押されてもADF1は作動せず、読取載置台101がフラットベッドスキャナとして画像読取を行うのみとなる。例えば、本等の厚みのある原稿は、この状態でフラットベッドスキャナにより画像読取りを行って、コピー又はファックス送信することができる。一方、普通紙等の薄い原稿は、外部の光が読取画像に影響することを防止するために原稿押えカバー102を閉じた状態で画像読取りを行うのが好適であり、原稿押えカバー102を開けてプラテンガラス11上の所定位置に原稿を載置した後、原稿押えカバー102を閉じる。
原稿押えカバー102を閉じていく際に、図6に示すように、読取面であるプラテンガラス11の上面と原稿押えカバー102の底面とが予め設定された角度αとなった場合に、フィーラ14の径方向内側の側縁部14bが角度センサ104を通過して検知される。これにより、制御部は原稿押えカバー102が角度αまで閉じられたと判定して、フルレートキャリッジ120の光源124から原稿へ光を照射する。これにより、原稿からの反射光に基づいて原稿の幅サイズを判別することができる。該光源124から光を照射する場合には、原稿押えカバー102がある程度閉じられて該光が使用者の顔を照らさないようにすることが好適であり、且つ、原稿の幅サイズを判別するにはプラテンガラス11上の原稿の有無により反射光に判別可能な差がでる程度に原稿押えカバー102が開いている必要があるので、これらを考慮して角度αが設定され、角度センサ104の配置及びフィーラ14の側縁部14bの形状が決定される。また、原稿の長さサイズは、読取載置台101内に別途センサを設けて判別する。これにより、読取載置台101のプラテンガラス11上に載置された原稿の自動判別を行うことができる。一方、フィーラ14の径方向外側の側縁部14aは開閉センサ103を通過していないので、制御部は原稿押えカバー102が完全に閉じられていないと判定する。
さらに原稿押えカバー102が閉じられて、図7に示すように、完全に閉じられた場合に、フィーラ14の側縁部14aが開閉センサ103を通過して検知される。読取載置台101をフラットベッドスキャナとして用いる場合、ADF1を用いる場合ともに、原稿押えカバー102は完全に閉じられていること望ましいので、例えば図3に示すように、フィーラ14の側縁部14aの上端付近に切欠き14cを形成して、原稿押えカバー102が完全に閉じられる前にフィーラ14の側縁部14aが開閉センサ103を通過しないようにする。これにより、制御部は原稿押えカバー102が完全に閉じられたと判定して、ADF1への駆動伝達を繋ぎ、ADF1を作動可能とする。したがって、原稿トレイ2に原稿がセットされていなければ、読取載置台101をフラットベッドスキャナとして、原稿押えカバー102によりプラテンガラス11に押圧された原稿に対して画像読取りを行い、原稿トレイ2に原稿がセットされていれば、スタートが入力されることによりADF1による画像読取りを行う。なお、本実施の形態で示した開閉センサ103及び角度センサ104の高さ位置やフィーラ14の側縁部14a,14bの形状は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更可能である。
つぎに、前記実施の形態の変形例について説明する。
前記実施の形態では、開閉センサ103をフィーラ14の径方向外側に、角度センサ104をフィーラ14の径方向内側に配置したが、本変形例では、図8に示すように、開閉センサ103及び角度センサ104が、ともにフィーラ14の径方向内側を検知するように、開閉センサ103を上側とし、角度センサ104を下側とした上下二段に配置されている。なお、フィーラ14の径方向外側は検知されないので任意の形状とすることができる。
図9に示すように、原稿押えカバー102を開いた状態では、開閉センサ103及び角度センサ104ともにフィーラ14を検知しておらず、制御部は原稿押えカバー102が開状態と判定して、例えば電磁クラッチ等により駆動源であるモータからADF1への駆動伝達を切断してADF1を作動させないようにする。
図10に示すように、原稿押えカバー102がプラテンガラス11の上面と原稿押えカバー102の底面と角度αまで閉じられた場合には、フィーラ14が角度センサ104を通過して検知され、一方、該フィーラ14は開閉センサ103を通過していない。これにより、制御部は原稿押えカバー102が角度αまで閉じられたと判定して、フルレートキャリッジ120の光源124から原稿へ光を照射して、原稿の幅サイズを判別する。さらに原稿押えカバー102が閉じられて完全に閉じた状態となれば、図8に示すように、フィーラ14が開閉センサ103を通過して検知される。このように、開閉センサ103及び角度センサ104をフィーラ14の同じ側縁部を検知するように配置しても、前記実施の形態と同様の効果を奏することができ、原稿押えカバー102の背面部の高さスペースに余裕がある場合に採用できる。なお、本変形例においても開閉センサ103及び角度センサ104の高さ位置や間隔、フィーラ14の形状は、本発明の要旨を変更しない範囲で変更可能であり、また、開閉センサ103及び角度センサ104をともに径方向外側に配置することもできる。
なお、本実施の形態で示したコピー・ファクシミリ複合機100の構成は、本発明に係る画像読取装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更できることは勿論である。
本発明に係る画像読取装置は、スキャナ、ファクシミリ、複写機等において、フラットベッドスキャナと自動原稿搬送機構とを備える画像読取装置において利用できる。
本発明の実施の形態に係るコピー・ファクシミリ複合機100の上部の概略構成を示す断面図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の上部の概略構成を示す斜視図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の背面近傍の内部構造を示す側面図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の制御部の一例を示すブロック図である。 原稿押えカバー102が開かれた状態を示す側面図である。 原稿押えカバー102が読取面と角度αをなすまで閉じられた状態を示す側面図である。 原稿押えカバー102が閉じられた状態を示す側面図である。 コピー・ファクシミリ複合機100の背面近傍の内部構造の変形例を示す側面図である。 原稿押えカバー102が開かれた状態を示す側面図である。 原稿押えカバー102が読取面と角度αをなすまで閉じられた状態を示す側面図である。 従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の概略構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 ADF(自動原稿搬送機構)
14 フィーラ
14a,14b 側縁部
100 コピー・ファクシミリ複合機(画像読取装置)
101 読取載置台
102 原稿押えカバー
103 開閉センサ(開閉検知手段)
104 角度センサ(角度検知手段)

Claims (1)

  1. フラットベッドスキャナを構成する読取載置台に、自動原稿搬送機構を具備する原稿押えカバーが開閉自在に枢着されてなる画像読取装置において、
    前記読取載置台にフィーラが立設され、原稿押えカバーが閉じられた状態でフィーラを検知する開閉検知手段と、原稿押えカバーが読取載置台の読取面と所定角度をなす状態でフィーラを検知する角度検知手段とが前記原稿押えカバーに設けられ、且つ、前記開閉検知手段と前記角度検知手段とが各々検知するフィーラを共有させ
    前記フィーラは平板状のものであって、その平面が前記原稿押えカバーの開閉支点に対して径方向に延出するように配設され、前記開閉検知手段が該フィーラの径方向外側の側縁部を検知し、且つ前記角度検知手段は該フィーラの径方向内側の側縁部を検知するように配置されたものであることを特徴とする画像読取装置。
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