JP3922456B2 - 画像読取装置 - Google Patents

画像読取装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3922456B2
JP3922456B2 JP2003405574A JP2003405574A JP3922456B2 JP 3922456 B2 JP3922456 B2 JP 3922456B2 JP 2003405574 A JP2003405574 A JP 2003405574A JP 2003405574 A JP2003405574 A JP 2003405574A JP 3922456 B2 JP3922456 B2 JP 3922456B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
belt
support bracket
driven pulley
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003405574A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005167766A (ja
Inventor
賢二 是永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2003405574A priority Critical patent/JP3922456B2/ja
Publication of JP2005167766A publication Critical patent/JP2005167766A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3922456B2 publication Critical patent/JP3922456B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Optical Systems Of Projection Type Copiers (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

本発明は、スキャナ、ファクシミリ、複写機等において、フラットベッドスキャナとして用いられる画像読取装置に関する。
スキャナ、ファクシミリ、複写機等においては、CCD(Charge Coupled Device)等の縮小光学系の読取ユニットを読取載置台に内蔵させたフラットベッドスキャナ(以下「FBS」という。)を画像読取手段として用いるものがある。図6は、従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の外観を示す概略斜視図であるが、図に示すように、コピー・ファクシミリ複合機900は、読み取るべき原稿を載置するプラテンガラス901が配設された読取載置台902と、該原稿をプラテンガラス901上に押圧して固定する原稿押えカバー903と、原稿の読取り開始等を入力するための操作パネル904とを具備してなり、図には示していないが、コピー・ファクシミリ複合機900の本体には、記録用紙に画像を記録する画像記録部や画像を電送するための送信部、読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等が備えられている。
前記読取載置台902には、CCD等の読取ユニットが内蔵されている。該読取ユニットには、図7に示すように、原稿に光を照射するための光源と原稿からの反射孔をCCDへ導くための反射ミラーが適宜配設されたフルレートキャリッジ905及びハーフレートキャリッジ906が、読取載置台902内に設けられた不図示のガイドレール上を摺動可能に設けられており、該フルレートキャリッジ905及びハーフレートキャリッジ906をプラテンガラス901上の原稿に対して走査して、原稿からの反射光Rをスキャナユニット907により画像信号として読み取るようになっている。
前記フルレートキャリッジ905及びハーフレートキャリッジ906は、ベルト駆動機構908により移動されるようになっている。該ベルト駆動機構908は、図に示すように、駆動プーリ80,81と従動プーリ82,83間に夫々巻架されたベルト84,85が駆動軸86の回転により周運動するように構成されたものであり、ベルト84にフルレートキャリッジ905が、ベルト85にハーフレートキャリッジ906が夫々固定されている。図には詳細に示していないが、従動プーリ82,83は夫々支持ブラケットに支持されており、各支持ブラケットがコイルバネ等の弾性部材により前記ベルト84,85を張る方向へ付勢されることにより、該ベルト84,85に張力が付与されている。ベルト84が巻架された駆動プーリ80及び従動プーリ82は同径であり、ベルト85が巻架された駆動プーリ81及び従動プーリ83も同径であり、駆動プーリ80及び従動プーリ82の径に対して、駆動プーリ81及び従動プーリ83の径は略1/2となっており、該ギヤ比によりフルレートキャリッジ905の移動距離に対して約1/2だけハーフレートキャリッジ906が移動するようになっている。
図8は、従来の従動プーリの支持構造の一例を示すものであり、ここでは、前記従動プーリ82の支持構造を例に説明する。図に示すように、従動プーリ82は、読取載置台902のシャーシの底部に固定されたL字状の支持ブラケット909に支持されている。該支持ブラケット909は、板金をL字状に曲折して基部90及び起立部91が形成されており、起立部91に支軸となるスタッド92が配設されて従動プーリ82が軸支されている。基部90には、前記シャーシに形成された案内リブ93を挿入するための長孔94と固定ネジ95を挿通するための長孔96とが穿設されており、また、基部90のベルト張設方向であって前記駆動プーリ80(不図示)側の端部にはスプリング97を係止するための係止突部98が形成されている。一方、読取載置台902のシャーシには、前記案内リブ93が立設されるとともに、前記固定ネジ95を螺合するためのネジ孔(不図示)が夫々形成されており、さらに、前記係止突部98と対向して係止突部99が形成されている。支持ブラケット909は、図に示すように、シャーシの案内リブ93を基部90の長孔94に挿通させ、固定ネジ95を基部90の長孔96を挿通してシャーシのネジ孔に螺合することにより、ベルト張設方向に摺動自在であってベルト84の張力に対して基部90の浮き上がりが防止された状態になっている。かかる状態で、前記係止突部98,99間にスプリング97が張設されることにより、支持ブラケット909がベルト84に張力を付与する方向へ付勢されるので、常にベルト84が一定の張力となって弛みが生じないという利点がある(特許文献1参照)。
特開2001−235811号公報
前記従動プーリ82を支持する支持ブラケット909には、ベルト84の張力が従動プーリ82を介して負荷され、更にスプリング97の付勢力も受けるので、該支持ブラケット909はこれらの負荷に耐え得るように読取載置台902のシャーシに固定されることが必要となる。詳細には、ベルト84の張力により従動プーリ82がベルト張設方向であって駆動プーリ80側へ引っ張られることにより、支持ブラケット909には上方ヘ浮き上がる方向の力が負荷される。同様に、該支持ブラケット909が固定されたシャーシにも板金が上方ヘ膨出するような負荷が生じる。該負荷によるシャーシの変形を防止するためには、シャーシを形成する板金に所定の厚みが必要となる。しかし、該板金を厚くすることはシャーシ全体の厚みを厚くすることとなってコストが高くなり、シャーシの重量も増えるという問題がある。また、支持ブラケット909の固定やスプリング97を配設するためには、シャーシに案内リブ93や係止突部99を切り起こし可能な形状に加工する必要があるが、シャーシの加工形状が複雑になれば加工コストも高くなる。
本発明は、かかる課題を解決すべくなされたものであり、ベルト駆動機構により移動される走査キャリッジを有する読取ユニットを具備してなる画像読取装置において、ベルトが巻架されるプーリを支持する支持ブラケットを、コストアップを抑制して所望の強度で固定できる構造を提供することを目的とする。
本発明は、駆動プーリと従動プーリ間に巻架されたベルトにより移動される走査キャリッジを備えた読取ユニットが読取載置台に収容されてなる画像読取装置において、前記読取載置台のシャーシは平面視が略矩形に形成されて読取載置台の骨組として所望の剛性を有する枠体と、前記枠体の底に組み付けられた底板と、を備えたものであり、前記読取載置台のシャーシには、前記従動プーリを所定位置に軸支する支持ブラケットが固定される基台が取り付けられ、前記基台の前記ベルト張設方向の一端には前記枠体に固定される突片が、他端には前記基台の両側壁から前記ベルト張設方向に突出する嵌合片が形成されており、前記嵌合片は前記枠体を構成する側壁部材に形成された嵌合溝に嵌合されることにより前記基台の他端が前記シャーシに取り付けられることを特徴とする。
また、前記支持ブラケットは、前記基台にベルト張設方向へ移動可能に固定される基部と、該基部から上方ヘ立設されて前記従動プーリを所定高さに軸支する起立部とを具備し、弾性部材に付勢されて該従動プーリに巻架されたベルトに張力を付与するものである。
本発明に係る画像読取装置によれば、支持ブラケットを固定するための基台を設けたので、シャーシ全体の厚みを厚くすることなく、基台にベルトの張力に耐え得る強度を付与すればよく、シャーシのコストアップ及び重量増加を抑えることができる。また、支持ブラケットの固定等のための形状も基台に形成すればよいので、シャーシの加工コストも抑えることができる。また、支持ブラケットの固定位置の変更は基台の取付位置を変更すればよいので、そのような設計変更に対してシャーシの形状を大幅に変更することなく対応できる。
また、本発明は、前記支持ブラケットが、前記基台にベルト張設方向へ移動可能に固定される基部と、該基部から上方ヘ立設されて前記従動プーリを所定高さに軸支する起立部とを具備し、弾性部材に付勢されて該従動プーリに巻架されたベルトに張力を付与するために、該支持ブラケットに、ベルト張力による上方ヘ浮き上がるような負荷が生ずる場合に特に有用である。
また、前記基台を、読取載置台の骨組となるフレームに固定することにより、ベルトの張力に対する強度が一層増すので好ましい。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像読取装置であるコピー・ファクシミリ複合機100の上部の断面を示す図である。図に示すように、該コピー・ファクシミリ複合機100は、FBSとして機能する読取載置台101に対して、オート・ドキュメント・フィーダ(以下、「ADF」という。)1を備えた原稿押えカバー102が開閉自在に取り付けられており、さらに、図には示していないが、本コピー・ファクシミリ複合機100は、原稿の読取り開始等を入力するための操作パネル、記録用紙に画像を記録する画像記録部、画像を電送するための送信部、及び読み取った画像を記録するための記録用紙を供給する給紙カセット等の周知の構成をも具備しており、また、これら周知の構成は一例且つ任意のものである。
前記読取載置台101は、図1に示すように、略直方体の筐体10の天面にプラテンガラス11が配設され、該筐体10内にCCD読取ユニット12が内蔵されてなるものであり、プラテンガラス11上に載置された原稿を原稿押えカバー102を閉じて固定し、CCD読取ユニット12により画像読取りを行うようになっている。一方、前記原稿押えカバー102には、複数枚の原稿を積重状態で担持する原稿トレイ2と、横向きU字状の搬送路3と、搬送後の原稿を積重状態で担持する排紙トレイ4と、原稿トレイ2上の原稿を搬送路3へ送り込むピックアップローラ5及び給紙ローラ6と、搬送路3において原稿をニップして搬送する搬送ローラ7と、搬送路3の出口付近に設けられた排紙ローラ8と、読取位置P2において原稿の画像読取りを行うCIS読取りユニット9とからなるADF1が装備されている。該ADF1によれば、原稿トレイ2から搬送路3へ繰り込まれた原稿は、横向きU字状の搬送路3に沿って上方から下方へUターンするように反転して読取位置P1に至り、該読取位置P1を通過する際に前記CCD読取ユニット12により原稿の表面の画像が読み取られ、更に搬送路3を搬送されて読取位置P2を通過する際に密着形イメージセンサ(Contact Image Sensor、以下「CIS」という。)を具備してなるCIS読取ユニット9により原稿の裏面の画像が読み取られ、その後、原稿トレイ2の下方の排紙トレイ4へ排出されるようになっている。なお、本コピー・ファクシミリ複合機100においてADF1は任意の構成である。
前記読取載置台101の筐体10は、図2に示すシャーシ13に樹脂製のカバー(不図示)が適宜取り付けられてなる。該シャーシ13は、図に示すように、4つの側壁部材14a,14b,14c,14dからなるフレーム(枠体)15と、該フレーム15の下側に配設されてシャーシ13の底部を構成するボトムシャーシ(底板)16とから構成されている。図には示していないが、前記CCD読取ユニット12は、フレーム15で囲繞されるシャーシ13内に配設され、該フレーム15の上部にプラテンガラス11が配設される。したがって、シャーシ13は読取載置台102の筐体10の骨組であるとともに、CCD読取ユニット12及びその光路に塵埃が侵入することを防止する役割も果たしている。
また、各側壁部材14a,14b,14c,14dは板金の上端部が断面L字状に内側へ曲折されてなるものであり、該上端部でプラテンガラス11を支持している。また、各側壁部材14a,14b,14c,14dは下端部も断面L字状に内側へ曲折されており該下端部においてボトムシャーシ16とネジ止めにより連結固定されている。また、読取載置台101の後背面側となる側壁部材14a、及び正面側となる側壁部材14bは、所定の高さで、水平方向内側へ略直角に曲折されることにより水平面が形成されており、該水平面が前記CCD読取ユニット12を構成する不図示のフルレートキャリッジ(走査キャリッジ)120及びハーフレートキャリッジ(走査キャリッジ)121を摺動可能に担持するガイドレール17となる。なお、ガイドレール17には、フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121が摺動する際の摩擦を軽減することを目的として樹脂製の摺動テープが貼設される。また、各側壁部材14a,14b,14c,14dには、プラテンガラス11やボトムシャーシ16、その他の部材をネジ止め固定するためのネジ穴や、電気配線等のための貫通孔、駆動軸が挿通される軸受孔等が設けられているが、これらは読取載置台101の構成態様に合わせて適宜設計されるものなので、詳細な説明は省略する。
CCD読取ユニット12は、2つの走査キャリッジが原稿に対して走査されることにより、原稿に光を照射するとともに原稿からの反射光をイメージセンサが設けられた所定位置に導き、該反射光を電気信号に変換するものであり、図1に示すように、プラテンガラス11と平行に走査されるフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121と、スキャナユニット122とから構成されている。フルレートキャリッジ120は、前記ガイドレール17(不図示)上を移動するキャリッジ本体123に、原稿に光を照射するための光源124と、原稿からの反射光Rを走査方向へ反射してハーフレートキャリッジ121へ導くための反射ミラー125とが設けられたものであり、ハーフレートキャリッジ121は、ガイドレール上を移動するキャリッジ本体126に、フルレートキャリッジ120からの反射光をスキャナユニット122へ導く2枚の反射ミラー127が設けられたものである。また、スキャナユニット122は、前記ハーフレートキャリッジ121からの反射光Rを収束する結像レンズ128と、その収束光を電気信号に変換するためのCCDイメージセンサ129とを具備してなり、前記結像レンズ128の光軸上にCCDイメージセンサ129が位置するように調整されて配設されている。原稿の画像読取を行う際は、前記フルレートキャリッジ120が、光源124から光を発しながらプラテンガラス11上の原稿に対して平行に移動されることにより、原稿の読取面に光源124の光が走査方向に順次照射され、その光の反射光Rが反射ミラー125によりハーフレートキャリッジ121へ反射される。該ハーフレートキャリッジ121もフルレートキャリッジ120と同時に移動されて、フルレートキャリッジ120からの反射光Rを2枚の反射ミラー127で反射してスキャナユニット122へ導く。そして、前記スキャナユニット122により、該反射光RがCCDイメージセンサ129に読み取られて電気信号として出力され、該電気信号に基づいて原稿の画像が記録部により記録用紙に記録され、又は送信部により送信される。これら記録部及び送信部は公知且つ任意の構成なので詳細な説明は省略する。
一方、前記フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121は、前記ガイドレール17により夫々摺動可能に担持され、その両側に配設された一対のベルト駆動機構130により走査されるようになっている。図1には一対のベルト駆動機構130の一方が示されているが、該ベルト駆動機構130は、駆動プーリ131,132と従動プーリ133,134間に夫々巻架されたベルト135,136が駆動軸137の回転により周運動するように構成されたものであり、ベルト135にフルレートキャリッジ120が、ベルト136にハーフレートキャリッジ121が夫々固定されている。駆動プーリ131,132はいずれも駆動軸137に固定されており、フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121の走査範囲は該駆動プーリ131,132のギア比により設定されており、フルレートキャリッジ120を駆動するための駆動プーリ131に対してハーフレートキャリッジ121を駆動するため駆動プーリ132のギア比が略1/2となっている。これにより、駆動プーリ131,132に夫々巻架されたベルト135,136により走査されるフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121は、フルレートキャリッジ120の走査速度に対して略1/2の速度でハーフレートキャリッジ121が走査され、フルレートキャリッジ120の走査距離に対してハーフレートキャリッジ121の走査距離が半分となる。このように構成されたフルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121がプラテンガラス11の下方を該プラテンガラス11に載置された原稿と平行に移動して原稿の画像をスキャンし、フルレートキャリッジ120の光源124から原稿に光が照射され、該原稿からの反射光Rが反射ミラー125,127に順次反射されてスキャナユニット122へ導かれるようになっている。
以下、前記従動プーリ133,134の支持構造について説明する。
前述したように、シャーシ13は、フレーム15とボトムシャーシ16とから構成されるが、ボトムシャーシ13は、主にシャーシ13内に塵埃等が侵入することを防止する目的のものであり、フレーム15が、主に読取載置台102の筐体10の骨組としての役割も果たしている。該ボトムシャーシ16は、装置の軽量化やコストを考慮して、比較的厚みの薄い板金をプレス加工等して形成されており、読取載置台102内に各種部材を取り付けるためのネジ孔等が形成されているが、ボトムシャーシの加工精度は高くないので、高い位置精度が要求されない部材を主に取り付けている。一方、前記CCD読取ユニット12を構成する各種部材のように高い位置精度が要求されるものは、フレーム15に取り付けられている。フレーム15を構成する4つの側壁部材14a,14b,14c,14dは比較的厚みの厚い板金をプレス加工等して形成されており、ボトムシャーシ16より剛性が高い。また、4つの側壁部材14a,14b,14c,14dの組付けは、不図示の組付け治具を用いて側壁部材14a,14b,14c,14dを夫々位置決めし、溶接により各側壁部材14a,14b,14c,14dを連結固定している。これにより、フレーム15に筐体10の骨組として所望の剛性を確保し、各種部材の取付位置の精度を保っている。
図3及び図4は、前記フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121の両側に配設された一対のベルト駆動機構130のうち、一方のベルト駆動機構130を構成する従動プーリ133,134を支持する支持ブラケット18付近の構造を示すものであり、図2の位置P3に配設される。図に示すように、該支持ブラケット18は、前記フレーム15に、基台19を介して固定されている。該基台19は、支持ブラケット18の位置決めとベルト135,136の張力に対する強度をフレーム15に与えるためのものであり、比較的厚みの厚い略矩形の板金の両側を下方へ曲折し、その上面で支持ブラケット18を担持して所定の高さに位置せしめるようになっている。詳細には、基台19のベルト張設方向の両端には、突片190と嵌合片191とが形成されている。該突片190にはネジ195を挿通するための挿通孔194が穿たれており、該挿通孔194を挿通したネジ195がフレーム15の側壁部材14bの下端部に穿たれたネジ孔140と螺合することにより突片190がフレーム15に固定される。一方、嵌合片191は突片190の反対側の端部の両側から水平方向へ突出しており、側壁部材14dに形成された嵌合溝141に夫々嵌入される。これら突片190及び嵌合片191により、基台19がフレーム15の所望の位置に位置決めされて固定される。
従動プーリ133,134を支持する支持ブラケット18には、後述するように、ベルト135,136の張力が従動プーリ133,134を介して負荷され、コイルスプリング(弾性部材)20の付勢力も受けるので、該支持ブラケット18はこれらに耐え得るように固定されることが必要となる。本実施の形態に係る支持ブラケット18のように、従動プーリ135,136を所定高さに軸支して、その下部で固定されるものでは、ベルト135,136の張力により従動プーリ135,136がベルト張設方向へ引っ張られることにより、支持ブラケット18には上方ヘ捲れ上がるような負荷が生ずる。また、支持ブラケット18は2つの従動プーリ135,136を支持するので、2本のベルト135,136の張力を受けることとなり、また、該ベルト135,136に張力を与えるためのコイルスプリング20による付勢力も大きいので、前記負荷は、従来のように1つの従動プーリのみを支持する支持ブラケットよりも大きい。したがって、支持ブラケット18をフレーム15又はボトムシャーシ16に直接固定するとすれば、該フレーム15又はボトムシャーシ16にも同様に板金が上方ヘ膨出するような負荷が生じて変形するおそれがあるので、該フレーム15又ボトムシャーシ16の強度を上げるために板金の厚みを厚くする必要があるが、前述したようにフレーム15やボトムシャーシ16はシャーシ13として筐体10の骨組となり、また、フレーム15は他の部材の取付位置を決めるものであるから、支持ブラケット18の支持位置のみでなくフレーム15やボトムシャーシ16全体の厚みを厚くすることとなってコストが高くなり、シャーシ13の重量も増えるという問題がある。また、支持ブラケット18の固定や案内、コイルスプリング20の配設のために、フレーム15やボトムシャーシ16に切り起こし部を形成すべく複雑な形状に加工すると加工コストも高くなる。前記基台19を設けることにより、ベルト135,136の張力やコイルスプリング20の付勢力を基台19で受けることとなり、ベルト135,136の張力やコイルスプリング20の付勢力に応じて基台19の厚みを厚くして強度を上げれば対応できるので、フレーム15及びボトムシャーシ16の強度やコスト、加工上の制約を受けずに支持ブラケット18を安定して支持することができ、また、支持ブラケット18の位置設定の自由度が大きくなる。なお、前記基台19の突片190及び嵌合片191の配置や数、組合せは、基台19の形状やフレーム15の形状等に合わせて適宜設計されるものであり、本実施の形態で示す限りでないことは当然である。
また、基台19の上面には、円柱状の突起192が上方ヘ突設されるとともに、ネジ孔193が穿設されている。該突起192及びネジ孔193は、支持ブラケット18を基台19の上面にベルト張設方向へ移動可能に担持し且つ基台19から浮き上がることを防止するためのものである。なお、本実施の形態では基台19に突起192を突設したが、該突起に代えて案内リブを切り起こす等、支持ブラケット18をベルト張設方向に移動可能に案内する周知の構造に変更できることは勿論である。また、ベルト張設方向の中央より若干従動プーリ133,134側には、コイルスプリング20の一端を掛止するためのバネ受け部194が上方ヘ突設されている。該バネ受け部194は、基台19に所定幅の切込みを設け、該切込み部分を上方ヘ曲折することにより形成されており、コイルスプリング20を掛止する位置にはコイルスプリング20が上下方向に移動しないように切欠きが形成されている。該コイルスプリング20は、支持ブラケット18を付勢して従動プーリ133,134に夫々巻回されたベルト135,136に張力を付与するものであり、他端は支持ブラケット18に掛止される。このように、支持ブラケット18を所定位置に支持するための突起192及びネジ孔193や、コイルスプリング20を掛止するためのバネ受け部194は、フレーム15やボトムシャーシ16ではなく基台19に形成されている。したがって、フレーム15やボトムシャーシ16に、これらを形成するための複雑な加工を施す必要がない。また、例えば支持ブラケット18の取付高さを変更するには基台19の両側の曲折部分を長くすればよく、平面位置を変更するには基台19の突起192及びネジ孔193の位置を変更すればよいので、フレーム15及びボトムシャーシ16の形状を変更せずに、基台19の設計変更で対応することができる。
以下、支持ブラケット18の構成を説明する。本支持ブラケット18は、フルレートキャリッジ120用の従動プーリ133とハーフレートキャリッジ121用の従動プーリ134とを所定位置に夫々軸支し、コイルスプリング20に付勢されることにより各従動プーリ133,134に夫々巻回されたベルト135,136に張力を付与するものである。該支持ブラケット18は、所定形状の板金を略L字に曲折して基部180及び起立部181が形成されたものである。基部180は、前記基台19上に支持ブラケット18を載置して固定するためのものであり、従動プーリ133,134の取付側と反対側の一部はL字に曲折されずに起立部181の反対側へと延設されている。このように、起立部181の両側方に基部180を延出させることにより、支持ブラケット18を、起立部181を鉛直方向にした状態で基台19上に安定して載置することができ、支持ブラケットの取付作業が容易となる。
基部180には、前記基台19の各突起192に対応する位置にベルト張設方向に長い長孔182,183が夫々形成されている。各長孔182,183は各突起192と略同幅であり、該突起192が嵌挿されることにより、基台19上の支持ブラケット18の位置決めを行うとともにベルト張設方向にのみ所定範囲で移動可能とするものである。したがって、長孔182,183の長さは支持ブラケット18の移動範囲を考慮して設定されている。また、長孔183は、基台19のバネ受け部194も挿通可能となっており、その分、長孔182より長くなっている。さらに、基部180のベルト張設方向の両端付近には、ベルト張設方向の長孔184が夫々穿設されている。該長孔184は、前記基台19のネジ孔193と対応しており、各長孔184に夫々挿通されたネジ185がネジ孔193に螺合され、支持ブラケット18と基台19とを締結する。該長孔184の長さも支持ブラケット18の移動範囲を考慮して設定されている。前記ネジ185を基部180と基台19とを締結しない程度に締めておくことにより、ベルト135,136の張力による基部180の浮上がりを防止しながら、支持ブラケット18をベルト張設方向に移動可能とすることができる。
起立部181には、前記ガイドレール17の端部側に従動プーリ取付部186が、該従動プーリ取付部186とベルト張設方向の反対側にバネ受け部187が形成されている。バネ受け部187は、起立部181の端面から所定幅の切込みを設けて該切込み部分を水平方向へ曲折することにより形成されており、コイルスプリング20を掛止する位置にはコイルスプリング20が左右方向に移動しないように切欠きが形成されている。前記基台19のバネ受け部194は、支持ブラケット18の基部180の長孔184を挿通されてバネ受け部187と対をなし、これらバネ受け部187,194間にコイルスプリング20が張架されることにより、支持ブラケット18をベルト135,136を張る方向へ付勢するようになっている。なお、バネ受け部187,194間の距離は、ベルト135,136に付与すべき張力により、コイルスプリング20の弾力等に応じて適宜設定される。
従動プーリ取付部186には、2本のスタッド188,189が起立部181の左右へ突出するように設けられており、該スタッド188,189に前記従動プーリ133,134が軸支されている。このように、2つの従動プーリ133,134を1つの支持ブラケット18で軸支することにより、従動プーリ133,134の支持構造が簡略な構成となるので、従動プーリ133,134等の組付け作業が容易化され、また、部品点数が削減されて装置のコストダウンと省スペース化が実現できる。
前述したように、従動プーリ133はフルレートキャリッジ120用のものであり、図1に示す駆動プーリ131と対になってベルト135が巻架され、一方、従動プーリ134はハーフレートキャリッジ121用のものであり、図1に示す駆動プーリ132と対になってベルト136が巻架される。図3及び図4に示すように、支持ブラケット18を、軸支すべき2つの従動プーリ133,134及び該従動プーリ133,134に夫々巻架されたベルト135,136間に配設することにより、ベルト135,136から夫々従同プーリ133,134を介して支持ブラケット18に負荷されるベルト張力が起立部181の両側で略対称となり、該ベルト張力が均衡して支持ブラケット18による従動プーリ135,136の支持が安定する。
また、前述したように、フルレートキャリッジ120及びハーフレートキャリッジ121の走査範囲は駆動プーリ131,132のギア比により設定されており、駆動プーリ131は駆動プーリ132より大径である。他方、従動プーリ133,134は略同径であって、前記駆動プーリ131と対をなす従動プーリ133は駆動プーリ131に対して小径となっている。また、該従動プーリ133を軸支するスタッド188は、図1に示すように、駆動プーリ131と従動プーリ133との間に巻架されるベルト135の上側部分135aが水平となるような位置に設けられている。フルレートキャリッジ120が摺動するガイドレール17のガイド面は水平なので、前記ベルト135の上側部分135aを水平とすることにより、該ベルト135がフルレートキャリッジ120とガイドレール17との接触面に与える押圧力が一定となり、フルレートキャリッジ120の移動速度が一定となる。ハーフレートキャリッジ121に固定されるベルト136も、同様に、上側部分を水平とすることが好適であるが、該ベルト136が巻架される駆動プーリ132と従動プーリ134とは同径であるので、該従動プーリ134を軸支するスタッド189は駆動軸137と同じ高さ位置に設けられている。このように、従動プーリ133を駆動プーリ131より小径とすることにより、従動プーリ133と従動プーリ134の軸中心を別位置とすることができ、支持ブラケット18の従動プーリ取付部186に、2本のスタッド188,189を夫々取り付けることができる。これにより、支持ブラケット18による従動プーリ133,134の軸支を簡易な構造で実現できる。
また、図5に示すように、フルレートキャリッジ120の移動限界は、キャリッジ本体123と従動プーリ133とが衝突しない位置までとなるが、図に2点差線で示したように、駆動プーリ131と同径の従動プーリを設けた場合には、該従動プーリの大きさの分だけ設置スペースが前記従動プーリ133より大きく、また、図に2点差線で示したようにキャリッジ本体123との衝突位置も内側となるので、読取載置台102のベルト張設方向のサイズが大きくなる。また、読取載置台102を小型化し且つフルレートキャリッジ120の移動範囲を広げるために、キャリッジ本体123に前記大径の従動プーリとの衝突を避けるための切欠きを設けることがあるが、該切欠きを形成することによりキャリッジ本体123の強度が低くなり、移動の際に光源124や反射ミラー125に振動が生じ易いという問題がある。前述したように、従動プーリ133を駆動プーリ131より小径とすることにより、フルレートキャリッジ120の移動限界が距離D1だけ延長されるとともに、小径とした距離D2分だけ従動プーリ133の設置スペースを省スペース化することができる。その結果、フルレートキャリッジ120の強度を弱めることなく、読取載置台102のベルト張設方向の小型化が実現できるという利点がある。
このように構成された従動プーリ133,134の支持構造によれば、従動プーリ133,134を軸支する支持ブラケット18を、基台19から浮き上がることを防止し且つベルト張設方向に移動可能となる程度に基台19にネジ185でネジ止めしておけば、コイルスプリング20が支持ブラケット18をベルト135,136に張力を付与する方向へ付勢するので、該付勢力によりベルト張力の調整を行うことができる。
なお、本実施の形態で示したコピー・ファクシミリ複合機100の構成は、本発明に係る画像読取装置の一態様にすぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で適宜設計変更できることは勿論である。
本発明に係る画像読取装置は、スキャナ、ファクシミリ、複写機等において、フラットベッドスキャナとして用いられる画像読取装置において利用できる。
本発明の実施の形態に係るコピー・ファクシミリ複合機100の上部の概略構成を示す断面図である。 シャーシ13の構成を示す概略斜視図である。 支持ブラケット18及び基台19近傍の構成を示す拡大斜視図である。 支持ブラケット18及び基台19近傍の構成を示す分解斜視図である。 従動プーリ133,134の配置を示す拡大断面図である。 従来のコピー・ファクシミリ複合機900の上部の構成を示す概略斜視図である。 読取載置台902内の読取ユニットの概略構造を示す断面図である。 従動プーリ82の支持構造を示す概略斜視図である。
符号の説明
12 CCD読取ユニット(読取ユニット)
13 シャーシ
15 フレーム(枠体)
16 ボトムシャーシ(底板)
18 支持ブラケット
19 基台
20 コイルスプリング(弾性部材)
100 コピー・ファクシミリ複合機(画像読取装置)
102 読取載置台
120 フルレートキャリッジ(走査キャリッジ)
121 ハーフレートキャリッジ(走査キャリッジ)
131,132 駆動プーリ
133,134 従動プーリ
135,136 ベルト
180 基部
181 起立部

Claims (2)

  1. 駆動プーリと従動プーリ間に巻架されたベルトにより移動される走査キャリッジを備えた読取ユニットが読取載置台に収容されてなる画像読取装置において、
    前記読取載置台のシャーシは平面視が略矩形に形成されて読取載置台の骨組として所望の剛性を有する枠体と、前記枠体の底に組み付けられた底板と、を備えたものであり、
    前記読取載置台のシャーシには、前記従動プーリを所定位置に軸支する支持ブラケットが固定される基台が取り付けられ、前記基台の前記ベルト張設方向の一端には前記枠体に固定される突片が、他端には前記基台の両側壁から前記ベルト張設方向に突出する嵌合片が形成されており、前記嵌合片は前記枠体を構成する側壁部材に形成された嵌合溝に嵌合されることにより前記基台の他端が前記シャーシに取り付けられることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記支持ブラケットは、前記基台にベルト張設方向へ移動可能に固定される基部と、該基部から上方ヘ立設されて前記従動プーリを所定高さに軸支する起立部とを具備し、弾性部材に付勢されて該従動プーリに巻架されたベルトに張力を付与するものであることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
JP2003405574A 2003-12-04 2003-12-04 画像読取装置 Expired - Fee Related JP3922456B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405574A JP3922456B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 画像読取装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003405574A JP3922456B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 画像読取装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005167766A JP2005167766A (ja) 2005-06-23
JP3922456B2 true JP3922456B2 (ja) 2007-05-30

Family

ID=34728207

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003405574A Expired - Fee Related JP3922456B2 (ja) 2003-12-04 2003-12-04 画像読取装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3922456B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4809706B2 (ja) * 2006-03-30 2011-11-09 京セラミタ株式会社 画像読み取り装置における走行枠の姿勢調整機構

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005167766A (ja) 2005-06-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438713B2 (ja) 画像読取装置
JP2007067605A (ja) 画像読取装置
JP2007178506A (ja) 画像読取装置
US8462398B2 (en) Image scanning device
US20030039486A1 (en) Optical scanning device and image forming apparatus including the optical scanning device
JP3915987B2 (ja) 画像読取装置
JP3922456B2 (ja) 画像読取装置
JP3578109B2 (ja) 画像形成装置
US5781313A (en) Flat bed scanner
JP2008032942A (ja) 画像読取装置
JP3809834B2 (ja) 画像読取装置
JP4055711B2 (ja) 画像読取装置
JP5101211B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP3885796B2 (ja) 画像読取装置
JP2007306054A (ja) 画像読取装置
JP3871139B2 (ja) 画像読取装置
JP2005195910A (ja) 画像読取装置
JP3747894B2 (ja) 画像読取装置
JP2011146890A (ja) 画像読み取り装置
JP4518050B2 (ja) 画像読取装置
JP2004187039A (ja) 画像読取装置
JP4500028B2 (ja) スキャナ装置及び画像形成装置
JP3801981B2 (ja) 画像読取装置
JP3781040B2 (ja) 画像読取装置
JP4527313B2 (ja) スキャナ装置及び複写機

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060310

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060502

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060602

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070201

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110302

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120302

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130302

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140302

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees