JP2006023575A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 原稿給送手段2を備えた画像読取装置において、原稿給送手段の開閉操作の操作性、及び原稿読取手段を開閉自在に支持する開閉支持機構10の耐久性を向上させる。
【解決手段】 シート状の原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段の所定の読取位置19に原稿を搬送する原稿給送手段2と、前記画像読取手段を収容した画像読取装置本体1に対して、前記原稿給送手段2を開閉自在に支持する開閉支持機構10と、を有する画像読取装置において、前記開閉支持機構10は、前記原稿給送手段2を閉める方向に対して抵抗力を発生して開閉移動を緩衝する緩衝手段12を有しており、この緩衝手段12は、弾性部材11に保持されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
【解決手段】 シート状の原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段の所定の読取位置19に原稿を搬送する原稿給送手段2と、前記画像読取手段を収容した画像読取装置本体1に対して、前記原稿給送手段2を開閉自在に支持する開閉支持機構10と、を有する画像読取装置において、前記開閉支持機構10は、前記原稿給送手段2を閉める方向に対して抵抗力を発生して開閉移動を緩衝する緩衝手段12を有しており、この緩衝手段12は、弾性部材11に保持されていることを特徴とする。
【選択図】 図3
Description
本発明は、FAX、複写機等に設けられる原稿給送手段を、開閉可能に支持する開閉支持機構を有する画像読取装置に関する技術である。
従来、原稿を自動的に給送する原稿給送手段を有する複写機において、原稿を複写する場合には、複写機本体に対して開閉自在に支持された原稿給送手段を閉じた状態として使用することにより、原稿をプラテンガラス上に一枚ずつ順次給送し、自動的に一枚ずつ原稿の複写を行うことができる。また、原稿給送手段を複写機本体に対して開いた状態として使用することにより、原稿給送手段を使用せず、直接プラテンガラス上に原稿を載置して複写を行うこともできる。
前記原稿給送手段には、自動的に原稿を搬送するために種々のローラやモータなどの部品が多数内蔵されており、原稿給送手段自体の重さは数キログラムから数十キログラムとなるため、そのままでは開閉操作が容易でない。そのため、原稿給送手段を備える複写機には、原稿給送手段と共に該原稿給送手段の開閉操作を容易為らしめるためのヒンジ等の開閉機構を具備するのが一般的である。
前記ヒンジは、バネを内蔵しており、自動給送手段を開く方向、すなわち、自動給送手段の自重による負荷を軽減する方向に付勢している。この構成により、原稿給送手段を開く際には軽い力で持ち上げることができ、閉める際には静かに閉まるよう、バネと自重のバランスが設定されている。
また、特許文献1に示すように、ショックアブソーバーすなわちオイルダンパーを開閉機構に備える複写機がある。オイルダンパーは、原稿給送手段が閉まる方向に対して抵抗力を発生するので、閉まる速度を減速し、複写機本体に衝突するショックや音を軽減する効果がある。よって前記開閉機構は、原稿給送手段の駆動部等を保護するだけでなく、複写機への振動伝達を軽減し、画像形成時の画像の乱れを防止する。
特開2003−134283号公報
しかしながら、前記開閉機構を備えた複写機では、原稿給送手段を閉める操作において、通常より特に速く強い力で原稿給送手段を複写機本体へ押さえつけると、オイルダンパー内の液体に過大な圧力がかかり、内部機構のピストンやハウジング等が変形するおそれがあった。従来の複写機は、より頑丈な部品で構成しているが、操作する速度や力は使用者によって異なるものであり、場合によっては過剰な強度を必要とし、オイルダンパーのコストが高くなるという問題もあった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、原稿給送手段を備えた画像読取装置において、原稿給送手段の開閉操作の操作性及び原稿読取手段を開閉自在に支持する開閉支持機構の耐久性を向上させることを技術的課題とする。
上記課題を解決するために本発明は、シート状の原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記画像読取手段の所定の読取位置に原稿を搬送する原稿給送手段と、前記画像読取手段を収容した画像読取装置本体に対して、前記原稿給送手段を開閉自在に支持する開閉支
持機構と、を備える画像読取装置において、前記開閉支持機構は、前記原稿給送手段を閉める方向に対して抵抗力を発生して開閉移動を緩衝する緩衝手段を有しており、この緩衝手段が弾性部材に保持されていることを特徴とする。
持機構と、を備える画像読取装置において、前記開閉支持機構は、前記原稿給送手段を閉める方向に対して抵抗力を発生して開閉移動を緩衝する緩衝手段を有しており、この緩衝手段が弾性部材に保持されていることを特徴とする。
本発明は、原稿給送手段を開閉自在に支持する開閉支持機構の緩衝手段を弾性部材にて保持することにより、原稿給送手段の開閉操作を円滑に行うことができ、当該操作性を向上させるとともに、開閉支持機構の耐久性を向上させることができる。
以下に図面及び実施例を参照して、この発明を実施するための最良の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではなく、本発明にかかる原稿給送手段を備える画像読取装置は、以下に説明するような構成を有するものに限定されるものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
図1は、本実施例1に係る画像形成装置としての複写機の全体構成を示す図である。図2及び図3は本実施例1に係る原稿給送手段としての原稿自動給送装置のヒンジ機構についての説明図である。図4はヒンジ機構のオイルダンパーについての断面図である。図5から図7までは原稿自動給送装置の各種動作時におけるヒンジ機構の状態を説明する断面図である。
図1に従って、本実施例1に係る複写機の全体構成について説明する。複写機100は、その高さ方向における略中央部に配置された画像形成部と、この画像形成部の上部に配置され、CCD等のスキャナ部を有する画像読取装置本体1と、画像読取装置本体1の下部に装着された給送テーブル23と、画像読取装置本体1の上面に装着された原稿自動給送装置(原稿給送手段)2と、を備えている。また、複写機100には、前記スキャナ部と画像形成部との間に空間が設けられており、この空間が排出空間部24となる。
複写機100における画像形成部は、従来周知の電子写真方式によるプリントエンジンとして構成されており、図示しないレーザ書き込み装置、電子写真プロセス手段、定着装置等を内蔵している。給送テーブル23は、四段の給送カセットを有しており、画像を形成するシートを画像形成部に供給する。各給送カセットは装置手前側に引き出してシート補給を行うフロントローディング・タイプであり、カセット前面の中央部に引き出し用の取手が設けられている。
前記スキャナ部は、その上面に後述するプラテンガラス19が配置されており、その下方に図示しないスキャナユニットが配設されている。
前記排送空間部24は、正面を除く二方の交差する側面、すなわち、画像読取装置本体1の左側と装置後面側が壁面によって取り囲まれ、さらに、スキャナ部及び画像形成部により上下を囲まれている。排送空間部24の最下部には、画像形成部の上面に設けられた排送トレイが配置されている。画像形成部で画像が形成されたシートは、複写機100内の所定位置から排送トレイ上に排出される。
前記排送空間部24は、正面を除く二方の交差する側面、すなわち、画像読取装置本体1の左側と装置後面側が壁面によって取り囲まれ、さらに、スキャナ部及び画像形成部により上下を囲まれている。排送空間部24の最下部には、画像形成部の上面に設けられた排送トレイが配置されている。画像形成部で画像が形成されたシートは、複写機100内の所定位置から排送トレイ上に排出される。
前記原稿自動給送装置2は、装置後面側に設けられた開閉支持機構としてのヒンジ機構10により画像読取装置本体1の上部に装着され、スキャナ部の上面に配置されたプラテンガラス19を開閉自在に覆うように設置されている。原稿自動給送装置2の構成及び作
用は従来周知のものと同様であるので詳しい説明を省略するが、その原稿台21上にセットされた原稿束(図示せず)は、上側から一枚ずつプラテンガラス19上に搬送され、スキャナ部による読み取り走査が終了した原稿は、原稿排出台22上に排出される。
用は従来周知のものと同様であるので詳しい説明を省略するが、その原稿台21上にセットされた原稿束(図示せず)は、上側から一枚ずつプラテンガラス19上に搬送され、スキャナ部による読み取り走査が終了した原稿は、原稿排出台22上に排出される。
尚、自動給送によらないコピーや、本又はノートなどをコピーする際は、プラテンガラス19上に直接原稿を載置し、原稿自動給送装置2を圧板として用いることができる。
図2は、本実施例1に係る原稿自動給送装置2のヒンジ機構10の詳細を示した側面図であり、図3は、ヒンジ機構10の断面図である。
図2は、本実施例1に係る原稿自動給送装置2のヒンジ機構10の詳細を示した側面図であり、図3は、ヒンジ機構10の断面図である。
前記原稿自動給送装置2は、外装構成部材としてのフレームカバー3によって覆われている。このフレーム3には、原稿自動給送装置2をプラテンガラス19に対して開閉可能とするためのヒンジ機構10が装着されている。ヒンジ機構10は、支点軸13を中心に回動可能であり、原稿自動給送装置2の開閉装置となる。ヒンジ機構10は、リフトアーム4,リフト軸5,第1のバネ軸18,第2のバネ軸6,ヒンジアーム7、高さ調整ネジ8,ダンパー保持バネ11、緩衝手段としてのオイルダンパー12、支点軸13,ヒンジベース14,第1のバネホルダー17,第2のバネホルダー15,圧縮バネ16から構成される。
前記ヒンジ軸13はヒンジベース14に支持されており、このヒンジベース14は画像読取装置本体1に固定されている。また、ヒンジ軸13は、ヒンジアーム7を軸支しており、ヒンジベース14に対してヒンジアーム7が回動可能である。さらに、ヒンジアーム7はリフト軸5を介してリフトアーム4を支持しており、リフトアーム4はヒンジアーム7に対して回動可能である。
前記高さ調整ネジ8はリフトアーム4に進退自在に固定されており、その先端がヒンジアーム7の一部と当接し、原稿自動給送装置2のプラテンガラス19に対する高さを調整可能である。リフトアーム4はフレーム3に固定され、第1のバネ軸18を支持している。第1のバネ軸18は、第1のバネホルダー17を軸支している。
第1のバネホルダー17は、圧縮バネ16の端部を保持しており、対向して配置された第2のバネホルダー15が圧縮バネ16の他端部を保持している。第2のバネホルダー15は第2のバネ軸6にて軸支されている。
第2のバネ軸6はヒンジベース14に固定されているため、原稿自動給送装置2の開閉動作によって第1のバネ軸18と第2のバネ軸6との間隔が変化すると、これに伴い圧縮バネ16が伸縮する。
前記原稿自動給送装置2の開閉角度に関しては、例えば、閉まっている際の原稿自動給送装置2とプラテンガラス19との角度を0度、原稿自動給送装置2が最大に開いた位置での角度を70度とすると、0度と70度の間の角度が開閉自在である。また、前記原稿自動給送装置2とプラテンガラス19の角度が0度から20度の間における前記ヒンジ軸13にかかる力の関係は、前記原稿自動給送装置2の自重による落下モーメントが前記圧縮バネ16の作用による反発力より大きいため、原稿自動給送装置2は自然に閉まる方向に落下し、0度まで自動で閉まる。原稿自動給送装置2とプラテンガラス19の角度が20度から70度までの間における前記ヒンジ軸13にかかる力の関係は、前記落下モーメントと圧縮バネ16の反発力と各摺動部の摩擦力のバランスによって、原稿自動給送装置2は、その角度位置を維持する(この領域をフリーストップ領域という)。
また、後述するオイルダンパー12とプランジャー30に力が作用する角度は、15度以下である。従って、例えば、20度の位置から原稿自動給送装置2を離すと、自然に落
下を始め、15度からオイルダンパー12が効き始め、静かに閉まる。原稿自動給送装置2が自然に落下する際にプランジャー30に加わる荷重をP2として、後述するダンパー保持バネ11が変形する荷重をP0とし、オイルダンパー12の限界荷重をP1とすると、前記荷重の関係は、P2>P0>P1である。
下を始め、15度からオイルダンパー12が効き始め、静かに閉まる。原稿自動給送装置2が自然に落下する際にプランジャー30に加わる荷重をP2として、後述するダンパー保持バネ11が変形する荷重をP0とし、オイルダンパー12の限界荷重をP1とすると、前記荷重の関係は、P2>P0>P1である。
また、第2のバネホルダー15はダンパー保持バネ(圧縮バネ)11の一端を保持しており、このダンパー保持バネ11の他端はオイルダンパー12を保持している。オイルダンパー12のダンパー保持バネ11側の端部にはボス38が突設されており、ダンパー保持バネ11には前記ボス38が挿入可能なガイド39が形成されている。すなわち、ボス38がガイド39内に出し入れ可能であり、オイルダンパー12は進退自在である。
図4は、オイルダンパー12の詳細を示した断面図である。このオイルダンパー12は、ピストンスライド式の粘性液体ダンパーである。図示するハウジング32内の図中上下の部屋には所定の粘性を備えたシリコンオイルが充填され、プランジャー30に荷重が加わるとピストンロッド31を介してピストン33が移動し、ハウジング32との微小な隙間を通ってシリコンオイルが部屋を移動する。これにより、プランジャー30に加わる荷重に対してオイルダンパー12が抵抗力を発生する。
また、荷重が解除されるとバネ34によりピストン33を押し上げ、シリコンオイルは硬球35から穴36を通って下方の部屋に移動して初期状態に戻る。プランジャー30を移動させる速度に応じてダンパー抵抗力は大きくなる。よって原稿自動給送装置2を速く閉めるほどダンパー抵抗力は大きくなる。
オイルダンパー12の限界荷重を荷重P1とし、荷重P1を超える力がプランジャー30に加わると、オイルダンパー12の内部に充填されるシリコンオイルの圧力が上昇する。そのため、ハウジング32、ピストンロッド31、あるいはピストン33等低い強度の箇所が変形する可能性がある。
前記ダンパー保持バネ11は荷重P0以上で自由長さ状態から弾性変形する圧縮バネであり、この荷重P0は、オイルダンパー12の限界荷重P1より小さく設定している。荷重P0以下の力がプランジャー30に加わると、オイルダンパー12の座面を保持するダンパー保持バネ11は弾性変形することはなく、所定のダンパー抵抗力を発生するべく、図3に示すようにプランジャー30が後退する。
一方、荷重P0以上の力がプランジャー30に加わると、図5に示すようにダンパー保持バネ11が弾性変形するので、オイルダンパー12が後退し、荷重を逃がすことで、オイルダンパー12に荷重P0以上の荷重は加わることがない。この際、プランジャー30は後退しないためダンパー抵抗力は発生しないが、ダンパー保持バネ11による反発力が発生する。
例えば、図6に示すような原稿自動給送装置2が開いた位置から荷重P0を超えるような力が加わるような速さで閉めた場合には、ダンパー保持バネ11が荷重を吸収するため、オイルダンパー12に加わる力は荷重P1を超えることが無く、オイルダンパー12の破損は防止される。また、通常の操作をする場合には、掛かる力は荷重P0以下であり、所定のダンパー抵抗力を発生するので、静かに原稿自動給送装置2が着地する。
前記構成では、原稿自動給送装置2を激しく強く閉める時に荷重を吸収するダンパー保持バネ11の作動荷重をP0としているが、通常の操作でも若干強めの操作(通常の操作に含まれる)で閉める時に発生する荷重でダンパー保持バネ11が作動するように構成してもよい。すなわち、少なくとも自然落下時の荷重P2以上でダンパー保持バネ11が作
動すればよく、自然の開閉操作感を得ることができる。また、手を添えないように自然落下時には、プランジャー30に加わる荷重はP2以下なので、ダンパー保持バネ11は作動しない。
動すればよく、自然の開閉操作感を得ることができる。また、手を添えないように自然落下時には、プランジャー30に加わる荷重はP2以下なので、ダンパー保持バネ11は作動しない。
荷重P0を超えるような力が加わるような速く閉める操作は通常少ないと考えられる。しかし、そのような場合を想定してオイルダンパー12が耐え得るようにハウジングやピストンロッド等を、例えば、材料をさらに硬い金属にしたり、部品を大型にしたりすることで、強度を上げるよりも、本実施形態のように荷重を逃がす構成にすることで、必要十分な強度でオイルダンパー12を構成することができる。すなわち、前記構成によれば、過剰な強度の構成にすることによるコストを縮減でき、低コストで耐久性を向上させることができる。
また、前述のように本実施例1では、荷重P0を超えるような速く閉める操作で所定のダンパー抵抗力が発生しないが、速く閉める操作でダンパーによる抵抗を感じることがなくなるので、違和感無く円滑に操作することができ、操作性を向上させることができる。
尚、前記ダンパー保持バネ11のバネ材料は限定されず、一定の力が加わると弾性変形し反発力を発生する周知の弾性材料であればよく、容易に荷重設定できるものである。例えば、圧縮バネに限られず、板状のバネでも同様な効果が得られる。
また、本実施例1で示したヒンジ機構は、例えば辞書のような厚手の原稿をプラテンガラス19上に載置して複写する際も好適に用いることができる。図7は、高さhの厚手の原稿50をプラテンガラス19に載置した状態を示した図である。図7に示すように、リフトアーム4がヒンジアーム7に対して回動することにより、原稿自動給送装置2をプラテンガラス19に対して平行に配置することができる。
また、本実施例1で示したヒンジ機構は、例えば辞書のような厚手の原稿をプラテンガラス19上に載置して複写する際も好適に用いることができる。図7は、高さhの厚手の原稿50をプラテンガラス19に載置した状態を示した図である。図7に示すように、リフトアーム4がヒンジアーム7に対して回動することにより、原稿自動給送装置2をプラテンガラス19に対して平行に配置することができる。
図8は、実施例2に係る原稿自動給送装置2のヒンジ機構10について説明する断面図である。尚、実施例2において実施例1と同様の構成については、同符号を用いて説明を省略する。実施例2は、前記実施例1のダンパー保持バネ11の代わりに、オイルダンパー12の座面にゴム部材である弾性部材51を設けている。この弾性部材51は、変形すると反発力を発生する弾性材料であって、ヒンジ機構10内部に配置でき、荷重P0で変形する材料であればよく、ウレタンゴム、EPDM系ゴム等の種々のゴム部材を用いることができる。
本実施例2は、弾性部材51を設けていることにより、前記実施例1と同様に原稿自動給送装置2が開いた位置から荷重P0を超えるような力が加わる速さで閉めても弾性部材
51が荷重を吸収する。そのため、オイルダンパー12に加わる力は荷重P1を超えることが無く、オイルダンパー12の破損を防止することができる。一方、通常の操作をする場合には、オイルダンパーに加わる力は荷重P0以下であり、所定のダンパー抵抗力を発生するので静かに原稿自動給送装置2が着地する。すなわち、本実施例2によっても、ヒンジ機構10を保護しつつ容易に開閉操作をすることができる。
51が荷重を吸収する。そのため、オイルダンパー12に加わる力は荷重P1を超えることが無く、オイルダンパー12の破損を防止することができる。一方、通常の操作をする場合には、オイルダンパーに加わる力は荷重P0以下であり、所定のダンパー抵抗力を発生するので静かに原稿自動給送装置2が着地する。すなわち、本実施例2によっても、ヒンジ機構10を保護しつつ容易に開閉操作をすることができる。
尚、本実施例では、緩衝手段としてのオイルダンパー12は、粘性液体を利用したスライド式のダンパーを用いたが、エアー方式のダンパー、回転方式の液体ダンパーなど種々のダンパーを用いることができ、前記構成に限られない。
1 画像読取装置本体
2 原稿自動給送装置(原稿給送手段)
10 ヒンジ機構(開閉支持機構)
11 ダンパー保持バネ(弾性部材)
12 オイルダンパー(緩衝手段)
100 複写機(画像形成装置)
2 原稿自動給送装置(原稿給送手段)
10 ヒンジ機構(開閉支持機構)
11 ダンパー保持バネ(弾性部材)
12 オイルダンパー(緩衝手段)
100 複写機(画像形成装置)
Claims (6)
- シート状の原稿の画像を読み取る画像読取手段と、
前記画像読取手段の所定の読取位置に原稿を搬送する原稿給送手段と、
前記画像読取手段を収容した画像読取装置本体に対して、前記原稿給送手段を開閉自在に支持する開閉支持機構と、を備える画像読取装置において、
前記開閉支持機構は、前記原稿給送手段を閉める方向に対し抵抗力を発生して開閉移動を緩衝する緩衝手段を有しており、この緩衝手段が弾性部材に保持されていることを特徴とする画像読取装置。 - 前記弾性部材は、所定荷重以上で弾性変形することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
- 前記弾性部材が弾性変形する所定荷重は、前記原稿給送手段が自重により閉まる際に開閉支持機構に加わる荷重以上であり、前記緩衝手段の破壊限界荷重以下であることを特徴とする請求項2に記載の画像読取装置。
- 前記弾性部材は、コイルバネであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
- 前記弾性部材は、ゴム部材であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。
- 請求項1から請求項5のいずれかに記載の画像読取装置と、この画像読取装置によって読み取る画像をシートに形成する画像形成部と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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