JP3355532B2 - 蝶番装置 - Google Patents

蝶番装置

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JP3355532B2 JP03143293A JP3143293A JP3355532B2 JP 3355532 B2 JP3355532 B2 JP 3355532B2 JP 03143293 A JP03143293 A JP 03143293A JP 3143293 A JP3143293 A JP 3143293A JP 3355532 B2 JP3355532 B2 JP 3355532B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被回動部材を水平軸回
りに回動自在に支持する蝶番装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の被回動部材は例えば、便座、便
蓋、複写機の原稿押え板、あるいはワードプロセッサー
やグローブボックス(自動車の)開閉蓋等の各種の開閉
蓋があり、例えば図10に示すように被回動部材100
の一端両側部に支軸101を突設させ、この支軸101
を適宜本体(図示せず)に固着される蝶番102で回転
自在に支持して他端側をa方向あるいはb方向へ回動す
るように取付けられている。このときの被回動部材10
0の使用態様は、図11に示すようにα域、β域、γ
域、及びδ域の各種の態様があり、いずれも被回動部材
100の回転角度が0°(正確には被回動部材100の
中立点)のとき回転モーメント=0となりその回転角度
が90°のとき回転モーメントが最大となるようにその
回転角度によって回転モーメントが変化する使用態様と
なっている。例えば、α域での使用態様における回転モ
ーメントと回転角度との関係を示すと図12及び図13
に示す特性線図となり、回転角度0°で回転モーメント
=0となり、回転角度90°(図12)あるいは回転角
度90°近傍(図13)で回転モーメントが最大とな
る。ここで、図12は非回動部材100の重心がその回
動中心の線上に位置するときの特性線図であり、図13
は図14に示すように前記重心wが回動中心cから位置
ずれdしたときの特性線図である。
【0003】ところで、この被回動部材100は従来そ
の回動を補助するばねを蝶番102に装着し、回動に要
する外力を軽減することが試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来は
前記したばねを被回動部材の回転モーメントの特性線図
に沿うように設計することが不可能であり、所望の操作
フィーリングを得ることが難しかった。
【0005】本発明は前記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は水平軸回りに回動する被回動部材
の回転モーメントの特性に略一致したトルク特性を奏す
る蝶番装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記した目的
を達成するため、被回動部材に連係され水平軸心回りに
回転する回転体と、本体に固定され、前記回転体を回転
自在に支持する固定体と、回転体と固定体との間に連係
され、前記被回動部材の回転モーメントに対抗するトル
クを付与するばねとを具備し、回転体又は固定体の少な
くともいずれか一方に円形断面の突起が形成されてお
り、前記ばねは、少なくとも一方の連係部分が前記被回
動部材の回転角度90度における最大回転モーメントに
略匹敵する取付けトルクを保持するように前記突起に外
挿され、取付けトルク以上の外力が前記被回動部材に作
用したときは外力の作用する回転方向にスリップして空
転することを特徴としている。
【0007】このとき前記ばねは捩りコイルばねを用い
ることができる。
【0008】また、被回動部材に連係され水平軸心回り
に回転する回転体と、本体に固定され、前記回転体を回
転自在に支持する固定体と、固定体に回動自在に支持さ
れた回転補助体と、前記回転体と回転補助体との間に連
係され、前記被回動部材の回転モーメントに対抗するト
ルクを付与するばねと、前記回転補助体と固定体とに連
係され、少なくとも一方の連係部分が前記被回動部材の
回転角度90度における最大回転モーメントに略匹敵す
る取付けトルクを保持するように前記回転補助体又は固
定体に取付けられた軸ロックばねとを具備し、前記取付
けトルク以上の外力が前記被回動部材に作用したとき
は、外力の作用する回転方向に前記軸ロックばねがスリ
ップして空転することを特徴としている
【0009】このとき、前記ばねは捩りコイルばね、あ
るいはトーションバーを用いることができる。
【0010】さらに、本発明は前記回転体と固定体との
間に粘性グリスを封入することもできる。
【0011】
【作用】本発明は前記した構成を採用することにより、
被回動部材の回転モーメントが最大となる回転角度90
°近傍(後述の図4に示すように)では被回動部材の回
転モーメントに対抗するトルクを付与するばねのトルク
値が一定となり、回転モーメントとばねトルクを略一致
させることが可能となる。これは被回動部材に回転トル
クを付与するばねの一方の連係部分が被回動部材の最大
回転モーメントに略匹敵する取付けトルクを保持するよ
うに回転体又は固定体に形成された円形断面の突起に
(外挿して締付けられ)取付けられているので、この
付けトルクを上回る回転モーメントが回転体に作用した
ときは回転体、あるいは回転体及びばねが単に空転し、
被回動部材に付与されるばねトルクの上昇が防止される
からである。この空転はばねと相手部材(回転体あるい
は/および固定体)との前記連係部分間のスリップによ
り生じるので、この間は前記スリップによる制動が付加
される。
【0012】また、回転体を回転本体と回転補助体とに
分割形成した構成においては、前記空転は軸ロックばね
と回転補助体との間のスリップにより生じる。
【0013】さらに、回転体と固定体との間に粘性グリ
スを封入した構成においては、被回動部材はその回動の
際に粘性グリスの剪断抵抗により緩動する。
【0014】以下、本発明を図示した実施例に基づいて
具体的に説明する。図1乃至図3に本発明の第1実施例
としての蝶番装置1を示す。蝶番装置1は被回動部材A
に連係され水平軸心回りに回転する回転体2と、本体B
に固定され回転体2を回転自在に支持する固定体3と、
回転体2と固定体3との間に連係された捩りコイルばね
4とから大略構成されている。回転体2は有底円筒体か
らなりその底部に内外に突出させた外突起2aと内突起
2bとが設けられており、円筒体開口部を内方に位置す
るように固定体3に設けられた円形孔31a内に挿入す
ることによって固定体3に回転自在に支持されている。
外突起2aは四隅が面取りされた角断面に形成されてお
り、被回動部材Aの連結部Aに回り止めされて嵌入さ
れる。内突起2bは円形断面に形成され外周にカラー5
が圧入されている。
【0015】また、固定体3は回転体2を支持する支持
部31と本体Bに固定するための基板32とが一体に形
成されており、支持部31には回転体2を回転自在に支
持する有底円形孔31aが形成されており、基板32に
は本体Bへの取付用孔32aが穿設されている。円形孔
31aの底部には内方へ突出する円形断面の突起31b
が形成されており、この突起31bの外周にはカラー5
が圧入されている。
【0016】捩りコイルばね4はその一端側コイル部4
aを突起31bに外挿し、他端側コイル部4bを内突起
2bに外挿させることによって回転体2と固定体3とに
連係して取付けられている。このときの各コイル部4
a、4bの各突起31b、2bに対する連係部の締付力
はコイル部4aが被回動部材Aの回転角度90°におけ
最大回転モーメント(後述の図4に示すように)
匹敵する取付けトルクとなっており、コイル部4bがコ
イル部4aよりも大きなトルク(取付けトルク)となっ
ている。なお、捩りコイルばね4の両端は自由端となっ
ている。
【0017】また、図中符号6は回転体2の抜け止め金
具であり、この金具6は外突起2aを外方へ突出させる
円形孔6aを略中央に穿設し、外周に等間隔でL字状の
爪6bを3個延設した円盤状部材として形成されてい
る。そして各爪6bには係合孔6cが穿設されている。
この抜け止め金具6は固定体3に回転体2及び捩りコイ
ルばね4を組付けた後、支持部31の開口部に外方から
嵌め込んで装着される。この装着は係合孔6cが支持部
31の外側に突設した係合突起31cに係合することに
よって行われる。
【0018】次に以上のようにして組付けられた蝶番装
置1の作動を図4の特性線図に基づいて説明する。図4
において破線Mは被回動部材Aの回転モーメントを示
し、実線Tは捩りコイルばね4のトルクを示す。捩りコ
イルばね4は被回動部材Aの回転角度が0°のとき無負
荷状態となるように組付けられる。このとき捩りコイル
ばね4の両端側コイル部4a及び4bの各取付けトルク
はそれぞれT及びT(>T)となっている。ま
た、このときの捩りコイルばね4はそのトルクTが被回
動部材Aの回転モーメントMを下回るように設計されて
おり、被回動部材Aは閉り勝手に作動するようになって
いる。
【0019】まず、全開状態(回転角度=0°)にある
被回動部材Aに初期外力を付加して始動させると、被回
動部材Aはその自重で閉作動する。この閉作動時には回
転体2は被回動部材Aと同期して回転する。この回転体
2の回転により捩りコイルばね4は巻締方向に捩られて
被回動部材Aの回転モーメントに対抗するトルクが蓄積
される。この過程は図4中にTaで示し、その蓄積トル
クはT →T となる。
【0020】蓄積トルクTは捩りコイルばね4の取付
トルクTと同一となり、それ以上の被回動部材Aの
回動によりその回転モーメントMが取付けトルクT
りも上回ったときは、捩りコイルばね4は更に捩られる
ことなく突起31bに外挿されたコイル部4aが突起3
1b回りにスリップして、その蓄積トルクは図4のTb
で示すようにTに維持されて全閉状態(回転角度90
°)に至る。この間は被回動部材Aは前記コイル部4a
スリップによる制動を受けて緩動する。
【0021】次に全閉状態にある被回動部材Aの開作動
について説明する。この開作動は捩りコイルばね4の蓄
積トルクを放出しながら行われるので小さな外力負荷で
容易に行える。この過程は図4のTcで示し、このとき
の捩りコイルばね4のトルクはT→T となる。ト
ルクT になった時点では被回動部材Aの全開状態が
得られない。これは閉作動時のTb過程におけるコイル
部4aのスリップによる移動によって生じた位相のずれ
によるものであり、更に被回動部材Aを外力により開方
向へ作動させることによって初めて全開状態(回転角度
0°)が得られる。この過程は図4中Tdで示す。この
過程では捩りコイルばね4は回転体2を介して巻戻し方
向に捩じられ、これによりコイル部4aは閉作動時とは
逆方向に突起31b回りにスリップして閉作動以前の元
の位置に復帰して被回動部材Aの全開状態が得られる。
【0022】以上は蝶番装置1を被回動部材Aの閉じ勝
手に設計した場合の説明であるが、蝶番装置1はトルク
の大きさが種々異なる捩りコイルばね4を選択すること
により被回動部材Aの開き勝手特性、あるいはそのバラ
ンス特性を奏するように設計することができる。すなわ
ち、蝶番装置1は捩りコイルばね4のトルクT(被回動
部材Aの閉作動時の)と被回動部材Aの回転モーメント
Mとの関係を図5に示すように設計したときは開き勝手
特性が得られ、前記関係を図6に示すように設計したと
きはバランス特性に近似した特性が得られる。このよう
に設計した蝶番装置1は開き勝手あるいはバランス特性
以外は前述した閉じ勝手特性の蝶番装置1と同様に作動
する。
【0023】図7は本発明の第2実施例としての蝶番装
置50を示す。この蝶番装置50は捩りコイルばね4と
回転体2の連結構造が相違するのみで他の構造は前述し
た蝶番装置1と同一構造になっている。このため同一構
成要素は同一符号を付して重複する説明を省略する。回
転体2にはその底部内側面に係合溝2cが設けられてお
り、捩りコイルばね4の他端側端部にはフック部4cが
形成されており、係合溝2cにフック部4cを係合させ
ることによって回転体2と捩りコイルばね4とが連結さ
れている。この蝶番装置50は前述した蝶番装置1と同
様に作動する。
【0024】また、図8は本発明の第3実施例としての
蝶番装置60を示す。この蝶番装置60は2個の回転
体、及びばね部材を用いた点が相違し、他の構造は前述
した蝶番装置1と同様な構造になっている。蝶番装置1
と同一構成要素は同一符号を付して重複する説明を省略
する。ここで2個の回転体とは被回動部材Aに連係する
転体2と、突起31bに回転自在に支持された回転補
助体7であり、2個のばね部材とは被回動部材Aの回転
モーメントに対抗するトルクを付与する捩りコイルばね
4と、回転補助体7の回転を制御する軸ロックばね8で
ある。
【0025】回転体2は底部内側面に係合溝2cが形成
されており、回転補助体7は有底円筒体からなりその円
筒部を突起31bに外挿することによって突起31bに
回転自在に支持されており、かつその底部に係合溝7a
が形成されている。また、捩りコイルばね4はその両端
にフック部4c及び4dが形成されており、各フック部
4c及び4dをそれぞれ係合溝2c及び7aに係合させ
て取付けられており、軸ロックばね8はそのコイル部8
aを回転補助体7に密接状態で外挿させると共にその一
端フック部8bを固定体3に掛止させて取付けられてい
る。このとき軸ロックばね8の回転補助体7に対する締
付トルク(取付けトルク)は被回動部材Aの回転角度9
0°における最大回転モーメントに略匹敵する取付け
ルクTとなっている。
【0026】このような構造を有する蝶番装置60は被
回動部材Aの回動が回転体2を介して捩りコイルばね4
に伝達されるようになっている。被回動部材Aの回転モ
ーメントMを増大させる方向の回動の際は捩りコイルば
ね4が捩じられてばねトルクが増大し(図4のTa過
程)、回転モーメントMがばね取付けトルクTを上回
るときには捩りコイルばね4は更に捩じられることなく
回転本体2、捩りコイルばね4、及び回転補助体7が共
回りする(図4のTb過程)。このTb過程では回転補
助体7は軸ロックばね8に対して連係部がスリップしな
がら回転するので連係部のスリップによる制動が得られ
る。このTb過程における回転補助体7の回転方向は軸
ロックばね8の巻締方向となっている。
【0027】被回動部材Aの回転モーメントMを減少さ
せる方向の回動の際は捩りコイルばね4はその蓄積トル
クを放出してばねトルクが減少し(図4のTc過程)、
図4のTd過程に至る。Td過程においては外力を負荷
して被回動部材Aを更に全開方向へ回動させると、回
2、捩りコイルばね4、及び回転補助体7が共回りし
て全開状態が得られる。このTc過程における回転補助
体7の回転方向は軸ロックばね8の巻き戻し方向とな
る。
【0028】さらに図9は、本発明の第4実施例として
の蝶番装置70を示す。この蝶番装置70は被回動部材
Aの回転モーメントに対抗するトルクを付与するばねが
トーションバー9である点以外は前述した蝶番装置60
と同一の構造を有している。このため同一構成要素は同
一符号を付して重複する説明を省略する。トーションバ
ー9は複数の単線を撚った撚り線で形成されており、そ
の両端はそれぞれ回転体2及び回転補助体7にカシメ1
0されて取付けられている。トーションバー9を撚り線
で形成したのは、高応力に耐え、設計を容易にするため
であり、応力的に問題を生じない場合にはトーションバ
ー9を単線で形成しても良いことは勿論である。この蝶
番装置70は前述した蝶番装置60と同一に作動する。
蝶番装置70は捩りコイルばねに替えてトーションバー
9を用いることによって固定体3の支持部31(図1参
照)の径方向の大きさを小さくして装置全体のコンパク
ト化を図ることができる。
【0029】次に各蝶番装置1,50,60,及び70
についての変化例について説明する。蝶番装置1,5
0,60,及び70における回転体2と固定体3との間
に粘性グリスを封入することができる。この場合、蝶番
装置を閉じ勝手あるいは開き勝手に設計したときの被回
動部材を緩動させることができて良好な操作フィーリン
グを得ることができるとともに、バランス特性の設計も
容易となるメリットがある。
【0030】また、蝶番装置1において捩りコイルばね
4の両端コイル部4a及び4bの取付けトルクを共に被
回動部材の回転角度90°における最大回転モーメント
に略匹敵するトルクTに設計することもできるし、コ
イル部4b側の取付けトルクを前記トルクTに設計し
他側のコイル部4a側の取付けトルクを前記トルクT
を上回るトルクに設計することもできる。
【0031】さらに、蝶番装置50,60,及び70に
おいては捩りコイルばね4のフック部4cを固定体3側
に係止させ(蝶番装置50)、あるいは回転補助体7の
関連構造を回転本体2側に設ける(蝶番装置60及び7
0)等前記実施例と逆構造にしても良い。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように本発明は被回動部材の
回転モーメントに対抗するトルクを付与するばねを回転
体と固定体との間に連係し、前記ばねの少なくとも一方
の連係部分が被回動部材の回転角度90°における最大
回転モーメントに略匹敵する取付けトルクで連係されて
いるので、前記取付けトルクを上回る回転モーメントと
なる範囲では前記連係部分にスリップを生じて前記ばね
と回転体とが共回りしてばねトルクの上昇がなくなる。
このため本発明は被回動部材の回転モーメント特性にば
ねトルク特性を合致させる設計が容易にでき、閉じ勝手
特性、開き勝手特性あるいはバランス特性を奏する種々
の蝶番装置を簡単な構造で容易に設計可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例としての蝶番装置の平面図である。
【図2】図1の蝶番装置の右側面図である。
【図3】図1のIII−III線に沿う断面図である。
【図4】図1の蝶番装置を用いたときの被回動部材の回
転角に対する被回動部材の回転モーメント及びばねトル
クの特性線図である。
【図5】図1の蝶番装置を用いたときの被回動部材の回
転角に対する被回動部材の回転モーメント及びばねトル
クの特性線図である。
【図6】図1の蝶番装置を用いたときの被回動部材の回
転角に対する被回動部材の回転モーメント及びばねトル
クの特性線図である。
【図7】第2実施例としての蝶番装置の縦断面図であ
る。
【図8】第3実施例としての蝶番装置の縦断面図であ
る。
【図9】第4実施例としての蝶番装置の縦断面図であ
る。
【図10】水平軸回りに回動する被回動部材の斜視図で
ある。
【図11】水平軸回りに回動する被回動部材の適用範囲
の概略説明図である。
【図12】水平軸回りに回動する被回動部材の回転角に
対する回転モーメントの特性線図である。
【図13】水平軸回りに回動する被回動部材の回転角に
対する回転モーメントの特性線図である。
【図14】図13の特性線図を奏する被回動部材の側面
図である。
【符号の説明】
1、50、60、70 蝶番装置 2 回転体 3 固定体 4 捩りコイルばね 7 回転補助体 8 軸ロックばね 9 トーションバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 11/00 - 11/08

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被回動部材に連係され水平軸心回りに回
    転する回転体と、 本体に固定され、前記回転体を回転自在に支持する固定
    と、 回転体と固定体との間に連係され、 前記被回動部材の回
    転モーメントに対抗するトルクを付与するばねとを具備
    し、 回転体又は固定体の少なくともいずれか一方に円形断面
    の突起が形成されており、 前記ばねは、少なくとも一方の連係部分が前記被回動部
    材の回転角度90度における最大回転モーメントに略匹
    敵する取付けトルクを保持するように前記突起に外挿さ
    れ、取付けトルク以上の外力が前記被回動部材に作用し
    たときは外力の作用する回転方向にスリップして空転す
    ことを特徴とする蝶番装置。
  2. 【請求項2】 前記ばねは捩りコイルばねであること
    を特徴とする請求項1記載の蝶番装置。
  3. 【請求項3】 被回動部材に連係され水平軸心回りに回
    転する転体と、本体に固定され、前記回転体を回転自在に支持する固定
    体と、 固定体に回動自在に支持された回転補助体と、 前記回転体と回転補助体との間に連係され、前記被回動
    部材の回転モーメントに対抗するトルクを付与するばね
    と、 前記回転補助体と固定体とに連係され、少なくとも一方
    の連係部分が前記被回動部材の回転角度90度における
    最大回転モーメントに略匹敵する取付けトルクを保持す
    るように前記回転補助体又は固定体に取付けられた軸ロ
    ックばねとを具備し、 前記取付けトルク以上の外力が前記被回動部材に作用し
    たときは、外力の作用する回転方向に前記軸ロックばね
    がスリップして空転することを特徴とする 蝶番装置。
  4. 【請求項4】 前記ばねが捩りコイルばねあるいはト
    ーションバーである請求項3記載の蝶番装置。
  5. 【請求項5】 前記回転体と固定体との間に粘性グリス
    を封入した請求項1乃至4のいずれか1項に記載の蝶番
    装置。
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