JP2014517784A - 低一定圧力での射出成形のための装置及び方法 - Google Patents

低一定圧力での射出成形のための装置及び方法 Download PDF

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Abstract

低一定圧力射出成形機は、41.4MPa(6,000psi)以下の低く実質的に一定の圧力で溶融熱可塑性材料を金型キャビティの中に射出することによって成形部品を形成する。結果として、この低一定圧力射出成形機は、典型的な射出成形よりも費用がかからず、かつより速く製造することができる、容易に機械加工可能な材料で形成される金型を含む。

Description

本発明は、射出成形のための装置及び方法に関し、より具体的には、低一定圧力で射出成形部品を生成するための装置及び方法に関する。
射出成形は、溶融可能材料で作成された部品、最も一般的には熱可塑性高分子で作成された部品の大量生産に一般に使用される技術である。反復射出成形プロセス中、プラスチック樹脂(ほとんどの場合、小さなビーズ又はペレットの形)が、熱、圧力、及び剪断力をかけた状態で樹脂ビーズを溶融させる射出成形機に導入される。融樹脂は、特定のキャビティ状を有する金型キャビティに強制的に注入される。射出されたプラスチックが成形型キャビティ中の圧力下で保持され、冷却され、次いで成形型のキャビティ形状を本質的に複製した形状を有する固化した部品として取り出される。成形型自体が、単一のキャビティ又は複数のキャビティを有してもよい。各キャビティは、溶融樹脂の流れをキャビティ内に導くゲートによって流路に接続されることがある。成形部品は、1つ以上のゲートを有してもよい。高分子が成形部品を充填するために移動しなければならない流動距離を減少させるために、一般に、大きな部品は、通常、2つ、3つ、又はそれ以上のゲートを有する。1つのキャビティ当たり1つのゲート又は複数のゲートは、部品形状上の任意の場所に位置してもよく、例えば、基本的に円形であるか、又は1.1以上の縦横比で形成される任意の断面形状を有してもよい。したがって、典型的な射出成形手順は、(1)射出成形機内でプラスチックを加熱し、それを圧力下で流し、(2)閉じられた2つの金型半体の間に画定された金型キャビティ内に溶融プラスチックを注入し、(3)圧力をかけた状態でプラスチックをキャビティ内で冷却し硬化させ、(4)金型半体を開いて部品を金型から取り出す、4つの基本操作を含む。
溶融プラスチック樹脂は、金型キャビティに注入され、プラスチック樹脂は、プラスチック樹脂がゲートから最も遠いキャビティ内の位置に達するまで射出成形機の射出要素によってキャビティに押し込まれる。これにより得られる部品の長さ及び肉厚は、金型キャビティの形状の結果である。
最終部品のプラスチック含有量、ひいては、費用を低減させるために、射出成形部品の肉厚を低減させることが望ましくあり得るが、従来の射出成形プロセスを用いて肉厚を低減させることは、特に15、10、5、3、又は1.0ミリメートル未満の肉厚に合わせて設計するときに、高価であり、簡単でない作業であり得る。液体プラスチック樹脂が、従来の射出成形法で射出金型に導入されたとき、キャビティの壁と隣り合った材料は、直ちに「凝固」又は固化し硬化し始める。材料が金型内を流れるとき、金型の側面に対して材料の境界層が形成される。金型が満杯であり続けるとき、境界層は厚くなり続け、その結果、材料が流れる経路が閉じて、更なる材料が金型に流れ込むのが妨げられる。金型の壁上のプラスチック樹脂の凝固は、金型が冷却されたときに悪化し、各部品のサイクルタイムを短縮し、機械処理量を高める技術が使用された。
また、液体プラスチック樹脂が最も厚い肉厚を有する領域から最も薄い肉厚を有する領域に流れるように、部品とそれに対応する金型とを設計する要望もある。金型の特定領域の厚さを厚くすると、強度及び厚さが必要な領域に十分な材料が流れ込むことが保証される。この「厚い部分から薄い部分へ」の流路の必要性は、プラスチックの使用を非効率的にし、その結果、材料が不要な場所で追加材料を部品に成形しなければならなくなるので、射出成形部品メーカーの部品コストが高くなる。
部品の肉厚を薄くする1つの方法は、金型に導入されるときに液体プラスチック樹脂の圧力を高めることである。圧力を高めることによって、成形機は、流路が閉じるまで液体材料を金型に注入し続けることができる。しかしながら、圧力を高めると、コストと能力の両方が低下しやすい。構成要素を成形するのに必要とされる圧力が高くなるので、成形機は、追加圧力に耐えられるほど十分に頑強でなければならず、一般に高価になる。メーカーは、高い圧力に適応するために新しい設備を購入しなければならないことがある。したがって、所定の部品の肉厚を薄くすると、従来の射出成形技術によって製造する資本経費がかなり増えることになる。
更に、液体塑性材料が射出金型に流れ込んで急速に凍結するとき、高分子鎖は、高分子が液体形態であったときに存在した高度の応力を維持する。凍結高分子は、分子配向が部品内に固定されるとき、より高レベルの流動誘起配向を保持し、凍結応力状態をもたらす。このような「残留成形」応力は、後に続く成形をゆがめるか、又はくぼませ、低い機械的性質を有し、化学物質暴露に低い耐性を有する部品を製造する原因となることがある。低い機械的性質は、特に、薄壁管、一体蝶番部品、及びクロージャなどの射出成形部品の制御及び/又は最小化に重要である。
上記の欠点のいくつかを回避するために、多くの従来の射出成形操作は、塑性材料の金型キャビティへの流動を改善するために、ずり減粘塑性材料を使用する。ずり減粘塑性材料が金型キャビティに注入されると、塑性材料と金型キャビティ壁との間に生成される剪断力は、塑性材料の粘度を低減する傾向があり、それにより、塑性材料を金型キャビティ中へとより自由かつ容易に流動させる。結果として、金型が完全に充填される前に、材料が凍結することを防止するのに十分速く、薄壁部品を充填することが可能である。
粘度の低減は、塑性材料と供給システムとの間、及び塑性材料と金型キャビティ壁との間に生成される剪断力の大きさに直接関係する。したがって、これらのずり減粘材料の製造業者ら及び射出成形システムの操作者らは、剪断力を増加させ、したがって粘度を低減するために、より高く射出成形圧力を駆動してきた。典型的には、射出成形システムは、103.4MPa(15,000psi)以上の溶融圧力で、塑性材料を金型キャビティに注入する。ずり減粘塑性材料の製造業者らは、最小溶融圧力より上で、塑性材料を金型キャビティに注入するように、射出成形操作者らに教示する。例えば、ポリプロピレン樹脂は、典型的には、41.4MPa(6,000psi)を超える圧力で処理される(ポリプロピレン樹脂製造業者の推奨範囲は、典型的には、41.4MPaを上回り、約103.4MPaを下回る(6,000psi〜約15,000psi))。樹脂製造業者らは、範囲の上限を超えることを推奨しない。プレス機械製造業者ら及び加工技術者らは典型的には、塑性材料から最大の減粘及びより良好な流動特性を引き出すために、典型的には103.4MPa(15,000psi)を超える、可能な最大ずり減粘を達成するために、範囲の上限で、又はそれより有意に高く、ずり減粘高分子を処理することを推奨する。ずり減粘熱可塑性高分子は概して、41.4MPa超〜約206.8MPa(6,000psi〜約30,000psi)の範囲で処理される。
射出成形機で使用される金型は、これらの高い溶融圧力に耐えることができなければならない。更に、金型を形成する材料は、金型がその寿命の間に実行することが予測されるサイクルの総数に対して、最大周期ストレスに耐えることができる疲労限度を有しなければならない。結果として、典型的には、金型製造業者らは、典型的には30Rcを超える、より典型的には50Rcを超える、高硬度を有する材料から、金型を形成する。これらの高硬度材料は、プラスチック射出プロセス中に金型構成要素が互いに押し付けられた状態を保持するために必要とされる、高い締付圧に耐えるように耐久性があり、装備されている。これらの高硬度材料はまた、成形表面と高分子流動との間の反復接触からの摩耗により良好に耐えることが可能である。
薄壁消費者製品を生産する高生産射出成形機(つまり、クラス101及びクラス102成型機)はもっぱら、高硬度材料から作製される金型の大部分を有する金型を使用する。高生産射出成形機は典型的には、1年あたり500,000サイクル以上を生成する。産業品質生産金型は、1年あたり少なくとも500,000サイクル、好ましくは1年あたり1,000,000サイクル超、より好ましくは1年あたり5,000,000サイクル超、更により好ましくは1年あたり10,000,000サイクル超に耐えるように設計されていなければならない。これらの機械は、生産率を上げるために、複数のキャビティ金型及び複雑な冷却システムを有する。高硬度材料は、より低い硬度の材料よりも、反復される高圧力締付操作に耐えることが可能である。しかしながら、ほとんどの工具鋼等の高硬度材料は、概して34.6W/(m*K)(20BTU/HR FT °F)未満の比較的熱伝導率を有し、それは、熱が高硬度材料を通して溶融プラスチック材料から伝達される際に、長い冷却時間をもたらす。
サイクル時間を低減するために、高硬度材料から作製される金型を有する典型的な高生産射出成形機は、金型内で冷却流体を循環させる、比較的複雑な内部冷却システムを含む。これらの冷却システムは、成形部品の冷却を加速し、したがって、機械が所与の時間でより多くのサイクルを完了させることを可能にし、それは、生産率、したがって、生産される成形部品の総量を増加させる。1年当たり100又は200万サイクルを超えるいくつかのクラス101において、これらの金型は、「超高生産性金型」と称されることもある。400トン以上のプレス機内で作動するクラス101金型は、業界内で「400クラス」金型と称されることもある。
金型に対して高硬度材料を使用する別の欠点は、工具鋼等の高硬度材料が概して、機械加工することが極めて困難であることである。結果として、既知のハイスループット射出成形金型は、形成のために長い機械加工時間及び高価な機械加工設備、並びに応力を緩和し、材料の硬度を最適化するために高価かつ時間のかかる機械加工後工程を必要とする。
図面に示された実施形態は、本質上実例及び例示的なものであり、「特許請求の範囲」によって定義された内容を制限するものではない。例示的な実施形態の以下の詳細は、以下の図面と共に読むと理解することができ、図面中、同様の構造は同様の参照番号により示される。
本開示に従って構築される射出成形機の概略図。 図1の射出成形機で形成される薄壁部品の一実施形態。 図1の射出成形機に対するキャビティ圧力対時間のグラフ。 図1の射出成形機の金型の一実施形態の断面図。 供給システムの斜視図。 自然平衡供給システムの平面図及び正面図。 自然平衡供給システムの平面図及び正面図。 別の自然平衡供給システムの平面図及び正面図。 別の自然平衡供給システムの平面図及び正面図。 図1の射出成形機で使用され得る人工平衡供給システムの平面図。 図1の射出成形機で使用され得る非平衡供給システムの上面図。 図1の射出成形機で使用され得る非平衡供給システムの上面図。
本発明の実施形態は概して、射出成形によって製品を生産するシステム、機械、製品、及び方法に関し、より具体的には、低一定圧力射出成形によって製品を生産するシステム、製品、及び方法に関する。
熱可塑性材料の溶融圧力に関して本明細書で使用される「低圧」という用語は、射出成形機のノズル付近の41.4MPa(6000psi)以下の溶融圧力を意味する。
熱可塑性材料の溶融圧力に関して本明細書で使用される用語「実質的に一定の圧力」は、ベースライン溶融圧力からの偏差が熱可塑性材料の物理的特性の有意な変化をもたらさないことを意味する。例えば、「実質的に一定の圧力」には、溶融熱可塑性材料の粘度が有意に変化しない圧力変動が含まれるが、これに限定されない。この点において用語「実質的に一定」は、ベースライン溶融圧力から約30%の偏差を含む。例えば、「約31.7MPa(4600psi)の実質的に一定の圧力」という用語は、約41.4MPa(6000psi)(31.7MPa(4600psi)を30%上回る)〜約22.1MPa(3200psi)(31.7MPa(4600psi)を30%下回る)の範囲内の圧力変動を含む。溶融圧力は、溶融圧力が記述された圧力からわずか30%変動する限り、実質的に一定であると考慮される。
本明細書で使用される溶融ホルダは、機械ノズルと流体連通する溶融プラスチックを含有する射出成形機の部分を指す。溶融ホルダは、高分子が調製され、かつ所望の温度で保持され得るように加熱される。溶融ホルダは、中央制御ユニットと連通している動力源、例えば、油圧シリンダ又は電気サーボモータに接続され、かつ制御されてダイヤフラムを前進させて、溶融プラスチックを機械ノズルに通過させることができる。その後、溶融材料は、ランナシステムを通って金型キャビティに入る。溶融ホルダは、断面が円筒形であり得るか、又はダイヤフラムが高分子を最低0.69MPa(100psi)〜275.8MPa(40,000psi)以上の範囲であり得る圧力下で機械ノズルを通過させることを可能にする代替の断面を有してもよい。ダイヤフラムは、射出前に高分子材料を可塑化するように設計されているフライトを有する往復スクリュに任意に一体的に接続されてもよい。
詳細に図面を参照すると、図1は、大量に薄壁部品を生産するための例示の低一定圧力射出成型装置10(例えば、クラス101若しくは102射出金型、又は「超高生産性金型」)を示す。射出成型装置10は、一般に、射出システム12と締付システム14とを含む。熱可塑性材料は、熱可塑性ペレット16の形態で射出システム12に導入されてもよい。熱可塑性ペレット16は、ホッパ18に入れられてもよく、ホッパ18は、熱可塑性ペレット16を射出システム12の加熱バレル20に供給する。熱可塑性ペレット16は、加熱バレル20に供給された後、往復スクリュ22によって加熱バレル20の端部まで動かされてもよい。往復スクリュ22による加熱バレル20の加熱及び熱可塑性ペレット16の圧縮によって、熱可塑性ペレット16は溶融し、溶融熱可塑性材料24を形成する。溶融熱可塑性材料は典型的には、約130℃〜約410℃の温度で処理される。
往復スクリュ22は、溶融熱可塑性材料24をノズル26に向かって押し、熱可塑性材料を備えるショットを形成し、金型28の金型キャビティ32内に射出される。溶融熱可塑性材料24は、ゲート30を通って注入されてもよく、それは、溶融熱可塑性材料24の流動を、金型キャビティ32に誘導する。金型キャビティ32は、金型28の第1及び第2の金型部品25、27の間に形成され、第1及び第2の金型部品25、27は、プレス又は締付ユニット34によって、圧力下で一緒に保持される。プレス又は締付ユニット34は、溶融熱可塑性材料24が金型キャビティ32に注入されている間、第1及び第2の金型部品25、27を一緒に保持するために、成形プロセス中、約6.89MPa(1000psi)〜約41.4MPa(6000psi)の範囲で締付力を印加する。これらの締付力を支持するために、締付システム14は、金型フレーム及び金型ベースを含んでもよく、以下に更に考察されるように、金型フレーム及び金型ベースは、約165BHN超、好ましくは260BHN未満の表面硬度を有する材料から形成されるが、材料が容易に機械加工できる限り、260を超える表面硬度BHN値を有する材料が使用され得る。
金型は、単一の金型キャビティ又は複数の金型キャビティを備えてもよい。複数の金型キャビティは、同様のキャビティ又は異なる部品を産出する異なるキャビティを備えてもよい。金型は、グループ化された一群の異なるキャビティも備えてもよい。
いったん溶融熱可塑性材料24を備えるショットが金型キャビティ32内に射出されると、往復スクリュ22は、前方への移動を停止する。溶融熱可塑性材料24は、金型キャビティ32の形をとり、溶融熱可塑性材料24は、熱可塑性材料24が固化するまで金型28内で冷却される。いったん熱可塑性材料24が固化すると、プレス34は、第1及び第2の金型部品25、27を解放し、第1及び第2の金型部品25、27は、互いから分離し、最終部品は、金型28から取り外され得る。金型28は、全体的な生産率を上げるために、複数の金型キャビティ32を含んでもよい。
コントローラ50が、センサ52及びスクリュ制御36に通信的に接続される。コントローラ50は、マイクロプロセッサ、メモリ、及び1つ以上の通信リンクを含んでもよい。コントローラ50は、有線接続54、56のそれぞれを介して、センサ52及びスクリュ制御36に接続されてもよい。他の実施形態では、コントローラ50は、無線接続、機械接続、油圧接続、空気式接続、又はコントローラ50がセンサ52及びスクリュ制御36の両方と連通することを可能にする、当業者に既知の任意の他の種類の通信接続を介して、センサ52及びスクリュ制御56に接続されてもよい。センサと、コントローラと、スクリュ制御との間の通信経路内に中間動作ユニットが存在してもよい。
図1の実施形態では、センサ52は、ノズル26中の溶融熱可塑性材料24の溶融圧力を(直接又は間接的に)測定する、圧力センサである。センサ52は、コントローラ50に伝達される電気信号を生成する。次いで、コントローラ50は、ノズル26中の溶融熱可塑性材料24の実質的に一定の溶融圧力を維持する速度で、スクリュ22を前進させるように、スクリュ制御36に命令する。センサ52が溶融圧力を直接測定し得る一方で、センサ52は、溶融圧力を示す温度、粘度、流速等、溶融熱可塑性材料24の他の特性を測定し得る。同様に、センサ52は、ノズル26中に直接位置する必要はなく、むしろ、センサ52は、ノズル26と流体接続されている射出システム12又は金型28内の任意の位置にあってもよい。センサ52は、射出された流体と直接接触している必要はなく、その代わりにその流体と動的に連通していてもよく、流体及び/又は他の流体特性の圧力を感知することができる。センサ52がノズル26内に位置しない場合、ノズル26中の溶融圧力を計算するために、適切な補正要素が測定された特性に適用され得る。更に他の実施形態において、センサ52は、ノズルと流体接続される位置に配置される必要はない。むしろ、センサは、第1及び第2の金型部品25、27の間の金型分割線で、締付システム14によって生成される締付力を測定し得る。一態様において、コントローラ50は、センサ52からの入力に従って圧力を維持することができる。
センサは、金型キャビティ内の充填物末端付近に位置し得る。このセンサは、金型の前方がキャビティ内の充填物末端に近づいているときを示し得る。センサは、圧力、温度を光学的に感知するか、又は他の手段で高分子の存在を特定することができる。圧力がセンサによって測定されると、この測定結果を用いて、中央制御ユニットと通信して、目的の「パッキング圧力」を成形構成要素に提供することができる。センサによって生成された信号は、材料粘度、金型温度、溶融温度の変動、及び充填速度に影響を与える他の変動が、中央制御ユニットによって調整され得るように、成形プロセスを制御するために使用されてもよい。これらの調整を成形サイクル中に即座に行ってもよく、又は修正をその後のサイクルで行ってもよい。更に、いくつかの示度は、いくつかのサイクルにわたって平均化され、その後、中央制御ユニットによって成形プロセスを調整するために使用されてもよい。このような方法で、現在の射出サイクルは、より早い時点で1つ以上のサイクル中に生じる測定結果に基づいて修正され得る。一実施形態において、センサ示度は、プロセスの一貫性を達成するように、多くのサイクルにわたって平均化されてもよい。
稼働中の閉ループコントローラ50が図1に示されるが、他の圧力調整デバイスが閉ループコントローラ50の代わりに使用されてもよい。例えば、圧力調整バルブ(図示せず)又は圧力逃がしバルブ(図示せず)がコントローラ50に取って代わり、溶融熱可塑性材料24の溶融圧力を調整してもよい。より具体的には、圧力調整バルブ及び圧力逃がしバルブは、金型28の過剰加圧を防止することができる。金型28の過剰加圧を防止するための別の代替機構は、過剰加圧状態が検出されたときに作動される警報である。
ここで図2を参照すると、例示の成形部品100が示される。成形部品100は、薄壁部品である。成形部品は概して、流路の厚さTによって割られる流路の長さLが、100(つまり、L/T>100)を超える時、薄壁であると考慮される。いくつかの射出成形生産業において、薄壁部品は、L/T>200又はL/T>250を有する部品として定義されている。流路の長さLは、ゲート102から流路端部104まで測定される。薄壁部品は特に、消費者製品生産業において普及している。
薄壁部品は、射出成形においてある特定の障害を示す。成形部品は概して、流路の厚さTによって割られる流路の長さLが、100(つまり、L/T>100)を超える時、薄壁であると考慮される。より複雑な形状を有する金型キャビティの場合、L/T比は、ゲート102から金型キャビティ32の末端までの金型キャビティ32の長さにわたってT寸法を統合し、かつゲート102から金型キャビティ32の末端までの流動の最も長い流動長を決定することによって計算され得る。その後、L/T比は、最も長い流動長を平均部品厚で割ることによって決定され得る。
例えば、流路の薄さは、材料が流路端部104に到達する前に、溶融熱可塑性材料を冷却する傾向がある。これが生じるとき、熱可塑性材料は凍結し、もはや流動せず、不完全な部品をもたらす。この問題を克服するために、従来の射出成形機は、冷却および凍結する機会がある前に、溶融熱可塑性材料が急速に金型キャビティを充填するように、典型的には103.4MPa(15,000psi)を超える、非常に高い圧力で、溶融熱可塑性材料を注入する。これは、熱可塑性材料の製造業者らが、非常に高い圧力で注入することを教示する一理由である。従来の射出成形機が高圧力で注入する別の理由は、剪断力の増加であり、それは、上述のように、流動特性を増加させる。これらの非常に高い射出圧力は、金型28及び供給システムを形成するために、非常に硬い材料の使用を必要とする。
従来の射出成形機は、金型を作製するために、工具鋼又は他の硬い材料を使用する。これらの工具鋼は、非常に高い射出圧力に耐えるのに十分に頑丈である一方で、工具鋼は、比較的不十分な熱導体である。結果として、非常に複雑な冷却システムは、金型キャビティが充填される時の冷却時間を強化するために、金型に機械加工され、それは、サイクル時間を低減し、金型の生産性を増加させる。しかしながら、これらの非常に複雑な冷却システムは、金型作成プロセスに多大な時間及び費用を追加する。
本発明者らは、ずり減粘熱可塑材(最小限にずり減粘の熱可塑材でさえ)が、任意の有意な悪影響なく、低く実質的に一定の圧力で、金型28に注入され得ることを発見した。これらの材料の実施例としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、熱可塑性エラストマー、ポリエステル、ポリスチレン、ポリカーボネート、ポリ(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン)、ポリ(乳酸)、ポリヒドロキシアルカノエート、ポリアミド、ポリアセタール、エチレン−αオレフィンゴム、及びスチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマーからなる高分子及びコポリマーが挙げられるがこれらに限定されない。実際に、低く実質的に一定の圧力で成形される部品は、従来の高圧力で成形される部品と比較して、いくつかの優れた特性を示す。この発見は、より高い射出圧力がより良好であることを教示する生産業内の従来の知恵と完全に矛盾している。理論によって束縛されることなく、低く実質的に一定の圧力で、溶融熱可塑性材料を金型28に注入することは、金型を通ってゲートから金型キャビティの最も遠い部分に前進する、熱可塑性材料の連続的流動フロントを作成すると考えられている。低レベルの剪断力を維持することによって、熱可塑性材料は、そうでなければ従来の高圧力射出成形システムで可能と考えられるものよりもはるかに低い温度及び圧力で、液体及び流動可能なままである。
例示の熱可塑性樹脂は、それらの推奨される動作圧力範囲とともに、以下の図表に提示される。
Figure 2014517784
ここで図3を参照すると、従来の高圧力射出成形プロセスに対する典型的な圧力−時間曲線が、破線200によって示される。対照的に、開示された低一定圧力射出成形機に対する圧力−時間曲線が、実線210によって示される。
従来の場合、溶融圧力は、103.4MPa(15,000psi)をはるかに上回るまで急速に増加し、次いで、第1の期間220にわたって、103.4MPa(15,000psi)を上回る比較的高い圧力で保持される。第1の期間220は、溶融プラスチック材料が金型キャビティに流動する、充填時間である。その後、溶融圧力は減少し、第2の期間230にわたって、68.9MPa(10,000psi)のより低いが、それでもなお比較的高い圧力で保持される。第2の期間230は、金型キャビティ中の全間隙が背面充填されることを確実にするために、溶融圧力が維持される、パッキング時間である。従来の高圧力射出成形システム中の金型キャビティは、流路の端部からゲートへと戻って充填される。結果として、種々の固化段階におけるプラスチックは、互いの上でパッキングされ、上述のように、最終製品における不整合を引き起こし得る。更に、様々な固化段階におけるプラスチックの従来のパッキングは、いくつかの非理想的な材料特性、例えば、残留成形応力、ひけ、及び非最適光学特性をもたらす。
一方で、一定の低圧力射出成形システムは、単一の期間240にわたって、実質的に一定の低圧力で、溶融プラスチック材料を金型キャビティに注入する。射出圧力は、41.4MPa(6,000psi)未満である。実質的に一定の低圧力を使用することによって、溶融熱可塑性材料は、流路を通ってゲートから流路の端部に向かって前進する、連続的メルトフロントを維持する。したがって、塑性材料は、流路に沿った任意の点で比較的均一のままであり、それは、より均一で一貫性のある最終製品をもたらす。比較的均一の塑性材料で金型を充填することによって、最終成形部品は、従来の成形部品よりも良好な機械及び光学特性を有する結晶構造を形成する。更に、低一定圧力で成形される部品のスキン層は、従来の成形部品のスキン層とは異なる特性を示す。結果として、低一定圧力で成形される部品のスキン層は、従来の成形部品のスキン層よりも良好な光学特性を有することができる。
実質的に一定かつ低い(例えば、41.4MPa(6000psi)未満)溶融圧力をノズル内で維持することによって、より機械加工可能な材料を用いて金型28を形成することができる。例えば、図1に示される金型28は、100%を超えるミリング機械加工指数、100%を超えるドリリング機械加工指数、100%を超えるワイヤEDM機械加工指数、200%を超えるグラファイトシンカーEDM機械加工指数、又は150%を超える銅シンカーEDM機械加工指数を有する材料から形成されてもよい。機械加工指数は、種々の材料のミリング、ドリリング、ワイヤEDM、及びシンカーEDM試験に基づく。機械加工指数を決定するための試験方法は、以下により詳細に説明される。材料の試料に対する機械加工指数の実施例は、以下の表1にまとめられる。
Figure 2014517784
金型28を形成するために、容易に機械加工可能な材料を使用することは、大幅に低減された製造時間、したがって製造費用の低下をもたらす。更に、これらの機械加工可能な材料は概して、工具鋼よりも良好な熱伝導率を有し、それは、冷却効率を上げ、複雑な冷却システムの必要性を低減する。
これらの容易に機械加工可能な材料の金型28を形成するとき、良好な熱伝導特性を有する、容易に機械加工可能な材料を選択することも有利である。51.9W/(m*K)(30BTU/HR FT °F)を超える熱伝導率を有する材料が特に有利である。例えば、良好な熱伝導率を有する、容易に機械加工可能な材料としては、Alcoa QC−10、Alcan Duramold 500、及びHokotol(Alerisから入手可能)が挙げられるがこれらに限定されない。良好な熱伝導率を有する材料は、熱可塑性材料からの熱を、金型の外へとより効率的に伝達する。結果として、より単純な冷却システムが使用され得る。更に、非自然平衡供給システムもまた、本明細書に記載される一定の低圧力射出成形機で使用することが可能である。
マルチキャビティ金型28の一実施例が、図4に示される。マルチキャビティ金型は概して、溶融熱可塑性材料をノズル26から個々の金型キャビティ32に誘導する、供給マニホールド60を含む。供給マニホールド60は、湯口62を含み、それは、溶融熱可塑性材料を1つ以上のランナ又は供給チャネル64に誘導する。各ランナは、複数の金型キャビティ32に供給してもよい。多くの大容量射出成形機では、ランナは、溶融熱可塑性材料の流動性を強化するために加熱される。溶融熱可塑性材料の粘度が、高圧力(例えば、68.9MPa(10,000psi)を超える)での剪断力及び圧力変動に対して非常に敏感であるため、従来の供給マニホールドは、均一の粘度を維持するために、自然平衡である。自然平衡供給マニホールドは、溶融熱可塑性材料が湯口から任意の金型キャビティまで等距離移動するマニホールドである。更に、各流路の断面形状は同一であり、曲がり角の数及び種類は同一であり、各流路の温度は同一である。自然平衡供給マニホールドは、各成型部品が同一の処理条件及び材料特性を有するように、金型キャビティが同時に充填されることを可能にする。自然平衡供給マニホールドは、製造費が高く、金型設計を多少制限する。
図5は、自然平衡供給マニホールド60の一実施例を示す。自然平衡供給マニホールド60は、湯口62から第1の接合部72まで、第1の流路70を含み、ここで、第1の流路70は、第2及び第3の流路74、76に分かれ、第2の流路は、第2のゲート78aで終端し、第3の流路76は、第3のゲート78bで終端し、各ゲートは、個々の金型キャビティ(図5には示されない)を供給する。湯口62から第2のゲート78aあるいは第3のゲート78bのいずれかに流動する溶融熱可塑性材料は、同一距離移動し、同一温度を経験し、同一の断面流動面積に供される。結果として、各金型キャビティは、同一の物理的特性を有する溶融熱可塑性材料で、同時に充填される。
図6A及び6Bは、自然平衡マニホールド60を概略的に示す。図6A及び6Bの自然平衡マニホールド60は、多層マニホールドである。各流路74、76は、流路に沿った同一の位置で同一の特性を有する。例えば、接合部72の後、各流路は、同一距離で狭くなる。更に、各流路は、同一数の金型キャビティ32を供給する。自然平衡フローマニホールド60は、同一の塑性流動特性を維持するために、かつ均一の部品を確実にするために、高圧力射出成形機に不可欠である。
図7A及び7Bは、別の自然平衡マニホールド60を示す。図7A及び7Bの自然平衡マニホールド60は、単層マニホールドである。
対照的に、図8、9A、及び9Bは、非自然平衡マニホールドを示し、図8は、人工平衡マニホールドを示し、図9A及び9Bは、非平衡マニホールドを示す。
本明細書に開示される低一定圧力射出成形機は、低一定圧力で射出される熱可塑性材料が、流路特性の差による圧力差又は剪断力差にそれほど敏感ではないため、人工平衡マニホールド、及び非平衡マニホールドでさえ、使用されることを可能にする。換言すれば、低一定圧力で射出される熱可塑性材料は、流路の長さ、断面積、又は温度の差にかかわらず、ほぼ同一の材料及び流動特性を保持する。結果として、金型キャビティは、同時にではなく連続的に充填されてもよい。
図8の人工平衡マニホールド160は、湯口62、第1の流路174、及び第2の流路176を含む。第1の流路174は、第1のゲート178aで終端し、第2の流路176は、第2のゲート178bで終端する。本実施形態では、第1の流路174は、第2の流路178よりも短い。人工平衡マニホールド160は、マニホールド160を通って流動する材料が、自然平衡マニホールドと同様に、各キャビティに平衡流動を提供するように、流路のいくつかの他のパラメータ(例えば、断面積又は温度)を変化させる。換言すれば、第1の流路174を通って流動する熱可塑性材料は、第2の流路176を通って流動する熱可塑性材料にほぼ等しい溶融圧力を有する。人工平衡又は非平衡供給マニホールドが、異なる長さの流路を含むことができるため、人工平衡又は非平衡供給マニホールドは、空間をはるかに効率的に利用することができる。更に、供給チャネル及び対応するヒータバンドチャネルは、より効率的に機械加工され得る。更に、自然平衡供給マニホールドは、異なる偶数の金型キャビティ(例えば、2、4、8、16、32等)を有する金型に限定される。人工平衡又は非平衡供給マニホールドは、任意の数の金型キャビティに溶融熱可塑性材料を送達するように設計され得る。
人工平衡供給マニホールド160はまた、ホットランナ中の溶融熱可塑性材料への伝熱を強化し、したがって熱可塑性材料の流動を強化するために、高い熱伝導率を有する材料から構築されてもよい。より具体的には、人工平衡供給マニホールド160は、材料費を更に低減し、全システム内の伝熱を強化するために、金型と同一の材料から構築されてもよい。
図9A及び9Bは、非平衡マニホールド260を示す。非平衡マニホールド260は、奇数の金型キャビティ232、並びに/又は異なる断面形状、異なる数及び種類の曲がり角、及び/若しくは異なる温度を有する、流路を含んでもよい。更に、非平衡マニホールド260は、図9Bに示されるように、異なる寸法及び/形状を有する金型キャビティを供給してもよい。
ドリリング及びミリング機械加工性指数試験方法
以下に記載される注意深く制御された試験方法で代表的な材料を試験することによって、上記の表1に列挙されるドリリング及びミリング機械加工性指数を決定した。
材料の一片を穿孔又は粉砕するために必要とされるスピンドル負荷を測定することによって、各材料に対する機械加工性指数を決定し、全ての他の機械条件(例えば、ストック供給速度、スピンドルrpm等)は、種々の材料間で一定に保持された。スピンドル負荷は、ドリリング又はミリングデバイスに対して、1400rpmで101.7Nm(75ft−lb)の、測定されたスピンドル負荷の最大スピンドルトルク負荷に対する割合として報告される。1117鋼に対するスピンドル負荷と試験材料に対するスピンドル負荷との間の割合として、指数百分率を計算した。
試験ミリング又はドリリング機械は、Hass VF−3マシニングセンタであった。
Figure 2014517784
Figure 2014517784
全試験に対して、「フラッドブラスト」冷却を使用した。冷却剤は、Koolrite 2290であった。
EDM機械加工性指数試験方法
以下に記載される注意深く制御された試験方法で代表的な材料を試験することによって、上記の表1に列挙されるグラファイト及び銅シンカーEDM機械加工性指数を決定した。
範囲(詳細は以下)を種々の試験金属に焼き付ける時間を測定することによって、種々の材料に対するEDM機械加工性指数を決定した。1117鋼に焼き付ける時間の、同一範囲を他の試験材料に焼き付けるために必要とされる時間に対する割合として、機械加工性指数百分率を計算した。
Figure 2014517784
Figure 2014517784
Figure 2014517784
開示された低一定圧力射出成形機は、容易に機械加工可能な材料から構築される金型を有利に利用する。結果として、開示された低一定圧力射出成形機は、製造がより安価でより速い。加えて、開示された低一定圧力射出成形機は、より広いプラテン幅、タイバーの間隔の増加、タイバーの除去、より速い運動を促進するためのより軽量の構造物、及び非自然平衡供給システム等、より可撓性の支持構造及びより適応性のある送達構造を利用することが可能である。したがって、開示された低一定圧力射出成形機は、送達の必要性に合うように改善され得、特定の成形部品に対してより容易にカスタマイズ可能である。
特別の定めのない限り、「実質的に」、「約」、及び「およそ」という用語は、本明細書において、任意の定量的な比較、値、測定、又は他の表現に帰属される場合がある、不確定の固有度を表すために利用され得ることに注意されたい。これらの用語はまた、本明細書では、定量的表現が、問題となる対象物の基本的機能に変化をもたらすことなく、記載の基準から変動する程度を表すためにも利用される。本明細書に特別の定めのない限り、「実質的に」、「約」、及び「およそ」という用語は、定量的な比較、値、測定、又は他の表現が、規定された基準の20%内に入り得ることを意味する。
本明細書で例示及び記載された製品の様々な実施形態が、低一定圧力射出成形プロセスによって作製されてもよいことはここで明らかである。本明細書では、消費財を含む製品又は消費財製品自体を特に参照したが、本明細書で検討した低一定圧力射出成形方法が、消費財産業、外食産業、運送業、医療産業、玩具産業等で使用される製品と共に使用するために好適であり得ることは明らかである。更に、当業者であれば、本明細書に開示される教示を、金型内装飾、インサート成形、金型内アセンブリ等と組み合わせた、スタック金型、回転及びコアバック金型を含む複数の材料金型の構成において使用することができることを理解する。更に、当業者であれば、本明細書に開示される教示を、金型内装飾、インサート成形、金型内アセンブリ等と組み合わせた、スタック金型、回転及びコアバック金型を含む複数の材料金型の構成において使用することができることを理解する。
本発明の「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に援用するが、いずれの文献の引用もそうした文献が本発明に対する先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。この文書における用語のいずれかの意味又は定義が、参照することにより組み込まれる文献における用語のいずれかの意味又は定義と矛盾する範囲については、本文書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本明細書では特定の実施形態を図示し説明したが、請求内容の趣旨及び範囲から逸脱することなく様々な他の変更及び修正を行うことができることを理解されたい。更に、本明細書で請求内容の様々な態様を述べたが、そのような態様は組み合わせで利用されなくてもよい。したがって、添付の「特許請求の範囲」は、請求内容の範囲内のそのような全ての変更及び修正を含むものとする。

Claims (10)

  1. 射出成形装置(図1の10)であって、
    複数の金型キャビティ(図1、4、6A〜7B、9A〜9Bの32)を有する金型(図1、4の28)内への射出前に溶融プラスチック(図1の24)を加圧するための溶融ホルダ(図1の12)と、
    力を前記溶融プラスチックに印加して、前記溶融プラスチックを前記溶融ホルダから前記金型の中に前進させるための射出要素(図1の12)と、
    前記溶融ホルダと連通していて前記溶融プラスチックの特性を感知するためのセンサ(図1、4の52)と、を含み、
    前記装置が更に、
    前記センサ及び前記射出要素と連通しているコントローラ(図1の50)を備え、前記コントローラが、前記射出要素を制御して、前記少なくとも1つの金型キャビティに入る4138.4N/cm2(1平方センチメートル当たり422キログラムの力)未満の実質的に一定の溶融圧力を維持するように構成され、
    前記金型が、1メートル摂氏温度当たり51.9ワットを超える平均熱伝導率を有し、
    前記装置が、1年当たり500,000〜10,000,000の射出成形サイクルに耐えるように設計されている、射出成形装置。
  2. 前記複数の金型キャビティのうちの前記少なくとも1つの金型キャビティが、L/T>100を有する薄壁金型キャビティである、請求項1に記載の射出成形装置。
  3. 人工平衡溶融プラスチック供給システム(図8の160)を更に含む、請求項1又は2に記載の射出成形装置。
  4. 金型フレーム及び金型ベースを更に含み、前記金型フレーム及び前記金型ベースのうちの少なくとも1つが、165BHNを超え、かつ260BHN未満の表面硬度を有する材料から作製される、請求項1〜3のいずれか一項に記載の射出成形装置。
  5. 前記金型の前記平均熱伝導率に実質的に等しい熱伝導率を有する材料から製作されるホットランナ供給システムを更に含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の射出成形装置。
  6. 前記ホットランナ供給システムが、前記少なくとも1つの金型キャビティと流体接続されるゲートに直接接続される、請求項5に記載の射出成形装置。
  7. 前記金型が、少なくとも4つの金型キャビティを備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載の射出成形装置。
  8. 前記装置が、1年当たり1,000,000〜10,000,000の射出成形サイクルに耐えるように設計されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の射出成形装置。
  9. 前記装置が、1年当たり5,000,000〜10,000,000の射出成形サイクルに耐えるように設計されている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の射出成形装置。
  10. 誘導型取出しシステムを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の射出成形装置。
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