JP3212237B2 - 射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法 - Google Patents

射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、溶融材料をスクリュ
ーを移動させて射出成形型内の型凹所に射出する射出成
形機において射出成形速度条件を自動的に設定する方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において射出成形速度条件は熟練作
業員が射出成形型内の型凹所の形状や溶融材料等から射
出成形型内の型凹所中の溶融材料の流れを推測するとと
もに試し打ちした製品の仕上がり状況を見て設定してい
る。
【0003】特開昭61−69423号公報には射出成
形型の型凹所内に配置された樹脂圧力検出器で検出され
た射出樹脂充填圧力を基にして射出成形機の射出スクリ
ュー移動油圧装置の油圧シリンダに供給する圧力流体の
量を制御し、射出樹脂充填圧力(射出成形型押拡力)が
予め設定した基準値となるよう制御することが開示され
ている。しかし、この従来の発明の目的は射出成形型が
過剰な射出樹脂充填圧力により過剰な内部応力を受けな
いようにすることであり、射出工程開始から終了までの
射出工程中の溶融樹脂の射出速度条件(射出成形速度条
件)を具体的にどの様にして設定するかは明らかにされ
ていない。
【0004】また、実開昭58−86327号公報には
射出成形型の型凹所内に配置された複数の樹脂圧力検出
器が所定の圧力を検出するよう射出成形機から射出され
る樹脂の速度を制御することが開示されている。しかし
ながら、この従来の発明でも射出工程開始から終了まで
の射出工程中の溶融樹脂の射出速度条件(射出成形速度
条件)を具体的にどの様にして設定するかは明らかにさ
れていない。
【0005】このような従来の問題を解決する為に本願
の出願人は共願人とともに特願平5−332995号
(平成5年12月27日出願)において、熟練した作業
員ではなくとも少ない試し打ちの数と短時間で容易に射
出成形速度条件の設定を行うことが出来る射出成形機の
射出成形速度条件自動設定方法を提供している。
【0006】ここにおいては、溶融材料をスクリューを
移動させて射出成形型内の型凹所に射出する射出成形機
において、射出成形型内の型凹所に射出される溶融材料
の圧力が、例えば射出成形型内の型凹所に射出される溶
融材料の圧力を検出する型内溶融材料圧力センサ、射出
成形型内の型凹所に射出される溶融材料の圧力により射
出成形型が開く量を検出する型開量センサ、射出成形機
のノズルに設置されノズルにおける溶融材料の圧力を検
出するノズル内溶融材料圧力センサ、または射出成形機
のスクリュー駆動油圧センサにより検出される。そして
射出成形型内の型凹所に射出される溶融材料の基準圧力
が射出工程開始からの射出経過時間またはスクリューの
移動距離の関数として、または上記射出経過時間または
上記移動距離において一定として、設定され、任意の一
定射出速度でスクリューの移動を開始される。そして、
スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射出経
過時間中またはスクリューの移動中に検出した溶融材料
の検出圧力が上記基準圧力を越えている範囲において、
検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速度の修正値
を演算して求められ、上記修正値に従い射出速度が修正
され、上記範囲に対応する射出速度の修正値及び射出工
程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
を記憶手段に記憶し、所望の射出速度パターンに変換し
て射出成形速度条件として記憶手段から読み出される。
【0007】しかしながら、この従来の技術では、射出
成形型内の型凹所において型凹所内に射出される溶融材
料の圧力を検出するセンサを型凹所の形状によっては型
凹所において製品の品質に大きく影響を及ぼす位置に設
けることが出来るとは限られず、この場合には射出工程
の開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
に応じて順次または優先順位に従い樹脂圧力を検知し、
これらにより樹脂圧力を制御することが好ましく、また
このように順次または優先順位に従い樹脂圧力を検知
し、これらにより樹脂圧力を制御していかないと、型凹
所の末端では樹脂圧力が基準圧を越えてしまうことも有
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情の下でなされ、この発明の目的は、熟練した作業員で
はなくとも少ない試し打ちの数と短時間で容易に射出成
形速度条件の設定を行うことが出来るばかりでなく、よ
り良好な射出成形速度条件の設定を行うことが出来る射
出成形機の射出成形速度条件自動設定方法を提供するこ
とである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
為に、この発明の第1の射出成形機の射出成形速度条件
自動設定方法は:溶融材料をスクリューを移動させて射
出成形型内に射出する射出成形機において;射出成形型
内に射出される溶融材料の基準圧力をバレル,ノズル,
そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工程開始からの
射出経過時間またはスクリューの移動距離の関数として
予め設定するとともに任意の一定射出速度でスクリュー
の移動を開始させ;スクリューが移動を開始した射出工
程開始からの射出経過時間中またはスクリューの移動中
に上記複数の箇所で溶融材料の圧力を予め設定された
序で検出し、検出した溶融材料の検出圧力が上記基準圧
力を越えている範囲において、検出圧力と基準圧力との
差異をなくす射出速度の修正値を演算して求め、上記修
正値に従い射出速度を修正し;上記範囲に対応する射出
速度の修正値及び射出工程開始からの射出経過時間また
はスクリューの移動距離を記憶手段に記憶し、所望の射
出速度パターンに変換して射出成形速度条件として記憶
手段から読み出す;ことを特徴としている。
【0010】上述した目的を達成する為のこの発明の第
2の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法は:溶
融材料をスクリューを移動させて射出成形型内に射出す
る射出成形機において;射出成形型内に射出される溶融
材料の基準圧力がバレル,ノズル,そして射出成形型の
複数の箇所毎に射出工程開始からの射出経過時間または
スクリューの移動距離において常に一定として設定する
とともに任意の一定射出速度でスクリューの移動を開始
させる;こと以外は上述した第1の射出成形機の射出成
形速度条件自動設定方法と同じである。
【0011】また上述した目的を達成する為のこの発明
の第3の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法
は:スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射
出経過時間中またはスクリューの移動中に上記複数の箇
所で溶融材料の圧力を検出し、検出した溶融材料の検出
圧力が上記基準圧力を越えている上記複数の箇所の中で
予め設定されている優先順位に従い、優先順位の高い箇
所において検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速
度の修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出速度
を修正する;こと以外は上述した第1の射出成形機の射
出成形速度条件自動設定方法と同じである。
【0012】さらに上述した目的を達成する為のこの発
明の第4の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法
は:この発明の第2の射出成形機の射出成形速度条件自
動設定方法と同様な;射出成形型内に射出される溶融材
料の基準圧力がバレル,ノズル,そして射出成形型の複
数の箇所毎に射出工程開始からの射出経過時間またはス
クリューの移動距離において常に一定として設定すると
ともに任意の一定射出速度でスクリューの移動を開始さ
せる;ことと、この発明の第3の射出成形機の射出成形
速度条件自動設定方法と同様な;スクリューが移動を開
始した射出工程開始からの射出経過時間中またはスクリ
ューの移動中に上記複数の箇所で溶融材料の圧力を検出
し、検出した溶融材料の検出圧力が上記基準圧力を越え
ている上記複数の箇所の中で予め設定されている優先順
位に従い、優先順位の高い箇所において検出圧力と基準
圧力との差異をなくす射出速度の修正値を演算して求
め、上記修正値に従い射出速度を修正する;こと以外は
上述した第1の射出成形機の射出成形速度条件自動設定
方法と同じである。
【0013】なおこの発明に従った上述した4つの射出
成形機の射出成形速度条件自動設定方法においては、上
記複数の箇所において検出される射出成形型内に射出さ
れる溶融材料の圧力が、射出成形型内に設けられ射出成
形型内に射出された溶融材料の圧力を検出する型内溶融
材料圧力センサ、射出成形機のノズルに設置されノズル
内における溶融材料の圧力を検出するノズル内溶融材料
圧力センサ、射出成形機のバレルに設置されバレル内に
おける溶融材料の圧力を検出するバレル内溶融材料圧力
センサ、または射出成形機のスクリュー駆動油圧センサ
の中の複数のセンサにより検出される、ことが好まし
い。
【0014】さらにこの発明に従った上述した4つの射
出成形機の射出成形速度条件自動設定方法においては、
型内溶融材料圧力センサが射出成形型内の複数の位置に
設置されていることが好ましい。
【0015】またさらにこの発明に従った上述した4つ
の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法において
は、上記修正値は A´=A−C×X;ここでA´は修
正された射出速度,Aは射出速度の初速,Cは減速係
数,そしてXは減速回数:により規定されていることが
好ましい。
【0016】
【作用】この発明の第1の射出成形機の射出成形速度条
件自動設定方法では、溶融材料をスクリューを移動させ
て射出成形型内に射出する射出成形機において、射出成
形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバレル,ノズ
ル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工程開始か
らの射出経過時間またはスクリューの移動距離の関数と
して予め設定するとともに任意の一定射出速度でスクリ
ューの移動を開始させる。
【0017】これにより、溶融材料の検出圧力はバレ
ル,ノズル及び射出成形型内の内部抵抗により上昇す
る。そして、スクリューが移動を開始した射出工程開始
からの射出経過時間中またはスクリューの移動中に上記
複数の箇所で溶融材料の圧力を予め設定された順序で検
出し、検出した溶融材料の検出圧力が上記基準圧力を越
えている範囲において、検出圧力と基準圧力との差異を
なくす射出速度の修正値を演算して求め、上記修正値に
従い射出速度を修正する。
【0018】上記範囲に対応する射出速度の修正値及び
射出工程開始からの射出経過時間またはスクリューの移
動距離を記憶手段に記憶し、所望の射出速度パターン
(例えば矩形や折線や勾配)に変換して射出成形速度条
件として記憶手段から読み出す。
【0019】この発明の第2の後者の射出成形機の射出
成形速度条件自動設定方法では、溶融材料をスクリュー
を移動させて射出成形型内に射出する射出成形機におい
て、射出成形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバ
レル,ノズル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出
工程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距
離において常に一定として設定するとともに任意の一定
射出速度でスクリューの移動を開始させる。
【0020】以下の作用は前者の射出成形機の射出成形
速度条件自動設定方法と同じである。 この発明の第3
の後者の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法の
作用は:スクリューが移動を開始した射出工程開始から
の射出経過時間中またはスクリューの移動中に上記複数
の箇所で溶融材料の圧力を検出し、検出した溶融材料の
検出圧力が上記基準圧力を越えている上記複数の箇所の
中で予め設定されている優先順位に従い、優先順位の高
い箇所において検出圧力と基準圧力との差異をなくす射
出速度の修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出
速度を修正する;こと以外は上述した第1の射出成形機
の射出成形速度条件自動設定方法の作用と同じである。
【0021】さらに上述した目的を達成する為のこの発
明の第4の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法
の作用は:この発明の第2の射出成形機の射出成形速度
条件自動設定方法と同様な;射出成形型内に射出される
溶融材料の基準圧力がバレル,ノズル,そして射出成形
型の複数の箇所毎に射出工程開始からの射出経過時間ま
たはスクリューの移動距離において常に一定として設定
するとともに任意の一定射出速度でスクリューの移動を
開始させる;ことと、この発明の第3の射出成形機の射
出成形速度条件自動設定方法と同様な;スクリューが移
動を開始した射出工程開始からの射出経過時間中または
スクリューの移動中に上記複数の箇所で溶融材料の圧力
を検出し、検出した溶融材料の検出圧力が上記基準圧力
を越えている上記複数の箇所の中で予め設定されている
優先順位に従い、優先順位の高い箇所において検出圧力
と基準圧力との差異をなくす射出速度の修正値を演算し
て求め、上記修正値に従い射出速度を修正する;こと以
外は上述した第1の射出成形機の射出成形速度条件自動
設定方法の作用と同じである。
【0022】
【実施例】以下この発明の一実施例を添付の図面を参照
して詳細に説明する。
【0023】図1は、この発明の一実施例に従った射出
成形機の射出成形速度条件自動設定方法を実施する為の
構成を概略的に示す図である。
【0024】夫々の対向表面に型凹所10a,10bが
形成されている相互に接合及び離間自在な2つのブロッ
ク12A,12Bを所定の圧力で接合させている射出成
形型14には、型凹所10a,10b中の所定の複数の
位置において後述する射出成形機から射出された樹脂の
圧力を検知する型内樹脂圧力検知器18が設置されてい
る。型凹所10a,10b中の上記所定の複数の位置は
型凹所10a,10b中で成形される樹脂製品の品質に
対して上記樹脂の圧力が大きく関与する位置であり、型
内樹脂圧力検知器18は上記所定の複数の位置において
相互に独立して上記樹脂の圧力を検知することが出来
る。
【0025】型内樹脂圧力検知器18は比較器20Cに
接続されており、比較器20Cは型凹所10a,10b
中の上記所定の複数の位置の夫々の為に相互に独立して
予め設定された後述する複数の基準樹脂圧力値と型内樹
脂圧力検知器18が上記所定の複数の位置において相互
に独立して検知した複数の実際の樹脂圧力値の夫々とを
相互に独立して比較する。
【0026】射出成形型14には型凹所10a,10b
の樹脂注入口10cに対して接合及び離間自在な射出成
形機22が油圧式移動装置24を介して連結されてい
る。射出成形機22の加熱バレル26にはバレル部樹脂
圧力検知器27が設置されており、加熱バレル26の射
出ノズル26aにはノズル部樹脂圧力検知器28が設置
されており、押し出し部材としての射出スクリュー30
の油圧式移動装置32には射出油圧検知器34及び射出
スクリュー移動距離検知器36が接続されている。
【0027】ここにおいてバレル部樹脂圧力検知器27
及びノズル部樹脂圧力検知器28の夫々は、上述した型
内樹脂圧力検知器18の場合と同様に、加熱バレル26
及び射出ノズル26aの夫々の複数の位置において相互
に独立して上記樹脂の圧力を検知することが出来るよう
構成することが出来る。加熱バレル26及び射出ノズル
26aの夫々の上記複数の位置は型凹所10a,10b
中で成形される樹脂製品の品質に対して上記樹脂の圧力
が大きく関与する位置が選択される。 バレル部樹脂圧
力検知器27,ノズル部樹脂圧力検知器28及び射出油
圧検知器34の夫々もまた相互に独立した別々の比較器
20A,20B,そして20Dに接続されている。
【0028】ここにおいても、バレル部樹脂圧力検知器
27及びノズル部樹脂圧力検知器28の為の比較器20
A及び20Bは、バレル部樹脂圧力検知器27及びノズ
ル部樹脂圧力検知器28の夫々が上述した如く加熱バレ
ル26及び射出ノズル26aの夫々の複数の位置におい
て相互に独立して上記樹脂の圧力を検知することが出来
る場合には、加熱バレル26及び射出ノズル26aの夫
々の複数の位置の夫々の為に相互に独立して予め設定さ
れる複数の基準樹脂圧力値とバレル部樹脂圧力検知器2
7及びノズル部樹脂圧力検知器28の夫々が上記所定の
複数の位置において相互に独立して検知した複数の実際
の樹脂圧力値の夫々とを相互に独立して比較することが
出来る。
【0029】上述した4つの比較器20A,20B,2
0C,20Dの夫々は射出速度演算装置38に接続され
ていて、射出速度演算装置38は射出速度制御装置40
及び記憶装置42に接続されている。
【0030】射出速度制御装置40は射出スクリュー3
0の油圧式移動装置32の為に油圧源43に接続されて
いる油圧流体流量制御装置44に接続されている。
【0031】記憶装置42には射出スクリュー移動距離
検出器36が接続されており、記憶装置42はまた射出
速度設定変換装置46を介して射出速度制御装置40に
接続されている。
【0032】記憶装置42はさらに上述した4つの比較
器20A,20B,20C,20Dの夫々に接続されて
いる。
【0033】なおこの実施例では、型内樹脂圧力検知器
18の上述した複数の位置、バレル部樹脂圧力検知器2
7及びノズル部樹脂圧力検知器28の夫々(または、も
しもバレル部樹脂圧力検知器27及びノズル部樹脂圧力
検知器28の夫々が上述した複数の位置で樹脂圧力を検
知している場合にはこれら複数の位置の夫々)、そして
射出油圧検知器34の中で夫々が検出した対応する圧力
の値を、射出速度演算装置38及び射出速度制御装置4
0を使用してスクリュー移動中に射出速度を制御する基
礎とする任意の順番または優先順位が予め設定されてい
る。
【0034】この順番または優先順位に従って射出速度
演算装置38及び射出速度制御装置40を動作させる為
の切り替えユニット37が4つの比較器20A,20
B,20C,20Dと射出速度演算装置38との間に介
在されている。
【0035】ここにおいて射出速度が制御される方法は
次の3つの中から選択することが出来る。
【0036】(1)検出された圧力の値を射出速度を制
御する基礎とする順番が予め設定されている場合におい
て、現在検出されている圧力の値が現在圧力を検出して
いる順番において予め設定されている基準圧力の値を越
えた場合に、現在圧力を検出している順番において検出
圧力と基準圧力との差異を無くす修正値を演算して求
め、演算した修正射出速度に基づいて射出速度制御装置
40が油圧流体制御装置44を制御する、そして次の圧
力を検出する順番は現在圧力を検出している順番におい
て圧力の検出が開始されてから所定の時間経過後に自動
的に圧力の検出を開始し、次の順番で検出された圧力の
値が次の順番において予め設定されている基準圧力の値
を越えた場合に、次の順番の検出圧力と基準圧力との差
異を無くす修正値を演算して求め、演算した修正射出速
度に基づいて射出速度制御装置40が油圧流体制御装置
44を制御する; (2)検出された圧力の値を射出速度を制御する基礎と
する順番が予め設定されている場合において現在検出し
ている圧力の値が、現在検出している順番において予め
設定されている基準圧力の値を越えた後に検出圧力とこ
の基準圧力との差異を無くす為に演算して求め、演算し
た修正射出速度に基づいて射出速度制御装置が油圧流体
制御装置を制御する、そして次の圧力を検出する順番
は、その前の圧力を検出する順番において修正値に従い
射出速度が修正された結果としてその前の圧力を検出す
る順番において予め設定されていた基準圧力以下になっ
た時に、自動的に圧力の検出を開始し、次の順番で検出
された圧力の値が次の順番において予め設定されている
基準圧力の値を越えた場合に、次の順番の検出圧力と基
準圧力との差異を無くす修正値を演算して求め、演算し
た修正射出速度に基づいて射出速度制御装置40が油圧
流体制御装置44を制御する;そして、 (3)検出された圧力の値を射出速度を制御する基礎と
する優先順位が予め設定されている場合において上述し
た複数の検知器18,27,28,34の夫々及び上述
した複数の位置の全てにおいて対応する圧力を同時に検
出させている間に、複数の検出された圧力の値の中で対
応する基準圧力の値を越えたものが1つあれば、この検
出圧力と基準圧力との差異を無くす修正値を演算して求
めて演算した修正射出速度に基づいて射出速度制御装置
40が油圧流体制御装置44を制御しこの修正値に従い
射出速度を修正し、また複数の検出された圧力の値の中
で対応する基準圧力の値を越えたものが複数あれば、こ
の中の優先順位の高いものの検出圧力と対応する基準圧
力との差異を無くす修正値を演算して求め、演算した修
正射出速度に基づいて射出速度制御装置40が油圧流体
制御装置44を制御し、この修正値に従い射出速度を修
正する。
【0037】そして、ここでは一定速度による射出速度
の減速を行うことが可能となっており、その場合の修正
値は A´=A−C×X;ここでA´は修正された射出
速度,Aは射出速度の初速,Cは減速係数,そしてXは
減速回数:により規定される。なお、減速係数Cは高低
の2種類準備しておくことが出来、検出圧力が対応する
基準圧力を越えた上昇傾向が所定の値よりも大きな場合
のみ高い方の減速係数Cが緊急用として使用される。
【0038】図2には射出成形速度条件を自動的に設定
する為の工程が流れ図として示されている。
【0039】まず最初に射出成形機22から射出成形型
14の型凹所10a,10b中に射出される溶融樹脂の
速度(射出速度)を手動で図1の記憶装置42に仮りに
設定する(STEP1)。例えば図3に実線Aで示す所
定の一定速度を仮りに設定する。
【0040】次には、型内樹脂圧力検知器18の上述し
た複数の位置、バレル部樹脂圧力検知器27及びノズル
部樹脂圧力検知器28の夫々(または、もしもバレル部
樹脂圧力検知器27及びノズル部樹脂圧力検知器28の
夫々が上述した複数の位置で樹脂圧力を検知している場
合にはこれら複数の位置の夫々)、そして射出油圧検知
器34の夫々における基準値を樹脂圧力の基準値として
射出スクリュー位置または射出経過時間の関数で図1の
記憶装置42に設定するとともに、上記夫々において検
出された圧力が射出速度演算装置38及び射出速度制御
装置40を使用してスクリュー移動中に射出速度を制御
する基礎とする任意の順番または優先順位が予め設定さ
れる(STEP2)。
【0041】そして射出工程を開始する(STEP3)
と同時に、図1の型内樹脂圧力検知器18の上述した複
数の位置、バレル部樹脂圧力検知器27及びノズル部樹
脂圧力検知器28の夫々(または、もしもバレル部樹脂
圧力検知器27及びノズル部樹脂圧力検知器28の夫々
が上述した複数の位置で樹脂圧力を検知している場合に
はこれら複数の位置の夫々)、そして射出油圧検知器3
4の夫々が上述した予め設定されている順番に従い、ま
たは全てが同時に、対応している樹脂圧力または射出油
圧の検出を開始し(STEP4)、比較器20A,20
B,20C,20Dにおいて記憶装置42に設定されて
いたこれらの基準値の夫々と比較する(STEP5)。
【0042】ここにおいて射出速度が制御される方法は
次の3つの中から選択することが出来る。
【0043】(1)検出された圧力の値を射出速度を制
御する基礎とする順番が予め設定されている場合におい
て、現在検出されている圧力の値が現在圧力を検出して
いる順番において予め設定されている基準圧力の値を越
えた場合に、現在圧力を検出している順番において検出
圧力と基準圧力との差異を無くす修正値を演算して求め
(STEP6)、演算した修正射出速度に基づいて射出
速度制御装置40が油圧流体制御装置44を制御する
(STEP7)、そして次の圧力を検出する順番は現在
圧力を検出している順番において圧力の検出が開始され
てから所定の時間経過後に自動的に圧力の検出を開始
し、次の順番で検出された圧力の値が次の順番において
予め設定されている基準圧力の値を越えた場合に、次の
順番の検出圧力と基準圧力との差異を無くす修正値を演
算して求め(STEP6)、演算した修正射出速度に基
づいて射出速度制御装置40が油圧流体制御装置44を
制御する(STEP7); (2)検出された圧力の値を射出速度を制御する基礎と
する順番が予め設定されている場合において現在検出し
ている圧力の値が、現在検出している順番において予め
設定されている基準圧力の値を越えた後に検出圧力とこ
の基準圧力との差異を無くす為に演算(STEP6)し
て求め、演算した修正射出速度に基づいて射出速度制御
装置40が油圧流体制御装置44を制御する(STEP
7)、そして次の圧力を検出する順番は、その前の圧力
を検出する順番において修正値に従い射出速度が修正さ
れた結果としてその前の圧力を検出する順番において予
め設定されていた基準圧力以下になった時に、自動的に
圧力の検出を開始し、次の順番で検出された圧力の値が
次の順番において予め設定されている基準圧力の値を越
えた場合に、次の順番の検出圧力と基準圧力との差異を
無くす修正値を演算して求め(STEP6)、演算した
修正射出速度に基づいて射出速度制御装置40が油圧流
体制御装置44を制御する(STEP7);そして、 (3)検出された圧力の値を射出速度を制御する基礎と
する優先順位が予め設定されている場合において上述し
た複数の検知器18,27,28,34の夫々及び上述
した複数の位置の全てにおいて対応する圧力を同時に検
出させている間に、複数の検出された圧力の値の中で対
応する基準圧力の値を越えたものが1つあれば、この検
出圧力と基準圧力との差異を無くす修正値を演算して求
めて演算した修正射出速度に基づいて射出速度制御装置
40が油圧流体制御装置44を制御し(STEP7)こ
の修正値に従い射出速度を修正し、また複数の検出され
た圧力の値の中で対応する基準圧力の値を越えたものが
複数あれば、この中の優先順位の高いものの検出圧力と
対応する基準圧力との差異を無くす修正値を演算して求
め、演算した修正射出速度に基づいて射出速度制御装置
40が油圧流体制御装置44を制御し(STEP7)、
この修正値に従い射出速度を修正する。
【0044】そして、ここでは一定速度による射出速度
の減速を行うことが可能となっており、その場合の修正
値は A´=A−C×X;ここでA´は修正された射出
速度,Aは射出速度の初速,Cは減速係数,そしてXは
減速回数:により規定される。 図3には上述した3つ
の射出速度制御方法の中の1番目の射出速度制御方法に
従い射出速度が制御された例を示しており、ここでは図
1の型内樹脂圧力検知器18の上述した複数の位置の2
つの位置で検出した圧力の値に基づいて射出速度が制御
される場合が示されている。
【0045】図4には上述した3つの射出速度制御方法
の中の2番目の射出速度制御方法に従い射出速度が制御
された例を示しており、ここでは図1の型内樹脂圧力検
知器18の上述した複数の位置の2つの位置で検出した
圧力の値に基づいて射出速度が制御される場合が示され
ている。
【0046】図5には上述した3つの射出速度制御方法
の中の3番目の射出速度制御方法に従い射出速度が制御
された例を示しており、ここでは図1の型内樹脂圧力検
知器18の上述した複数の位置の2つの位置で検出した
圧力の値に基づいて射出速度が制御される場合が示され
ている。なお、太線は優先順位の高い方のセンサで検知
された型内樹脂圧力とそれにより射出速度が制御された
射出スクリュー位置の範囲を示している。
【0047】このようにして演算された射出速度の修正
値と修正が行われた射出スクリュー位置とは図1の記憶
装置42に記憶される(STEP8)。
【0048】次に射出スクリュー位置が射出スクリュー
移動終了位置に到達したかどうか(即ち、射出が終了し
たかどうか)が判断され(STEP9)、射出スクリュ
ー移動終了位置に到達していない場合には、STEP4
に戻る。
【0049】このようにして演算された射出速度の修正
値と修正が行われた射出スクリュー位置とは図1の記憶
装置42に記憶される(STEP8)。
【0050】次に射出スクリュー位置が射出スクリュー
移動終了位置に到達したかどうか(即ち、射出が終了し
たかどうか)が判断され(STEP9)、射出スクリュ
ー移動終了位置に到達している場合には、記憶装置42
に記憶された射出速度の複数の修正値,基準値と射出ス
クリュー移動終了位置までの範囲で修正が行われた射出
スクリュー位置が読み出され、最初に仮りに設定された
一定の射出速度及び修正が行なわれなかった射出スクリ
ュー位置と修正が行なわれなかった射出速度を考慮し
て、予め設定された所望の段数(3〜10段)を持つ所
望の射出速度パターン(例えば矩形や折線や勾配)への
変換が行われ(STEP10)、射出成形速度条件の自
動設定工程が終了される。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したことから容易に分るよう
に、この発明に従った射出成形機の射出成形速度条件自
動設定方法では、熟練した作業員ではなくとも少ない試
し打ちの数と短時間で容易に射出成形速度条件の設定を
行うことが出来るばかりでなく、より良好に射出成形速
度条件を設定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に従った射出成形機の射出
成形速度条件自動設定方法を実施する為の構成を概略的
に示す図である。
【図2】射出スクリュー位置と複数の圧力検出位置にお
ける検出圧力と複数の圧力検出位置において予め設定さ
れていた基準圧力との間の差異に基づく射出速度の制御
により射出成形速度条件が自動設定される様子を示す図
である。
【図3】射出速度が制御される第1の方法を示す図であ
る。
【図4】射出速度が制御される第2の方法を示す図であ
る。
【図5】射出速度が制御される第3の方法を示す図であ
る。
【符号の説明】
10a,10b…型凹所、12A,12B…ブロック、
14…射出成形型、18…型内樹脂圧力検知器、20
A,20B,20C,20D…比較器、22…射出成形
機、24…油圧式移動装置、26…加熱バレル、26a
…射出ノズル、27…バレル部樹脂圧力検知器、28…
ノズル部樹脂圧力検知器、30…射出スクリュー、32
…油圧式移動装置、34…射出油圧検知器、36…射出
スクリュー移動距離検知器、37…切り替えユニット、
38…射出速度演算装置、40…射出速度制御装置、4
2…記憶装置、43…油圧源、44…油圧流体流量制御
装置、46…射出速度設定変換装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/50 B29C 45/77

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 溶融材料をスクリューを移動させて射出
    成形型内に射出する射出成形機において、 射出成形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバレ
    ル,ノズル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工
    程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
    の関数として予め設定するとともに任意の一定射出速度
    でスクリューの移動を開始させ、 スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射出経
    過時間中またはスクリューの移動中に上記複数の箇所で
    溶融材料の圧力を予め設定された順序で検出し、検出し
    た溶融材料の検出圧力が上記基準圧力を越えている範囲
    において、検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速
    度の修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出速度
    を修正し、 上記範囲に対応する射出速度の修正値及び射出工程開始
    からの射出経過時間またはスクリューの移動距離を記憶
    手段に記憶し、所望の射出速度パターンに変換して射出
    成形速度条件として記憶手段から読み出す、 ことを特徴とする射出成形機の射出成形速度条件自動設
    定方法。
  2. 【請求項2】 溶融材料をスクリューを移動させて射出
    成形型内に射出する射出成形機において、 射出成形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバレ
    ル,ノズル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工
    程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
    において常に一定として設定するとともに任意の一定射
    出速度でスクリューの移動を開始させ、 スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射出経
    過時間中またはスクリューの移動中に上記複数の箇所で
    溶融材料の圧力を予め設定された順序で検出し、検出し
    た溶融材料の検出圧力が上記基準圧力を越えている範囲
    において、検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速
    度の修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出速度
    を修正し、 上記範囲に対応する射出速度の修正値及び射出工程開始
    からの射出経過時間またはスクリューの移動距離を記憶
    手段に記憶し、所望の射出速度パターンに変換して射出
    成形速度条件として記憶手段から読み出す、 ことを特徴とする射出成形機の射出成形速度条件自動設
    定方法。
  3. 【請求項3】 上記複数の箇所において検出される射出
    成形型内に射出される溶融材料の圧力が、射出成形型内
    に設けられ射出成形型内に射出された溶融材料の圧力を
    検出する型内溶融材料圧力センサ、射出成形機のノズル
    に設置されノズル内における溶融材料の圧力を検出する
    ノズル内溶融材料圧力センサ、射出成形機のバレルに設
    置されバレル内における溶融材料の圧力を検出するバレ
    ル内溶融材料圧力センサ、または射出成形機のスクリュ
    ー駆動油圧センサの中の複数のセンサにより検出され
    る、 ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の射出
    成形機の射出成形速度条件自動設定方法。
  4. 【請求項4】 上記型内溶融材料圧力センサが射出成形
    型内の複数の位置に設置されていることを特徴とする請
    求項3に記載の射出成形機の射出成形速度条件自動設定
    方法。
  5. 【請求項5】 上記修正値は A´=A−C×X;ここ
    でA´は修正された射出速度,Aは射出速度の初速,C
    は減速係数,そしてXは減速回数:により規定されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記
    載の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法。
  6. 【請求項6】 溶融材料をスクリューを移動させて射出
    成形型内に射出する射出成形機において、 射出成形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバレ
    ル,ノズル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工
    程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
    の関数として予め設定するとともに任意の一定射出速度
    でスクリューの移動を開始させ、 スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射出経
    過時間中またはスクリューの移動中に上記複数の箇所で
    溶融材料の圧力を検出し、検出した溶融材料の検出圧力
    が上記基準圧力を越えている上記複数の箇所の中で予め
    設定されている優先順位に従い、優先順位の高い箇所に
    おいて検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速度の
    修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出速度を修
    正し、 上記範囲に対応する射出速度の修正値及び射出工程開始
    からの射出経過時間またはスクリューの移動距離を記憶
    手段に記憶し、所望の射出速度パターンに変換して射出
    成形速度条件として記憶手段から読み出す、 ことを特徴とする射出成形機の射出成形速度条件自動設
    定方法。
  7. 【請求項7】 溶融材料をスクリューを移動させて射出
    成形型内に射出する射出成形機において、 射出成形型内に射出される溶融材料の基準圧力をバレ
    ル,ノズル,そして射出成形型の複数の箇所毎に射出工
    程開始からの射出経過時間またはスクリューの移動距離
    において常に一定として設定するとともに任意の一定射
    出速度でスクリューの移動を開始させ、 スクリューが移動を開始した射出工程開始からの射出経
    過時間中またはスクリューの移動中に上記複数の箇所で
    溶融材料の圧力を検出し、検出した溶融材料の検出圧力
    が上記基準圧力を越えている上記複数の箇所の中で予め
    設定されている優先順位に従い、優先順位の高い箇所に
    おいて検出圧力と基準圧力との差異をなくす射出速度の
    修正値を演算して求め、上記修正値に従い射出速度を修
    正し、 上記範囲に対応する射出速度の修正値及び射出工程開始
    からの射出経過時間またはスクリューの移動距離を記憶
    手段に記憶し、所望の射出速度パターンに変換して射出
    成形速度条件として記憶手段から読み出す、 ことを特徴とする射出成形機の射出成形速度条件自動設
    定方法。
  8. 【請求項8】 上記複数の箇所において検出される射出
    成形型内に射出される溶融材料の圧力が、射出成形型内
    に設けられ射出成形型内に射出された溶融材料の圧力を
    検出する型内溶融材料圧力センサ、射出成形機のノズル
    に設置されノズル内における溶融材料の圧力を検出する
    ノズル内溶融材料圧力センサ、射出成形機のバレルに設
    置されバレル内における溶融材料の圧力を検出するバレ
    ル内溶融材料圧力センサ、または射出成形機のスクリュ
    ー駆動油圧センサの中の複数のセンサにより検出され
    る、 ことを特徴とする請求項7または請求項8に記載の射出
    成形機の射出成形速度条件自動設定方法。
  9. 【請求項9】 上記型内溶融材料圧力センサが射出成形
    型内の複数の位置に設置されていることを特徴とする請
    求項8に記載の射出成形機の射出成形速度条件自動設定
    方法。
  10. 【請求項10】 上記修正値は A´=A−C×X;こ
    こでA´は修正された射出速度,Aは射出速度の初速,
    Cは減速係数,そしてXは減速回数:により規定されて
    いることを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に
    記載の射出成形機の射出成形速度条件自動設定方法。
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