JPH05332995A - 管内面検査装置 - Google Patents

管内面検査装置

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JPH05332995A
JPH05332995A JP13542092A JP13542092A JPH05332995A JP H05332995 A JPH05332995 A JP H05332995A JP 13542092 A JP13542092 A JP 13542092A JP 13542092 A JP13542092 A JP 13542092A JP H05332995 A JPH05332995 A JP H05332995A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
pipe
image pickup
light source
fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP13542092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigenori Kamimura
繁憲 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Steel Corp filed Critical Kawasaki Steel Corp
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Publication of JPH05332995A publication Critical patent/JPH05332995A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 管内面の蛍光磁粉探傷に用いられる検査装置
を提供する。 【構成】 伝送光ファイバとイメージファイバとで細径
の光通信ケーブル4を構成し、その一方の端部は光源1
と撮像カメラ2に接続されて水平保持され、またその先
端には撮像部5を接続保持するようにし、撮像カメラ2
からの可視化像をTVモニタ6で観察するとともに画像
処理部7を介してグラフィックプリンタ8に出力するこ
とにより、100 mm以下の細管であっても少なくとも端面
から152mmの深部までの内面検査を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼管などの管内面検査
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、電縫管や継目無管などの鋼管
の内面疵の有無を検査する際には磁粉探傷装置が一般的
に用いられる。この磁粉探傷装置は、磁性材料を磁化し
たときに欠陥付近に生じる漏洩磁場に微細な鉄粉あるい
は蛍光磁粉の溶液を散布し、その欠陥部に磁粉が凝集吸
着していわゆる磁粉模様を形成するを目視で観察するこ
とにより、欠陥の存在を検出する方式である。
【0003】ここで、磁粉として蛍光磁粉を用いる場合
は、鉄粉などの非蛍光磁粉を用いるのに比し、たとえば
ブラックライトなどの紫外線照射装置からの紫外線を照
射することにより鮮明な蛍光を発して欠陥の観察が容易
であり、またその使用量が1/10以下ですむなどの優れた
点があることから、よく採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た蛍光磁粉を用いた磁粉探傷検査装置を使用する場合に
はつぎのような問題がある。すなわち、管内径が100
mm以下の場合は、従来の紫外線照射装置のサイズが100
mmよりも大きいのが通常であるから、管深部まで紫外線
を照射するのが困難であること、また、API 5CT のス
ペックによれば、たとえば外径41/2 ″サイズ(114.3m
m )以下のチュービングの場合の管内面の磁粉探傷検査
の範囲は6″(152 mm)とすると規定されているにもか
かわらず、管内径が100 mm以下の場合は目視検査員が目
視で検査可能とされる範囲は約50mm以内であるため管内
面深部の欠陥検査が不可能で、スペック通りの検査がで
きないこと、などである。
【0005】本発明は、上記のような従来技術の有する
課題を解決した管内面検査装置を提供することを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、蛍光磁粉探傷
に用いられる管内面検査装置であって、紫外線を発生す
る光源と、撮像カメラと、伝送光ファイバとイメージフ
ァイバとで構成され、その先端に撮像部が接続保持され
るとともに他端に前記光源と撮像カメラが接続されて水
平保持される細径の光通信ケーブルと、前記撮像カメラ
に接続されるTVモニタおよび画像処理部と、この画像
処理部に接続されるグラフィックプリンタとからなるこ
とを特徴とする管内面検査装置である。
【0007】
【作 用】本発明によれば、管内に紫外線を照射する光
通信ケーブルを管内径よりも細い径としたので、管内径
がたとえ100 mm以下の細管であっても、その内面の少な
くとも管端部から152 mmの深部に存在する内面疵を検出
することが可能である。
【0008】
【実施例】以下に、本発明の実施例について、図面を参
照して詳しく説明する。図1は、本発明の実施例を示す
側面図である。図において、1は紫外線を発生する光源
であり、たとえば200 W程度の水銀キセノンランプが用
いられる。2はたとえばCCDなどの撮像カメラであ
り、検査ヤード付近に設けられる架台3に固定される。
4は光通信ケーブルであり、その一端が光源1と撮像カ
メラ2とに接続されて水平保持される。この光通信ケー
ブル4は、たとえば図2に示すように、伝送用光ファイ
バ4aとイメージファイバ4bとを一体的に組み合わせ
て構成したものである。ここで、伝送用光ファイバ4a
としてはたとえば外径dが200 μm の石英ファイバを20
0 本まとめて外径Dがたとえば20mmφで長さLがたとえ
ば5m として構成され、また、イメージファイバ4bと
してはたとえば30000 画素のものが用いられる。
【0009】5は、光通信ケーブル2の先端に接続保持
される撮像部であり、その径はたとえば15mmφ以下とさ
れる。なお、撮像部5の視野は前方あるいは側方が30°
の範囲とされる。この撮像部5からの撮像信号は撮像カ
メラ2において可視化処理され、TVモニタ6および画
像処理部7に伝送される。8は画像処理部7に接続され
るグラフィックプリンタである。また、9はモニタ、10
は検査されるパイプである。
【0010】このように構成された管内面検査装置の動
作について、以下に説明する。 まず、蛍光磁粉の散布されたパイプ10を図示しない
搬送ローラで搬送し、その先端が撮像部5に対して所定
の位置になるように位置決めしたのち、図3に示すよう
に、パイプ回転ローラ11で矢示方向に回転する。 光源1で発生した紫外線を光通信ケーブル4を介し
て撮像部5に伝送して、撮像部5からパイプ10内面の前
方または側方を照射する。 パイプ10内面の欠陥部の像を撮像部5により取り込
み、光通信ケーブル4を介して撮像カメラ2へ伝送す
る。 撮像カメラ2で可視化された欠陥像をTVモニタ6
を用いて観察する。 ついで、この欠陥像は画像処理部7によって信号処
理されてグラフィックプリンタ8にプリントアウトされ
る。
【0011】上記した本発明の管内面検査装置を用いて
外径88.9mmφ、肉厚6.4 mmの鋼管の内面を検査したとこ
ろ、管端部より152 mm(6″)の深部に存在する蛍光磁
粉模様を明瞭に目視観察することができた。なお、本発
明の管内面検査装置に用いられる光通信ケーブル4の長
さLをたとえば5m とすると、管内径が100 mm以下の細
管の場合は、管端部より少なくとも3m 以内の蛍光磁粉
探傷検査が可能である。
【0012】また、上記実施例において、光源1には紫
外線を発生するたとえば水銀キセノンランプを使用する
として説明したが、本発明はこれに限定するものではな
く、たとえば100 W程度のハロゲンランプから発光する
白色光を照射するようにしても同様の作用効果が得られ
ることはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、管
内径がたとえ100 mm以下の細管であっても、その内面の
少なくとも3m 以内に存在する欠陥部の磁粉模様を観察
することができるから、従来例の装置では不可能とされ
た管端部から152 mmの深部に存在する内面疵を検出する
ことが可能となり、製品の品質向上に寄与するところ大
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す側面図である。
【図2】本発明に用いられる光通信ケーブルの断面図で
ある。
【図3】本発明の動作の一部を説明する図である。
【符号の説明】
1 光源 2 撮像カメラ 3 架台 4 光通信ケーブル 4a 伝送用光ファイバ 4b イメージファイバ 5 撮像部 6 TVモニタ 7 画像処理部 8 グラフィックプリンタ 9 モニタ 10 パイプ 11 パイプ回転ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光磁粉探傷に用いられる管内面検査
    装置であって、紫外線を発生する光源と、撮像カメラ
    と、伝送光ファイバとイメージファイバとで構成され、
    その先端に撮像部が接続保持されるとともに他端に前記
    光源と撮像カメラが接続されて水平保持される細径の光
    通信ケーブルと、前記撮像カメラに接続されるTVモニ
    タおよび画像処理部と、この画像処理部に接続されるグ
    ラフィックプリンタとからなることを特徴とする管内面
    検査装置。
JP13542092A 1992-05-27 1992-05-27 管内面検査装置 Pending JPH05332995A (ja)

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JP13542092A JPH05332995A (ja) 1992-05-27 1992-05-27 管内面検査装置

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ID=15151321

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