JPH09117942A - 成形装置のモールドキャビティ内にプラスチック材料を導入し、その流れを制御する方法 - Google Patents

成形装置のモールドキャビティ内にプラスチック材料を導入し、その流れを制御する方法

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JPH09117942A
JPH09117942A JP8158523A JP15852396A JPH09117942A JP H09117942 A JPH09117942 A JP H09117942A JP 8158523 A JP8158523 A JP 8158523A JP 15852396 A JP15852396 A JP 15852396A JP H09117942 A JPH09117942 A JP H09117942A
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mold
injected
injection
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 モールドキャビティにプラスチック材料が詰
め込まれるのを防止するため、プラスチック材料を低圧
でモールドキャビティに正確に充填し、射出する方法を
提供する。 【解決手段】 プラスチック材料82は、連続的な溶融
前端84を保つことができ、かつ、プラスチック材料8
2がモールドキャビティ内で噴霧・飛散するのを防止す
るのに十分な速度で、モールドキャビティ内に射出され
る。所定の量の材料がモールドキャビティに入ると、連
続的な溶融前端を保つような速度−指令の制御アルゴリ
ズムに基づいて材料を射出する。モールドキャビティが
所定の充填程度に達したならば、この速度−指令の制御
アルゴリズムを圧力−指令の制御アルゴリズムに切り替
えて、成形工程の終了点を行き過ぎるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック物品
を成形する方法、より具体的には、モールドユニットに
対してプラスチック材料を過剰に充填することなく、射
出工程を増分量毎に監視することによりプラスチック物
品を成形する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】射出成形機械は、全体として、二つの部
分から成るモールドユニットを備えており、その一方の
モールド部分は静止型であり、また、端部のゲート開口
部を有している。このゲート開口部は、モールドユニッ
トにより形成されたキャビティ内に熱可塑性材料を射出
することを可能にする。もう一方のモールド部分は、静
止型のモールド部分から離れた開放位置と、二つのモー
ルド部分がモールドキャビティを形成し得るように密封
して接触係合する閉鎖位置との間にて略可動である。
【0003】モールドキャビティが形成されたならば、
往復運動型スクリュー又は同様の射出装置を使用して、
プラスチック材料をモールドキャビティ内に射出し、こ
のキャビティ内にて、材料が時間の経過に伴って硬化す
る。プラスチック材料を射出する間に、モールドユニッ
トは、典型的に冷却される。この冷却により、プラスチ
ック材料はより迅速に硬化され、このため、モールドユ
ニットを使用して、そのモールドユニットが冷却されな
いときの数よりも多数のプラスチック物品を成形するこ
とが可能となる。プラスチック材料をモールドキャビテ
ィ内に射出すると、プラスチック材料の前縁は、溶融前
端を形成し、この前端は、モールドキャビティが充填さ
れたに伴ってモールドキャビティを横断するように拡が
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このプ
ラスチック材料は、溶融前端が余りにも急激に硬化し
て、モールドキャビティを塞ぐのを防止するため、高圧
にて極めて迅速にモールドキャビティ内に典型的に射出
される。この高圧の射出のため、滑らかな溶融前端は破
断され、プラスチック材料はモールドキャビティ内に断
続的に吹き込まれる。従って、連続した対称状の溶融前
端がモールドキャビティを均一に充填せずに、プラスチ
ック材料は、モールドキャドティの全体に充填され、こ
れにより、キャビティは非対称に充填される。この非対
称の充填は、プラスチックがモールドキャビティのあら
ゆる部分を充填するのを妨げるという望ましくない作用
をする。従って、プラスチック材料をモールドキャビテ
ィ内に充填するとき、モールドキャビティの一部分は、
その他の部分よりも先に充填され、このため、プラスチ
ック材料が不規則に硬化される結果となる。典型的な高
圧の射出によるモールドの充填に伴うもう一つの問題点
は、かかるモールドキャビティを断続的充填することを
解消するため圧力が必要とされることである。ガラス水
差しを高圧のホースで完全に充填するのが困難であるの
と同様に、モールドキャビティを高圧の射出技術で完全
に充填することは困難である。キャビティが充填される
と、プラスチック材料は逆流し始めて、乱流を生じて、
クランプ圧力及び射出圧力をより高圧にしなければなら
ない。
【0005】従来技術の方法に伴う非対称の充填及び逆
流を解消し、また、モールドキャビティがプラスチック
材料で完全に充填するようにするため、モールドキャビ
ティの容積よりも大きい容積のプラスチック材料をモー
ルドキャビティ内に射出しそのプラスチックが硬化する
まで、高圧状態に保つ。過剰な量の材料をモールドキャ
ビティ内に射出するためには、モールドキャビティ内に
材料を詰め込むため圧力を急激に上昇させること、即
ち、「圧力の急激な上昇(スパイク)」を必要とする。
モールドキャビティに過剰な量のプラスチック材料で
「詰め込む」間に、成形工程中にモールドキャビティは
完全に充填され、圧力の急激な上昇により、モールド部
分に著しく高圧の外方への圧力が作用して、モールド部
分及び締め付け装置の摩耗を増大させる。従来技術の成
形工程に伴う圧力の急激な上昇に対応すべくモールドユ
ニットを鋼で製造するにも拘らず、こうしたモールドキ
ャビティは過早に磨耗して、修理のためにモールドユニ
ットを製造メーカに返却しなければならないことが多
い。この磨耗のひどさ、及び製造メーカの修理予定に対
応して、その磨耗したモールドユニットは数週間、稼働
し得ない。亀裂の入ったモールドユニットの修理に伴う
製造のロスは、全体として極めてコスト高となる。
【0006】モールド部分に加わる外圧力が増す結果、
モールド部分は互いに離れる方向に動く場合もある。モ
ールド部分が動いて分離すると、そのモールド部分の間
の分離線の内部にプラスチック材料が浸み込む。この
「バリ」は、完成したプラスチック部品の外観上、望ま
しくないのみならず、材料の無駄を生じ、また、モール
ド部分の間に不均一な分離線を形成することにもなる。
締め付け装置が分離線の間で硬化するプラスチックに対
してモールド部分を共に押しつけると、分離線は変形し
且つ不均一となり、これにより、その後の成形品により
顕著なバリを形成することになる。
【0007】従来技術の高圧の成形技術に伴うもう一つ
の問題点は、モールドキャビティに投入する材料の量を
増大させる必要があり、また、有限の容積のモールドキ
ャビティ内に詰め込まれる材料の量が増大するために、
成形部品の全体に亙って圧力勾配が形成される点であ
る。ある場合によっては、この圧力勾配は極めて大き
く、完成したプラスチック物品が反る場合もある。その
反りが過大であるならば、プラスチック物品は設計の許
容公差に適合し得ない。
【0008】非対称の充填及び逆流を回避するため、成
形工程の全体を通じて、モールドキャビティをゆっくり
と充填することが望ましいが、モールド内で不均一な硬
化及び詰まりを生ぜずにプラスチック材料をゆっくりと
射出することは困難である。モールドキャビティが余り
にもゆっくりと充填されるならば、モールドキャビティ
内に射出すべきプラスチック材料の第一の部分は、その
プラスチック材料の他の部分を依然として射出されてい
るときに、硬化し始める。この過早の硬化の結果、充填
工程中にモールドキャビティが詰まる。かかる詰まりが
生じると、成形工程を停止し、部分的に硬化した材料を
排出しなければならないため、かかる詰まりは、特に望
ましくない。
【0009】上述の従来技術に伴う問題点は、本発明に
より実質的に解消される。
【0010】本発明の一つの目的は、従来のプラスチッ
ク射出モールドユニットよりも締め付け力が少なくて済
む、射出プラスチック物品を成形する方法を提供するこ
とである。
【0011】本発明のもう一つの目的は、プラスチック
物品に圧力勾配又は反りを生ぜずに、射出成形プラスチ
ック物品を製造する方法を提供することである。
【0012】本発明のもう一つの目的は、成形工程にお
ける材料コストを削減する、射出成形プラスチック物品
を成形する方法を提供することである。
【0013】本発明の更に別の目的は、より均一な再現
可能なプラスチック物品を製造する射出成形プラスチッ
ク物品を成形する方法を提供することである。
【0014】本発明のもう一つの目的は、モールドユニ
ットのモールドキャビティを正確に充填する方法を提供
することである。
【0015】本発明の上記及びその他の目的は、以下の
詳細な説明、添付図面及び特許請求の範囲を参照するこ
とにより明らかになるであろう。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明により、上述した
問題点を解決することを提案するものである。この目的
のため、連続的な溶融前端を保つ方法にて射出成形機械
の作動を指令し且つ制御する方法が提供される。第一の
モールド部分及び第二のモールド部分が提供され、これ
らの第一のモールド部分及び第二のモールド部分は、第
二のモールド部分を第一のモールド部分と密封係合する
ように押し込んだとき、プラスチック物品を成形するモ
ールドキャビティを形成する。成形工程を開始するため
には、第二のモールド部分を第一のモールド部分と密封
係合するように押し込み、モールドキャビティが形成さ
れるようにする。射出装置がモールドキャビティと作用
可能な係合状態にて提供され、また、射出装置により、
プラスチック材料がモールドキャビティ内に射出され
る。プラスチック材料の前縁に沿って連続的な溶融先端
が形成されるようにプラスチック材料をモールドキャビ
ティ内に投入する量にてプラスチック材料の射出が行わ
れる。プラスチック材料の前縁に沿って連続的な溶融前
端が維持される間に、プラスチック材料をモールドキャ
ビティ内に射出する速度を増大させる。プラスチック材
料をモールドキャビティ内に射出するときの圧力は、そ
の後に、モールドキャビティがプラスチック材料で完全
に充填される前に、低下させる。この圧力の低下によ
り、モールド半体を共に保持するが、モールドキャビテ
ィが完全に充填されないようにするのに必要とされる締
め付け圧力が著しく軽減される。
【0017】本発明の好適な実施例において、可変容
積、圧力補償の液圧ポンプを使用して、プラスチック材
料の射出を制御する一方、中央処理装置を可変容積、圧
力補償の液圧ポンプと、ショット寸法トランスデューサ
との双方に作用可能に接続させて、モールドキャビティ
に入るプラスチック材料を監視する。好ましくは、プラ
スチック材料は射出装置内にあるものが投入されるよう
にする。中央処理装置は、射出装置を作動させて、プラ
スチック材料をモールドキャビティ内に射出し、その射
出状態は、当初の速度−指令の制御アルゴリズムにより
指令を受ける。ショット寸法トランスデューサを介し
て、この中央処理装置は、所定の寸法の増分量にて、モ
ールドキャビティに入るプラスチック材料の量を監視す
る。この中央処理装置は、当初の速度−指令の制御アル
ゴリズムからより迅速な速度−指令の制御アルゴリズム
まで射出速度を増大させる。この射出速度の増加は、プ
ラスチック材料の増分量の約10%がモールドキャビテ
ィに入った後に行われる。
【0018】この中央処理装置は、増分量の約70%が
モールドキャビティ内に射出されるまで、モールドキャ
ビティに入るプラスチック材料の増分量の数を監視し続
ける。このとき、中央処理装置は、射出装置を作動させ
て、圧力−指令の制御アルゴリズムに基づいてプラスチ
ック材料射出する。この圧力−指令の制御アルゴリズム
により、プラスチック材料は、より迅速な速度−指令の
制御アルゴリズムよりもゆっくりとモールドキャビティ
内に射出される。この圧力の低下により乱流が解消さ
れ、モールドキャビティをプラスチック材料で完全に充
填し、これにより、モールドキャビティをプラスチック
材料で過剰に充填することが不要であるようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】
【0020】
【実施例】図面において、モールドユニット12と、モ
ールドフレーム14と、液圧ピストン16(図2)とを
備える、成形装置10が図示されている。該モールドフ
レーム14は、ナット24により第一の板20及び第二
の板22に固着された4つの円筒状支持バー18から成
っている。キャリッジ26が該キャリッジ26の隅部を
貫通する孔を通じて、支持バー18に摺動可能に取り付
けられている。支持ブロック28には、孔が形成されて
おり、また、該支持ブロック28は、キャリッジ26の
隅部に取り付けられて、キャリッジ26が支持バー18
に沿って摺動するとき、該キャリッジ26に更なる支持
体を付与する。プラテン30がキャリッジ26に固着さ
れて、キャリッジ26に亙って力を均一に分配する。プ
ラテン30には、ピストンラム32が固着されている。
該ピストンラム32は、第二の板22の中心部に形成さ
れた孔を貫通し、また、該ピストンラム32は、液圧シ
リンダ34に接続されている。これらの液圧シリンダ3
4及びピストンラム32が、液圧ピストン16を構成す
る。
【0021】プラテン30と対向するキャリッジ26の
側には、第一のモールド部分36が固着されている。こ
の第一のモールド部分36は、第二のモールド部分38
と密封係合し、モールドキャビティ40(図2)を形成
する。これら第一のモールド部分36及び第二のモール
ド部分38により画成されたモールドキャビティ40の
寸法は、成形されるプラスチック物品の形状を画成す
る。第二の成形部分38は、第一のモールド部分20に
固着される一方、この第一のモールド部分20は、モー
ルドフレーム14のモールド支持バー18に固着され
る。第一の板20が第一の対の支持脚部42に固着さ
れ、また、第二の板22は第二の対の支持脚部44に固
着される。これらの支持脚部42、44は、成形工程に
適した高さ位置にモールドユニット12を位置決めす
る。
【0022】第一の板20には、入口スプルー46が形
成されており、該入口スプルー46は、第一のモールド
部分36(図2)に設けられたランナー48に接続す
る。この方法は、従来技術の方法よりも遅い射出速度を
採用するため、このスプルー46の寸法は、従来技術の
スプルーよりも大きいことが好ましい。この大きいスプ
ルー46は、該スプルー46を通じてより多量のプラス
チック材料82がモールドキャビティ40に入ることを
許容する。従来技術の加熱したスプルーと異なり、本発
明のスプルー46は、その寸法が大きいために、加熱す
る必要がない。ランナー48は、プラスチック材料がこ
のスプルー46からモールドキャビティ40内に流れる
のを許容する。
【0023】入口スプルー46と作用可能な係合状態で
設けられているのは、射出組立体50であり、該射出組
立体50は、プラスチック材料を準備し、そのプラスチ
ック材料をモールドキャビティ40(図2)内に射出す
る。射出組立体50には、主フレーム54により支持さ
れた射出外筒52が設けられている。ノズルユニット5
6が射出外筒52の一端に設けられ、また、ホッパ58
が射出ピストン52の頂部に取り付けられている。この
射出外筒52内に同軸状に配置されているのは、プラス
チック材料82を射出外筒52及びノズルユニット56
に向けて可塑化し且つ駆動するフライト(図示)が取り
付けられた往復運動スクリュー60である。可変容積、
圧力補償の液圧ピストン62が射出外筒52に固着さ
れ、該ピストン62は、射出成形工程中、射出スクリュ
ー60を射出外筒52に関して駆動する働きをする。こ
の射出組立体50には、大きい回転モータ72が設けら
れており、該回転モータ72は、射出スクリュー60を
回転させて、射出前に、プラスチック射出材料82を可
塑化する。
【0024】ノズルユニット56は、キャリッジ64を
主フレーム54に関して往復運動されたときに、スプル
ー46と作用可能に関係する状態に出入りするように駆
動可能である。この往復運動は、キャリッジ64と主フ
レーム54との間で回動可能に相互に接続された複動シ
リンダ66の作用に応答可能である。この複動シリンダ
66の作用は、キャリッジ64上に設けられた制限部材
70と協働可能に係合するように主フレーム54上に取
り付けられた線形アクチュエータ68により制御され
る。
【0025】射出組立体50は、中央処理装置74に作
用可能に結合され、また、該中央処理装置は、射出工程
の進行状態を監視し、この工程に関する応答情報を射出
組立体50(図2)にフィードバックする。好適な実施
例において、この中央処理装置74は、パーソナル・コ
ンピュータであるが、この中央処理装置74は、勿論、
プラスチック射出工程の進行を制御し、また、これに応
答して射出を制御することができる任意のシステムとし
てもよい。プラスチック材料の射出速度を監視するた
め、ショット寸法トランスデューサ76が射出スクリュ
ー60に結合されており、この射出スクリュー60が移
動する距離を監視する。このショット寸法トランスデュ
ーサ76は、射出スクリュー60の動きをモールドキャ
ビティ40内に射出されるプラスチック材料の所定の量
と相関させる線形アクチュエータである。射出組立体5
0内の各増分量のプラスチック材料がモールドキャビテ
ィ40内に射出されるに伴い、ショット寸法トランスデ
ューサ76は、射出スクリュー60の関係する増分動作
を監視する。このショット寸法トランスデューサ76
は、典型的な成形工程の場合、約4,000増分量に相
当する1g以下のプラスチック材料の増分量を測定する
ことが好ましい。
【0026】プラスチック材料がモールドキャビティ4
0内に射出されるときの圧力を監視するため、圧力モニ
ター78が液圧ポンプ62(図2)に作用可能に結合さ
れている。また、この液圧モニター78は、中央処理装
置74にも接続されている。中央処理装置74は、射出
制御装置80に作用可能に結合される一方、該射出制御
装置80は、プラスチック材料82の射出を操作し得る
ように液圧ポンプ62に結合されている。
【0027】成形工程を開始するためには、第一のモー
ルド部分36を液圧ピストン16(図2)により第二の
モールド部分38と密封係合するように押し付ける。モ
ールド部分36、38が押し付けられて、モールドキャ
ビティ40を形成するように密封係合したならば、複動
シリンダ66は、射出組立体50のノズルユニット56
を駆動して射出スプルー46と係合させる。プラスチッ
ク材料82をホッパ58内に投入し、往復運動型スクリ
ュー60をモータ72により回転させ、プラスチック材
料82を可塑化し、また、プラスチック材料82をホッ
パ58から射出外筒52内に搬送する。この往復運動型
スクリュー60は、当該技術分野で周知である可変の背
圧逃し弁(図示せず)に作用可能に結合されている。可
塑化工程中に中央処理装置74により逃し弁に送られた
命令は、プラスチック材料82がモールドキャビティ4
0内に射出される前に、プラスチック材料82の状態を
増分量毎に決定する。
【0028】射出外筒52が適正が可塑化されたプラス
チック材料82で充填されたならば、液圧ポンプ62
は、往復運動型スクリュー60をノズルユニット56の
方向に押し出す。これにより、可塑化されたプラスチッ
ク材料82は、射出外筒52からスプルー46及びラン
ナー48に搬送される。プラスチック材料82は、ラン
ナー48からモールドキャビティ40(図2及び図4
a)に入る。第一のモールド部分36及び第二のモール
ド部分38は、プラスチック材料82がモールドキャビ
ティ40の壁に硬化するのを防止するため一定の温度に
保つことが好ましい。これは、硬化を速め、これによ
り、生産量を増すため、モールド部分を著しく冷却させ
る従来技術の方法と完全に異なる点である。
【0029】モールドキャビティ40内へのプラスチッ
ク材料82の最初の射出は、従来技術の方法よりも著し
く遅い所定の速度で行われる。従来技術の方法では、プ
ラスチック材料82は、モールドキャビティ40の全体
に亙って飛散され、その結果、望ましくない非充填の空
隙が生じる。本発明の方法では、この所定の速度は、著
しく遅く、このため、プラスチック材料82は、図4a
に図示するように、連続的な溶融前端84を伴ってモー
ルドキャビティ40に入る。この所定の最初の射出速度
は、試行錯誤により決定することができる。この最初の
注射速度が余りにも速いと、モールドキャビティ40に
入るプラスチック材料82は、図3aに示すように飛散
する。この飛散は、従来技術で使用される高圧の結果に
よるものであり、図3b及び図3cに図示するように、
モールドキャビティが非対称に充填される結果となる。
この非対称の充填の結果、図3b乃至図3cに図示する
ように、各種の非充填部分86があるモールドキャビテ
ィ40となる。こうした非充填部分86は、モールドキ
ャビティ40を中心として不規則に分散されるため、そ
の前の速度にてより多くのプラスチック材料82を加え
るだけではこうした部分86を充填することはできな
い。
【0030】こうした一部分、非充填部分が生ずる問題
点を解決するため、従来技術は、極めて高圧にて余分な
量のプラスチック材料82をモールドキャビティ40内
に「詰め込む」工程を行う。この高圧により締付け装置
に過剰な応力が加わり、内部の圧力勾配により硬化した
完成部品が形成される。この圧力勾配の結果、完成製品
に反りが生じ、極端な状況のときは、プラスチック物品
は使用不能であるとして廃棄しなければならなくなる。
また、この高圧の結果、「バリ」が生じ、このため、成
形工程中、材料がモールド部分の間に浸み込む可能性が
ある。一部の従来技術の製品にみられるこの「バリ」
は、充填工程中に生ずる極端な圧力のため、モールド部
分が僅かに十分に離反されるときに形成され、そのた
め、プラスチック材料が分離線に沿って浸み込む可能性
がある。プラスチックは硬化するに伴い、完成したプラ
スチック物品には、モールドユニットの分離線に沿っ
て、硬化したプラスチックの畝状部分が生じる。このバ
リは、望ましくなく且つ無駄であることに加えて、クラ
ンプがその硬化したプラスチックに対してモールド部分
を共に押し付けようとするとき、時間の経過と共に、モ
ールド部分に過早の磨耗を生ずる可能性がある。
【0031】本発明の好適な実施例において、モールド
部分36、38が互いに関して動く動作は、人間(図示
せず)が監視し、手操作で補正命令を入力することがで
きる。一連の成形工程に亙って、モールド部分36、3
8を観察することにより、操作者は、中央処理装置74
をプログラム化して、バリを生じたり、モールドキャビ
ティ40内に不適当な圧力を発生させずに、モールドキ
ャビティ40を充填するのに丁度、十分な程度まで射出
圧力を低下させることができる。これと代替的に、中央
処理装置74が、線形トランスデューサ(図示せず)を
介してモールド部分36、38の動作を自動的に「観察
し」、また、所望の射出圧力が達成されるまで、最終的
な射出圧力を調節するようにソフトウェアを作成しても
よい。
【0032】図4aに図示するように、プラスチック材
料82がモールドキャビティ40に入ると、モールドキ
ャビティ40内には、最初の連続的な溶融前端84が形
成される(図2及び図4a)。当初の射出速度を決定す
るため、ショット寸法トランスデューサ76の動作を中
央処理装置74により射出時間に対して相関させる。こ
のショット寸法トランスデューサ76は、1g以下の増
分量にてプラスチック材料82がモールドキャビティ4
0内に射出される状態を監視し得るよう相関されている
ため、このショット寸法トランスデューサ76は、往復
運動型スクリュー60の増分量毎の動作を検出し、モー
ルドキャビティ40内に射出されるプラスチック材料の
各増分量毎に、この情報を中央処理装置74に伝達す
る。
【0033】この射出工程中、飛散及びモールドの非対
称の充填を回避すべく、溶融体の前端には手を触れない
ようにすることが有利である。モールドキャビティ40
内により多くの材料が射出されるに伴い、溶融前端84
は、図4bに図示するように、より大きく成長する。溶
融前端84の表面積が大きくなればなる程、プラスチッ
ク材料82は、溶融前端84を破断させずに、より高速
度にてモールドキャビティ40内に射出することができ
る。溶融前端84の表面積が成長する速さよりも速くな
い速度まで射出速度が増す限り、この速くなった射出速
度が、溶融前端84の任意の特定の箇所に沿って実際の
圧力を上昇させることはない。
【0034】図1に図示するように、中央処理装置74
は、プラスチック材料82の1g増分量の10%がモー
ルドキャビティ40内に射出された(図1、図2及び図
4a)という情報をショット寸法トランスデューサ76
から受け取る迄、プラスチック材料82は、最初の所定
の射出速度にてモールドキャビティ40内に射出され
る。この増分量の10%が射出されたならば、中央処理
装置74は、射出制御装置80を作動させて、モールド
キャビティ40内に射出されたプラスチック材料82の
量に比例して射出速度を速める。任意の所定の時点にお
ける溶融前端84の表面積は、概ねモールドキャビティ
40内に射出されたプラスチック材料82の量に比例す
るため、モールドキャビティ40内に射出されたプラス
チック材料82の量に比例して射出速度を速める結果、
溶融前端84の表面積に比例する射出速度が速くなる。
プラスチック材料82の約2%乃至50%がモールドキ
ャビティ40内に射出された後に、この速度を速めるこ
とを開始することができることに注目すべきである。
【0035】モールドキャビティ40内にプラスチック
材料82の増分量の20%が射出される(図1、図2及
び図4)迄、溶融前端84の表面積に比例して射出速度
が速められる。しかしながら、溶融前端の表面積に比例
して射出速度を無制限に速くすれば、遅くすることが困
難な望ましくない程に速い射出速度となる。従って、モ
ールドキャビティ40内にプラスチック材料82の増分
量の20%が射出された後、射出速度−指令の制御アル
ゴリズムを使用して射出を続行し、溶融前端84が望ま
しい射出速度に保たれるようにする。図5に図示するよ
うに、本発明の方法の好適な実施例において、モールド
キャビティの約20%が充填される迄、射出速度を増
し、この時点で、モールドキャビティ40の約70%が
充填される迄、射出速度を一定状態で減速させる。射出
速度が増し始めた後の任意の時点で速度−指令の制御ア
ルゴリズムを作動させ、また、モールドキャビティ40
の95%が充填される前にその加速を中止することが好
ましい。モールドキャビティ40内にプラスチック材料
82が射出される速度を制御する正確な速度−指令アル
ゴリズムは、極めて重要なものではなく、特定のモール
ドキャビティ40のモールドの流れ分析に基づき、望ま
しい充填特性が得られるように特別に設計することがで
きる。しかしながら、図5に図示するように、モールド
キャビティ40の95%が充填されるはるか以前に、射
出速度を減速させ始めて、モールドキャビティ40がそ
の容量限度まで充填されるとき、望ましくない逆流及び
飛散を回避ことが望ましい。
【0036】モールドキャビティ40内にプラスチック
材料82の増分量を射出する任意の時点にて、必要とさ
れる圧力が所望の圧力を上回るとき、中央処理装置74
は、大部分のプラスチック材料82を射出するのに使用
される速度−指令の制御のアルゴリズムではなくて、圧
力−指令の制御アルゴリズムに基づいて、射出制御装置
80を作動させて、プラスチック材料82を射出するこ
とができる。この圧力−指令の制御アルゴリズムは、従
来技術の方法に伴う逆流及び乱流を防止するためにプラ
スチック材料82がモールドキャビティ40内に射出さ
れるときの圧力を低下させる。従来技術はプラスチック
材料82がモールドキャビティ40を充填するときの射
出圧力とその速度とを何等相関させないから、モールド
キャビティ40の充填の停止点を予測する手段が何もな
い。このため、従来技術において、乱流及び逆流を防止
するため圧力を正確に低下させる手段が何もない。その
代わり、従来技術の方法は、過剰な流動量のプラスチッ
ク材料をモールドキャビティ内に押し戻すため、最終圧
力を実際に上昇させる。
【0037】速度−指令の制御アルゴリズムと同様に、
本発明の圧力−指令の制御アルゴリズムは、特定のモー
ルドキャビティ40のモールド流れ特性に基づいて決定
し且つその速度−指令の制御アルゴリズムが開始された
後の任意の時点で開始することができるが、プラスチッ
ク材料82の増分量の50%がモールドキャビティ40
内に射出された後に開始されることが好ましい。中央処
理装置74は、圧力モニター78から入力を受け取っ
て、プラスチック材料82に圧力を保つ。この圧力は、
プラスチック材料82を飛散させたり、又は、溶融前端
84がモールドキャビティ40の充填前(図2及び図4
c)に破れることなく、モールドキャビティ40を完全
に充填するのに十分であることが好ましい。
【0038】図6に図示するように、射出工程の最後の
段階にて、溶融前端84が何らかの異常を生ずるのを防
止し得るようにこの圧力を保つ。図4cに図示するよう
に、本発明の方法は、モールド40の全体を均一に充填
し、これにより、過剰な射出速度及び破れた溶融前端
(図3c)により形成される未充填部分86を充填する
のに必要とされる従来技術の「詰め込み」技術を不要に
する。中央処理装置74は、射出制御装置80を作動さ
せて、プラスチック材料82を適当な時点にてモールド
キャビティ40内に射出し、モールドキャビティ40を
正確に充填する。モールドキャビティ40を充填するの
に必要とされる正確な量のプラスチック材料82をモー
ルドキャビティ40に提供することにより、従来技術の
充填方法に比して材料の節約が図られる。この中央処理
装置74は、モールドキャビティ40の迅速な充填とそ
の正確な充填とを適正に釣り合わせるべく、ショットの
寸法を速度−指令の射出と圧力−指令の射出とを調和さ
せることが好ましい。
【0039】従来技術の成形サイクルの終了時付近にお
いて、プラスチック材料がモールドキャビティの端部に
達し且つ逆流し始めたとき、圧力が急激に上昇する。こ
の圧力は、射出ゲートに戻され、この最終圧力に抗して
モールド部分を共に保持するためには、大きい締付け力
が必要とされる。硬化工程中、この圧力はプラスチック
材料の全体に分散されるため、仕上がった部品は、成形
時の応力を有することが多く、このため、部品が弱体化
したり、又は脱色する可能性がある。本発明において
は、詰込みは解消されるため、成形工程中にモールドキ
ャビティ40を保持するための締付け力はより小さくて
よく、また、成形時の応力も軽減される。従来技術の成
形工程において、モールド部分を共に保持するために
は、平方インチ当たり2.5乃至3トンの締付け圧力が
必要とされる一方、本発明によれば、同様の部品を成形
するときに、平方インチ当たり0.5乃至1トンの締付
け圧力があればよい。
【0040】本発明は、成形工程の終了時における急激
な圧力の上昇を解消するから、モールド部分36、38
に必要とされる長さはより短くしてよい。従って、モー
ルド部分を製造するためにより軽量のアルミニウムを使
用することができる。更に、その鋼製のモールド部分が
圧力により破断する可能性のある従来技術の成形機械に
は、本発明のアルミニウム製のモールド部分36、38
を後から取り付けることができる。このことは、本発明
の方法を使用して、成形機械を迅速に再作動させること
を可能にする。また、この締付け力の軽減は、より低廉
で軽量且つ小型のクランプを使用することを可能にす
る。更に、モールド部分36、38に加わる応力が少な
くなるから、本発明のモールド部分が破損する可能性は
小さくなり、このため、それに伴うコスト高となる不稼
働時間の機会も少なくなる。
【0041】モールドキャビティ40が充填されたなら
ば、プラスチック材料82は、モールドキャビティ40
内で硬化することが可能となる(図2及び図4c)。プ
ラスチック材料82が硬化したならば、液圧ピストン1
6を作動させて可動のモールド部分36を静止型モール
ド部分38から離れるように動かし、その硬化したプラ
スチック材料82がモールド装置10から除去し得るよ
うにする。本発明は、従来技術の硬化段階中における過
剰な圧力を解消するから、形成されるプラスチック物品
には、圧力勾配及び反りが存在しない。このことは、本
発明がより均一で再現可能なプラスチック物品を製造す
ることを可能にする。
【0042】好適な実施例において、速度−指令の制御
アルゴリズム及び圧力−指令の制御アルゴリズムは、シ
ョットの全体に亙って協働して作用し、速度−指令の制
御アルゴリズムは、指導的な要素となり、また、圧力−
指令の制御アルゴリズムは、上方限界点として使用され
る。射出工程中、速度−指令の制御アルゴリズムにより
要求される圧力が圧力−指令の制御アルゴリズムの上限
値に達したとき、この圧力−指令の制御アルゴリズムが
取って代わって、射出行程を完了させる。従って、好適
な実施例のアルゴリズムは次のようになる。
【0043】実際の圧力が射出圧力の設定限界値以下の
とき、実際の射出速度=要求される射出速度。
【0044】実際の射出速度は低下し実際の圧力が射出
圧力の所定の限界値を超えるのを防止する。
【0045】上記の説明及び図面は本発明の一例を示す
ものに過ぎない。本発明は、特許請求の範囲で限定する
場合を除いて、上記の説明にのみ限定されるものではな
く、当業者は、この開示内容から、本発明の範囲から逸
脱せずに、その応用例及び変更を加えることが可能であ
る。例えば、成形工程中、モールド部分36、38の一
方又はその双方に対して織り地を保持し、成形された織
り地被覆を有する完成プラスチック物品を提供すること
も本発明の範囲に属すると考えられる。本発明の大きい
スプルー46、及び遅い射出速度は、従来技術の方法と
比べて、織地に皺が寄ったり又は裂ける可能性を少なく
する。また、速度−指令の制御アルゴリズムを開始し且
つ圧力−指令の制御アルゴリズムに切り替える上記の時
点は、特定のモールドキャビティのモールド流れ特性の
分析の特定の値が得られるように、操作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を示すフローチャートである。
【図2】本発明の成形装置の側面図である。
【図3】3aは、モールドキャビティを通るプラスチッ
ク材料の進行状態を示す、一部断面図とした従来技術の
モールドキャビティの平面図である。3bは、図3aと
同様のモールドキャビティの平面図である。3cは、図
3aと同様のモールドキャビティの平面図である。
【図4】4aは、モールドキャビティを通るプラスチッ
ク材料の進行状態を示す、一部断面図とした本発明のモ
ールドキャビティの平面図である。4bは、図4aと同
様のモールドキャビティの平面図である。4cは、図4
aと同様のモールドキャビティの平面図である。
【図5】本発明の成形工程中の射出速度のグラフ図であ
る。
【図6】本発明の成形工程中の射出圧力のグラフ図であ
る。
【符号の説明】
10 成形装置 12 モールドユニ
ット 14 モールドフレーム 16 液圧ピス
トン 18 支持バー 20 第一の板 22 第二の板 24 ナット 26 キャリッジ 28 支持ブロック 30 プラテン 32 ピストンラム 34 液圧シリンダ 36 第一のモール
ド部分 38 第二のモールド部分 40 モールド
キャビティ 42 第一の支持脚部 44 第二の支持脚
部 46 スプルー 48 ランナー 50 射出組立体 52 射出外筒 54 主フレーム 56 ノズルユニッ
ト 58 ホッパ 60 射出スクリュ
ー 62 液圧ピストン 64 キャリッジ 66 複動シリンダ 68 アクチュエー
タ 70 制限部材 72 回転モータ 74 中央処理装置 76 トランスデュ
ーサ 78 圧力モニター 80 射出制御装置 82 プラスチック材料 84 溶融前端

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 成形工程の全体に亙って、射出したプラ
    スチック材料に連続的な溶融前端を保つように、成形装
    置のモールドキャビティ内にプラスチック材料を導入
    し、その流れを制御する方法において、 (a)第一のモールド部分を提供するステップと、 (b)前記第一のモールド部分と密封係合状態に押し付
    けたとき、プラスチック物品を成形するモールドキャビ
    ティを形成する第二のモールド部分を提供するステップ
    と、 (c)前記第一のモールド部分と密封係合し、前
    記モールドキャビティを形成し得るように前記第二のモ
    ールド部分を押し付けるステップと、 (d)前記モールドキャビティと作用可能な連通状態に
    射出装置を提供するステップと、 (e)前記プラスチック材料の前縁に沿って連続的な溶
    融前端を形成するのに十分な速度にてプラスチック材料
    を前記射出装置により前記モールドキャビティ内に射出
    するステップと、 (f)前記プラスチック材料の前記前縁に沿って前記連
    続的な溶融前端を保ちつつ、前記プラスチック材料を前
    記モールドキャビティ内に射出するときの速度を速くす
    るステップと、 (g)前記射出速度を速くした後、前記モールドキャビ
    ティが前記プラスチック材料で完全に充填される前に、
    前記プラスチック材料が前記モールドキャビティ内に射
    出されるときの圧力を低下させるステップと、 を備えることを特徴とする、成形装置のモールドキャビ
    ティ内にプラスチック材料を導入し、その流れを制御す
    る方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、前記プ
    ラスチック材料の射出速度を速くする前記ステップが、
    溶融前端の寸法に比例して前記射出速度を速くすること
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の方法において、前記プ
    ラスチック材料の速度を速くする前記ステップが、前記
    プラスチック材料の所定部分が前記モールドキャビティ
    に入った後にのみ開始されることを特徴とする、前記方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の方法において、前記プ
    ラスチック材料を前記モールドキャビティに導入すると
    きの圧力を低下させる前記ステップが、前記プラスチッ
    ク材料の所定部分が前記モールドキャビティ内に射出さ
    れた後にのみ開始されることを特徴とする、前記方法。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の方法において、前記射
    出装置に設けられた線形トランスデューサにより、前記
    モールドキャビティ内に射出される前記プラスチック材
    料の量を監視することを更に含むことを特徴とする、前
    記方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法において、前記線
    形トランスデューサに作用可能に結合された中央処理装
    置により、前記プラスチック材料を射出する前記ステッ
    プと、前記プラスチック材料を射出するときの速度を速
    くする前記ステップと、前記プラスチック材料を射出す
    るときの圧力を低下させる前記ステップとを制御するこ
    とを更に含むことを特徴とする、前記方法。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載の方法において、前記プ
    ラスチック材料の射出速度を速くする前記ステップが、
    速度−指令の制御アルゴリズムを使用して、前記プラス
    チック材料を前記モールドキャビティ内に射出すること
    を含むことを特徴とする、前記方法。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の方法において、前記プ
    ラスチック材料の射出圧力を低下させる前記ステップ
    が、圧力−指令の制御アルゴリズムを使用して前記プラ
    スチック材料を前記モールドキャビティ内に射出するこ
    とを含むことを特徴とする、前記方法。
  9. 【請求項9】 成形工程の全体に亙って、射出したプラ
    スチック材料に連続的な溶融前端を保つ方法で、成形装
    置のモールドキャビティ内にプラスチック材料を導入
    し、その流れを制御する方法において、 (a)第一のモールド部分を提供するステップと、 (b)前記第一のモールド部分と密封係合状態に押し付
    けたとき、プラスチック物品を成形するモールドキャビ
    ティを形成する第二のモールド部分を提供するステップ
    と、 (c)前記第一のモールド部分と密封係合し、前記モー
    ルドキャビティを形成し得るように前記第二のモールド
    部分を押し付けるステップと、 (d)前記モールドキャビティと作用可能な連通状態に
    射出装置を提供するステップと、 (e)前記モールドキャビティを充填するのに十分なプ
    ラスチック材料のショット量を前記射出装置に提供する
    ステップと、 (f)前記射出ショット量を複数の略等しい増分量に分
    けるステップと、 (g)一つの面を有する連続的な溶融前端を形成するの
    に十分な初期射出速度にて前記射出ショット量を前記モ
    ールドキャビティ内に射出し、一つの面を有する連続的
    な溶融前端を形成し、前記溶融前端が、前記モールドキ
    ャビティ内で前記プラスチック材料の前縁に沿って形成
    されるようにするステップと、 (h)プラスチック材料の第一の所定の数の増分が前記
    モールドキャビティ内に射出された後に、前記初期射出
    速度を速くし、該初期射出速度が前記溶融前端の前記面
    の寸法に比例して増速されるようにするステップと、 (i)プラスチック材料の第二の所定の数の増分が前記
    モールドキャビティ内に射出された後、前記プラスチッ
    ク材料を前記モールドキャビティ内に射出するときの圧
    力を低下させ、前記第二の増分の数が前記第一の増分の
    数よりも多数であるようにするステップと、 (j)前記モールドキャビティに前記プラスチック材料
    を充填するステップと、 (k)前記プラスチック材料が前記モールドキャビティ
    内で少なくとも一部硬化することを許容するステップ
    と、 (l)前記プラスチック材料を前記モールドキャビティ
    から除去するステップと、 を含むことを特徴とする、成形装置のモールドキャビテ
    ィ内にプラスチック材料を導入し、その流れを制御する
    方法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、前記
    プラスチック材料の前記増分量が各々約2g以下である
    ことを特徴とする、前記方法。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の方法において、前記
    初期射出量を速くする前記ステップが、プラスチック材
    料の前記増分量の少なくとも2%が前記モールドキャビ
    ティ内に射出された後にのみ実施されることを特徴とす
    る、前記方法。
  12. 【請求項12】 請求項9に記載の方法において、前記
    プラスチック材料を前記モールドキャビティ内に射出す
    るときの圧力を低下させる前記ステップが、プラスチッ
    ク材料の前記増分量の少なくとも50%が前記モールド
    キャビティ内に射出された後にのみ実施されることを特
    徴とする、前記方法。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の方法において、前記
    モールドキャビティ内に射出されたプラスチック材料の
    増分量の数を監視し得る線形アクチュエータが前記射出
    装置に設けられることを更に含むことを特徴とする、前
    記方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の方法において、前
    記当初の射出速度を速くすることができ、また、プラス
    チック材料の前記増分量の所定の数が前記モールドキャ
    ビティ内に射出された後に、前記プラスチック材料が前
    記モールドキャビティ内に射出されるときの圧力を低下
    させることのできる中央処理装置に対して前記線形アク
    チュエータ及び前記射出装置を結合することを更に含む
    ことを特徴とする、前記方法。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の方法において、前記
    プラスチック材料の射出速度を速くする前記ステップ
    が、速度−指令の制御アルゴリズムを使用して前記プラ
    スチック材料を前記モールドキャビティ内に射出するこ
    とを含むこと特徴とする、前記方法。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の方法において、前記
    プラスチック材料の圧力を低下させる前記ステップが、
    圧力−指令の制御アルゴリズムを使用して前記プラスチ
    ック材料を前記モールドキャビティ内に射出することを
    含むことを特徴とする、前記方法。
  17. 【請求項17】 成形工程の全体に亙って、射出したプ
    ラスチック材料に連続的な溶融前端を保つ方法で、成形
    装置のモールドキャビティ内にプラスチック材料を導入
    し、その流れを制御する方法において、 (a)第一のモールド部分を提供するステップと、 (b)前記第一のモールド部分と密封係合状態に押し付
    けたとき、プラスチック物品を成形するモールドキャビ
    ティを形成する第二のモールド部分を提供するステップ
    と、 (c)前記第一のモールド部分と密封係合し、前記モー
    ルドキャビティを形成し得るように前記第二のモールド
    部分を押し付けるステップと、 (d)前記モールドキャビティと作用可能な連通状態に
    射出装置を提供するステップと、 (e)前記射出装置と作用可能な連通状態にて液圧ポン
    プを提供するステップと、 (f)ショット寸法トランスデューサを前記液圧ポンプ
    に結合するステップと、 (g)中央処理装置が前記液圧ポンプの増分的動きを測
    定し得るように前記中央処理装置を前記液圧ポンプに、
    及び前記ショット寸法トランスデューサに結合するステ
    ップと、 (h)前記液圧ポンプに対してプラスチック材料を提供
    するステップと、 (i)前記射出ショット量を略均一な増分量のプラスチ
    ック材料に分けるステップと、 (j)前記プラスチック材料の前縁に沿って連続的な溶
    融前端を形成するのに十分な当初の射出速度にて、前記
    液圧ポンプにより前記モールドキャビティ内に前記プラ
    スチック材料の増分量の第一の所定の数を射出するステ
    ップと、 (k)プラスチック材料の前記第一の所定の増分量の数
    が前記モールドキャビティ内に射出された後、前記当初
    の射出速度を速くし、プラスチック材料の第二の所定の
    数の増分量が前記モールドキャビティ内に射出される
    迄、前記当初の射出速度が前記溶融前端の前記面の寸法
    に比例して、前記当初の射出速度を速くするステップ
    と、 (l)プラスチック材料の前記第二の所定の数の増分量
    が前記モールドキャビティ内に射出された後、プラスチ
    ック材料の第三の所定の数の増分量が前記モールドキャ
    ビティ内に射出される迄、速度−指令の制御アルゴリズ
    ムにより前記プラスチック材料を前記モールドキャビテ
    ィ内に射出するステップと、 (m)プラスチック材料の前記第二の所定の数の増分量
    が前記モールドキャビティ内に射出された後、前記プラ
    スチック材料が前記モールドキャビティ内に射出される
    ときの圧力を低下させるステップと、 (o)プラスチック材料の前記第二の所定の数の増分量
    が前記モールドキャビティ内に射出された後、前記モー
    ルドキャビティが前記プラスチック材料で充填される
    迄、圧力−指令の制御アルゴリズムを使用して前記モー
    ルド内に前記プラスチック材料を射出するステップと、 (p)前記プラスチック材料が前記モールドキャビティ
    内で少なくとも一部分、硬化するのを許容するステップ
    と、 (q)前記プラスチック材料を前記モールドキャビティ
    から除去するステップと、 を含むことを特徴とする、成形装置のモールドキャビテ
    ィ内にプラスチック材料を導入し、その流れを制御する
    方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の方法において、前
    記プラスチック材料の前記増分量が約2g以下であるこ
    とを特徴とする、前記方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の方法において、プ
    ラスチック材料の増分量の前記第一の所定の数がプラス
    チック材料の前記増分量の約10%に等しいことを特徴
    とする、前記方法。
  20. 【請求項20】 請求項17に記載の方法において、プ
    ラスチック材料の増分量の前記第二の所定の数がプラス
    チック材料の前記増分量の約15%に等しいことを特徴
    とする、前記方法。
  21. 【請求項21】 請求項17に記載の方法において、プ
    ラスチック材料の増分量の前記第二の所定の数がプラス
    チック材料の前記増分量の約70%に等しいことを特徴
    とする、前記方法。
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