JPH01103420A - 射出成形方法 - Google Patents
射出成形方法Info
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- JPH01103420A JPH01103420A JP26165987A JP26165987A JPH01103420A JP H01103420 A JPH01103420 A JP H01103420A JP 26165987 A JP26165987 A JP 26165987A JP 26165987 A JP26165987 A JP 26165987A JP H01103420 A JPH01103420 A JP H01103420A
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- injection
- filling
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- filled
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- Pending
Links
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は射出成形技術に関し、成形不良を防止しかつ残
留応力の少ない成形品を得るための成形方法を礎供する
ものである。
留応力の少ない成形品を得るための成形方法を礎供する
ものである。
射出成形加工において、溶融材料が流動する際の分子配
向等によって生じる内部応力の緩和が遅く（すなわちダ
イスウェルが大きく）かつ低粘度の成形用材料、たとえ
ば天然ゴムとかクロロプレンゴムを射出成形する場合、
キャビティ内における材料の合流部やエツジ部にヒケ不
良（流れ不良）が発生する。これは、−前記ゴム材料を
キャビティ内へ高速・高圧でキャビティ内へ射出したと
きに該ゴム材料に発生した内部応力が緩和されないうち
に射出後の保圧を解除すると、キャビティ内に充填され
たゴム材料は前記内部応力によって見かけ上の逆流を起
こし、エツジ部等がヒケてしまうからである。
向等によって生じる内部応力の緩和が遅く（すなわちダ
イスウェルが大きく）かつ低粘度の成形用材料、たとえ
ば天然ゴムとかクロロプレンゴムを射出成形する場合、
キャビティ内における材料の合流部やエツジ部にヒケ不
良（流れ不良）が発生する。これは、−前記ゴム材料を
キャビティ内へ高速・高圧でキャビティ内へ射出したと
きに該ゴム材料に発生した内部応力が緩和されないうち
に射出後の保圧を解除すると、キャビティ内に充填され
たゴム材料は前記内部応力によって見かけ上の逆流を起
こし、エツジ部等がヒケてしまうからである。
このような不良の発生を抑えるには、射出後の保圧時間
を長くし、すなわち内部応力が緩和されるまで、あるい
はゴム材料の前記見かけ上の逆流を阻止するのに十分な
程度加硫（固化）が進行するまで保圧を行なう方法が知
られており、また。
を長くし、すなわち内部応力が緩和されるまで、あるい
はゴム材料の前記見かけ上の逆流を阻止するのに十分な
程度加硫（固化）が進行するまで保圧を行なう方法が知
られており、また。
不良の原因となる大きな内部応力が発生しないように射
出圧力をなるべく低くして遅い射出速度で充填を行なう
ことが効果的である。
出圧力をなるべく低くして遅い射出速度で充填を行なう
ことが効果的である。
しかしながら、射出後の保圧時間を長くすると該保圧に
よって新たに発生する歪みや前記内部応力が製品の残留
応力となって潜在してしまい、著しい場合は製品が変形
するといった不具合が起こる。また、射出時に発生する
内部応力を小さくするために射出速度を遅くすると、材
料スコーチの危険性が高くなり、高温短時間加硫が図れ
なくなるという問題がある。
よって新たに発生する歪みや前記内部応力が製品の残留
応力となって潜在してしまい、著しい場合は製品が変形
するといった不具合が起こる。また、射出時に発生する
内部応力を小さくするために射出速度を遅くすると、材
料スコーチの危険性が高くなり、高温短時間加硫が図れ
なくなるという問題がある。
そこで本発明は、射出時に発生した内部応力を極力除去
してヒケ等の不良を防止するとともに、残留応力の少な
い製品が得られる射出成形方法を提供するものである。
してヒケ等の不良を防止するとともに、残留応力の少な
い製品が得られる射出成形方法を提供するものである。
すなわち射出機内の射出スクリュによる射出工程を複数
段階に区画し、各段階で異なる射出速度を設定する射出
成形方法において、１回の工程で金型内に充填される成
形用材料の大部分をまず高速の射出速度で充填した後、
一旦射出圧力を解除してから残量を低速の射出速度で充
填することを特徴とするものである。
段階に区画し、各段階で異なる射出速度を設定する射出
成形方法において、１回の工程で金型内に充填される成
形用材料の大部分をまず高速の射出速度で充填した後、
一旦射出圧力を解除してから残量を低速の射出速度で充
填することを特徴とするものである。
先に述べたように、射出を高速で行なうと、成形用材料
には大きな内部応力が発生するが、流動状態にある該成
形用材料の内部応力は、一旦射出圧力を解除することに
よって直ちにその大部分が除去される。したがって、ま
ず高い射出速度で材料の充填を行ない、充填率が相当程
度（好ましくは８０〜９８％程度）に達した時点で射出
圧力を解除することによって、充填された材料の内部応
力を除去し、その後は低い射出速度で充填を行なうこと
によって新たな内部応力の発生を抑制する。
には大きな内部応力が発生するが、流動状態にある該成
形用材料の内部応力は、一旦射出圧力を解除することに
よって直ちにその大部分が除去される。したがって、ま
ず高い射出速度で材料の充填を行ない、充填率が相当程
度（好ましくは８０〜９８％程度）に達した時点で射出
圧力を解除することによって、充填された材料の内部応
力を除去し、その後は低い射出速度で充填を行なうこと
によって新たな内部応力の発生を抑制する。
つぎに本発明の射出成形方法における射出機の制御例を
第１図にしたがって説明する。
第１図にしたがって説明する。
すなわちこの制御例では、まず高速の射出速度Ｖで充填
を行ない（段階〒１）、金型内への成形用！ ゴム材料の充填率が９０％に達した時点で射出を一旦停
止し、射出圧力Ｐを解除する（段階〒２）。
を行ない（段階〒１）、金型内への成形用！ ゴム材料の充填率が９０％に達した時点で射出を一旦停
止し、射出圧力Ｐを解除する（段階〒２）。
高速充填によって成形用ゴム材料に生じた内部応力はこ
こで除去される。射出圧力Ｐを零にする時間〒２′は０
．１〜１．０秒程度の極短時間でよいが、実際には油圧
回路の応答の遅れ等があるため、前記段階〒２は若干の
時間的余裕をもって設定される。この段階Ｔ２を経て、
残りの充填を低速の射出速度Ｖで行なうこと（段階Ｔ３
）によって、新たな内部応力の発生を抑制することがで
きる。充填完了後の段階〒４では保圧を行なうが、前記
したように、充填された成形用材料には大きな内部応力
が発生していないため、保圧時間を長く設定する必要は
ない。
こで除去される。射出圧力Ｐを零にする時間〒２′は０
．１〜１．０秒程度の極短時間でよいが、実際には油圧
回路の応答の遅れ等があるため、前記段階〒２は若干の
時間的余裕をもって設定される。この段階Ｔ２を経て、
残りの充填を低速の射出速度Ｖで行なうこと（段階Ｔ３
）によって、新たな内部応力の発生を抑制することがで
きる。充填完了後の段階〒４では保圧を行なうが、前記
したように、充填された成形用材料には大きな内部応力
が発生していないため、保圧時間を長く設定する必要は
ない。
上述したとおり、本発明方法は、金型内への成形用材料
を最初は高速の射出速度で充填し、一旦射出圧力を解除
することによって、充填された成形用材料に生じた内部
応力が瞬時に開放されるもので、その後の最終充填は低
速で行なうため、ヒケ不良となるような大きな内部応力
の発生を防止することができる。また、最初の高速充填
によって大部分の充填が行なわれるため、充填完了まで
の所要時間が長くならず、スコーチ等の不具合発生の恐
れもない、しかも、前記したように充填された材料の内
部応力が小さくなるため、充填完了後長時間保圧を行な
う必要がなく、したがって保圧をかけ続けることによっ
て生じる製品の残留応力を小さくすることができ、変形
を防止することができるといった優れた効果を奏する。
を最初は高速の射出速度で充填し、一旦射出圧力を解除
することによって、充填された成形用材料に生じた内部
応力が瞬時に開放されるもので、その後の最終充填は低
速で行なうため、ヒケ不良となるような大きな内部応力
の発生を防止することができる。また、最初の高速充填
によって大部分の充填が行なわれるため、充填完了まで
の所要時間が長くならず、スコーチ等の不具合発生の恐
れもない、しかも、前記したように充填された材料の内
部応力が小さくなるため、充填完了後長時間保圧を行な
う必要がなく、したがって保圧をかけ続けることによっ
て生じる製品の残留応力を小さくすることができ、変形
を防止することができるといった優れた効果を奏する。
第１図は本発明方法の一実施例にお・ける材料充填率と
射出速度と射出圧力の関係を示す説明図である。
射出速度と射出圧力の関係を示す説明図である。
Claims (1)
- 射出機内の射出スクリュによる射出工程を複数段階に区
画し、各段階で異なる射出速度を設定する射出成形方法
において、１回の工程で金型内に充填される成形用材料
の大部分をまず高速の射出速度（Ｖ＿１）で充填した後
、一旦射出圧力（Ｐ）を解除してから残量を低速の射出
速度（Ｖ＿２）で充填することを特徴とする射出成形方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26165987A JPH01103420A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 射出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26165987A JPH01103420A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 射出成形方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01103420A true JPH01103420A (ja) | 1989-04-20 |
Family
ID=17364979
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26165987A Pending JPH01103420A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 射出成形方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01103420A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0749821A2 (en) * | 1995-06-19 | 1996-12-27 | Siebolt Hettinga | A low pressure method for injection molding a plastic article |
| CN112277235A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-29 | 中国航发北京航空材料研究院 | 一种超大尺寸聚合物玻璃的注射成型方法 |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP26165987A patent/JPH01103420A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0749821A2 (en) * | 1995-06-19 | 1996-12-27 | Siebolt Hettinga | A low pressure method for injection molding a plastic article |
| EP0749821A3 (en) * | 1995-06-19 | 1999-08-04 | Siebolt Hettinga | A low pressure method for injection molding a plastic article |
| CN112277235A (zh) * | 2020-09-18 | 2021-01-29 | 中国航发北京航空材料研究院 | 一种超大尺寸聚合物玻璃的注射成型方法 |
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