JP2014508927A5 - - Google Patents

Claims (20)

1. 分析物を分析するための方法であって、
   ソースと分光計の入口との間に配置された１つまたは複数のメッシュ上に、前記分析物を導入するステップと、
   前記ソースによって形成された複数のイオン化種を前記１つまたは複数のメッシュに送るステップと、
   前記１つまたは複数のメッシュの１つまたは複数を加熱するステップであって、前記１つまたは複数のメッシュから脱離された分析物分子は、前記イオン化種と相互作用して、１つまたは複数の分析物イオンを形成し、前記１つまたは複数の分析物イオンは、前記分光計の前記入口を通過し分析される、ステップとを含む方法。
2. サンプリング効率を改善するために、前記１つまたは複数のメッシュと前記分光計の前記入口との間に配置されたガスイオン分離器を使用するステップをさらに含む、請求項１に記載の方法。
3. 前記１つまたは複数の分析物イオンは、ほぼ大気圧で形成される、請求項１に記載の方法。
4. 前記複数のイオン化種は、ほぼ大気圧で形成される、請求項１に記載の方法。
5. 前記ソースは、実時間直接分析（ＤＡＲＴ）ソース、プラズマ支援脱離／イオン化（ＰＡＤＩ）ソース、誘電体バリア放電イオン化（ＤＢＤＩまたはＤＣＢＩ）ソース、脱離大気圧化学イオン化（ＤＡＰＣＩ）ソース、脱離ソニックスプレーイオン化（ＤｅＳＳＩ）ソース、脱離大気圧光イオン化（ＤＡＰＰＩ）ソース、および流動大気圧アフターグロー（ＦＡＰＡ）ソースおよび脱離エレクトロスプレーイオン化（ＤＥＳＩ）ソース、大気レーザ脱離イオン化ソース、コロナ放電ソース、誘導結合プラズマ（ＩＣＰ）ソース、およびグロー放電ソースからなる群から選択される、請求項１に記載の方法。
6. 前記加熱するステップは、前記１つまたは複数のメッシュの少なくとも１つに
   約１０^−２ワットの下限と
   約１０^３ワットの上限との間の
   電力を供給することを含む、請求項１に記載の方法。
7. 前記分光計との間の領域は、ほぼ大気圧である、請求項１に記載の方法。
8. 第１の電位が、前記分析物を含む第１のメッシュに印加される、請求項１に記載の方法。
9. 前記第１の電位は、前記分光計の前記入口に印加される電位とほぼ同じである、請求項８に記載の方法。
10. 第１のメッシュ上の第１の場所が、前記第１のメッシュ上の第２の場所と独立して加熱される、請求項１に記載の方法。
11. 前記分析物は、前記メッシュ上にまたはその近くに溶液として送出される、請求項１に記載の方法。
12. 分析物を分析するための方法であって、
    ソースと分光計の入口との間に配置されたメッシュ上に、前記分析物を連続して導入するステップと、
    前記ソースによって形成された複数のイオン化種を前記メッシュに送るステップと、
    前記メッシュを加熱するステップであって、前記メッシュから脱離された分析物分子は、前記イオン化種と相互作用して、１つまたは複数の分析物イオンを形成し、前記１つまたは複数の分析物イオンは、前記分光計の前記入口を通過し分析される、ステップとを含む方法。
13. 前記１つまたは複数の分析物イオンは、ほぼ大気圧で形成される、請求項１２に記載の方法。
14. 前記複数のイオン化種は、ほぼ大気圧で形成される、請求項１２に記載の方法。
15. 前記ソースは、実時間直接分析（ＤＡＲＴ）ソース、プラズマ支援脱離／イオン化（ＰＡＤＩ）ソース、誘電体バリア放電イオン化（ＤＢＤＩまたはＤＣＢＩ）ソース、脱離大気圧化学イオン化（ＤＡＰＣＩ）ソース、脱離ソニックスプレーイオン化（ＤｅＳＳＩ）ソース、脱離大気圧光イオン化（ＤＡＰＰＩ）ソース、および流動大気圧アフターグロー（ＦＡＰＡ）ソースおよび脱離エレクトロスプレーイオン化（ＤＥＳＩ）ソース、大気レーザ脱離イオン化ソース、コロナ放電ソース、誘導結合プラズマ（ＩＣＰ）ソース、およびグロー放電ソースからなる群から選択される、請求項１２に記載の方法。
16. 前記複数のイオン化種は、キャリアガスから形成される、請求項１２に記載の方法。
17. 前記キャリアガスは、加熱されうる、請求項１６に記載の方法。
18. 分析物を分析するための方法であって、
    第１のメッシュ上に前記分析物を導入するステップであって、第１の電位が、前記第１のメッシュに印加されており、前記第１のメッシュは、ソースと分光計の入口との間に配置され、前記第１の電位は、前記分光計の前記入口に印加される電位とほぼ同じであり、第２の電位が、第２のメッシュに印加され、前記第２のメッシュが、前記第１のメッシュと前記分光計の前記入口との間に配置され、前記第２の電位が、前記第１の電位と異なるステップと、
    前記ソースによって形成された複数のイオン化種を前記第１のメッシュに送るステップと、
    前記第１のメッシュを加熱するステップであって、前記第１のメッシュから脱離された分析物分子は、前記イオン化種と相互作用して、１つまたは複数の分析物イオンを形成し、前記１つまたは複数の分析物イオンは、前記分光計の前記入口を通過し分析され、前記第１のメッシュから脱離された前記分析物イオンの運動エネルギーは、前記第２の電位を調整することによって調整されうる、ステップとを含む方法。
19. 前記分光計は、ほぼ大気圧で動作するイオン移動度分光計である、請求項１８に記載の方法。
20. 前記第１のメッシュと前記第２のメッシュの少なくとも１つは、前記イオン移動度分光計に印加される電位と同じ電位を有する、請求項１９に記載の方法。