JP2014187289A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

積層セラミックコンデンサ Download PDF

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Abstract

【課題】回路設計において高い自由度を持ちつつ、可聴音を効果的に低減することのできる積層セラミックコンデンサを提供する。
【解決手段】セラミックの誘電体層5と内部電極とが交互に積層されたセラミック積層体2と、セラミック積層体の表面に設けられ、内部電極と接続された外部電極3,4とを備える積層セラミックコンデンサであって、内部電極は誘電体層と交互に積層される容量取得部6A,7Aと、セラミック積層体の少なくとも1つの面に引き出される引き出し部6Bとを備え、外部電極は少なくとも底面の端部に設けられる第1端子部3A、4Aと、側面の少なくとも一方に設けられ、第1端子部および内部電極の引き出し部に接続される接続部3C、4Cとを含む。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数のセラミックの誘電体層と内部電極とが交互に積層されたセラミック積層体と、セラミック積層体の表面に設けられ、内部電極と接続された外部電極とを備える積層セラミックコンデンサに関するものである。
積層セラミックコンデンサ101は、図10に示すように、セラミック積層体12と、セラミック積層体12の表面に設けられる第1外部電極13および第2外部電極14とを備える。セラミック積層体12は、セラミックの誘電体層15が第1内部電極16と第2内部電極17との間に挿入されてなるコンデンサ素子が、並列接続されて積層された容量発現部12Aと、容量発現部を挟むように設けられる外層部12Bとを含む。そのような積層セラミックコンデンサ101は、小型大容量でありながら、信頼性および耐久性に優れている。
従来、DC−DCコンバータなどの電源回路では、電源平滑用のコンデンサとしてアルミニウム電解コンデンサやタンタル電解コンデンサが用いられていた。一方、近年の電子回路・電子機器の小型化・省エネルギー化に伴い、小型大容量の積層セラミックコンデンサに置き換えられるようになってきた。
小型大容量の積層セラミックコンデンサ101は、誘電体層のセラミックとして例えばチタン酸バリウムを基本材料とする高誘電率系セラミックを用いている。そのようなセラミック積層体12を備える積層セラミックコンデンサ101に交流電圧を印加すると、電歪効果および逆圧電効果により、印加された電圧の大きさに応じた歪みがセラミック積層体12に発生する。それに伴い、セラミック積層体12が、積層方向への膨張、面方向への収縮を繰り返す。

近年、積層セラミックコンデンサ101の小型化・薄層化の進展に伴い、誘電体への印加電圧が高くなったため、上記のセラミック積層体12の歪みの度合いも大きくなっている。図11(A)に示すように、積層セラミックコンデンサ101が、はんだSにより基板Bに実装された場合を考える。積層セラミックコンデンサ101に高い交流電圧が印加されると、図11(B)に示すように、セラミック積層体12の特に端面の積層方向の中央領域の歪みが、はんだSを介して積層セラミックコンデンサ101に固着されている基板Bを振動させる。その振動数が可聴域である20Hz〜20kHzである場合、可聴音として人間の耳に認識される。この現象は「鳴き(acoustic noise)」とも言われ、電子機器の静寂化に伴い、ノートパソコン、携帯電話、デジタルカメラなどの様々なアプリケーションの電源回路などにおける設計の課題となっている。
このような可聴音を防止・低減するため、従来から種々の提案がなされている。例えば、特許文献1では、回路基板の表面と裏面にそれぞれ同等仕様の積層セラミックコンデンサを面対称となるように配置する回路基板実装方法が提案されている。この技術では、一方の積層セラミックコンデンサから回路基板に伝達した振動と他方の積層セラミックコンデンサから回路基板に伝達した振動とが打ち消し合い、可聴音の発生を低減することができるとされている。
特開2000−232030号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回路基板実装方法では、同等仕様の二つの積層セラミックコンデンサを回路基板の表裏面に実装する必要があるので、回路設計の自由度が損なわれるという問題点があった。
そこで、この発明の目的は、回路設計において高い自由度を持ちつつ、可聴音を効果的に低減することのできる積層セラミックコンデンサを提供することである。
この発明では、回路設計において高い自由度を持ちつつ、可聴音を効果的に低減することのできる積層セラミックコンデンサを提供するため、積層セラミックコンデンサの内部電極および外部電極の構造についての改良が図られる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサは、セラミック積層体と第1外部電極および第2外部電極とを備える。セラミック積層体は、互いに対向する長方形状の第1面および第2面、前記第1面および第2面に直交して互いに対向し、前記第1面および第2面の長手方向に沿う第3面と第4面、前記第1面から第4面に直交して互いに対向する第5面と第6面を有する直方体形状をなす。セラミック積層体は、セラミックの誘電体層と第1内部電極および第2内部電極とが第1面と第2面が互いに対向する方向に積層されてなる容量発現部を含む。第1内部電極および第2内部電極は、互いに対向する容量取得部と、容量取得部からセラミック積層体の少なくとも1つの面に引き出される引き出し部とを備える。第1外部電極および第2外部電極は、セラミック積層体の少なくとも1つの面に設けられる。第1外部電極は、少なくとも第1面の第5面側の端部に設けられる第1端子部と、第3面および第4面の少なくとも一方に設けられ、第1端子部および第1内部電極の引き出し部に接続される接続部とを含む。第2外部電極は、少なくとも第1面の第6面側の端部に設けられる第1端子部と、第3面および第4面の少なくとも一方に設けられ、第1端子部および第2内部電極の引き出し部に接続される接続部とを含む。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極は実装時の端子電極となる第1端子部と、内部電極の引き出し部との接続を行なう接続部とを含む。第1端子部はセラミック積層体の底面において歪みが小さい端面側の端部に設けられ、接続部は側面の少なくとも一方に設けられる。したがって、上記の積層セラミックコンデンサは、交流電圧の印加により発生するセラミック積層体の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動が抑えられ、可聴音を低減させることができる。
また、第1外部電極の第1端子部は、第5面に接して設けられ、第1外部電極の接続部は、第5面から離間して設けられ、第2外部電極の第1端子部は、第6面に接して設けられ、第2外部電極の接続部は、第6面から離間して設けられるようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の第1端子部は、底面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられ、外部電極の接続部は、側面において歪みが発生する端面側の端部から離間して設けられる。したがって、セラミック積層体の歪みがさらに小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
また、第1外部電極の接続部は、第1外部電極の第1端子部の第5面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成され、第2外部電極の接続部は、第2外部電極の第1端子部の第6面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成されるようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の接続部は、第1端子部の幅よりも小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成される。したがって、積層セラミックコンデンサの実装時に、外部電極の接続部にはんだが這い上ってきたとしても、細い帯状であるため、歪みの大きい積層方向の中央部分に付着するはんだ量が少なくなり、セラミック積層体の歪みは基板に伝わりにくい。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
また、第1外部電極は、少なくとも第2面に第1端子部と離間して設けられ、接続部に接続されている第2端子部をさらに含み、第2外部電極は、少なくとも第2面に第1端子部と離間して設けられ、接続部に接続されている第2端子部をさらに含むようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、天面に実装時の端子電極となる外部電極の第2端子部が設けられる。したがって、底面と天面の両方に端子電極が設けられることになる。そのため、底面および天面を区別することなく、積層セラミックコンデンサを基板に実装することができる。
また、第1外部電極の第1端子部は、第3面、第4面および第5面に延展し、第2外部電極の第1端子部は、第3面、第4面および第6面に延展するようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の第1端子部が、端面および側面に延展している。したがって、積層セラミックコンデンサを基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
また、この発明に係る積層セラミックコンデンサは、セラミック積層体と第1外部電極および第2外部電極とを備える。セラミック積層体は、互いに対向する長方形状の第1面および第2面、前記第1面および第2面に直交して互いに対向し、前記第1面および第2面の長手方向に沿う第3面と第4面、前記第1面から第4面に直交して互いに対向する第5面と第6面を有する直方体形状をなす。セラミック積層体は、セラミックの誘電体層と第1内部電極および第2内部電極とが第1面と第2面が互いに対向する方向に積層されてなる容量発現部を含む。第1内部電極および第2内部電極は、互いに対向する容量取得部と、容量取得部からセラミック積層体の少なくとも1つの面に引き出される引き出し部とを備える。第1外部電極および第2外部電極は、セラミック積層体の少なくとも1つの面に設けられる。第1内部電極の引き出し部は、セラミック積層体を積層方向に貫通するビアを含む。第2内部電極の引き出し部は、セラミック積層体を積層方向に貫通するビアを含む。第1外部電極は、少なくとも第1面の第5面側の端部に設けられる第1端子部を含む。第2外部電極は、少なくとも第1面の第6面側の端部に設けられる第1端子部を含む。第1内部電極の引き出し部のビアは、前記第1外部電極の第1端子部と接続される。第2内部電極の引き出し部のビアは、前記第2外部電極の第1端子部と接続される。
上記の積層セラミックコンデンサでは、内部電極の引き出し部は、セラミック積層体を積層方向に貫通するビアを含む。外部電極はセラミック積層体の底面において歪みが小さい端面側の端部に設けられる第1端子部を含み、ビアと外部電極の第1端子部とが接続されている。したがって、上記の積層セラミックコンデンサは、交流電圧の印加により発生するセラミック積層体の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動が抑えられ、可聴音を低減させることができる。
また、第1外部電極の第1端子部は、第5面に接して設けられ、第2外部電極の第1端子部は、第6面に接して設けられるようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の第1端子部は、底面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられる。したがって、セラミック積層体の歪みがさらに小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
また、第1外部電極は、少なくとも第2面に第1端子部と離間して設けられ、第1内部電極の引き出し部のビアに接続されている第2端子部をさらに含み、第2外部電極は、少なくとも第2面に第1端子部と離間して設けられ、第2内部電極の引き出し部のビアに接続されている第2端子部をさらに含むようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、天面に実装時の端子電極となる外部電極の第2端子部が設けられる。したがって、底面と天面の両方に端子電極が設けられることになる。そのため、底面および天面を区別することなく、積層セラミックコンデンサを基板に実装することができる。
また、第1外部電極の第1端子部は、第3面、第4面および第5面に延展し、第2外部電極の第1端子部は、第3面、第4面および第6面に延展するようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の第1端子部が、端面および側面に延展している。したがって、積層セラミックコンデンサを基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
また、第1内部電極の引き出し部のビアは、第1端子部の幅よりも小さい幅の帯状で、第3面および第4面の少なくとも一方に露出し、第2内部電極の引き出し部のビアは、第1端子部の幅よりも小さい幅の帯状で、第3面および第4面の少なくとも一方に露出するようにしてもよい。
上記の積層セラミックコンデンサでは、第1端子部の幅よりも小さい幅の帯状で、ビアが側面に露出している。したがって、積層セラミックコンデンサの実装時に、ビアにはんだを這い上らせて、積層セラミックコンデンサを基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。一方で、ビアにはんだが這い上ってきたとしても、細い帯状となり、セラミック積層体の歪みは基板に伝わりにくい。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
この発明に係る積層セラミックコンデンサでは、外部電極の第1端子部はセラミック積層体の底面において歪みが小さい端面側の端部に設けられ、接続部は側面の少なくとも一方に設けられ、端面において歪みが大きい積層方向の中央領域には設けられていない。したがって、交流電圧の印加により発生するセラミック積層体の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになるため、実装後の基板の振動が抑えられ、可聴音を低減させることができる。
本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサの外観図である。 本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサの断面図である。 本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサにおける電歪効果および逆圧電効果によるセラミック積層体の表面の歪み量を大きさに応じた領域に区分けした図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサの外観図である。 本発明の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサの外観図である。 本発明の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサの断面図である。 本発明の第2実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサの断面図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例に係る積層コンデンサセラミックの外観図である。 本発明の第2実施形態の別の変形例に係る積層セラミックコンデンサの断面図である。 従来の積層セラミックコンデンサの断面図である。 従来の積層セラミックコンデンサを基板に実装した状態の断面図である。
本発明に係る積層セラミックコンデンサは、セラミックの誘電体層が積層されてなるセラミック積層体と、セラミック積層体の少なくとも1つの面に設けられる外部電極とを備える。以後の説明では、直方体形状であるセラミック積層体の誘電体層の積層方向に直交して互いに対向する長方形状の面を底面および天面、底面および天面に直交して対向し、底面および天面の長辺に沿う面を側面、それらの各面に直交して互いに対向する面を端面とする。
−第1実施形態−
本発明の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサ1について、図1および図2を用いて説明する。
図1(A)は、積層セラミックコンデンサ1における側面の外観図である。図1(B)は、積層セラミックコンデンサ1の底面の外観図である。図1(C)は、積層セラミックコンデンサ1の端面の外観図である。図2(A)は、図1(A)のZ1−Z1断面図である。図2(B)は、図1(B)のX1−X1断面図である。図2(C)は、図1(B)のY1−Y1断面図である。
積層セラミックコンデンサ1では、セラミック積層体2の両方の端部に第1外部電極3および第2外部電極4が設けられている。セラミック積層体2は、誘電体層5が第1内部電極6と第2内部電極7との間に挿入されてなるコンデンサ素子が並列接続されて積層された容量発現部2Aと、誘電体層5の積層方向と同一方向で容量発現部2Aを挟むように設けられる外層部2Bとを備える。
第1内部電極6は、誘電体層5を介して第2内部電極7と対向する長方形状の容量取得部6Aと、引き出し部6B、6Bとを備える。引き出し部6Bは、容量取得部6Aの長辺の一部がセラミック積層体2の側面に引き出されてなる。
第2内部電極7は、誘電体層5を介して第1内部電極6と対向する長方形状の容量取得部7Aと、引き出し部7B、7B(不図示)とを備える。引き出し部7Bは、容量取得部7Aの長辺の一部がセラミック積層体2の側面に引き出されてなる。
第1外部電極3は、第1端子部3Aと、第2端子部3Bと、接続部3C、3Cとを備える。第1端子部3Aは、セラミック積層体2の底面の一方端部に、一方端面に接して設けられる。接続部3C、3Cは、セラミック積層体2の両方の側面に、一方端面から離間して設けられ、第1端子部3Aおよび第1内部電極6の引き出し部6B、6Bに接続される。第2端子部3Bは、セラミック積層体2の天面の一方端部に、一方端面に接し、かつ第1端子部3Aとは離間して設けられ、接続部3C、3Cと接続される。
第1外部電極3の接続部3C、3Cは、第1端子部3Aおよび第2端子部3Bのセラミック積層体2の一方端面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成される。第1端子部3Aおよび第2端子部3Bは、セラミック積層体2の一方端面の積層方向における中央領域が第1外部電極3によって被覆されない程度に両方側面と一方端部に延展している。
第2外部電極4は、第1端子部4Aと、第2端子部4Bと、接続部4C、4Cとを備える。第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面の他方端部に、他方端面に接して設けられる。接続部4C、4Cは、セラミック積層体2の両方側面に、他方端面から離間して設けられ、第1端子部4Aおよび第2内部電極7の引き出し部7B、7Bに接続される。第2端子部4Bは、セラミック積層体2の天面の他方端部に、他方端面に接し、かつ第1端子部4Aとは離間して設けられ、接続部4C、4Cと接続される。
第2外部電極4の接続部4C、4Cは、第1端子部4Aおよび第2端子部4Bのセラミック積層体2の他方端面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成される。第1端子部4Aおよび第2端子部4Bは、セラミック積層体2の他方端面の積層方向における中央領域が第2外部電極4によって被覆されない程度に両方側面と他方端部に延展している。
ところで、上記の積層セラミックコンデンサ1に交流電圧を印加すると、電歪効果および逆圧電効果により、印加された電圧の大きさに応じた歪みがセラミック積層体2に発生する。それに伴い、セラミック積層体2が、積層方向への膨張、面方向への収縮を繰り返す。
上記の電歪効果および逆圧電効果によるセラミック積層体2の表面の歪みを、その大きさに応じた領域に区分けしたものを図3に示す。各領域間での歪みの大きさの関係は、A1<A2<A3<A4であり、A1が最も歪みにくい領域を示し、A4が最も歪みやすい領域を示している。図3に示すように、セラミック積層体2の天面及び底面の全体が歪んでおり、中央領域ほど歪みが大きくなっている。また、セラミック積層体2の端面の積層方向の中央領域で、端面の幅の約1/3の幅を有する領域の歪みが大きくなっている。一方、天面及び底面の端面に接する辺の近傍と、端面の天面及び底面に接する辺の近傍が最も歪みが小さく、ほとんど歪んでいない。
従来の積層セラミックコンデンサでは、セラミック積層体に発生した歪みが、はんだを介して積層セラミックコンデンサに固着されている基板を振動させる。その結果、基板から可聴音が発生する。特に、外部電極がセラミック積層体の歪みの大きい領域に設けられる場合、伝達される歪みが大きくなり、基板から発生する可聴音が大きくなる(図11(B)参照)。
一方、上記の第1実施形態に係る積層セラミックコンデンサ1では、第1外部電極3の第1端子部3Aおよび第2外部電極4の第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面において歪みが小さい端面側の両方端部に設けられる。また、第1外部電極の接続部3C、3Cおよび第2外部電極の接続部4C、4Cは、セラミック積層体2の両方側面に設けられる。したがって、上記の積層セラミックコンデンサ1は、図3に示した交流電圧の印加により発生するセラミック積層体2の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、図11(B)に示した実装後の基板の振動が抑えられ、可聴音を低減させることができる。
なお、セラミック積層体2における端部とは、端面に接する位置のみならず、端面から所定の距離だけ離間した端面近傍の位置も含む概念である。
第1外部電極3の第1端子部3Aおよび第2外部電極4の第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられることが好ましい。この場合には、セラミック積層体2の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
第1外部電極3の接続部3Cおよび第2外部電極4の接続部4Cは、側面において端面側の端部から離間して設けられることが好ましい。セラミック積層体の端面は、セラミック積層体2の6つの面の中で最も面積が小さいので、歪みが大きい。したがって、第1外部電極3および第2外部電極4の各接続部を、端面側の端部から少しでも離間させることで、積層セラミックコンデンサ1は、セラミック積層体2の側面における最も歪みが大きい領域を介さずに基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
また、セラミック積層体2の側面における歪みは、側面の中央から両端面に近づくにつれて大きくなる。したがって、第1外部電極3および第2外部電極4の各接続部は、セラミック積層体2の側面における端面側の端部から離間する幅が大きいほど、歪みの小さい領域に設けられることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をより効果的に低減させることができる。
第1外部電極3の接続部3Cおよび第2外部電極4の接続部4Cは、接続される各端子部の幅より小さい幅で、積層方向に延びる帯状に形成されることが好ましい。セラミック積層体2の側面における歪みは、特に側面の端面側の端部近傍において、底面側から積層方向の中央に近づくにつれて大きくなり、中央で最も大きくなる。したがって、この場合には、積層セラミックコンデンサ1の実装時に、各接続部にはんだが這い上ってきたとしても、各接続部が細い帯状であるため、歪みの大きい積層方向の中央部分に付着するはんだ量が少なくなる。歪みの大きい部分に付着するはんだ量が少ないと、セラミック積層体2の歪みは基板に伝わりにくい。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
セラミック積層体2の天面に、第1外部電極3の第2端子部3Bおよび第2外部電極4の第2端子部4Bが設けられることが好ましい。この場合には、底面と天面の両方に実装時の端子電極が設けられることになる。そのため、底面および天面を区別することなく、積層セラミックコンデンサ1を基板に実装することができる。なお、上記の理由により、第1外部電極3の第2端子部3Bおよび第2外部電極4の第2端子部4Bは、セラミック積層体2の天面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられることが好ましい。
第1外部電極3および第2外部電極4の各端子部は、セラミック積層体2の端面および側面に延展していることが好ましい。この場合には、積層セラミックコンデンサ1を基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体2の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
なお、この場合、セラミック積層体2の一方端面および他方端面の積層方向における中央領域が、確実に第1外部電極3および第2外部電極4によって被覆されないようにする必要がある。そのため、各端子部が端面および側面へ延展する長さは、セラミック積層体2の積層方向における端面の幅の1/3以下であることが好ましい。
上記の第1実施形態では、第1内部電極の引き出し部6Bは、容量取得部6Aの両方長辺からセラミック積層体2の両方側面に引き出されているが、一方長辺からセラミック積層体2の一方の側面のみに引き出されるようにしてもよい。同様に、第2内部電極の引き出し部7Bも、一方の側面のみに引き出されるようにしてもよい。この場合、第1外部電極3および第2外部電極4の各接続部は、第1内部電極6および第2内部電極7の各引き出し部が引き出された一方の側面のみに設けられていてもよい。
また、第1外部電極の接続部3Cは、第1端子部3Aおよび第2端子部3Bとは別の部材として説明したが、第1端子部3Aおよび第2端子部3Bの少なくとも一方を延長して第1外部電極の接続部3Cを形成するようにしてもよい。同様に、第2外部電極の接続部4Cも、第1端子部4Aおよび第2端子部4Bの少なくとも一方を延長して形成するようにしてもよい。
また、第1外部電極の接続部3Cは、第1端子部3Aおよび第2端子部3Bと同一の材料または異なる材料のどちらを用いて形成されてもよい。同様に、第2外部電極の接続部4Cも、どのような材料を用いて形成されてもよい。
−第1実施形態の変形例−
本発明の第1実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサ11について、図4を用いて説明する。第1実施形態と同一の部材については、同一の符号で表わす。
図4(A)は、積層セラミックコンデンサ11における側面の外観図である。図4(B)は、積層セラミックコンデンサ11の底面の外観図である。図4(C)は、積層セラミックコンデンサ11の端面の外観図である。断面図は、図2(A)〜(B)と同一となるため省略する。
積層セラミックコンデンサ11では、第1外部電極3の第1端子部3Aは、セラミック積層体2の底面の一方端部であって、一方端面に接し、かつ両方側面に接する位置に、凹字状に設けられる。また、第1外部電極3の第2端子部3Cは、セラミック積層体2の天面の一方端部であって、一方端面に接し、かつ両方側面に接する位置に、凹字状に設けられる。
第2外部電極4の第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面の他方端部であって、他方端面に接し、かつ両方側面に接する位置に、凹字状に設けられる。また、第2外部電極4の第2端子部4Cは、セラミック積層体2の天面の他方端部であって、他方端面に接し、かつ両方側面に接する位置に、凹字状に設けられる。
上記の第1実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサ11では、第1外部電極3の第1端子部3Aおよび第2外部電極4の第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面において歪みが最も小さい、端面に接する位置と両方側面に接する位置に選択的に設けられる。また、第1外部電極の接続部3C、3Cおよび第2外部電極の接続部4C、4Cは、セラミック積層体2の両方側面において歪みが発生する端面側の端部から離間して設けられる。したがって、上記の積層セラミックコンデンサ11は、図3に示した交流電圧の印加により発生するセラミック積層体2の歪みが最も小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、図11(B)に示した実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音を大きく低減させることができる。
−第2実施形態−
本発明の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサ21について、図5および図6を用いて説明する。第1実施形態と同一の部材については、同一の符号で表わす。
図5(A)は、積層セラミックコンデンサ21における側面の外観図である。図5(B)は、積層セラミックコンデンサ21の底面の外観図である。図5(C)は、積層セラミックコンデンサ21の端面の外観図である。図6(A)は、図5(A)のZ2−Z2断面図である。図6(B)は、図5(B)のX2−X2断面図である。図6(C)は、図5(B)のY2−Y2断面図である。
積層セラミックコンデンサ21では、セラミック積層体2の両方端部に第1外部電極3および第2外部電極4が設けられている。セラミック積層体2は、誘電体層5が第1内部電極6と第2内部電極7との間に挿入されてなるコンデンサ素子が並列接続されて積層された容量発現部2Aと、誘電体層5の積層方向と同一方向で容量発現部2Aを挟むように設けられる外層部2Bとを備える。
第1内部電極6は、誘電体層5を介して第2内部電極7と対向する長方形状の容量取得部6Aと、引き出し部6Bと、ビア6C、6Cとを備える。引き出し部6Bは、容量取得部6Aの一端がセラミック積層体2の一方端面に向かって延長されてなるが、セラミック積層体2の一方端面に露出していない。ビア6C、6Cは、引き出し部6Bに接続されており、セラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。すなわち、第1内部電極6は、引き出し部6Bとビア6C、6Cとにより、セラミック積層体2の底面および天面に引き出される。
第2内部電極7は、誘電体層5を介して第1内部電極6と対向する長方形状の容量取得部7Aと、引き出し部7Bと、ビア7C、7Cとを備える。引き出し部7Bは、容量取得部7Aの一端がセラミック積層体2の他方端面に向かって延長されてなるが、セラミック積層体2の他方端面に露出していない。ビア7C、7Cは、引き出し部7Bに接続されており、セラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。すなわち、第1内部電極7は、引き出し部7Bとビア7C、7Cとにより、セラミック積層体2の底面および天面に引き出される。
第1外部電極3は、第1端子部3Aと、第2端子部3Bとを備える。第1端子部3Aは、セラミック積層体2の底面の一方端部に、一方端面に接して設けられる。第2端子部3Bは、セラミック積層体2の天面の一方端部に、一方端面に接し、かつ第1端子部3Aとは離間して設けられ、上記のビア6C、6Cでセラミック積層体2の内部において第1端子部3Aと接続される。
第2外部電極4は、第1端子部4Aと、第2端子部4Bとを備える。第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面の他方端部に、他方端面に接して設けられる。第2端子部4Bは、セラミック積層体2の天面の他方端部に、他方端面に接し、かつ第1端子部4Aとは離間して設けられ、上記のビア7C、7Cでセラミック積層体2の内部において第1端子部4Aと接続される。
上記の第2実施形態に係る積層セラミックコンデンサ21では、第1外部電極3の第1端子部3Aおよび第2外部電極4の第1端子部4Aは、セラミック積層体2の底面において歪みが小さい端面側の両方端部に設けられる。したがって、上記の積層セラミックコンデンサ21は、図3に示した交流電圧の印加により発生するセラミック積層体2の歪みが小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、図11(B)に示した実装後の基板の振動が抑えられ、可聴音を低減させることができる。
第1外部電極3の第1端子部3Aおよび第2外部電極4の第2端子部4Aは、セラミック積層体2の底面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられることが好ましい。この場合には、セラミック積層体2の歪みがさらに小さい領域を介して基板に実装されることになる。そのため、実装後の基板の振動がさらに抑えられ、可聴音をさらに低減させることができる。
セラミック積層体2の天面に、第1外部電極3の第2端子部3Bおよび第2外部電極4の第2端子部4Bが設けられることが好ましい。この場合には、底面と天面の両方に実装時の端子電極が設けられることになる。そのため、底面および天面を区別することなく、積層セラミックコンデンサ21を基板に実装することができる。なお、上記の理由により、第1外部電極3の第2端子部3Bおよび第2外部電極4の第2端子部4Bは、セラミック積層体2の天面において最も歪みが小さい端面に接する位置に設けられることが好ましい。
第1外部電極3および第2外部電極4の各端子部は、セラミック積層体2の端面および側面に延展していることが好ましい。この場合には、積層セラミックコンデンサ21を基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体2の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
なお、この場合、セラミック積層体2の一方端面および他方端面の積層方向における中央領域が、確実に第1外部電極3および第2外部電極4によって被覆されないようにする必要がある。そのため、各端子部が端面および側面へ延展する長さは、セラミック積層体2の積層方向における端面の幅の1/3以下であることが好ましい。
上記の第2実施形態では、ビア6Cは、2本設けられているが、特に本数の制限はなく、1本のみでもよく、さらに多数設けられてもよい。同様に、ビア7Cにも、特に本数の制限はない。
また、ビア6Cは、第1内部電極6と同一の材料または異なる材料のどちらを用いて形成されてもよい。同様に、ビア7Cも、どのような材料を用いて形成されてもよい。
−第2実施形態の変形例−
本発明の第2実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサ31について、図7を用いて説明する。第2実施形態と同一の部材については、同一の符号で表わす。
外観図は、図5(A)〜(B)と同一となるため省略する。図7(A)は、積層セラミックコンデンサ31における、図5(A)のZ2−Z2断面に相当する断面図である。図7(B)は、図5(B)のX2−X2断面に相当する断面図である。図7(C)は、図5(B)のY2−Y2断面に相当する断面図である。
積層セラミックコンデンサ31では、第1内部電極6は、誘電体層5を介して第2内部電極7と対向する長方形状の容量取得部6Aと、容量取得部6Aの領域内の一部である引き出し部6B、6Bと、ビア6C、6Cとを備える。また、第1内部電極6には、容量取得部6Aの領域内の一部に電極非形成部6Dが形成されている。電極非形成部6Dの形状は任意である。ビア6C、6Cは、引き出し部6B、6Bにそれぞれ接続されており、下記の電極非形成部7Dの領域内でセラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。
第2内部電極7は、誘電体層5を介して第2内部電極6と対向する長方形状の容量取得部7Aと、容量取得部7Aの領域内の一部である引き出し部7B、7Bと、ビア7C、7Cとを備える。また、第2内部電極7には、容量取得部7Aの領域内の一部に電極非形成部7Dが形成されている。電極非形成部7Dの形状は任意である。ビア7C、7Cは、引き出し部7B、7Bにそれぞれ接続されており、上記の電極非形成部6Dの領域内でセラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。
上記の第2実施形態の変形例に係る積層セラミックコンデンサ31では、ビア6Cは容量取得部7A内の電極非形成部7Dの領域内を、またビア7Cは容量取得部6A内の電極非形成部6Dの領域内を貫通するように配置されている。したがって、上記の積層セラミックコンデンサ31は、セラミック積層体2の内部において、誘電体層5を介して第1内部電極6と第2内部電極7とを端面近傍まで対向させることができる。そのため、可聴音を低減させながら、静電容量を大きくすることができる。
−第2実施形態の別の変形例−
本発明の第2実施形態の別の変形例に係る積層セラミックコンデンサ41について、図8および図9を用いて説明する。第2実施形態と同一の部材については、同一の符号で表わす。
図8(A)は、積層セラミックコンデンサ41における側面の外観図である。図8(B)は、積層セラミックコンデンサ41の底面の外観図である。図8(C)は、積層セラミックコンデンサ41の端面の外観図である。図9(A)は、図8(A)のZ3−Z3断面図である。図9(B)は、図8(B)のX3−X3断面図である。図9(C)は、図8(B)のY3−Y3断面図である。
積層セラミックコンデンサ41では、第1内部電極6は、誘電体層5を介して第2内部電極7と対向する長方形状の容量取得部6Aと、引き出し部6B、6Bと、ビア6C、6Cとを備える。引き出し部6Bは、容量取得部6Aの長辺の一部がセラミック積層体2の側面に向かって引き出されてなるが、セラミック積層体2の側面に露出していない。ビア6C、6Cは、引き出し部6B、6Bにそれぞれ接続されており、セラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。また、ビア6C、6Cは、第1外部電極3の第1端子部3Aの幅よりも小さな幅の帯状で、セラミック積層体2の両方側面に露出する。
第2内部電極7は、誘電体層5を介して第1内部電極6と対向する長方形状の容量取得部7Aと、引き出し部7B、7Bと、ビア7C、7Cとを備える。引き出し部7Bは、容量取得部7Aの長辺の一部がセラミック積層体2の側面に向かって引き出されてなるが、セラミック積層体2の側面に露出していない。ビア7C、7Cは、引き出し部7B、7Bにそれぞれ接続されており、セラミック積層体2を積層方向に貫通し、両方端部がセラミック積層体2の底面および天面に引き出される。また、ビア7C、7Cは、第2外部電極4の第1端子部4Aの幅よりも小さな幅の帯状で、セラミック積層体2の両方側面に露出する。
上記の第2実施形態の別の変形例に係る積層セラミックコンデンサ41では、ビア6Cおよび7Cが側面に露出している。したがって、積層セラミックコンデンサ31の実装時に、ビア6Cおよび7Cにはんだを這い上らせて、積層セラミックコンデンサ31を基板に固着させるはんだの量を、セラミック積層体の歪みが基板に伝わりにくい程度に多くすることができる。一方で、ビア6Cおよび7Cにはんだが這い上ってきたとしても、細い帯状となり、セラミック積層体2の歪みは基板に伝わりにくい。そのため、可聴音を低減させながら、基板との接合強度を向上させることができる。
1、11、21、31、41、101 積層セラミックコンデンサ
2 セラミック積層体
2A、12A 容量発現部
2B、12B 外層部
3、13 第1外部電極
4、14 第2外部電極
3A、4A 第1端子部
3B、4B 第2端子部
3C、4C 接続部
5、15 誘電体層
6、16 第1内部電極
7、17 第2内部電極
6A、7A 容量取得部
6B、7B 引き出し部
6C、7C ビア
6D、7D 電極非形成部
A1〜A4 歪み量の大きさ
S はんだ
B 基板

Claims (10)

  1. セラミック積層体と第1外部電極および第2外部電極とを備える積層セラミックコンデンサであって、
    前記セラミック積層体は、互いに対向する長方形状の第1面および第2面、前記第1面および第2面に直交して互いに対向し、前記第1面および第2面の長手方向に沿う第3面と第4面、前記第1面から第4面に直交して互いに対向する第5面と第6面を有する直方体形状をなし、
    前記セラミック積層体は、セラミックの誘電体層と第1内部電極および第2内部電極とが前記第1面と前記第2面が互いに対向する方向に積層されてなる容量発現部を含み、
    前記第1内部電極および前記第2内部電極は、互いに対向する容量取得部と、前記容量取得部から前記セラミック積層体の少なくとも1つの面に引き出される引き出し部とを備え、
    前記第1外部電極および前記第2外部電極は、前記セラミック積層体の少なくとも1つの面に設けられ、
    前記第1外部電極は、少なくとも前記第1面の前記第5面側の端部に設けられる第1端子部と、前記第3面および第4面の少なくとも一方に設けられ、前記第1端子部および前記第1内部電極の引き出し部に接続される接続部とを含み、
    前記第2外部電極は、少なくとも前記第1面の前記第6面側の端部に設けられる第1端子部と、前記第3面および第4面の少なくとも一方に設けられ、前記第1端子部および前記第2内部電極の引き出し部に接続される接続部とを含むことを特徴とする、積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記第1外部電極の第1端子部は、前記第5面に接して設けられ、前記第1外部電極の接続部は、前記第5面から離間して設けられ、前記第2外部電極の第1端子部は、前記第6面に接して設けられ、前記第2外部電極の接続部は、前記第6面から離間して設けられることを特徴とする、請求項1に記載の積層セラミックコンデンサ。
  3. 前記第1外部電極の接続部は、前記第1外部電極の第1端子部の前記第5面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、前記積層方向に延びる帯状に形成され、前記第2外部電極の接続部は、前記第2外部電極の前記第1端子部の前記第6面に直交する方向における幅よりも小さい幅で、前記積層方向に延びる帯状に形成されることを特徴とする、請求項1または2に記載の積層セラミックコンデンサ。
  4. 前記第1外部電極は、少なくとも前記第2面に前記第1端子部と離間して設けられ、前記接続部に接続されている第2端子部をさらに含み、前記第2外部電極は、少なくとも前記第2面に前記第1端子部と離間して設けられ、前記接続部に接続されている第2端子部をさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
  5. 前記第1外部電極の第1端子部は、前記第3面、第4面および第5面に延展し、前記第2外部電極の第1端子部は、前記第3面、第4面および第6面に延展することを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
  6. セラミック積層体と第1外部電極および第2外部電極とを備える積層セラミックコンデンサであって、
    前記セラミック積層体は、
    互いに対向する長方形状の第1面および第2面、前記第1面および第2面に直交して互いに対向し、前記第1面および第2面の長手方向に沿う第3面と第4面、前記第1面から第4面に直交して互いに対向する第5面と第6面を有する直方体形状をなし、
    前記セラミック積層体は、セラミックの誘電体層と第1内部電極および第2内部電極とが前記第1面と前記第2面が互いに対向する方向に積層されてなる容量発現部を含み、
    前記第1内部電極および前記第2内部電極は、互いに対向する容量取得部と、前記容量取得部から前記セラミック積層体の少なくとも1つの面に引き出される引き出し部とを備え、
    前記第1外部電極および前記第2外部電極は、前記セラミック積層体の少なくとも1つの面に設けられ、
    前記第1内部電極の引き出し部は、前記セラミック積層体を前記積層方向に貫通するビアを含み、
    前記第2内部電極の引き出し部は、前記セラミック積層体を前記積層方向に貫通するビアを含み、
    前記第1外部電極は、少なくとも前記第1面の前記第5面側の端部に設けられる第1端子部を含み、
    前記第2外部電極は、少なくとも前記第1面の前記第6面側の端部に設けられる第1端子部を含み、
    前記第1内部電極の引き出し部のビアは、前記第1外部電極の第1端子部と接続され、
    前記第2内部電極の引き出し部のビアは、前記第2外部電極の第1端子部と接続されることを特徴とする、積層セラミックコンデンサ。
  7. 前記第1外部電極の第1端子部は、前記第5面に接して設けられ、前記第2外部電極の第1端子部は、前記第6面に接して設けられることを特徴とする、請求項6に記載の積層セラミックコンデンサ。
  8. 前記第1外部電極は、少なくとも前記第2面に前記第1端子部と離間して設けられ、前記第1内部電極の引き出し部のビアに接続されている第2端子部をさらに含み、前記第2外部電極は、少なくとも前記第2面に前記第1端子部と離間して設けられ、前記第2内部電極の引き出し部のビアに接続されている第2端子部をさらに含むことを特徴とする、請求項6または7に記載の積層セラミックコンデンサ。
  9. 前記第1外部電極の第1端子部は、前記第3面、第4面および第5面に延展し、前記第2外部電極の第1端子部は、前記第3面、第4面および第6面に延展することを特徴とする、請求項6ないし8のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
  10. 前記第1内部電極の引き出し部のビアは、前記第1端子部の幅よりも小さい幅の帯状で、前記第3面および第4面の少なくとも一方に露出し、前記第2内部電極の引き出し部のビアは、前記第1端子部の幅よりも小さい幅の帯状で、前記第3面および第4面の少なくとも一方に露出することを特徴とする、請求項6ないし9のいずれか1項に記載の積層セラミックコンデンサ。
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